JPH10257090A - 電子メール用サーバ及び携帯端末装置 - Google Patents

電子メール用サーバ及び携帯端末装置

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JPH10257090A
JPH10257090A JP9059112A JP5911297A JPH10257090A JP H10257090 A JPH10257090 A JP H10257090A JP 9059112 A JP9059112 A JP 9059112A JP 5911297 A JP5911297 A JP 5911297A JP H10257090 A JPH10257090 A JP H10257090A
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JP9059112A
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Isao Hidaka
伊佐夫 日高
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯端末装置の携帯性を損なわずに、電子メ
ール機能の利便性を向上させる電子メール用サーバ及び
携帯端末装置を提供すること。 【解決手段】 電子メール用サーバ1は、コンピュータ
通信網2を介してコンピュータ4a、4b、・・・から
送られてきた電子メールを、電話回線5を介して接続さ
れている携帯端末装置6a、6b、・・・へ配信する。
電子メール用サーバ1に含まれた電子メール記憶手段1
aは電子メールを格納する。着信通知手段1cは、携帯
端末装置6a、6b、・・・のユーザ宛に届いた電子メ
ールが、差出人名簿格納手段1bの格納している差出人
名簿に登録されている差出人からの電子メールである場
合にのみ携帯端末装置6a、6b、・・・に対して着信
通知をする。よって、重要な差出人からの電子メールの
着信のみを携帯端末装置6a、6b、・・・に通知させ
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子メール用サーバ
及び携帯端末装置に関し、特にコンピュータ通信網を介
して送られてきた電子メールを、電話回線を介して接続
されている携帯端末装置へ配信する電子メール用サーバ
及びコンピュータ通信網を介して送られてきた電子メー
ルを、電話回線を介して接続された電子メール用サーバ
から受信する携帯端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子メールを配信する電子メール
用サーバは、電話回線等の公衆回線網を介して接続され
る端末装置のユーザ宛に電子メールが届くと、宛先とな
る端末装置に電子メールの着信を通知する。
【0003】図10は、従来の電子メール配信システム
を示す図である。コンピュータネットワーク100を介
して入力される携帯端末131、132、・・・のユー
ザへの電子メールは、まず電子メール用サーバ110に
入力される。電子メール用サーバ110は、携帯端末1
31、132、・・・の電話番号を記憶しており、入力
された電子メールに付加されている宛先アドレスから宛
先となる携帯端末の電話番号を検索する。そして、検索
した電話番号を着信通知専用端末112に通知するとと
もに、入力された電子メールをメールサーバ111に格
納する。着信通知専用端末112は、通知された電話番
号に電話をかけ、電子メールの着信を通知する。
【0004】ここで、端末装置131が公衆回線網12
0を介して電子メール一覧の転送を要求してきた場合、
電子メール用サーバ110はまずユーザの認証を行う。
それからメールサーバ111を検索して、該当するユー
ザへの電子メールの一覧を生成し、これを公衆回線網1
20を介して端末装置131に送信する。この端末装置
131から公衆回線網120を介して電子メールの取得
要求が送信されると、電子メール用サーバ110は、要
求に基づいて、メールサーバ111に格納している電子
メールを、公衆回線網120を介して端末装置131に
配信する。
【0005】ところで、電子メールに関する様々な処理
が行われる際、端末装置131では電子メール用アプリ
ケーションが利用される。ここで、この電子メール用ア
プリケーションについて説明する。
【0006】図11は、従来の電子メール用アプリケー
ションの表示画面を示す図である。電子メール用アプリ
ケーションの表示画面140は、アイコン表示部14
1、電子メール一覧表示部142、及び電子メール本文
表示部143から構成されている。表示部131a及び
インタフェース部131bを持つ端末装置131にはマ
ウス等のポインティングデバイス(図示しない)が付随
している。ユーザは、表示部131aに表示された表示
画面140のアイコン表示部141に表示されているア
イコン141a、141b、・・・を、マウス等のポイ
ンティングデバイスによって選択することによって様々
な処理が可能である。
【0007】例えば電子メール一覧転送要求のアイコン
が押下された場合、端末装置131の電子メール用アプ
リケーションは、公衆回線網120を介して電子メール
用サーバ110に電話をかけ、電子メール一覧の転送を
要求する。そして、端末装置131は、電子メール用サ
ーバ110からメールサーバ111に格納されている電
子メールの一覧を転送されると、取得した電子メールの
一覧を電子メール一覧表示部142に表示する。
【0008】表示された電子メール一覧を見たユーザに
よって、取得する電子メールが指定され、電子メール本
文取得のアイコンが押下された場合、端末装置131の
電子メール用アプリケーションは公衆回線網120を介
して電子メール用サーバ110に電話をかけ、該当する
電子メールの本文を取得する。取得した電子メール本文
は、電子メール本文表示部143に表示する。
【0009】電子メールの送信をする場合、ユーザはイ
ンタフェース部131bを使用して送信相手の電子メー
ルアドレスや電子メール本文を入力すればよい。なお、
この際、予め記憶させてあるアドレス帳から送信相手の
電子メールアドレスを呼び出したり、定型文を電子メー
ル本文として利用することもできる。いずれにしても、
必要なデータを入力した後、電子メール送信のアイコン
を押下すればよい。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】現在、端末装置の小型
化が進んで携帯できる製品が増え、ユーザは外出先から
でも自分宛の電子メールの取得・閲覧や、必要に応じた
電子メールの生成・送信が可能となっている。
【0011】しかし、携帯端末装置で電子メールの送受
信を行う場合に、デスクトップの端末装置では問題にな
らなかったような点が問題点として浮上してきた。例え
ば、一般に、携帯端末装置の持つメモリやディスク容量
には余裕がない。そのため、大容量の電子メールを取得
してしまうと、以降の作業に支障をきたしてしまった
り、処理が不可能だったりする場合がある。また、携帯
端末装置では通常、入力用のインタフェースの操作性は
あまり良くないが、このような場合、返信の必要な電子
メールが届いても、相手の電子メールアドレスを入力す
ることが困難であったりする。
【0012】さらに、現在、電子メールによる通信は増
える一方である。着信通知専用端末は送信された電子メ
ールが重要なものであろうとなかろうと関係なく着信通
知を行うため、携帯端末装置を持つユーザは電子メール
のすべてに注意を払わなければならなくなってしまって
いる。
【0013】その上、着信通知を受けた携帯端末装置
は、着信通知があったことを表示するのみである。従っ
て、ユーザはその度に電子メール用サーバへのアクセス
を行い、電子メールの取得を要求しなければならず、煩
わしかった。
【0014】このように携帯端末装置に対しては、その
携帯性を確保するために資源や機能を制限せざるを得な
いが、そのために電子メール機能の使い勝手は悪くなっ
てしまっている。
【0015】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、携帯端末装置の携帯性を損なうことなく、電
子メール機能の利便性を向上させた電子メール用サーバ
を提供することを目的とする。
【0016】また、本発明の他の目的は、携帯性を損な
うことなく電子メール機能の利便性を向上させた携帯端
末装置を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、コンピュータ通信網を介して送られてき
た電子メールを、電話回線を介して接続されている携帯
端末装置へ配信する電子メール用サーバにおいて、前記
携帯端末装置のユーザ宛の電子メールを格納する電子メ
ール記憶手段と、前記携帯端末のユーザに対応して予め
設定された差出人名簿を格納する差出人名簿格納手段
と、前記携帯端末装置のユーザ宛に届いた電子メール
が、前記差出人名簿に登録されている差出人からの電子
メールである場合には、前記携帯端末装置に対して着信
通知をする着信通知手段と、を有することを特徴とする
電子メール用サーバが提供される。
【0018】このような電子メール用サーバにて、コン
ピュータ通信網を介して送られてきた電子メールを、電
話回線を介して接続されている携帯端末装置へ配信する
にあたって、電子メール記憶手段は携帯端末装置のユー
ザ宛の電子メールを格納する。差出人名簿格納手段は携
帯端末のユーザに対応して予め設定された差出人名簿を
格納する。そして着信通知手段は、携帯端末装置のユー
ザ宛に届いた電子メールが、差出人名簿に登録されてい
る差出人からの電子メールである場合には携帯端末装置
に対して着信通知をする。
【0019】このように、本発明の電子メール用サーバ
では携帯端末装置のユーザ宛に電子メールが届いた際、
その電子メールの差出人が予め設定されている差出人名
簿に登録されている場合にのみ携帯端末装置に着信通知
を行うので、重要な差出人からの電子メールの着信のみ
を携帯端末装置に通知することができる。
【0020】また、本発明では上記課題を解決するため
に、コンピュータ通信網を介して送られてきた電子メー
ルを、電話回線を介して接続されている携帯端末装置へ
配信する電子メール用サーバにおいて、前記携帯端末装
置のユーザ宛の電子メールを格納する電子メール記憶手
段と、前記携帯端末装置からメール一覧転送要求がある
と、前記携帯端末装置のユーザ宛に届いている電子メー
ルの一覧に、各電子メールのデータ容量を付加して前記
携帯端末装置に転送する一覧表転送手段と、を有するこ
とを特徴とする電子メール用サーバが提供される。
【0021】このような電子メール用サーバにて、コン
ピュータ通信網を介して送られてきた電子メールを、電
話回線を介して接続されている携帯端末装置へ配信する
にあたって、電子メール記憶手段は携帯端末装置のユー
ザ宛の電子メールを格納する。一覧表転送手段は、携帯
端末装置からメール一覧転送要求があると、携帯端末装
置のユーザ宛に届いている電子メールの一覧に、各電子
メールのデータ容量を付加して携帯端末装置に転送す
る。
【0022】このように、本発明の電子メール用サーバ
では携帯端末装置のユーザ宛に届いた電子メールを格納
しておき、携帯端末装置からメール一覧転送要求を受け
ると電子メールの一覧に各電子メールのデータ容量を付
加して携帯端末装置に転送するので、携帯端末装置のユ
ーザは各電子メールのデータ容量を参照してから電子メ
ールの配信を要求できる。
【0023】さらに、本発明では上記課題を解決するた
めに、コンピュータ通信網を介して送られてきた電子メ
ールを、電話回線を介して接続された電子メール用サー
バから受信する携帯端末装置において、複数の電子メー
ルアドレスを記憶する電子メールアドレス記憶手段と、
前記電子メール用サーバに対して電子メール一覧要求を
出力する一覧要求手段と、前記電子メール用サーバから
一覧表を受け取ると、前記一覧表に付加されている電子
メールアドレスを前記電子メールアドレス記憶手段に登
録する電子メールアドレス登録手段と、を有することを
特徴とする携帯端末装置が提供される。
【0024】このような携帯端末装置において、コンピ
ュータ通信網を介して送られてきた電子メールを、電話
回線を介して接続された電子メール用サーバから受信す
るにあたって、電子メールアドレス記憶手段は複数の電
子メールアドレスを記憶する。一覧要求手段は、電子メ
ール用サーバに対して電子メール一覧要求を出力する。
電子メールアドレス登録手段は、電子メール用サーバか
ら一覧表を受け取ると、一覧表に付加されている電子メ
ールアドレスを電子メールアドレス記憶手段に登録す
る。
【0025】このように、本発明の携帯端末装置では、
電子メール用サーバから取得する電子メール一覧表に付
加されている電子メールアドレスを、電子メールアドレ
ス記憶手段に記憶させるので、送られてきた電子メール
に対する返信操作が簡略化される。
【0026】このように本発明の電子メール用サーバ及
び携帯端末装置では、携帯端末装置の携帯性を損なわず
に電子メール機能の利便性を向上させることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の原理構成を示し
たブロック図である。
【0028】本発明の電子メール用サーバ1は、コンピ
ュータ通信網2を介してコンピュータ4a、4b、・・
・から送られてきた電子メールを、電話回線5を介して
接続されている携帯端末装置6a、6b、・・・へ配信
する。この電子メール用サーバ1は、電子メール記憶手
段1aと、差出人名簿格納手段1bと、着信通知手段1
cと、名簿変更手段1dとを持つ。
【0029】ここで電子メール用サーバ1に含まれた電
子メール記憶手段1aは、携帯端末装置6a、6b、・
・・のユーザ宛の電子メールを格納する。また、差出人
名簿格納手段1bは、携帯端末6a、6b、・・・のユ
ーザに対応して予め設定された差出人名簿を格納する。
着信通知手段1cは、携帯端末装置6a、6b、・・・
のユーザ宛に届いた電子メールが、差出人名簿に登録さ
れている差出人からの電子メールである場合には携帯端
末装置6a、6b、・・・に対して着信通知をする。そ
して、名簿変更手段1dは、コンピュータ通信網2を介
した端末装置3からの入力に応じて、差出人名簿の内容
を変更する。
【0030】このように、本発明の電子メール用サーバ
1では、携帯端末装置6a、6b、・・・のユーザ宛に
電子メールが届いた際、そのメールの差出人が予め設定
されている差出人名簿に登録されている場合にのみ携帯
端末装置6a、6b、・・・に着信通知を行うので、重
要な差出人からの電子メールの着信のみを携帯端末装置
6a、6b、・・・に通知させることができる。
【0031】図2は、本発明を、インターネットプロバ
イダによる、PHS(Personal Handyphone System)機
能を持つ携帯端末装置への電子メールサービスに適用し
た例を示す図である。
【0032】インターネットプロバイダのメインサーバ
10は、インターネット11を介してコンピュータ2
0、21、・・・と接続されている。メインサーバ10
はLAN(Local Area Network)14及びアクセスポイ
ント15を介してISDN(Integrated Services Digi
tal Network )網16とも接続されている。電子メール
サービスを提供するインターネットプロバイダはメール
サーバ12及び着信通知専用端末13を用意しており、
これらの機器はメインサーバ10と接続されている。着
信通知専用端末13はISDN網16とも接続されてい
る。携帯端末装置30、31、・・・はPHSによる電
話機能と電子メール機能とを併せ持っており、基地局1
7を介してISDN網16と接続可能である。
【0033】なお、メインサーバ10には、携帯端末装
置30、31、・・・の各々に対応するアドレスと、電
話番号と、ユーザと、さらにユーザに対応する差出人名
簿とが格納されている。
【0034】ここで、図1と図2との対応関係について
説明すると、図2に示したインターネットプロバイダの
メインサーバ10と、メールサーバ12と、着信通知専
用端末13とが、図1に示した電子メール用サーバ1に
対応している。これをさらに細かく説明すると、図2に
示したメールサーバ12は図1の電子メール用サーバ1
に含まれた電子メール記憶手段1aに対応しており、図
2に示した着信通知専用端末13は、図1の電子メール
用サーバ1に含まれた着信通知手段1cに対応してい
る。
【0035】また、図2に示したインターネット11
は、図1に示したコンピュータ通信網2に対応してお
り、図2に示したISDN網16は、図1に示した電話
回線5に対応している。
【0036】次に、このような電子メール配信システム
において、コンピュータ20、21、・・・から携帯端
末装置30、31、・・・のユーザ宛に電子メールが送
信された場合の着信通知処理を、順を追って説明する。
【0037】図3は、図2に示した電子メール配信シス
テムにおいてコンピュータ20から携帯端末装置30の
ユーザへ電子メールが送信された場合に、携帯端末装置
30に着信通知が出力される手順を示したフローチャー
トである。以降、ステップ番号に沿って説明を行う。
【0038】[S1]メインサーバ10は、インターネ
ット11を介してコンピュータ20から入力された電子
メールを受け付ける。 [S2]メインサーバ10は、入力された電子メールを
メールサーバ12に格納する。 [S3]メインサーバ10は、入力された電子メールに
付加された宛先アドレスと差出人アドレスとを取得す
る。 [S4]メインサーバ10は、宛先(携帯端末装置3
0)に対応する差出人名簿を検索して、差出人(コンピ
ュータ20)が差出人名簿に記載されているか否か、照
会を行う。 [S5]差出人が差出人名簿に記載されていればステッ
プS6へ進み、記載されていなければ、このフローチャ
ートの処理を終了する。 [S6]メインサーバ10は宛先である携帯端末装置3
0の電話番号を検索し、これを差出人名とともに着信通
知専用端末13に通知する。 [S7]着信通知専用端末13は、通知された電話番号
にISDN網16を介して電話をかけ、差出人名を含ん
だ電子メール着信通知を行う。
【0039】このように本発明では、予め差出人名簿に
記載された差出人からの電子メールの着信に関しての
み、携帯端末装置に着信通知を行う。従って、携帯端末
装置のユーザは、重要な電子メールを送信してくる可能
性のある差出人のアドレスのみを差出人名簿に記載して
おくことによって、重要度の低い電子メールの着信通知
により作業を中断されることがなくなる。
【0040】次に、PHS機能と電子メール機能とを併
せ持つ携帯端末装置30、31、・・・にて、ユーザが
メールサーバ12に格納された自分宛の電子メールを取
得する手順を説明する。
【0041】図4は、図2に示した電子メール配信シス
テムにおいて、ユーザが携帯端末装置30にて自分宛に
送信された電子メールを取得する手順を示したフローチ
ャートである。以降、ステップ番号に沿って説明を行
う。
【0042】[S11]ユーザは、携帯端末装置30の
PHS機能を利用し、基地局7及びISDN網16を介
して、アクセスポイント15に電話をかける。電話を受
けたアクセスポイント15はユーザの認証を行う。 [S12]アクセスポイント15は、認証の済んだ携帯
端末装置30を、LAN14を介してインターネットプ
ロバイダのメインサーバ10に接続する。 [S13]ユーザは携帯端末装置30の電子メール機能
を利用してメインサーバ10に自分宛の電子メール一覧
の転送を要求する。 [S14]メインサーバ10は、メールサーバ12を検
索して携帯端末装置30のユーザを宛先とする電子メー
ルを探索し、電子メール一覧を生成する。なお、この電
子メール一覧には、電子メールが送付された日付、差出
人アドレス、電子メールのデータ容量が記載されてい
る。
【0043】[S15]メインサーバ10は、生成した
電子メール一覧を、LAN14、アクセスポイント1
5、ISDN網16、基地局17を介して携帯端末装置
30に送信する。 [S16]携帯端末装置30の電子メール機能は、送信
された電子メール一覧を表示する。ユーザは、表示され
た電子メール一覧から取得する電子メールを指定する。
なお、電子メールを取得しない場合、このフローチャー
トの処理は終了する。 [S17]携帯端末装置30の電子メール機能は、指定
された電子メールに対応して電子メール一覧に記載され
ているデータ容量から、その電子メールの処理に必要な
メモリ量を計算する。 [S18]携帯端末装置30の電子メール機能は、計算
したメモリ量と、現時点で使用可能なメモリ量とを比較
する。そして、計算したメモリ量が、使用可能なメモリ
量以下ならばステップS19へ進む。また、計算したメ
モリ量が、使用可能なメモリ量より多ければ、ステップ
S20へ進む。 [S19]携帯端末装置30の電子メール機能は、ユー
ザが指定した電子メールの取得が不可能である旨の表示
を行い、再度ステップS16へ進む。
【0044】[S20]携帯端末装置30の電子メール
機能は、ユーザが指定した電子メールの取得要求を、基
地局17、ISDN網16、アクセスポイント15及び
LAN14を介してメインサーバ10に送信する。 [S21]電子メールの所得要求を受け付けたメインサ
ーバ10は、要求された電子メールをメールサーバ12
から検索し、LAN14、アクセスポイント15、IS
DN網16、基地局17を介して携帯端末装置30に送
信する。 [S22]要求した電子メールを受信した携帯端末装置
30の電子メール機能は、これを表示する。処理は再度
ステップS16へ進む。
【0045】このように本発明では、携帯端末装置から
要求された電子メール一覧を各電子メールの容量も含め
て生成する。ユーザは電子メール一覧を見て取得する電
子メールを指定できるので、大容量の電子メールを避け
ることができる。
【0046】また、本発明ではユーザが電子メール一覧
から取得する電子メールを指定すると、その電子メール
に必要なメモリ量を計算して、必要なメモリ量が使用可
能なメモリ量より多い場合には、ユーザにその旨の通知
を行う。従って、処理できない電子メールを取得しよう
とする無駄な動作を、未然に防ぐことができる。
【0047】ここで、図2に示した携帯端末装置30、
31、・・・の電子メール機能について詳しく説明す
る。図5は、図2に示した携帯端末装置30に着信通知
が送信された場合の表示の様子を示した図である。
【0048】図において、PHSによる電話機能と電子
メール機能とを併せ持つ携帯端末装置30は、表示部3
0aと、ジョグダイヤル30bと、インタフェース部3
0cとから構成されている。ジョグダイヤル30bは回
転及び押下が可能であって、ポインティングデバイスと
して使用できる。また、インタフェース部30cは入力
手段として使用できる。
【0049】ここで、表示部30aは、アイコン表示部
30dと、データ表示部30eと、アクセスバー表示部
30fと、補助表示部30gとから構成されている。表
示部30aのアイコン表示部30dには、電子メール機
能を利用する様々なアイコンが用意されている。またデ
ータ表示部30eには、電子メール一覧や電子メール本
文が表示される。アクセスバー表示部30fは、この携
帯端末装置30がアクセス中であった場合に、これを意
味するアクセスバーを表示する。そして、補助表示部3
0gは、電子メールの差出人のアドレスや電子メールの
「Subject 」欄に記載されたメッセージ等を表示する。
【0050】メインサーバ10から着信通知があると、
携帯端末装置30では着信音が鳴り、電子メールの差出
人名を含んだ着信通知のメッセージが補助表示部30g
に表示される。ユーザがジョグダイヤル30bを使用し
てアイコン表示部30dから電子メール一覧取得のアイ
コンを選択すると、携帯端末装置30の電子メール機能
は、メインサーバ10に電子メール一覧取得要求を送信
する。
【0051】図6は、図2に示した携帯端末装置30が
電子メール一覧を受信した場合の、表示部30aの様子
を示した図である。図において、補助表示欄30gに
は、電子メール一覧を受信した旨をユーザに知らせるメ
ッセージが記載される。またデータ表示部30eには、
受信した電子メール一覧が表示される。ここで電子メー
ル一覧には着信の日付と、差出人アドレスと、その電子
メールの本文のデータ容量とが記載されている。
【0052】なお、本発明の携帯端末装置30の電子メ
ール機能にはアドレス帳機能がある。このアドレス帳機
能は、携帯端末装置30にて電子メール一覧を取得する
度に未知の差出人アドレスを検索し、これをすべて記録
する。
【0053】ユーザは、ジョグダイヤル30bを使用し
て、表示された電子メール一覧から取得する電子メール
を指定することができる。それから、再度ジョグダイヤ
ル30bを使用してアイコン表示部30dから電子メー
ル取得のアイコンを選択すると、携帯端末装置30の電
子メール機能は、メインサーバ10に指定された電子メ
ールの取得要求を送信する。
【0054】但し、指定された電子メールのデータ容量
が大きすぎて処理できない場合には、先に説明したよう
に、取得要求はされず、補助表示欄30gに「ファイル
が大きすぎて処理できません。」等のメッセージが表示
される。
【0055】図7は、図2に示した携帯端末装置30
が、ユーザの指定した電子メールを取得した場合の表示
部30aの様子を示した図である。補助表示欄30gに
は、ユーザが指定した電子メールの本文を受信した旨
を、ユーザに知らせるメッセージが記載される。またデ
ータ表示部30eには、それまでの電子メール一覧を隠
し、取得した電子メールの本文が表示される。本発明の
携帯端末装置30では、このように、電子メール一覧
と、取得した電子メールの本文との同時表示を行わない
ため、小さなデータ表示欄30eを有効に使用すること
ができる。ここで、前記のアドレス帳機能を用いて、電
子メール本文に含まれる電子メールアドレスを検索し、
これをすべて記録する。
【0056】なお、本発明の携帯端末装置30の電子メ
ール機能では、図7のように、取得した電子メールの本
文中に電話番号が記載されている場合、この電子メール
への対応を次の3種類から選択することができる。すな
わち、この携帯端末装置30に予め用意されている定型
文による電子メール返送と、自由文による電子メール返
送と、PHS機能を利用した電話対応とが可能である。
【0057】取得した電子メールへの対応として、予め
用意されている定型文による電子メール返送を選択する
場合、ユーザは、ジョグダイヤル30bを使用して、用
意されている定型文から任意の文章を、アドレス帳機能
から宛先とするアドレスを、アイコン表示部30dから
電子メール返送のアイコンを、選択する。携帯端末装置
30の電子メール機能は、選択された文章に、選択され
たアドレスを宛先アドレスとして付加し、これをメール
サーバ10に送信する。
【0058】取得した電子メールへの対応として、自由
文による電子メール返送を選択する場合、携帯端末装置
30のインタフェース部30cを構成しているテンキー
は、日本語の50音を入力できるよう割り当てられる。
ユーザはこのインタフェース部30cを利用して自由文
を入力する。それから、ジョグダイヤル30bを使用し
てアドレス帳機能から宛先とするアドレスを、アイコン
表示部30dから電子メール返送のアイコンを選択す
る。携帯端末装置30の電子メール機能は、生成された
文章に、選択されたアドレスを宛先アドレスとして付加
し、これをメールサーバ10に送信する。
【0059】さらに、取得した電子メールに電話番号が
記載されていて、その電子メールへの対応としてPHS
機能を利用した電話対応を選択する場合、携帯端末装置
30の電子メール機能は、データ表示部30eに表示し
ている電子メールの本文から電話番号となる数字列を抽
出する。
【0060】図に示した例では、「03−1234−5
678」や、「050−123−4567」が抽出の対
象となる。なお、このように電話番号の候補が複数抽出
できる場合、ユーザはジョグダイヤル30bを使用し
て、任意の一候補を選択する。そして、やはりジョグダ
イヤル30bを使用してアイコン表示部30dから電話
用アイコンを選択する。携帯端末装置30の電子メール
機能は、選択された電話番号に電話をかけるよう、PH
S機能を制御する。
【0061】ここで、本発明における各携帯端末装置に
対する電子メール機能の個別設定について説明する。図
8は、携帯端末装置30に対する電子メール機能の設定
をメインサーバ10に入力するための電子メールの例を
示す図である。
【0062】携帯端末装置30のユーザは、携帯端末装
置に対する電子メールの機能設定用アドレスが「settei
-admin@www.spider.co.jp 」であった場合に、メインサ
ーバ10に電子メール40を送信して機能設定を行う。
この際、「username」と「password」を記載して、機能
設定の権利のあるユーザと、機能設定の権利のないユー
ザとを判別する。
【0063】図に示した機能設定用電子メール40で
は、メール返信用定型文として文章「わかりました。」
と、文章「050−123−4568に電話を下さ
い。」と、文章「申し訳ありませんが、だめです。」
と、文章「少し遅れます。ごめんなさい。」と、文章
「自宅にいますので、連絡下さい。」と、文章「外出中
ですので、のちほど連絡します。」と、文章「会議中で
すので、のちほど連絡します。」とを設定している。
【0064】また、着信通知する差出人として、アドレ
ス「hidaka@arch.somy.co.jp」と、アドレス「ando@ww
w.info.hoge.ac.jp」と、アドレス「www.admin@arch.so
my.co.jp 」と、アドレス「root@dkf.ssks.com 」と、
アドレス「sss-sqa@miftyserve.or.jp」と、「yamada@w
ww.centre.co.jp 」とを設定している。
【0065】従って、この機能設定用の電子メール40
をメインサーバ10に送信した後で携帯端末装置30を
使用する際、メール返信用定型文は上記の文章から選択
することができる。また、メインサーバ10は、電子メ
ールが上記アドレスの差出人から送信されている場合に
のみ、携帯端末装置30に着信通知を行う。
【0066】この他、電子メール40では行っていない
が、携帯端末装置30から電子メールを送信する際に宛
先アドレスとして付加するアドレスの候補を、アドレス
帳として設定することも可能である。また、要求に応じ
て携帯端末装置30に転送する電子メール一覧のソート
方法や、一度の電子メール一覧に含める電子メール数の
上限、読んだ電子メールを削除するか否等の細かい設定
も、メインサーバ10の機能設定用アドレスにあてた電
子メールに含めることが可能である。さらに、ここでは
携帯端末装置30が着信通知を受けた際に、自動的に新
着メールをメインサーバ10から取得するか否かの設定
も可能である。この設定がなされた場合、着信通知を受
けた携帯端末装置30は、ユーザからの指示を待たずに
メインサーバ10にアクセスして新着メールを取得し、
表示する。
【0067】従来、携帯端末の電子メール機能は、その
携帯端末からしか設定できなかったが、本発明ではこの
ような機能設定が電子メールで可能なため、入力手段の
操作性の良いコンピュータ20、21、・・・等を使用
して、携帯端末装置30に対する電子メールの機能設定
を行うことができる。
【0068】なお、メインサーバ10に、携帯端末装置
の電子メール機能の設定画面が用意してある場合には、
コンピュータ20、21からメインサーバ10にアクセ
スして、この機能設定画面を開き、機能設定用の設問に
返答を入力していくこともできる。
【0069】図9は、メインサーバ10のホームページ
に用意する携帯端末装置の電子メール機能の設定画面の
例を示した図である。図において、機能設定画面41に
は、ユーザ名記入欄41aと、パスワード記入欄41b
と、メールのソート方法の記入欄41cと、メールの削
除方法の記入欄41dと、メール一覧に含むメールの数
の記入欄41eと、・・・が設けられている。また、こ
の機能設定画面41をスクロールさせた下の方には送信
ボタンが設けられている(図示しない)。権利のあるユ
ーザが、様々な設定を記入してからマウス等のポインテ
ィングデバイスにて送信ボタンを選択すると、携帯端末
装置の電子メールの機能を設定することができる。
【0070】以上説明したように、本発明を適用したイ
ンターネットプロバイダのメインサーバ10では、重要
な差出人として設定してある差出人から電子メールが送
信された場合にのみ携帯端末装置30、31、・・・に
着信通知を行うので、携帯端末装置30、31、・・・
のユーザは、重要でない電子メールの着信通知で作業を
中断されることがない。
【0071】また、携帯端末装置30、31、・・・の
ユーザから、自分宛の電子メールの一覧を要求された場
合に、生成する電子メール一覧に、各電子メールの本文
のデータ容量を付加して携帯端末装置に転送するので、
ユーザは電子メールの取得を要求する際、そのデータ容
量を考慮に入れることができる。
【0072】さらに、本発明の携帯端末装置30、3
1、・・・では、ユーザが取得を要求した電子メール
を、その時点で処理できるか否か、データ容量から判断
し、処理できない場合には、ユーザにその旨の通知を出
して電子メール用サーバとのアクセスを行わないので、
無駄な処理を未然に防ぐことができる。
【0073】また、この携帯端末装置30、31、・・
・では、転送された電子メール一覧に記載された電子メ
ールの差出人のアドレスを記憶しておき、電子メールを
送信する際に宛先アドレスとして選択できるので、ユー
ザは簡単な操作で電子メールの送信が可能である。
【0074】さらに、この携帯端末装置30、31、・
・・の電子メール機能の詳細な設定は、メインサーバに
対して行うことができるので、操作性の良い端末装置を
使用して機能設定を行うことが可能である。
【0075】このように、本発明の電子メール用サーバ
と携帯端末装置とを適用した電子メール配信システムで
は、携帯端末装置の携帯性を損なうことなく、電子メー
ル機能の利便性を向上させることができる。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、電子メ
ール用サーバに差出人名簿を格納する差出人名簿格納手
段を設け、入力される電子メールの差出人が差出人名簿
に記載されている場合にのみ、携帯端末装置に着信通知
を行うので、携帯端末装置のユーザは差出人名簿に重要
な電子メールを送信する可能性のある差出人のみを記載
しておくことによって、重要でない電子メールの着信通
知を受けなくなる等、携帯端末装置の携帯性を損なうこ
となく、電子メール機能をより便利に使用することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成を示したブロック図である。
【図2】本発明を、インターネットプロバイダによる、
PHS機能を持つ携帯端末装置への電子メールサービス
に適用した例を示す図である。
【図3】図2に示した電子メール配信システムにおいて
コンピュータから携帯端末装置のユーザへ電子メールが
送信された場合に、携帯端末装置に着信通知が出力され
る手順を示したフローチャートである。
【図4】図2に示した電子メール配信システムにおい
て、ユーザが携帯端末装置にて自分宛に送信された電子
メールを取得する手順を示したフローチャートである。
【図5】図2に示した携帯端末装置に着信通知が送信さ
れた場合の表示の様子を示した図である。
【図6】図2に示した携帯端末装置が電子メール一覧を
受信した場合の、表示部の様子を示した図である。
【図7】図2に示した携帯端末装置が、ユーザの指定し
た電子メールを取得した場合の表示部の様子を示した図
である。
【図8】携帯端末装置に対する電子メール機能の設定を
メインサーバに入力するための電子メールの例を示す図
である。
【図9】メインサーバのホームページに用意する携帯端
末装置の電子メール機能の設定画面の例を示した図であ
る。
【図10】従来の電子メール配信システムを示す図であ
る。
【図11】従来の電子メール用アプリケーションの表示
画面を示す図である。
【符号の説明】
1…電子メール用サーバ、1a…電子メール記憶手段、
1b…差出人名簿格納手段、1c…着信通知手段、1d
…名簿変更手段、2…コンピュータ通信網、3…端末装
置、4a、4b…コンピュータ、5…電話回線、6a、
6b…携帯端末装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04M 11/00 302

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータ通信網を介して送られてき
    た電子メールを、電話回線を介して接続されている携帯
    端末装置へ配信する電子メール用サーバにおいて、 前記携帯端末装置のユーザ宛の電子メールを格納する電
    子メール記憶手段と、 前記携帯端末のユーザに対応して予め設定された差出人
    名簿を格納する差出人名簿格納手段と、 前記携帯端末装置のユーザ宛に届いた電子メールが、前
    記差出人名簿に登録されている差出人からの電子メール
    である場合には、前記携帯端末装置に対して着信通知を
    する着信通知手段と、 を有することを特徴とする電子メール用サーバ。
  2. 【請求項2】 前記コンピュータ通信網を介して接続さ
    れた端末装置からの入力に応じて、前記差出人名簿の内
    容を変更する名簿変更手段をさらに有することを特徴と
    する請求項1記載の電子メール用サーバ。
  3. 【請求項3】 コンピュータ通信網を介して送られてき
    た電子メールを、電話回線を介して接続されている携帯
    端末装置へ配信する電子メール用サーバにおいて、 前記携帯端末装置のユーザ宛の電子メールを格納する電
    子メール記憶手段と、 前記携帯端末装置からメール一覧転送要求があると、前
    記携帯端末装置のユーザ宛に届いている電子メールの一
    覧に、各電子メールのデータ容量を付加して前記携帯端
    末装置に転送する一覧表転送手段と、 を有することを特徴とする電子メール用サーバ。
  4. 【請求項4】 コンピュータ通信網を介して送られてき
    た電子メールを、電話回線を介して接続された電子メー
    ル用サーバから受信する携帯端末装置において、 複数の電子メールアドレスを記憶する電子メールアドレ
    ス記憶手段と、 前記電子メール用サーバに対して電子メール一覧要求を
    出力する一覧要求手段と、 前記電子メール用サーバから一覧表を受け取ると、前記
    一覧表に付加されている電子メールアドレスを前記電子
    メールアドレス記憶手段に登録する電子メールアドレス
    登録手段と、 を有することを特徴とする携帯端末装置。
  5. 【請求項5】 電子メールを受信すると前記電子メール
    のヘッダ部及び本文から電子メールアドレスを抽出する
    アドレス抽出手段をさらに有し、前記電子メールアドレ
    ス登録手段は、抽出された前記電子メールアドレスを前
    記電子メールアドレス記憶手段に登録することを特徴と
    する請求項4記載の携帯端末装置。
  6. 【請求項6】 コンピュータ通信網を介して送られてき
    た電子メールを、電話回線を介して接続された電子メー
    ル用サーバから受信する携帯端末装置において、 前記電子メール用サーバから出力される電子メールの着
    信通知を受け付ける着信通知受付手段と、 前記電子メールの着信通知さえ受け付ければ、前記電子
    メール用サーバに前記電子メールの取得要求を出力する
    取得要求手段と、 前記取得要求に応じて配信される前記電子メールの内容
    を表示する電子メール表示手段と、 を有することを特徴とする携帯端末装置。
  7. 【請求項7】 コンピュータ通信網を介して送られてき
    た電子メールを、電話回線を介して接続された電子メー
    ル用サーバから受信する携帯端末装置において、 前記電子メールの本文に含まれる電話番号を抽出する電
    話番号抽出手段と、 前記電話番号に電話をかける電話通信手段と、 を有することを特徴とする携帯端末装置。
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