JP4154248B2 - 循環する空気流を用いて紡績された糸を製造する紡績装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は請求項1の上位概念として記載されている、循環する空気流を用いて紡績された糸を製造する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
DE19926492A1号明細書によれば、循環する空気流を用いて紡績された糸を製造するための装置が公知である。紡績しようとする繊維束はノズルブロックに引込まれかつ繊維束案内装置を通過させられる。繊維束案内装置は互いに間隔をおいた繊維束案内部材を有し、これらの繊維束案内部材は芯繊維束の自由な通過を保証する。スピンドルの入口開口にて繊維束は繊維束の周囲を循環する空気流に晒される。繊維束の自由な繊維端はスピンドルの入口開口における循環する空気流により、円錐状のスピンドルヘッドに巻付けられる。繊維束が中空のスピンドル内へ引込まれる場合に前記繊維端は螺旋状にいわゆる巻付け繊維として繊維束の周囲に巻付く、繊維束からは中空のスピンドルを通して引出される糸が形成される。
【0003】
さらにDE4036119C2号明細書にも、循環する空気流を用いて紡績された糸を製造する装置が示されている。この装置を使用した場合には繊維束の自由な繊維端は循環する空気流で、スピンドルの入口開口にて、円錐状のスピンドルヘッドに巻付けられる。この紡績装置においては繊維束の案内装置は走行する繊維ストランドの内部にあるので、繊維束の繊維は繊維束案内装置の周面に配置されている。
【0004】
最新の紡績機においては生産性と糸特性とに関して課される要求は次第に高まっている。DE19926429A1号によって公知である前記紡績装置又はDE4036119C2号によって公知である別の構成の紡績装置は、良好な糸特性で高い生産速度を達成するために適している。特に問題であることは、普通の紡績運転で使用されるような高い引出し速度で紡績開始が行なわれると紡績開始の繰返しがしばしば強要されることである。何故ならばこの高い糸速度では紡績開始は比較的にコントロールが困難で、紡績開始確実性は著しく損なわれるからである。
【0005】
ロータ紡績機によっては、紡績開始時の引出し速度を紡績運転に対しはっきりと低下させ、より良い紡績開始のコントロール、ひいては高い紡績開始確実性を達成しようとすることが知られている。しかし、ロータ紡績の前記方法を、冒頭に述べた形式の紡績装置において、糸の引出し速度を低下させた紡績開始期にて作業するために用いると、糸強度に欠陥のある糸が時折り製造される。このような強度の低下した糸区分は不都合な弱化個所を形成する。これは糸切れの危険を増大し、糸の滞りのない加工を妨げる。最も不都合な場合には、すでに紡績開始期の間に糸切れが発生する。これは、空気紡績方法の使用で高い生産速度で良好な糸質を達成しようとする意図に関し、きわめて不都合に影響する。したがって普通の紡績運転の高い引出し速度で紡績を実施し、紡績開始過程の頻繁な繰返しのような欠点を甘受することが通常行なわれている。
【0006】
たとえばDE19926492A1号明細書及びDE4036119C2号明細書に開示されているような公知技術では先に述べた問題は克服されない。
【0007】
【特許文献1】
DE19926492A1号明細書
【特許文献2】
DE4036119C2号明細書
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は循環する空気流が使用される紡績された糸を製造するための装置を上記公知技術に関し改良することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の課題は請求項1の特徴によって解決された。
【0010】
本発明の有利な構成は従属請求項の対象である。
【0011】
本発明によれば紡績装置は、糸の引出し速度に関連して少なくとも空気流の長手方向成分を調節するための制御装置と調節装置とを有し、この制御装置と調節装置との助けで、スピンドルヘッドの周囲に巻付けられた繊維端部の角度位置、ひいては巻付け繊維の角度位置が制御され、その際、調節装置では紡績開始のための調節及び選択的に普通の紡績運転のための少なくとも1つの調節が制御可能である。空気流を形成するためには例えば空気ノズルのインジェクタ作用又はケーシングにおける負圧が関与する。空気流の糸走行方向に向けられた少なくとも一部は、繊維束と一緒にケーシングの入口開口を通って流入する空気によって形成される。
【0012】
調節装置は請求項2によれば入口開口に位置決め可能なカバーが配置されている。この場合、カバーの位置は入口開口の横断面を決定する。入口開口の横断面が大きければ大きいほど繊維束と一緒にケーシング内へ流入する空気の量、ひいてはスピンドルヘッドの領域で循環する空気流における長手方向成分の割合は大きくなる。前記横断面が再び縮小されると、相応して空気量も減少する。空気流の長手方向成分は有利にはこの空気流の空気入口開口の少なくとも1つの横断面を制御することによって調節される。入口開口を通して引込まれた空気の制御はケーシング内へ吹込まれる必要のある付加的な空気量を準備する必要がなくなるという利点をもたらす。
【0013】
空気流の長手方向成分を調節するための選択的な構成は、請求項4によれば、ケーシングにおける繊維通路の入口開口に対し、糸走行方向に向けられたバイパスが設けられ、このバイパスの横断面が調節装置で調節可能であることにより形成されている。請求項2と請求項4とによる構成の共通の利点である、付加的な空気流を準備する必要がないという利点に加えて紡績部位の多い紡績機においてはかなりの費用が回避される。
【0014】
請求項3による別の選択的な構成においては、ケーシングは糸走行方向へ向けられた少なくとも1つの吹込み通路を有し、該吹込み通路が圧縮空気源と接続されている。調節装置は供給される空気の空気圧を調節するために装備されている。空気流の長手方向成分の調節は特に簡単でかつ迅速な形式で圧縮空気源から供給された空気の圧力を調整することで行なわれる。この場合には機能が埃又は繊維屑によって妨げられるか損なわれる機械的な装置は必要ではない。
【0015】
空気流の長手方向成分は引出された糸の周囲に巻付け繊維が巻付けられる角度が20°から25°までの領域、有利には27°であるように調節されると有利である。できるだけ高い糸強度を達成するために調節装置がそのつどどのように調節されなければならないかは経験的に求められ、同じ紡績パラメータで再度用いるために例えば制御装置のデータメモリーに記憶させることができる。このためには制御装置は糸データのためにデータメモリーを有し、導体に接続され、この導体を介し糸データが入力可能である。調節装置は糸データに関連して制御可能である。
【0016】
個別駆動装置を備えることは、紡績機の紡績部位の各紡績開始過程を他の紡績部位とは無関係に、本発明による形式で遅れなく実施することを可能にする。これにより停止時間を減少させることができる。
【0017】
本発明によっては簡単な形式で、紡績運転に比して著しく低減させられた引出し速度で実施される紡績開始過程における糸強度の不都合な低下を回避することが可能である。紡績開始の確実性は高められる。糸の後続加工に際しての障害は減少する。本発明によっては良い糸質で高い生産性が達成される。
【0018】
バッチ交換に際しては、若干のケースでは、本発明による装置を使用した場合には、ケーシング又はケーシングのドアを新しい糸パラメータに適するように交換することを止めることが可能になる。
【0019】
以下、本発明の詳細を図面に基づき説明する。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1に部分的に示された紡績部位1は、ケーシング2内に保持された空気ノズル体3を有している。ドラフト機構ローラ4,5から送られた繊維束6はケーシング2の入口開口7へ侵入し、繊維束通路8と繊維案内部材9とを通過し、中空のスピンドルの入口開口10へ供給される。空気ノズル12は空気をスピンドル11の入口開口10の領域に吹込む。これによって繊維束6とスピンドルヘッド13の周囲を循環する空気流が形成される。この空気流は繊維束6を旋回流で負荷する。繊維束6の自由な繊維端部14は繊維束6とスピンドルヘッド13の周囲に巻付けられる。空気ノズル12を通して吹込まれた空気のインジェクタ作用並びに入口開口7へ高速で侵入する繊維束6によって繊維束通路8においてもしくは繊維束通路壁と繊維束6との間の空隙15に空気流30が発生させられる。空気流30は繊維束6の長手方向に沿ってスピンドルヘッド13に向かって移動し、スピンドル11の周囲を循環する空気流の長手方向成分を形成する。繊維束6から形成された糸16はスピンドル11を通って引出される。この場合、スピンドルヘッド13に巻付けられた自由な繊維端部14は連行され、糸16の周囲に巻付けられる。
【0021】
さらなる詳細についてはDE19926492A1号もしくは相当する米国特許NO.6,209,304号又はDE4036119C2号もしくは相当する米国特許NO.5,159,806号明細書を参照されたい。
【0022】
入口開口7には調節装置17によって位置決め可能なカバー18が配置されている。調節装置17はラック19を介してカバー18に係合している。伝動装置ケーシング20内では図示されていない歯車がラック19と協働する。歯車は作用結合21を介し、調節モータ22により駆動される。調節モータ22は制御装置23により制御される。制御装置23は導線24を介しモータ25を制御しかつ導線26を介しモータ27を制御する。導線28を介し制御装置23は簡略化の理由から図示されていない紡績部位と紡績機械の別の構成エレメントと結合されている。モータ25はドラフト機構ローラ4と5を駆動し、モータ27は引出しローラ29,29Aを駆動する。
【0023】
図1には紡績部位1における調節装置17は、カバー18が持上げられた紡績開始期にある状態で示されている。これにより入口開口7もしくは繊維通路8を通って最大の空気量が引込まれる。この空気量は繊維通路8を空気流30として通過し図3に示したように、循環する空気流31の長手方向成分として働く。循環する空気流31は自由な繊維端部14をスピンドルヘッド13の周囲に巻付ける。
【0024】
図2には紡績部位1は普通の紡績運転期にて示されている。普通の紡績運転の間は糸走行速度もしくは引出し速度は紡績開始期に較べて著しく高い。この場合、カバー18は下降させられた位置にある。これにより空隙15は小さくなり、入口開口7もしくは繊維束通路8を通って引込まれる空気量は図1に示された調節に較べて減少させられる。
【0025】
図3にはスピンドルヘッド13の領域において空気流が形成される原理が示されている。紡績開始期の間に図1に示したように持上げられた位置にあるカバー18によって発生する強い方の空気流30は、空気ノズル12を通って吹込まれた空気から成る空気流32と共にスピンドルヘッド13の周囲を循環する空気流31を、空気流31の強さと方向とに関しても形成する。循環する空気流31の方向はスピンドルヘッド13の周囲に巻付けられた自由な繊維端14の位置を決定する。方向の他に空気流30,31,32,33,34の強さは図3においてそれぞれ空気流30,31,32,33,34を再現する矢印の長さによって示されている。
【0026】
普通の紡績運転の間にカバー18が図2に示したように下降させられることによって形成される空気流33は選択的に、空気ノズル12を通して吹込まれた空気から成る空気流32と一緒に、スピンドルヘッド13の周囲を循環する空気流34を形成する。この空気流34は空気流31とは異なる方向を有している。この各方向は普通の紡績運転の間、自由な繊維端部14の位置を決定する。空気流34は糸の中心軸線35の平行線と鋭角αを形成する。この鋭角αは空気流31が中心軸35の平行線と形成する角度αよりも大きい。これに相応して紡績開始期の間にスピンドルヘッド13の周囲に巻付けられた自由な繊維端部14の位置は、普通の紡績運転期の間にスピンドルヘッド13の周囲に巻付けられた自由な繊維端部14の位置とは異なっている。
【0027】
スピンドル11のスピンドルヘッド13における自由な繊維端部14の位置の変化は図4と図5とに示されている。図4には紡績開始期にて空気流30が形成されている場合の自由な繊維端部14の方向と位置が示され、図5には普通の紡績運転期にて空気流33が形成されている場合の自由な繊維端部14の方向と位置とが示されている。スピンドルヘッド13の周囲に巻付けられた自由な繊維端部14は実際よりも長く示されているがこれは異なる位置をより明瞭に示すためである。
【0028】
図6においては100m/minの引出し速度で、紡績開始期の間の比較的に大きな開口で製造された糸36を示している。この場合、カバー18は図1に示された持上げられた位置を採っている。巻付け繊維は糸36の中心軸線に対して平行な線に対し約22°の角度βを形成している。測定された糸36の強度は15.5cN/texであった。図6においては角度βは水平線70と巻付け繊維の位置を示す傾斜した線71とによって示されている。
【0029】
図7から図9までにおいても巻付け繊維の位置はそれぞれ傾斜して延びる線72,73,74で示されている。
【0030】
図7に示された、300m/minの引出し速度と小さな開口で普通の紡績運転の間に製造された糸37は、糸37の中心線に対する平行線と約27°の角度βを主として形成する巻付け繊維を示している。この場合、カバー18は図2に示された下降位置を占めている。測定された糸37の強度は13.4cN/texであった。大きい開口とはカバー18が持上げられた位置にある場合にケーシング2内へ引込まれる空気のために形成された横断面であって、小さな開口はカバー18が下降させられた位置にある場合に形成された横断面である。
【0031】
図8には大きな開口を変えることなく、100m/minの代りに300m/minの引出し速度で製造された糸38が示されている。巻付け繊維は約12゜の角度βを形成している。測定された糸38の強度は9.9cN/texであった。
【0032】
図9は小さい開口を変えることなく300m/minの引出し速度の代りに100m/minの引出し速度で製造された糸39が示されている。巻付け繊維は約52°の角度βを形成している。測定された糸の強度は10.7cN/texであった。
【0033】
本発明によって製造された糸に較べてはっきりと低減した糸強度は、例えば普通の紡績運転の場合の300m/minの引出し速度に対し、紡績開始期のための引出し速度が100m/minに低下させられたときに公知の技術によって製造された糸が示している。引出し速度を低い糸引出し速度に低下させることは、紡績開始の確実性を高めるために紡績開始の経過がよりコントロールされ得ることを目的としている。しかしながらこのようにして製造された糸の低減さ強度値は、要求にとって十分ではなく、上記欠陥もしくは欠点を生ぜしめる。
【0034】
図10には本発明による択一的な構成形態が示されている。繊維束40はドラフト機構ローラ41,42を通過し、繊維束通路43を通ってケーシング44内へ侵入する。ケーシング44においては繊維束40は繊維案内部材45と循環する空気流との作用に晒される。循環する空気流は空気ノズル46,47によって空気が吹込まれることで発生させられる。循環する空気流は自由な繊維端部を中空なスピンドル50のスピンドルヘッド49の周囲に巻付ける。糸51は中空のスピンドル50を通して引出される。この場合、自由な繊維端部48は糸の周囲に巻付け繊維として巻付けられる。
【0035】
ケーシング44は繊維束通路43に対するバイパス52として構成された通路を有している。このバイパス52はカバー53で閉鎖可能である。カバー53は調節装置54を用いて旋回可能である。旋回運動は導管56,57を介して空気力で与えられる。この場合、切換え装置58は選択的に導管56,57を圧縮空気源59から供給される圧縮空気で負荷する。切換え装置58は制御装置60により作動される。制御装置60に切換え装置58は導線61を介して接続されている。
【0036】
図10においてはバイパス52は開放されているので繊維束通路43とバイパス52との両方を介し空気が引込まれる。この空気は長手方向成分として循環する空気流へ流入する。この調節は紡績開始期に用いられるような、図1に示された装置の調節である「繊維束通路8の大きな開口」に相当する。
【0037】
行程シリンダ55が導管57を介して圧縮空気で負荷されると、行程シリンダ55のピストンは図10で見て上方へ、カバー53が破線で示された位置をとるまで移動させられる。
【0038】
バイパス52を通る空気の流入は中断され、空気は繊維束通路53だけを通って引込まれる。この調節は普通の紡績運転で用いられる、図2に示された調節である「繊維束通路の小さな開口」に相当する。
【0039】
図11には本発明の別の選択的な構成が示されている。繊維束40はドラフト機構ローラ41,42を通過し、繊維束通路62を通ってケーシング63内へ侵入し、循環する空気流の作用に晒され、スピンドル50を通して引出される。循環する空気流は自由な繊維端部48をスピンドルヘッド49の周囲に巻付ける。糸51を引出す場合には自由な繊維端部48は巻付け繊維として糸51の周囲に巻付けられる。ケーシング63は図10に示されたケーシング44とは異なって繊維束通路62に対して平行に延びる吹込み通路64を有している。吹込み通路64を通しては圧縮空気が吹込まれる。このためには吹込み通路64は圧縮空気源59に導管65を介して接続されている。空気圧の制御は調節装置66で行なわれる。調節装置66は導線67を介し、制御装置68により制御される。圧縮空気は紡績開始期にて吹込まれる。この場合、空気圧は巻付け繊維が所望される角度βで糸51の周囲に巻付けられるかもしくは所望の糸強度が達成されるように調節される。この調節は紡績開始期にて使用されるような、図1に示された装置の調節である「繊維束通路8の大きな開口」に相応している。これに対し圧縮空気の供給が遮断されると、この調節は、普通の紡績運転に用いられる図2に示された装置の調節「繊維束通路の小さな開口」に相当する。
【0040】
紡績開始のためには100m/minの引出し速度で「大きな開口」が調節される。紡績開始後、糸16,51の引出し速度は例えば普通の紡績運転のための300m/minにもたらされ、「小さな開口」が調節される。紡績開始のためにも普通の紡績運転のためにも調節装置17,54,66の1つの調節で十分である。
【0041】
空気圧の調整によって選択的に、例えば空気流の長手方向成分を紡績開始後に、糸の引出し速度を上昇させる際に、当該上昇中にそのつど所望の高い糸強度が維持されるように段階的に又は連続的に適合させることができる。これに相応して例えば前記上昇中に、位置決め可能なカバー18を連続的に又は選択的に段階的に調節することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 紡績開始期にある紡績機の1部を縦断面で概略的に示した図。
【図2】 普通の紡績運転期にある、図1に示された紡績装置の1部分を示した図。
【図3】 スピンドルヘッドの領域において空気流が形成される原理を概略的に示した図。
【図4】 紡績開始期の間に、スピンドルヘッドの周囲に巻付いた繊維束の自由な繊維端部の状態を示す簡略化した原理図。
【図5】 普通の運転期の間に、スピンドルヘッドの周囲に巻付いた繊維束の自由な繊維端部の状態を示す簡略化した原理図。
【図6】 異なる調節と異なる引出し速度での糸組織を示した図。
【図7】 異なる調節と異なる引出し速度での糸組織を示した図。
【図8】 異なる調節と異なる引出し速度での糸組織を示した図。
【図9】 異なる調節と異なる引出し速度での糸組織を示した図。
【図10】 本発明による紡績装置の1実施例を示した図。
【図11】 本発明による紡績装置の1実施例を示した図。
【符号の説明】
1 紡績部位、 2 ケーシング、 3 空気ノズル体、 4,5 ドラフト機構ローラ、 6 繊維束、 7 入口開口、 8 繊維束通路、 9 繊維案内部材、 10 入口開口、 11 スピンドル、 12 空気ノズル、 13 スピンドルヘッド、 14 繊維端部、 16 糸、 17 調節装置、 18 カバー、 19 ラック、 20 伝動装置ケーシング、 21 作用結合、 22 調節モータ、 23 制御装置、 24 導線、 25 モータ、 26 導線、 27 モータ、 28 導線、 29 引出しローラ、 30 空気流、 31 空気流、 32 空気流、 33 空気流、 34 空気流、 36 糸、 37 糸、 38 糸、 39 糸、 40 繊維束、 41,42 ドラフト機構ローラ、 43 繊維束、 44 ケーシング、 45 繊維案内部材、 46,47 空気ノズル、 48 繊維端部、 49 スピンドルヘッド、 50 スピンドル、 51 糸、 52 バイパス、 53 カバー、 54 調節装置、 55 行程シリンダ、 56,57 導管、 58 切換え装置、 59 圧縮空気源、 60 制御装置、 61 導線、 62 繊維束通路、 63 ケーシング、 64 吹込み通路、 65 導管、 66 調節装置、 67 導線
Claims (8)
- 循環する空気流を用いて紡績された糸を製造する紡績装置であって、供給された繊維束のための入口開口を有するケーシングと、前記入口開口の下流側に配置された少なくとも1つの繊維案内部材と、形成された糸が引出される中空のスピンドルとを備え、該スピンドルが円錐状のスピンドルヘッドを有し、循環する空気流のための入口開口がスピンドルの領域に設けられており、前記空気流が糸走行方向の長手方向成分と糸軸線を中心として螺旋状に方向づけられた旋回成分とから構成されており、繊維束の自由な繊維端部がスピンドルを通して引出される糸の周囲に糸走行方向に対し鋭角を成す巻付け繊維として位置するように、螺状にスピンドルヘッドの周囲に巻付く形式のものにおいて、空気流の長手方向成分を糸(16,36,37,51)の引出し速度に関連して調節するための制御装置(23,60,68)と調節装置(17,54,66)が存在しており、前記制御装置と調節装置との助けで、スピンドルヘッド(13,49)に巻付けられた繊維端部(14,48)の角度位置、ひいては巻付き繊維の角度位置が制御されるようになっており、前記調節装置(17,54,66)で紡績開始のための調節及び選択的に普通の紡績運転のための少なくとも1つの調節が制御可能であることを特徴とする、循環する空気流を用いて紡績された糸を製造する紡績装置。
- 調節装置(17,54)によって位置決め可能なカバー(18,53)が入口開口(7)に配属され、繊維束通路(15,43)の入口開口(7)の横断面が前記カバー(18,53)の位置によって調節可能である、請求項1記載の紡績装置。
- 前記ケーシング(63)が糸走行方向に向けられた少なくとも1つの吹込み通路(64)を有し、該吹込み通路(64)が圧縮空気源(59)と接続されており、調節装置(66)が前記ケーシング(63)に供給される空気の空気圧を調節するために装備されている、請求項1又は2記載の紡績装置。
- 前記ケーシング(44)が糸走行方向に向けられたバイパス(52)を糸繊維束通路(43)に対し有しており、該バイパス(52)の横断面が前記調節装置(54)によって調節可能である、請求項1から3までのいずれか1項記載の紡績装置。
- 引出された糸(16,36,37,51)の周囲に巻付け繊維が巻付けられた鋭角βが20°〜35°の領域にある、請求項1から4までのいずれか1項記載の紡績装置。
- 前記鋭角βが27°である、請求項5記載の紡績装置。
- 前記制御装置(23,60,68)が糸データのためのデータメモリーを有し、糸データを入力可能な導線(28)に接続されており、前記調節装置(17,54,66)が糸データに関連して制御されている、請求項1から6までのいずれか1項記載の紡績装置。
- 紡績装置が個別駆動装置を備えている、請求項1から7までのいずれか1項記載の紡績装置。
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