JP4154232B2 - 接合構造物及び接合構造物を製作する方法 - Google Patents

接合構造物及び接合構造物を製作する方法 Download PDF

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Description

【0001】
本発明は、接合構造物ならびにその製造方法に関する。前記構造物は、理想的には、白色の車体をもつ車両への使用に適している。特に、本発明にて提供される摩擦溶接接合物は、直状物(lineals)、シート、鋳造物、又は押し出し構造物などと共に使用する組立体であり、この構造物及び方法は、前記接合構造物の安定性を向上させる。
【0002】
自動車や他の乗り物用に使用する、多種多様な構造的部品が知られており、それらは、アルミニウムや他の軽金属合金でできている。車両用の主要な車両構造物の領域でアルミニウムや他の軽金属合金の利用を目的としたかなりの数の開発業務が現在進行中であって、しばしば、ホワイトボディと呼ばれている。自動車用のシャシーや軽金属合金で構成されるホワイトボディの重量は、安全や耐久性の要求を満たすために設計されたスチール製フレームよりもかなり軽い。ホワイトボディのような軽金属合金を利用した作られた車両は、その性能を犠牲にすることなく燃費を向上させている。さらに、もし、前記合金にアルミニウム合金を使用すると、スチール製フレームを持つ車両よりも、より簡単に再利用でき、腐蝕耐性も向上している。加えて、知られているのは、立体骨組み技術(space frame technology)に利用されているホワイトボディは、破壊や転覆による衝撃の吸収と分散と同様、自動車の通常の操作条件で起こる力の分散をしたり吸収したりしている。
【0003】
詳細な説明の方法により、前記立体骨組みは、構造的な角材や円柱材を使った格子造りの骨組み物であり、それら端に一緒に結合される。これらの立体骨組みの構造的な部品は、時折直状物(lineals)として参照されるが、ボルト、リベットや折り曲げた釘のような機械的手段や、溶接や接着などの方法、或いは前記手段の組み合わせによって結合される。その他に、立体骨組み物の直状物(lineals)の接合方法には、分離した接合部品や結合部品によるものがあり、直状物にフィットするように設計された結節(nodes)として参照されている。前記直状物(lineals)は、前記文献を参照した良く知られる結合方法によって、結節と確実に結合される。本技術の例として、アメリカ国特許4,618,163がある。これが関係するのは、直状物や結節を含む自動車シャシーである。この特許は、ここにあたかも公にしたかの如く文献により、ここで具体化されている。もし前記直状物が結合物や結節などの手段によって結合させられるならば、前記結節は、分離した製造制御の中で、典型的に鋳造され、その他に形成される。もし直状物が、ボルトやその他の結束物にてそれぞれのその他のものや結節に機械的に結合させられるならば、複数の部品に、適当な穴を施されなければならない。部品を結合する硬化を得るために、代替的にあるいは付加的に、溶接や、ハンダ付け、又は接着剤のような部品や材料が必要になるかもしれない。さらに、一緒に組み立てる様々な部品における許容範囲が必ず存在する。つまり、穴若しくは突起と穴との調整、あるいは、溶接、ハンダ付けや接着剤による結合のためにそれぞれの表面をフィットする調整のためである。最後に、前記の完全な骨組みは、慎重なステップにより組み立てられる。この行程に含まれるのは、個々の直状物と結節あるいは他の直状物との結合や、部分組立体を形成する部品類及び、それに続く様々な部分組立体を、全体のホワイトボディの立体骨組みにくみ上げるステップである。前記のように、Haslerらによるアメリカ国特許4,618,613で述べられているのは、自動車用の立体骨組みシャシーに関してであり、このシャシーは、多数のチューブ状軽金属直状物で作られており、この直状物は、これもまた軽金属で出来た結合部品とともに組み上げられている。Haslerらは、結合又は受け部品にある凹部にこれらチューブ状端部分を組み込んだチューブ状部品の利用について言及している。しかしながら、この技術の欠点は、組立体又は部分組立体に組み立てられた最後の部品が、構造物の折り曲げにより設置されるところである。Haslerらによる伸長された骨組み部品は、溶接、ハンダ付け或いはセメント付け若しくはボルト、スクリューやリベットなどの機械的締め具の使用により結合部品に固定される。
【0004】
Fussneggerらによるアメリカ国特許5,381,849では、押し出しアルミ骨組み部品のように、穴部分の端上にある結合部品の溶接方法に関し言及している。この方法によれば、穴部分の端は、栓の近くにある前記端とともに鋳型の中におかれる。これは、ここに鋳造材料が侵入しないためである。この方法は、押し出し骨組み部品同士の結合には使用できないが、むしろ鋳造骨組み部品同士の結合には使用できる。これら鋳造骨組み部品は複雑な固形の構造を持っており、複雑な鋳型にて製造される。加えて、Fusseneggerらにより述べられている鋳造物は、かなりの大きさを持ち、この方法により形成される骨組み構造物はかなりの重さになる。明確に望まれるのは、簡単な行程により立体骨組み部品を結合することであり、この行程は製造ステップを最小限にし、接合部分での許容範囲を代償し、経済的に行われることである。
【0005】
本発明が提供する接合構造物は、理想的には、アルミニウムで出来た組立体及び部分組立体の製造に利用されるのに適している。特に、代替接合構造物やこの製造方法は、ホワイトボディの車両の組立を容易にする。本発明における摩擦溶接接合物が提供するのは、直状物(lineals)、シート、鋳造物、又は押し出し組立部品らとともに使う部品である。
【0006】
本発明に含まれる接合構造物は、両端をもつ直状部材とともに用いる第一部品であり、少なくとも一つの二番目の部品は表面とこの表面から伸びる突起及び突起面の終点を持ち、前記二番目の部品は前記突起から伸びた開口部分で定義され、開口部の中で前記直状部材を受け入れる。故に、前記突起表面と前記直状部材の前記端は接することになる。また、前記接合構造物は、前記直状部材の前記端と突起面との接合部分上に蓋部材を適用している。好ましくは、前記蓋部材は、前記第一部品の前記端と前記突起面に、摩擦溶接されるのがよい。前記突起は、内部径をもっている。また、前記突起は、前記突起前記突起面の近似した初期径から、そこから離れた二番目の径にかけて傾斜しており、前記突起と前記直状部材との間には開口部で定義された隙間がある。
【0007】
スリーブは、前記隙間の中にあり、一番目の面と二番目の面を持っており。故に、前記隙間の中に配されると、前記スリーブの前記二番目の面は、前記蓋部材の直前に存在する。前記スリーブは、好ましくは、不連続なほうがいい。なぜなら、前記スリーブの直径は変えることができ、前記二番目の面は、前記蓋部材の内部面を持つ前記スリーブを取り外し可能な連結する手段を含むかもしれないからである。前記スリーブは、前記蓋部材と適合するための多くの歯を持つようなものである。前記スリーブに適した材料として、アルミニウム、スチールやプラスチックが含まれる。前記スリーブの初期径が前記二番目の径より小さいと、前記スリーブの外表面は、反対側の方向、前記突起内部径の前記傾斜方向の反対に傾斜し、前記突起と連結のために適合した多くの前述部品類が含まれる。
【0008】
本接合構造物は、他の前記直状部材の他端を受け入れるために適合した他の2番目の構造物を含むかもしれない。その中には、前記第一部品と二つの二番目の部品は、車両の部分組立体を構成するものがある。第一部品は、シート品、押し出し品、及び鋳造品などのアルミニウム製品かもしれない。二番目の部品は、シート品、押し出し品、及び鋳造品などのアルミニウム製品かもしれない。少なくとも、前記直状部材の一端が円形の切断面であると、両端との間の中央部分は、その端が交差した円形状であるよりも、異なる切断面形状を持つかもしれない。切断面の形状が円形ではない中間部分をもつ直状部材は、車両用のホワイトボディの部分組立体に対する組立部品に適したものとして、シート品、押し出し品、鋳造品であるかもしれない。直状部材をくみ込んだシート品には、ビーズのような化手段が、その端近傍に含まれるかもしれない。
【0009】
本発明に含まれる方法は、ホワイトボディなる車両に用いられる接合部品を製作する方法であり、以下のステップで構成される方法である。(1)一対の端を持ち直状部材をもつ一番目の部品を、一つの表面とそこから伸びる突起を持ち開口部を持つ二番目の部品に組み込む行程である。前記突起からは前記開口部が伸びている。故に、前記突起の端と、前記直状部材の前記端は、境界線を共にしている。そして、(2)前記直状部材と前記突起との前記境界線の上に蓋部材を取り付ける行程である。この取り付ける行程は、好ましくは、摩擦溶接により行われるほうがよい。隙間は、前記二番目の部品突起と前記直状部材との間で定義される。そして前記方法は、さらに前記隙間との間にスリーブを入れる行程も含む。この隙間は、不連続な輪を含む。故に、スリーブの径は、その最大及び最小の制限の中で、変更可能である。このスリーブは、最初の面と二番目の面を持つ。故に、前記二番目の部品突起と一番目の直状部材である部品との間に位置取ると、この二番目の面は、前記蓋部材の近傍にくる。前記スリーブの不連続な二番目の面は、前記接合部品の摩擦溶接行程中での、前記スリーブの二番目の面と前記蓋部材との間の境界面の連続性は、切断を容易にする。
【0010】
さらに参考例として挙げられるのは、一つの組立体である。これは、一対の端部を持つ直状部材を含む第一番目の部品であり、少なくともその一つの端部には、円形の切断面からなる形状を持っている。また、前記組立体は、一番目の面及び二番目の面なる体部分を持つ蓋部材があり、前記蓋部材は、前記直状部材にある前記円形の切断面の端に、好ましくは摩擦溶接法により、結合された部分を持っている。さらに、前記組立体は、体部分を有する構造部品を持っており、この体部分は、前記一番目の部品の中に開口部を持つことで定義される。この一番目の部品は、この開口部を受けた形である。故に、前記蓋部分は、前記構造部品の体部分のない表面に固定されることになる。つまり、前記二番目の構造部品の中に前記直状部材の前記円形の切断面端部が固定されることになる。保持手段の一つの具体例として、前記蓋部材の体部分及び前記構造部品の体部分のそれぞれにて内径が定義され、ボルトが、前記蓋部材及び前記構造部品内にある前記直状部材の円形状の切断面の端部分を保持されるための前記構造部品から前記内径にかけて伸びる。好ましくは、前記構造部品の体部分の該表面に対するボルト上にナットを取り付けることである。代替的に、前記蓋部材から前記構造部品の大部分にある内径にびょうを取り付け、前記構造部品の体部分の外表面に対してある前記びょうにナットを取り付ける。その他の前記保持手段の具体化例として、前記構造部品内部に、前記直状部材の円形切断面の端部を保持することである。この構造部品は、例えば、前記蓋部材と前記構造部品の体部分との間で、摩擦攪拌溶接、レーザー溶接及び機械的な取り付けを施された接合部を介している。
【0011】
前記蓋部材は、環状のリム(rim)を含むかもしれない。このリムは、前記直状部材にある前記二番目の面から伸びている。この直状部材は、前記リム内にある二番目の面に摩擦溶接されている。故に、このリムは、前記直状部材の外部に沿って伸びている。代替的に、この環状のリム自身は、前記直状部材に摩擦溶接されるかもしれない。別の具体化例として、前記蓋部材が含むのは、環状の溶接面であり、この面は、前記リムとは空間的に離れた位置にある前記蓋部分の二番目の面から伸びている。前記直状部材は前記環状溶接面に摩擦溶接されている。
【0012】
最後に、参考例として挙げられるのは車両用の衝撃吸収部品に関するものであり、上述した摩擦溶接接合により取り付けられたものである。この衝撃吸収部品は、少なくとも、円形の切断面の一端部と、この円形一端部に摩擦溶接されたブラケットを持つ、伸長した衝突箱(crash box)を含む。このブラケットはチャンバーで定義される突起を含む。このチャンバーは、その内部に前記円形一端部を受け入れ、前記ブラケットに摩擦溶接されている。前記衝突箱のそれぞれの端部は円形の切断面なる形状を持ち、ブラケットがそれぞれの円形端部に摩擦溶接されている。前記ブラケットの一つは車両に取り付けられ、その他のブラケットはバンパーに取り付けられるかもしれない。
【0013】
上述は、他の特徴や本発明の利点と同様、以下の数枚の図と組み合わせて、前述の具体例の詳細な記述を考慮することを通してより完全に理解することができる:
図1は、摩擦溶接装置を図示したものであって、本発明の接合構造物の製造に使用することができる。
図2は、本発明における接合構造物を組み込んだホワイトボディ構造物の部分組立体である。
図3は、本発明における接合構造物の詳細な切断面図である。
図4A及び4Bは、本発明における接合構造物に使用する直状部材の実寸図である。
図5は、スプリットリング(split−ring)形状をした挿入可能なスリーブの実寸図である。
図6は、本発明における接合構造物の詳細な切断面図である。これは、直状構造物と二番目の部品との間にある隙間に挿入可能なスリーブをくみ込んでいる。
図7は、不連続面を有した挿入可能なスリーブの実寸図である。
図8は、図7に示した挿入可能なスリーブを含んだ接合構造物の詳細な切断面図である。一番目と二番目の構造物を配している。
図9は、脱着可能なように蓋部材が接合した挿入可能なスリーブの詳細な切断面図であり、本発明の接合部品である。
図10A及び10Bは、本発明の代替可能な具体例の切断面の側方図である。これは、傾斜があり溝を有する挿入可能なスリーブがくみ込まれている。また、前記溝を有する挿入スリーブと表面が接合した溝を有するスリーブの切断面である。
図11A、11B及び11Cは、本発明の接合構造物を組み込んだ組立体を図示したものである。
図12は、本発明の特徴物を組み込んだ組立体の実寸図である。
図13A及び13Bは、本発明によるその他の組立体を図示したものである。
図14A、14B、14C及び14Dは、直状部材をくみ込んだ蓋部材に関する様々な具体例を図示したものである。
図15A及び15Bは、接合構造物を取り込んだ改変物を図示したものである。
図16は、摩擦溶接接合をもつバンパー組立体を図示したものである。
図17A、17B及び17Cは、衝撃箱(crash box)組立体の代替式摩擦溶接接合物を図示したものである。
【0014】
これ以降の記述の目的において、本発明に関連する以下の用語、つまり、「上方」、「下方」、「右」、「左」、「垂直」、「水平」、「先端」、「底面」あるいはこれら派生語は、前記図に由来するものである。しかしながら、理解されるのは、判例を特定的に表現した箇所を除けば、本発明は、様々な代替製造物や行程を仮定するものである。また、理解されるのは、図示され、続く特性を記載した部分にある特定の装置(devices)や工程は、本発明の具体例を簡単に例示したものである。従って、ここに示した具体例に関連する特定の寸法やその他の物理的特性は、限定として捉えられるものではない。
【0015】
本発明の一つの接合構造物は、摩擦溶接を介した蓋部材の利用を伴う同軸部品の接合を含む。摩擦溶接は固形状態を有する接合工程であり、工作物の回転や移動を伴いながら物理的な圧力を加え、回転や材料の合体物を作り出す。接合面から熱的、可塑的に置き換えた材料を作るためである。通常条件化では、接合面は溶けない。溶加剤、溶剤、遮蔽ガスはこの工程には必要ない。典型的には、製造における摩擦溶接は、自動の溶接工程であり、本質的に、円形部品や円形の切断面を持つより適した部品に使用される工程である。摩擦溶接の基本的なステップは、他の工作物は静止したまま、一つの工作物が回転する。二つの工作物が一緒にセットされ、摩擦溶接力をかけたまま、同軸にかかった圧力下に置かれる。接合面の摩擦は部分的に工作物を熱し、その結果、アプセット溶接や部品の長さの変化が始まる。工作物の回転が止まったり、アプセット溶接が終ったら、程は終了する。溶接物は、融合領域(狭い熱効果領域)がないことや、溶接部周辺での可塑的に変形した材料を得ること(例えば、バリ(flash))で特徴付けられる。溶接の質が依存するのは、適当な材料の選定、接合部のデザイン、溶接変数(welding variables)、そして溶接後の工程である。多くの材料で受け入れられる溶接物は、広い範囲での溶接を決定するパラメーター、例えば、速度や応力、そして鋳造制御時間、を利用したものである。蓋部材がこの発明で使われるのは、摩擦溶接における工作物の回転としてである。
【0016】
図1乃至3に戻って、本発明の基本的なコンセプトやその実施を図示している。摩擦溶接装置を図示したのが図1である。ホワイトボディを有する車両組立体を組み込まれた構造組立部品10を結合している。構造組立部品10は、第一及び第二接合物12及び14を含んでいる。構造組立部品10には、第一要素16があり、直状部材の第一端18及び第二端20を持っている。第一要素16の持つ第一端16及び第二端20が図1に示されている。それには、両端に各々別部品にて溶接され、それぞれの右手側に22、左手側に24がある。第一要素16の両端には部品22と24が配され、実質的には同一で対象のものである。それ故、参照の一セットのみが右手の及び左手の部品のような表現で記述される。これらの専門分野にて理解されるのは、異なる、又は、対称でない部品が第一要素16部品の両端に結合されるかもしれないし、前記直状部材の一つの端部にのみ第二要素が結合されるかもしれないということである。
【0017】
第二要素22は、第一面28と第二面30を持つ体部分26を含む。体22は、第一面28から第二面30に伸びる開口部32を持つ。好ましくは、円柱形の突起34は、第一面28から伸び、突起面42で終了する。開口部32は、突起34から伸び、故に、第一要素16の第一端18はここに受ける。適当に調整されると、突起面42と第一要素16の第一端18は、44の位置で同一延長上になる。
【0018】
第一接合12の三番目の要素は、蓋部材46である。蓋部材46は、第一面50と第二面52を持つ体部分48及び先端部分54を含んでいる。蓋部材46は、同一延長上にある突起面42と第一要素16の第一端18との上に摩擦溶接される。故に、44では、摩擦溶接装置Fに伴う蓋部分46が接合し、蓋部材46が圧力下で回転する。蓋部材46は一分間に約200乃至1000回転の速度で矢印の方向Aに回転される。また、第二面52は、同一延長上の突起面42と第一端18に対して矢印の方向Bで押し付けられ、その圧力は1インチ当り約500乃至2000ポンド(上記のアプセット値から(upset force)参照)、その時間は約1分である。蓋部材46の回転速度、前記アップセット力及び溶接時間は、使用する材料によって変化させるかもしれない。蓋部材46の第二面52、突起面42、及び第一端18は、すべて同じあるいは違う材料、例えば、アルミニウム合金、スチール、或いはセラミックス、かもしれない。蓋部材46は接合手段(engaging means)(記載していないが)を含むかもしれない。その例として、摩擦溶接装置Fの摩擦溶接軸の結合に適した六角穴がある。
【0019】
図2は、より完全な部分組立体Sを示している。例えば、ホワイトボディを持つ車両の後部挿絵のような構成かもしれない。部分組立体Sは、空間的な位置取りの中で、複数の鋳造部品C、複数の直状部材L、及び複数の押し出し部品Eを構成するかもしれない。直状部材Lは、鋳造部品Cとともに、第一要素16に関連し、押し出し部品Eは、第二要素22及び24に間連する。複数の蓋部材46は、固定された関係の中で、部品C、L、及びEを固定する。本発明における接合構造物の利用では、第一要素16又は直状部材Lは、押し出し又はシート状製品の形で形成されるかもしれない。これ以降で示される内容は、より改善された工程の利用や、本発明における接合構造物をくみ込んだ直状部材の最終形状を作り出すためのシート状製品の製作論について熟慮することである。図1にある第二要素22は、例えば、鋳造部品Cや押し出し部品E、を含んでいるかもしれない。鋳造部品Cの利用については、突起部34は、シート状金属の製作の間や、形作られる鋳造物やシート状部品の結合作業の間に形成されるかもしれないし、製品CやEの表面上に突起が押し出されるかもしれない。理解されるべきは、実質的に、図2にある部分組立体Sに示されている、部品Lと部品C並びにEのそれぞれとの間にあるすべての接合部は、本発明により製造することができる、ということである。
【0020】
図3に示しているのは、接合部12に使われている代替可能な蓋部材46である。代替可能具体例である蓋部材46’は、第一面50及び陥凹部分62の周囲にある環状の第二面52’を持つ体部分48を含む。その他のすべての観点では、蓋部材46’の環状の第二面52’は、蓋部材46について述べたように、突起部34の同一延長上の面及び第一要素16にある第一端18に接している。接合部12に関する詳細な切断面図の中で、第一要素16は、一定でない切断面を持つ直状部材からなるよう示されている。摩擦溶接接合には、同一延長上端(例えば、突起部34や端部18)は円形の切断面を持つこと、が必要であるが、一定でない切断面を持つ押し出し部品をハイドロフォーム(hydroform)することが可能である。
【0021】
代替的に、前記第一要素は、シート製品を形成するかもしれない。図4A及び図4Bに戻って、いくつかの構造および直状部材の形状を図示した。図4Aでは、シート状製品中の第一要素16’は、円形の切断面を持つ第一端18がある。この代替的具体例である直状部材16’は、一般的に方形の切断面を有し、その部位は、62の部分で示されている。円形の切断面を持つ第一端部分18では、摩擦溶接が使用され、この直状部材16が、蓋部材46を介して第二要素と結合している。好ましくは、第一要素16がシート状製品を形作っており、このシート状製品は、増強ビーズ(reinforcing beads)64を含み第一要素16への付加的な剛性を提供している。この合成は、接合形成の間、第一要素16の摩擦溶接をしやすくしている。このビーズ64は、打ち抜き加工(stamping operation)によりシート状製品を形作っている。図4Bにある詳細図が示すところでは、シート状製品を形成している第一要素18にある第一端18は切断面接合部66を有している。接合部66は本発明における接合構造物に従った第一要素16の摩擦溶接を容易にしているが、この接合部66の強度を増加させるために、好ましくは、このシート状製品の端部は、68及び70の部分で重なり合っている。たとえば、摩擦溶接を行っている間のこの蓋部材の回転は、時計回りであり、図4Bの端部18で起こっていると推測すると、好ましくは、重合部分70は、72の位置で平滑に(blunted)、丸く形成されていることである。これは、この蓋部材が高回転でなされる摩擦溶接工程の間に、接合部に対する損傷を最小限に食い止めるためである。重合端68は74の位置で丸く形成され、平滑化する必要はない。
【0022】
図1及び図3で示された突起部34は、同一体として第二要素22に組み込まれている。図5に示したような他の例では、分離した突起部80のような形で、部品22に固定されているかもしれない。突起部80は、鋳造部品かもしれないし、適した突起面を有する42を形作る部品22に溶接されているかもしれない。本発明における接合物としてその他の好ましい形状は、本接合部からその他の車体構造物に対する接合物にかけて、負荷を伝達するような手段を提供する。図1、3、及び4示した接合物は、第一要素16と突起部34もしくは80との間の間隙部で定義される。第一要素16と突起部34もしくは80との間に間隙部が生じるかもしれない。というのも、摩擦溶接あるいはその他の代替的な結合方法を介して形作られた最終接合物のための固定を行う際、部品の組み立てに対する空間的な体制を形成するためである。したがって、図5及び6に示したスリーブ82は、実質的に第一要素16と第二要素22にある突起部34若しくは80との間にある、いかなる間隙部をも埋め合わせるために使用されるかもしれない。図5を参照すると、スリーブ82は、突起部80と第一要素16にある第一端18との間にある間隙部84に組み込まれている。具体例において、突起部80の内部面は、突起面42近傍の第一径からそこから離れた位置にある、より小さい第二径にかけて内側に傾斜している。理解されるであろうことであるが、スリーブ82に関するいくつかの具体例が、この具体例における接合構造物の結合に使用されるだろう。
【0023】
図6に示すように、スリーブ82は、環状構造を有する部品であり、不連続な形状をしている。つまり、スプリット88は、スリーブ82が最小及び最大限度の間で変化しうるような内部径をもつことを許容することで定義する。このスリーブ82は突起内部面86と第一要素16との間に挿入できるよう適合化されている。故に、蓋部材46は、前記間隙間にあるスリーブ82を固定している。図5に示すように、スリーブ82に存在する第一面90は、突起面42及び第一要素16にある第一端18とで同一延長線を形成している。蓋部材46を介したこれら部品による接合物の結合の間、スリーブ82は、そこで、摩擦溶接される。代替的に、その他のさまざまな接合物は、この接合構造物による部品を固定的に保持するために使用されるかもしれない。
【0024】
摩擦溶接工程において、スリーブ82を含まないよう希望されるかもしれない。これは、図7に示したようなスリーブ82’を使用することを伴うかもしれない。代替的なスリーブ部品82’が含むのは、スプリット88である。スプリット88は、スリーブ82’に内部径を与え、スリーブ82’は所定の最小径から最大径に変化させる。しかしながら、スリーブ82とは異なり、スリーブ82’は不連続外表面90’を持ち、特に蓋部材46の摩擦溶接の実施を最適にしている。不連続面90’は、多数の空間的に離れた歯92を含んでいる。この歯92は、第一面90’と蓋部材46との間にある接触面(interface)を分離するのに寄与している。したがって、摩擦溶接物や未成熟な折れ曲がりを有する前記歯などの過剰の酸化物の引き入れを起こすことになる。このことは、蓋部材46と第一面90’との間に、しっかりしたかつ強力な摩擦溶接物の形成を防止する。結果として、一旦、突起内表面86に密接に接触するような摩擦溶接工程の間、スリーブ82’が蓋部材46によって押し付けられると、スリーブ82’は、蓋部材46が急速に減速した場合でも、回転することなくその場にとどまることになる。言い換えれば、スリーブ82’は、スリーブ82’にある面90と蓋部材46との間に形成された劣化した溶接物を分断することにより、最終段階にある摩擦溶接工程において、減速する蓋部材46から分離される。図8に示すように、スリーブ82’は、たとえば0.5 mm程度、突起面42を超えて形成されるかもしれない。蓋部材46が突起面42及び第一要素16の端部18に対して設置されると、スリーブ82’は、スリーブ82’に存在する歯92の端部が突起面42と端部18とで同一延長線を形成している間、突起部80にある傾斜した内表面86に押し付けられる。
【0025】
代替的な蓋部材46’は、代替的なスリーブ82’に結合された形で、図9に示されている。歯92は、若干、陥凹部分62に押し付けられている。この押し付けは、スリーブ82’の内部にあるスプリット82’によって容易に行われる。この具体例は、摩擦溶接の前段階あるいは組み立て工程の最終段階にて組み合わされるかもしれない。この工程が保証されるのは、端部18と突起面42が蓋部材46’のもつ第二面52’と接している間、突起内表面86と第一要素16の外部表面との間にある間隙の間にスリーブ82’が挿入されることである。
【0026】
本発明のその他の具体例を図10A及び10Bに示した。図中において、第二要素100が含むのは、突起面104をもつ環状物102が完全に組み込まれていることである。第一要素16は、環状物102の中にある傾斜した開口部106の内部に埋め込まれている。故に、端部18は突起面104と同一延長上にある。環状物102の内部面108は、突起面104の近傍の第一径からそこから離れた第二径にかけて増加する径を有する。スリーブ100は、第一要素16と環状内表面108との間にある開口部106の中に受けられている。スリーブ110は、傾斜した壁面112を持ち、この壁は、傾斜した開口部106と強固に接したサイズを持っている。壁部112は、多くの鋸歯状部114を含み、これらは、壁部112とそれぞれの第一要素ならびに環状内表面108との間の機械的な結合を促進している。この具体例は、特に第二要素の溶接に適しており、図1、5、及び8に示した改変品への利用を妨げるような物理的な制限がある。
【0027】
蓋部材を直状部材に結合するという上記に述べた観念を構築するために、特にここに、図11乃至15のような組立体に関して示した。これらの図は、他の部品をそこに組み込むための結合端を持った直状物を組み込んだ組立体で、自動車用の構造物用に設計されたものである。特に、結合端や蓋部分を持つ部品を直状物に結合するより好ましい接合工程として摩擦溶接やフラッシュ溶接(flash welding)を用いているのもかかわらず、この観念(concept)は、与えられた応用例に対する費用面を考慮し、かつ、この直状物にかかる熱を最小限にした他の接合工程によって準拠されたものと理解されている。この例として、マグナフォーミング法(magnaforming)、MIAB(magnetically impelled act butt welding)法、レーザー溶接、及び低熱注入型ガス金属アース溶接(low heat input type gas metal arc)法などがある。このようなより基本工法では、蓋部材が確かなさらなる結合手段が組み込まれた直状物に、蓋部材を組み込む工程や、蓋部材及び直状物を組み込んだ組み立て品を他の部品へと組み立てる工程を含んでいる。これらステップを図11A乃至11Cに示した。これらが含むのは、210(図11C)なる特徴物で示した参照図で示された構造組立体が、第一要素216(第一端部218及び第二端部220を持つ)と右手−及び左手−構造を持つ部品222並びに224との間に形成した第一及び第二接合物212並びに214を含む特徴物である。その他の接合物は図示されているが、ここでは述べない。
【0028】
図11Aに戻って、蓋部材246は、体部分248、第一面250、第二面252及びそれらから伸びる254を持つ。蓋部材246は、ボルト256のような結合手段を介した穴として定義され、それらの中に固定されている。ボルト256は、貫通部258を有し、ナット260を受け入れるような形状をしている。ボルト256は、接着あるいは溶接などの数々の適当な工程により、蓋部材246の内部に保持されているかもしれない。蓋部材246は、第一要素端部218及び220と面部252とを摩擦溶接したものを介して第一要素216に結合されている。図11Bに示したように、貫通ナット260は、貫通ボルトの結合に供されている。組立体210にて作成される例として、例えば図11Cや図12のように図示される。それぞれの構造組立体222及び224は、第一要素216が受け入れられた開口部を定義する。ここに、蓋部材246を組み込んだ第一要素216の二つを、構造部品222と224との間に配する。ナット260及びボルト256に付加的にロックワッシャ(locking washer)を、蓋部材246を介して壁部に取り付け、あるいは、構造部品222及び224の体部分を組立体210に取り付ける。
【0029】
図13Aに移って、本発明を具体化したその他の組立体(210’)の体部分を示している。この中で、適合したワッシャ268(例えばBellvilleワッシャ)が蓋部材246の第一面250と構造部品222の内表面との間に配されている。適合したワッシャ268はいくつかの長さを持つ第一要素216を組立体210’に組み入れることを目的としている。種々の長さを持つ部品を組立体210’’に組み込む機構を図13Bに示している。第一要素216’は、変形し曲がった体部分270を含んでいる。曲部分270は、組立体210’’の組立の間、第一要素216’を圧縮することを許容している。
【0030】
図14A乃至14Dに移って、これらは、図11C、12、13A、及び13Bに示した組立体に使用するための第一要素を固定する蓋部材を用いたいくつかの具体例を示している。図14Aは、214aなる「T接合部」を示している。この接合部は、蓋部材246aと第一要素216との間で形成され、蓋部材246aが、上述した方法により加圧下、第一要素216に対し蓋部材246を回転し摩擦溶接することにより作られる。図14Bでは、蓋部材246bは、環状部274を持つへり部(lip)272を含む。そこに、第一要素216が摩擦溶接され、突合せ溶接部(butt weld)212bを形成する。摩擦溶接の結果、第一要素216の外側にバリ(flash)が形成される。構造上、あるいは美感の理由から、このバリは見えないほうがいいかもしれない。バリを隠すために、代替的な手法として、図14C及び14Dを示した。図14Cを参照すると、蓋部材246cは、面278を結合した凹所276で定義し、その内部に第一要素216が受け入れられている。第一要素216には面278が接し、そこに摩擦溶接され、「T接合部」を形成している。摩擦溶接で形成するバリは、第一要素216と蓋部材246vの環状部272との間の凹所276に集中している。代替的に、図14Dでしめしたように、蓋部材246dは、接合部品280を含み、そこから、実質的に同一の切断面径を持つ面278へと伸びている。接合部品280及び第一要素216は、互いに摩擦溶接されている。この手段により、蓋部材246の環状部272と接合部品280との間にある凹所276には、形成するバリが集中する。
【0031】
図15及び15Bに示したのは、第一要素(直状部材)を固定するその他の機構である。この機構は、図11C、12、13A、及び13Bに示した代替法であり、組立体の他の体部分を蓋部材へと仮止めする機構である。図15Aに示した機構では、蓋部材246’は、鋲256’と一体化しており、この鋲の目的は、貫通したナット260を受け入れるために貫通しているかもしれない。自動ロックワッシャ(self−locking washer)266は、構造部品246の外表面とナット260との間に配されるかもしれない。図15Bが示すのは、図14Aに述べた第一要素216に摩擦溶接するための蓋部材の利用に関して、である。蓋部材246の面50は、構造部品224の内表面に、摩擦攪拌溶接(friction stir welding; FSW)、若しくはレーザー溶接(laser welding; LW)を介して282の位置で固定されているかもしれない。溶接の代わりにボルト締め及びリベット打ちが用いられるかもしれない。
【0032】
蓋部材246、246’ならびにこれら部品を用いて、直状物216、216’を仮組立てするのに用いる摩擦溶接工程が、異なる材料にて製造されるのは、溶接不可能な場合かもしれない。この例が含むのは、ステンレススチール製の蓋部材を6xxx若しくは7xxxの直状物に、あるいは、7xxxの蓋部材を6xxxの直状物に結合する例である。本発明の柔軟性は、自動車構造のデザインや接合様式の種類を広げる。このことにより、それらのホワイトボディ組立体や本発明の接合技術が取り込まれるかもしれない。
【0033】
本発明における摩擦溶接接合は、特に、バンパーなどの衝撃吸収部品の組立によく適合している。この組立方法は、標準的な組立方法として用いられている方法、つまり溶接、ボルト締め、あるいはリベット打ちなどよりも、より迅速に、より簡単に、そしてより安価に行うことが出来る。図16は、衝撃吸収組立体300を示している。これに含まれるのは、バンパービーム(bumper beam)302に衝撃箱(crash box)304が、バンパーブラケット(bumper bracket)306を介して、結合しており、バンパーブラケット306のもう一方の端には、結合ブラケット(attachment bracket)308が結合している。結合ブラケット308は、車体に対して取り外し可能な形状をしている。バンパーブラケット306は、バンパービーム302に、310にて示したガスメタルアーク溶接(gas metal arc; GMA)を介して固定されている。衝撃箱304は少なくともその一端が円筒状をしている。このように、衝撃箱304は、バンパーブラケット306および結合ブラケット308に摩擦溶接されている。この摩擦溶接は、図17Aに示されている。バリ312は、摩擦溶接接合部にて形成する。バリ312は、溶接が終了した後、続く工程にて機械的に取り除くことができる。代替的に、図17Bにて示したように、結合ブラケット308’は、開口部を伴った突起部314を含む場所に用いられるかもしれない。この開口部は、溶接面318による一部に結合した陥凹部分316の中へ伸びている。衝撃箱308は、陥凹チャンバー(recessed chamber)316内部の面318に摩擦溶接されている。摩擦溶接工程中に形成されるバリ312は、陥凹チャンバー(recessed chamber)316内部に保持されている。同じく、図17Cに示したのは、バンパーブラケット306’が、開口部を持つ突起部320に含まれているところであり、開口部は、一部に溶接面324を持つ陥凹チャンバー322の内側へと伸びている。衝撃箱304を面324へと摩擦溶接した際形成したバリ312は、陥凹チャンバー322内部に保持される。
【0034】
摩擦溶接工程における主題の依存性、つまり、回転エネルギー(例えば、速度論的)および軸方向加重(例えば、圧力)の、接合面における迅速かつ制御された適用のために、この工程は、いくつかの手がかりとなる結果をもたらす。第一に、本工程は、アルミニウムに対し、極めて一定した接合品質を提供する。一般的に、接合部において、好ましくない不連続性は生じない。この結果、製造時におけるこれら摩擦溶接接合部に対する破壊若しくは非破壊検査の数を大幅に減少することができる。明らかなコスト削減は、この溶接工程の質に由来するものである。第二に、本工程は、衝撃箱やブラケットの方向的な耐性への依存度が極めて低い点にある。これは、これら部品の耐性の保持に関連した消耗品や費用を顕著に減少する。円筒形の衝撃箱は、摩擦溶接接合の準備段階で、簡単にのこ歯切りすることができる。第三に、この工程は、費用のかかるステップ、つまり、他の溶接工程に由来する表面処理のような工程、が完全に消滅しないならば、最小限化するだろう。加えて、摩擦溶接は、部品を硬く、かつ、正確に保持する低熱性負荷(low−heat input)な工程であるので、衝撃箱やブラケットの結合に際し、溶接によって誘発される歪曲が極めて起こりにくい。加えて、工程の停止に関してきめ細かい制御を行うことにより、ブラケットの結合に関し、プラスマイナス1%以下の角度精度(angular registration)を得ることができる。バンパーブラケットをバンパーに結合させるこの限定されたGMA溶接において、組立前に、部品類のすべての機械的穴あけをきわめて可能にしている。さらに、摩擦溶接は、接合部に対し低熱性の非常に早く適用するので、実用的に、合金の種類に依存しない。基底金属および継ぎ目合金の組み合わせに慎重さを要求するGMA溶接工程と異なり、摩擦溶接では、衝撃箱304にブラケット306および308を結合する工程は、ほとんどすべてのアルミニウム合金を使用し、結合することができる。
【0035】
評価されるべきは、部分骨格あるいは部分組立体、例えば、エンジン箱(engine cradles)、これは、チューブ状の部品を摩擦溶接により多面的な面を持った部品(正方形、方形若しくは、曲線型体部分をもつような)切断面を持つようなもの、は、より経済的な製造や組立を可能にするような様々なデザインを容易にする。明らかなように、ここに記述した様々な要素組み合わせ本摩擦溶接工程の使用に対し、チューブ状のアルミニウム部品は、多角的な切断面を有する部品に摩擦溶接されるような押し出し成形品で構成され得る。バンパーにブラケットを結合したバンパーの接合は、ガスメタルアーク溶接に変わって、リベット打ちや、ボルト止めを可能にしている。ブラケットや結合ブラケットを結合したバンパーは、プレス(stamping)、鋳造(casting)、及び/又は、押し出し成形(extrusions)により作られるかもしれない。押し出し成形(extrusions)の場合、直状押し出し成形(straight length extrusions)法で間単に切断される。
【0036】
摩擦及びフラッシュ溶接工程は最小限の接合準備が必要とされるので、評価されるべきは、受け側および最小限若しくは洗浄を伴わない、のこ歯切り部品としての接合部である。これらは、特定の直状部材を取り付ける蓋部材であり、本発明の適用による適切な組立体を導入することにより、有意な経費削減を知らされることになるだろう。加えて、蓋部材への取り付け手段を提供することにより、さらなる経費削減を悟るだろう。この削減は、大変簡単な接合工程、つまり、最終組立段階におけるボルト締めやリベット打ちであるが、の利用によるものである。
【0037】
本技術分野における熟練者にとって、すぐに理解されるであろうことは、改変品は、前述の概念から隔離することなく、本発明により製作されるであろうことである。このような改変は、この後に述べる請求項、あるいは言い換えた形で異なった表現としてかもしれないが、として考えるべきである。したがって、ここに詳細に述べた極めて具体的な例は、単なる例示であり、本発明のねらい、つまり、付加した請求項及びそこ記載した同等のいくつかならびにすべてのものによって与えられたもの、を限定するものではない。
【0038】
(特許文献1)
アメリカ国特許4,618,163
(特許文献2)
アメリカ国特許5,381,849
【図面の簡単な説明】
【図1】 摩擦溶接装置を図示したものであって、本発明の接合構造物の製造に使用することができる。
【図2】 本発明における接合構造物を組み込んだホワイトボディ構造物の部分組立体である。
【図3】 本発明における接合構造物の詳細な切断面図である。
【図4A】 本発明における接合構造物に使用する直状部材の実寸図である。
【図4B】 本発明における接合構造物に使用する直状部材の実寸図である。
【図5】 スプリットリング(split−ring)形状をした挿入可能なスリーブの実寸図である。
【図6】 本発明における接合構造物の詳細な切断面図である。これは、直状構造物と二番目の部品との間にある隙間に挿入可能なスリーブをくみ込んでいる
【図7】 不連続面を有した挿入可能なスリーブの実寸図である。
【図8】 図7に示した挿入可能なスリーブを含んだ接合構造物の詳細な切断面図である。一番目と二番目の構造物を配している。
【図9】 脱着可能なように蓋部材が接合した挿入可能なスリーブの詳細な切断面図であり、本発明の接合部品である。
【図10A】 本発明の代替可能な具体例の切断面の側方図である。これは、傾斜があり溝を有する挿入可能なスリーブがくみ込まれている。
【図10B】 前記溝を有する挿入スリーブと表面が接合した溝を有するスリーブの切断面である。
【図11A】 本発明の接合構造物を組み込んだ組立体を図示したものである。
【図11B】 本発明の接合構造物を組み込んだ組立体を図示したものである。
【図11C】 本発明の接合構造物を組み込んだ組立体を図示したものである。
【図12】 本発明の特徴物を組み込んだ組立体の実寸図である。
【図13A】 本発明によるその他の組立体を図示したものである。
【図13B】 本発明によるその他の組立体を図示したものである。
【図14A】 直状部材をくみ込んだ蓋部材に関する具体例を図示したものである。
【図14B】 直状部材をくみ込んだ蓋部材に関する具体例を図示したものである。
【図14C】 直状部材をくみ込んだ蓋部材に関する具体例を図示したものである。
【図14D】 直状部材をくみ込んだ蓋部材に関する具体例を図示したものである。
【図15A】 接合構造物を取り込んだ改変物を図示したものである。
【図15B】 接合構造物を取り込んだ改変物を図示したものである。
【図16】 摩擦溶接物をもつバンパー組立体を図示したものである。
【図17A】 衝撃箱(crash box)組立体の代替式摩擦溶接接合物を図示したものである。
【図17B】 衝撃箱(crash box)組立体の代替式摩擦溶接接合物を図示したものである。
【図17C】 衝撃箱(crash box)組立体の代替式摩擦溶接接合物を図示したものである。

Claims (34)

  1. 接合構造物であって:
    一対の端部を持つ直状部材で構成する第一要素;
    表面と該表面から伸びかつ突起面で終わる起とを持つ少なくとも一つの第二要素であって、前記突起を貫通する開口部を定義し、前記突起面前記直状部材の前記端部とが同一延長上に配されるように該開口部が前記直状部材の前記端部を受け入れところの第二要素;及び
    前記突起面と前記直状部材の前記端部とが同一延長上に配されるところに摩擦溶接される蓋部材;
    から構成された接合構造物。
  2. 請求項1に記載された接合構造物であって、前記突起は内径を有し、該内径は前記突起面近傍の第一径から前記突起の前記突起面に対して反対側の端部の第二径に向かって徐々に変化することを特徴とする接合構造物。
  3. 請求項2に記載された接合構造物であって、前記接合部が前記開口部内にある、前記突起と前記直状部材との間に形成された間隙で定義され、さらに前記間隙内にスリーブを受け入れたところの接合構造物。
  4. 請求項3に記載された接合構造物であって、前記スリーブが不連続であり、前記スリーブの直径が可変であることを特徴とする接合構造物。
  5. 請求項3に記載された接合構造物であって、前記スリーブが第一面及び第二面を持ち、前記間隙内部に配されることにより、前記第二面が前記蓋部材の近傍に位置することを特徴とする接合構造物。
  6. 請求項5に記載された接合構造物であって、前記スリーブの第二面が不連続な面として定義されるところの接合構造物。
  7. 請求項6に記載された接合構造物であって、前記スリーブの第二面が、前記蓋部材の接合に適した数個の歯で構成された接合構造物。
  8. 請求項4に記載された接合構造物であって、前記蓋部材が内表面及び外表面を持ち、かつ、前記スリーブの第二面に、前記蓋部材の内表面で前記スリーブが可動的に接合する手段を持つところの接合構造物。
  9. 請求項3に記載された接合構造物であって、前記スリーブが、アルミニウム、鋼鉄(steel)、及びプラスチックからなるグループより選ばれた材料で構成されるところの接合構造物。
  10. 請求項2に記載された接合構造物であって、前記第一径が前記第二径よりも大きいところの接合構造物。
  11. 請求項2に記載された接合構造物であって、前記第一径が前記第二径よりも小さいところの接合構造物。
  12. 請求項11に記載された接合構造物であって、前記スリーブが外表面を有し、該外表面は前記突起内径の前記突起面側から前記開口部内側に向かって傾斜する方向とは反対方向へと傾斜することを特徴とする接合構造物。
  13. 請求項12に記載された接合構造物であって、前記スリーブの外表面が、前記突起への接合に適した数個の突起部品で構成されるところの接合構造物。
  14. 請求項1に記載された接合構造物であって、前記直状部材の一方の端部を受け入れるよう適合された、さらに別の前記第二要素で構成されるところの接合構造物。
  15. 請求項14に記載された接合構造物であって、前記第一要素及び前記第二要素が車両用部分組立体を構成するところの接合構造物。
  16. 請求項1に記載された接合構造物であって、前記第一要素がアルミニウム製品であり、かつそれらがシート状製品、押し出し製品及び鋳造製品で構成されるグループからなるところの接合構造物。
  17. 請求項1に記載された接合構造物であって、前記第二要素がアルミニウム製品であり、かつそれらがシート状製品、押し出し製品及び鋳造製品で構成されるグループからなるところの接合構造物。
  18. 請求項1に記載された接合構造物であって、前記蓋部材が、前記第一要素の持つ前記端部及び前記突起面に摩擦溶接されたところの接合構造物。
  19. 請求項1に記載された接合構造物であって、少なくとも前記直状部材の一端が円形の切断面を持ち、かつ、異なる形状の切断面を持つ前記端部と前記円形の切断面を持つ少なくとも一端との間に中間部を持つところの接合構造物。
  20. 請求項19に記載された接合構造物であって、前記第一要素がシート状製品であるところの接合構造物。
  21. 請求項20に記載された接合構造物であって、前記第一要素が、その一端部近傍に強化手段を含むところの接合構造物。
  22. 請求項21に記載された接合構造物であって、前記強化手段が前記第一要素内部にビーズを形成して構成されたところの接合構造物。
  23. 請求項19に記載された接合構造物であって、前記直状の第一要素が押し出し部品であるところの接合構造物。
  24. 請求項19に記載された接合構造物であって、前記直状の第一要素が鋳造製品であるところの接合構造物。
  25. 請求項19に記載された接合構造物であって、前記第二要素がシート状製品であるところの接合構造物。
  26. 請求項19に記載された接合構造物であって、前記第二要素が鋳造製品であるところの接合構造物。
  27. 請求項19に記載された接合構造物であって、前記第一要素及び第二部品が車両用のホワイトボディ部分組立体であるところの接合構造物。
  28. 請求項19に記載された接合構造物であって、前記第一要素がシート状部品で製作されており、前記円形の切断面を持つ一端が、前記円形の切断面に重なった部位を含むところの接合構造物。
  29. 車両用のホワイトボディに用いる接合部品の製作方法であって;
    一対の端部を持つ直状部材で構成される第一要素を、表面と該表面から伸びる突起とを持つ第二要素に存在する開口部へ挿入する工程であって、前記突起の端部と前記直状部材の一端部とが同一延長上に配されるように、前記開口部が前記突起を貫通するところの工程、及び;
    前記突起の端部と前記直状部材の一端部とが同一延長上に配されるところに蓋部材を摩擦溶接する工程とで構成されるところの製作方法。
  30. 請求項29に記載された接合部品の製作方法であって、前記方法に、前記第二要素突起と前記直状部材との間にて定義される間隙にスリーブを挿入する工程をさらに追加して構成されるところの製作方法。
  31. 請求項30に記載された接合部品の製作方法であって、不連続な環状物で構成される前記スリーブを持ち、前記スリーブの径が、最大乃至最小限度との間で可変であることを特徴とした部品を用いて製作方法。
  32. 請求項30に記載された接合部品の製作方法であって、前記スリーブが第一面及び第二面を持ち、かつ、前記第二要素突起と前記直状の第一要素との間に配される場合、前記第二表面が前記蓋部材近傍に配されるところの部品を用いた製作方法。
  33. 請求項32に記載された接合部品の製作方法であって、前記スリーブの第二面が不連続な面で定義される部品を用いた製作方法。
  34. 請求項33に記載された接合部品の製作方法であって、前記接合部に対する摩擦溶接工程の間、前記スリーブの不連続な第二面は、該スリーブの第二面と該蓋部材との間の接触面の連続性の分離を容易にすることを特徴とする製作方法。
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