JP4153890B2 - パチンコ機 - Google Patents

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Description

この発明は、予め定めた遊技状態が成立すると、遊技者にとって不利な第1状態と有利な第2状態とに変化する可変入賞装置を、許容された継続回数繰り返して第2状態にすることが可能なパチンコ機に関し、特に上記可変入賞装置内に入賞球を特定領域に誘導可能な可動体を備えるパチンコ機に関するものである。
予め定めた遊技状態が成立すると、遊技者にとって不利な第1状態と有利な第2状態とに変化する可変入賞装置を、許容された継続回数繰り返して第2状態にすることが可能なパチンコ機は、種々提案されている。
そして、この種のパチンコ機においては、パチンコ遊技に変化をもたせるため、或は遊技者に特別の利益を与えるために、予め定めた遊技状態となったときに、可変入賞装置における許容継続回数を変更するようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、可変入賞装置が構成する大入賞口内において、入賞球を特定領域へ誘導するための振分部材や、当該大入賞口へ入賞した入賞球を所定数貯留し、その貯留球により、後から入賞した入賞球を特定領域へ入賞し易くしたものがある(例えば、特許文献2〜4参照)。
特開平5−154236号公報 特開平4−180786号公報 特開平4−246391号公報 特開平4−96776号公報
しかしながら、上記した従来の改良されたパチンコ機にあっても、特定の遊技状態を創出するのは難しく、この特定の遊技状態が一旦終了した後、再び特定の遊技状態とすることは至難の技である。また、従来は図柄表示装置が表示する表示図柄の種類によって、可変入賞装置内に設けた特定領域の入賞率を変更するものはなく、一旦、特定の遊技状態となって、多数の賞球を獲得しても、再び特定の遊技状態を狙って遊技を続けているうちに、獲得した賞球を消費してしまっているのが現状である。
本発明は上記に鑑み提案されたもので、パチンコ遊技が単調になることがなく、興趣の高いパチンコ機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため請求項1に記載した発明は、ガイドレールで囲まれる遊技部に可変入賞装置を配設し、可変入賞装置は、遊技盤に取り付けるための取付基板を有し、該取付基板に設けた開口部の後方に遊技部と区画された大入賞口を備えており、一対の可動翼片が開口部を閉成して大入賞口と遊技部とが連通しない第1状態から、球が始動口に入賞して始動口スイッチがオンすることにより予め定めた遊技状態が成立すると、一対の可動翼片の作動により開口部を開成して大入賞口と遊技部とが連通する第2状態に変化し、特定領域に臨ませた継続スイッチが球を検出する継続条件を満たすと、予め定められた許容される最大継続回数まで繰り返し前記可変入賞装置を第2状態に変化可能にする特別遊技に移行し、この特別遊技中は、前記継続スイッチが球を検出して継続条件を満たすたびに、前記可変入賞装置を第2状態に変化させるパチンコ機において、
前記可変入賞装置の大入賞口内に特定領域を設けると共に、該特定領域の入賞率に影響を与える可動体を設け、
前記特別遊技の回数を計数するゲームカウンタを設け、該ゲームカウンタは、前記特別遊技を終了した場合にカウントされ、
前記特別遊技終了後に前記特定領域へ入賞し難くなるように動作する可動体を、前記ゲームカウンタが所定の値になるまでは、前記特定領域へ入賞し易くなるように動作させるものである。
請求項2に記載した発明は、請求項1の構成に加えて、前記特定領域へ入賞し易くなるように可動体が動作する動作タイマを設け、前記ゲームカウンタが所定の値になるまでは、可動体が動作して特定領域へ入賞し易くなるように前記動作タイマを設定したものである。
請求項3に記載した発明は、請求項2の構成に加えて、前記ゲームカウンタが所定の値になるまでは、可動体の動作開始が遅延するように動作タイマを設定し、可動体の動作開始を遅延させることにより、特定領域へ入賞し易くなるようにしたものである。
請求項4に記載した発明は、請求項2ないし3の何れかの構成に加えて、前記継続条件を満たして許容される最大継続回数まで前記可変入賞装置が第2状態を繰り返して特別遊技を全うして終了した場合と、前記継続条件を満たすことなく特別遊技を途中で終了した場合とで、前記動作タイマに異なる時間設定し、特別遊技を途中で終了した場合には、特別遊技を全うして終了した場合に比べて、前記特定領域へ入賞し易くなるように可動体を動作させる時間が短くなるようにしたものである。
請求項5に記載した発明は、請求項1ないし4の何れかの構成に加えて、前記可動体は大入賞口内を上下に往復運動し、下降したときに特定領域への入賞を妨害し、上昇したときに特定領域への入賞を妨害しないようにしたものである。
以上要するに本発明は、ガイドレールで囲まれる遊技部に可変入賞装置を配設し、可変入賞装置は、遊技盤に取り付けるための取付基板を有し、該取付基板に設けた開口部の後方に遊技部と区画された大入賞口を備えており、一対の可動翼片が開口部を閉成して大入賞口と遊技部とが連通しない第1状態から、球が始動口に入賞して始動口スイッチがオンすることにより予め定めた遊技状態が成立すると、一対の可動翼片の作動により開口部を開成して大入賞口と遊技部とが連通する第2状態に変化し、特定領域に臨ませた継続スイッチが球を検出する継続条件を満たすと、予め定められた許容される最大継続回数まで繰り返し前記可変入賞装置を第2状態に変化可能にする特別遊技に移行し、この特別遊技中は、前記継続スイッチが球を検出して継続条件を満たすたびに、前記可変入賞装置を第2状態に変化させるパチンコ機において、前記可変入賞装置の大入賞口内に特定領域を設けると共に、該特定領域の入賞率に影響を与える可動体を設け、前記特別遊技の回数を計数するゲームカウンタを設け、該ゲームカウンタは、前記特別遊技を終了した場合にカウントされ、前記特別遊技終了後に前記特定領域へ入賞し難くなるように動作する可動体を、前記ゲームカウンタが所定の値になるまでは、前記特定領域へ入賞し易くなるように動作させているので、可動体の動作状態を変更することができ、更なる遊技態様の変更が可能であって、遊技が単調にならず、遊技の興趣を著しく高めることができる。また、出玉の管理が釘調整によらずに容易に可能であって、遊技者と遊技店の利益バランスを容易に図ることができる。そして、特定領域へ入賞し易く可動体が動作した状態を、ゲームカウンタが所定の値になるまで繰り返すことができる。
ガイドレールで囲まれる遊技部に可変入賞装置を配設し、可変入賞装置は、遊技盤に取り付けるための取付基板を有し、該取付基板に設けた開口部の後方に遊技部と区画された大入賞口を備えており、一対の可動翼片が開口部を閉成して大入賞口と遊技部とが連通しない第1状態から、球が始動口に入賞して始動口スイッチがオンすることにより予め定めた遊技状態が成立すると、一対の可動翼片の作動により開口部を開成して大入賞口と遊技部とが連通する第2状態に変化し、特定領域に臨ませた継続スイッチが球を検出する継続条件を満たすと、予め定められた許容される最大継続回数まで繰り返し前記可変入賞装置を第2状態に変化可能にする特別遊技に移行し、この特別遊技中は、前記継続スイッチが球を検出して継続条件を満たすたびに、前記可変入賞装置を第2状態に変化させるパチンコ機において、前記可変入賞装置の大入賞口内に特定領域を設けると共に、該特定領域の入賞率に影響を与える可動体を設け、前記特別遊技の回数を計数するゲームカウンタを設け、該ゲームカウンタは、前記特別遊技を終了した場合にカウントされ、前記特定領域へ入賞し易くなるように可動体が動作する動作タイマを設け、前記ゲームカウンタが所定の値になるまでは、可動体が動作して特定領域へ入賞し易くなるように前記動作タイマを設定し、前記継続条件を満たして許容される最大継続回数まで前記可変入賞装置が第2状態を繰り返して特別遊技を全うして終了した場合と、前記継続条件を満たすことなく特別遊技を途中で終了した場合とで、前記動作タイマに異なる時間設定し、特別遊技を途中で終了した場合には、特別遊技を全うして終了した場合に比べて、前記特定領域へ入賞し易くなるように可動体を動作させる時間が短くなるようにした。
以下、本発明を図面の実施例について説明すると、図1はパチンコ機における遊技盤1の概略正面図であって、ガイドレール2で囲まれる遊技部3のほゞ中央に可変入賞装置4を配設し、該可変入賞装置4の下方に後述する第2種始動口5を構成する始動口装置6を設け、更に、遊技部3の最下位置にはアウト口7が設けてある。また、上記可変入賞装置4の斜め下方には一般入賞具8を設け、適宜位置には遊技部3を流下する打球の方向を変える風車9が設けてあり、遊技部3の左右部分にはサイドランプ10が設けてある。尚、遊技部3に植設した障害釘は省略してある。また、ガイドレール2の外側には図示していないが賞球表示灯や完了表示灯等の各種表示灯を配設する。
可変入賞装置4は、例えば図2ないし図6に示すように、駆動源として設けた羽根開閉用ソレノイド11の駆動により可動する一対の可動翼片12を有し、該可動翼片12の可動により、遊技者に不利な第1状態と遊技者に有利な第2状態とに変換可能である。また、この可変入賞装置4は大入賞口13を構成し、特定遊技状態を創出するための図柄表示装置14を備えている。更に、可変入賞装置4は、大入賞口13内に特定領域となる特別入賞口15と普通の入賞となる一般入賞口16とを備える。
図示の可変入賞装置4を更に詳しく説明すると、この可変入賞装置4は、遊技盤1に取り付けるための取付基板17を有し、この取付基板17には開口部18が設けてあり、この開口部18の後方が遊技部3と区画される大入賞口13となる。即ち、開口部18の周囲が囲繞されると共に、上記可動翼片12の作動によって連通可能となるように構成してある。そして、上記大入賞口13の下縁には継続スイッチ19が臨む中央の特別入賞口15と左右の一般入賞口16とが並んで設けある。
また、上記可変入賞装置4の大入賞口13内には、大入賞口13へ入賞した球を、特定領域である特別入賞口15へ誘導するための可動体を設ける。この可動体は、図示の実施例によれば、「おむすび」を模して形成した人形の足20として設けてある。また、この実施例の可変入賞装置4では、大入賞口13へ流入した球の経路の途中にストッパー部材21を設け、この経路を流下する球を一時的に貯留することができる。即ち、可動翼片12が受け止めた打球は、後向きの緩い傾斜を有する上スロープ22を後方へ向けて転動し、この上スロープ22に連絡する球誘導樋23に流入し、該球誘導樋23に臨ませた10カウントスイッチ24に作用した後、大入賞口13の後方を塞ぐ後壁25の上方部分に開口する球出口26から大入賞口13に流入する。
上記球出口26は大入賞口13の横幅のほゞ中央に開口し、人形の腕27を模した振分部材によって左右に振り分けられる。また、この振分部材は、球を当該振分部材に沿って下スロープ28へ落す落下経路29と、後述する貯留部30aを備える迂回経路30とに振り分ける。
この振分部材である腕27は、駆動源として設けた腕駆動用モータ31と、駆動ピン32aを有するカム板32と、ピン受け片33aを有するスライド板33等からなる駆動機構を備える(図4参照)。そして、腕駆動用モータ31が回転すると、腕27を上下に揺動し、腕27を下げた状態では、球出口26から流出した球が下スロープ28へに落下するが、腕27を上げた状態では、球が腕27の上を転動して迂回経路30を通って貯留部30aへ向かう。
上記腕27を上げた状態は、腕27の位置検出スイッチ34として設けたモータ停止位置検出スイッチ1(SW1)の作動片34aが、カム板32の切欠32bに嵌入して検出する。そして、この腕27を上げた状態を腕27の原点とする。
上記迂回経路30の途中に設ける貯留部30aには、駆動源として設けたストッパー駆動用モータ35により作動するストッパー部材21が臨む。図示の実施例によれば、迂回経路30はほゞ横U字状に屈曲し、U字の頂点にストッパー部材21が側方から出入りする。このストッパー部材21は、前端に球が当接する垂下片21aを有するリンク状の部材であって、屈曲する中程が軸着され、後端に駆動機構と連絡する連絡ピン36を有する。この連絡ピン36は、駆動機構を構成する摺動板37の長孔38に遊嵌する。摺動板37は、上記ストッパー駆動用モータ35に設けた駆動カム39のカムピン40と当接する半円形のカム部41を備えると共に、後方にコイルスプリング42により牽引されている(図5参照)。
そこで、ストッパー駆動用モータ35を駆動すると、駆動カム39の回転に伴ってカムピン40が摺動板37のカム部41に当接し、この摺動板37をコイルスプリング42の付勢に抗して前進させるので、ストッパー部材21が外向きに回動して、ストッパーを解除する(図5(B))。この解除状態は、駆動カム39に設けた位置決め切欠部43に、ストッパー部材21の位置検出スイッチ44として設けたモータ停止位置検出スイッチ3(SW3)の作動片44aが嵌入して検出する。尚、図示の実施例では、左右の貯留部30aに各々3個の球を貯留可能である。
そして、ストッパー部材21の作動を解除すると、貯留した球は迂回経路30を通って下スロープ28へ側方から流入し、下スロープ28の上を転動して、特別入賞口15または一般入賞口16へ入賞する(図5(C))。
下スロープ28には、球を特別入賞口15へ誘導したり、特別入賞口15への入賞を妨害する誘導障害部材45を設ける。この誘導障害部材45は、図示の実施例では山形に形成した平行する一対の突起46として設けてあり、両突起46の間が誘導溝47となっている。従って、上記突起46を越えて誘導溝47に嵌入すれば、特別入賞口15へ誘導されるが、突起46を乗り越えられなければ、この突起46に反射して特別入賞口15へ入賞し難く、一般入賞口16へ入賞し易くなる。
更に、本発明における可変入賞装置4には可動体を設けている。この可動体は、図示の実施例によれば、上記人形の足20を模して構成してあり、この足20で、上記誘導障害部材45を隠すことができるようになっている。即ち、可動体としての足20を前後させると、誘導障害部材45としての突起46が隠れたり、現れたりする。従って、足20が前進して突起46を隠しているときに球が流入すると、この球は足20に当って跳ね返り一般入賞口16へ入り易いが、足20が後退して突起46が現れているときに流入した球は、突起46を乗り越えて特別入賞口15へ入り易い。従って、上記可動体である足20を所定条件の成立に基づいて駆動することにより当該足20を前後させれば、特別入賞口15の入賞率を変更することができる。
上記のような可動体としての足20を駆動する駆動機構は、図6に示すように、駆動源として設けた足駆動用モータ48と、一対の駆動ギヤ49及び従動ギヤ50と、クランク部材51と、スライド部材52等を備えている。そして、足駆動用モータ48が回転すると、可動体としての足20が前後に揺動し、足20が前方に来ると、従動ギヤ50と同軸に設けた位置検出用円盤53の切欠54を、位置検出スイッチ55として設けた光センサからなるモータ停止位置検出スイッチ2(SW2)が検出する。この前方で停止した状態を原点とする。
尚、図示の可変入賞装置4は、取付基板17が左右に延設してあり、この延設部分に左右の肩入賞口56が並設してある。
可変入賞装置4には、後述する特定の遊技状態を創出するための図柄表示装置14を並設する。この図柄表示装置14は、例えば、2桁の数字を表示するように、LEDセグメントからなる所謂デジタル表示器で構成してある。また、このデジタル表示器は、後述する遊技における継続回数表示器及び入賞球数表示器としても機能する。
更に、可変入賞装置4の背面には、種々のモータ31,34,48やソレノイド11、或は種々の表示灯類の配線を中継するコネクタCを配設した中継基板57が設けてある。
上記した可変入賞装置4は、始動口装置6に対する打球の入賞に基づいて開始する。即ち、図示の始動口装置6は、基板の左右部分に第1始動スイッチ58a(SW1)が臨む第1始動口5aを設けると共に、基板の中央部分に第2始動スイッチ58b(SW2)が臨む第2始動口5bを設けてなる。
遊技者の発射した打球が、第1始動口5aに入賞して第1始動スイッチ58aがオンすると、約1秒後に可変入賞装置4の可動翼片12が約0.5秒間1回開成する(図7(A))。一方、第2始動口5bに入賞して第2始動スイッチ58bがオンすると、約1秒後に可動翼片12が約0.7秒間2回開成する(図8(A))。尚、可動翼片12が再び閉成してから約3秒間を特別入賞口15に臨ませた継続スイッチ19の有効時間に設定してある。
そして、上記可動翼片12の開成中に、打球が大入賞口13に飛入し、この球が更に特別入賞口15へ入賞して継続スイッチ19がオンすると、上記した図柄表示装置14が、図柄の変動表示を開始し、約5.6秒以上経過すると図柄の変動が停止して、可変入賞装置4が継続して作動する回数を決定する。即ち、最高16回作動することのできる大当りと、最高9回作動する小当りとを決定する。
上記当りの決定は、「0」ないし「9」の数値を有する当り決定用乱数から、継続スイッチ19がオンした時点の数値を取得し、約2.6秒経過後に当該数値を判定し、「7」の場合に大当りとし、それ以外を小当りとする。この小当りの場合は、小当り図柄用乱数(0〜8)の数値に基づいて停止図柄を決定する。尚、上記当り決定用乱数は4m秒毎に1加算して更新し、小当り図柄用乱数は当り図柄用乱数が一巡する毎に1加算して更新する。
そして、大当りの場合には、図柄表示装置14が「77」を表示して停止し、小当りの場合は、「00」,「11」,「22」,「33」,「44」,「55」,「66」,「88」,「99」の何れかで停止する。
尚、図柄の変動速度は、変動開始直後は1図柄当り約0.2秒(速度A)、図柄決定までは1図柄当り約0.01秒(速度B)、その後は1図柄当り約0.3秒(速度C)となり、変化する。
上記のようにして大当りになると、継続回数が最大16回の特別遊技を開始する。この特別遊技は、図9に示すように、可変入賞装置4の可動翼片12を約26秒間に18回開閉することを1サイクルとする。このとき、足20が約2秒周期で前後に動く。また、ストッパーが作動して最大6個の球を一時停止する。更に、腕27を一旦下げた後、上方で停止させ、球をストッパー部材21が臨む迂回経路路30へ誘導する。
大入賞口13が開閉を終了するか、開閉動作中に球が特定領域である特別入賞口15に入賞すると、ストッパー部材21は動作を停止して貯留した球を放球する。尚、大入賞口13へ入球した球を5個カウントするか、大入賞口13が10回開閉した後は、足20が後方へ下がって停止する。従って、この状態では、球が突起46によって特別入賞口15へ誘導されて、特別入賞口15へ入賞する確率が高い。
そして、開閉時間が経過するか、大入賞口13に球が10個入球すると、開閉動作を終了し、この開閉動作終了後、約1.5秒経過すると、足20が約1秒掛けて前方へ移動して停止する。
大当りによる特別遊技状態が終了すると、即ち、図柄表示装置14が特定の図柄を表示して終了した場合には、始動口5…へ入賞した後の可動体である足20の動きに変化がある。即ち、この状態では、始動スイッチ58…がオンしてから可動体が可動するまでの時間が延長されて、言い換えると、可動体の作動開始が遅れるようになる。図示の実施例では、約0.4秒間延長されて約1.2秒後に作動を開始する(図7(B)及び図8(B)参照)。
一方、始動スイッチ58…がオンしてから、可動翼片12が作動を開始するまでには、約1秒のインターバルタイムが設定してある。
従って、通常の設定状態である始動スイッチ58…がオンしてから約0.8秒後に可動体が作動を開始する場合には、可動翼片12が開放して大入賞口13に飛入し、短時間で流下した球の方が、特別入賞口15へ流入するチャンスが多いことになる。換言すると、短時間で落下しないと、特別入賞口15へ入賞し難い。
一方、可動体の作動開始を遅らせた場合には、球が大入賞口13へ飛入して下スロープ28に到達する頃は、可動体が未だ作動中であるので、球が特別入賞口15へ誘導され易く、特別入賞口15の入賞率が高い。
従って、特定の図柄で、特別遊技を終了した場合には、以後、特別入賞口15へ入賞し易くなって、続けて特別遊技に移行する可能性が高くなる。そして、この遊技を繰り返すことにより、短時間で多量の賞球を獲得可能となって、興趣の高いパチンコ遊技となる。
次に、上記のような本発明を図10ないし図13のブロック図及びフローチャートで説明する。図10は、前記したような本発明に係るパチンコ機の制御系のブロック図である。また、図11ないし図13は遊技制御のフローチャートであって、例えば4msec毎に1回実行される。この実行は図10の分周回路で4msec毎に発生するリセットパルスに応答して開始される。
図において、ステップ1(以下、S1と略記する。)で電源投入を判別し、S2で電源投入時の初期設定を行う。即ち、可動体である足20を原点(前方)停止、足駆動用モータ48の動作タイマを0.8秒にセット、ストッパー部材を原点(外側)停止、腕を原点(上側)停止を、一般の初期設定に併せて実行する。S3では第1始動スイッチ58a(始動SW1)を監視し、オンならばS5で足駆動用モータ48の1回転処理を実行する。即ち、足20を前後に往復させる。S6では大入賞口1回開閉処理を実行すると共に、継続カウントカウンタをクリアし、また10カウントカウンタをクリアする。一方、S4では第2始動スイッチ58b(始動SW2)を監視し、オンならばS7で足駆動用モータ48の1回転処理を実行し、足20を前後に位置往復する。S8では大入賞口2回開閉処理を実行すると共に、継続カウントカウンタをクリアし、また10カウントカウンタをクリアする。
S9では、10カウントスイッチ24を監視し、S10では継続スイッチ19を監視し、当該継続スイッチ19がオンならば、S11で10カウントスイッチ24通過後の時間を監視する。ここで10カウントスイッチ24を通過後、3秒以上経過していると、S12で継続(V)入賞無効処理を実行する。一方、S11で10カウントスイッチ24オン後3秒以内に継続スイッチ19がオンしたらS13へ進む。
S13では大入賞口13の1回または2回開閉処理をクリアすると共に、始動スイッチ58…を無効にする始動検出無効処理を実行する。S14では継続スイッチ19がオンした時点の当り図柄用乱数を取得する図柄用乱数処理を実行し、S15では取得した乱数に基づく図柄で図柄表示装置14を停止する図柄変動停止処理を実行する。
S16では腕駆動用モータ31を駆動して腕27を一度上下する腕駆動用モータ1回転処理を実行する。S17ではストッパー部材21を作動させるストッパー用モータ回転・停止処理を実行する。尚、ストッパー部材21は球を貯留可能な内側で停止する。S18では足駆動用モータ48を駆動して足20を前後に一往復させる足駆動用モータ回転処理を実行する。S19では図柄表示装置14が表示する図柄を判定し、「7」ならば大当りとなってS20へ分岐し、「7」でなければ小当りとなってS48へ分岐する。
S20では、継続カウンタに可変入賞装置4が連続して作動可能な継続回数の最大値である「16」をセットする。S21では継続スイッチ19を監視し、オンならば再び継続スイッチ19がオンしたことになるので、S22_aでエラー処理を実行する。継続スイッチ19がオンでなければ、S23で16進カウンタを「+1」し、10カウントカウンタをクリアし、可動翼片12の18回開閉処理をクリアする。
S24ではストッパー用モータの回転・停止処理を実行して、ストッパー部材21を内側で停止させて球を貯留可能とする。S25では10カウントスイッチ24を監視し、オンしなければS26で18回開閉の終了を監視し、終了したら大入賞口13の開放中に球が1個も入球しなかったことになるので、S27でエラー処理を実行する。
一方、S25で10カウントスイッチ24がオンしたら、S28で10カウントカウンタが「5」か否かを判別し、「5」でなければS29で大入賞口13開閉回数が「10」か否かを判別し、「10」でなければS30で継続スイッチ19のオンを監視する。
上記S28で10カウントカウンタが「5」のとき、及びS29で大入賞口13開閉回数が「10」のときは、S31で足駆動用モータ48を停止し、足20を後方で停止させる。即ち、下スロープ28に設けた誘導突起46を露出させて、球を特別入賞口15へ誘導可能とする。
S32では再び10カウントカウンタが「10」か否かを判別し、「10」でなければ、S33で大入賞口13開閉回数が「18」、即ち開閉が終了したか否かを判別する。上記S32で10カウントカウンタが「10」またはS33で大入賞口開閉回数が「18」ならば、可動翼片12の開閉が終了したと判別し、S34で腕駆動用モータ31を駆動して腕27を一回上下に振る腕用モータ1回転処理を実行する。S35ではストッパー用モータ34を駆動し、ストッパー部材21を外側で停止させるストッパー用モータ原点停止処理を実行する。このとき、ストッパー部材21で貯留されていた球は放球される。S36では足駆動用モータ原点停止処理を実行して、可動体である足20を前方で停止させ、下スロープ28の誘導突起46を隠す。
S37では継続スイッチ19を監視し、オンしなければS38で大当り終了後3秒経過したか監視し、経過したらS39で16進カウントカウンタをクリアすると共に、10カウントカウンタをクリアする。そして、S40で足駆動用モータ48の動作タイマを1.2秒にセットする。即ち、以後、足駆動用モータ48が作動を開始するまでの時間を1.2秒に延長する。
一方、S37で継続スイッチ19がオンしたら、S41で継続カウンタが「16」か否かを判別し、「16」でなければS42で腕用モータ1回転処理を実行して腕27を一回振り、S23へ復帰する。S41で継続カウンタが「16」ならば、最終回と判断し、S43で継続入賞無効処理を実行し、S44で10カウントカウンタが「10」か否かを判別し、S45で可動翼片12の18回開閉が終了したか監視し、10カウントカウンタが「10」または18回開閉が終了したときは、S46で16進カウントカウンタをクリアすると共に、10カウントカウンタをクリアする。そして、S47で足駆動用モータ48が作動を開始するまでの時間を設定する動作タイマを1.2秒にセットする。
上記S40またはS47で足駆動用モータ48の動作タイマを1.2秒にセットしたら、S3へ復帰する。そして、これ以後は、始動スイッチ58…がオンし、1.2秒経過した後、足20が作動を開始する。従って、大入賞口13へ流入した球が特別入賞口15へ入賞し易くなって、継続回数が「16」である大当りになり易くなる。
一方、前記したようにS19で図柄表示装置14が停止表示する図柄が「7」でない場合には、S48に分岐する。S48では、継続カウンタに可変入賞装置4が連続して作動可能な継続回数の最大値である「8」をセットする。S49では継続スイッチ19を監視し、オンならば再び継続スイッチ19がオンしたことになるので、S22_bでエラー処理を実行する。継続スイッチ19がオンでなければ、S50で8進カウンタを「+1」し、10カウントカウンタをクリアし、可動翼片12の18回開閉処理をクリアする。
S51ではストッパー駆動用モータ35の回転・停止処理を実行して、ストッパーを内側で停止させて球を貯留可能とする。S52では10カウントスイッチ24を監視し、オンしなければS53で18回開閉の終了を監視し、終了したら大入賞口13の開放中に球が1個も入球しなかったことになるので、S54でエラー処理を実行する。一方、S52で10カウントスイッチ24がオンしたら、S55で10カウントカウンタが「5」か否かを判別し、「5」でなければS56で大入賞口開閉回数が「10」か否かを判別し、「10」でなければS57で継続スイッチ19のオンを監視する。
上記S55で10カウントカウンタが「5」のとき、及びS56で大入賞口開閉回数が「10」のときは、S58で足駆動用モータ48を停止し、足20を後方で停止させる。即ち、下スロープ28に設けた誘導突起46を露出させて、特別入賞口15へ誘導可能とする。
S59では再び10カウントカウンタが「10」か否かを判別し、「10」でなければ、S60で大入賞口開閉回数が「18」、即ち開閉が終了したか否かを判別する。上記S59で10カウントカウンタが「10」またはS60で大入賞口開閉回数が「18」ならば、可動翼片12の開閉が終了したと判別し、S61で腕駆動用モータ31を駆動して腕27を一回上下に振る腕用モータ1回転処理を実行する。S62ではストッパー駆動用モータ35を駆動し、ストッパー部材21を外側で停止させるストッパー用モータ原点停止処理を実行する。このとき、ストッパー部材21で貯留されていた球は放球される。S63では足駆動用モータ原点停止処理を実行して、可動体である足20を前方で停止させ、下スロープ28の誘導突起46を隠す。
S64では継続スイッチ19を監視し、オンしなければS65で大当り終了後3秒経過したか監視し、経過したらS66で8進カウントカウンタをクリアすると共に、10カウントカウンタをクリアする。
一方、S64で継続スイッチ19がオンしたら、S67で継続カウンタが「8」か否かを判別し、「8」でなければS68で腕用モータ1回転処理を実行して腕27を一回振り、S50へ復帰する。S67で継続カウンタが「8」ならば、最終回と判断し、S69で継続入賞無効処理を実行し、S70で10カウントカウンタが「10」か否かを判別し、S71で可動翼片12の18回開閉が終了したか監視し、10カウントカウンタが「10」または18回開閉が終了したときは、S72で8進カウントカウンタをクリアすると共に、10カウントカウンタをクリアする。S73で足駆動用モータ48が作動を開始するまでの時間を設定する動作タイマを0.8秒にセットする。
そして、上記S73で足駆動用モータ48の動作タイマを0.8秒にセットしたらS3へ復帰する。よって、これ以後は、始動スイッチ58…がオンし、0.8秒経過した後、足20が作動を開始する。従って、可動体である足20が通常の動作を行い、大入賞口13へ入球した球が特別入賞口15へ入賞し易くなるようなことはない。
上記のような実施例によれば、図柄表示装置14が特定の図柄を表示して大当りになると、可動体の動作時間が通常の0.8秒から1.2秒に延長され、上記可動体によって、大入賞口13に入球した球を特別入賞口15へ誘導し易くなる。従って、特別遊技が終了した後、特別入賞口15へ入賞し易くなって再び大当りになる可能性が高まり、遊技の興趣が著しく増大する。
上記のような実施例を基にして様々な変更が可能である。例えば、図12のS40における足駆動用モータ48の動作タイマのセットを省略して、特別遊技が途中で終了してしまった場合には、上記動作タイマのセット時間を0.8秒のままにしたり、或はS40において上記動作タイマを1.0秒にセットし、特別遊技を全うした場合に比べて少し不利になるようにしてもよい。
更に、特別遊技の回数を計数するゲ−ムカウンタを追加し、図11のS2とS3との間に、図14(A)に示すように、S2_1としてゲ−ムカウンタが「2」か否かを監視し、「2」ならばS2_2で、足駆動用モータ48の動作タイマを0.8秒にセットする。また、S19は省略して図柄表示装置14の表示図柄に拘りなく継続回数は16回とする。更に、図12のS39を図14(B)のように、16進カウントカウンタ及び10カウントカウンタと共に、上記追加したゲ−ムカウンタをクリアする。一方、S47の後に、図14(C)のように、S47_1として、ゲ−ムカウンタを「+1」する処理を追加する。
上記のような変形例によれば、16回開放動作を無事終了して特別遊技を全うすれば、可動体である足20の動作タイマが1.2秒にセットされた有利な状態が2回繰り返される。また、特別遊技を途中で終了すると、動作タイマが1.0秒にセットされた少し有利な状態が2回繰り返される。更に、動作タイマが1.0秒にセットされた状態と、動作タイマが1.2秒にセットされた状態とが混在する可能性もある。
上記した実施例では、可動体の動作を遅延させることにより、特別入賞口15の入賞率を向上させているが、図15に示すように、可変入賞装置4の大入賞口13内に、上下に往復運動する障害部材60を設け、この障害部材60を移動させることにより、特別入賞口15の入賞率を変更するようにしてもよい。即ち、下降したときに特別入賞口15への入賞を妨害し、上昇したときに特別入賞口15への入賞を妨害しない可動体を設けるのである。尚、この障害部材60はモータ61を駆動源とするカムクランク機構62によって上下動するように構成してある。
そして、この可動体としての障害部材60を図11ないし図13に示したフローチャートとほゞ同様なプログラムによって制御可能である。例えば、S5の足駆動用モータ1回転処理を、障害部材60を中央に停止と読み替え、S18の足駆動用モータ回転処理を、障害部材上下往復移動処理と読み替える。また、S40の足駆動用モータ48の動作タイマを1.2秒にセットを、障害部材60を下方で停止と読み替え、S42の腕用モータ1回転処理を障害部材上下往復移動処理と読み替え、S47の足駆動用モータ48の動作タイマを障害部材60を上方で停止と読み替える。尚、他の腕駆動用モータ31及びストッパ駆動用モータ34に関する処理、及びS9、S11、S22における処理は無視する。また、10カウントスイッチは継続スイッチ19の下方に設けられる。
従って、この実施例によっても、開閉動作が16回無事継続して特別遊技を終了すると、特別入賞口15の入賞率が高まって、再び特別遊技に移行する可能性が大きくなり、ゲ−ム性が向上する。
更に、始動口5に入賞した打球の数に基づいて可動体を制御することにより、特別入賞口15の入賞率を変更するようにすることもできる。この場合には、例えば、図16に示すような制御ステップを制御プログラムに追加すればよい。
即ち、例えばS9の位置に、始動カウンタが「30」か否かを判別する分岐処理を、次に可動体としての障害部材60を上方で停止する処理を、次いで始動カウンタが「31」になったか否かを判別する分岐処理を設け、始動カウンタが「31」ならば、当該始動カウンタをリセットすると共に、障害部材60を中央で停止させる処理を設ける。
上記のような始動口5に関する処理を追加すると、始動口5に入賞した球数に基づいて特別入賞口15の入賞率を変更することができ、始動口5へは入賞するのに特別入賞口15へ入賞しなかったり、特別入賞口15へ入賞し易い状態がいつまでも続くことがなく、出玉の管理が容易になる。
上記した各実施例では、動作変更手段として特別入賞装置の入賞率に影響する可動体を制御するものを示したが、動作変更手段は、特別入賞口15そのものを変更するものであってもよい。
即ち、例えば図17に示すように、特別入賞口15と一般入賞口16とを仕切る一対の仕切板70を移動可能に構成し、両仕切板70の間に介在させた楕円筒状のカム71を、スプリング72の付勢に抗してモータ駆動源73に回転させ、両仕切板70の間に上記カム71の長軸が位置するときは特別入賞口15の横幅が拡大して入賞率が高くなり、カム71の短軸が位置するときは特別入賞口15の横幅が狭まって入賞率が低くなるように構成することもできる。
以上本発明を図示の実施例について説明したが、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した構成を変更しない限り適宜に実施できる。
遊技盤の概略正面図である。 可変入賞装置の正面図である。 可変入賞装置の縦断面図である。 腕の動作説明図である。 ストッパー部材の動作説明図である。 可動体としての足の動作説明図である。 第1始動スイッチと大入賞口と足の関係を示すタイムチャートである。 第2始動スイッチと大入賞口と足の関係を示すタイムチャートである。 特別遊技のタイムチャートである。 制御系のブロック図である。 遊技の一例を示すフローチャートの一部である。 遊技の一例を示すフローチャートの一部である。 遊技の一例を示すフローチャートの一部である。 他の遊技を示すフローチャートの変更箇所である。 他の実施例における可変入賞装置の概略を示し、(A)は正面図、(B)は断面図の一部である。 他の遊技を示すフローチャートの追加部分である。 他の実施例における可動体の動作変更手段を示す可変入賞装置の一部断面図である。
符号の説明
1 遊技盤
3 遊技部
4 可変入賞装置
5 始動口
12 可動翼片
13 大入賞口
14 図柄表示装置
15 特別入賞口
16 一般入賞口
20 可動体としての足
21 ストッパー部材
27 腕

Claims (5)

  1. ガイドレールで囲まれる遊技部に可変入賞装置を配設し、
    可変入賞装置は、遊技盤に取り付けるための取付基板を有し、該取付基板に設けた開口部の後方に遊技部と区画された大入賞口を備えており、一対の可動翼片が開口部を閉成して大入賞口と遊技部とが連通しない第1状態から、球が始動口に入賞して始動口スイッチがオンすることにより予め定めた遊技状態が成立すると、一対の可動翼片の作動により開口部を開成して大入賞口と遊技部とが連通する第2状態に変化し、
    特定領域に臨ませた継続スイッチが球を検出する継続条件を満たすと、予め定められた許容される最大継続回数まで繰り返し前記可変入賞装置を第2状態に変化可能にする特別遊技に移行し、この特別遊技中は、前記継続スイッチが球を検出して継続条件を満たすたびに、前記可変入賞装置を第2状態に変化させるパチンコ機において、
    前記可変入賞装置の大入賞口内に特定領域を設けると共に、該特定領域の入賞率に影響を与える可動体を設け、
    前記特別遊技の回数を計数するゲームカウンタを設け、該ゲームカウンタは、前記特別遊技を終了した場合にカウントされ、
    前記特別遊技終了後に前記特定領域へ入賞し難くなるように動作する可動体を、前記ゲームカウンタが所定の値になるまでは、前記特定領域へ入賞し易くなるように動作させることを特徴とするパチンコ機。
  2. 前記特定領域へ入賞し易くなるように可動体が動作する動作タイマを設け、前記ゲームカウンタが所定の値になるまでは、可動体が動作して特定領域へ入賞し易くなるように前記動作タイマを設定した請求項1に記載のパチンコ機。
  3. 前記ゲームカウンタが所定の値になるまでは、可動体の動作開始が遅延するように動作タイマを設定し、可動体の動作開始を遅延させることにより、特定領域へ入賞し易くなるようにした請求項2に記載のパチンコ機。
  4. 前記継続条件を満たして許容される最大継続回数まで前記可変入賞装置が第2状態を繰り返して特別遊技を全うして終了した場合と、前記継続条件を満たすことなく特別遊技を途中で終了した場合とで、前記動作タイマに異なる時間設定し、特別遊技を途中で終了した場合には、特別遊技を全うして終了した場合に比べて、前記特定領域へ入賞し易くなるように可動体を動作させる時間が短くなるようにした請求項2ないし3の何れかに記載のパチンコ機。
  5. 前記可動体は大入賞口内を上下に往復運動し、下降したときに特定領域への入賞を妨害し、上昇したときに特定領域への入賞を妨害しないようにした請求項1ないし4の何れかに記載のパチンコ機。
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