JP4149791B2 - 包装を移送するための方法と装置 - Google Patents

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は包装の移送方法に関する。
【０００２】
本発明は、各々が部分的にまたは完全に包装内で囲まれる一群のタバコの移送に対して効果的に利用可能であり、下記の記述は、一例として純粋に本発明に関連する。
【０００３】
【従来の技術】
一群のタバコの周りを包む包装材料のシートは、この一群に接触する包装材料のシートの一部分により形成される平坦な壁を具備する。
【０００４】
上記の形式における包装を移送する公知の一つの方法は、各ポケットが実質的にポケットに拘束されない平坦な壁を有する包装を収容するようなポケットコンベアにより通路に沿って包装を供給することと、ポケットの方へ向き通路に沿って包装に接触するガイドにより包装を案内することとを有する。
【０００５】
ポケットが直線状の通路に沿って移動するとき、ガイドは平坦な滑動面を有する固定プレートにより形成され、使用時においてはこのガイドに沿って包装が滑動する。しかし、自動機械製造業者は、チェーンまたはベルトコンベアよりも信頼性があるホイールコンベアでタバコのポケットを移送することを好み、ゆえに、ポケットおよび対応する固定ガイドの通路は、直線状ではなく湾曲になる。湾曲のガイドは、ポケット内側で包装を保持するような直線状のガイドと同じ機能を遂行するが、包装の平坦な壁がガイドの湾曲の滑動面に沿って滑ることにより引き起こされる欠点を有し、それにより、包装は平坦な壁の両側でガイドと接触する。包装がこのようにガイドに接触することによる欠点の一部は、端部に沿った包装の摩耗、端部の変形および平坦な壁の変形であり、この平坦な壁の変形は、一群のタバコの遠心力を受けてガイドの曲線を再現する傾向がある。
【０００６】
包装が湾曲の通路に沿って移動するときで、平坦な壁に沿った変形を引き起こすかもしれない折り作業、例えば、仕上げ折りを包装が受けるときにおいては、平坦な壁の変形はさらに増す。特に、平坦な壁の全体が支持されているにもかかわらず、平坦な壁に直接的に接続されている包装の折り部分は平坦な壁の変形を引き起こす。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、湾曲部分を有する通路に沿って平坦な壁を有する包装の移送方法を提供することであり、この方法は従来技術の欠点を排除するように構成されている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
本発明では、各包装が包装材料の少なくとも一つのシートにより形成され、少なくとも一つの平坦な壁を具備する包装の移送方法が提供され、この方法は、コンベアのポケットにより湾曲の通路に沿って包装を供給する段階と、包装に接触するガイドにより湾曲の通路に沿って包装を案内する段階とを具備し、ガイドのプレートの平坦な面が湾曲の通路の部分に沿って包装の平坦な壁の全体と接触するように、ポケットに関してガイドのプレートを動かすことを特徴とする。
【０００９】
また、本発明は、包装を移送する装置に関する。
【００１０】
本発明では、各包装が包装材料の少なくとも一つのシートにより形成され少なくとも一つの平坦な壁を具備する、包装の移送装置が提供され、この装置は、順繰りに湾曲の通路に沿って包装を供給するための少なくとも一つのポケットを具備するコンベアと、湾曲の通路に沿って包装を案内するためのガイドとを具備し、このガイドは、平坦な面を有し湾曲の通路の部分に沿ってこの平坦な面が包装の平坦な壁の全体と接触することを保つようにコンベアに関して移動可能な少なくとも一つのプレートを具備することを特徴とする。
【００１１】
本発明の多数の限定されない実施例の一例が、添付図面を参照して記述される。
【００１２】
【発明の実施の形態】
図１の番号１は、湾曲の通路Ｐの沿って包装２を移送するための装置全体を示し、各包装２は、包装材料のシート５で包まれたタバコ４の整頓された一群３を具備する。図８から図１２を参照すると、シート５は多くの折り作業で一群３の周囲に次第に包まれる。図８においては、包装材料のシート５は、一群３の周囲で管形状に部分的に折り畳まれ、とりわけ、一群３に接触する平坦な壁６と、この平坦な壁６に隣接する自由部分７とを形成する。図９においては、部分７は壁６に関して直角に折られ、包装２は平行で対の４つの壁６，８，９，１０を有する管形状に形成され、管形状の二つの終端部１１は、一群３に関して突出する。図１０においては、各管形状の部分１１が対向した耳部１４および１５を有するように、各管形状の部分１１の２つの耳部１２および１３は、一群３上に折られる。図１１においては、各耳部１４は一群３上に折られ、耳部１２および１３に重なり合う。図１２においては、耳部１５は一群３上に折られ、耳部１４に重なり合う。
【００１３】
図１を参照すると、包装２が装置１により通路Ｐに沿って供給されと、図８から図１２を参照して記載された包装２の多様な構成が実現される。装置１は、フレーム１６と、図１の平面に対して垂直な軸線１８周りに回転するホイール１７とを具備し、軸線１８周りに等間隔に離間され各包装２を保持するための、連続するポケット１９を支持する。各ポケット１９は、軸線１８に平行な軸線２１周りに回転するサポートフレーム２０と、軸線１８に平行なそれぞれの軸線（図示されていない）周りにフレーム２０に関して回転する二つの側壁２２と、ブレード形状の壁２２に対して自由部分７を保持するための顎部２３とを具備する。各包装の壁６がホイール１７の外側へ向くように、各ポケット１９はそれぞれの包装２を保持する。
【００１４】
また、装置１は通路Ｐに沿って連続する四つの折り機構２４，２５，２６および２７を具備し、これらの折り機構はガイド２８と協力し、包装２がガイド２８と接触して移動するときに、各包装２の部分７と耳部１２，１３，１４および１５とを折ることを提供し、ガイド２８は、二つの固定バー２９と、三つの移動可能なプレート３０，３１，３２と、固定通路３３とを具備する。
【００１５】
折り機構２４は、軸線１８と平行な軸線３５周りに回転するホイール３４と、軸線３５周りに等間隔に離間された三つの折りブレード３６とを具備する。プレート３０は、ホイール１７と折り機構２４との間で延在し、軸線１８と平行な軸線３７周りに回転し、ブレード３６により係合するために櫛形状にされ、ホイール１７の外周に向く平坦な滑動面３８を有する。
【００１６】
折り機構２５は、軸線４０周りに回転するホイール３９と、軸線４０周りに等間隔に離間された三つの関節をなすアーム４１とを具備し、これらの関節をなすアームはフォーク形状で開口し、各々は２つの折り部材４２を支持する。プレート３１は、折り機構２５とホイール１７との間で延在し、軸線４３周りに回転し、歯付きの終端部４４および平坦な滑動面４５を具備する。
【００１７】
プレート３２は、ホイール１７に向く平坦な滑動面４６を有し、折り機構２６を支持し、この折り機構２６は二つのブレード４７を具備し、各々は面４６に対して垂直に延在し、プレート３２と一体化されたフランジによりプレート３２を越えて支持される。プレート３２はビーム４８によりフレーム１６に連結され、このビーム４８はフレーム１６に対して固定され、プレート３２と長さの異なる２つのアーム４９および５０とともに、プレート３２の方向を変えるための関節をなす四角形を形成する。アーム４９は、軸線１８と平行な軸線４９ａ周りに回転し、ホイール１７に関してプレート３２を動かすように公知の作動機（図示されていない）と連結される。また、プレート３２は二つの歯付きの終端部５１を具備する。
【００１８】
折り機構２７は二つのロッカーアーム５２を具備し、図１ではそれらの１つのみが示されている。各ロッカーアーム５２は、軸線１８に平行な軸線５３周りにビーム４８にヒンジ式固定され、二つの折り部材５４および５５を具備する。固定通路３３は、折り機構２７とホイール１７との間で部分的に延在し、ホイール１７の外周部と平行な湾曲面５６と、図１において１つのみが示されている二つの平坦で平行な円弧面５７と、プレート３２の歯付きの終端部５１と協働する歯付きの入り口部分５８とを具備する。
【００１９】
ホイール１７、ポケット１９、移動可能なプレート３０，３１，３２および折り機構２４，２５，２７は、添付の図面に図示されていないそれぞれ公知の作動装置により動作される。
【００２０】
実使用においては、図１を参照して、ホイール１７は湾曲の通路Ｐに沿って包装２を供給するように軸線１８周りに時計方向に回転し、ガイド２８はこの湾曲の通路Ｐに沿って設置される。通路Ｐの第一部分に沿って、プレート３０に面する包装２はプレート３０自身により案内され、このプレート３０は軸線３７周りに時計方向に方向付けられる。同時に、ポケット１９は、包装２の平坦な壁６がプレート３０の平坦な面３８に平行で、かつ、接触することを保つように、軸線２１周りに反時計方向に方向付けられる。包装２が面３８に沿って滑るとき、折り機構２４のブレード３６は櫛状にプレート３０と係合し、図９に示されるような包装２の形状を得るように壁６に関して直角に部分７を折る。顎部２３は、折られた位置で部分７を保持するために閉じられる。
【００２１】
包装２がプレート３０から離れると、ポケット１９は、プレート３１に沿って滑るために適する位置に包装２を配置するように軸線２１周りに時計方向に回転され、プレート３０は、次のポケット１９で入ってくる包装２を受け入れるために適している位置に軸線３７周りに反時計方向に回転する。換言すると、ポケット１９およびプレート３０が回復可能なように、ポケット１９により保持された包装２は、連続するプレート３０と３１の間を飛ぶ。
【００２２】
包装２の壁６は、プレート３０に関して上述されたような同時に回転するプレート３１およびポケット１９によりプレート３１の平坦な面４５に沿って滑動する。
【００２３】
図２を参照すると、包装２がプレート３１に沿って滑動するとき、二つの折り部材４２はプレート３１を越えた位置に動かされ、包装２の後について行く。同時に、アーム４９は、プレート３２の面４６をプレート３１の面４５に整列し、終端部４４および５１を交差するように、ビーム４８に関して時計方向に回転され、プレート３２を傾ける。図２は、整列された位置にあるプレート３１および３２が示されている。次に、プレート３１は反時計方向に回転し、図３に示されているように、プレート３２は包装２の案内をプレート３１から受け継ぐ。アーム４９は、ポケット１９が固定位置に維持されている間においてビーム４８に関して反時計方向に回転し、壁６が面４６に沿って滑動可能にするように、ビーム４８と、プレート３２と、アーム４９および５０とで形成される関節をなす四角形は、面４６を、包装２の壁６に平行で、かつ、接触するように保つ。図３を参照すると、包装２が面４６に沿って滑動するとき、包装２は折り機構２６のブレード４７に係合し、プレート３２の片側において二つの折り部材４２は、耳部１２および１３のそれぞれを折るために包装２に追いつき、図１０に示されている包装２の形状を得る。
【００２４】
図４を参照すると、アーム４９の緩やかな反時計方向の回転は、プレート３２の終端部５１が通路３３の部分５８に係合することを引き起こす。すなわち、面４６は、通路３３へ包装２を移送するために通路３３の湾曲面５６の接線上に位置する。この段階では、壁６はプレート３２の平坦な面４６に接触し、包装２は耳部１５の直下側に位置するバー２９と係合し、折り部材５４が図１１の形状に耳部１４を折るように、ロッカーアーム５２は軸線５３周りに反時計方向に揺れ動く。耳部１４が折られると、包装２は通路３３へ移送され、この通路に沿って耳部１５は、図１２に示される包装２の形状を得るように、ロッカーアーム５２の部材５５により折られる。対向する円弧状面５７と湾曲面５６との間で、完成された包装２は通路３３に沿って供給され、包装２が通路３３に移送されると、図５に示めされているように、プレート３１から次の包装２を受け入れるために、プレート３２は、時計方向に回転するアーム４９によりもう一度傾けられる。
【００２５】
包装２が、湾曲の通路Ｐに供給されたとき、ガイド２８は、移動可能なプレート３０，３１，３２により壁６の全体の実質的な支持を提供し、壁に関して部分７および耳部１２，１３、１４が折られ、壁６が、支持が全くないときのように変形されるのを防止する。
【００２６】
図６の変形例においては、装置１は折り機構２４，２５，２６，２７を備えておらず、ガイド２８は通路Ｐに沿って簡単に包装２を案内するためのガイド５９と取り替えられ、このガイド５９は多数の関節をなすプレート６０を具備する。各プレート６０は、隣接するプレート６０の歯付きの終端部６１と係合し対向する歯付きの終端部６１と、平坦な滑動面６２と、面６２の反対側でプレート６０にしっかりと結合されている二つのアーム６３，６４とを具備する。アーム６３はアーム６４よりも短く、ホイール１７の軸線１８と平行な軸線６５周りに、隣接するプレート６０のアーム６４にヒンジ式固定される。
【００２７】
ガイド５９は二つの伝動装置６６，６７を具備し、これらの二つの伝動装置は、軸線７０および軸線７１のそれぞれの周りに回転しロッド７２およびロッド７３のそれぞれにより一対に連結されそれぞれが連続する二つのロッカーアーム６８およびロッカーアーム６９を有する。
【００２８】
ロッカーアーム６８およびロッカーアーム６９は、ホイール１７の周りに互い違いとされ、プレート６０に交互に連結される。すなわち、一つのロッカーアーム６８は、特定のプレート６０のアーム６４に軸線７４周りにヒンジ式固定され、ロッカーアーム６８に隣接する二つのロッカーアーム６９は、この特定のプレート６０に隣接する二つのプレート６０のアーム６４に軸線７４周りにヒンジ式固定される。換言すると、各プレートは、フレーム、ロッカーアーム６８、ロッカーアーム６９、プレート６０に隣接するアーム６４およびプレート６０自身を具備して関節をなす五角形の一部を形成する。
【００２９】
伝動装置６６のロッカーアーム６８の一つは、たとえば、ホイール１７の回転により駆動されるカム式作動装置等の、公知の作動装置（図示されていない）に接続される。ロッカーアーム６９の一つは同一の方法により駆動され、ロッド７２およびロッド７３によるロッカーアーム６８およびロッカーアーム６９の連結は、２つの作動装置のみの使用により、同時に、すべてのロッカーアーム６８およびロッカーアーム６９の駆動を提供する。
【００３０】
ポケット１９は開き角ＰＡでホイール１７の外周に沿って等間隔に離間され、その上、プレート６０は開き角ＰＡ/２で軸線１８周りに等間隔に離間される。
【００３１】
実際の使用においては、ホイール１７は、湾曲の通路Ｐに沿って包装を供給するために軸線１８周りに連続的に回転され、各包装２の平坦な壁６は、ホイール１７の外側へ向き、プレート６０に接触する。図６を参照すると、プレート６０は二つ一組になって整列され、壁６が同時に二つの隣接するプレート６０に接触するように、包装２は整列された二つのプレート６０の終端部６１に置かれる。整列された対のプレート６０は、整列された対の隣接するプレートとにより角度Ａを形成し、しかし、角度Ａの範囲は、包装２により超えて移動されることはない。図６においてホイール１７が時計方向に回転するとき、包装２は通路Ｐに沿って供給され、同時に、ロッカーアーム６８は反時計方向に回転し、ロッカーアーム６９は時計方向に回転し、それゆえ、軸線２１周りにポケット１９の方向付けを必要とすること無しに、プレート６０の面６２は壁６との接触が保たれ、図６の形状で角度Ａを形成している隣接するプレート６０は整列される。図７を参照すると、角度ＰＡ/２のホイール１７の回転は、図６で角度Ａを形成しているプレート６０を整列し、図６で整列された隣接するプレート６０間に角度Ａを形成する。さらなる角度ＰＡ/２のホイール１７の回転は、プレート６０を図６の形状に復元するように、ロッカーアーム６８およびロッカーアーム６９の、時計方向および反時計方向のそれぞれ２つの回転を生成する。すなわち、ロッカーアーム６８およびロッカーアーム６９は、角度ＰＡの各回転により２つの反対の前後する動きを遂行する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による方法を実行するための装置の、明確にするための断面部分と取り除かれた部分とを有する略側面図である。
【図２】異なった作業段階における、図１の装置の詳細側面図である。
【図３】もう一つの異なった作業段階における、図１の装置の詳細側面図である。
【図４】さらにもう一つの異なった作業段階における、図１の装置の詳細側面図である。
【図５】さらにもう一つの異なった作業段階における、図１の装置の詳細側面図である。
【図６】図１の装置の変形例において、二つの作業段階の内の一つの作業段階の、明確にするための断面部分と取り除かれた部分とを有する略側面図である。
【図７】図１の装置の変形例において、二つの作業段階の内のもう一つの作業段階の、明確にするための断面部分と取り除かれた部分とを有する略側面図である。
【図８】連続する仕上げ段階の、包装の斜視図である。
【図９】もう一つの連続する仕上げ段階の、包装の斜視図である。
【図１０】さらにもう一つの連続する仕上げ段階の、包装の斜視図である。
【図１１】さらにもう一つの連続する仕上げ段階の、包装の斜視図である。
【図１２】さらにもう一つの連続する仕上げ段階の、包装の斜視図である。

Claims (29)

1. 各包装（２）が、包装材料（５）の少なくとも一つのシートにより形成され、少なくとも一つの平坦な壁（６）を具備する包装を移送する方法であって、
   コンベア（１７）のポケット（１９）により湾曲の通路（Ｐ）に沿って前記包装（２）を供給する段階と、前記包装（２）に接触するガイド（２８；５９）により前記湾曲の通路（Ｐ）に沿って前記包装（２）を案内する段階とを具備し、
   プレート（３０，３１，３２；６０）の平坦な面（３８，４５，４６；６２）が前記湾曲の通路（Ｐ）の一部に沿って前記包装（２）の前記平坦な壁（６）の全体に接触するように、前記ポケット（１９）に関して前記ガイド（２８；５９）の前記プレート（３０，３１，３２；６０）が動くことを特徴とする方法。
2. 前記コンベアはホイール（１７）であって、第一軸線（１８）周りに連続的に前記ホイール（１７）を回転させることと、前記第一軸線（１８）に平行な少なくとも一つの第二軸線（３７，４３，４９ａ；７０，７１）周りに前記プレート（３０，３１，３２；６０）を方向付けることとを特徴とする、請求項１に記載の方法。
3. 前記ポケット（１９）は前記第一軸線（１８）に平行な第三軸線（２１）周りに前記ホイール（１７）にヒンジ式固定されており、前記第二軸線（３７，４３）周りに前記プレート（３０，３１）を方向付けることと、同時に、前記第三軸線（２１）周りに前記ポケット（１９）を方向付けることとを特徴とする、請求項２に記載の方法。
4. 前記プレート（３２；６０）は関節をなす多角形の一部を形成し、前記関節をなす多角形により前記プレート（３２；６０）を動かすことを特徴とする、請求項１または２に記載の方法。
5. 前記プレート（３２）は、長さの異なる二つのアーム（４９，５０）を具備している関節をなす四角形の一部を形成することを特徴とする、請求項４に記載の方法。
6. 前記プレート（６０）は関節をなす五角形の一部を形成することを特徴とする、請求項４に記載の方法。
7. 前記プレート（３０，３１，３２）は折り機構（２４，２５，２６，２７）と協働することを特徴とする、請求項１から請求項６のいずれか一つの請求項に記載の方法。
8. 第一折り手段（３６）は櫛状に前記プレート（３０）と係合することを特徴とする、請求項７に記載の方法。
9. 第二および第三折り手段（４２，５４）は前記プレート（３１，３２）の両側に設置されることを特徴とする、請求項７または請求項８に記載の方法。
10. 前記コンベア（１７）は等間隔に離間され連続するポケット（１９）を具備し、各前記ポケット（１９）は前記湾曲の通路（Ｐ）に沿ってそれぞれの包装（２）を収容し、前記ガイド（２８、５９）は、前記湾曲の通路（Ｐ）に沿って設置され連続するプレート（３０，３１，３２；６０）を有しており、二つの隣接する前記プレート（３０，３１，３２；６０）の間で各前記包装（２）を移送することを特徴とする、請求項１から請求項９のいずれか一つの請求項に記載の方法。
11. 二つの隣接する前記プレート（３０，３１）の間で前記包装（２）を移送するために、前記プレート（３０，３１）から前記包装（２）を引き離すことを特徴とする、請求項１０に記載の方法。
12. 隣接する前記プレート（３１，３２；６０）の間で前記包装（２）を移送するために、隣接する前記プレート（３１，３２；６０）の前記面（４５，４６；６２）を整列することを特徴とする、請求項１０に記載の方法。
13. 前記プレート（３１，３２；６０）の隣接する終端部（４４，５１，６１）は櫛状に係合することを特徴とする、請求項１２に記載の方法。
14. 前記ポケット（１９）は第一開き角（ＰＡ）で前記第一軸線（１８）周りに離間され、前記プレート６０は、前記第一開き角（ＰＡ）の半分に等しい第二開き角で前記第一軸線（１８）周りに離間されることを特徴とする、請求項２および請求項１３に記載の方法。
15. 第一および第二伝動装置（６６，６７）により前記プレート（６０）を同時に作動することと、前記第一および前記第二伝動装置は前記プレート（６０）を互いに連結することとを特徴とする、請求項１４に記載の方法。
16. 各包装（２）が、包装材料（５）の少なくも一つのシートにより形成され、少なくとも一つの平坦な壁（６）を具備する包装を移送する装置であって、
    湾曲の通路（Ｐ）に沿って前記包装（２）を供給するための少なくとも一つのポケット（１９）を具備するコンベアと、前記湾曲の通路（Ｐ）に沿って前記包装（２）を案内するためのガイド（２８，５９）とを具備し、
    平坦な面（３８，４５，４６；６２）を有し、前記平坦な面（３８，４５，４６；６２）が前記湾曲の通路（Ｐ）に沿って前記包装（２）の前記平坦な壁（６）の全体と接触することを保つようにコンベア（１７）に関して移動可能な少なくとも一つのプレート（３０，３１，３２；６０）を、前記ガイド（２８；５９）が具備することを特徴とする装置。
17. 前記コンベアは、第一軸線（１８）周りに回転するホイール（１７）であり、前記プレート（３０，３１，３２；６０）は、前記第一軸線（１８）に平行な少なくとも一つの第二軸線（３７，４３，４９ａ；７０，７１）周りに方向付けられることを特徴とする、請求項１６の記載の装置。
18. 前記ポケット（１９）は、前記第一軸線（１８）に平行な第三軸線（２１）周りに前記ホイール（１７）にヒンジ式固定されることを特徴とする、請求項１７に記載の装置。
19. 前記プレート（３２；６０）は、関節をなす多角形の一部を形成することを特徴とする、請求項１６または請求項１７に記載の装置。
20. 前記プレート（３２）は、異なった長さの二つのアーム（４９，５０）を具備する関節をなす四角形の一部を形成することを特徴とする、請求項１９に記載の装置。
21. 前記プレート（６０）は、関節をなす五角形の一部を形成することを特徴とする、請求項１９に記載の装置。
22. 前記プレート（３０；３１；３２）は、前記コンベア（１７）と折り機構（２４；２５；２７）との間に設置されることを特徴とする、請求項１６から請求項２１のいずれか一つの請求項に記載の装置。
23. 前期プレート（３０）は櫛形状であって、前記折り機構（２４）は、前記プレート（３０）と係合する櫛形状の折り手段（３６）を具備することを特徴とする、請求項２２に記載の装置。
24. 前記コンベア（１７）は等間隔に離間された連続するポケット（１９）を具備し、各前記ポケット（１９）は、前記湾曲の通路（Ｐ）に沿ってそれぞれの包装（２）を収納し、前記ガイド（２８；５９）は、前記湾曲の通路（Ｐ）に沿って設置される連続するプレート（３０，３１，３２；６０）を具備することを特徴とする、請求項１６から請求項２３のいずれか一つの請求項に記載の装置。
25. 連続する前記プレート（３０，３１）は独立していることを特徴とする、請求項２４に記載の装置。
26. 前記プレート（３１，３２；６０）は整列可能であることを特徴とする、請求項２４または請求項２５に記載の装置。
27. 前記プレート（３１，３２；６０）は、隣接する前記プレート（３１，３２；６０）の終端部（４４，５１；６１）と係合するための、少なくとも一つの櫛形状の終端部を有することを特徴とする、請求項２４から請求項２６のいずれか一つの請求項に記載の装置。
28. 前記ポケット（１９）は、第一開き角（ＰＡ）で前記第一軸線（１８）周りに離間され、前記プレート（６０）は、前記第一開き角（ＰＡ）の半分に等しい第二開き角で前記第一軸線（１８）周りに離間されていることを特徴とする、請求項１７および２７に記載の装置。
29. 前記プレート（６０）は互いに連結され、また第一および第二伝動装置（６６，６７）に連結されることを特徴とする、請求項２８に記載の装置。

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