JP4149739B2 - リクライニング装置のラチェット及びその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、一方の面側には基部に対して凹部、該凹部と対向する他方の面側には前記基部に対して凸部が形成され、更に前記凹部の側壁面には内歯が形成されたリクライニング装置のラチェット及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
リクライニング装置において、図5に示すように、平板を打ち出し加工して凹部1を形成し、その凹部1の側壁面に内歯3を形成したラチェット5と呼ばれる部材が用いられる。
【0003】
このような、内歯3を有するラチェット5は、以下のような工程で製造されている。
(1)図6(a)に示すような平板Aを打ち出し加工(半抜き加工)して、図6(b)に示すように、一方の面側には基部Bに対して凹部C、凹部Cと対向する他方の面側には基部Bに対して凸部Dを形成する。
(2)図6(c)に示すように、凹部Cの側壁面Eに、内歯Fを形成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記構成のリクライニング装置のラチェット5において、
(1)図6(b)に示すように、基部Bと凸部Dとの間には、つなぎ部Hが存在する。しかし、つなぎ部Hは、基部Bの厚さ内に収まっているので、打ち出し加工する際の打ち出し量t′は、平板Aの板圧tより小さくなる。一方、内歯Fの歯の幅Wは、凹部Cに深さ、即ち、打ち出し量t′によって決定される(t>t′=W)。
(2)平板Aを打ち出し加工する際には、角部に引き連れによるダレGが発生する(図6(b)参照)。したがって、内歯Fを形成しても、内歯Fの幅Wのうち、有効に機能する部分はダレの部分を除いた幅W′となる(W>W′)。
【0005】
(1),(2)により、t>W′となり、内歯Fの歯の幅Wのうち有効に機能する幅W′は、平板Aの厚さtに比べてかなり薄くなる。このため、充分な強度を有する内歯Fを得ようとすると、平板Aの板厚tを厚くしなければならない。
【0006】
したがって、ラチェット5が厚くなり、重さも重くなる問題点がある。
更には、リクライニング装置が大型化し、また、重くなる問題点もある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その課題は、リクライニング装置が軽く、また、小型になるリクライニング装置のラチェット及びその製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する請求項1記載の発明は、一方の面側には基部に対して凹部、該凹部と対向する他方の面側には前記基部に対して凸部が形成され、更に前記凹部の側壁面には内歯が形成されたリクライニング装置のラチェットにおいて、前記凸部の側壁面側には、前記内歯の谷より外側に位置する基部の部位から前記凸部の天面に向かう傾斜面を有する傾斜部が形成され、前記凸部の傾斜部の前記内歯と対向する部分に、内歯方向につぶしてへこませた段部が形成されていることを特徴とするリクライニング装置のラチェットである。
【0008】
前記凸部の側壁面には、前記内歯の谷より外側に位置する基部の部位から前記凸部の天面に向かう傾斜面を有する傾斜部が形成されていることにより、基部と凸部との間をつなぐ部分が基部の他方の面から突出していることとなる。このため、内歯の歯の幅を基部の厚さ以上に設定することができる。よって、ラチェットを従来よりが薄く、軽くすることができ、リクライニング装置が軽く、また、小型になる。
【0010】
凹部の開口部の角部には引き連れによる大きなダレが発生する。このダレの量は、従来例よりも大きい。しかし、内歯形成時に、前記凸部の傾斜部の前記内歯と対抗する部分に、内歯方向につぶしてへこませた段部を形成することにより、ダレの量が少なくなり、ダレによる内歯の有効な歯幅の減少を抑制することができる。
【0011】
請求項2記載の発明は、一方の面側には基部に対して凹部、該凹部と対向する他方の面側には基部に対して凸部が形成され、前記凹部の側壁面に内歯が形成されたリクライニング装置のラチェットの製造方法において、前記凹部の底面が前記凹部の開口部より小さくなるように、また、前記凸部の天面が前記凸部の底面より小さくなるように打ち出し加工し、前記凸部の側壁面、前記凹部の側壁面を傾斜面とする第1の工程と、前記凹部の傾斜した前記側壁面に内歯を形成すると共に、前記凸部の天面の前記内歯と対向する部分を前記内歯方向につぶしてへこませた段部を形成する第2の工程と、を有することを特徴とするリクライニング装置のラチェットの製造方法である。
【0012】
第1の工程では、前記凹部の底面が前記凹部の開口部より小さくなるように、また、前記凸部の天面が前記凸部の底面より小さくなるように打ち出し加工することにより、前記凸部の側壁面には、前記凸部の側壁面には、前記内歯の谷より外側に位置する基部の部位から前記凸部の天面に向かう傾斜面を有する傾斜部が形成される。
【0013】
この傾斜部が形成されることにより、基部と凸部との間をつなぐ部分が基部の他方の面から突出していることとなる。このため、内歯の歯の幅を基部の厚さ以上に設定することができる。よって、ラチェットを従来より薄く、軽くすることができ、リクライニング装置が軽く、また、小型になる。
【0014】
また、第1の工程のように打ち出し加工をすると、凹部の開口部の角部には引き連れによる大きなダレが発生する。このダレの量は、従来例よりも大きい。しかし、第2の工程で、前記凹部の傾斜した前記側壁面に内歯を形成すると共に、前記凸部の天面の前記内歯と対向する部分を前記内歯方向につぶしてへこませた段部を形成することにより、ダレの量が少なくなり、ダレによる内歯の有効な歯幅の減少を抑制することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
次に図面を用いて本発明の実施の形態例を説明する。
最初に、図2〜図4を用いて、リクライニング装置の一例を説明する。
【0016】
図2はリクライニング装置の平面図、図3は図2の切断線B−Bでの断面図、図4は図3の切断線C−Cでの断面図である。
これらの図において、101はシートバック側に設けられるラチェット、201はシートクッション側に設けられるロアアームである。
【0017】
ラチェット101には、円弧状の側壁面を有する凹部105が形成され、その円弧状の側壁面には内歯103が形成されている。
円弧状の内歯103の中心には穴107が形成され、ヒンジピン301が嵌合している。
【0018】
一方、ロアアーム201は、ラチェット101の凹部105を覆うように配置され、ヒンジピン301が挿通する穴203が形成され、ラチェット101はヒンジピン301を介してロアアーム201に回転可能に支持されている。
【0019】
尚、図3に示すように、ロアアーム201の下部には、カバープレート291が固着され、このカバープレート291は、ロアアーム201と協働してラチェット101を挟持するように折曲され、上部にはヒンジピン301が挿通する穴293が形成されている。
【0020】
そして、ヒンジピン301に形成された大径部313と、内端がヒンジピン301に係止され、外端部がカバープレート291に当接する抜け止めリング801とにより、ラチェット101とロアアーム201とのヒンジピン301の軸方向の位置決めがなされている。
【0021】
ヒンジピン301の一方の端部側には、すり割り部303が形成され、このすり割り部303に内端が係止され、ヒンジピン301を巻回し、外端部がラチェット101に固着されたブラケット331の折り曲げ部333に係止されたスパイラルスプリング341によってラチェット101(シートバック)は前傾れ方向に付勢されている。
【0022】
また、ヒンジピン301の大径部313を介してロアアーム201と隣接して配置され、後述するポール603とカム651とを駆動する操作レバー351には、ヒンジピン301が挿通する穴353が形成され、操作レバー351はヒンジピン301に回転可能に支持されている。
【0023】
尚、操作レバー351は、内端がヒンジピン301に係止され、外端部が操作レバー351に当接する抜け止めリング803により、ヒンジピン301の軸方向の位置決めがなされている。
【0024】
そして、ヒンジピン301のすり割り部303に内端部が係止され、外端部がレバー351の切り起こし部359に係止されたスパイラルスプリング361によって、図2において反時計方向に付勢されている。
【0025】
図4に示すように、ラチェット101の凹部105には内歯103に噛合可能な外歯601が形成されたポール603が配設されている。
ポール603の背部(外歯601が形成された面と対向する面)は、2つの面、すなわち、第1面605と第1面605よりヒンジピン301より離れた第2面607とからなる段が設けられた形状となっている。
【0026】
さらに、ラチェット101の凹部105には、カム651が配設され、このカム651にはヒンジピン301が挿通する穴653が形成され、カム651はヒンジピン301に回転可能に支持されている。
【0027】
カム651には、ポール603の背部の第1面605を押圧可能な第1面655と、第1面605よりヒンジピン301に近い第2面657とからなる段が形成されている。
【0028】
ラチェット101の凹部105と対向するロアアーム201の面には、ポール603の側部と係合し、ポール603をヒンジピン301を中心とする半径方向に案内するガイド手段としてのガイド突起231,233が形成され、ポール603はその外歯601がラチェット101の内歯103と噛合する方向に移動可能となっている。
【0029】
また、カム651の第2面657と、ポール603の第2面607との間には、円形のカム701が配設されている。
次に、ポール603とカム651とが操作レバー351によって駆動される機構を説明する。
【0030】
図4に示すように、カム651には、操作レバー351方向に切り起こされた切り起こし部661が形成されている。
ロアアーム201には、図2に示すように、ヒンジピン301を中心とする円弧状の長穴241が形成され、この長穴241をカム651の切り起こし部661が挿通している。
【0031】
そして、切り起こし部661は操作レバー351に形成された穴355に係合し、操作レバー351と共に回転するようになっている。
一方、ロアアーム201には、ポール603の突部611が係合可能で、ガイド手段(ガイド突起231,233)のポール603のガイド方向と同じ方向に伸びる長穴251が形成されている。
【0032】
さらに、突部611には、操作レバー351方向に伸びるピン681が設けられ、このピン681は操作レバー351に形成されたカム穴357に係合している。
【0033】
このカム穴357の形状は、図2に示すように、操作レバー351の回転方向に延びるながらポール603の移動方向に曲げられた形状である。
上記構成の動作を説明する。
【0034】
(通常時)
スパイラルスプリング361の付勢力により、操作レバー351は図4において反時計方向に付勢され、カム651とポール603は図3に示すような状態にある。
【0035】
この状態は、カム651の第1面655がポール603の背部の第1面605を押圧し、さらに、カム651の第2面657がカム701を介してポール603の背部の第2面607を押圧し、ポール603の外歯601がラチェット101の内歯103に噛合し、ラチェット101の回転が禁止されたロック状態である。
【0036】
また、この状態で、シートバックを介してラチェット101に高負荷が作用した場合、ロアアーム201のガイド突起231,233とポール603とが当接すると共に、ロアアーム201の長穴251の側面とポール603の突部611とが当接する。これらの当接によりラチェット101に加わった高負荷を受け、分散してロアアーム201へと伝える。
【0037】
これにより、ポール603とガイド突起231,233との接触によるガイド突起231,233の変形を防止する。
又、これらの当接によりポール603の傾き(回転)が規制され、ポール603の外歯601のラチェット101の内歯103に対する浮きを抑制してポール603の外歯601と、ラチェット101の内歯103との噛合外れを防止する。
【0038】
(ロック解除)
操作レバー351をスパイラルスプリング361の付勢力に抗して時計方向に回転すると、カム651も同じ方向に回転し、その第1面655がポール603の背部の第1面605より離れ、第2面657がカム701より離れる。
【0039】
同時に、ポール603は、操作レバー351のカム穴357により、ヒンジピン301に近づく方向、すなわち、その外歯601がラチェット101の内歯103から離れる方向に移動され、ラチェット101はヒンジピン301を中心に回転可能となる。
【0040】
所望のシートバックの傾斜角度を得た後に、操作レバー351の操作力を解除すると、スパイラルスプリング361の付勢力により、カム651の第1面655がポール603の背部の第1面605を押圧し、さらに、カム651の第2面657がカム701を介してポール603の背部の第2面607を押圧し、ポール603の外歯601がラチェット101の内歯103に噛合し、ラチェット101の回転が禁止されたロック状態に復帰する。
【0041】
次に、図1を用いて上記構成のラチェット101の凹部及び内歯の製造方法を説明する。
(1)図1(a)に示すような平板A′を打ち出し加工(半抜き加工)して、図1(b)に示すように、一方の面側には基部B′に対して凹部C′、凹部C′と対向する他方の面側には基部B′に対して凸部D′を形成する。
【0042】
この時、凹部C′の底面が凹部の開口部より小さくなるように、また、凸部D′の天面が凸部の底面より小さくなるように打ち出し加工する(第1の工程)。即ち、凸部D′の側壁面には、内歯の谷より外側に位置する基部B′の部位から凸部D′の天面に向かう傾斜面を有する傾斜部Iが形成される。
(2)図1(c)に示すように、凹部C′の側壁面E′に、内歯F′を形成すると共に、凸部D′の天面の内歯F′と対抗する部分を内歯F′方向につぶす(第2の工程)。この結果、傾斜部Iに内歯F′方向にへこんだ段部Jが形成される。
【0043】
上記構成によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)第1の工程では、凹部C′の底面が凹部C′の開口部より小さくなるように、また、凸部D′の天面が凸部D′の底面より小さくなるように打ち出し加工することにより、凸部D′の側壁面には、凸部D′の側壁面には、内歯F′の谷より外側に位置する基部B′の部位から凸部D′の天面に向かう傾斜面を有する傾斜部Iが形成される。
【0044】
この傾斜部Iが形成されることにより、基部B′と凸部D′との間をつなぐつなぐ部分が基部B′の他方の面から突出していることとなる。このため、内歯F′の歯の幅Wを基部B′の厚さt以上に設定することができる。よって、ラチェット101を従来より薄く、軽くすることができ、リクライニング装置が軽く、また、小型になる。
(2)第1の工程のように打ち出し加工をすると、凹部C′の開口部の角部には引き連れによる大きなダレG′が発生する。このダレG′の量は、従来例よりも大きい。しかし、第2の工程で、側壁面に内歯F′を形成するすると共に、凸部D′の天面の内歯F′と対抗する部分を内歯F′方向につぶすことにより、ダレG′の量が少なくなり、ダレG′による内歯F′の有効な歯幅の減少を抑制することができる。
【0045】
【発明の効果】
以上述べたように請求項1記載の発明によれば、前記凸部の側壁面には、前記凸部の側壁面には、前記内歯の谷より外側に位置する基部の部位から前記凸部の天面に向かう傾斜面を有する傾斜部が形成されていることにより、基部と凸部との間をつなぐ部分が基部の他方の面から突出していることとなる。このため、内歯の歯の幅を基部の厚さ以上に設定することができる。よって、ラチェットを従来よりが薄く、軽くすることができ、リクライニング装置が軽く、また、小型になる。
【0046】
また、凹部の開口部の角部には引き連れによる大きなダレが発生する。このダレの量は、従来例よりも大きい。しかし、内歯形成時に、前記凸部の傾斜部の前記内歯と対抗する部分に、内歯方向につぶしてへこんだ段部を形成することにより、ダレの量が少なくなり、ダレによる内歯の有効な歯幅の減少を抑制することができる。
【0047】
請求項2記載の発明によれば、第1の工程では、前記凹部の底面が前記凹部の開口部より小さくなるように、また、前記凸部の天面が前記凸部の底面より小さくなるように打ち出し加工することにより、前記凸部の側壁面には、前記凸部の側壁面には、前記内歯の谷より外側に位置する基部の部位から前記凸部の天面に向かう傾斜面を有する傾斜部が形成される。
【0048】
この傾斜部が形成されることにより、基部と凸部との間をつなぐ部分が基部の他方の面から突出していることとなる。このため、内歯の歯の幅を基部の厚さ以上に設定することができる。よって、ラチェットを従来より薄く、軽くすることができ、リクライニング装置が軽く、また、小型になる。
【0049】
また、第1の工程のように打ち出し加工をすると、凹部の開口部の角部には引き連れによる大きなダレが発生する。このダレの量は、従来例よりも大きい。しかし、第2の工程で、前記凹部の傾斜した前記側壁面に内歯を形成すると共に、前記凸部の天面の前記内歯と対向する部分を前記内歯方向につぶしてへこませた段部を形成することにより、ダレの量が少なくなり、ダレによる内歯の有効な歯幅の減少を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態例のラチェットの製造方法を説明する図である。
【図2】リクライニング装置の平面図である。
【図3】図2の切断線B−Bでの断面図である。
【図4】図3の切断線C−Cでの断面図である。
【図5】従来のラチェットの斜視図である。
【図6】図5に示すラチェットの製造方法を説明する図である。
【符号の説明】
101 ラチェット
B′ 基部
C′ 凹部
D′ 凸部
E′側壁面
G′ ダレ
J 段部
I 傾斜部
Claims (2)
- 一方の面側には基部に対して凹部、該凹部と対向する他方の面側には前記基部に対して凸部が形成され、更に前記凹部の側壁面には内歯が形成されたリクライニング装置のラチェットにおいて、
前記凸部の側壁面側には、前記内歯の谷より外側に位置する基部の部位から前記凸部の天面に向かう傾斜面を有する傾斜部が形成され、
前記凸部の傾斜部の前記内歯と対向する部分に、内歯方向につぶしてへこませた段部が形成されていることを特徴とするリクライニング装置のラチェット。 - 一方の面側には基部に対して凹部、該凹部と対向する他方の面側には基部に対して凸部が形成され、前記凹部の側壁面に内歯が形成されたリクライニング装置のラチェットの製造方法において、
前記凹部の底面が前記凹部の開口部より小さくなるように、また、前記凸部の天面が前記凸部の底面より小さくなるように打ち出し加工し、前記凸部の側壁面、前記凹部の側壁面を傾斜面とする第1の工程と、
前記凹部の傾斜した側壁面に内歯を形成すると共に、前記凸部の天面の前記内歯と対向する部分を前記内歯方向につぶしてへこませた段部を形成する第2の工程と、
を有することを特徴とするリクライニング装置のラチェットの製造方法。
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