JP4144681B2 - ナビゲーション装置及び方法並びにナビゲーション用ソフトウェアを記録した記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車などの移動体に搭載して道案内を行うためのナビゲーションの技術の改良に関するもので、特に、地点の追加、削除、変更、入れ替えといった誘導コースの編集を行うことができるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、自動車などの移動体に搭載し、与えられた目的地までの最適な経路を誘導案内するための技術として、ナビゲーション装置が知られている。このナビゲーション装置は、CD−ROMなどに記録された地図データを利用し、画面表示される地図上においてカーソルで指定したりデータから検索することによって指定された目的地までの最適な経路を計算し、道案内するものである。
【0003】
具体的には、ナビゲーション装置は、自車の現在位置をGPS人工衛星の電波などに基づいてリアルタイムに計算しながら、上記のような経路に沿って、交差点や分岐での進行方向などを、画面表示や合成音声などで誘導案内することで、道に迷うことなくユーザを目的地に到達させるものである。
【0004】
また、このようなナビゲーション装置としては、自車の現在位置と目的地との間に任意の地点を経由地として設定し、各地点を経由した経路を計算することで、ユーザが希望するコースについて誘導案内を行うものも知られている。
【0005】
さらに、最近では、目的地と、複数の経由地とをセットにした地点情報(誘導コースと呼ぶ)をあらかじめCD−ROM内などのデータベースに用意しておき、ユーザが所望の誘導コースを選ぶという単一の操作で、その誘導コースに含まれる経由地を経由して目的地に到達するような経路を、一括して計算し設定するものも知られている。
【0006】
このような誘導コースの例としては、ある地域の観光名所を順次辿るようなものが考えられ、この種のナビゲーション装置によれば、立ち寄りたい地点ごとに経由地の設定を何度も行う煩雑な操作が省略できるので、操作性が格段に向上する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のような誘導コースを利用する場合でも、含まれる地点やその経由順序といった誘導コースの内容は、ユーザの嗜好や観光に使える時間といった事情によっては、必ずしもユーザの希望通りとは限らない。しかしながら、上記のような従来技術では、あらかじめ定められた誘導コースしか取り扱うことができなかったため、ユーザの希望に沿った経路の道案内が困難で、使い勝手が悪いという問題点があった。
【0008】
すなわち、従来では、経路設定に先立って、誘導コースの内容を表示させている段階でも、また、選択した誘導コースに基いて、現在位置から目的地に至る経路が計算され設定された後でも、経由する地点を追加したり削除したりといった誘導コースの編集が行えなかったため、ユーザの希望に沿った経路の道案内を自由に用いることは困難であった。
【0009】
本発明は、上記のような従来技術の問題点を解決するために提案されたもので、その目的は、地点の追加、削除、変更、入れ替えといった誘導コースの編集を行うことができるナビゲーションの技術すなわちナビゲーション装置及び方法並びにナビゲーション用ソフトウェアを記録した記録媒体を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、請求項1の発明は、移動体の道案内を行うためのナビゲーション装置において、予め決められた複数の地点を辿る誘導コースを1つ以上記憶し、各誘導コースについて少なくとも、地点ごとの所要時間と、地点間の移動時間と、を含むコース情報を記憶するように構成される記憶手段と、前記誘導コースを選択するための手段と、選択された誘導コースに含まれる地点を編集するための編集手段と、前記コース情報を表示するための表示手段と、前記編集の内容に応じて、前記コース情報の一部を表示しないように前記表示手段を制御するための制御手段と、を備え、前記編集手段は、前記地点について追加、削除、変更及び入れ替えを行うように構成されることを特徴とする。請求項5の発明は、請求項1の発明を方法という見方からとらえたもので、移動体の道案内を行うためのナビゲーション方法において、予め決められた複数の地点を辿る誘導コースを1つ以上記憶し、各誘導コースについて少なくとも、地点ごとの所要時間と、地点間の移動時間と、を含むコース情報を記憶するように構成される記憶ステップと、前記誘導コースを選択するためのステップと、選択された誘導コースに含まれる地点を編集するための編集ステップと、前記コース情報を表示するための表示ステップと、前記編集の内容に応じて、前記コース情報の一部を表示しないように前記表示ステップを制御するための制御ステップと、を含み、前記編集ステップは、前記地点について追加、削除、変更及び入れ替えを行うことを特徴とする。請求項9の発明は、請求項1,5の発明を、コンピュータのソフトウェアを記録した記録媒体という見方からとらえたもので、コンピュータを使って、移動体の道案内を行うためのナビゲーション用ソフトウェアを記録した記録媒体において、そのソフトウェアは前記コンピュータに、予め決められた複数の地点を辿る誘導コースを1つ以上記憶し、各誘導コースについて少なくとも、地点ごとの所要時間と、地点間の移動時間と、を含むコース情報を記憶すように構成される記憶処理と、前記誘導コースの選択を受け付ける処理と、選択された誘導コースに含まれる地点を編集するための編集処理と、前記コース情報を表示するための表示処理と、前記編集の内容に応じて、前記コース情報の一部を表示しないように前記表示処理を制御するための制御処理と、を実行させ、前記編集処理は、前記地点について追加、削除、変更及び入れ替えを行うように構成されることを特徴とする。
【0011】
請求項2の発明は、請求項1記載のナビゲーション装置において、前記制御手段は、前記編集によって誘導コース途中に地点が追加された場合、追加された地点前後の地点間の前記移動時間を表示しないように、前記制御を行うように構成されたことを特徴とする。請求項6の発明は、請求項2の発明を方法という見方からとらえたもので、請求項5記載のナビゲーション方法において、前記制御ステップは、前記編集によって誘導コース途中に地点が追加された場合、追加された地点前後の地点間の前記移動時間を表示しないように、前記制御を行うことを特徴とする。請求項3の発明は、請求項1又は2記載のナビゲーション装置において、前記制御手段は、前記編集によって誘導コース中の地点が削除又は変更された場合、その地点の前記所要時間と、その地点前後の地点間の前記移動時間を表示しないように、前記制御を行うように構成されたことを特徴とする。請求項7の発明は、請求項3の発明を方法という見方からとらえたもので、請求項5又は6記載のナビゲーション方法において、前記制御ステップは、前記編集によって誘導コース中の地点が削除又は変更された場合、その地点の前記所要時間と、その地点前後の地点間の前記移動時間を表示しないように、前記制御を行うことを特徴とする。請求項4の発明は、請求項1から3のいずれか1つに記載のナビゲーション装置において、前記制御手段は、前記編集によって誘導コース中の地点同士の順序が入れ替えられた場合、それら各地点と、入れ替えの前及び後における各地点前後の地点との間の移動時間を表示しないように、前記制御を行うように構成されたことを特徴とする。請求項8の発明は、請求項4の発明を方法という見方からとらえたもので、請求項5から7のいずれか1つに記載のナビゲーション方法において、前記制御ステップは、前記編集によって誘導コース中の地点同士の順序が入れ替えられた場合、それら各地点と、入れ替えの前及び後における各地点前後の地点との間の移動時間を表示しないように、前記制御を行うことを特徴とする。
【0012】
以上のような発明では、経路設定の前でも後でも、選択された誘導コース中の地点の新規追加、削除、経由順の入れ替えといった編集が行えるため、ユーザの希望に沿った経路の道案内を自由に利用することが可能となる。また、誘導コースの内容を表すコース情報のうち、編集によって表示すべきでなくなった情報は表示されないので、編集後の誘導コースの内容を適切に理解することが容易になる。例えば、誘導コース途中のある地点が削除された場合、その地点で費やす所要時間や、前の地点からその地点への移動時間などは表示されない。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に、この発明の複数の実施の形態(以下、本実施形態と呼ぶ)について、図面を参照して具体的に説明する。なお、本実施形態は、各種ハードウェア装置を備えたコンピュータを、コンピュータのソフトウェアによって制御することで実現できる。この場合、そのソフトウェアは、この明細書の記載にしたがった命令を組み合わせることで作られ、上記従来技術と共通の部分には従来技術で説明した手法も利用される。
【0015】
また、前記ソフトウェアは、プログラムコードだけでなく、プログラムコードの実行のために予め用意されたデータも含み、また、前記コンピュータに組み込まれたCPUや各種回路などの物理的な処理装置を活用することでこの発明の作用効果を実現する。
【0016】
但し、この発明を実現する具体的なハードウェアやソフトウェアの構成はいろいろ変更することができる。例えば、回路の構成やCPUの処理能力などに応じて、ある機能を、LSIなどの物理的な電子回路で実現する場合も、ソフトウェアによって実現する場合も考えられる。また、ソフトウェアの形式も、実行モジュールや中間コード、高級言語などいろいろ考えられる。さらに、この発明を実現する上記ソフトウェアを記録した、コンピュータによる読み取り可能な記録媒体は、単独でもこの発明の一態様である。
【0017】
以上のように、コンピュータを使ってこの発明を実現する具体的な態様はいろいろ考えられるので、以下では、この発明や実施形態に含まれる個々の機能を実現する仮想的回路ブロックを使って、この発明と実施形態とを説明する。
【0018】
〔1.構成〕
まず、本実施形態は、移動体である自動車に搭載して経路を案内するためのナビゲーション装置(本装置と呼ぶ)と、このナビゲーション装置上で実行されるナビゲーション方法を示すもので、これらを実現するためのナビゲーション用ソフトウェアを記録した記録媒体として把握することもできる。
【0019】
特に、本実施形態は、上記のようなナビゲーションの技術において、地点の追加、削除、変更、入れ替えといった誘導コースの編集を行うことができるようにした例であり、図1は、本実施形態の構成を示す機能ブロック図である。
【0020】
〔1−1.全体の構成〕
すなわち、本実施形態は、絶対位置・方位検出部1と、相対方位検出部2と、車速検出部3と、メインCPU及びその周辺回路4と、メモリ群Mと、ユーザインタフェース部9と、表示部10と、入力部11と、CD−ROM制御部12と、FM多重受信及び処理部13と、を備えている。
【0021】
このうち、絶対位置・方位検出部1は、本装置が搭載された自動車(自車と呼ぶ)の現在位置すなわち自車位置について、地表での絶対的な位置座標や方位を計算するために、例えば、GPS衛星から送られてくるGPS電波をアンテナやレシーバなどで受信するための部分である。また、相対方位検出部2は、ジャイロなどを使って自車の相対的な方位を検出するための部分である。また、車速検出部3は、自車の速度を計算するために、自動車より得られる車速パルスを処理するための部分である。
【0022】
また、メインCPU及びその周辺回路4は、本装置全体を制御する制御回路の役割を果たす部分である。また、メモリ群Mは、本装置が動作するのに必要な各種のメモリである。これらのメモリのうち、例えば、ROM5は、BIOSやブートアッププログラムなどを予め格納し、本装置の起動時等にメインCPU及びその周辺回路4によってアクセスされる。また、ダイナミックRAM(DRAM)6については、ワークエリアなどに使われる他、本装置の各機能を実現するためのコンピュータプログラムがロードされる。
【0023】
また、スタティックRAM(SRAM)7は、不揮発性メモリであり、すなわち、自動車のアクセサリ電源など本装置のメイン電源がオフになっている間も、バッテリーバックアップされることで、電源がオンになったときのためにメモリ内容を保持するものである。また、VideoRAM(VRAM)8は、表示部10でビデオ表示を行うためのメモリである。
【0024】
また、表示部10は、地図や操作メニューなど各種の情報を、図示しない液晶表示パネルや音声合成装置などを使って出力するための部分であり、入力部11は、リモコン用ユニットなどに備えられた操作キーなどを使ってユーザが命令や目的地などさまざまな情報を本装置に入力するための部分である。また、ユーザインタフェース部9は、I/O制御回路やドライバなどを使って、表示部10及び入力部11と、メインCPU及びその周辺回路4とを結ぶユーザインタフェースである。
【0025】
また、CD−ROM制御部12は、どこにどのような道路があるかを表す検索用の地図データなどを記憶するための手段であり、具体的には、ナビゲーションシステム用のソフトウェアや前記のような地図データなど各種の情報をCD−ROMから読み出すように構成されている。なお、CD−ROMに記録されたこれらの情報を合わせてデータベースと呼ぶ。
【0026】
また、このCD−ROM制御部12は、予め決められた複数の地点を辿る誘導コースを1つ以上記憶するための記憶手段としての役割も持っている。すなわち、誘導コースとは、ある地域の見所などいくつかの地点を関連付けた情報であり、上記のようなCD−ROM内のデータベースに予め1つ以上用意しておく。
【0027】
また、各誘導コースにはそれぞれユーザの興味を引く様な名称や、誘導コースの特徴を表すような名称などを、例えば「ウォーターフロントトワイライトクルージングコース」のように付けておく。また、ユーザが自分で決めた誘導コースを、後から追加登録できるようにしてもよい。
【0028】
また、FM多重受信及び処理部13は、FM放送波を受信するための部分であり、併せて、受信した電波からVICSの交通情報を取り出すといった処理を行うように構成してもよい。
【0029】
〔1−2.メインCPU及びその周辺回路の役割〕
さらに、メインCPU及びその周辺回路4は、上記のようなソフトウェアの作用によって、現在位置計算部40と、目的地設定部41と、コース選択部42と、編集部43と、コース情報表示部44と、制御部45と、経路設定部46と、案内部47と、再設定部48と、編集結果記憶部49と、としての役割を果たすように構成されている。
【0030】
このうち現在位置計算部40は、自車の現在位置すなわち自車位置を計算するための手段であり、具体的には、GPS航法測位と自律航法測位とを組み合わせることで自車位置を計算するように構成されている。ここで、GPS航法測位は、人工衛星からの電波に基づいて絶対位置・方位検出部1から得られる情報を使って現在位置を計算するものである。また、自律航法測位は、地磁気及び自車の速度に基づいて相対方位検出部2及び車速検出部3から得られる情報を使って現在位置を計算するものである。
【0031】
また、目的地設定部41は、本装置による道案内の目的地を設定するための手段であり、目的地は、例えば、表示部10に画面表示される地図上からカーソルで指定したり、自車位置付近のガソリンスタンド、コンビニエンスストア、ファミリーレストランといった条件に基づいて地図データのなかから検索し、検索結果から指定するなどして設定すればよい。
【0032】
また、コース選択部42は、CD−ROM制御部12によってアクセスされる上記のようなデータベースに複数記憶された誘導コースのなかから、所望の誘導コースを選択するための手段である。
【0033】
また、編集部43は、選択された誘導コースに含まれる地点を編集するための編集手段であり、この編集部43は、誘導コース中の地点について少なくとも追加、削除、変更及び経由順の入れ替えを行うように構成されている。
【0034】
ここで、CD−ROM制御部12によってアクセスされる前記データベースは、各誘導コースについて少なくとも、地点ごとの所要時間と、地点間の移動時間と、を含むコース情報を記憶するように構成されており、コース情報表示部44は、そのようなコース情報を表示部10に表示するための表示手段である。
【0035】
また、制御部45は、編集部43による編集の内容に応じて、前記コース情報の一部を表示しないようにコース情報表示部44を制御するための制御手段である。
【0036】
また、経路設定部46は、選択された誘導コースに基いて道案内の経路を設定するための手段であり、具体的には、選択された誘導コース中の各地点を経由して、与えられた目的地に至る最適な経路を、CD−ROM制御部12によって読み出される前記地図データに基づいて計算及び設定するための手段である。また、案内部47は、経路設定部46によって設定された経路と、CD−ROM制御部12によって読み出されるデータベースの内容とを使って、道案内を行うための部分である。
【0037】
また、再設定部48は、選択された誘導コースが編集された場合に、編集後の誘導コースに基いて経路を再設定するための手段である。また、編集結果記憶部49は、誘導コースが編集された場合に、その編集の結果を表す情報を記憶するための第2の記憶手段である。
【0038】
〔2.作用〕
上記のように構成された本実施形態は、次のように作用する。
〔2−1.誘導コースの選択〕
すなわち、まず、ユーザは、入力部11及びコース選択部42により誘導コースを選択する。また、目的地は、誘導コースに予め含まれていてもよいし、目的地設定部41によって別途指定してもよい。
【0039】
このうち誘導コースの選択は、予めデータベースに複数登録されたもののなかから、地域や名称などに基づいて検索すればよい。また、目的地は、画面表示される地図上においてポインタやカーソルなどで指定したり、地域や名称や、ガソリンスタンド、コンビニエンスストア、ファミリーレストランといったランドマークの種類などに基いて検索したうえ、選択すればよい。
【0040】
〔2−2.コース情報の表示〕
そして、上記のように誘導コースが選択されると、コース情報表示部44が、選択された誘導コースの内容を表すコース情報を、表示部10に表示する。ここで、コース情報と目的地とを表示部10の表示画面に表示した例を図2に示す。すなわち、この例では、「西沢渓谷」から「大滝湧水」に至る中継点1〜4と、目的地である「三分一湧水」が表示されている。
【0041】
また、誘導コースごとにデータベースに格納されているコース情報は、図2に示すように、各地点ごとの所要時間と、各地点間の移動時間とを含んでいる。ここで、所要時間は、各地点に立ち寄ってそこで費やす時間の目安であり、ここでは推奨される観光時間(推奨観光時間と呼ぶ)であるものとする。また、移動時間は、その地点間の通常期待される移動所要時間(推定移動時間と呼ぶ)であるものとする。
【0042】
例えば、図2に例示する誘導コースでは、推奨観光時間は、「西沢渓谷」や「昇仙峡」についてはそれぞれ60分、その他の案内地点について10分である。また、案内地点間に表示している時間がその案内地点間の推定移動時間であり、例えば中継点1「西沢渓谷」から中継点2「昇仙峡」への推定移動時間は120分である。
【0043】
また、この表示画面は、編集部43によって誘導コースを編集するための編集画面を兼ねており、この例では、中継点1〜5という5つに、目的地Gを加えた計6つの案内地点まで編集することができる。また、具体的に設定されていない、すなわち空いている中継点は「中継点5」のように仮の名称で表示される。
【0044】
なお、目的地が設定されていない場合は編集操作そのものを行えないようにしてもよい。また、誘導コースに含まれる地点の数は必ず5カ所にする必要はなく、それ以上でも以下でもよい。
【0045】
〔2−3.決定と経路設定〕
上記のように表示されたコース情報を確認し、ユーザが例えば「決定」などの所定の操作を行うと、経路設定部46は、誘導コース中の各中継点を経由して目的地に至る最適な経路を、CD−ROM制御部12によって読み出される前記地図データに基づいて計算及び設定する。
【0046】
そして、案内部47は、上記のように経路設定部46によって設定された経路と、CD−ROM制御部12によって読み出される地図データなどデータベースの内容とを使って、道案内すなわち誘導案内を行う。この際、現在位置計算部40は、GPS航法測位と自律航法測位とを組み合わせることで、自車の現在位置すなわち自車位置を逐次計算する。
【0047】
〔2−4.誘導コースの編集〕
また、本実施形態では、上記のような経路設定の前でも後でも、ユーザは、編集部43の働きにより、選択されている誘導コース中の各地点に対して、追加、削除、変更、入れ替えといった編集を行うことができる。
【0048】
〔2−5.編集の手順〕
ここで、図3は、誘導コースの編集に関する処理の手順を示すフローチャートである。すなわち、この手順では、ユーザはまず、入力部11及び編集部43の働きによって、例えばリモコンの操作キーやカーソル、ポインタなどを使って、誘導コースのうち編集したい案内地点を選択する(ステップ1)。
【0049】
例えば、図4は、図2に示した誘導コースのうち中継点1「西沢渓谷」を選択した状態を示す例で、三角形のカーソルが中継点1「西沢渓谷」を指している。また、このように編集したい案内地点を選択すると、図4に示すように、編集画面に上書きされるように「追加」「変更」といった編集の種類が表示される。
【0050】
ここで表示されている編集の種類のうち、「追加」は、選択されている案内地点の1つ前に新しい案内地点を設定するものである。但し、案内地点が既に目的地を含めて6カ所の場合には「追加」を実行することはできない。また、「変更」は、選択されている案内地点に代えて、別の案内地点を設定するものである。また、「削除」は、選択されている案内地点を削除するものである。但し、目的地は削除できないこととする。
【0051】
また、「上へ移動」は、選択されている案内地点と、その1つ上の案内地点とを入れ換えるものである。但し、選択されている案内地点が中継点1の場合は実行することができず、また、選択されている案内地点が目的地の場合は、中継点5との入れ換えが行われる。
【0052】
また、「下へ移動」は、選択されている案内地点と、その1つ下の案内地点とを入れ換えるものである。但し、選択されている案内地点が目的地の場合は実行することができず、また、選択されている案内地点が中継点5の場合は、目的地との入れ換えが行われる。
【0053】
これら編集の種類のなかから、ユーザは所望のものを選択する(ステップ2)。例えば、図5は、図4で選択した中継点1「西沢渓谷」について、編集の種類として「追加」を選択した状態を示す図であり、この例では、選択されている編集の種類「追加」が反転表示されている。
【0054】
このように編集の種類を選択した状態で、操作キーから指をはなすといった所定の操作を行うと、選択されている案内地点について、選択されている編集の種類に応じた編集を行うことができる(ステップ3〜ステップ12)。すなわち選択されている編集の種類ごとに、「追加」ならば(ステップ3)、案内地点が全て設定済みでない限り(ステップ4)案内地点を追加する処理が行われる(ステップ5)。
【0055】
同様に、「変更」ならば(ステップ6)、案内地点を追加する処理が(ステップ7)、「削除」ならば(ステップ8)、案内地点を削除する処理が(ステップ9)、上下移動すなわち「上へ移動」又は「下へ移動」ならば(ステップ10)、選択された種類の移動が可能であれば(ステップ11)、案内地点の順序を入れ替える移動の処理が行われる(ステップ12)。
【0056】
また、制御部45は、編集部43による編集の内容に応じて、前記コース情報の一部を表示しないようにコース情報表示部44を制御し、この結果、編集によって性質上不明になったコース情報の項目が非表示となる(ステップ13)。
【0057】
より具体的には、制御部45は、編集によってコース途中に地点が追加された場合、追加された地点前後の地点間の推定移動時間を表示しないように、前記制御を行う。また、制御部45は、編集によってコース中の地点が削除又は変更された場合、その地点の推奨観光時間と、その地点前後の地点間の推定移動時間を表示しないように、前記制御を行う。また、制御部45は、編集によってコース中の地点同士の順序が入れ替えられた場合、それら各地点と、入れ替えの前及び後における各地点前後の地点との間の推定移動時間を表示しないように、前記制御を行う。
【0058】
〔2−6.編集の例〕
次に、上記のような編集の具体例を示す。
〔2−6−1.追加の例〕
まず、「追加」の例を示す。例えば、図6は、中継点1「西沢渓谷」の前に「大平牧場」を追加した結果を示すもので、図5の状態と比べると、新しく追加された「大平牧場」が中継点1となり、「西沢渓谷」から「大滝湧水」までの中継点が1つずつ下にずれた状態となっている。なお、このように新しく追加する項目は、目的地と同様に、地図上での指定や検索などによって指定すればよい。
【0059】
また、この場合の編集内容は、既に設定されている誘導コースのコース情報には影響を与えないので、編集後の図6でも、図2及び図4と同じように、コース情報の各項目すなわち推奨観光時間と推定移動時間は、表示位置は下にずれているが、対応する中継点についてそのまま表示されている。
【0060】
また、図2に示した内容の誘導コースに対し、中継点2「昇仙峡」の「追加」を選択し(図7)、「大平牧場」を追加すると、「西沢渓谷」と、選択されている「昇仙峡」との間に新しい案内地点「大平牧場」が図8に示すように挿入されることになる。この場合、編集前は互いに直前直後の関係にあった「西沢渓谷」と「昇仙峡」間に表示されていた推定移動時間は表示できない情報となり、表示から削除される。
【0061】
〔2−6−2.変更の例〕
次に「変更」の例を示す。例えば、図2に示した内容の誘導コースに対し、中継点1「西沢渓谷」の「変更」を選択し(図9)、「大平牧場」への変更処理を行うと、それまでの中継点1「西沢渓谷」が新しい案内地点である「大平牧場」に変更される(図10)。この場合、もとの案内地点「西沢渓谷」での奨励観光時間と、もとの案内地点「西沢渓谷」と残った「昇仙峡」間の推定移動時間は表示できない情報となり、表示から削除される。
【0062】
また、図2に示した内容の誘導コースに対し、中継点2「昇仙峡」の「変更」を選択し(図11)、「大平牧場」への変更処理を行うと、それまでの中継点2「昇仙峡」が新しい案内地点である「大平牧場」に変更される(図12)。この場合、もとの案内地点「昇仙峡」での奨励観光時間と、残った「西沢渓谷」ともとの「昇仙峡」間の推定移動時間と、もとの「昇仙峡」と残った「精進ヶ滝」間の推定移動時間と、が表示できない情報となり、表示から削除される。
【0063】
〔2−6−3.削除の例〕
次に「削除」の例を示す。例えば、図2に示した内容の誘導コースに対して、「西沢渓谷」の「削除」を行うと(図13)、それまで「西沢渓谷」が表示されていた欄には仮の名称「中継点1」が表示される(図14)。この場合、削除された「西沢渓谷」での奨励観光時間と、削除された「西沢渓谷」と残った「昇仙峡」間の推定移動時間が表示できない情報となり、表示から削除される。
【0064】
また、図2に示した内容の誘導コースに対して、「昇仙峡」の「削除」を行うと(図15)、それまで「昇仙峡」が表示されていた欄には仮の名称「中継点2」が表示される(図16)。この場合、削除された「昇仙峡」での奨励観光時間と、残った「西沢渓谷」と削除された「昇仙峡」との間の推定移動時間と、削除された「昇仙峡」と残った「精進ヶ滝」との間の推定移動時間と、が表示できない情報となり、表示から削除される。
【0065】
〔2−6−4.下へ移動〕
次に、「下へ移動」の例を示す。例えば、図2に示した内容の誘導コースに対して、中継点1「西沢渓谷」の「下へ移動」を行うと(図17)、「西沢渓谷」は一つ下へ移動して「昇仙峡」と入れ替わる(図18)。この場合、互いに入れ替わった「西沢渓谷」と「昇仙峡」との間の推定移動時間と、入れ替え前の「昇仙峡」とそのままの「精進ヶ滝」との間の推定移動時間が表示できない情報となり、表示から削除される。
【0066】
なお、互いに入れ替わった案内地点間の推定移動時間は、途中に一方通行区間など、推定移動時間に影響するような要素がなければ、そのまま表示しておくことも考えられる。
【0067】
また、図2に示した内容の誘導コースに対して、中継点2「昇仙峡」の「下へ移動」を行うと(図19)、「昇仙峡」は一つ下へ移動して「精進ヶ滝」と入れ替わる(図20)。この場合、そのままの「西沢渓谷」と入れ替わった「昇仙峡」との間の推定移動時間と、互いに入れ替わった「昇仙峡」と「精進ヶ滝」と間の推定移動時間と、入れ替わった「精進ヶ滝」とそのままの「大滝湧水」との間の推定移動時間と、が表示できない情報となり、表示から削除される。
【0068】
〔2−7.編集後の処理〕
そして、上記のような編集が終了すると(ステップ14)、ユーザの選択に応じて(ステップ15、ステップ17)、再設定部48は、編集後の誘導コースに基いて経路を再設定し(ステップ16)、また、編集結果記憶部49は、編集の結果を表す情報を記憶する(ステップ18)。
【0069】
すなわち、このように経路が再設定された場合は、ユーザは、案内部47の作用により、編集結果に沿った走行経路を走行することができる。また、例えば、誘導コースの内容を表すコース情報がCD−ROMに記録されているような場合、上記のように、編集結果記憶部49の働きにより、編集の結果を表す情報をメモリに別途記憶させておけば、編集された誘導コースをそれ以降、コース選択部42で選択することによって再利用したり、編集を取り消して元通りの誘導コースを利用したり、さらに編集を加えるなど、ユーザの希望に沿った誘導コースを容易に利用することが可能となる。
【0070】
〔3.効果〕
以上のように、本実施形態では、編集部43の働きにより、経路設定の前でも後でも、選択された誘導コース中の地点の新規追加、削除、経由順の入れ替えといった編集が行えるため、ユーザの希望に沿った経路の道案内を自由に利用することが可能となる。また、本実施形態では、制御部45の働きにより、誘導コースの内容を表すコース情報のうち、編集によって表示すべきでなくなった情報は表示されないので、編集後の誘導コースの内容を適切に理解することが容易になる。
【0071】
また、本実施形態では、誘導コースに基いて経路が設定された後でも、その誘導コースが編集された場合は、再設定部48の働きにより、編集後の誘導コースに基いて経路が再設定されるので、経路に沿った道案内の開始後にユーザの事情や気分が変わったような場合でも、ユーザの希望に沿った道案内が実現される。また、本実施形態では、編集結果記憶部49の働きにより、編集の結果を表す情報、例えば、編集後の誘導コースの内容や、編集による変更内容などを記憶しておくことで、編集の結果を再利用したり編集を取り消すことが容易になる。
【0072】
〔4.他の実施形態〕
なお、本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、次に例示するような他の実施形態も包含するものである。例えば、本発明は、自動車だけでなく二輪車など他の種類の移動体にも適用することもできる。また、誘導コースを予めいくつ用意しておくかや、個々の誘導コースに含まれる地点の数も自由であり、例えば、個々の誘導コースに含まれる地点の数は可変としてもよい。
【0073】
また、地点の編集の具体的な種類は自由であり、例えば、誘導コース全体の経由順を逆転させるなどの編集ができるようにしてもよい。また、コース情報の具体的な内容は所要時間や移動時間には限定されず自由に定めることができ、また、どのような種類の編集が行われた場合に、表示されるコース情報をどのように変化させるかも自由に定めることができる。
【0074】
また、上記実施形態では、予め用意された誘導コースの情報をCD−ROMに記憶させておき、編集結果はメモリに記憶させる例を示したが、これらの情報の記憶に用いる記憶装置の種類は自由であり、例えば、両者を併せてハードディスクドライブやDVD−RAMなど他の種類の記憶装置に記憶させておいてもよい。
【0075】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、地点の追加、削除、変更、入れ替えといった誘導コースの編集を行うことができるナビゲーションの技術すなわちナビゲーション装置及び方法並びにナビゲーション用ソフトウェアを記録した記録媒体を提供することができるので、ナビゲーションの使い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の構成を示す機能ブロック図。
【図2】本発明の実施形態において、コース情報の表示画面すなわち編集画面の例を示す図。
【図3】本発明の実施形態において、誘導コースの編集に関する処理手順を示すフローチャート。
【図4】本発明の実施形態において、図2に示した内容の誘導コースに対して、編集の種類を選択するための画面表示の例を示す図。
【図5】本発明の実施形態において、図2に示した内容の誘導コースに対して、「西沢渓谷」の前に「大平牧場」を追加しようとする画面の表示例を示す図。
【図6】本発明の実施形態において、図2に示した内容の誘導コースに対して、「西沢渓谷」の前に「大平牧場」を追加した画面の表示例を示す図。
【図7】本発明の実施形態において、図2に示した内容の誘導コースに対して、「昇仙峡」の前に「大平牧場」を追加しようとする画面の表示例を示す図。
【図8】本発明の実施形態において、図2に示した内容の誘導コースに対して、「昇仙峡」の前に「大平牧場」を追加した画面の表示例を示す図。
【図9】本発明の実施形態において、図2に示した内容の誘導コースに対して、「西沢渓谷」を「大平牧場」に変更しようとする画面の表示例を示す図。
【図10】本発明の実施形態において、図2に示した内容の誘導コースに対して、「西沢渓谷」を「大平牧場」に変更した画面の表示例を示す図。
【図11】本発明の実施形態において、図2に示した内容の誘導コースに対して、「昇仙峡」を「大平牧場」に変更しようとする画面の表示例を示す図。
【図12】本発明の実施形態において、図2に示した内容の誘導コースに対して、「昇仙峡」を「大平牧場」に変更した画面の表示例を示す図。
【図13】本発明の実施形態において、図2に示した内容の誘導コースに対して、「西沢渓谷」を削除しようとする画面の表示例を示す図。
【図14】本発明の実施形態において、図2に示した内容の誘導コースに対して、「西沢渓谷」を削除した画面の表示例を示す図。
【図15】本発明の実施形態において、図2に示した内容の誘導コースに対して、「昇仙峡」を削除しようとする画面の表示例を示す図。
【図16】本発明の実施形態において、図2に示した内容の誘導コースに対して、「昇仙峡」を削除した画面の表示例を示す図。
【図17】本発明の実施形態において、図2に示した内容の誘導コースに対して、「西沢渓谷」を一つ下へ移動しようとする画面の表示例を示す図。
【図18】本発明の実施形態において、図2に示した内容の誘導コースに対して、「西沢渓谷」を一つ下へ移動した画面の表示例を示す図。
【図19】本発明の実施形態において、図2に示した内容の誘導コースに対して、「昇仙峡」を一つ下へ移動しようとする画面の表示例を示す図。
【図20】本発明の実施形態において、図2に示した内容の誘導コースに対して、「昇仙峡」を一つ下へ移動した画面の表示例を示す図。
【符号の説明】
1…絶対位置・方位検出部
2…相対方位検出部
3…車速検出部
4…メインCPU及びその周辺回路
M…メモリ群
5…ROM
6…ダイナミックRAM(DRAM)
7…スタチックRAM(SRAM)
8…VideoRAM(VRAM)
9…ユーザインタフェース部
10…表示部
11…入力部
12…CD−ROM制御部
13…FM多重受信及び処理部
40…現在位置計算部
41…目的地設定部
42…コース選択部
43…編集部
44…コース情報表示部
45…制御部
46…経路設定部
47…案内部
48…再設定部
49…編集結果記憶部
Claims (9)
- 移動体の道案内を行うためのナビゲーション装置において、
予め決められた複数の地点を辿る誘導コースを1つ以上記憶し、各誘導コースについて少なくとも、地点ごとの所要時間と、地点間の移動時間と、を含むコース情報を記憶するように構成される記憶手段と、
前記誘導コースを選択するための手段と、
選択された誘導コースに含まれる地点を編集するための編集手段と、
前記コース情報を表示するための表示手段と、
前記編集の内容に応じて、前記コース情報の一部を表示しないように前記表示手段を制御するための制御手段と、を備え、
前記編集手段は、前記地点について追加、削除、変更及び入れ替えを行うように構成されることを特徴とするナビゲーション装置。 - 前記制御手段は、前記編集によって誘導コース途中に地点が追加された場合、追加された地点前後の地点間の前記移動時間を表示しないように、前記制御を行うように構成されたことを特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。
- 前記制御手段は、前記編集によって誘導コース中の地点が削除又は変更された場合、その地点の前記所要時間と、その地点前後の地点間の前記移動時間を表示しないように、前記制御を行うように構成されたことを特徴とする請求項1又は2記載のナビゲーション装置。
- 前記制御手段は、前記編集によって誘導コース中の地点同士の順序が入れ替えられた場合、それら各地点と、入れ替えの前及び後における各地点前後の地点との間の移動時間を表示しないように、前記制御を行うように構成されたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載のナビゲーション装置。
- 移動体の道案内を行うためのナビゲーション方法において、
予め決められた複数の地点を辿る誘導コースを1つ以上記憶し、各誘導コースについて少なくとも、地点ごとの所要時間と、地点間の移動時間と、を含むコース情報を記憶するように構成される記憶ステップと、
前記誘導コースを選択するためのステップと、
選択された誘導コースに含まれる地点を編集するための編集ステップと、
前記コース情報を表示するための表示ステップと、
前記編集の内容に応じて、前記コース情報の一部を表示しないように前記表示ステップを制御するための制御ステップと、を含み、
前記編集ステップは、前記地点について追加、削除、変更及び入れ替えを行うことを特徴とするナビゲーション方法。 - 前記制御ステップは、前記編集によって誘導コース途中に地点が追加された場合、追加された地点前後の地点間の前記移動時間を表示しないように、前記制御を行うことを特徴とする請求項5記載のナビゲーション方法。
- 前記制御ステップは、前記編集によって誘導コース中の地点が削除又は変更された場合、その地点の前記所要時間と、その地点前後の地点間の前記移動時間を表示しないように、前記制御を行うことを特徴とする請求項5又は6記載のナビゲーション方法。
- 前記制御ステップは、前記編集によって誘導コース中の地点同士の順序が入れ替えられた場合、その地点と、入れ替えの前及び後における各地点前後の地点との間の移動時間を表示しないように、前記制御を行うことを特徴とする請求項5から7のいずれか1つに記載のナビゲーション方法。
- コンピュータを使って、移動体の道案内を行うためのナビゲーション用ソフトウェアを記録した記録媒体において、
そのソフトウェアは前記コンピュータに、
予め決められた複数の地点を辿る誘導コースを1つ以上記憶し、各誘導コースについて少なくとも、地点ごとの所要時間と、地点間の移動時間と、を含むコース情報を記憶する ように構成される記憶処理と、
前記誘導コースの選択を受け付ける処理と、
選択された誘導コースに含まれる地点を編集するための編集処理と、
前記コース情報を表示するための表示処理と、
前記編集の内容に応じて、前記コース情報の一部を表示しないように前記表示処理を制御するための制御処理と、を実行させ、
前記編集処理は、前記地点について追加、削除、変更及び入れ替えを行うように構成されることを特徴とするナビゲーション用ソフトウェアを記録した記録媒体。
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