JP4816586B2 - ナビゲーション装置およびナビゲーション装置用のプログラム - Google Patents

ナビゲーション装置およびナビゲーション装置用のプログラム Download PDF

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Description

本発明は、ナビゲーション装置およびナビゲーション装置用のプログラムに関する。
市販されているナビゲーション装置には、複数のポイント(目的地、経由地等)を、それらポイントに到達する順序と共に、1まとめのポイントグループとして登録する機能を有するものがある。登録されたグループ目的地がユーザの操作によって呼び出されると、ナビゲーション装置は、出発地点(例えば現在地)から始まり、登録された到達順序に従ってこれらポイントを巡るルートの計算を行い、計算によって得たルートに沿ってユーザが移動するための案内を行う。
また、これら市販のナビゲーション装置は、上述のルートの計算後、当該複数のポイントおよび当該ルートを画面に表示し、ユーザに、スキップする(すなわち到達をキャンセルする)ポイントの指定を促すようになっている。スキップするポイントの指定が為されると、ナビゲーション装置は、スキップされなかったポイントのみについて、当初の順序に従い、出発地点からのルートを再度算出する。
また、特許文献1に記載のナビゲーション装置は、複数のポイント(目的地、経由地等)を、1まとめのグループ目的地として登録し、それらグループ目的地が呼び出されると、現在地点から始まり、現在地点から近い順にこれらポイントを巡るルートの計算を行い、計算によって得たルートに沿った案内を行う。
特開2006−177792号公報
しかし、特許文献1のナビゲーション装置は、ユーザの希望にダイレクトに対応した順序でポイントの到達順序を決めることができない。また、上述した市販のナビゲーション装置においては、ユーザの希望にダイレクトに対応したポイントのキャンセルを行うことができるが、適切なときにはキャンセル対象の指示を促し、不適切なときにはキャンセル対象の指示を促さない作動を、ユーザの操作によらずに自動的に行うことはできない。
そこで、本発明は、ポイントグループを登録し、出発地から始まり、登録したポイント
グループに順に到達するルートの計算を行うナビゲーション装置において、順序の変更ま
たは到達対象のポイントのキャンセルをユーザに促す通知の実行、非実行を、自動的に、
かつ、適切に切り替える技術を提供すること目的とする。
ここで、ポイントとは、目的地、経由地等の、ユーザが到達し得る地理的位置をいう。また到達とは、対象とするポイントに到ることをいい、到着および通過を含む概念である。
本発明の第1の特徴においては、ルートの案内を行うナビゲーション装置が、複数のポイント、および、前記複数のポイントに到達する順序を決定し、決定した内容をポイントグループ情報として記憶媒体(16)に記録するポイントグループ登録手段(100)と、前記複数のポイントのうち、前記ポイントグループ決定手段が決定した前記順序において最初に到達することになっている第1ポイントから出発地点までの第1ポイント―出発地点距離が、前記複数のポイントのうち、前記ポイントグループ決定手段が決定した前記順序において最後に到達することになっている最終ポイントから出発地点までの最終ポイント―出発地点距離よりも長くなっているか否かを判定する判定手段(215、315)と、前記判定手段の判定結果が肯定的である場合、前記ユーザが最初に到達したい希望ポイントの指示を受けたことに基づいて、前記複数のポイントのうち、前記順序において前記希望ポイントよりも順序が早いポイントへの到達がキャンセルされたルートであり、かつ、前記希望ポイントから、前記順序における最終ポイントまで、前記順序に従って到達するルートを、案内用のルートを、案内用のルートとして算出するルート算出手段(235、335)と、を備えたことである。
また、第2の特徴においては、ルートの案内を行うナビゲーション装置が、複数のポイント、および、前記複数のポイントに到達する順序を決定し、決定した内容をポイントグループ情報として記憶媒体(16)に記録するポイントグループ登録手段(100)と、前記複数のポイントのうち、前記ポイントグループ決定手段が決定した前記順序において最初に到達することになっている第1ポイントから出発地点までの第1ポイント―出発地点距離が、前記複数のポイントのうち、前記ポイントグループ決定手段が決定した前記順序において最後に到達することになっている最終ポイントから出発地点までの最終ポイント―出発地点距離よりも長くなっているか否かを判定する判定手段(215、315)と、前記判定手段の判定結果が肯定的であることに基づいて、前記複数のポイントのうち前記ユーザが最初に到達したい希望ポイントの指示の受付の通知を行う指定受付通知手段(225、325)と、前記希望ポイントの指示を受けたことに基づいて、前記複数のポイントのうち、前記順序において前記希望ポイントよりも順序が早いポイントへの到達がキャンセルされたルートであり、かつ、前記希望ポイントから、前記順序における最終ポイントまで、前記順序に従って到達するルートを、案内用のルートとして算出するルート算出手段(235、335)と、を備えたことである。
このようになっていることで、最終ポイントに比べて第1ポイントが過度に出発地点か
ら離れている場合のような、順序の変更またはポイントのキャンセルが適切であると考え
られる場合において、順序の変更または到達対象のポイントのキャンセルをユーザに促す
通知を行うことで、実行、非実行を、自動的に、かつ、適切に切り替えることができるよ
うになる。
このように、ナビゲーション装置は、出発地点から第1ポイントまでの距離と、出発地
点から最終ポイントまでの距離との関係において、前者が大きくなっていることに基づいて、ポイントのキャンセルの受付、または、順序の変更の受付の通知を行う。このようになっていることで、最終ポイントに比べて第1ポイントが過度に出発地点から離れている場合のような、順序の変更またはポイントのキャンセルが適切であると考えられる場合において、順序の変更または到達対象のポイントのキャンセルをユーザに促す通知を行うことで、実行、非実行を、自動的に、かつ、適切に切り替えることができるようになる。
ビゲーション装置は、このような希望ポイントの指示を受けたことに基づいて、出発
地点から始まり、希望ポイントから、当該順序における最終ポイントまで、当該順序に従
って到達するルートを、案内用のルートとして算出するようになっていてもよい。このよ
うになっていることで、ユーザは、「ここより前のポイントには到達したくないが、ここ
のポイント以降のポイントへはすべて到達したい」という要求を、簡易に入力することが
できるようになる。
また、本発明特徴は、上記のようなナビゲーション装置に用いるプログラムとして捉えることもできる。
なお、本件特許請求の範囲における括弧内の符号は、特許請求の範囲に記載された用語と後述の実施形態に記載される当該用語を例示する具体物等との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について説明する。図1に、本実施形態に係る車両用ナビゲーション装置1のハードウェア構成を示す。この車両用ナビゲーション装置1は、位置検出器11、画像表示装置12、操作スイッチ群13、スピーカ14、無線受信機15、地図データ取得部16、および制御回路17を有している。
位置検出器11は、いずれも周知の図示しない地磁気センサ、ジャイロスコープ、車速センサ、およびGPS受信機等のセンサを有しており、これらセンサの各々の性質に基づいた、車両の現在位置、向き、および速度を特定するための情報を制御回路17に出力する。
画像表示装置12は、制御回路17から出力された映像信号に基づいた映像をユーザに表示する。表示映像としては、例えば現在地を中心とする地図等がある。
操作スイッチ群13は、車両用ナビゲーション装置1に設けられた複数のメカニカルスイッチ、画像表示装置12の表示面に重ねて設けられたタッチパネル等の入力装置から成り、ユーザによるメカニカルスイッチの押下、タッチパネルのタッチに基づいた信号を制御回路17に出力する。
無線受信機15は、車両外部の送信装置(例えば、FMラジオ放送局、道路沿いに設置された路上機、携帯電話通信のための基地局等)から無線送信された情報を受信して制御回路17に出力する装置である。受信する情報としては、例えば、道路の渋滞情報、道路沿いの各施設の営業時間帯情報等がある。営業時間帯情報とは、対象となる施設が営業している時間帯を表す情報をいう。
地図データ取得部16は、HDD(記憶媒体の一例に相当する)およびそれらHDDに対してデータの読み出しおよび書き込みを行う装置から成る。当該記憶媒体は、制御回路17が実行するプログラム、ルート案内用の地図データ等を記憶している。また、当該記憶媒体は、ポイントグループ情報を記憶するための領域を有している。
地図データは、道路データおよびPOI(Point of Interest)データを有している。道路データは、リンクの位置情報、種別情報、ノードの位置情報、種別情報、および、ノードとリンクとの接続関係の情報等を含んでいる。
POIデータは、POI毎のレコードを複数有している。POIは、目的地や経由地となり得る地点をいう。POIデータのレコードのそれぞれは、対象とするPOIにある施設の名称情報、所在位置情報、施設種類情報、営業時間帯情報等を示すデータを有している。
制御回路(コンピュータに相当する)17は、CPU、RAM、ROM、I/O等を有するマイコンである。CPUは、ROMまたは地図データ取得部16から読み出した車両用ナビゲーション装置1の動作のためのプログラムを実行し、その実行の際にはRAM、ROM、および地図データ取得部16から情報を読み出し、RAMおよび(可能であれば)地図データ取得部16の記憶媒体に対して情報の書き込みを行い、位置検出器11、画像表示装置12、操作スイッチ群13、スピーカ14、および無線受信機15と信号の授受を行う。
制御回路17がプログラムを実行することによって行う具体的な処理としては、現在位置特定処理、ルート算出処理、ルート案内処理等、ポイントグループ登録処理、ポイントグループ呼び出し処理等がある。
現在位置特定処理は、位置検出器11からの信号に基づいて、周知のマップマッチング等の技術を用いて車両の現在位置や向きを特定する処理である。案内ルート算出処理は、各種条件に基づいて、出発位置からゴール地点までの最適な案内ルートを算出する処理である。
ルート案内処理は、地図データ取得部16から地図データを読み出し、算出された案内ルート、ゴール地点、経由地点および現在位置等をこの地図データの示す地図上に重ねた画像を、画像表示装置12に出力し、案内交差点の手前に自車両が到達したとき等の必要時に、右折、左折等を指示する案内音声信号をスピーカ14に出力させる処理である。
ポイントグループ登録処理は、ポイントグループ情報を地図データ取得部16のHDDに記録するための処理である。図2に、ポイントグループ登録処理のために制御回路17が実行するプログラム100のフローチャートを示す。
制御回路17は、ユーザが操作スイッチ群13に対して所定の登録開始操作を行ったときに、その旨の信号を操作スイッチ群13から受けたことに基づいて、このプログラム100の実行を開始する。
プログラム100の実行において制御回路17は、まずステップ110で、ユーザによる操作スイッチ群13を用いた選択操作に基づいて、ポイントグループおよび当該ポイントグループに含まれるPOIの到達順序を決定する。
ポイントグループとは、複数のPOIの集合をいう。ユーザが、操作スイッチ群13を用いて、地図データ取得部16中のPOIを複数個選択することで、制御回路17は、その選択されたPOIをポイントグループに含める。ポイントグループに含まれるPOIの到達順序については、ユーザが、当該順序を、操作スイッチ群13を用いて指定することで、制御回路17が、指定された順序を特定する。
図3に、ポイントグループの一例を模式的に示す。この図においては、G1、G2、G3、G4、G5が、ポイントグループに属するPOIに相当し、特定した順序(以下、登録順序という)は、この順である。
続いてステップ120では、当該ポイントグループに属するPOI(以下、グループ内POIという)のすべてを順に到達するルートを、上述のルート算出処理を利用することで決定する。より具体的には、計算するルートは、図3に示す実線のように、登録順序中で一番目となるグループ内POI(以下、第1グループ内POIという)−G1から始まり、登録順序中で最後となるグループ内POI(以下、最終グループ内POIという)−G5で終わり、各グループ内POIを、登録順序に従って辿るルートである。
続いてステップ130では、ステップ110およびステップ120の処理結果を利用して、ポイントグループ情報を地図データ取得部16に記録する。ポイントグループ情報には、対象となるポイントグループに含まれるグループ内POI、当該ポイントグループ内の登録順序の情報を含める。これらの情報は、ステップ110において決定されている。
また、ポイントグループ情報には、各グループ内POIの詳細情報を含める。あるグループ内POIについての詳細情報としては、当該グループ内POIの位置座標、当該グループ内POIにある施設の営業時間帯情報、施設種別の情報を含める。これらの情報は、地図データから取得する。
なお、営業時間帯情報については、無線受信機15を介して受信したものを用いてもよい。このようにすることで、営業時間帯が臨時に変化した場合でも、無線受信機15から営業時間帯の変更通知を受けることで、正しい営業時間帯の情報をポイントグループ情報に含めることができる。
また、あるグループ内POIについての詳細情報には、当該グループ内POIから、登録順序において当該グループ内POIの次のグループ内POIまで、ステップ120で算出したルートに沿って走行したときの走行時間を含めてもよい。また、登録順序において当該グループ内POIの1つ前のグループ内POIから、当該POIまで、ステップ120で算出したルートに沿って走行したときの走行時間を含めてもよい。また、ステップ120でルート計算を行ったときに採用したルート探索条件(例えば、高速道路優先、一般道路優先の別等)を、ポイントグループ情報に含めてもよい。
ステップ130の後、プログラム100の実行が終了する。このプログラム100の実行によって、地図データ取得部16中には、複数のPOI、および、複数のPOIに到達する順序、および各グループ内POIにある施設の営業時間帯の情報等が含まれる。なお、営業時間の情報を有さないPOIについては、詳細情報に営業時間の情報を含めない。なお、制御回路17に、このプログラム100を複数回実行させることで、複数個の異なるポイントグループ情報を記録することができる。
次に、ポイントグループ呼び出し処理について説明する。ポイントグループ呼び出し処理は、ポイントグループ登録処理によって記録されたポイントグループ情報を読み出して、現在位置(または任意に指定された出発位置)から当該ポイントグループに含まれるグループ内POIのうち全部または一部を巡る経路を、ルート案内処理のための案内ルートとして算出する処理である。
図4に、このポイントグループ呼び出し処理のために制御回路17が実行するプログラム200のフローチャートを示す。制御回路17は、ユーザが操作スイッチ群13に対して、所望のポイントグループ情報を指定する操作、および、所定の呼び出し開始操作を行ったときに、その旨の信号を操作スイッチ群13から受けたことに基づいて、このプログラム200の実行を開始する。
プログラム200の実行において、制御回路17は、まずステップ205で、指定されたポイントグループ情報を地図データ取得部16から読み出し、さらに、このポイントグループ情報中の第1グループ内POIと、出発地(例えば現在位置)との間の直線距離A(第1ポイント―出発地点距離の一例に相当する)を算出する。図5に、この距離を模式的に示す。この図においては、現在位置40からグループ内POI−G1までの距離が、直線距離Aに相当する。
続いてステップ210では、読み出したポイントグループ情報中の最終POIと、出発地との間の直線距離B(最終ポイント―出発地点距離の一例に相当する)を算出する。図5においては、現在位置40から最終グループ内POI−G5までの距離が、直線距離Bに相当する。
続いてステップ215では、直線距離AのK倍(ただし、Kは1以上の実数(例えば1))が直線距離Bより大きいか否かを判定する。この判定は、直線距離Aが直線距離Bを実数Kで除算した値B/Kより大きいか否かの判定と同等である。この場合、値B/Kは、直線距離Bよりも小さく、かつ、直線距離Bに比例して大きくなる所定の基準距離の一例に相当する。
ステップ215の判定が否定的な場合、すなわち、第1グループ内POIが最終グループ内POIに比べて過度に出発地から離れているとはいえない場合、続いてステップ220で、ルート算出処理を利用して、出発地から始まり、すべてのグループ内POIに登録順序に従って到達し、最終グループ内POIで終了するルートを、案内ルートとして算出する。
ステップ215の判定結果が肯定的な場合、すなわち、第1グループ内POIが最終グループ内POIに比べて過度に出発地から離れている場合、続いてステップ225で、グループ内POIのうち1つを希望グループ内POI(希望ポイントの一例に相当する)として選択させるための受付画像を、画像表示装置12に表示させる。図6に、受付画像の一例30を示す。
この図に例示する受付画像30は、それぞれが1つのグループ内POIに対応するポイント指定ボタン31〜35を有しており、ユーザは、ポイント指定ボタン31〜35のうち1つを操作スイッチ群13を用いて選択できるようになっている。
このような受付画像の表示は、到達をキャンセルするグループ内POIの指定を受け付けるために行われる作動であって、ユーザに対する当該指定の受付の通知に該当する。
続いてステップ230では、ユーザによる操作スイッチ群13を用いた希望グループ内POIの指定を待ち、指定があったらその情報を取得する。図6の例においては、ポイント指定ボタン31〜35のうちいずれかが選択されるまで待ち、指定があったらその情報を取得する。
希望グループ内POIの選択があると、続いてステップ235で、出発地点から始まり、希望グループ内POIから、最終グループ内POIまで、登録順序に従って到達するルートを、案内用のルートとして算出する。このようにして算出されたルートにおいては、希望グループよりも登録順が早いグループ内POIはスキップされている。
例えば、図6の例において、グループ内POI−G2が選択された場合、ステップ235で算出されるルートは、出発地→グループ内POI−G2→グループ内POI−G3→グループ内POI−G4→グループ内POI−G5というルートである。このルートが、ステップ220で算出されるルートと違う点は、グループ内POI−G1への到達がキャンセルされている点である。
なお、ステップ235およびステップ220におけるルートの計算においては、直前のステップ205で読み出したポイントグループ情報中の探索条件を用いて、ルート計算を行うようになっていてもよい。このようにすることで、ポイントグループ登録時から順番が隣り合っていたグループ内POI間についてここで算出されるルートは、ポイントグループ登録時のルートと同じまたは類似のものになる。
以上のように、制御回路17は、ステップ205→210→215→225→230→235の処理の流れにおいて、地図データ取得部16のHDDに記録されたグループ内POIグループ情報を呼び出す旨のユーザの要求があったことに基づいて、グループ内POIのすべてに登録順序で到達するためのルートを当該要求の後に計算しないまま、希望グループ内POIのユーザによる指定を受け付けるために、ユーザに当該希望グループ内POIの指定の受付の通知を行う(ステップ225参照)。
さらに制御回路17は、出発地点から始まり、上記通知に応じてユーザが指定した希望グループ内POI(ステップ230参照)よりも登録順序で早いグループ内POI(すなわち、間接的にキャンセルを指定されたグループ内POI)を除いた残りのグループ内POIを登録順序に従って到達するルートを、案内用のルートとして算出する(ステップ235参照)。
このように、車両用ナビゲーション装置1は、到達をキャンセルするグループ内POIの指定を受け付けるための通知を、キャンセル前のグループ内POIをも対象とするルートの計算を行わないまま実行し、さらに、当該指定に基づいてキャンセルした結果残ったグループ内POIを対象とするルート計算を実行する。したがって、キャンセル前のグループ内POIについてのルート計算という処理が省略されることで、従来よりもルート計算の無駄が低減される。
また、到達をキャンセルするグループ内POIの指定の一態様として、ユーザが最初に到達したい希望グループ内POIを、車両用ナビゲーション装置1は受け付けている。このような希望グループ内POIの指示は、実質的に、その希望グループ内POIよりも順番の早いグループ内POIを、到達キャンセル対象のグループ内POIとして指示することと同等である。このようになっていることで、ユーザは、「ここより前のグループ内POIには到達したくないが、ここのグループ内POI以降のグループ内POIへはすべて到達したい」という要求を、簡易に入力することができるようになる。
また、制御回路17は、登録順序において最初に到達することになっている第1グループ内POIから出発地点までの直線距離Aが上述のような所定の基準距離より長くなっているか否かを判定し(ステップ205、210、215参照)、この判定結果が肯定的であることに基づいて、複数のグループ内POIのうち到達をキャンセルするグループ内POIの指定の受付の通知を行う(ステップ225参照)。そして、出発地点から始まり、その通知に応じたユーザの指定(ステップ230参照)の反映後の到達すべきグループ内POIを、登録順序に従って到達するルートを、案内用のルートとして算出する(ステップ235参照)。
このように、車両用ナビゲーション装置1は、出発地点から第1グループ内POIまでの距離と、出発地点から最終グループ内POIまでの距離との関係において、基準を超えて前者が大きくなっていることに基づいて、グループ内POIのキャンセルの受付通知を行う。このようになっていることで、最終グループ内POIに比べて第1グループ内POIが過度に出発地点から離れている場合のような、グループ内POIのキャンセルが適切であると考えられる場合において、到達対象のグループ内POIのキャンセルをユーザに促す通知を行うことで、通知の実行、非実行を、自動的に、かつ、適切に切り替えることができるようになる。
ステップ220または235に続いて、制御回路17は、ステップ240で、直前に暫定的に案内ルートとして算出したルートに従って自車両が走行した場合における、当該ルート上のグループ内POI(以下、対象グループ内POIという)のそれぞれに到達する時刻(以下、到達予測時刻という)を予測する。
この予測時刻の算出においては、車両の予想走行速度は一定値であるとしてもよいし、他の情報(例えば、道路の制限速度、現在の渋滞度)等に応じて、道路毎に変化させてもよい。なお、この予測時刻の算出において、出発地点における走行開始時刻は、現在時刻であってもよいし、ユーザが指定した時刻であってもよい。
続いてステップ245では、対象グループ内POIのうち、営業時間帯の情報を有するものがあるか否かを判定する。この判定は、直前のステップ205で読み出したポイントグループ情報中の各対象グループ内POIについての詳細情報に、営業時間帯情報を含んでいるものが1つでもあれば、肯定的なものとなり続いてステップ250に処理が進み、1つもなければ、否定的なものとなって、対象グループ内POIの変更がないままプログラム200の1回分の実行が終了する。
ステップ250では、営業時間帯情報を有している対象グループ内POIのそれぞれについて、当該対象グループ内POIへの到達予測時刻が、当該営業時間帯情報に含まれる営業時間帯内であるか否かを判定する。そして、すべての判定について肯定的であれば、対象グループ内POIの変更がないままプログラム200の1回分の実行が終了する。
しかし、否定的な判定が1つでもあれば、続いてステップ255で、営業時間外に到達することが予想される対象グループ内POIがあることを、画像表示装置12またはスピーカ14を用いてユーザに通知する。
さらにステップ255では、営業時間外に到達することが予想される対象グループ内POI(具体的には、ステップ250で否定判定の対象となった対象グループ内POI)のそれぞれについて、スキップするか否か、すなわち、到達をキャンセルするか否かの問い合わせの表示を、画像表示装置12またはスピーカ14を用いて行う。
続いてステップ260では、問い合わせに対する操作スイッチ群13を用いたユーザの応答操作に基づいて、スキップするとユーザに指定された対象グループ内POIが1つでもあるか否かを判定する。この判定結果が否定的であれば、対象グループ内POIの変更がないままプログラム200の1回分の実行が終了する。
ステップ260の判定結果が否定的であれば、続いてステップ265で、スキップの指定があったグループ内POIを対象グループ内POIから除外する。そして、その除外の結果残った残存グループ内POIを対象とするルートを、ルート算出処理を利用して、最終的な案内ルートとして決定する。これによって、最終的な案内ルートは、出発地点からは始まり、すべての残存グループ内POIに登録順序で到達し、登録順序中で最後の残存グループ内POIで終わるようになる。ステップ265の後、プログラム200の1回分の実行が終了する。プログラム200の実行が終了して案内ルートが決定すると、制御回路17は、続いてルート案内処理を行う。
以上のように、制御回路17は、営業時間帯の情報を有する(1つまたは複数の)グループ内POIのそれぞれについて、当該グループ内POIにある施設の営業時間帯に、当該グループ内POIについて予測された到達時刻が含まれないことに基づいて(ステップ250参照)、当該グループ内POIへの到達をキャンセルするか否かをユーザに問い合わせる(ステップ260参照)。
そして制御回路17は、問い合わせに応じてユーザがキャンセルすると指定したグループ内POIを対象グループ内POIから除外した結果の残存グループ内POIのすべてに登録順で到達すると共に、出発地点から始まるルートを、新たな案内用のルートとして再算出する(ステップ265参照)。
このように、車両用ナビゲーション装置1は、算出されたルート上の対象グループ内POIのうち、営業時間外に到達すると予測されるグループ内POIについては、ユーザに到達をキャンセルするか否かを問い合わせ、その問い合わせに対する応答に応じてキャンセルの実行・非実行を切り替える。
このようになっていることで、各対象グループ内POIにある施設の営業時間帯内に当該グループ内POIに到達できない可能性が高いときは、ユーザに問い合わせて確認を得た上で当該グループ内POIを対象グループ内POIから除外する。したがって、ルートの案内に従ってグループ内POIグループ中のあるグループ内POIに到達したとき、当該グループ内POIにある施設を利用しようとしても、営業時間外で利用不能だったという事態が発生する可能性が低減する。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態が第1実施形態と異なるのは、制御回路17が、ポイントグループ呼び出し処理のために、プログラム200に変えて図7に示すプログラム300を実行することである。以下、第2実施形態が第1実施形態と異なる部分を主に説明する。
プログラム300中のステップ305、310、315、320の処理内容は、それぞれプログラム200中のステップ205、210、215、220の処理内容と同じである。
ステップ315で肯定判定があった後、ステップ325では、制御回路17は、順序変更画面を画像表示装置12に表示させる。順序変更画面は、登録順序の変更内容のユーザによる指定を受け付けるために表示する画面であり、ユーザに当該指定の受付の通知を行うための画面である。
具体的には、制御回路17が順序変更画面を画像表示装置12に表示させることで、ユーザは、その表示内容を参照しながら操作スイッチ群13を操作して、グループ内POIの順序の変更の指示を入力することができるようになる。例えば、図6に示したような受付画像30を表示して、さらにポイント指定ボタン31〜35のうち複数を1つずつ順に選択することを、例えばスピーカ14を用いてユーザに促す。
ステップ330では、ユーザが操作スイッチ群13を用いて行った順序変更を受け付ける。なお、ここでいう順序の変更とは、変換の一態様である。変換とは、複数の要素の順序つき組み合わせを、別の順序つき組み合わせに変換することである。なお、変換の際、要素の削除も許される。ある変換が順序の変更であるか否かは、変換前と変換後とで順序の前後が入れ替わっている要素があるか否かによって決まる。要素Aと要素Bの順序の前後とは、変換前の順序では要素Aが要素Bより先であったものが、変換後の順序では、要素Bが要素Aより先となることをいう。
例えば、ポイントA、ポイントB、ポイントC、ポイントD、ポイントEの順を、ポイントA、ポイントB、ポイントCの順に変更するような変換は、順序の変更ではない。また例えば、ポイントA、ポイントB、ポイントC、ポイントD、ポイントEの順を、ポイントC、ポイントD、ポイントEの順に変更するような変換は、順序の変更ではない。また例えば、ポイントA、ポイントB、ポイントC、ポイントD、ポイントEの順を、ポイントA、ポイントB、ポイントC、ポイントE、ポイントDの順に変更するような変換は、順序の変更である。また例えば、ポイントA、ポイントB、ポイントC、ポイントD、ポイントEの順を、ポイントC、ポイントAに変更するような変換は、順序の変更である。したがって、単なるポイントへの到達のキャンセルは、到達順序の変更ではない。
続いてステップ335では、出発地点から始まり、受け付けた変更内容に従った新順序で、その順序中のグループ内POIのすべてに到達するルートを、案内用のルートとして算出する。ステップ335に続いては、ステップ340を実行する。
このように、制御回路17が、ポイントグループ情報として決定された順序の変更内容のユーザによる指定を受け付けるために、ユーザに当該指定の受付の通知を行う(ステップ325参照)。さらに制御回路17は、出発地点から始まり、当該通知に応じてユーザが指定した変更内容(ステップ330参照)に従った順序で当該順序上の複数のポイントに到達するルートを、案内用のルートとして算出する(ステップ335参照)。
このように、車両用ナビゲーション装置1は、ユーザによる指定に従ってポイントの到達順序を変更するので、従来よりもユーザの希望にダイレクトに対応した到達順序の変更が可能になる。
また、制御回路17は、登録順序において最初に到達することになっている第1グループ内POIから出発地点までの直線距離Aが上述のような所定の基準距離より長くなっているか否かを判定し(ステップ305、310、315参照)、この判定結果が肯定的であることに基づいて、複数のグループ内POIの順序変更の指定の受付の通知を行う(ステップ325参照)。そして、出発地点から始まり、その通知に応じたユーザの指定(ステップ330参照)の反映後の到達すべきグループ内POIを、当該指定の反映後の新順序に従って到達するルートを、案内用のルートとして算出する(ステップ335参照)。

このように、車両用ナビゲーション装置1は、出発地点から第1グループ内POIまでの距離と、出発地点から最終グループ内POIまでの距離との関係において、基準を超えて前者が大きくなっていることに基づいて、グループ内POIの順序変更の受付通知を行う。このようになっていることで、最終グループ内POIに比べて第1グループ内POIが過度に出発地点から離れている場合のような、順序の変更が適切であると考えられる場合において、順序の変更をユーザに促す通知を行うことで、通知の実行、非実行を、自動的に、かつ、適切に切り替えることができるようになる。
また、プログラム300中のステップ340、345、350、355、360、365の処理内容は、それぞれプログラム200中のステップ240、245、250、255、260、265の処理内容と同じである。ただし、ステップ340〜365においては、ステップ240〜265中の説明中に現れる「登録順序」は、「新順序が決まっていれば新順序、そうでなければ登録順序」に読み替えるものとする。
したがって、このように、車両用ナビゲーション装置1は、第1実施形態と同様、算出されたルート上の対象グループ内POIのうち、営業時間外に到達すると予測されるグループ内POIについては、ユーザに到達をキャンセルするか否かを問い合わせ、その問い合わせに対する応答に応じてキャンセルの実行・非実行を切り替える。
このようになっていることで、各対象グループ内POIにある施設の営業時間帯内に当該グループ内POIに到達できない可能性が高いときは、ユーザに問い合わせて確認を得た上で当該グループ内POIを対象グループ内POIから除外する。したがって、ルートの案内に従ってグループ内POIグループ中のあるグループ内POIに到達したとき、当該グループ内POIにある施設を利用しようとしても、営業時間外で利用不能だったという事態が発生する可能性が低減する。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の範囲は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の各発明特定事項の機能を実現し得る種々の形態を包含するものである。
例えば、ステップ205、210、305、310において算出する距離は、直線距離ではなく、道路に沿った距離であってもよい。
また、最終ポイント―出発地点距離が大きくなるほど大きくなる所定の距離基準の一例として、直線距離Aが直線距離Bを実数Kで除算した値B/Kを用いているが、これ以外であっても、最終ポイント―出発地点距離が大きくなるほど大きくなるようなものならば、どのようなものであっても所定の基準距離として用いてよい。
また、上記第1実施形態においては、車両用ナビゲーション装置1が受け付ける、到達をキャンセルするグループ内POIの指定の一態様として、ユーザが最初に到達したい希望グループ内POIの指示が挙げられている。しかし、車両用ナビゲーション装置1が受け付ける指定としては、例えば、キャンセル対象のグループ内POIの直接的な指定(例えば、グループ内ポイント−G3およびグループ内ポイント−GP5をキャンセルしたいなら、グループ内ポイント−G3およびグループ内ポイント−GP5の直接指定)であってもよい。
また、ポイントグループ情報等の、更新が必要なデータは、地図データ取得部16に限らず、他の、車両用ナビゲーション装置1の主電源の供給が停止してもデータを保持し続けることができる記憶媒体(例えばフラッシュメモリ、EEPROM、バックアップRAM)に記憶されるようになっていてもよい。その場合、地図データ取得部16の記憶媒体は、HDD等の書き込み可能な記憶媒体である必要はなく、DVD、CD−ROM等の書き込み不可能な記憶媒体であってもよい。
また、上記の実施形態において、制御回路17がプログラムを実行することで実現している各機能は、それらの機能を有するハードウェア(例えば回路構成をプログラムすることが可能なFPGA)を用いて実現するようになっていてもよい。
また、上記実施形態においては、ナビゲーション装置は車載タイプのものであるが、ナビゲーション装置は、船舶や飛行機に搭載されるものであってもよいし、人が持ち運びできるタイプのものであってもよい。例えば、ナビゲーション装置の機能を有する携帯電話機も、本発明のナビゲーション装置に該当する。
本発明の実施形態に係る車両用ナビゲーション装置1の構成図である。 ポイントグループ登録処理のために制御回路17が実行するプログラム100のフローチャートである。 ポイントグループ中の複数のポイントの関係を示す模式図である。 ポイントグループ呼び出し処理のために制御回路17が実行するプログラム200のフローチャートである。 現在位置40から第1ポイントG1および最終ポイントG5までの距離を示す模式図である。 到達をキャンセルするグループ内POIの指定を受け付けるための受付画像の一例30を示す図である。 第2実施形態においてポイントグループ呼び出し処理のために制御回路17が実行するプログラム300のフローチャートである。
符号の説明
1…車両用ナビゲーション装置、11…位置検出器、12…画像表示装置、
13…操作スイッチ群、14…スピーカ、15…無線受信機、
16…地図データ取得部、17…制御回路、30…受付画像、
31〜35…ポイント指定ボタン、40…現在位置、100〜300…プログラム、
G1〜G5…グループ内POI。

Claims (5)

  1. ルートの案内を行うナビゲーション装置であって、
    複数のポイント、および、前記複数のポイントに到達する順序を決定し、決定した内容
    をポイントグループ情報として記憶媒体(16)に記録するポイントグループ登録手段(
    100)と、
    前記複数のポイントのうち、前記ポイントグループ決定手段が決定した前記順序におい
    て最初に到達することになっている第1ポイントから出発地点までの第1ポイント―出発
    地点距離が、前記複数のポイントのうち、前記ポイントグループ決定手段が決定した前記
    順序において最後に到達することになっている最終ポイントから出発地点までの最終ポイ
    ント―出発地点距離よりも長くなっているか否かを判定する判定手段(215、315)と、
    前記判定手段の判定結果が肯定的である場合、前記ユーザが最初に到達したい希望ポイントの指示を受けたことに基づいて、前記複数のポイントのうち、前記順序において前記希望ポイントよりも順序が早いポイントへの到達がキャンセルされたルートであり、かつ、前記希望ポイントから、前記順序における最終ポイントまで、前記順序に従って到達するルートを、案内用のルートとして算出するルート算出手段(235、335)と、を備えたナビゲーション装置。
  2. ルートの案内を行うナビゲーション装置であって、
    複数のポイント、および、前記複数のポイントに到達する順序を決定し、決定した内容
    をポイントグループ情報として記憶媒体(16)に記録するポイントグループ登録手段(
    100)と、
    前記複数のポイントのうち、前記ポイントグループ決定手段が決定した前記順序におい
    て最初に到達することになっている第1ポイントから出発地点までの第1ポイント―出発
    地点距離が、前記複数のポイントのうち、前記ポイントグループ決定手段が決定した前記
    順序において最後に到達することになっている最終ポイントから出発地点までの最終ポイ
    ント―出発地点距離よりも長くなっているか否かを判定する判定手段(215、315)と、
    前記判定手段の判定結果が肯定的であることに基づいて、前記複数のポイントのうち前記ユーザが最初に到達したい希望ポイントの指示の受付の通知を行う指定受付通知手段(225、325)と、
    前記希望ポイントの指示を受けたことに基づいて、前記複数のポイントのうち、前記順序において前記希望ポイントよりも順序が早いポイントへの到達がキャンセルされたルートであり、かつ、前記希望ポイントから、前記順序における最終ポイントまで、前記順序に従って到達するルートを、案内用のルートとして算出するルート算出手段(235、335)と、を備えたナビゲーション装置。
  3. 前記ポイントグループ登録手段は、前記複数のポイントの少なくとも1つについて、当該ポイントにある施設の営業時間帯の情報を取得して前記記憶媒体に記録し、
    当該ナビゲーション装置は:
    前記複数のポイントのうち、前記ルート算出手段が算出した前記ルート上にあるポイン
    ト(以下、対象ポイントという)のそれぞれについて、当該ルートに従って移動した場合
    の当該ポイントへの到達時刻を予測する到達時刻予想手段(240、340)と、
    前記少なくとも1つのポイントのそれぞれについて、当該ポイントにある施設の前記営
    業時間帯に、当該ポイントについて予測された到達時刻が含まれないことに基づいて、前
    記ユーザに当該ポイントへの到達をキャンセルするか否かを前記ユーザに問い合わせるキ
    ャンセル問い合わせ手段(255、355)と、
    前記キャンセル問い合わせ手段の問い合わせに応じて前記ユーザがキャンセルすると指定したポイントを、前記対象ポイントから除外した結果の残存ポイントに到達すると共に、前記出発地点から始まるルートを、新たな案内用のルートとして再算出する残存ルート算出手段(265、365)と、を備えた請求項1または2に記載のナビゲーション装置。
  4. ルートの案内を行うナビゲーション装置に用いるプログラムであって、
    複数のポイント、および、前記複数のポイントに到達する順序を決定し、決定した内容
    をポイントグループ情報として記憶媒体(16)に記録するポイントグループ登録手段(
    100)、
    前記複数のポイントのうち、前記ポイントグループ決定手段が決定した前記順序におい
    て最初に到達することになっている第1ポイントから出発地点までの第1ポイント―出発
    地点距離が、前記複数のポイントのうち、前記ポイントグループ決定手段が決定した前記
    順序において最後に到達することになっている最終ポイントから出発地点までの最終ポイ
    ント―出発地点距離よりも長くなっているか否かを判定する判定手段(215、315)、
    前記判定手段の判定結果が肯定的である場合、前記ユーザが最初に到達したい希望ポイントの指示を受けたことに基づいて、前記複数のポイントのうち、前記順序において前記希望ポイントよりも順序が早いポイントへの到達がキャンセルされたルートであり、かつ、前記希望ポイントから、前記順序における最終ポイントまで、前記順序に従って到達するルートを、案内用のルートとして算出するルート算出手段(235、335)として、コンピュータを機能させるプログラム。
  5. ルートの案内を行うナビゲーション装置に用いるプログラムであって、
    複数のポイント、および、前記複数のポイントに到達する順序を決定し、決定した内容
    をポイントグループ情報として記憶媒体(16)に記録するポイントグループ登録手段(
    100)、
    前記複数のポイントのうち、前記ポイントグループ決定手段が決定した前記順序におい
    て最初に到達することになっている第1ポイントから出発地点までの第1ポイント―出発
    地点距離が、前記複数のポイントのうち、前記ポイントグループ決定手段が決定した前記
    順序において最後に到達することになっている最終ポイントから出発地点までの最終ポイ
    ント―出発地点距離よりも長くなっているか否かを判定する判定手段(215、315)、
    前記判定手段の判定結果が肯定的であることに基づいて、前記複数のポイントのうち前記ユーザが最初に到達したい希望ポイントの指示の受付の通知を行う指定受付通知手段(225、325)、および
    前記希望ポイントの指示を受けたことに基づいて、前記複数のポイントのうち、前記順序において前記希望ポイントよりも順序が早いポイントへの到達がキャンセルされたルートであり、かつ、前記希望ポイントから、前記順序における最終ポイントまで、前記順序に従って到達するルートを、案内用のルートとして算出するルート算出手段(235、335)として、コンピュータを機能させるプログラム。
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