JPH05346761A - 地図表示装置 - Google Patents

地図表示装置

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JPH05346761A
JPH05346761A JP17908892A JP17908892A JPH05346761A JP H05346761 A JPH05346761 A JP H05346761A JP 17908892 A JP17908892 A JP 17908892A JP 17908892 A JP17908892 A JP 17908892A JP H05346761 A JPH05346761 A JP H05346761A
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data
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JP17908892A
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Inventor
Masanobu Okabe
政信 岡部
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 測位センサ10のデータに対応する領域の地
図データを電子地図データ読出システム部11から読み
出す。ナビゲーションシステムコンピュータ12内にメ
モリ部12aと演算処理部12bを設け、読み出した地
図データと対応関係を有するメモリ部12a内の通過位
置及び通過順序の複数組のデータを演算処理部12bで
演算して各通過位置での次の方向を算出し、この演算結
果をディスプレイ13に表示する。 【効果】 従来の煩雑な手動操作による方向表示を自動
的な方向表示で行うことができ、先の目的地の表示も容
易に知ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地図上に目的地を複数
個設定して最終目的地までの経路を表示する地図表示装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば記録媒体であるCD−ROMに記
録された地図データを読み出して地図を表示する電子地
図システムと、現在の位置を測位する測位システムとを
有し、これらの各システムから供給されるデータを合わ
せて表示する地図表示装置が知られている。
【0003】このような地図表示装置は、車載用ナビゲ
ーションシステムとして使用されることが多い。このよ
うな地図表示装置の中には、ナビゲーション機能として
現在の自車位置からナビゲーション用の目的地までの方
向を例えば矢印で示すものがある。このような目的地を
複数設定して自車の走行に合わせて複数の目的地を設定
可能なものも知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した方
向の表示において、自車の位置から次の目的地に至る方
向は確認できるものの、途中に設定された各目的地毎の
進行方向が判りにくいため、交差点での曲がる方向の判
別が容易に行えないことがある。すなわち、最終目的地
に至る途中に設定する目的地は、道路を曲がるポイン
ト、例えば交差点等に設定されることが多い。運転者
は、運転しながら、現在位置から先の曲がるポイントで
いかに対応し、どちらに曲がったらよいか次にとるべき
動作への情報をより早く把握しておきたいという要求が
ある。
【0005】ところが、上述したように一般の地図表示
装置は現在の自車位置から次の予め設定した目的地まで
の方向を示すことはできるが、この次の目的地からさら
に、先の目的地からどちらの方向へ針路をとったらよい
か知る手段がない。
【0006】そこで、本発明は、このような実情に鑑み
てなされたものであり、個々の目的設定位置で曲がる方
向に一致させて情報を早く知ることができる地図表示装
置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る地図表示装
置は、地図データが予め記録された記録媒体から地図デ
ータを読み出す地図データ読出手段と、地図データとの
対応関係を有する任意の通過位置及び通過順序を示す各
データを複数組記憶する記憶手段と、地図データに基づ
いた地図及び該地図上の上記記憶手段に記憶された通過
位置にマークを表示する表示手段と、上記複数の通過位
置の内の一の通過位置から通過順序に従った次の通過位
置の方向を自動的に演算する演算手段とを有し、上記表
示手段上で上記一の通過位置に上記演算手段からの演算
結果に基づく方向を示す形状のマークを表示することに
より、上述の課題を解決する。
【0008】上記通過位置データの入力順序を上記通過
順序を示すデータとして記憶することにより、上述の課
題を解決する。
【0009】上記複数の通過位置データに対する通過順
序データを任意に編集可能にすることにより、上述の課
題を解決する。
【0010】上記地図データに基づいた地図と共に、移
動キーの操作に応じて移動可能なポインタを上記表示手
段上に表示し、該ポインタで指示された上記地図上の位
置を入力キーの操作に応じて上記通過位置のデータとし
て入力することにより、上述の課題を解決する。
【0011】上記通過位置データを緯度及び経度を示す
数値で入力することにより、上述の課題を解決する。
【0012】
【作用】本発明の地図表示装置は、地図データ読出手段
から地図データを読み出し、記憶手段に記憶されている
上記地図データとの対応関係を有する任意の通過位置及
び通過順序のデータ組を表示手段上で地図データに基づ
いた地図と共に、一の通過位置に演算手段からの演算結
果に基づく方向を示す形状のマークを表示する。
【0013】上記地図表示装置は、上記通過位置データ
の入力順序を上記通過順序として記憶したり、この他に
通過位置の入力に際して地図表示装置は、位置情報を緯
度及び経度を示す数値で入力してマークを表示する。上
記通過順序を任意に編集可能にしている。
【0014】また、通過位置の入力に際して地図データ
に基づく地図を移動キーの操作に応じて表示手段上のポ
インタを移動し、指示された地図上の位置を入力キーの
操作に応じて上記通過位置のデータとして取り込んでい
る。
【0015】
【実施例】以下、本発明に係る地図表示装置の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0016】ここで、以下に示す実施例は、地図上に目
的地を複数個設定して最終目的地までの経路を表示する
ナビゲーションを行うため本発明の地図表示装置を適用
してナビゲーションシステムを構築した車載の地図表示
装置の一例を示す。ナビゲーションシステムはシステム
を構築する上で少なくとも、現在位置を測定する測位手
段である測位センサ10を有している。
【0017】本発明に係る地図表示装置について、図1
に示す概略的なブロック構成を参照しながら説明する。
図1に示す地図表示装置は、地図データが予め記録され
た記録媒体から地図データを読み出す地図データ読出手
段である電子地図データ読出システム部11と、地図デ
ータとの対応関係を有する任意の通過位置及び通過順序
を示す各データを複数組記憶する記憶手段であるナビゲ
ーションシステムコンピュータ12内のメモリ部12a
と、地図データに基づいた地図及び該地図上の上記メモ
リ部12aに記憶された通過位置にマークを表示する表
示手段であるディスプレイ13と、上記複数の通過位置
の内の一の通過位置から通過順序に従った次の通過位置
の方向を自動的に演算する演算手段であるナビゲーショ
ンシステムコンピュータ12内の演算処理部12bとで
構成している。
【0018】上記ナビゲーションシステムコンピュータ
12内には、地図データと測位センサ10に基づくデー
タをディスプレイ13に表示し易いように例えばグラフ
ィック制御部12cを設けている。また、ナビゲーショ
ンシステムはナビゲーションシステムにおける情報の選
択等を行うための操作キー14を設けている。
【0019】次に、地図表示装置の動作について簡単に
説明する。測位センサ10は、自車の位置を検出して位
置情報をナビゲーションコンピュータ12に供給してい
る。また、電子地図データ読出システム部11は、ナビ
ゲーションコンピュータ12からの位置情報に対応する
地図データを電子地図データ読出システム部11内の記
録媒体をアクセスして読み出す。この地図データは例え
ばグラフィック制御部12cに供給する。グラフィック
制御部12cはグラフィック表示制御回路とV−RAM
を有し、表示する地図の縮尺に応じた地図をディスプレ
イ13の画面に表示できるように制御している。
【0020】操作キー14はディスプレイ13上に表示
されるカーソルの移動や表示画面に表示される情報の選
択等を行っている。この操作キー14からの信号はナビ
ゲーションコンピュータ12の演算処理部12bに供給
している。演算処理部12bは、測位センサ10、メモ
リ部12a及び操作キー14からそれぞれデータが入力
されている。上記メモリ部12aは地図データに対応で
きる任意の位置及び通過順序を示す各データを複数組記
憶している。演算処理部12bは、上記メモリ部12a
に記憶する地図データとの対応関係を有している位置及
び通過順序の複数組から通過順序に従った次の通過位置
の方向を算出している。
【0021】方向の算出方法はこの一つ前の通過位置を
方向指示の起点として次の通過位置と上記一つ前の通過
位置の各2次元座標データの差をとり、水平方向の差に
対して垂直方向の差の比を求め、この比の値の逆正接関
数から水平方向からの角度として方向を算出している。
より具体的な算出の手順については後段において詳述す
る。
【0022】この演算処理部12bは演算処理結果をメ
モリ部12aやグラフィック制御部12cに供給する。
グラフィック制御部12cは、上記演算処理結果も上述
したように表示する地図の縮尺に応じたマーク表示がで
きるよう制御する。このように構成して制御することに
よってディスプレイ13に地図及びマーク表示の位置を
一致させて表示することができる。
【0023】本発明の地図表示装置は上述した構成を用
いることによってナビゲーションにおいて従来、必要と
された通過位置の設定に応じて例えば一つ前に設定した
通過位置からいま設定した位置関係を考慮し、手動で前
に設定した通過位置から方向指示表示させるといった煩
雑な複数の目的地で方向の設定を行うことなく、各目的
地の設定を行うだけで自動的に方向を表示させることが
できる。この自動的に方向を設定する手順について図面
を参照しながら説明する。また、必要に応じて図1も参
照する。
【0024】図2はディスプレイ13に表示した地図に
目的地のマーク表示を含めて表示するモードの場合の手
順を説明するためのフローチャートである。この表示モ
ードが選択されたとき目的地表示を開始する。ステップ
S10では、先ず、電子地図データ読出システム部11
から所望の位置を含む地図領域の地図データを読み出し
てステップS11に進む。
【0025】ステップS11ではステップS10で選択
した表示領域の地図に含まれる緯度Lat 、経度Lon の範
囲を取り出す。ステップS12で目的地の通過順序を示
す目的地番号Nの値を1に設定してステップS13に進
む。
【0026】ステップS13では、メモリ部12aに目
的地番号Nが存在するかどうかを判別している。目的地
番号Nがメモリ部12a内にない(Noの)とき、ステ
ップS22に進む。また、目的地番号Nがメモリ部12
a内に存在する(Yesの)とき、ステップS14に進
む。
【0027】ステップS14では、メモリ部12a内の
上記目的地番号Nの緯度Lat 、経度Lon データをメモリ
部12aから読み出してステップS15に進む。ステッ
プS15では、ステップS11で読み出した緯度Lat 、
経度Lon の範囲に目的地Nの緯度Lat 、経度Lon が含ま
れるかどうかを判別している。地図表示領域内に目的地
Nの緯度Lat 、経度Lon が含まれない(Noの)とき、
ステップS22に進む。また、目的地番号Nの緯度Lat
、経度Lon が含まれる(Yesの)とき、ステップS
16に進む。
【0028】ステップS16では目的地Nの緯度Lat 、
経度Lon の位置に目的地シンボルであるマーク20を例
えば図3(a)に示すフラッグの中にウェイポイント
(以下WPという)と目的地Nの数値を記して示す。こ
のフラッグ20bを地図上に描画処理してステップS1
7に進む。ステップS17では、メモリ部12aに目的
地(N+1)が存在するかどうか判別している。目的地
番号(N+1)がメモリ部12a内にない(Noの)と
き、ステップS22に進む。また、目的地番号(N+
1)がメモリ部12a内に存在する(Yesの)とき、
ステップS18に進む。
【0029】ステップS18でメモリ部12a内の上記
目的地番号(N+1)の緯度Lat2、経度Lon2データをメ
モリ部12aから読み出してステップS19に進む。ス
テップS19では、それぞれ緯度経度座標系で示す目的
地Nの緯度Lat 、経度Lon と目的地番号(N+1)の緯
度Lat2、経度Lon2のデータをグラフィック座標のデータ
(LatG, LonG,Lat2G, Lon2G)に変換する。このような座
標変換は、緯度及び経度の各1秒当りの長さが異なるた
め、表示画面上の実際の長さに変換する必要が生じるた
めに行われる。この座標変換後、ステップS20に進
む。
【0030】ステップS20では、図1に示した演算処
理部12bで目的地Nから目的地(N+1)への進行方
向を計算している。この進行方向は、例えば図3(a)
に示す目的地Nを示す20aを起点として仰角Dの矢印
20cを用いて示す。この仰角Dは、 D=tan -1((Lat2G-LatG)/(Lon2G-LonG)) (1) で計算してステップS21に進む。
【0031】ステップS21では目的地Nの緯度と経度
を示すグラフィック座標(LatG, LonG) を起点として次
の目的地である(N+1)の方向を示す矢印20cを仰
角Dで描画してステップS22に進む。
【0032】ステップS22では目的地番号Nの値を1
だけ歩進して新たな目的地番号Nとして格納する。ステ
ップS23で目的地番号Nの設定可能な最大値を越えた
かどうかの判別を行っている。まだ目的地番号Nの値が
最大値を越えていない(No)ならば、ステップS13
に戻って前述した手順を繰り返す。また、目的地番号N
の値が最大値を越えてしまった(Yesの)場合、この
表示処理の手順を終了する。
【0033】このような手順を踏むことによって矢印2
0cで次の目的地への進むべき方向を自動的に演算して
地図上に示すことができる。この表示において条件に合
うウェイポイントはすべて表示させることができるた
め、従来のまだ見えていない先の目的地に関する情報を
一足早く知ることができる。
【0034】なお、図3に示すマーク表示20は、図3
(a)に示すように場所20aの表示をする例えばフラ
ッグ20bと方向表示する矢印20cとをそれぞれ分け
て表示する方法に限定されるものでなく、図3(b)に
示す起点20aから方向を示す矢印21の中に目的地番
号を示す表示を行って一体化させても良い。
【0035】このような目的地は元々ユーザが設定する
ものであるから曲がる方向と次の目的地の方向が一致し
ない場合がでてくる。このため、複雑な道路の場合ユー
ザの目的地の設定を工夫することによって一致させるこ
とができるようになる。この一方法は、メモリ部12a
に設定する入力を細かくとれば可能になる。しかしなが
ら、地図上にマークする位置及び進行方向を入力設定す
ることはユーザにとって非常に煩雑な作業になる。
【0036】このような煩雑な処理を簡便化するため、
前述した方向の自動表示を行うと共に、さらに入力の効
率を上げてメモリ部12aに記憶させる方法を以下に示
す。この目的地の入力設定に当って操作キー14は、例
えば図4に示すキーボード14Aを用い、この各キーに
機能が割り付けられている。キーボード14Aのキーは
数字0〜9までの10個と、モードを目的地選択のモー
ドに入ることを示す目的地選択キー14a及び目的地の
緯度及び経度の各数値データを入力するモードにするこ
とを示す目的地入力キー14bで構成している。
【0037】このキーボード14Aからメモリ部12a
にマークする位置を入力するためのフォーマットの一例
を図5に示す。先ず、目的地選択キーで目的地番号を選
択可能状態にして次に目的地番号の数字を入力し、次に
目的地入力キーを押した後、目的地の緯度を各2桁ずつ
度・分・秒を入力し、経度を3桁で度、各2桁で分、秒
を入力するフォーマットである。
【0038】この入力フォーマットで地図表示装置にマ
ークする位置を記憶させる手順を図6に示すフローチャ
ートを参照しながら説明する。目的地の入力を開始し
て、ステップS30でキーボード14Aに対してキース
キャンを行っている。
【0039】ステップS31では、目的地選択キー14
aが押されたかどうかの判別を行っている。この目的地
選択キー14aが押されなっかったならば、この目的地
の入力を終了する。このように入力をすぐに終了してし
まうのは入力フォーマットに必ず従った入力以外を受け
付けないようにするためである。また、目的地選択キー
14aが押されたならば、ステップS32に進む。
【0040】ステップS32では、キーボード14Aに
対してキースキャンを行っている。ステップS33でキ
ーボード14Aの数字キーが押されたかどうかの判別を
行っている。数字キー以外のキーが押された場合、この
目的地の入力を終了する。また、数字キーが押された場
合、ステップS34に進む。このステップS34で押さ
れた数字キーの値を目的地番号バッファに取り込んでス
テップS35でキーボード14Aをキースキャンしてい
る。
【0041】ステップS36で目的地入力キー14bが
押されたかどうかの判別を行っている。この目的地入力
キー14b以外のキーが押された場合、この目的地の入
力をを終了する。また、目的地入力キー14bが押され
た場合、ステップS37に進む。ステップS37では、
緯度経度文字数NC をゼロに設定してステップS38で
キーボード14Aをキースキャンしている。
【0042】ステップS39では、キーボード14Aの
数字キーが押されたかどうかの判別を行っている。数字
キー以外のキーが押された場合、この目的地の入力を終
了する。また、数字キーが押された場合、ステップS4
0に進んで、押された数字キーの値を緯度バッファに取
り込む。
【0043】ステップS41では緯度経度文字数NC
値を1だけ歩進させて格納する。ステップS42では上
記緯度経度文字数NC の値が6に達したかどうかを判別
している。これは、緯度を示す文字数が6個用いて表す
ことによる。まだ緯度経度文字数NC の値が6に達して
いない場合、ステップS38に戻る。また、緯度経度文
字数NC の値が6に達した場合、緯度の情報入力を終了
したものとしてステップS43に進む。
【0044】ステップS43では上記緯度経度文字数N
C の値をゼロにクリアしてセットシ、ステップS44に
進む。
【0045】ステップS44では、キーボード14Aを
キースキャンしている。ステップS45では、キーボー
ド14Aの数字キーが押されたかどうかの判別を行って
いる。数字キー以外のキーが押された場合、この目的地
の入力を終了する。また、数字キーが押された場合、ス
テップS46に進んで、押された数字キーの値を経度バ
ッファに取り込む。
【0046】ステップS47では緯度経度文字数NC
値を1だけ歩進させて格納する。ステップS48では上
記緯度経度文字数NC の値が7に達したかどうかを判別
している。これは、入力フォーマットが示すように経度
を示す文字数が7個用いて表すことによる。まだ緯度経
度文字数NC の値が7に達していない場合、ステップS
44に戻る。また、緯度経度文字数NC の値が7に達し
た場合、緯度の情報入力を終了したものとしてステップ
S49に進む。
【0047】ステップS49では緯度バッファ及び経度
バッファから目的地の緯度経度として入力された緯度経
度の情報をメモリ部12aに転送する。この転送処理が
終了した後、この緯度及び経度の入力を終了する。
【0048】このようにして地図上に表示する通過位置
を示すマーク位置の入力を行っているが、この入力順序
を上記通過順序としてメモリ部12aに記憶させば、表
示時にこの順序に応じて読み出すことによって、通過順
序に応じた進行方向を前述した自動的な表示手順に従っ
て表示させることができる。
【0049】この入力方法をさらに効率よく行う方法と
して地図上に表示されているユーザ所望の位置を選択す
るだけで目的地のデータ入力を行う手順について図9に
示すフローチャートを参照しながら説明する。ここで、
この入力操作を行う上で、操作キー14は、例えば図7
に示すキーボード14Bを使用する。キーボード14B
は各キーに機能が割り付けている。キーボード14Bの
キーは、モードを目的地選択のモードに入ることを示す
目的地設定開始キー14c、目的地の設定入力する入力
キーである目的地設定入力キー14d及び目的地選択の
モードを終了することを示す目的地設定終了キー14e
及びディスプレイ13上に表示する移動可能なポイン
タ、あるいはカーソルの移動キーである上下左右に移動
させる4方向の方向選択キー14f〜14iで構成して
いる。
【0050】また、地図表示装置は、操作キーに設けた
方向選択キー14f〜14iのX−Yデバイスで表示画
面の位置をデータとして取り込むことができる構成にな
っている。表示画面22のカーソルとしての機能を果た
すポインタ23を例えば十字で表している(図8に示す
表示画面の一例を参照)。
【0051】図7に示す入力開始は、既に目的地設定開
始キー14cが押された後の手順を示す。入力開始で
は、目的地番号Nを初期値に設定してステップS51に
進む。ステップS52では、地図表示装置のディスプレ
イ13の画面中心にポインタ23を表示する。
【0052】ステップS53では、方向選択キー14f
〜14iの操作に応じて地図をスクロールさせてユーザ
は所望の領域を画面に表示させる。ステップS54で、
目的地入力キー14dが押されたかどうかの判別を行っ
ている。目的地入力キー14dが押されなかった場合、
後述するステップS58に進む。また、目的地入力キー
14dが押された場合、ステップS55に進んで現在の
地図の中心の緯度及び経度の情報を画面に対応させて取
り出す。
【0053】ステップS56では、目的地をポインタ2
3で選択する構成にしていることによって、現在の地図
の中心の緯度及び経度としてメモリ部12aに転送す
る。ステップS57では、目的地番号Nの値を1だけ歩
進してステップS58に進む。
【0054】ステップS58で、目的地入力終了キー1
4eが押されたかどうかを判別している。まだ目的地入
力終了キー14eが押されていない場合、例えば待ち時
間を設定しておき、この時間を越えて目的地入力終了キ
ー14eの入力がなかったならば、ステップS52に戻
って目的地の入力操作を継続する。また、目的地入力終
了キー14eが押されたならば、これらの入力操作の一
切を終了する。
【0055】このようにディスプレイ13に表示した地
図上のポインタを方向選択キーの操作に応じて移動させ
ると共に、上記地図上の通過位置としてマーク位置を選
択したとき、上記ポインタが示す位置をマーク位置とし
てメモリ部12aに緯度及び経度の数値データを取り込
むことにより、マークする位置の入力操作を簡単化する
ことができる。また、入力操作を前述したように通過順
序に応じて入力手順を進めれば、表示する指示マークか
らの自動的に進行方向を表示させることができる。
【0056】また、地図表示装置においてメモリ部12
aに記憶させた目的地の位置情報を読み出してユーザが
上記通過順序を任意に編集を行う手順を以下に示す。こ
の編集操作を容易に行わせるために図10に示す操作キ
ー14は例えばキーボード14Cを使用する。このキー
ボード14Cは、キーボード14Cは各キーに機能が割
り付けている。キーボード14Cのキーはモードを目的
地選択のモードに入ることを示す目的地編集開始キー1
4j、所望の項目に移動するための方向キー14k及び
14l、項目の選択を示す決定キー14m及び目的地編
集のモードを終了することを示す目的地編集終了キー1
4nで構成している。
【0057】図11に示すフローチャートにおける入力
開始は、既に目的地編集開始キー14jが押された後の
手順を示す。編集開始では、ディスプレイ13に画面2
4を表示してステップS61に進む。このときディスプ
レイ13は例えば図12に示す表示を行っている。地図
表示装置は表示画面24に「目的地の消去」、「目的地
の入れ替え」、あるいは「終了」をするか選択可能なモ
ードとして表示する。このモードの選択は方向キー14
k、あるいは14lで三角のシンボル25を移動させ選
択に際して決定キー14mを押して以後の行うモードを
決定している。
【0058】ステップS61では、「目的地の消去」の
モードを選択するかどうかの判断を行っている。「目的
地の消去」のモードが選択されなかった場合、後述する
ステップS64に進む。また、「目的地の消去」のモー
ドが選択された場合、ステップS62に進む。
【0059】ステップS62では、図13に示す画面2
6が表示される。メモリ部12aに記憶している目的地
を全て表示する。画面26に表示できない目的地番号は
スクロールすることによって表示させる。図10に示し
たキーボード14Cを操作して消去する目的地の目的地
番号を選択する。また、誤ってこのモードに入った場
合、目的地編集終了キー14nを押してこの操作手順を
抜ける。
【0060】ステップS63でメモリ部12aに記憶し
ている選択された目的地番号の緯度及び経度の情報を消
去する。この消去処理が終了したならば、この目的地編
集の操作を終了する。
【0061】ステップS64では、「目的地の入れ替
え」のモードを選択するかどうかの判断を行っている。
「目的地の入れ替え」のモードが選択されなかった場
合、後述するステップS67に進む。また、「目的地の
入れ替え」のモードが選択された場合、ステップS65
に進む。
【0062】ステップS65では、図14に示す画面2
7が表示される。メモリ部12aに記憶している目的地
を全て表示する。画面27に表示できない目的地番号は
スクロールすることによって表示させる。図10に示し
たキーボード14Cを操作して入れ替えを行う目的地の
目的地番号を2つ選択する。また、誤ってこのモードに
入った場合、目的地編集終了キー14nを押してこの操
作手順を抜ける。
【0063】ステップS66でメモリ部12aに記憶し
ている選択された目的地番号に対応した緯度及び経度を
一組の情報として入れ替えを行う。この入れ替え処理が
終了したならば、この目的地編集の操作を終了する。
【0064】また、上述したステップS64で「目的地
の入れ替え」のモードが選択されなかった場合、ステッ
プS67で予め記憶した目的地入力の編集を終了するか
どうかを判断している。終了しない場合、ステップS6
1に戻ってこれまで述べた手順に従って編集作業を行
う。また、終了が選択された場合、目的地入力の編集の
一切の処理を終了する。
【0065】このように編集することによって、経路の
変更や削除等の処理が容易に行うことができる。ユーザ
にとって使い勝手の良い地図表示装置にすることができ
るようになる。
【0066】地図表示装置を以上のように構成して制御
することによって、目的地の入力操作が簡便に行うこと
ができる。これによって、ユーザが設定する目的地の設
定を細かく設定することが容易にできるようになる。こ
のため、従来、複雑な道路のナビゲーションを行う場合
に曲がる方向と目的地の方向との不一致が生じていた
が、ユーザの設定を工夫することが容易になって上記方
向の不一致を解決させることができるようになる。
【0067】まだ見えていない先の目的地に関する情報
を一早く知ることができ、ユーザへのサービス向上を図
ることができるようになる。
【0068】また、入力した目的地の情報を編集するこ
とにより、既に設定している情報を有効に利用してナビ
ゲーションに役立てることができる。
【0069】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の地図表示装置によれば、地図データが予め記録され
た記録媒体から地図データを読み出す地図データ読出手
段と、地図データとの対応関係を有する任意の通過位置
及び通過順序を示す各データを複数組記憶する記憶手段
と、地図データに基づいた地図及び該地図上の上記記憶
手段に記憶された通過位置にマークを表示する表示手段
と、上記複数の通過位置の内の一の通過位置から通過順
序に従った次の通過位置の方向を自動的に演算する演算
手段とを有し、上記表示手段上で上記一の通過位置に上
記演算手段からの演算結果に基づく方向を示す形状のマ
ークを表示することにより、まだ見えていない先の目的
地に関する情報を一早く知ることができ、ユーザへのサ
ービス向上を図ることができる。
【0070】上記通過位置データの入力順序を上記通過
順序を示すデータとして記憶することにより、上述した
まだ見えていない先の目的地に関する情報を順序に従っ
て表示することができる。
【0071】上記通過位置データを緯度及び経度を示す
数値で入力したり、上記地図データに基づいた地図と共
に、移動キーの操作に応じて移動可能なポインタを上記
表示手段上に表示し、該ポインタで指示された上記地図
上の位置を入力キーの操作に応じて上記通過位置のデー
タとして入力することにより、目的地の入力操作が簡便
に行うことができる。これによって、ユーザが設定する
目的地の設定を細かく設定することが容易にでき、従
来、複雑な道路のナビゲーションを行う場合に曲がる方
向と目的地の方向との不一致が生じていたが、ユーザの
設定を工夫することが容易になって上記方向の不一致も
解決することができる。
【0072】また、上記複数の通過位置データに対する
通過順序データを任意に編集可能にすることにより、既
に設定している情報を用いた例えば再設定等を行う際に
有効に活用して入力効率を高め、ナビゲーションに役立
てることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る地図表示装置における一実施例の
概略的なブロック構成を示す図である。
【図2】図1に示した構成で目的地表示するためのメモ
リに記憶された緯度及び経度の情報に基づき次の目的地
の進行方向を算出する手順を説明するためのフローチャ
ートである。
【図3】図2に示した手順に基づき(a)はマークした
目的位置及び進行方向をそれぞれ表示した場合であり、
(b)は目的位置及び進行方向を一体的に表示した場合
のマークの一例を示す図である。
【図4】目的地の緯度及び経度をメモリに記憶させるた
めに用いて好適なキーボードの一例を示す図である。
【図5】目的地をメモリに記憶するために用いて好適な
入力フォーマットの一例を示す図である。
【図6】図5に示した入力フォーマットに基づき目的地
番号、緯度及び経度を入力してメモリに転送する手順を
説明するためのフローチャートである。
【図7】目的地の情報の入力時に、表示画面からポイン
タの移動に応じて目的地の緯度及び経度をメモリに記憶
させるために用いて好適なキーボードの一例を示す図で
ある。
【図8】図7に示したキーボードを用いて表示画面から
ポインタの示す現在の位置、すなわち緯度及び経度をメ
モリに記憶させる場合の表示画面の一例を示す図であ
る。
【図9】図7のキーボード及び図8に示した表示画面の
ポインタを用いて緯度及び経度をメモリに記憶させるた
めの手順を説明するフローチャートである。
【図10】目的地の情報を編集するために用いて好適な
キーボードの一例を示す図である。
【図11】既にメモリに記憶した目的地の情報を編集す
ることによって不要な目的地データの消去や経路変更を
入力情報の有効利用を行うための手順を説明するフロー
チャートである。
【図12】図11に示した手順で最初にディスプレイ画
面に表示されるモード選択画面の一例を示す図である。
【図13】図12で「目的地消去」モードを選択した場
合に表示される画面の一例を説明する図である。
【図14】図12で「目的地入れ替え」モードを選択し
た場合に表示される画面の一例を説明する図である。
【符号の説明】
10・・・・・・・・・・・・測位センサ 11・・・・・・・・・・・・電子地図データ読出シス
テム部 12・・・・・・・・・・・・ナビゲーションシステム
コンピュータ 12a・・・・・・・・・・・メモリ部 12b・・・・・・・・・・・演算処理部 12c・・・・・・・・・・・グラフィック制御部 13・・・・・・・・・・・・ディスプレイ 14・・・・・・・・・・・・操作キー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地図データが予め記録された記録媒体か
    ら地図データを読み出す地図データ読出手段と、 地図データとの対応関係を有する任意の通過位置及び通
    過順序を示す各データを複数組記憶する記憶手段と、 地図データに基づいた地図及び該地図上の上記記憶手段
    に記憶された通過位置にマークを表示する表示手段と、 上記複数の通過位置の内の一の通過位置から通過順序に
    従った次の通過位置の方向を自動的に演算する演算手段
    とを有し、 上記表示手段上で上記一の通過位置に上記演算手段から
    の演算結果に基づく方向を示す形状のマークを表示する
    ことを特徴とする地図表示装置。
  2. 【請求項2】 上記通過位置データの入力順序を上記通
    過順序を示すデータとして記憶することを特徴とする請
    求項1記載の地図表示装置。
  3. 【請求項3】 上記複数の通過位置データに対する通過
    順序データを任意に編集可能にすることを特徴とする請
    求項1記載の地図表示装置。
  4. 【請求項4】 上記地図データに基づいた地図と共に、
    移動キーの操作に応じて移動可能なポインタを上記表示
    手段上に表示し、該ポインタで指示された上記地図上の
    位置を入力キーの操作に応じて上記通過位置のデータと
    して入力することを特徴とする請求項1記載の地図表示
    装置。
  5. 【請求項5】 上記通過位置データを緯度及び経度を示
    す数値で入力することを特徴とする請求項1記載の地図
    表示装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009036619A (ja) * 2007-08-01 2009-02-19 Denso Corp ナビゲーション装置およびナビゲーション装置用のプログラム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0362082A (ja) * 1989-07-31 1991-03-18 Suzuki Motor Corp 車載用ナビゲーション装置
JPH04170575A (ja) * 1990-11-01 1992-06-18 Alpine Electron Inc 車載ナビゲータ

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Effective date: 19980630