JP4124443B2

JP4124443B2 - ナビゲーション装置及び目的地特定方法

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Publication number: JP4124443B2
Application number: JP2003019991A
Authority: JP
Inventors: エスデシルバアンドリュー
Original assignee: Alpine Electronics Inc
Current assignee: Alpine Electronics Inc
Priority date: 2002-02-04
Filing date: 2003-01-29
Publication date: 2008-07-23
Anticipated expiration: 2023-01-29
Also published as: JP2003227730A; US6732047B1

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ナビゲーション装置および目的地特定方法に関し、特に、住所を構成する道路名、道路番号を容易に入力でき且つその道路番号を迅速に変更でき、これにより目的地の住所を迅速に設定できるようにしたナビゲーション装置及び目的地特定方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
自動車ナビゲーションシステムは、ドライバーが指定された目的地へ自動車を容易に運転できるように自動車走行の案内（ガイダンス）を行う。このようなナビゲーションシステムは、自動車の位置を検出し、ＣＤ−ＲＯＭ（コンパクトディスクリードオンリーメモリー）、ＤＶＤ（デジタルヴァーサタイルディスク）、ハードディスク等のデータ記憶媒体から自動車の現在位置に対応する地域のマップデータを呼び出し、マップイメージをモニタースクリーン（ディスプレイ）に表示し、更に自動車の現在位置を表すマークをマップイメージ上の所定の位置に重畳して表示する。
【０００３】
自動車の位置は、自動車内に搭載されたナビゲーションセンサー（移動距離センサーと移動方向センサー）あるいは人工衛星（衛星ナビゲーション）を用いたグローバルポジションニングシステム（ＧＰＳ）により検出している。人工衛星は絶対位置の検出が可能であり、自動車に搭載したナビゲーションセンサーよりも正確に位置検出ができる。しかし、衛星ナビゲーションは、トンネルやビル内などで衛星無線信号が傷害されてしまい位置検出が不可能になるという問題も抱えている。このため、近年のナビゲーションシステムは、内蔵ナビゲーションと衛星ナビゲーションの両方を用いることにより、高度な性能を発揮している。
【０００４】
自動車が移動することにより自動車の現在位置が変わると、スクリーン上のマップイメージにおける自動車現在位置マークもそれに応じて移動する。別の方法として、自動車現在位置マークをスクリーンの中心等に固定し、マップイメージをスクロールしてもよい。いずれの方法でも、ナビゲーションシステムは、自動車の現在位置周辺の地域のマップ情報を、ドライバが瞬時に認識することが出来るように構成している。
【０００５】
このようなナビゲーションシステムは、目的地が指定されてない場合、ロケータマップとして機能し、マップイメージ上に自動車の現在位置を表示する。目的地が指定された場合、ナビゲーションシステムは、ルートガイダンス機能を開始し、出発点から目的地までのルートガイダンス（経路案内）を実施する。一般的に、ルートガイダンス機能では、モニタースクリーンのマップ上にガイドルート（案内経路）を表示するとともに、交差点の表示と自動車が進行すべき方向の表示を拡大してあらわした「交差点ガイダンス」を実行する。目的地が入力されると、ナビゲーションシステム内のＣＰＵは、自動車の現在位置から目的地までの最も適切な案内（ガイド）ルートを割り出し、その案内ルートを構成する各ノードデータ（経度と緯度で表される）をメモリに連続的に記憶する。
【０００６】
自動車が実際に移動すると、モニタースクリーンのマップ表示領域に表示すべき部分の案内ルートに対応するノードデータをメモリーから次々に読み出し、その部分の案内ルートを他のルートと識別するために強調して表示（ハイライト）する。自動車が交差点から所定の距離内に入ると、交差点ガイダンス（自動車が交差点で曲がるべき方向を矢印で示した拡大図、または強調表示した交差点図）が表示され、交差点で取るべき道路やその方向をドライバに知らせる。
【０００７】
図１(A)はロケータマップ表示の例を示しており、マップイメージ２１上に自動車現在位置マークＶＣＰを示している。典型的には、ナビゲーションシステムは、モニタースクリーン上のマップイメージ２１に、自動車が現在走行している道路を表示し、且つ情報ボックス２３にその道路名、例えば「Ｗ１９０ＴＨＳＴ」を表示する。このように、ロケータマップ表示は、マップイメージ上に自動車の現在位置を表示するが、ナビゲーションシステムに目的地が設定されていないため、ルートガイダンス機能は実行しない。
【０００８】
図１(B)はルートガイダンス表示の例を示している。ルートガイダンス表示は、目的地が設定された後に起動する。図１(A)のロケータマップの場合と同様のマップイメージ２１に加え、この例では自動車が交差点で曲がるべく方向（左）を示した矢印をスクリーンの上部のガイダンス情報ボックス２２に示している。ガイダンス情報ボックス２２はさらに、現在走行している道路「W 190TH ST」と交差する道路「PRAIRIE AVE」の名称を表示し、さらにその交差点までの距離を表示している。従ってこの例では、ナビゲーションシステムは「PRAIRIE AVE」との交差点で自動車は左折をすべきであることを表示している。
【０００９】
典型的には、現在走行中道路「W 190TH ST」とそれと交差する道路「PRAIRIE AVE」の左側がマップイメージ２１上で強調表示（ハイライト）される。さらに、このようなルートガイダンスは音声による指示も伴っている。したがって、もし次に移動べき方向が左の場合、ナビゲーションシステムは「次の交差点で左折して下さい」のような音声案内を行う。さらにこの例では、表示スクリーンの下部における情報ボックス２４内に、目的地までの残り距離と残り時間を表示している。
【００１０】
上述のように、図１(B)に示したようなルートガイダンスモードにするためには、目的地を入力して、ナビゲーションシステムがその目的地までの１または複数のルートを形成できるようにしなければならない。近年のナビゲーションシステムは、様々な方法で目的地の指定を実施できるように構成している。このような目的地を指定するプロセス例を図２、図3に示している。
【００１１】
メニューキーを操作することにより、図２（A）に示したようなメインメニュースクリーン２５がナビゲーションシステムに表示され、このメインメニューから「目的地（Destination）」のメニュー項目を選択することができる。これにより、図２(B)に示した目的地を設定する入力方法を指定するための「目的地の入力方法」スクリーン２７が表示される。「目的地入力方法」スクリーン２７は、目的地を住所で指定する「住所（アドレス）」、交差する市内の二つの道路を指定する「交差点（インターセクション）」、電話番号、カテゴリー、名称を基に、プログラムされた大量の目的地データから選択する「興味のある場所（ＰＯＩ：ポイントオブインタレスト）」などの、目的地を入力する為の様々な方法をリストにより表示している。
【００１２】
図２（B）の「目的地入力方法」スクリーン２７は、他にも、ナビゲーションシステムに記憶された最近使用した目的地を指定できる「最近のルート」やシステムに記憶されたアドレスから目的地を指定できる「アドレス帳」、マップ上でカーソルを目的地に指すことにより目的地を指定できる「マップカーソル」等の方法を有している。例えば「アドレス帳」の情報は、ドライバーが頻繁に訪れた場所の名称や住所により構成している。
【００１３】
例えば図２(B)に示したような「ポイントオブインタレスト（ＰＯＩ：興味のある場所）」を選択した場合、ナビゲーションシステムは、図２（C）に示すような「カテゴリーリスト」メニュー２８を表示する。「カテゴリーリスト」メニュー２８には、「銀行」、「ホテル」、「ショッピング」等の樣々なカテゴリーを有している。ここで「ショッピング」が選択されたと想定すると、ナビゲーションシステムは図３(A),(B)に示す「名前リスト」を表示する。「名前リスト」は、例えば自動車の現在位置からの距離により分類された商店やショッピングセンターの名前を表示する。スクリーン上の住所情報ボックス３１には、リスト３３において強調表示（ハイライト）された項目の住所と電話番号が表示されている。住所情報ボックス３１は、ハイライトされた商店までの距離を表示することも可能である。一般に、ナビゲーションシステムは、自動車から所定の距離内に、数十あるいは数百もの商店の名前を格納しており、表示スクリーンの１のページにそのうちの数個の商店名を表示する。したがって、ユーザは、図３(B)に示すように、表示スクリーンをスクロールして、他の商店名を名前リスト３６から見るように操作する。
【００１４】
ナビゲーションシステムに目的地が前もって蓄えられていないときは、ユーザは目的地を例えば図２(B)の「目的地の入力方法」メニュー２７に示す「住所」入力方法や「交差点」入力方法を用いて入力する。この場合、ナビゲーションシステムは、ユーザが住所を入力できるように図3(C)に示すようにキーボード（キーパッド）３８を表示する。
目的地を入力した後、ナビゲーションシステムは、例えば目的地への最短距離のルート、フリーウェイを可能な限り多用するルート、また有料道路を避けるルート等の所定の基準により、目的地までのルート（経路）を決定する。しかる後、ナビゲーションシステムは、経路案内（ルートガイダンス）を行う図１(B)のルートガイダンススクリーンに移行する。
【００１５】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような目的地を指定するプロセスにおいて、ユーザは目的地の住所は知っているがその目的地までの経路がわからないという場合がある。この場合、目的地の住所が「アドレス帳」や「最近のルート」にないときは、ユーザは図３(C)に示したようなキーボードを用いて目的地を指定しなければならない。この入力方法は時間がかかるし、安全運転にも有害である。
したがって、このような場合には、住所（道路上番号と道路名、都市名で構成されている）を指定するためには、キーボードにより１文字ごとに打ち込むよりも、ユーザは、目的地の住所を特定するためのより効率的な方法を欲する。例えば、市場に出回っている樣々なナビゲーションシステムでは、マップイメージ上のある特定の道路に、ユーザがカーソル（マーカー）を当てることにより、その道路を特定できるようにしている。そしてナビゲーションシステムは、カーソル点の道路上番号と道路名を表した目的地確認スクリーンを表示する。このプロセスは、キーボードを使用するよりも、道路名の入力が迅速にできる。
【００１６】
このような場合において、目的地が例えば「1333 Carson Ave. Torrance, CA」であり、カーソル点の住所が「1234 Carson Ave. Torrance, CA」であるとすると、ユーザはスクリーン上の番号１２３４を１３３３に変更する必要がある。しかし、現在入手できるナビゲーションシステムは、ナビゲーションディスプレイ上の数字を簡単にかつ迅速に変更するための有効な機能を備えていない。したがって、ユーザはカーソルを道路上番号「１３３３」となるように厳密に位置設定する作業を繰り返さなければならない。このプロセスは不便でかつ負担の多いものであり、運転から集中力を阻害させる。
【００１７】
ユーザは特定の住所を知っており、その住所のある市についても知っており、したがってマップスクリーン上でその住所のある道路を容易に発見できる場合が多い。しかし、上述したように、従来の技術では、道路上番号を特定の住所に簡単に変更することはできなかった。したがって、目的地を指定するために、道路上番号を容易かつ迅速に変更できるナビゲーションシステムが必要とされている。
従って、本発明の目的は、ユーザがマップイメージ上で道路名、道路番号を選択し、その選択した道路上番号を変更することにより、目的地を容易かつ迅速に特定することのできるようにすることにある。
【００１８】
【課題を解決するための手段】
本発明のナビゲーション装置は、マップイメージを表示し、ユーザにより該マップイメージの道路上の位置がカーソルで特定されると、該位置（カーソル点）に応じた住所（道路名と道路上番号）を取得して確認のために表示する。住所の道路上番号が正しくなければ、ユーザは道路上番号変更メニューを選択し、カーソル点の住所の道路上番号をユーザの目的地を示す道路上番号に変更する。以上のように構成したから、ユーザは容易にカーソルを使用して目的地の住所(道路名、道路上番号)を迅速に入力できる。
また、道路上番号を変更するには、道路上番号のみを変更可能とすキーボードスクリーンを表示し、該キーボードスクリーンを用いて道路上番号を変更する。なお、そのキーボードスクリーンはカーソル点が指示する住所の道路名や他の情報は変更できず、道路上番号のみを変更可能にする。
また、変更された道路上番号と道路名を有する住所が、複数の都市に属している場合には、道路上番号を変更してから市名を選択するように構成する。
また、特定の市内に２以上の同じ住所（変更後の道路上番号と道路名）が存在する場合には、道路上番号を変更した後にユーザの目的地の住所を選択するように構成する。
【００１９】
【発明の実施の形態】
本発明のナビゲーションシステムは、使用者が目的地の住所を知っている場合に、迅速にその目的地をナビゲーションシステムに設定できるよう構成されている。本発明に基づいて、ユーザ、例えばドライバは、目的地の道路名を迅速に入力することができ、かつその道路上の番号を迅速に変更できる。本発明の操作プロセスとその各プロセスにおける表示スクリーン例を図６〜図９に示す。この例では、ナビゲーションシステムのマップスクリーンから目的地を指定するプロセスを開始する。図１０は、本発明のナビゲーションシステムの動作プロセスを示したフローチャートである。
【００２０】
図６〜図２４の表示例の詳細を説明する前に、図４を参照してナビゲーションシステム(ナビゲーション装置)の基本構成を、また図５を参照してナビゲーションシステムに用いられるリモートコントローラーの例を簡単に説明する。
図４のブロック図において、ナビゲーションシステムは、マップ情報を保存するためのＣＤ−ＲＯＭ、ＤＶＤ、ハードディスクあるいは他の保存手段（以下「ＤＶＤ」という）のようなマップ保存媒体４１と、そのＤＶＤからのマップ情報の読出し動作を制御するＤＶＤ制御ユニット４２と、自動車の現在位置を測定するための位置測定装置４３とを有している。位置測定装置４３は、移動距離を検出するための自動車速度センサーや、移動方向を検出するためのジャイロや、位置の計算のためのマイクロプロセッサ等で構成される。
【００２１】
さらに図４のブロック図は、ＤＶＤ４１から読み出されたマップ情報を記憶するためのマップ情報メモリ４４と、ＤＶＤ４１から読み出された興味のある場所（ＰＯＩ）の情報などのデータベース情報を記憶するためのデータベースメモリ４５と，メニュー項目選択操作、拡大・縮小操作、目的地入力操作等を実行するためのリモートコントローラー４７と、リモートコントローラーインターフェイス４８を有している。マップ情報メモリ４４は地図描画用のマップ情報や、道路上の位置情報と住所（該位置が属する都市名、道路名、道路上番号を含む）との対応関係をデータべース化して保持している。データベースメモリ４５はPOI識別子とPOI位置(経緯度)、POI名、POIの住所（POIが所属する都市名、道路名、道路上番号を含む）の対応関係を把持している。
【００２２】
リモートコントローラー４７は図５（A）に示したような様々な機能キーと図5(B)に示したような数字キーを搭載している。数字キーは図５(A)の下部の蓋を開くことにより現れる。リモートコントローラー４７は、ジョイスティック・エンターキー４７ａ、ロータリーエンコーダ４７ｂ、キャンセルキー４７ｃ、ＭＰ／ＲＧキー４７ｄ、メニューキー４７ｅ、ズーム・スクロールキー４７ｑ、モニターＯＮ／ＯＦＦキー４７ｆ、遠隔操作電信装置４７ｇ、プランキー４７ｈ、Ｎ／Ｈキー４７ｉ、音声キー４７ｊ、リストキー４７ｋ、迂回キー４７ｌ、目的地削除キー４７ｍ、削除キー４７ｎ、数字キー４７ｏ、ＯＫキー４７ｐを有している。
【００２３】
ジョイスティック・エンターキー４７ａは、メニュー内のハイライトされた項目を選択し、マップ画面を移動させ、また自動車の位置アイコン（カーソル）を移動する。ロータリーエンコーダ４７ｂは、ズームスケールの拡大・縮小等の変更、リストページのスクロール移動、カーソルの移動等を行う。キャンセルキー４７ｃは、現在表示中スクリーンを取り消し、またはスクリーンを以前表示したスクリーンに戻すために作動される。ＭＰ／ＲＧキー４７ｄは、ガイダンス動作において、詳細なマップ表示と基本的なガイダンススクリーンとの切り替えを行う。メニューキー４７ｅは、メインメニューを表示するために使用する。プランキー４７ｈは、「今日のプラン」機能で設定したルートを削除する、Ｎ／Ｈキー４７ｉは北方上位か進行方向上位かの切り換えを行う、そして音声キー４７ｊは音声案内を起動する。
上記のリモートコントローラーは、メニューの選択、選択した機能の実行、などに使われる典型例であるが、ナビゲーションシステムはリモートコントローラーを介した操作と同様の操作を他の入力方法でも実施できるように構成している。例えば、ナビゲーションシステムには、ダッシュボードに搭載したヘッドユニットにハードキーとジョイステックを装備してあり、表示パネルにはタッチスクリーン機能を搭載してあり、さらに音声伝達手段も装備している。
【００２４】
図４のブロック図の説明に戻る。ナビゲーションシステムは、更に上記した各ユニットをインターフェイスするためのバス４６と、ナビゲーションシステムの全体的な動作を制御するためのプロセッサ（ＣＰＵ）４９と、ナビゲーション制御に用いるルート検索プログラムやマップ一致プログラム等の各種の制御プログラムを格納するめのＲＯＭ５０と、ガイダンスルート等の処理結果を保存するためのＲＡＭ５１と、音声による対話のインターフェイスと音声による案内を行うための音声案内ユニット５２と、マップ情報を基にマップイメージ（マップ案内イメージと矢印案内イメージ）を形成するための表示制御装置５３と、その表示制御装置によって形成されたイメージを保存するためのＶＲＡＭ５４と、メニューイメージや様々なリストイメージを形成するためのメニュー・リスト発生ユニット５５と、ＶＲＡＭ５４とメニュー・リスト発生ユニット５５からのイメージを合成するための合成ユニット５６と、モニター（ディスプレイ）５７と、ユーザーとナビゲーションシステム間の音声対話を行うための音声インターフェイス５８と、ナビゲーションシステムのタッチスクリーンなどの様々な入力手段とインターフェィスするためのキー・インターフェィス５９とを有している。
【００２５】
図６〜図９を参照して本発明を説明する。本発明においては、目的地は、キーボードから住所を入力するのではなく、マップスクリーンから道路名、道路上番号をを選択することから目的地の設定を開始する。そしてユーザは、道路上番号を、本発明の番号変更プロセスを用いて、正しい道路上番号に変更できる。図６〜図９は、本発明のナビゲーションシステムの動作プロセスにおける表示例を示している。図１０は、図６〜図９に示したナビゲーションシステムの動作プロセスを要約して表したフローチャートである。
ユーザが、ある都市について熟知していて、行きたい場所の住所も知っている場合がある。本発明においてそのような場合には、ナビゲーションシステムに目的地を入力するにあたって、ユーザは、図３(C)のキーボードスクリーンよりもむしろ図６(A)のマップスクリーン５０を使用する。
【００２６】
図６〜図９の例では、目的地の住所は「1333 Carson Ave. Torrance, CA」であると想定する。図6(A)のマップスクリーン５０において、ナビゲーションシステムは、ユーザの自動車が走行してる道路がハイライト（強調表示）され、自動車の現在在置ＶＰが表示されている。スクリーン５０はさらに、ノースポインター（北方向指示）ＮＰとマップスケール（地図尺度）の表示を有している。ハイライトされた道路の名前は、スクリーン下部の情報ボックス５３に示されている。
【００２７】
ユーザは、例えばナビゲーションシステムのズーム機能を用いて、カリフォルニア州「Torrance」市のマップイメージを設定する。ユーザは、図６(B)に示すようにスクロールスクリーン５２上でマップ表示をスクロールする。この例では、カーソル（マーカー）５１がスクリーンの中心に固定され、マップイメージが移動している。別の方法として、スクリーン上でカーソル５１を移動するようにしてもよい。スクリーン下部の情報ボックス５４は、カーソル位置を経度と緯度で表現している。ユーザが目的地に至る道路を発見すると、カーソル５１を、その道路イメージを特定するようにマップイメージの位置を調整する。このような道路の位置をカーソル５１で調整するプロセスでは、ズーム機能も用いられる。
【００２８】
次にユーザはエンターキーを押して、選択した道路の住所を示すスクリーンに、ナビゲーションシステムを移行させる。この発明では、エンターキーを押すなどのキーによる操作は、同様の機能を行う他のどのような方法でもよく、リモートコントローラーや、ヘッドユニットのパネルのキーやタッチスクリーンや、音声コミュニケーションなども含む。また、この発明では、スクリーン上に表示されるメッセージと同一または類似のメッセージを音声で表現してもよい。
この例では、エンターキーを押すことにより、ナビゲーションシステムは、図６(E)に示すようなスクリーン５５に移行する。スクリーン５５には、バルーンメッセージ６５が表示されている。このバルーンメッセージ６５は、カーソル点６１により特定された道路の住所を示している。上述したように、そのような住所の表示を、音声によって行ってもよい。道路イメージ上にカーソル５１を合わせるためにズーム機能を使用するので、スクリーン５５には、ズームスケール６２も表示されている。スクリーン５５に示すように、最初の住所メッセージは、カーソル点６１の住所である「1234 Carson Ave. Torrance, CA」になっている。
【００２９】
図６(E)のスクリーン５５におけるバルーンメッセージ６５に表示された道路名は正しいので、ユーザはエンターキーを押して、ナビゲーションシステムを図７(B)の経路確認スクリーン７０に移行させる。経路確認スクリーン７０の詳細を説明する前に、図６(C)〜図７(A)の動作と表示例を説明する。
図６(C)〜図７(A)の例は、POI（Point of Interest:興味ある場所）アイコンの操作に関連している。表示イメージが、ズーム機能を使ったときのように、比較的に狹い地域を十分に大きなサイズで表示している場合には、ナビゲーションシステムは、POIアイコン６３，６４，６４′を表示する。図６(C)に示したように、ナビゲーションシステムは、スクリーン５６上に予め設定したPOIアイコン６３，６４，６４′を表示する。そのようなPOIアイコンの例は、レストランアイコン、ガソリンスタンドアイコン、銀行、ATM等である。
【００３０】
典型的には、ナビゲーションシステムはPOIアイコンで示された名前と住所が、カーソル５１により特定されるように設計されている。カーソル５１が、図６(C)のスクリーン５６上の少なくとも１つのPOIアイコン(図ではPOIアイコン６４，６４′)を指している状態で、ユーザがエンターキーを押すと、ナビゲーションシステムは、図６(F)に示すように、「POI ICON LIST」を有するバルーンメッセージ６５を表示する。図６(F)に示すこのメッセージ「POI ICON LIST」６５は、カーソル５１が指示するPOIアイコン６４，６４′及びカーソル点に関連する名前のリストと選択されたものの住所（都市名、道路名、道路上番号）が、次のステップ(図7(A))で表示されることを意味している。
【００３１】
ユーザがエンターキーを押すと、ナビゲーションシステムは、図７(A)に示す名前リストスクリーン６８を表示する。名前リストスクリーン６８は、カーソル５１で特定したPOIアイコン６４，６４′の名前とカーソル点「CURSOL POINT」をリスト表示している。また、図７(A)の例では、名前リストからカーソル点「CURSOL POINT」を選択しているため、スクリーン６８は、カーソル点６１での道路住所である「1234 Carson Ave. Torrance, CA」を表示する。これは図６(Ｅ)に示したものと同一である。
【００３２】
図７(A)の状態で、エンターキーを押すことによって、ナビゲーションシステムは、図７(B)の経路確認スクリーンに移行する。なお、図６(F)においてアイコン名「MOBIL」或いは「SHELL」を選択すれば、該アイコンが示すPOIの住所が表示され、この状態でエンターキーを押すと選択されたPOIアドレスが図７(B)の経路確認スクリーンに表示される。
図６(D)は、図６(C)の表示イメージがスクロールされ、カーソル５１がPOIアイコンや道路の存在しない場所にある状態を示している。従って、スクリーン５８はカーソル５１のみが中心に表示されている。使用者が図６(D)の状態でエンターキーを押すと、ナビゲーションシステムは、バルーンメッセージ６５を含んだスクリーン５９を表示する。図６(G)に示すように、そのメッセージ６５は、例えば「デジタル化した道が存在しません」という内容を表示する。よって、ユーザは、目的地への道路を探すためには、図６(B)や図６(C)に示したような以前のスクリーンに戻らなくてはならない。
【００３３】
再度、図７(B)を参照すると、経路確認スクリーン７０は、図６(E)，(F)のカーソル点６１での住所を表示している。このスクリーンは、経路計算のプロセスに移行する前に、目的地を確認するためのスクリーンである。この例では、上述したように、カーソル点は、ユーザによって特定された道路上にあるので、その住所は「1234 Carson Ave. Torrance, CA」となっている。
ユーザが図７(B)の経路確認スクリーン７０上で「OK TO PROCEED：次に進む」メニューを選択しエンターキーを押した場合は、ナビゲーションシステムは、図7(C)に示した経路計算プロセスに移行する。この例では、ナビゲーションシステムは経路計算プロセスの進捗状態を時間スケール(横バー)で表している。目的地への適切な経路を決定した後、ナビゲーションシステムは、図１(B)に示すようなルートガイダンススクリーンを表示する。
【００３４】
本発明では、図７(B)の経路確認スクリーン７０は、「番号変更」メニュー７１を備えている。上述したように、経路確認スクリーン７０に表示された住所は最終目的とする住所「1333 Carson Ave. Torrance, CA」とは道路上番号のみが異なる「1234 Carson Ave. Torrance, CA」となっている。したがって、「番号変更」メニュー７１は、上述のようにマップイメージを介して特定した道路について、その道路上番号を変更するために設けられている。「番号変更」メニュー７１は、図７(B)の経路確認スクリーンに限ることなく、様々な他の手段においても呼び出すことができ、例えば他の表示スクリーンや、リモートコントローラー、音声コマンド、パネル上のキーの操作等からも表示させることができる。
【００３５】
図７(D)は、ユーザが「番号変更」メニューを選択したときの状況を示している。ここでユーザがエンターキーを押すことにより、ナビゲーションシステムは、図７(E)に示すように、キーボード７８を有するキーボードスクリーン７６に移行する。キーボードスクリーン７６は、道路上番号ボックス７７に道路上番号（道路名ではなく）のみを入力するように構成されている。したがって、キーボードスクリーン７６は、道路名、市名等の情報は以前通りスクリーンに維持し、道路上番号のみが変更できるようになっている。この例では、道路番号ボックス７７は、現在の道路上番号である「１２３４」を表示している。ユーザは、図７(E)の「消去（デリート）」メニューを選択して、現在表示されている道路上番号を消去する。道路上番号を消去すると同等の操作は、他の様々な入力方法も用いることができ、例えば音声指示、パネル上のキー、タッチスクリーン等を用いることができる。
【００３６】
図８(A)のプロセスにおいてユーザは、キーボードスクリーン７６上の数字キーを選択することにより、道路上番号を入力する。このプロセスは、数字キーのみの使用を必要とするので、ユーザによる入力は容易に且つ迅速に行える。ユーザは、図８(B)に示すように「１３３３」という番号を入力し、「DONE：完了」メニューを選択することにより、番号変更プロセスを終了する。上述したような道路上番号を入力するプロセスは、音声指示等の他の方法でも行うことができる。
ここでエンターキーを押すと、ナビゲーションシステムは、図８(C)の経路確認スクリーン８０に移行する。これは、図７(B)に示したものと同一のスクリーンである。経路確認スクリーン８０に表示された住所は、正しい道路名と番号を示しているので、使用者は「次に進む」メニューを選択して、エンターキーを押す。したがって、ナビゲーションシステムは、図７(C)の例と同一の表示である図９(A)の経路計算プロセスに移行する。ナビゲーションシステムは、目的地への適切な経路を計算し決定して、図１（B）に示すようなルートガイダンススクリーンを表示する。このようにして、使用者は、迅速にマップイメージから道路名を選択し、キーボードで道路上番号を変更できる。
【００３７】
図８(D)は、図８(B)のプロセスで新たな道路上番号を入力した後にエンターキーが押された際に、ナビゲーションシステムが、市名リストを表示する特殊な状況を現している。道路上番号を変更した結果、その住所が他の市にも存在するということが起こり得る。図の例では、「1333 Carson Ave.」がカリフォルニア州のLOMITA、RANCHO PALOS VERSDES、TORRANCEの3つの都市に存在する。かかる場合、図８(D)の市名リストスクリーン８２は、いずれかの市名を選択するために備えられている。ユーザの目的地である新たな道路上番号の道路は、Torrance市に存在するので、図８(D)においてユーザは「Torrance , CA」を選択してエンターキーを押す。これによりナビゲーションシステムは、図８(C)の経路確認スクリーン８０に移行するか、図９(B)の住所リストスクリーン８４に移行する。
【００３８】
ナビゲーションシステムは、極めて希な状況として、同一市内に２つ以上の同じ道路名と番号が存在する場合には、図９(B)の住所リストスクリーン８４を表示する。例えば、図９(B)に示すように、Torrance市に「1333 E. Carson Ave.」と「1333 W. Carson Ave.」とがあると想定すると、ユーザは、いずれの住所が目的地であるかを特定しなければならない。上述の例の東（Ｅ）と西（Ｗ）の違いと同様に、道路に北（Ｎ）と南（Ｓ）のような対称の道路が存在することもあり得る。したがって、図９(B)においては、ユーザは目的地「1333 E. Carson Ave., Torrance, CA」を選択してエンターキーを押す。
ナビゲーションシステムは、最終目的地を確認するために図７(B)および図8(C)に示したと同様の経路確認スクリーン８６を図９(C)のように表示する。経路確認スクリーン８６に表わされた住所は正しい道路名と番号を示しているので、ユーザは、「次に進む」メニューを選択しエンターキーを押す。これによりナビゲーションシステムは、図９(D)に示すように、図７(C)および図９(A)に示したと同様の、経路計算プロセスに移行する。ナビゲーションシステムは、目的地への適切な経路を計算して決定し、図１(B)に示したようなルートガイダンススクリーンを表示する。
【００３９】
以上のようにして、ユーザは、マップイメージを介して道路名を迅速に特定して、キーボードスクリーンを介してその道路上番号を変更できる。
上述のした操作例を、図10のフローチャートに示す。この例では、ステップ１０１において、ユーザは、意図する道路を示す地域のマップを探すために図６(A)のマップスクリーン５０を表示する。図６(E)，(F)に示すように、ステップ１０２において、マップイメージをスクロールすることにより、また好ましくはズーム機能も併用して、カーソル５１により意図した道路をカーソル点６１によって特定する。
【００４０】
そして、ステップ１０３において、ナビゲーションシステムは、図７(A)，(B)に示すように、ディスプレイ上にあるいは音声により、カーソル点６１が示す道路の住所、あるいはカーソルが特定するPOIの住所を表示する。
ステップ１０４において、ユーザは、図７(B)の経路確認スクリーンの住所に示した道路上番号を変更する必要があるかどうかを判断する。もし例えば最終目的地に近いところに到着できれば十分であって、道路上番号を変更する必要がないと考える場合、ユーザはステップ１０５において「次に進む」メニューを選択する。そして、ステップ１０６で、ナビゲーションシステムは目的地への適切な経路を計算して決定し、図１(B)に示したようなルートガイダンススクリーンに移行して、目的地を入力するプロセスを終了する。
【００４１】
もし、使用者がステップ１０４において道路上番号を変更したい場合には、ステップ１０７において図７(B)に示した「番号変更」メニュー７１を選択する。そして、ナビゲーションシステムは、新しい道路上番号を入力するために図７(E)〜図８(B)に示したようなキーボードスクリーンを表示する。上述したように、この入力のためには、各種の他の方法を用いることも可能であり、例えば、音声指示、パネル上のキーの操作、リモートコントローラー、タッチスクリーンの操作等を用いることができる。道路上番号を変更した後、ステップ１０８において住所を特定するデータの入力が更に必要か判断し、必要でなければ、ナビゲーションシステムは、ステップ１０９において、目的地アドレス確認スクリーンに移行する。
【００４２】
住所を特定するデータの更なる入力が必要であれば、ナビゲーションシステムは、図８(D)，図9(B)で示したように、住所の更なる区別情報の入力が必要である旨の注意を喚起する。そのような状況は、新たな道路上番号により道路の属する市が変更または増加した結果、市名の確認が必要となったときに起きる。他の例としては、新たな道路上番号により、同一市内に同一住所が２以上存在することが判明した場合に、その道路の東、西や南、北のような区別をする必要がある場合である。ユーザが、ステップ１１０において市名または東西南北等の区別を、行えば、ナビゲーションシステムは、ステップ１０９において目的地確認スクリーンに移行する。
【００４３】
目的地確認スクリーン上の住所表示が正しければ、ユーザは図９(C)に示すように、「次に進む」メニューを選択する。そして、ステップ１１１において、ナビゲーションシステムは、図９(D)に示すように、目的地への適切な経路を計算する。そして、ナビゲーションシステムは、図１(B)に示したようなルートガイダンススクリーン移行して、目的地入力のプロセスを終了する。
以上では好ましい実施例しか詳述していないが、上述した開示に基づき、添付した請求範囲で、本発明の精神と範囲を離れることなく、本発明の様々な形態や変形が可能である。
【００４４】
【発明の効果】
上述したように、本発明のナビゲーションシステムによれば、キーボードを使用して住所(少なくとも道路名、道路上番号)を入力するのではなく、カーソルで道路或いはPOIを選択して指示するだけで目的地の住所を容易に且つ迅速に指定することが可能である。
又、本発明によれば、カーソルで指示した住所の道路上番号が目的地の道路上番号と一致していない場合のみ、道路上番号のみを変更するキーボードスクリーンを表示して数字入力により変更するように構成したから、使用者はナビゲーションシステムに目的地を容易に迅速に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】ナビゲーションシステムのロケータマップスクリーンとルートガイダンス（経路案内）スクリーンの例をそれぞれ示した概念図である。
【図２】ナビゲーションシステムの第1の表示例を示した概念図であり、（A）はメインメニューを示し、(B)は目的地設定メニューを示し、(C)は興味ある場所（POI）を設定する際のカテゴリーのリストを示している。
【図３】ナビゲーションシステムの第2の表示例を示した概念図であり、（A）〜(B)は特定したカテゴリーの名前リスト、(C)は住所の道路名や交差点名を入力するためのキーボード表示を示している。
【図４】本発明による自動車ナビゲーションシステムの構成例を示したブロック図である。
【図５】本発明の自動車ナビゲーションシステムに備えられたリモートコントローラーの例を示した図である。
【図６】使用者が目的地の住所を知っている場合に、迅速にその目的地をナビゲーションシステムに設定する本発明の第1の操作プロセスとその各プロセスにおける表示スクリーン例である。
【図７】使用者が目的地の住所を知っている場合に、迅速にその目的地をナビゲーションシステムに設定する本発明の第２の操作プロセスとその各プロセスにおける表示スクリーン例である。
【図８】使用者が目的地の住所を知っている場合に、迅速にその目的地をナビゲーションシステムに設定する本発明の第３の操作プロセスとその各プロセスにおける表示スクリーン例である。
【図９】使用者が目的地の住所を知っている場合に、迅速にその目的地をナビゲーションシステムに設定する本発明の第４の操作プロセスとその各プロセスにおける表示スクリーン例である。
【図１０】本発明のナビゲーションシステムの動作プロセス例を表したフローチャートである。
【符号の説明】
４１ CD-ROM又はDVD
４４マップ情報メモリ
４５ POIデータべースメモリ
４７リモコン
４９プロセッサ（ＣＰＵ）
５７モニター

Claims

道路上番号と道路名と都市名で構成される住所により目的地を特定するナビゲーション装置における目的地特定方法において、
マップイメージを表示し、該マップイメージの道路上の位置をカーソルで特定するステップ、
カーソルで特定された前記道路上の位置（カーソル点）に応じた住所を取得して道路上番号変更メニューと共に表示するステップ、
前記カーソル点の住所における道路上番号を変更する際、前記道路上番号変更メニューを選択するステップ、
ユーザの目的地を示す道路上番号が入力されたとき、前記カーソル点の住所における道路上番号を該入力された道路上番号に変更するステップ、
を備えたことを特徴とする目的地特定方法。
上記道路上番号を変更するステップは、
道路上番号のみを変更可能とするキーボードスクリーンを表示するステップ、
該キーボードスクリーンを用いて道路上番号を変更するステップ、
を有することを特徴とする請求項１に記載の目的地特定方法。
マップイメージの道路上の位置をカーソルで特定する代わりに、マップイメージ上にPOIアイコンを表示し、所定のPOIアイコンを選択し、該選択されたPOIアイコンに応じた住所を前記住所として表示するステップを有する、ことを特徴とする請求項１に記載の目的地特定方法。
変更した上記道路上番号と道路名を有する住所が、複数の都市に属するか判定するステップ、
属する場合には該道路上番号を変更した後に市名を選択するステップを更に有する、
ことを特徴とする請求項１に記載の目的地特定方法。
変更した上記道路上番号を有する同一の住所が２以上存在するか判断するステップ、
存在する場合には、該道路上番号を変更した後に、使用者の目的地の住所を選択するステップを更に有する、
ことを特徴とする請求項１に記載の目的地特定方法。
上記同一の２以上の住所は、東西あるいは南北の情報により区別が可能である、ことを特徴とする請求項５に記載の目的地特定方法。
道路上番号と道路名と都市名で構成される住所により目的地を特定するナビゲーション装置において、
道路上の位置情報から少なくとも道路名と道路上番号を含む住所を取得できるようにデータを保存するデータ保存装置、
マップイメージを表示する表示装置、
該マップイメージの道路上の位置をカーソルで特定する手段、
カーソルで特定された位置（カーソル点）に応じた住所を前記データ保存装置より取得して道路上番号変更メニューと共に表示装置に表示する手段、
前記カーソル点の住所における道路上番号を変更する際、前記道路上番号変更メニューを選択する手段、
ユーザの目的地を示す道路上番号が入力されたとき、前記カーソル点の住所における道路上番号を該入力された道路上番号に変更する手段、
を備えたことを特徴とするナビゲーション装置。
前記道路上番号変更手段は、
道路上番号のみを変更可能とするキーボードスクリーンを表示する手段、
該キーボードスクリーンを用いて道路上番号を変更する手段
を有することを特徴とする請求項７に記載のナビゲーション装置。
マップイメージ上にPOIアイコンを表示し、所定のPOIアイコンを選択し、該選択されたPOIアイコンに応じた住所を前記住所として表示する手段を備え、
マップイメージの道路上の位置をカーソルで特定する代わりに、POIアイコンを選択して目的地の住所を特定する
ことを特徴とする請求項７に記載のナビゲーション装置。
道路上番号変更手段は、
変更した上記道路上番号と道路名を有する住所が、複数の都市に属するか判定する手段、
属する場合には該道路上番号を変更した後に市名を選択する手段、
を有することを特徴とする請求項７に記載のナビゲーション装置。
道路上番号変更手段は、
変更した上記道路上番号を有する同一の住所が２以上存在するか判断する手段、
存在する場合には、該道路上番号を変更した後に、使用者の目的地の住所を選択する手段、
を有することを特徴とする請求項７に記載のナビゲーション装置。
前記同一の２以上の住所は、東西あるいは南北の情報により区別が可能である、
ことを特徴とする請求項７に記載のナビゲーション装置。