JP2002286489A - カーナビゲーション装置及び方法並びにカーナビゲーション用ソフトウェア - Google Patents
カーナビゲーション装置及び方法並びにカーナビゲーション用ソフトウェアInfo
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- JP2002286489A JP2002286489A JP2001094028A JP2001094028A JP2002286489A JP 2002286489 A JP2002286489 A JP 2002286489A JP 2001094028 A JP2001094028 A JP 2001094028A JP 2001094028 A JP2001094028 A JP 2001094028A JP 2002286489 A JP2002286489 A JP 2002286489A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ユーザーインタフェースの改善により、中継
点や目的地を簡単な操作で容易に編集する。 【解決手段】 カーソル移動部４７及び操作選択部４８
は、カーソルを、地点から所定距離外では所定の第１の
態様として十字カーソルで、所定距離内では所定の第２
の態様として矢印アイコンで表示し、矢印アイコンで表
示中に所定の操作が行われた場合はその地点又はカーソ
ルの近傍に操作の選択用メニューを表示させる。「削
除」ボタンを操作した場合、中継点が削除され、続い
て、編集後の各地点に基づいて、現在の自車位置から、
削除された以外の中継点を経て目的地へ至る走行経路の
再計算（再経路計算）が開始される。
点や目的地を簡単な操作で容易に編集する。 【解決手段】 カーソル移動部４７及び操作選択部４８
は、カーソルを、地点から所定距離外では所定の第１の
態様として十字カーソルで、所定距離内では所定の第２
の態様として矢印アイコンで表示し、矢印アイコンで表
示中に所定の操作が行われた場合はその地点又はカーソ
ルの近傍に操作の選択用メニューを表示させる。「削
除」ボタンを操作した場合、中継点が削除され、続い
て、編集後の各地点に基づいて、現在の自車位置から、
削除された以外の中継点を経て目的地へ至る走行経路の
再計算（再経路計算）が開始される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、カーナビゲーショ
ンの技術の改良に関するもので、特に、ユーザーインタ
フェースの改善により、中継点や目的地を簡単な操作で
容易に編集するようにしたものである。
ンの技術の改良に関するもので、特に、ユーザーインタ
フェースの改善により、中継点や目的地を簡単な操作で
容易に編集するようにしたものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、情報処理技術の進歩に伴い、自動
車などの車両に搭載し目的地への最適な経路を案内する
ナビゲーション装置が知られている。ナビゲーション装
置の経路誘導機能では、ユーザーが必要に応じ住所検索
や電話番号検索、カーソルなどにより、行きたい場所を
目的地として指定し、さらに必要な立ち寄り先を中継点
として同様に指定すると、中継点や目的地に基いて最適
な経路が探索されて設定され、その経路に沿って音声案
内や交差点拡大図などによりユーザーにわかりやすく目
的地までの案内が提供される。なお、上記のように指定
される目的地や中継点を本出願では「地点」と総称す
る。
車などの車両に搭載し目的地への最適な経路を案内する
ナビゲーション装置が知られている。ナビゲーション装
置の経路誘導機能では、ユーザーが必要に応じ住所検索
や電話番号検索、カーソルなどにより、行きたい場所を
目的地として指定し、さらに必要な立ち寄り先を中継点
として同様に指定すると、中継点や目的地に基いて最適
な経路が探索されて設定され、その経路に沿って音声案
内や交差点拡大図などによりユーザーにわかりやすく目
的地までの案内が提供される。なお、上記のように指定
される目的地や中継点を本出願では「地点」と総称す
る。
【０００３】ここで、ユーザーが中継点として場所を選
ぶ目的はいろいろ考えられ、例えば旅行に出かける際の
コンビニエンスストア（コンビニ）への立ち寄りや、時
間に余裕があるのでこの観光地に立ち寄ってみようとい
う考えで設定したり、なんとなく立ち寄りたい、時間に
余裕がありそうだからといった気まぐれで設定する場合
も考えられる。また、本来の目的地は中継点とし、目的
地としては、時間があればここまで足を延ばしたいとい
った少し先の場所を指定するような場合も考えられる。
ぶ目的はいろいろ考えられ、例えば旅行に出かける際の
コンビニエンスストア（コンビニ）への立ち寄りや、時
間に余裕があるのでこの観光地に立ち寄ってみようとい
う考えで設定したり、なんとなく立ち寄りたい、時間に
余裕がありそうだからといった気まぐれで設定する場合
も考えられる。また、本来の目的地は中継点とし、目的
地としては、時間があればここまで足を延ばしたいとい
った少し先の場所を指定するような場合も考えられる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ユーザー
は、最初は自ら上記のように設定した地点すなわち中継
点や目的地通りにドライブや旅行に出かけようと考える
が、ドライブ中や旅行中に何らかの理由、例えば、事情
変更等でやっぱりコンビニに立ち寄る必要がなくなっ
た、時間に余裕がなくなった、気分が変わったなどの理
由で、中継点や目的地を削除したいと考える場合があ
る。
は、最初は自ら上記のように設定した地点すなわち中継
点や目的地通りにドライブや旅行に出かけようと考える
が、ドライブ中や旅行中に何らかの理由、例えば、事情
変更等でやっぱりコンビニに立ち寄る必要がなくなっ
た、時間に余裕がなくなった、気分が変わったなどの理
由で、中継点や目的地を削除したいと考える場合があ
る。
【０００５】しかしながら、従来技術では、中継点を削
除するには、階層の深いメニュー選択方式など、ユーザ
ーにとって複雑で煩雑なユーザインタフェースを用いて
いた。例えば、ある中継点１を削除するには、図７〜図
１０に示すように、例えば画面にメニューを表示させて
そのなかから「編集」を選択し（図７）、さらに表示さ
れるサブメニューのなかから「走行ルート編集」を選択
し（図８）、さらに表示される中継点や操作の一覧画面
から「中継点１」「削除」を選択し（図９）、加えて、
再計算を行うかどうかの質問に答える（図１０）などの
煩雑な操作手順を踏まなければならなかった。
除するには、階層の深いメニュー選択方式など、ユーザ
ーにとって複雑で煩雑なユーザインタフェースを用いて
いた。例えば、ある中継点１を削除するには、図７〜図
１０に示すように、例えば画面にメニューを表示させて
そのなかから「編集」を選択し（図７）、さらに表示さ
れるサブメニューのなかから「走行ルート編集」を選択
し（図８）、さらに表示される中継点や操作の一覧画面
から「中継点１」「削除」を選択し（図９）、加えて、
再計算を行うかどうかの質問に答える（図１０）などの
煩雑な操作手順を踏まなければならなかった。
【０００６】特に、このような従来技術では、図９に示
したような走行ルート編集の画面に、階層メニューをど
のような順序で辿れば行き着けるか、また、その画面で
どのような操作手順で中継点を削除するのかなど、マニ
ュアルを読まないと実行困難な手順が必要であり、この
点の改善が潜在的に待望されていた。
したような走行ルート編集の画面に、階層メニューをど
のような順序で辿れば行き着けるか、また、その画面で
どのような操作手順で中継点を削除するのかなど、マニ
ュアルを読まないと実行困難な手順が必要であり、この
点の改善が潜在的に待望されていた。
【０００７】本発明は、上記のような従来技術の問題点
を解決するために提案されたもので、その目的は、ユー
ザーインタフェースの改善により、中継点や目的地を簡
単な操作で容易に編集するナビゲーションの技術、すな
わちナビゲーションシステム及び方法並びにナビゲーシ
ョン用ソフトウェアを提供することである。
を解決するために提案されたもので、その目的は、ユー
ザーインタフェースの改善により、中継点や目的地を簡
単な操作で容易に編集するナビゲーションの技術、すな
わちナビゲーションシステム及び方法並びにナビゲーシ
ョン用ソフトウェアを提供することである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項１の発明は、どこにどのような道路があるか
の情報を含む道路地図データが記憶された記憶手段と、
自車両の現在地である自車位置を検出する手段と、少な
くとも目的地を含む指定された地点と、これら地点に基
く走行経路と、を設定する手段と、前記記憶手段から読
み出された前記道路地図データに基づく地図上に、検出
された前記自車位置と、設定された前記経路とを表示す
る手段と、を備えたナビゲーション装置において、前記
地図上にカーソルを表示する手段と、与えられる操作に
応じて前記地図上の前記カーソルを移動させる手段と、
設定された前記経路上の地点に前記カーソルが接近した
場合、その地点の編集に関して操作を選択させるための
選択操作表示を行う手段と、前記選択操作表示に基いて
与えられる操作に応じて、前記地点の編集を行う手段
と、を備えたことを特徴とする。
め、請求項１の発明は、どこにどのような道路があるか
の情報を含む道路地図データが記憶された記憶手段と、
自車両の現在地である自車位置を検出する手段と、少な
くとも目的地を含む指定された地点と、これら地点に基
く走行経路と、を設定する手段と、前記記憶手段から読
み出された前記道路地図データに基づく地図上に、検出
された前記自車位置と、設定された前記経路とを表示す
る手段と、を備えたナビゲーション装置において、前記
地図上にカーソルを表示する手段と、与えられる操作に
応じて前記地図上の前記カーソルを移動させる手段と、
設定された前記経路上の地点に前記カーソルが接近した
場合、その地点の編集に関して操作を選択させるための
選択操作表示を行う手段と、前記選択操作表示に基いて
与えられる操作に応じて、前記地点の編集を行う手段
と、を備えたことを特徴とする。
【０００９】請求項６の発明は、請求項１の発明を方法
という見方からとらえたもので、どこにどのような道路
があるかの情報を含む道路地図データを予め記憶してお
き、自車両の現在地である自車位置を検出する処理と、
少なくとも目的地を含む指定された地点と、これら地点
に基く走行経路と、を設定する処理と、前記記憶手段か
ら読み出された前記道路地図データに基づく地図上に、
検出された前記自車位置と、設定された前記経路とを表
示する処理と、を含むナビゲーション方法において、前
記地図上にカーソルを表示する処理と、与えられる操作
に応じて前記地図上の前記カーソルを移動させる処理
と、設定された前記経路上の地点に前記カーソルが接近
した場合、その地点の編集に関して操作を選択させるた
めの選択操作表示を行う処理と、前記選択操作表示に基
いて与えられる操作に応じて、前記地点の編集を行う処
理と、を含むことを特徴とする。
という見方からとらえたもので、どこにどのような道路
があるかの情報を含む道路地図データを予め記憶してお
き、自車両の現在地である自車位置を検出する処理と、
少なくとも目的地を含む指定された地点と、これら地点
に基く走行経路と、を設定する処理と、前記記憶手段か
ら読み出された前記道路地図データに基づく地図上に、
検出された前記自車位置と、設定された前記経路とを表
示する処理と、を含むナビゲーション方法において、前
記地図上にカーソルを表示する処理と、与えられる操作
に応じて前記地図上の前記カーソルを移動させる処理
と、設定された前記経路上の地点に前記カーソルが接近
した場合、その地点の編集に関して操作を選択させるた
めの選択操作表示を行う処理と、前記選択操作表示に基
いて与えられる操作に応じて、前記地点の編集を行う処
理と、を含むことを特徴とする。
【００１０】請求項９の発明は、請求項１，６の発明
を、コンピュータのソフトウェアという見方から捉えた
もので、コンピュータを制御することにより、どこにど
のような道路があるかの情報を含む道路地図データが予
め記憶された記憶手段を用い、自車両の現在地である自
車位置を検出させ、少なくとも目的地を含む指定された
地点と、これら地点に基く走行経路と、を設定させ、前
記記憶手段から読み出された前記道路地図データに基づ
く地図上に、検出された前記自車位置と、設定された前
記経路とを表示させるナビゲーション用ソフトウェアに
おいて、そのソフトウェアは前記コンピュータに、前記
地図上にカーソルを表示させ、与えられる操作に応じて
前記地図上の前記カーソルを移動させ、設定された前記
経路上の地点に前記カーソルが接近した場合、その地点
の編集に関して操作を選択させるための選択操作表示を
行わせ、前記選択操作表示に基いて与えられる操作に応
じて、前記地点の編集を行わせることを特徴とする。
を、コンピュータのソフトウェアという見方から捉えた
もので、コンピュータを制御することにより、どこにど
のような道路があるかの情報を含む道路地図データが予
め記憶された記憶手段を用い、自車両の現在地である自
車位置を検出させ、少なくとも目的地を含む指定された
地点と、これら地点に基く走行経路と、を設定させ、前
記記憶手段から読み出された前記道路地図データに基づ
く地図上に、検出された前記自車位置と、設定された前
記経路とを表示させるナビゲーション用ソフトウェアに
おいて、そのソフトウェアは前記コンピュータに、前記
地図上にカーソルを表示させ、与えられる操作に応じて
前記地図上の前記カーソルを移動させ、設定された前記
経路上の地点に前記カーソルが接近した場合、その地点
の編集に関して操作を選択させるための選択操作表示を
行わせ、前記選択操作表示に基いて与えられる操作に応
じて、前記地点の編集を行わせることを特徴とする。
【００１１】これらの態様では、ナビゲーションの経路
誘導中でも、立ち寄り地点として設定してある中継点や
目的地などの地点にカーソルを近づけるだけで、編集メ
ニュー表示などの選択操作表示が行われる。このため、
操作手順が従来より大幅に軽減され、地点について簡単
な操作で容易に削除等の編集を行うことが可能となる。
なお、編集の内容としては、削除の他、移動など自由に
定めることができる。
誘導中でも、立ち寄り地点として設定してある中継点や
目的地などの地点にカーソルを近づけるだけで、編集メ
ニュー表示などの選択操作表示が行われる。このため、
操作手順が従来より大幅に軽減され、地点について簡単
な操作で容易に削除等の編集を行うことが可能となる。
なお、編集の内容としては、削除の他、移動など自由に
定めることができる。
【００１２】請求項２の発明は、請求項１記載のナビゲ
ーション装置において、前記カーソルを、前記地点から
所定距離外では所定の第１の態様で、所定距離内では所
定の第２の態様で表示し、前記第２の態様で表示中に所
定の操作が行われた場合はその地点又はカーソルの近傍
に前記操作の選択用メニューを表示させることを特徴と
する。
ーション装置において、前記カーソルを、前記地点から
所定距離外では所定の第１の態様で、所定距離内では所
定の第２の態様で表示し、前記第２の態様で表示中に所
定の操作が行われた場合はその地点又はカーソルの近傍
に前記操作の選択用メニューを表示させることを特徴と
する。
【００１３】請求項７の発明は、請求項６記載のナビゲ
ーション方法において、前記カーソルを、前記地点から
所定距離外では所定の第１の態様で、所定距離内では所
定の第２の態様で表示し、前記第２の態様で表示中に所
定の操作が行われた場合はその地点又はカーソルの近傍
に前記操作の選択用メニューを表示させることを特徴と
する。
ーション方法において、前記カーソルを、前記地点から
所定距離外では所定の第１の態様で、所定距離内では所
定の第２の態様で表示し、前記第２の態様で表示中に所
定の操作が行われた場合はその地点又はカーソルの近傍
に前記操作の選択用メニューを表示させることを特徴と
する。
【００１４】これらの態様では、地点の傍でカーソルの
形が変わるため編集可能であることが判り、実行ボタン
など所定の操作で選択用メニューが表示される。このた
め、地点の傍で直接メニュー表示等を行うよりも地図の
見易さが低下しない。また、メニューを地点やカーソル
の近くにポップアップさせるので編集対象がはっきり認
識できる利点がある。
形が変わるため編集可能であることが判り、実行ボタン
など所定の操作で選択用メニューが表示される。このた
め、地点の傍で直接メニュー表示等を行うよりも地図の
見易さが低下しない。また、メニューを地点やカーソル
の近くにポップアップさせるので編集対象がはっきり認
識できる利点がある。
【００１５】請求項３の発明は、請求項１又は２記載の
ナビゲーション装置において、前記編集後の各地点に基
づいて前記走行経路を再計算するように構成されたこと
を特徴とする。
ナビゲーション装置において、前記編集後の各地点に基
づいて前記走行経路を再計算するように構成されたこと
を特徴とする。
【００１６】請求項８の発明は、請求項６又は７記載の
ナビゲーション方法において、前記編集後の各地点に基
づいて前記走行経路を再計算することを特徴とする。
ナビゲーション方法において、前記編集後の各地点に基
づいて前記走行経路を再計算することを特徴とする。
【００１７】これらの態様では、地点について削除等の
編集を行うと同時に、編集後の目的地や中継点を考慮し
た経路計算が開始されるので、操作が一層容易となり適
切な経路案内も確保される。
編集を行うと同時に、編集後の目的地や中継点を考慮し
た経路計算が開始されるので、操作が一層容易となり適
切な経路案内も確保される。
【００１８】請求項４の発明は、請求項１から３のいず
れか１つに記載のナビゲーション装置において、目的地
のみが設定されている場合に、前記選択操作表示を行わ
ないように構成されたことを特徴とする。
れか１つに記載のナビゲーション装置において、目的地
のみが設定されている場合に、前記選択操作表示を行わ
ないように構成されたことを特徴とする。
【００１９】この態様では、設定されている地点が目的
地のみであるため削除できない場合、メニュー表示など
の選択操作表示が行われないので、操作途中でメニュー
に選択肢が無くなるなどの無駄な操作が回避される。
地のみであるため削除できない場合、メニュー表示など
の選択操作表示が行われないので、操作途中でメニュー
に選択肢が無くなるなどの無駄な操作が回避される。
【００２０】請求項５の発明は、請求項１から４のいず
れか１つに記載のナビゲーション装置において、一又は
二以上の中継点と共に設定されている目的地が削除され
た場合に、最後の前記中継点を目的地に変更するように
構成されたことを特徴とする。
れか１つに記載のナビゲーション装置において、一又は
二以上の中継点と共に設定されている目的地が削除され
た場合に、最後の前記中継点を目的地に変更するように
構成されたことを特徴とする。
【００２１】この態様では、目的地が削除されると最後
の中継点が目的地に変更されるので、目的地は削除でき
ない等の操作上の制限事項が減って便利であり、経路計
算などの処理続行も確保される。
の中継点が目的地に変更されるので、目的地は削除でき
ない等の操作上の制限事項が減って便利であり、経路計
算などの処理続行も確保される。
【００２２】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態（以下
「実施形態」と呼ぶ）について図面を参照して具体的に
説明する。なお、本実施形態は、コンピュータをソフト
ウェアで制御することで実現できるが、この場合のソフ
トウェアは、コンピュータのハードウェアを物理的に活
用することで本発明の作用効果を実現するもので、ま
た、従来技術との共通部分には従来技術も適用される。
「実施形態」と呼ぶ）について図面を参照して具体的に
説明する。なお、本実施形態は、コンピュータをソフト
ウェアで制御することで実現できるが、この場合のソフ
トウェアは、コンピュータのハードウェアを物理的に活
用することで本発明の作用効果を実現するもので、ま
た、従来技術との共通部分には従来技術も適用される。
【００２３】但し、この場合のハードウェアやソフトウ
ェアの種類や構成、ソフトウェアで処理する範囲などは
各種変更可能であり、例えばこのようなソフトウェアを
記録したフラッシュメモリ・ＲＯＭチップパッケージ・
ＣＤ−ＲＯＭなどの記録媒体は単独でも本発明の一態様
である。また、そのようなソフトウェア自体や、そのよ
うなソフトウェアを携帯電話網などの通信ネットワーク
経由で各車両のカーナビゲーションシステムにダウンロ
ードして実行させることも本発明の一態様である。この
ため、以下の説明では、本発明及び実施形態の各機能を
実現する仮想的回路ブロックを用いる。
ェアの種類や構成、ソフトウェアで処理する範囲などは
各種変更可能であり、例えばこのようなソフトウェアを
記録したフラッシュメモリ・ＲＯＭチップパッケージ・
ＣＤ−ＲＯＭなどの記録媒体は単独でも本発明の一態様
である。また、そのようなソフトウェア自体や、そのよ
うなソフトウェアを携帯電話網などの通信ネットワーク
経由で各車両のカーナビゲーションシステムにダウンロ
ードして実行させることも本発明の一態様である。この
ため、以下の説明では、本発明及び実施形態の各機能を
実現する仮想的回路ブロックを用いる。
【００２４】〔１．構成〕本実施形態は、本発明のナビ
ゲーション装置（以下「本装置」と呼ぶ）及び本装置上
で実行されるナビゲーション方法に関するもので、ナビ
ゲーション用ソフトウェア及びそのようなソフトウェア
を記録した記録媒体として把握することもできる。
ゲーション装置（以下「本装置」と呼ぶ）及び本装置上
で実行されるナビゲーション方法に関するもので、ナビ
ゲーション用ソフトウェア及びそのようなソフトウェア
を記録した記録媒体として把握することもできる。
【００２５】〔１−１．全体構成〕まず、本装置は、図
１の機能ブロック図に示す下記の各要素を備えている。
すなわち、絶対位置・方位検出部１は、本装置が搭載さ
れた自動車（自車と呼ぶ）の現在位置すなわち自車位置
について、地表での絶対的な位置座標や方位を計算する
ために、例えば、ＧＰＳ衛星から送られてくるＧＰＳ電
波をアンテナやレシーバなどで受信するための部分であ
る。また、相対方位検出部２は、ジャイロなどを使って
自車の相対的な方位を検出するための部分である。ま
た、車速検出部３は、自動車より得られる車速パルスを
処理することで自車の速度を計算する部分である。
１の機能ブロック図に示す下記の各要素を備えている。
すなわち、絶対位置・方位検出部１は、本装置が搭載さ
れた自動車（自車と呼ぶ）の現在位置すなわち自車位置
について、地表での絶対的な位置座標や方位を計算する
ために、例えば、ＧＰＳ衛星から送られてくるＧＰＳ電
波をアンテナやレシーバなどで受信するための部分であ
る。また、相対方位検出部２は、ジャイロなどを使って
自車の相対的な方位を検出するための部分である。ま
た、車速検出部３は、自動車より得られる車速パルスを
処理することで自車の速度を計算する部分である。
【００２６】また、メインＣＰＵ及びその周辺回路４
は、本装置全体を制御する制御回路の役割を果たす部分
である。また、メモリ群Ｍは、本装置の動作に必要な各
種のメモリで、例えば、プログラム格納用のＲＯＭ５、
ワークエリアなどを提供するＤＲＡＭ６、設定などの情
報をバックアップするＳＲＡＭ７、表示用のＶＲＡＭ８
などを含む。
は、本装置全体を制御する制御回路の役割を果たす部分
である。また、メモリ群Ｍは、本装置の動作に必要な各
種のメモリで、例えば、プログラム格納用のＲＯＭ５、
ワークエリアなどを提供するＤＲＡＭ６、設定などの情
報をバックアップするＳＲＡＭ７、表示用のＶＲＡＭ８
などを含む。
【００２７】また、表示部１０は、地図や操作メニュー
など各種の情報を、図示しない液晶表示画面や音声合成
などで出力する部分であり、入力部１１は、ユーザがス
イッチなどから命令などの情報を入力するための部分で
ある。また、ユーザインタフェース部９は、Ｉ／Ｏ制御
回路やデバイスドライバなどを使って、表示部１０及び
入力部１１と、メインＣＰＵ及びその周辺回路４とを結
ぶユーザインタフェースである。
など各種の情報を、図示しない液晶表示画面や音声合成
などで出力する部分であり、入力部１１は、ユーザがス
イッチなどから命令などの情報を入力するための部分で
ある。また、ユーザインタフェース部９は、Ｉ／Ｏ制御
回路やデバイスドライバなどを使って、表示部１０及び
入力部１１と、メインＣＰＵ及びその周辺回路４とを結
ぶユーザインタフェースである。
【００２８】また、ＣＤ−ＲＯＭ制御部１２は、ＣＤ−
ＲＯＭに記録された道路地図データなど各種データをデ
ータベースなどから読み出す手段であり、この道路地図
データは、道路のネットワーク構造を表す経路探索用デ
ータ、ガソリンスタンドなどのランドマークを表す表示
用データなどを含む。すなわち、ＣＤ−ＲＯＭ制御部１
２とそれにセットされたＣＤ−ＲＯＭは、どこにどのよ
うな道路があるかの情報を含む地図データが記憶された
記憶手段を構成している。
ＲＯＭに記録された道路地図データなど各種データをデ
ータベースなどから読み出す手段であり、この道路地図
データは、道路のネットワーク構造を表す経路探索用デ
ータ、ガソリンスタンドなどのランドマークを表す表示
用データなどを含む。すなわち、ＣＤ−ＲＯＭ制御部１
２とそれにセットされたＣＤ−ＲＯＭは、どこにどのよ
うな道路があるかの情報を含む地図データが記憶された
記憶手段を構成している。
【００２９】また、ＦＭ多重受信及び処理部１３は、Ｆ
Ｍ放送波やこの放送波に含まれるＶＩＣＳの交通情報を
受信及び処理する部分であり、交通情報は渋滞情報を含
む。また、光／ビーコン受信及び処理部１４は、路肩な
どに設定された光ビーコンや電波ビーコンから、各ビー
コンの識別情報やＶＩＣＳの交通情報などの情報を受信
及び処理する部分である。
Ｍ放送波やこの放送波に含まれるＶＩＣＳの交通情報を
受信及び処理する部分であり、交通情報は渋滞情報を含
む。また、光／ビーコン受信及び処理部１４は、路肩な
どに設定された光ビーコンや電波ビーコンから、各ビー
コンの識別情報やＶＩＣＳの交通情報などの情報を受信
及び処理する部分である。
【００３０】〔１−２．メインＣＰＵ及びその周辺回路
の役割〕さらに、メインＣＰＵ及びその周辺回路４は、
上記のようなソフトウェアの作用によって、図１に示す
下記の各部分としての役割を果たすように構成されてい
る。すなわち、現在位置計算部４０は、自車の現在位置
すなわち自車位置を計算するための手段であり、具体的
には、ＧＰＳ航法測位と自律航法測位とを組み合わせる
ことで自車位置を計算するように構成される。
の役割〕さらに、メインＣＰＵ及びその周辺回路４は、
上記のようなソフトウェアの作用によって、図１に示す
下記の各部分としての役割を果たすように構成されてい
る。すなわち、現在位置計算部４０は、自車の現在位置
すなわち自車位置を計算するための手段であり、具体的
には、ＧＰＳ航法測位と自律航法測位とを組み合わせる
ことで自車位置を計算するように構成される。
【００３１】ここで、ＧＰＳ航法測位は、人工衛星から
の電波に基づいて絶対位置・方位検出部１から得られる
情報を使って現在位置を計算するものである。また、自
律航法測位は、地磁気及び自車の速度に基づいて相対方
位検出部２及び車速検出部３から得られる情報を使って
現在位置を計算するものである。
の電波に基づいて絶対位置・方位検出部１から得られる
情報を使って現在位置を計算するものである。また、自
律航法測位は、地磁気及び自車の速度に基づいて相対方
位検出部２及び車速検出部３から得られる情報を使って
現在位置を計算するものである。
【００３２】また、地点指定部４１は、目的地と、必要
な場合は一又は二以上の中継点とを指定するための手段
であり、経路設定部４２は、これら各地点に基く走行経
路を道路地図データに基いて計算し設定する手段であ
る。また、案内部４３は、経路設定部４２によって設定
された経路について、現在位置計算部４０によって逐次
計算される現在位置などに基いて、合成音声や画面表示
によって道案内する手段である。
な場合は一又は二以上の中継点とを指定するための手段
であり、経路設定部４２は、これら各地点に基く走行経
路を道路地図データに基いて計算し設定する手段であ
る。また、案内部４３は、経路設定部４２によって設定
された経路について、現在位置計算部４０によって逐次
計算される現在位置などに基いて、合成音声や画面表示
によって道案内する手段である。
【００３３】また、描画部４４は、ＣＤ−ＲＯＭから読
み出された道路地図データに基づく地図上に、検出され
た自車位置と、設定された経路とを表示する手段であ
り、地図は表示部１０に表示される。また、カーソル表
示部４５は、表示部１０に表示される地図上にカーソル
を表示する手段であり、カーソル移動部４６は、入力部
１１から与えられる操作に応じて地図上のカーソルを移
動させる手段である。
み出された道路地図データに基づく地図上に、検出され
た自車位置と、設定された経路とを表示する手段であ
り、地図は表示部１０に表示される。また、カーソル表
示部４５は、表示部１０に表示される地図上にカーソル
を表示する手段であり、カーソル移動部４６は、入力部
１１から与えられる操作に応じて地図上のカーソルを移
動させる手段である。
【００３４】また、操作選択部４７は、設定された経路
上の地点に前記カーソルが接近した場合、その地点の編
集に関して操作を選択させるための選択操作表示を行う
手段であり、編集処理部４８は、前記選択操作表示に基
いて入力部１１から与えられる操作に応じて、前記地点
の編集を行う手段である。
上の地点に前記カーソルが接近した場合、その地点の編
集に関して操作を選択させるための選択操作表示を行う
手段であり、編集処理部４８は、前記選択操作表示に基
いて入力部１１から与えられる操作に応じて、前記地点
の編集を行う手段である。
【００３５】〔２．作用〕上記のように構成された本実
施形態において中継点、目的地を削除する場合の作用を
以下に示す。まず、予め、地点指定部４１により目的
地、中継点をユーザーが指定すると、経路設定部４２
が、現在の自車位置から中継点を経て目的地へ至る最適
な走行経路を計算及び設定し、案内部４３が、設定され
た走行経路に沿って誘導を開始する。
施形態において中継点、目的地を削除する場合の作用を
以下に示す。まず、予め、地点指定部４１により目的
地、中継点をユーザーが指定すると、経路設定部４２
が、現在の自車位置から中継点を経て目的地へ至る最適
な走行経路を計算及び設定し、案内部４３が、設定され
た走行経路に沿って誘導を開始する。
【００３６】ここで、中継点を削除する場合を例に、そ
の処理手順を図２のフローチャートに、画面の表示例を
図３〜図５に示す。すなわち、誘導開始時、あるいは経
路誘導中に、ユーザーが何らかの理由で中継点あるいは
目的地を削除したい場合は、地図スクロールを開始し、
中継点あるいは目的地の場所に十字カーソルを合わせ
る。この十字カーソルは典型的には例えばスクロール開
始時に画面中央に表示される（図３）。
の処理手順を図２のフローチャートに、画面の表示例を
図３〜図５に示す。すなわち、誘導開始時、あるいは経
路誘導中に、ユーザーが何らかの理由で中継点あるいは
目的地を削除したい場合は、地図スクロールを開始し、
中継点あるいは目的地の場所に十字カーソルを合わせ
る。この十字カーソルは典型的には例えばスクロール開
始時に画面中央に表示される（図３）。
【００３７】そして、地図スクロールにより地図上で相
対的に十字カーソルが移動するが、ジョイスティックな
どの操作スイッチにより十字カーソルの側を移動させ、
カーソルが画面中央からある程度ずれるとその分、地図
がスクロールするような実装態様も可能である。
対的に十字カーソルが移動するが、ジョイスティックな
どの操作スイッチにより十字カーソルの側を移動させ、
カーソルが画面中央からある程度ずれるとその分、地図
がスクロールするような実装態様も可能である。
【００３８】このようなスクロールにおいて、カーソル
移動部４６及び操作選択部４７は、カーソルを、地点か
ら所定距離外では所定の第１の態様として十字カーソル
で（図３）、所定距離内では所定の第２の態様として太
い矢印型（以下「⇒アイコン」又は「矢印アイコン」と
呼ぶ）で表示し（図４）、⇒アイコンで表示中に所定の
操作が行われた場合はその地点又はカーソルの近傍に操
作の選択用メニューを表示させる（図５）。
移動部４６及び操作選択部４７は、カーソルを、地点か
ら所定距離外では所定の第１の態様として十字カーソル
で（図３）、所定距離内では所定の第２の態様として太
い矢印型（以下「⇒アイコン」又は「矢印アイコン」と
呼ぶ）で表示し（図４）、⇒アイコンで表示中に所定の
操作が行われた場合はその地点又はカーソルの近傍に操
作の選択用メニューを表示させる（図５）。
【００３９】例えば、図３において旗のマークで示す中
継点１を削除する場合、スクロール中に（ステップ１）
画面中央すなわち十字カーソルの中央から所定距離内に
中継点が来た場合（ステップ２）、十字カーソルが、図
４に示す矢印アイコンに変わり（ステップ４）、ユーザ
ーに何か操作ができるということを知らせる。そして、
そのアイコンが表示されている間に実行キーなど所定の
操作をすること（ステップ５）、図５に示すような「削
除」「戻る」ボタンを含む選択用メニューが表示され
（ステップ６）、「削除」ボタンを操作した場合（ステ
ップ７）中継点が削除され（ステップ９）、「戻る」ボ
タンの操作ではこれらボタンを含む選択用メニューが消
去される（ステップ８）。
継点１を削除する場合、スクロール中に（ステップ１）
画面中央すなわち十字カーソルの中央から所定距離内に
中継点が来た場合（ステップ２）、十字カーソルが、図
４に示す矢印アイコンに変わり（ステップ４）、ユーザ
ーに何か操作ができるということを知らせる。そして、
そのアイコンが表示されている間に実行キーなど所定の
操作をすること（ステップ５）、図５に示すような「削
除」「戻る」ボタンを含む選択用メニューが表示され
（ステップ６）、「削除」ボタンを操作した場合（ステ
ップ７）中継点が削除され（ステップ９）、「戻る」ボ
タンの操作ではこれらボタンを含む選択用メニューが消
去される（ステップ８）。
【００４０】また、中継点の削除に続いては、編集後の
各地点に基づいて、現在の自車位置から、削除された以
外の中継点を経て目的地へ至る走行経路の再計算（再経
路計算）が開始される（ステップ１０）。なお、図３の
例では、中継点１を削除しているが、他の中継点や目的
地を削除した場合も同様である。
各地点に基づいて、現在の自車位置から、削除された以
外の中継点を経て目的地へ至る走行経路の再計算（再経
路計算）が開始される（ステップ１０）。なお、図３の
例では、中継点１を削除しているが、他の中継点や目的
地を削除した場合も同様である。
【００４１】但し、一又は二以上の中継点と、目的地と
が設定されている場合に、その目的地が削除された場合
は、最後の前記中継点を目的地に変更する処理を行う。
また、目的地のみが設定されていて、中継点が一つもな
い場合は、削除操作は必要ないため、前記選択操作表示
は行われず、例えば、目的地近傍でも十字マークが矢印
アイコンに変化しないなどの態様が考えられる。
が設定されている場合に、その目的地が削除された場合
は、最後の前記中継点を目的地に変更する処理を行う。
また、目的地のみが設定されていて、中継点が一つもな
い場合は、削除操作は必要ないため、前記選択操作表示
は行われず、例えば、目的地近傍でも十字マークが矢印
アイコンに変化しないなどの態様が考えられる。
【００４２】なお、以上のように作用する本実施形態に
おけるナビゲーション画面の表示状態を図６の状態遷移
図に示す。この図においては「通常状態」は、スクロー
ル中における十字キーの表示状態、⇒アイコンの表示状
態、「削除」「戻る」ボタンの表示状態、地点編集後の
経路計算状態以外の状態であり、例えば、メニューも表
示されていないデフォルト等の画面である。また、計算
状態では、例えば計算中であることをユーザーに知らせ
るために何％計算が終了したかなどを画面表示してもよ
い。また、所定の「戻る」キーを操作することにより、
スクロールや計算をキャンセルするなど、一段階前の状
態に戻れるようなユーザインタフェースが望ましい。
おけるナビゲーション画面の表示状態を図６の状態遷移
図に示す。この図においては「通常状態」は、スクロー
ル中における十字キーの表示状態、⇒アイコンの表示状
態、「削除」「戻る」ボタンの表示状態、地点編集後の
経路計算状態以外の状態であり、例えば、メニューも表
示されていないデフォルト等の画面である。また、計算
状態では、例えば計算中であることをユーザーに知らせ
るために何％計算が終了したかなどを画面表示してもよ
い。また、所定の「戻る」キーを操作することにより、
スクロールや計算をキャンセルするなど、一段階前の状
態に戻れるようなユーザインタフェースが望ましい。
【００４３】〔３．効果〕以上説明したように、本実施
形態では、ナビゲーションの経路誘導中でも、立ち寄り
地点として設定してある中継点や目的地などの地点にカ
ーソルを近づけるだけで、編集メニュー表示などの選択
操作表示が行われる。このため、操作手順が従来より大
幅に軽減され、地点について簡単な操作で容易に削除等
の編集を行うことが可能となる。
形態では、ナビゲーションの経路誘導中でも、立ち寄り
地点として設定してある中継点や目的地などの地点にカ
ーソルを近づけるだけで、編集メニュー表示などの選択
操作表示が行われる。このため、操作手順が従来より大
幅に軽減され、地点について簡単な操作で容易に削除等
の編集を行うことが可能となる。
【００４４】なお、編集の内容としては、削除の他、移
動など自由に定めることができる。特に、本実施形態で
は、地点について削除等の編集を行うと同時に、編集後
の目的地や中継点を考慮した経路計算が開始されるの
で、操作が一層容易となり適切な経路案内も確保され
る。
動など自由に定めることができる。特に、本実施形態で
は、地点について削除等の編集を行うと同時に、編集後
の目的地や中継点を考慮した経路計算が開始されるの
で、操作が一層容易となり適切な経路案内も確保され
る。
【００４５】また、本実施形態では、地点の傍でカーソ
ルの形が変わるため編集可能であることが判り、実行ボ
タンなど所定の操作で選択用メニューが表示される。こ
のため、地点の傍で直接メニュー表示等を行うよりも地
図の見易さが低下しない。また、メニューを地点やカー
ソルの近くにポップアップさせるので編集対象がはっき
り認識できる利点がある。
ルの形が変わるため編集可能であることが判り、実行ボ
タンなど所定の操作で選択用メニューが表示される。こ
のため、地点の傍で直接メニュー表示等を行うよりも地
図の見易さが低下しない。また、メニューを地点やカー
ソルの近くにポップアップさせるので編集対象がはっき
り認識できる利点がある。
【００４６】また、本実施形態では、設定されている地
点が目的地のみであるため削除できない場合、メニュー
表示などの選択操作表示が行われないので、操作途中で
メニューに選択肢が無くなるなどの無駄な操作が回避さ
れる。また、本実施形態では、目的地が削除されると最
後の中継点が目的地に変更されるので、目的地は削除で
きない等の操作上の制限事項が減って便利であり、経路
計算などの処理続行も確保される。
点が目的地のみであるため削除できない場合、メニュー
表示などの選択操作表示が行われないので、操作途中で
メニューに選択肢が無くなるなどの無駄な操作が回避さ
れる。また、本実施形態では、目的地が削除されると最
後の中継点が目的地に変更されるので、目的地は削除で
きない等の操作上の制限事項が減って便利であり、経路
計算などの処理続行も確保される。
【００４７】〔４．他の実施形態〕なお、本発明は上記
各実施形態に限定されるものではなく、次に例示するよ
うな他の実施形態も含むものである。例えば、地点につ
いて「編集」とは、削除や移動だけでなく、他の地点と
の中継順序の変更、メモリへの登録など自由に実装する
ことができる。
各実施形態に限定されるものではなく、次に例示するよ
うな他の実施形態も含むものである。例えば、地点につ
いて「編集」とは、削除や移動だけでなく、他の地点と
の中継順序の変更、メモリへの登録など自由に実装する
ことができる。
【００４８】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ユー
ザーインタフェースの改善により、中継点や目的地を簡
単な操作で容易に編集するナビゲーションの技術、すな
わちナビゲーションシステム及び方法並びにナビゲーシ
ョン用ソフトウェアを提供することができるので、ナビ
ゲーションの使い勝手が向上する。
ザーインタフェースの改善により、中継点や目的地を簡
単な操作で容易に編集するナビゲーションの技術、すな
わちナビゲーションシステム及び方法並びにナビゲーシ
ョン用ソフトウェアを提供することができるので、ナビ
ゲーションの使い勝手が向上する。
【図１】本発明の実施形態の構成を示す機能ブロック
図。
図。
【図２】本発明の実施形態における中継点削除の処理手
順を示すフローチャート。
順を示すフローチャート。
【図３】本発明の実施形態における十字カーソルの表示
例。
例。
【図４】本発明の実施形態における矢印カーソルの表示
例。
例。
【図５】本発明の実施形態における操作ボタンの表示
例。
例。
【図６】本発明の実施形態における状態遷移を示す状態
遷移図。
遷移図。
【図７】従来技術における画面の表示例。
【図８】従来技術における画面の表示例。
【図９】従来技術における画面の表示例。
【図１０】従来技術における画面の表示例。
１…絶対位置・方位検出部 ２…相対方位検出部 ３…車速検出部 ４…メインＣＰＵ及びその周辺回路 ５…ＲＯＭ ６…ＤＲＡＭ ７…ＳＲＡＭ ８…ＶＲＡＭ ９…ユーザインタフェース １０…表示部 １１…入力部 １２…ＣＤ−ＲＯＭ制御部 ４０…現在位置計算部 ４１…地点指定部 ４２…経路設定部 ４３…案内部 ４４…描画部 ４５…カーソル表示部 ４６…カーソル移動部 ４７…操作選択部 ４８…編集処理部 Ｍ…メモリ群
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） // Ｇ０６Ｆ 3/00 ６５８ Ｇ０６Ｆ 3/00 ６５８Ａ Ｆターム(参考） 2C032 HB22 HC13 HC31 HD03 HD16 HD21 2F029 AA02 AB01 AB07 AB09 AC02 AC09 AC14 AC18 AC19 5E501 AA23 BA05 CB05 DA13 EA11 EB05 FA02 FA05 5H180 AA01 BB02 BB04 BB13 CC02 CC12 FF04 FF05 FF13 FF23 FF25 FF27 FF33
Claims (9)
- 【請求項１】 どこにどのような道路があるかの情報を
含む道路地図データが記憶された記憶手段と、 自車両の現在地である自車位置を検出する手段と、 少なくとも目的地を含む指定された地点と、これら地点
に基く走行経路と、を設定する手段と、 前記記憶手段から読み出された前記道路地図データに基
づく地図上に、検出された前記自車位置と、設定された
前記経路とを表示する手段と、 を備えたナビゲーション装置において、 前記地図上にカーソルを表示する手段と、 与えられる操作に応じて前記地図上の前記カーソルを移
動させる手段と、 設定された前記経路上の地点に前記カーソルが接近した
場合、その地点の編集に関して操作を選択させるための
選択操作表示を行う手段と、 前記選択操作表示に基いて与えられる操作に応じて、前
記地点の編集を行う手段と、 を備えたことを特徴とするナビゲーション装置。 - 【請求項２】 前記カーソルを、前記地点から所定距離
外では所定の第１の態様で、所定距離内では所定の第２
の態様で表示し、前記第２の態様で表示中に所定の操作
が行われた場合はその地点又はカーソルの近傍に前記操
作の選択用メニューを表示させることを特徴とする請求
項１記載のナビゲーション装置。 - 【請求項３】 前記編集後の各地点に基づいて前記走行
経路を再計算するように構成されたことを特徴とする請
求項１又は２記載のナビゲーション装置。 - 【請求項４】 目的地のみが設定されている場合に、前
記選択操作表示を行わないように構成されたことを特徴
とする請求項１から３のいずれか１つに記載のナビゲー
ション装置。 - 【請求項５】 一又は二以上の中継点と共に設定されて
いる目的地が削除された場合に、最後の前記中継点を目
的地に変更するように構成されたことを特徴とする請求
項１から４のいずれか１つに記載のナビゲーション装
置。 - 【請求項６】 どこにどのような道路があるかの情報を
含む道路地図データを予め記憶しておき、 自車両の現在地である自車位置を検出する処理と、 少なくとも目的地を含む指定された地点と、これら地点
に基く走行経路と、を設定する処理と、 前記記憶手段から読み出された前記道路地図データに基
づく地図上に、検出された前記自車位置と、設定された
前記経路とを表示する処理と、 を含むナビゲーション方法において、 前記地図上にカーソルを表示する処理と、 与えられる操作に応じて前記地図上の前記カーソルを移
動させる処理と、 設定された前記経路上の地点に前記カーソルが接近した
場合、その地点の編集に関して操作を選択させるための
選択操作表示を行う処理と、 前記選択操作表示に基いて与えられる操作に応じて、前
記地点の編集を行う処理と、 を含むことを特徴とするナビゲーション方法。 - 【請求項７】 前記カーソルを、前記地点から所定距離
外では所定の第１の態様で、所定距離内では所定の第２
の態様で表示し、前記第２の態様で表示中に所定の操作
が行われた場合はその地点又はカーソルの近傍に前記操
作の選択用メニューを表示させることを特徴とする請求
項６記載のナビゲーション方法。 - 【請求項８】 前記編集後の各地点に基づいて前記走行
経路を再計算することを特徴とする請求項６又は７記載
のナビゲーション方法。 - 【請求項９】 コンピュータを制御することにより、 どこにどのような道路があるかの情報を含む道路地図デ
ータが予め記憶された記憶手段を用い、 自車両の現在地である自車位置を検出させ、 少なくとも目的地を含む指定された地点と、これら地点
に基く走行経路と、を設定させ、 前記記憶手段から読み出された前記道路地図データに基
づく地図上に、検出された前記自車位置と、設定された
前記経路とを表示させるナビゲーション用ソフトウェア
において、 そのソフトウェアは前記コンピュータに、 前記地図上にカーソルを表示させ、 与えられる操作に応じて前記地図上の前記カーソルを移
動させ、 設定された前記経路上の地点に前記カーソルが接近した
場合、その地点の編集に関して操作を選択させるための
選択操作表示を行わせ、 前記選択操作表示に基いて与えられる操作に応じて、前
記地点の編集を行わせることを特徴とするナビゲーショ
ン用ソフトウェア。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001094028A JP2002286489A (ja) | 2001-03-28 | 2001-03-28 | カーナビゲーション装置及び方法並びにカーナビゲーション用ソフトウェア |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001094028A JP2002286489A (ja) | 2001-03-28 | 2001-03-28 | カーナビゲーション装置及び方法並びにカーナビゲーション用ソフトウェア |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002286489A true JP2002286489A (ja) | 2002-10-03 |
Family
ID=18948284
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001094028A Pending JP2002286489A (ja) | 2001-03-28 | 2001-03-28 | カーナビゲーション装置及び方法並びにカーナビゲーション用ソフトウェア |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002286489A (ja) |
Cited By (38)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012164988A1 (ja) | 2011-05-30 | 2012-12-06 | 本田技研工業株式会社 | 入力装置 |
| US9052925B2 (en) | 2010-04-07 | 2015-06-09 | Apple Inc. | Device, method, and graphical user interface for managing concurrently open software applications |
| US9207838B2 (en) | 2011-08-26 | 2015-12-08 | Apple Inc. | Device, method, and graphical user interface for managing and interacting with concurrently open software applications |
| US9244606B2 (en) | 2010-12-20 | 2016-01-26 | Apple Inc. | Device, method, and graphical user interface for navigation of concurrently open software applications |
| US9513801B2 (en) | 2010-04-07 | 2016-12-06 | Apple Inc. | Accessing electronic notifications and settings icons with gestures |
| US9569102B2 (en) | 2010-01-06 | 2017-02-14 | Apple Inc. | Device, method, and graphical user interface with interactive popup views |
| US9602729B2 (en) | 2015-06-07 | 2017-03-21 | Apple Inc. | Devices and methods for capturing and interacting with enhanced digital images |
| US9619076B2 (en) | 2012-05-09 | 2017-04-11 | Apple Inc. | Device, method, and graphical user interface for transitioning between display states in response to a gesture |
| US9645732B2 (en) | 2015-03-08 | 2017-05-09 | Apple Inc. | Devices, methods, and graphical user interfaces for displaying and using menus |
| US9658740B2 (en) | 2013-03-15 | 2017-05-23 | Apple Inc. | Device, method, and graphical user interface for managing concurrently open software applications |
| US9674426B2 (en) | 2015-06-07 | 2017-06-06 | Apple Inc. | Devices and methods for capturing and interacting with enhanced digital images |
| JP2017117170A (ja) * | 2015-12-24 | 2017-06-29 | パイオニア株式会社 | 決定装置、決定方法、決定プログラム及び記録媒体 |
| US9753639B2 (en) | 2012-05-09 | 2017-09-05 | Apple Inc. | Device, method, and graphical user interface for displaying content associated with a corresponding affordance |
| US9778771B2 (en) | 2012-12-29 | 2017-10-03 | Apple Inc. | Device, method, and graphical user interface for transitioning between touch input to display output relationships |
| US9785305B2 (en) | 2015-03-19 | 2017-10-10 | Apple Inc. | Touch input cursor manipulation |
| US9823839B2 (en) | 2012-05-09 | 2017-11-21 | Apple Inc. | Device, method, and graphical user interface for displaying additional information in response to a user contact |
| US9823831B2 (en) | 2010-04-07 | 2017-11-21 | Apple Inc. | Device, method, and graphical user interface for managing concurrently open software applications |
| US9886184B2 (en) | 2012-05-09 | 2018-02-06 | Apple Inc. | Device, method, and graphical user interface for providing feedback for changing activation states of a user interface object |
| US9959025B2 (en) | 2012-12-29 | 2018-05-01 | Apple Inc. | Device, method, and graphical user interface for navigating user interface hierarchies |
| US9990121B2 (en) | 2012-05-09 | 2018-06-05 | Apple Inc. | Device, method, and graphical user interface for moving a user interface object based on an intensity of a press input |
| US9996231B2 (en) | 2012-05-09 | 2018-06-12 | Apple Inc. | Device, method, and graphical user interface for manipulating framed graphical objects |
| US10042542B2 (en) | 2012-05-09 | 2018-08-07 | Apple Inc. | Device, method, and graphical user interface for moving and dropping a user interface object |
| US10048757B2 (en) | 2015-03-08 | 2018-08-14 | Apple Inc. | Devices and methods for controlling media presentation |
| US10078442B2 (en) | 2012-12-29 | 2018-09-18 | Apple Inc. | Device, method, and graphical user interface for determining whether to scroll or select content based on an intensity theshold |
| US10095391B2 (en) | 2012-05-09 | 2018-10-09 | Apple Inc. | Device, method, and graphical user interface for selecting user interface objects |
| US10095396B2 (en) | 2015-03-08 | 2018-10-09 | Apple Inc. | Devices, methods, and graphical user interfaces for interacting with a control object while dragging another object |
| US10126930B2 (en) | 2012-05-09 | 2018-11-13 | Apple Inc. | Device, method, and graphical user interface for scrolling nested regions |
| US10162452B2 (en) | 2015-08-10 | 2018-12-25 | Apple Inc. | Devices and methods for processing touch inputs based on their intensities |
| US10175864B2 (en) | 2012-05-09 | 2019-01-08 | Apple Inc. | Device, method, and graphical user interface for selecting object within a group of objects in accordance with contact intensity |
| US10175757B2 (en) | 2012-05-09 | 2019-01-08 | Apple Inc. | Device, method, and graphical user interface for providing tactile feedback for touch-based operations performed and reversed in a user interface |
| US10310732B2 (en) | 2013-03-15 | 2019-06-04 | Apple Inc. | Device, method, and graphical user interface for concurrently displaying a plurality of settings controls |
| US10437333B2 (en) | 2012-12-29 | 2019-10-08 | Apple Inc. | Device, method, and graphical user interface for forgoing generation of tactile output for a multi-contact gesture |
| US10496260B2 (en) | 2012-05-09 | 2019-12-03 | Apple Inc. | Device, method, and graphical user interface for pressure-based alteration of controls in a user interface |
| US10620781B2 (en) | 2012-12-29 | 2020-04-14 | Apple Inc. | Device, method, and graphical user interface for moving a cursor according to a change in an appearance of a control icon with simulated three-dimensional characteristics |
| US10637986B2 (en) | 2016-06-10 | 2020-04-28 | Apple Inc. | Displaying and updating a set of application views |
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