JP4144384B2 - プロジェクタ - Google Patents

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    • GPHYSICS
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はプロジェクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、プロジェクタにおいては、コントラストの向上が望まれ、投写レンズ内に絞り手段を設けることで対応するようにしたプロジェクタがある。例えば、「照明装置と、該照明装置からの光束を変調して画像情報を含ませる手段と、変調光束をスクリーン上に投射する投射光学系とを含んで構成される投射型表示装置において、前記照明装置は、光源ランプからの放射光を、集光性を有する手段を用いて集光し、一つ以上の2次的な光源を形成し、その2次的な光源からの光束によって前記画像情報を含ませる手段を照明するものであって、また、前記画像情報を含ませる手段が、入射光束を散乱度合で変調する液晶複合素子を用いたライトバルブであり、また、前記投射光学系の内部/近傍に、前記2次的な光源の像を形成し、その位置には、前記投射光学系の光軸に垂直な投射絞りを設け、該投射絞りの開口部の形状が、該投射絞りを含む面内に形成される前記2次的な光源の像の形状の外枠とほぼ一致」するようにしたプロジェクタがある(例えば特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平5−303085号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術(特許文献1)では、投射絞りの開口部の形状を2次的な光源の像の形状の外枠とほぼ一致するようにして、2次的な光源の像を形成する光束のみを通過させるように構成している。このため、照明装置と投射絞りの位置決めに高い位置決め精度が求められ、仮に位置ずれが起きた場合、明るさの低下、被照射面の明るさの均一性を示す照度比(液晶パネルの端部照度と中心照度との比)の低下や、色むらの悪化など、各種の不都合が発生して画質の低下を招いてしまうという問題があった。
【0005】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、高い位置決め精度が要求されることのない構成でありながらも、コントラストの向上を確実に図ることの可能なプロジェクタを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
また、本発明に係るプロジェクタは、光源と、光源から出射された光を、縦横に配置された複数の小レンズによって複数の部分光束に分割する第1のレンズアレイと、第1のレンズアレイの複数の小レンズにそれぞれ対応する複数の小レンズを有する第2のレンズアレイと、第1のレンズアレイ及び第2のレンズアレイから射出される複数の部分光束を光変調装置上で重畳させる重畳レンズと、光変調装置で変調された光を投写する投写レンズとを備えたプロジェクタであって、第2のレンズアレイの外形形状とほぼ相似形の開口を有する絞り手段が、第2のレンズアレイと共役な位置近傍に配置されてなるものである。これによれば、コントラスト低下を招く光束を絞り手段で遮光することができ、高コントラストで品質の良い投写画像を提供するプロジェクタを得ることができる。また、従来では、2次的な光源像のみを通過させるという観点から、厳しい位置決め精度が要求されるのに対し、本発明では第2のレンズアレイと共役な位置近傍であれば良く、従来と比べて厳しい位置決め精度が要求されない。このため、明るさの低下や、被照射面の明るさの均一性を示す照度比(液晶パネルの端部照度と中心照度との比)の低下や、色むらの悪化など、画質低下を招く不都合を生じさせることなく、コントラストの向上を図ることが可能となる。
【0007】
また、本発明に係るプロジェクタは、上記絞り手段の開口が、ほぼ矩形状に構成されてなるものである。これによれば、第2のレンズアレイの外形形状が矩形状に形成されているプロジェクタにおいて、高コントラストで品質の良い投写画像を提供することができる。
【0008】
また、本発明に係るプロジェクタは、上記光変調装置がブラックマトリックスを備えて回折格子として機能しており、絞り手段は、光変調装置で生じる各部分光束の各0次回折光によって第2のレンズアレイと共役な位置において形成される各光源像の配列領域よりも外側を通過する光を遮光するように構成されてなるものである。このような遮光を行うことにより、コントラストの向上を図ることが可能となる。
【0009】
また、本発明に係るプロジェクタは、上記絞り手段が、この絞り手段を光源の光軸方向から見たときの開口の横方向及び縦方向のそれぞれの長さφX,φYが、次式で求められる値に設定されてなるものである。
φX = f/Fx
φY = f/FY
但し、f:投写レンズの焦点距離、Fx:第1のレンズアレイ、第2のレンズアレイ及び重畳レンズを備えた照明光学系のFナンバーであって、照明光学系を光源の光軸方向から見たときの横方向のFナンバー、FY:照明光学系のFナンバーであって、照明光学系を光源の光軸方向から見たときの縦方向のFナンバー
【0010】
また、本発明に係るプロジェクタは、上記絞り手段が、開口を有する板状部材で構成されてなるものである。これによれば、絞り手段を安価に構成できる。
【0011】
また、本発明に係るプロジェクタは、上記絞り手段が、開口の面積を変化させる機構を有するものである。これによれば、プロジェクタを用いる環境に応じて開口面積を調節することにより、プロジェクタの使用場所に応じた最適な投写画像を得ることができるようになる。
【0012】
また、本発明に係るプロジェクタは、上記光変調装置が、TFT基板とTFT基板と対向する対向基板との間に液晶を封止してなる液晶パネルであるものである。このように光変調装置として、TFT基板とTFT基板と対向する対向基板との間に液晶を封止してなる液晶パネルを用いることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施の形態に係るプロジェクタの光学系を示す図である。
プロジェクタ1は、光源100と、光源100からの光の照度分布を均一化して、液晶パネルを均一に照明するための照明光学系130と、この照明光学系130から出射される光束Wを、赤、緑、青の各色光束R、G、Bに分離すると共に赤色光束R及び緑色光束Gをそれぞれ対応する後述の液晶パネル170R,170Gに導く色光分離光学系140と、色光分離光学系140によって分離された各色光束のうち、光路の長い青色光束Bを対応する後述の液晶パネル170Bに導くリレー光学系150と、各色光束をその中心軸(主光線)に対して平行な光束に変換する3枚のコンデンサーレンズ160R、160G、160B(特に区別しない場合は160と符号を付す)と、コンデンサーレンズを透過した各色光束を与えられた画像情報に従って変調する光変調装置としての液晶パネル170R、170G、170B(特に区別しない場合は170と符号を付す)と、変調された各色光束を合成するクロスダイクロイックプリズム180と、合成された光束を投写面SC上に拡大投写する投写レンズ190とを備えている。
【0014】
光源100は、例えばメタルハライドランプ等の高輝度ランプで構成される光源ランプ110と、光源ランプ110から出射された光をほぼ平行な光束として出射する回転放物面を有する反射鏡120とを備えている。
【0015】
照明光学系130は、第1のレンズアレイ131と、第2のレンズアレイ132と、偏光変換素子133と、重畳レンズ134とを備えている。
【0016】
図2は、第1のレンズアレイの平面図である。
第1のレンズアレイ131は、図2に示すように、略矩形状の外形形状を有する小レンズ131Aが縦横(縦M個・横N個で、ここではM=7,N=6)に複数配置された構成を有し、光源光軸方向から見た第1のレンズアレイ131全体の外形形状が矩形状に構成されている。各小レンズ131Aは、光源100から入射された平行な光束を複数の(すなわちM×N個の)部分光束に分割し、各部分光束を第2のレンズアレイ132の近傍で結像させる機能を有している。各小レンズ131Aの外形形状は、液晶パネル170R,170G,170Bの画像形成領域の形状とほぼ相似形をなすように設定されている。例えば、液晶パネル170R,170G,170Bの画像形成領域のアスペクト比(横と縦の寸法の比率)が4:3であるならば、各小レンズ131Aのアスぺクト比も4:3に設定される。
【0017】
また、第2のレンズアレイ132は、第1のレンズアレイ131の小レンズ132Aに対応して、小レンズ132Aが縦横(縦M個・横N個で、ここではM=7,N=6)に互いに隙間無く複数配置された構成を有している。第2のレンズアレイ132の小レンズ132Aの外形形状は、第1のレンズアレイ131の小レンズ131Aのように、必ずしも液晶パネル170R,170G,170Bの画像形成領域の形状とほぼ相似形をなすように設定する必要はないが、本例ではほぼ相似形をなすように設定され、光源光軸方向から見た第2のレンズアレイ132全体の外形形状が矩形状に構成されている。この第2のレンズアレイ132は、第1のレンズアレイ131から射出された複数の部分光線束が集光される近傍位置に配置されており、各小レンズ132Aには、図3に示すようにM×N個の2次光源像132aが形成されている。
【0018】
偏光変換素子133は、入射された光束を1種類の直線偏光光に変換して射出する機能を有するものである。
【0019】
重畳レンズ134は、第1のレンズアレイ131によって分割された複数の部分光束が第2のレンズアレイ132および偏光変換素子133を介して入射され、その入射された複数の部分光束のそれぞれを、液晶パネル170上に重畳して照明する機能を有するものである。
【0020】
色光分離光学系140は、青緑反射ダイクロイックミラー141と緑反射ダイクロイックミラー142と、反射鏡143とを備えている。青緑反射ダイクロイックミラー141は、照明光学系130からの照明光の赤色光成分を透過させるとともに、青色光成分と緑色成分とを反射する。透過した赤色光束Rは、反射鏡143で反射されて、液晶パネル170Rに達する。一方、青緑反射ダイクロイックミラー141で反射された青色光束Bと緑色光束Gのうち、緑色光束Gは緑反射ダイクロイックミラー142によって反射され、液晶パネル170Gに達する。一方、青色光束Bは、緑反射ダイクロイックミラー142も透過してリレー光学系150へと入射する。
【0021】
リレー光学系150は、青色光束Bを対応する液晶パネル170Bに導く光路中に設けられ、青色光束Bをその強度を維持したまま液晶パネル170Bまで導くものであり、第2リレーレンズ153に集光する第1リレーレンズ151と、反射鏡152と、第2リレーレンズ153と、反射鏡154を備えている。
【0022】
各液晶パネル170は、図示しない外部の制御回路から与えられた画像情報に従って、それぞれの色光を変調して画像を形成する光変調装置に相当するものである。ここで変調された各色光束は、ダイクロイックプリズム180によって合成され、合成された光束は投写レンズ190によって投写面SC上に拡大投写される。液晶パネル170は、ここではTFT基板とこのTFT基板と対向する対向基板との間に液晶を封止してなる構成のものを採用している。
【0023】
次に、図4によって図1の光学系における光線の光路を説明する。
【0024】
図4は、図1の光学系における光路説明図である。
光源100から出射された、光源光軸に対してほぼ平行な光は、第1のレンズアレイ131に入射される。そして、第1のレンズアレイ131で複数の部分光束に分割された後、第2のレンズアレイ132に入射し、先に示した図3に示すような複数の光源像132aを形成する。そして、各光源像132aを形成した各部分光束は、偏光変換素子133を介して重畳レンズ134に入射される。そして、重畳レンズ134によって液晶パネル170R上に重畳して照射される。なお、液晶パネルRには、その入射面側に配置されたコンデンサーレンズ160Rによって各部分光束がその部分光束の中心軸(主光線)に対して平行な光束に変換された上で入射されるようになっている。
【0025】
そして、液晶パネル160Rにて変調された光束は、クロスダイクロイックプリズム180で他の色光束と合成されて、投写レンズ190により投写面SCに向けて照射される。ここで、第2のレンズアレイ132と共役な位置A(以下、当該位置Aに形成される第2のレンズアレイ132の結像面を結像面Aと呼ぶことがある)の近傍には、本発明の特徴部分である絞り手段200が配置されている。この絞り手段200については後に詳述することにする。
【0026】
ところで、液晶パネル170は、図5に示すように、画素画像を形成する複数の光透過部171と、この光透過部171間に形成された光不透過性を有するブラックマトリックス172とを備えている。かかる構成により、液晶パネル170は回折格子として機能しており、図6に示すように、入射した入射光を、0次回折光、±1次回折光、±2次回折光・・・に回折させて出射している。
【0027】
図7〜図9は、第1及び第2のレンズアレイの一番上の小レンズを通過した光の光路図で、特に、図7は、液晶パネルによる0次回折光の光路図、図8は、液晶パネルによる+1次回折光の光路図、図9は、液晶パネルによる+2次回折光の光路図となっている。なお、図7〜図9には、参考のために以下に詳述する絞り手段200が図示されている。
図7〜図9には、第1のレンズアレイ131及び第2のレンズアレイ132の一番上の小レンズ1310A(1320A)(図2参照)を通過した部分光束が、各次数の回折光毎に、それぞれ投写レンズ190内の結像面A上の異なる位置で結像する様子が示されている。このように、第2のレンズアレイ132のある小レンズ132Aを通過した部分光束は、回折格子として機能する液晶パネル170を介して結像することによって、結像面A上に複数の光源像を形成する。具体的には、0次回折光による光源像を形成すると共に、その周囲に±1次回折光、±2次回折光による光源像を形成する。このため、第2のレンズアレイ132の小レンズ132AはM×N個あるため、0次回折光によるM×N個の光源像のそれぞれの周囲に、±1次回折光、±2次回折光による光源像が形成されることになる。
【0028】
図10は、結像面に形成された複数の光源像を示す図で、特に、第2のレンズアレイ132の光源光軸方向から見て左上の小レンズ1320Aを通過した部分光束による光源像210aについて着目して示した図である。なお、マトリックス状の点線は、図10が第2のレンズアレイ132の各小レンズ132Aのうちの左上の小レンズ1320Aによる像に着目していることを視覚的に認識し易くするために図示したものである。また、点線で示した光源像210bは、第2のレンズアレイ132の他の各小レンズを通過した各部分光束が液晶パネル170を通過することによって生じる0次回折光による光源像である。
【0029】
図10に示すように、第2のレンズアレイ132の左上の小レンズ1320Aを通過した部分光束は、液晶パネル170によって回折されることにより、0次回折光による光源像210aを形成すると共に、その周囲に1次回折光による光源像220(220a、220b、220c、220d)、2次回折光による光源像230(230a、230b、230c、230d)を形成する。
【0030】
このような液晶パネル170で生じた各部分光束の高次回折光は、画像のコントラストの低下を招く要因となっている。すなわち、図10においては、光源像220a〜220dを形成する光束、光源像230a〜230dを形成する光束は、画像のコントラストの低下を招く要因となっている。なお、ここでは図示省略されているが、小レンズ1320A以外の各小レンズを通過した各部分光束も、それぞれ液晶パネル170で回折されることにより、上述したように0次回折光の周囲に高次回折光による光源像を形成しており、高次回折光は、同様に画像のコントラストの低下を招く要因となっている。このような高次回折光は、コントラストの面で多少不都合のあるものの、図10のハッチング領域の内側に光源像を形成する高次回折光は、投写画像の明るさの向上に寄与しており、有効な役割を備えている。これに対し、ハッチング領域に光源像を形成する高次回折光は、先の高次回折光と比べてその効果は低く、遮光されたとしても明るさを大きく低下させることはない。
【0031】
以上のことから、本発明においては、第2のレンズアレイ132による光源像が形成される位置、すなわち第2のレンズアレイ132と共役な位置Aの近傍に次の図に示すような構成の絞り手段200を配置してハッチング領域に光源像を形成する光束を遮光し、これによりコントラストの向上を図るようにしている。
【0032】
図11は、絞り手段を示す図である。
絞り手段200は、板状部材に矩形状の開口201が形成された構成となっている。開口201の大きさは、液晶パネル170で生じる各部分光束の各0次回折光により結像面Aに形成される各光源像の配列領域内の光束を通過させ、前記配列領域よりも外側を通過する光束を遮光することが可能な大きさに設定されている。ここで、前記配列領域よりも外側を通過する光束とは、具体的には、上述したように液晶パネル170による高次回折光のうち図10のハッチング領域を通過する高次回折光や、その他、迷光などが相当する。
【0033】
ところで、絞り手段200の開口201の形状を矩形状としたが、この開口201は、第2のレンズアレイ132の外形形状と相似形に設定されるものであり、本例では第2のレンズアレイ132の外形形状が矩形状であることから矩形状に設定される。これは、結像面A上には、液晶パネル170で生じる各部分光束の各0次回折光による各光源像が、第2のレンズアレイ132の外形形状と同様の形状、すなわちここでは矩形状に配列されるためである。よって、絞り手段200の開口201を、第2のレンズアレイ132の外形形状と相似形とすることにより、各0次回折光により形成される各光源像の配列領域内の光束を通過させ、配列領域よりも外側を通過する光束を遮光することが可能となる。
【0034】
次に、絞り手段200の具体的な開口201の大きさについて説明する。
開口201の横方向の長さφX、縦方向の長さφYは、次式(1)、(2)によって求められる。
【0035】
φX = f/Fx ・・・ (1)
φY = f/FY ・・・ (2)
但し、f:投写レンズ190の焦点距離、Fx:照明光学系130の横方向のFナンバー、FY:照明光学系130の縦方向のFナンバー
【0036】
ところで、本実施の形態のプロジェクタ1においては、投写レンズ190のFナンバーを照明光学系130のFナンバーとほぼ同じか又はそれ以下にして、投写レンズ190が照明光学系130とほぼ同等の明るさを持つようにしている。照明光学系130のFナンバーは、重畳レンズ134の位置により定まるものであり、このFナンバーについて次の図によって説明する。
【0037】
図12は、照明光学系130のFナンバーを説明するための模式図であり、そこに付された符号は図1のそれらに対応する。照明光学系130の横方向(X方向)のFナンバー及び縦方向(Y方向)のFナンバーは、次式(3)、(4)で求められる。
【0038】
x = D/(d1/2) ・・・ (3)
Y = D/(d2/2) ・・・ (4)
但し、d1:第2のレンズアレイ132のX方向の幅、d2:第2のレンズアレイのY方向の幅、D:第2のレンズアレイ132からコンデンサーレンズ160までの距離
【0039】
このように、照明光学系130のX方向及びY方向のFナンバーは、重畳レンズ134の位置と第2のレンズアレイ132のX方向及びY方向の長さによって定まるものである。そして、この各Fナンバーと投写レンズ190の焦点距離とから絞り手段200の開口201の縦横の長さが決定されるようになっている。
【0040】
以上のような開口201を有する絞り手段200を第2のレンズアレイ132と共役な位置に配置することで、各0次回折光により形成される各光源像の配列領域内の光束を通過させ、配列領域よりも外側を通過する光束を遮光することが可能となる。これにより、画像のコントラストを向上させることが可能となる。なお、絞り手段200で遮光される光束は、品質の良い画質を得る上で不要な光束であるため、明るさをほとんど失うことなく高画質(高コントラスト)のプロジェクタを得ることができる。
【0041】
ここで、従来の円形開口を有する絞り手段と比べると、図13に示すように円形開口301では、本発明の矩形開口201と比べてハッチングで示された領域の光束を通過させる。この領域を通過する光束は、上述したようにコントラスト低下を招く要因となる光束に相当し、矩形開口201では、このハッチング領域にある光線を遮断するため、従来の円形開口301を有する絞り手段と比べてもコントラストの向上を図ることが可能となる。
【0042】
また、本実施の形態によれば、上記従来技術と比べて光源100の位置(リフレクタに対する位置、光軸に対する位置の両方)決めと、絞り手段200の位置決めにそれほど高い位置決め精度が要求されない。このため、明るさの低下や、被照射面の明るさの均一性を示す照度比(液晶パネル170の端部照度と中心照度との比)の低下や、色むらの悪化など、画質低下を招く不都合を生じさせることなく、コントラストの向上を図ることが可能となる。
【0043】
また、このように位置決め精度が要求されないことから、組立工程を単純化でき、生産性の面でも有効である。
【0044】
また、本実施の形態では、絞り手段200を板状部材に開口201が形成された構成とし、開口201の面積が変化しない構成を採用したが、開口面積が変化する機構を有する絞り手段200とするようにしても良い。この場合、プロジェクタ1を用いる環境に応じて開口面積を調節することにより、プロジェクタ1の使用場所に応じた最適な投写画像を得ることができるようになる。すなわち、例えばプロジェクタ1を明るい場所で用いる場合、外光が多くコントラスト比よりも明るさが優先されるので、絞り手段200の開口面積が比較的大きくなるようにすればよい。一方、暗い部屋では、明るさよりもコントラスト比が重要になるので、開口面積を比較的小さくなるようにすればよい。
【0045】
また、液晶パネル170の画像を投写する際、ブラックマトリックス172も拡大して表示されるため、図14(a)の投写画面の一部拡大図に示すように、投写面SC上に黒い格子状の線となって現れ、非常に目障りなものとなる。しかしながら、絞り手段200の開口形状を矩形とした場合、各画素画像は、デフォーカス時に図14(b)に示すように矩形状にぼけるため、ブラックマトリックス172が見えなくなる。これにより、なめらかな画像を得ることができる。なお、円形開口を有する絞り手段を用いた場合、各画素画像は、デフォーカス時に図14(c)に示すように円形状にぼけ、隣接する画素画像と重なる部分が生じるため、不自然な画像となってしまう。
【0046】
なお、本実施の形態では、透過型のプロジェクタ1に本発明の絞り手段を適用した場合を例に説明しているが、本発明は反射型のプロジェクタにも適用することが可能である。ここで、「透過型」とは、液晶パネル等の光変調装置が光を透過するタイプであることを意味しており、「反射型」とは液晶パネル等の光変調装置が光を反射するタイプであることを意味している。反射型のプロジェクタに本発明を適用した場合にも、透過型のプロジェクタと同様の効果を得ることができる。
【0047】
また、本実施の形態においては、光変調装置として液晶パネルを用いた例を示したが、これに限られたものではなく、例えばマイクロミラーを用いても良く、マイクロミラーを用いたプロジェクタに本発明を適用することも可能である。
【0048】
また、本実施の形態においては、投写像を観察する方向から投写を行う前面投写型表示装置を例に説明したが、投写像を観察する方向とは反対側から投写を行う背面投写型プロジェクタに本発明を適用することも可能である。
【0049】
また、本実施の形態では、3つの液晶パネルを用いたいわゆる3板方式のプロジェクタにおいて本発明を適用した場合を例に示したが、これに限られず、例えば液晶パネルを2枚又は4枚用いた2板方式又は4板方式のプロジェクタに本発明を適用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態に係るプロジェクタの光学系を示す図。
【図2】 図1の第1のレンズアレイの平面図である。
【図3】 第2のレンズアレイ上に形成された2次光源像を示す図。
【図4】 図1の光学系における光路説明図である。
【図5】 液晶パネルの概略構成を示す図。
【図6】 液晶パネルが回折格子として機能することの説明図。
【図7】 液晶パネルによる0次回折光の光路図。
【図8】 液晶パネルによる+1次回折光の光路図。
【図9】 液晶パネルによる+2次回折光の光路図。
【図10】 投写レンズ内の結像面に形成された複数の光源像を示す図。
【図11】 絞り手段を示す図。
【図12】 照明光学系のFナンバーを説明するための模式図。
【図13】 絞りの開口形状の違いによる遮光領域の違いを示す説明図。
【図14】 絞りの開口形状の違いによるデフォーカス時の作用説明図。
【符号の説明】
1 プロジェクタ、100 光源、131 第1のレンズアレイ、131A 小レンズ、132 第2のレンズアレイ、132A 小レンズ、134 重畳レンズ、170(170R,170G,170B) 液晶パネル、172 ブラックマトリックス、190 投写レンズ

Claims (7)

  1. 光源と、該光源から出射された光を、縦横に配置された複数の小レンズによって複数の部分光束に分割する第1のレンズアレイと、該第1のレンズアレイの前記複数の小レンズにそれぞれ対応する複数の小レンズを有する第2のレンズアレイと、前記第1のレンズアレイ及び第2のレンズアレイから射出される複数の部分光束を光変調装置上で重畳させる重畳レンズと、前記光変調装置で変調された光を投写する投写レンズとを備えたプロジェクタであって、
    前記第2のレンズアレイの外形形状とほぼ相似形の開口を有する絞り手段が、前記第2のレンズアレイと共役な位置近傍に配置されてなることを特徴とするプロジェクタ。
  2. 前記絞り手段の前記開口が、ほぼ矩形状に構成されてなることを特徴とする請求項1記載のプロジェクタ。
  3. 前記光変調装置はブラックマトリックスを備えて回折格子として機能しており、前記絞り手段は、前記光変調装置で生じる前記各部分光束の各0次回折光により前記第2のレンズアレイと共役な位置において形成される各光源像の配列領域よりも外側を通過する光を遮光するように構成されてなることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のプロジェクタ。
  4. 前記絞り手段は、該絞り手段を前記光源の光軸方向から見たときの前記開口の横方向及び縦方向のそれぞれの長さφX,φYが、次式で求められる値に設定されてなることを特徴とする請求項3記載のプロジェクタ。
    φX = f/Fx
    φY = f/FY
    但し、f:投写レンズの焦点距離、Fx:前記第1のレンズアレイ、前記第2のレンズアレイ及び前記重畳レンズを備えた照明光学系のFナンバーであって、前記照明光学系を前記光源の光軸方向から見たときの横方向のFナンバー、FY:照明光学系のFナンバーであって、前記照明光学系を前記光源の光軸方向から見たときの縦方向のFナンバー
  5. 前記絞り手段は、前記開口を有する板状部材で構成されてなることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載のプロジェクタ。
  6. 前記絞り手段は、前記開口の面積を変化させる機構を有するものであることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載のプロジェクタ。
  7. 前記光変調装置は、TFT基板と該TFT基板と対向する対向基板との間に液晶を封止してなる液晶パネルであることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れかに記載のプロジェクタ。
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