JP4143856B2 - スクーター型自動二、三輪車 - Google Patents

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本発明は車輌本体ボディー後方の側面に取り外し可能で伸縮可能な筒型の長尺荷物用収納ケースを搭載したスクーター型自動二、三輪車に関する。
一般的に従来のスクーター型自動二輪車では、乗車シートの下側の空間を利用して収納ボックスを装備したものがある(例えば、特許文献1参照)。
別の例としては、二人乗り用乗車シートの下側の収納部を延設しているようにしたものがある(例えば、特許文献2参照)。
実開平05−58586号 公報 特開平10−324279号 公報
上記記載の、乗車シートの下側の空間を利用してヘルメットを収容し得る広いスペースを確保するような構造だと、収納部を長い形状に形成することはできず、長尺荷物を積み込むことは困難である(例えば、特許文献1参照)。
また、上記記載の、二人乗り用乗車シートの下側の収納部を延設して、テニスのラケット程度の長尺荷物を収納し得るスペースを確保するような構造だと、かなり大きなシートを必要とし、ボディーもかなり大きなものにしなければ不自然であり、50CC〜125CC程度の小型のスクーター型自動二輪車では、テニスのラケット程度の長尺荷物でも、収容できるスペースを確保するのは困難である(例えば、特許文献2参照)。
上記いずれのスクーター型自動二輪車においても、釣竿や、大型の傘、あるいは折り畳むことが好ましくない大きな規格サイズの設計図等のように、1m以上の長さの有る長尺荷物を収容できる長い形状の収納スペースを確保する事は、困難である。
また従来の技術は、スクーター型自動二輪車の部品の位置を移動する事によって収納スペースを確保するケースが多く、したがって、荷物を積んでいない時でもスペースは常時確保されているため、安全走行上支障をきたさず、現在市場に出ているものより長い長尺荷物を積み込む事の出来る収納部を確保する事は、困難であった。
本発明は、このような従来の構成では成し得なかった問題を解決しようとするものであり、釣竿や、伸縮式の物干し竿や、大きな規格サイズの設計図等のように、従来の構成では収納する事ができなかった長さの長尺荷物を、安全走行上支障をきたさずに、収納できるスペースを確保した、スクーター型自動二、三輪車を実現することを目的とするものである。
前記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、スクーター型自動二、三輪車の左側後方、または、右側後方のボディーに、車両本体フレーム等のしっかりと支持する事のできる場所を起点に、伸縮可能な筒型の長尺荷物用収納ケースをボルト等の結合部品で強固に固定することのできる接続台を、車両本体ボディーの左側中央下端部から左側後方上端部に向かっての斜めに延びる部分に数箇所、あるいは右側中央下端部から右側後方上端部に向かっての斜めに延びる部分に数箇所装備している事を特徴とする。
また、前記記載の接続台は、伸縮可能な長尺荷物用収納ケースを搭載していない時、接続台が露出しないように、同材質及び同着色にしたものか、あるいは、見分ける事が難しい材質で、できた、キャップ等のカバーが装着できるようにし、また、キャップ等を装着しているとき、車両本体ボディーから、でっぱらないように、接続台をキャップ等のカバーの厚み分だけフレームカバーの表面よりくぼませる等して、外観を損ねないように工夫している事を特徴とする。
本発明は、伸長時には、釣竿や大きな規格サイズの設計図のように長さ1メートル以上有る長尺荷物でも収納する事のできる筒型の収納ケースであり、本願請求項 1記載のボディーにボルト等の結合部品で取り付け及び取り外しが可能にし、表面をスクーター型自動二、三輪車本体フレームカバーと同材質及び同着色にするか、あるいは、外観を損ねないように、加工もしくは選別された材質にし、伸縮可能で、上端部が開閉可能であり、強固である事を特徴としている。
また、前記記載の伸縮可能で強固な筒型の長尺荷物用収納ケースは、伸長時に見える部分も、スクーター型自動二、三輪車の本体フレームカバーと同材質及び同着色にするか、あるいは外観を損ねないように加工、着色もしくは、選別された材質であり、強固である。又、最大に伸ばしている状態の時及び短くしている状態の時は、ロック機構等により固定できる構造であり、上端部の開閉可能な蓋は施錠機構等によりエンジンキーでカギをかける事ができる事を特徴とする。
前記課題解決手段による作用は、まず、スクーター型自動二、三輪車の本体ボディーには、長尺荷物収納用の、筒型の収納ケースの接続台をもうけ、筒型の収納ケースを取り付け及び取り外し可能にした事により、長尺荷物の収納スペースはスクーター型自動二、三輪車の内部ではなく、外部にもうける事になるので、スクーター型自動二、三輪車本体には、接続台を支えるためだけの部品のスペースをもうけるだけでよい。また、外部に設けられた収納スペースは、安全走行上支障が無い範囲であれば、好きなだけ取ることができるばかりか、取り外し可能なので、不使用時には、無駄なスペースを抱えたまま走行する必要がなくなるのである。
又、不装備時に接続台をかくすキャップ及び筒型の収納ケースの少なくとも表面を外観損ねないようにした事により、使用者は、筒型の収納ケースを搭載して走るか、外して走るか、その人の事情により選ぶ事ができる。つまり、家族や職場等で、使用目的の異なった人が、一緒に使用する事も出来るのである。
次に、伸縮可能にした事により、長尺荷物をしょっちゅう積む人は、積まない時、わざわざ外さなくても、短くする事により、違和感を軽減するという効果を発揮する。
以上説明したように、本発明は、従来の構成では積み込むことが困難であった1メートル以上の長さの有る長尺荷物でも容易に収納して、安全走行ができ、長尺荷物を積まない時は収納ケースそのものが邪魔になったり、外観を損ねたりしないように、短くする車ができるスクーター型自動二、三輪車を提供する事ができる。また、しょっちゅう、長尺荷物を積む事を目的とする者と、そうでない者との異なる使用車の双方の希望に対応できるという効果を発揮するものである。
発明の実施をするための最良の形態
以下、本発明の実施の形態を図1〜図6に基づいて、説明する。尚、構造及び構成に特別の技術や新規性を要しないものについては、図示しないものとします。
これは、多くのスクーター型自動二輪車と同様に、ブレーキ、マフラー、ヘッドライト、テールランプ、ストップランプ、ライセンスランプ、後部反射器、方向指示器、クラクション、スピードメーター、乗車装置等を装備して、保安基準を満たし、2つの車輪、車体フレーム、ハンドル、エアクリーナー、バッテリー、クッションユニット等の走行するために必要な各種部品を持ち、原動機を、おおよそシートの下に設け、燃料タンクは、おおよそシートの下又はシートの後方に設け、足を置く床板と腰掛があり、たいていは跨ぐ必要が無く、エンジンなどのメカニズムが丸出しにならないようカバーされ、乗り降りに邪魔にならない位置にレイアウトされ、たいていは、シートの下にヘルメットを収納できるスペースを持ち、たいていは、クラッチ操作の要らない、いわゆるAT車であり、右手で前輪ブレーキを操作し、左手で後輪ブレーキを操作する場合が多く、エンジンと動力伝達部とが一体に形成される等の機能を持った、原動機を主たる動力として走行する、いわゆる一般的なスクーター型自動二輪車において、本発明の実施の形態は、車体フレーム1の後端付近から左右一対の後部フレーム2が後斜め上方向に延びており、フレームは金属、フレームカバー16は合成樹脂材で、できている場合において、筒型の収納ケース(7,27)を接続する、スクーター型自動二輪車本体側の接続台3を強固に固定するために、支持する元の場所を、車体の後部フレーム2に求めた場合である。
図1、図3、図5に示すように、筒型の収納ケース(7,27)は、スクーター型自動二輪車の左側後方ボディーに後斜め上方向に延びる角度で搭載できるようになっており、後部フレーム2と、ボディーの左側中央下端部から左側後方上端部に向かっての斜めに延びる場所に有る、筒型の収納ケース(7,27)を接続する接続台3とを、金属のパイプで、部品と部品の間を通してつなぎ、溶接あるいはボルト等で結合している。
接続台3は筒型の収納ケース(7,27)を搭載しない時は、図2に示すキャップ6等のカバーを装着できるようになっており、目立たない工夫として、キャップ6はフレームカバー16と同材質及び同着色にし、接続台3はフレームカバー16の表面よりキャップ6の厚み分凹ましている。
筒型の収納ケースの蓋8は図4に示すようにヒンジ9を回動軸心にする等して、仮想線に示すよう開く事ができるようにしてあり、図示しないが施錠機構が設けられていて、エンジンキー等でカギをかけられる構造になっている。
筒型の収納ケース(7,27)は、車輌の接続台3に固定される本体の部分と、本体から上に伸びる部分と下に伸びる部分から成っており、図示しないがロック機構が設けられているので、最大に伸ばしている状態の時及び短くしている状態の時に固定する事ができるようになっており、伸長時には釣竿や大きな規格サイズの設計図等、1メートル以上の長さの有る長尺荷物でも容易に収納できる容量を備えている。又、筒型の収納ケース(7,27)には、車輌の接続台3ときっちりと合うように接続部が設けられておりボルト等の結合部品で強固に接続及び固定できるようになっている。
筒型の収納ケース(7,27)は、図示しないが表面はフレームカバー16と同じ合成樹脂材で、できており、内側は強化樹脂材から成る二層構造とし、伸ばしている時に見えている部分は、全部フレームカバー16と同じ色に着色して強度を向上させるとともに、外観を損ねないよう、工夫されている。
その他の実施の形態
踏み板を有するスクーター型自動二輪車の他に、運転者が跨って乗車する通常の自動二輪車に、本発明を適用する事も可能である。
以上説明したように、本実施形態によれば、釣竿や大きな規格サイズの設計図や伸縮式の物干し竿等のように、1メートル以上の長さの有る長尺荷物を、車体に縛り付けるといった手間を省き、あるいは、肩にかけて走行するといった危険を回避することができるという効果が得られるものである。しかも、取り外し可能なので、長尺荷物をしょっちゅう積む者にとって有益であるばかりか、そうでない者にとってのマイナス作用はほとんど無いのである。
本願発明を適用したスクーター型自動二輪車の一例において、フレームカバーの内側に有る車体フレームの回りの各種部品及び装置を外した状態で示した左側面透視図の略図。 図1中に示す接続台の内の一つの部分を拡大した略図及び装着するキャップ。 本願発明を適用したスクーター型自動二輪車の一例において、本発明にかかる筒型の収納ケースを最大に伸ばした状態で装備している時の左側面図の略図。 同筒型の収納ケースの図3におけるA−A線断面図。 同筒型の収納ケースを短くしている状態で装備している時の左側面図の略図。 同筒型の収納ケースを短くしている状態で装備している時の背面図の略図。
尚、図中のスクーター本体の形状については、一般的なものであり、側面図と背面図には若干の相違があります。また、各種部品及び名称についても、本願発明の説明に必要と思われる物を記入する事を目的としており、スクーター本体を形成するために必要な物を記入する事を目的としているものでは、ありません。
符号の説明
1 車体フレーム
2 後部フレーム
3 筒型収納ケースの固定用接続台
4 フロントフォーク
5 筒型の収納ケースをネジで固定する場合の雌ネジの部分
6 筒型の収納ケースを装備しない時にかぶせるキャップ
7 最大に伸ばしている状態で装備されている筒型の収納ケース
8 蓋
9 ヒンジ
10 前輪
11 後輪
12 エンジン
13 動力伝達部
14 パワーユニット
15 エアクリーナー
16 フレームカバー
17 乗車シート
18 ハンドル
19 後輪ブレーキ
20 ヘッドライト
21 バックミラー
22 テールランプ及びストップランプ
23 排気マフラー
24 リヤフェンダー
25 リヤクッションユニット
26 ステップボード
27 短くしている状態で装備されている筒型の収納ケース
28 アクセル
29 スピードメーター

Claims (1)

  1. 車両本体の左側後方部もしくは右側後方部のボディーに、ボルトなどの結合部品で、取り付け及び取り外しが可能にした、伸縮可能で上部が開閉可能である事を特徴とする、筒型で強固な長尺荷物用の収納ケースを装備した、スクーター型自動二、三輪車。
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