JP4143410B2 - コークス炉煙道ガス共用 - Google Patents

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Description

本発明はコークス炉(coke ovens)、特に炉の寿命が向上し、排気物(emissions)が減少しかつ炉のコークス収率が向上するコークス炉の操作方法および装置に関する。
コークスは鋼生産で鉄鋼を溶融しかつ還元する目的で用いられる固体状の炭素燃料および炭素源である。鉄製造工程中、鉄鉱石、コークス、加熱された空気および石灰石または他の融剤を高炉(blast furnace)に送り込む。その加熱された空気によって前記コークスが燃焼することにより熱が生成し、かつ酸化鉄を鉄に還元するための炭素源が生成する。石灰石または他の融剤を添加して、それらを酸性不純物、いわゆるスラグと反応させることで、その不純物をその溶融した鉄から除去することができる。その石灰石−不純物はその溶融した鉄の上部に浮遊し、それをすくい取る。
「トンプソンコークス化工程(Thompson Coking Process)」として知られる1つの方法では、金属鉱石の精錬で用いられるコークスは、粉砕した石炭をバッチ式に炉に供給しそしてその炉を密封して緊密に制御した雰囲気条件下で非常に高い温度に24から48時間加熱することにより製造される。石炭を製司コークス(metallurgical coke)に変換する目的でコークス炉が長年に亘って用いられてきた。このコークス化工程中、微粉砕した石炭を制御した温度条件下で加熱して石炭の揮発物を除去(devolatilize)することにより前以て決めておいた間隙率と強度を有する溶融塊(fused mass)を生成させる。このようなコークスの製造はバッチ方法であることから、多数のコークス炉を同時に操作することが行われており、それを本明細書では以降「コークス炉一式(coke oven battery)」と呼ぶ。
コークス化サイクル(coking cycle)の終点で完成したコークスを炉から取り出して水で急冷する。この冷却したコークスをふるい分けした後、列車またはトラックに積んで輸送または後で使用するか、或は直接取り出して鉄溶融炉(iron melting furnace)に送り込むことができる。
その加熱工程中に石炭粒子が起こさせる溶融および融解工程がコークス化工程の最も重要な部分である。その生成するコークスの特徴は前記石炭粒子が溶融する度合および前記石炭粒子が溶融塊になる融合(assimilation)の度合で決まる。粒状の石炭または石炭ブレンド物から最も強力なコークスを製造するには、石炭に含まれている反応性構成要素と不活性構成要素の最適比率が存在する。鉱石精錬工程ではコークスの間隙率および強度が重要であり、これは石炭源および/またはコークス化工程で決まる。
石炭粒子もしくは石炭粒子ブレンド物を熱炉に前以て決めておいたスケジュールで仕込みそしてその石炭を前記炉内で前以て決めておいた時間加熱することにより、得られたコークスから揮発物を除去する。このコークス化工程は、使用する炉の設計、石炭の種類および転化温度に極めて依存する。コークス化工程中、石炭の各仕込み物がほぼ同じ時間サイクルでコークス化される(coked out)ように炉を調整する。その石炭がコークスになった時点で、そのコークスを前記炉から取り出して水で急冷し、それを着火温度以下に冷却する。また、そのコークスが水分をあまりにも多量に吸収することがないように、その急冷操作を注意深く制御すべきである。そのコークスを急冷した後、ふるい分けし、輸送する場合には列車またはトラックに積み込む。
コークス化操作で用いるに適した高品質の石炭の源が減少し続けていることから、コークスの製造で用いるには余り望ましくない石炭の量が使用されてきている。そのようなあまり望ましくない石炭は水分および揮発物を様々な量で含有している可能性があり、それらがコークス化操作に影響を与える。冶金工程(metallurgical processes)用の高品質のコークスを得るにはコークス化工程の制御が重要である。高品質のコークスをもたらすように改良されたコークス化方法および装置が継続して求められている。
本発明は、前記および他の利点を考慮して、少なくとも1番目のコークス炉とこの1番目のコークス炉に隣接して位置する2番目のコークス炉を含有するコークス炉一式(coke over battery)を提供する。前記1番目および2番目のコークス炉は各々が室側壁(chamber sidewalls)と室屋根(chamber roof)と室床(chamber floor)で限定されているコークス化室(coking chamber)を含有し、ここで、各コークス化室はコークス床(coke bed)の上に気体空間部(gas space)を含有する。前記1番目のコークス炉の室床は1番目の炉床煙道ガス装置(sole flue gas system)で加熱されそして前記2番目のコークス炉の室床は2番目の炉床煙道ガス装置で加熱される。前記1番目のコークス炉と2番目のコークス炉の間に位置する室側壁の少なくとも1つは、煙道ガスを前記1番目のコークス化室の気体空間部から前記1番目の炉床煙道ガス装置に向かわせるための少なくとも1つの下降管(downcomer)を前記1番目のコークス化室の気体空間部と前記1番目の炉床煙道ガス装置の間に流動伝達状態(in flow communication)で含有する。前記コークス炉一式は、また、前記1番目のコークス化室の気体空間部から来る煙道ガスの少なくとも一部を前記2番目のコークス炉に向けるための連結用気体導管(connecting gas conduit)を、前記1番目のコークス化室の気体空間部と少なくとも前記2番目のコークス化室の気体空間部または少なくとも前記2番目のコークス炉の炉床煙道ガス装置の間に気体流動伝達状態で含有し、前記1番目の炉床煙道ガス装置の中のガス流量を低下させる。
本発明は、別の面において、少なくとも1番目のコークス炉と2番目のコークス炉を含有するコークス炉一式用の煙道ガス共用装置(flue gas sharing system)を提供する。前記1番目のコークス炉は1番目の炉床煙道ガス装置、1番目のコークス化室および前記1番目のコークス化室の中のコークス床の上に存在する1番目の気体空間部を有する。前記2番目のコークス炉は2番目の炉床煙道ガス装置、2番目のコークス化室および前記2番目のコークス化室の中のコークス床の上に存在する2番目の気体空間部を有する。前記煙道ガス共用装置は、前記1番目の気体空間部と少なくとも前記2番目の気体空間部または前記2番目の炉床煙道ガス装置の間に気体流動伝達状態の耐火性内張りダクト(refractory lined duct)を含んでおり、それにより前記1番目の炉床煙道ガス装置の中の煙道ガス流量が前記耐火性内張りダクトが存在しない時の前記1番目の炉床煙道ガス装置の中の煙道ガス流量に比べて低下する。
本発明は、更に別の面において、コークス化炉に石炭を仕込んだ後の少なくとも初期コークス化操作中にコークス炉用炉床煙道ガス装置の中の気体流量を低下させる方法を提供する。この方法は、前記1番目の気体空間部の中に入っている気体の少なくとも一部を少なくとも前記2番目の気体空間部または前記2番目のコークス炉用の前記2番目の炉床煙道ガス装置に向けるためのダクト装置(duct system)を1番目のコークス炉(1番目のコークス化室、1番目のコークス床の上に存在する1番目の気体空間部および1番目の炉床煙道ガス装置を有する)と2番目のコークス炉(2番目のコークス化室、2番目のコークス床の上に存在する2番目の気体空間部および2番目の炉床煙道ガス装置を有する)の間に設けることにより前記1番目の炉床煙道ガス装置の中の気体流量を低下させることを包含する。
本発明は、耐火性内張り炉の寿命を長くし、かつコークス化操作で生成する望ましくない排気物の量が更に減少するようにピーク炉温度が低くかつコークス化室内の気体流量が低いユニークな装置を提供するものである。この装置は、コークス炉一式の中にコークス炉が少なくとも2基存在する場合に適用可能でありかつコークス炉が3基以上存在する時にも使用可能である。その上、この装置は、現存コークス炉の主要な改造を行うこともコークス炉操作を実質的に変えることもなく現存コークス炉に容易に適用可能である。
以下により詳細に記述するように、コークス炉の温度は、石炭の品質、この炉への石炭仕込み量およびこの炉に供給される燃焼用空気の量に依存する。一定の石炭源に対しピーク炉温度を制御する唯一の方法は、本発明以前では、実用上の観点から、炉に仕込む石炭の量を少なくすることであった。石炭に入っている揮発物の量が多いと結果としてその揮発物の完全燃焼を確保する目的で追加的燃焼用空気を炉に供給する必要がある。しかしながら、炉に供給する燃焼用空気の量はコークス装置一式(coke battery)に自然に生じるか或は誘発される気流系(draft system)によって制限される。燃焼用空気を追加するとコークス炉一式の中に生じる自然または誘発される気流が減少し、その結果として、仕込みおよびコークス化操作中に炉から出る排気物の量が多くなる可能性がある。本発明は、向上したコークス生産を達成することができるようにコークス炉一式を操作するユニークな手段を提供するものである。
石炭コークス化プラント10を図1および2に示し、これは好適には一式14において横に並んだ関係で構成されている多数のコークス炉12を含有し、この一式の中の隣接する炉12は好適には共通の側壁16を有する。この一式14の中の個々の炉12は、各々、垂直に伸びる相対する側壁16とこの側壁16で支えられている一般に弧状の屋根20とコークス化すべき石炭の仕込み物を担持する水平床22で限定されている細長いコークス化室18を有する。前記炉は室18の相対する末端部が開放された状態で構成されており、そしてその末端部は、コークス化工程中には、取り外し可能なドア24および26(図2)[ドア24が仕込み末端部を閉鎖しかつドア26が炉12のコークス末端部(coke end)を閉鎖する]で閉じられている。側壁16と屋根20と床22は適切な耐熱性材料、例えばコークス化工程中に遭遇する高温および加熱されている炉室18に石炭の新しい仕込み物を入れる時に結果として生じる熱衝撃に耐え得る耐火性れんがまたは鋳造可能耐火性材料などから形成されている。
図3および4で最も良く分かるであろうように、床22は好適には鋳造可能(castable)耐火性材料の床30[これは各炉室18の下方を伸びる一般に長方形の細長い炉床煙道室(sole flue chambers)34の装置のれんが製弧状上部32の上に鋳造されている]の上に位置する耐火性れんがの上部層28で構成されている。前記弧状上部32は炉側壁16および多数の平行に位置する中間の耐火性れんが側壁36で支えられており、前記炉側壁16と中間側壁36が協力して前記床22の下方に位置する細長い炉床煙道室34を前記細長いコークス化室18の長さ全体に亘って限定している。以下により詳細に記述するように、前記炉床煙道ガス装置は個々別々の炉床煙道室セクション(sole flue chamber sections)を室床22の下方に含むことができる。
前記側壁16の中に好適には多数の垂直に伸びる下降管、即ち通路38を形成させ、その個々の下降管38は入り口40[石炭仕込み物43の上の個々の炉室18の上方部分の中の気体空間部41から通じる]および出口42[前記側壁16(この中に下降管38を形成させる)に隣接する炉床煙道室34に通じる]を有する(図4)。前記側壁16の中にまた1つ以上の煙路(uptake)、即ち煙突44も形成させ、各煙突44は基部に入り口46[前記側壁16(この中に煙突44を形成させる)に隣接する隣接炉床煙道室34から通じる]を有する。この煙突44は前記側壁16を通って上方に屋根20の上に間隔を置いて位置する地点にまで伸びている(本明細書の以下により詳細に記述するように)。
各炉12の炉床煙道ガス装置47(図5において破線で囲んだ領域)に関連した下降管38、炉床煙道ガス室34および煙突44を好適には図5に示すように2つの個々別々の炉床煙道ガスセクション48および50の中に配置する。従って、図5に示した床22の下方に閉じ込められている構造物が単一炉12のための炉床煙道ガス装置47を構成している。図5に示すように、炉床煙道ガス装置47のセクション48および50は好適には各々が少なくとも3個の下降管38aまたは38bおよび少なくとも1個の煙突44aまたは44b、好適には2個の煙突44aまたは44bを各側壁16の中に含有する。前記下降管38aを炉床煙道ガスセクション48の中に位置させて、煙突44aを前記下降管38aとは反対側の側壁16の中に位置させる。同様に、前記下降管38bを炉床煙道ガスセクション50の中に位置させて、煙突44bを前記下降管38bとは反対側の側壁16の中に位置させる。1組の分割壁(divider walls)52は中間壁36aおよび36bおよび側壁16に対して垂直に伸びていて、炉床煙道ガス装置47を各炉12の相対する末端部に存在していて互いから孤立しているセクション48と50に分割している。各セクション48または50の中の中間壁36aおよび36bは、各セクション48または50を通る迷路を各炉12のコークス化室18の全幅に亘って与えており、その迷路は、中間壁36aおよび36bと末端壁56aおよび56bの間の隙間54aまたは54bを通る気体流路を設けることにより形成させた迷路(labyrinth)である。同様に、下降管38aおよび38bから煙突44aおよび44bに至る全体に亘る気体流れのための隙間58aおよび58bも中間壁36aおよび36bと分割壁52の間に設けられる。
従って、各炉12の炉床煙道装置47の中の気体は屋根20に隣接する炉室18の上方部分の中の気体空間部41から壁16(図2および5)の右側末端部の中の下降管38aを通って炉床煙道セクション48の中に入り、炉12の幅を横切りそして前記炉床煙道ガスセクション48の反対側に位置する壁16の中の煙突44aを通って出る。同様に、壁16(図2および5)の左末端部に位置する下降管38bは、気体が炉12の幅を横方向に横切る前後パターンで流れて壁16の中の煙突44bを通って出るように炉室18の上方部分に存在する気体空間部41から炉床煙道ガスセクション50の中に入る流れパターンを与え、その結果として、その気体は、炉12の相対する縦方向末端部で方向を逆にして炉12を横切って炉床煙道ガスセクション48および50の中を流れる。
図1および2で最も良くに分かるであろうように、多数の細長い燃焼隧道(combustion tunnels)60は一式14の本質的に長さ全体に亘って炉12の弧状屋根20の上を伸びており、各隧道60は好適には一群の隣接する炉12、好適には少なくとも約6個の炉の上を伸びている。前記隧道60は耐火性れんがまたは他の適切な高温耐性材料で作られていて鋼製梁61[これは逆に直立ブロック、即ち柱62(側壁16の各々の上部で支えられている)で支えられている]で支えられている。前記ブロック62は適切な任意の耐荷重材料、例えばコンクリートまたは耐火性れんがなどで構成可能である。
各炉床煙道ガス装置47の煙突44を隧道60につなげているダクト装置64は隧道支持ブロック62に隣接する各側壁16の上部で支えられており、個々の側壁16の中の煙突44aおよび44bはダクト装置64の内部の中に放出する。各ダクト装置64には気体流れを炉床煙道加熱装置48および50から隧道構造物60の縦方向に伸びる内部通路70の中に向けるための煙突拡張過渡部分(chimney extension transition)66およびエルボーセクション(elbow section)68を含有している。煙突拡張過渡部分66およびエルボーセクション68は耐火性れんがまたは炉床煙道ガス装置47から来る気体の強力な熱に耐え得る他の適切な材料で構成される。
垂直に動く耐火性弁板74と弁本体76を含有する気流制御弁72を、好適には、これが図2に示す下方位置[この位置の時に気体の流れが煙突44と隧道60の内部通路70の間を直接伝達する]と上方位置[この位置の時に煙道ガス装置47から隧道60の内部通路70の中に流れる気体の流れが止まる]の間を動くように各エルボーセクション68と隧道60の間に取り付ける。前記気流制御弁72を用いて燃焼用空気が気体空間部41の中に入る速度およびそれが炉床煙道室34の中に入る速度を制御する。炉床煙道ガスセクション48または50のいずれかにおいて温度が均衡していない時には、また、前記気流制御弁72を用いて石炭の揮発物を炉床煙道ガスセクション48または50(図5)のいずれかに向ける。一般的には、コークス化サイクルの早い時期には前記気流制御弁板74bを全開にしそしてコークス化サイクルの後期段階中には徐々に閉じる。前記耐火性弁板74を開放位置から封鎖位置に動かす目的で適切な任意手段、例えば空気式シリンダー、ギアモーターなどを用いることができる。適切な弁72の詳細をChildress他の米国特許第5,114,542号(これの開示はあたかも完全に記載される如く引用することによって本明細書に組み入れられる)に見ることができる。
気流が煙道ガス装置47から隧道60の中に入るように隧道60を好適には約−0.3から約−0.5インチ水の範囲の大気圧以下の圧力下で操作する。自然の気流または誘発気流ファン(induced draft fans)[調気弁(dampers)を含有]を用いて隧道60の中に大気圧以下の圧力を生成させることができる。
燃焼用隧道60の内部通路70から出る気体は垂直に伸びるスタック(stacks)86[これらはスタック86の基部の所で燃焼用隧道60と直接流体伝達状態にある]の上部から大気に放出可能であるか、或はその燃焼用気体を熱回収装置に向けて蒸気を発生させることも可能である。スタック86を隧道60の上部、即ち炉12の側壁16の中の1つの直接上に担持させ、前記スタック86の基部が燃焼用隧道60の通路70に直接開放されるようにする。
本発明に従う炉に粉末もしくは圧縮炭を好適にはThompsonの米国特許第3,784,034号、4,067,462号、4,287,024号および4,344,820号そしてPruittの米国特許第5,447,606号(これらの開示はあたかも完全に記載される如く引用することによって本明細書に組み入れられる)に開示されている種類の押し込み仕込み機(pushing and charging machine)を用いて前方ドアに通して仕込む。そのような仕込み機を好適にはドア24に隣接していて一式14の炉12の前方に位置してこれと平行に伸びているレールの上を移動させる。前記仕込み機のドア取り扱いアセンブリ(door handling assembly)をこれらが炉のドア24とかみ合うように適合させることで、コークスを押し出して炉に仕込む操作を行っている間、それがドア24を動かしかつ支えるようにする。コークス化すべき石炭を炉12の中に送り込むことで、前記炉への充填が仕込み末端部88から炉12のコークス取り出し末端部90に向かう累進的な所望厚さで成されるようにする。
炉12に石炭が完全に仕込まれた後、ドア24を下げて、炉の仕込み末端部88が炉12を密封する位置に固定する。ドア24を固定するやいなや煙道ガス装置47の中の気流によって屋根20に隣接するその仕込まれた炉12の上方部分の中の気体空間部41に若干負の圧力が直ちに作り出され、その結果、コークス化工程中に炉の気体がドア24または26の回りから出て行く傾向が低下する。
コークス化操作が完了した後、ドア26を炉12のコークス取り出し末端部90から取り外す。そのコークスを炉12からコークスガイド(coke guide)に通してコークス炉12のコークス取り出し末端部90に隣接するレール上に担持されている熱コークスカー(hot coke car)の中に押し出す。次に、その炉12から取り出された白熱コークスは熱コークスカーに入った状態で急冷ステーション(station)に移動し、このステーションで、そのコークスを水で湿らせることで急冷する。
本発明の重要な特徴は、初期のコークス化操作中の炉の温度を制御する目的で炉床煙道ガス共用装置(sole flue gas sharing system)を用いる点にある。今までは、各コークス炉12は隣接するコークス炉12から実質的に独立して操作されてきた。煙道ガスを共用すると、コークス炉の操作が実質的に向上することで炉仕込み容量をより大きくすることが可能になり、排気物量が少なくなりそして/またはコークス化時間を短縮することが可能になる。
コークス化操作中に石炭から揮発性排気物が出て来る点で、炉12への石炭仕込み物から発生する揮発物の量はコークス化サイクル期間中一定ではない。48時間に亘る典型的なコークス化サイクルでは、石炭から発生する揮発物は炉12に石炭を仕込んだ後の最初の3時間の間が最も多い。そのように石炭から発生する揮発物の初期体積は、コークス化サイクル全体に亘って石炭から発生する揮発物の平均体積のほぼ2倍から3倍であり得る。揮発物の体積は最初の3時間後に次第に低下して次の約4から約36時間の間に平均的割合になる。その後、揮発物の体積はコークス化サイクルの約36から約48時間の間に徐々に減少して揮発物の平均体積の約1/5から1/10になる。
石炭から発生する揮発物の量はまた炉12に仕込む石炭の量、この石炭の水分含有量および石炭の揮発物含有量にも依存する。水分含有量が低く、約6重量%以下でありかつ揮発物含有量が高く、約26重量%以上から約28重量%の石炭を用いると、結果として、炉が有する増加した燃焼ガス流れを取り扱う能力を超えてしまう可能性があり、結果として、炉床煙道温度がより高くなって、約2700度Fを超える温度になり、それによって、炉床煙道弧(sole flue arches)32および炉床22が熱で損傷を受けてしまう。
再び図4Aを参照して、隣接する炉12と炉12の間で煙道ガスを共用させる1つの手段を示す。本発明の1つの面に従い、揮発物を石炭仕込み物43の上部の室18の中の気体空間部41から隣接する1つ以上の炉12の下降管38の中に向ける煙道ガス通路94が炉12の側壁16の中に設けられる。コークス化サイクル中、隣接する炉1つまたは2つ以上(12)を更に一緒にすることで、隣接する炉1つまたは2つ以上(12)の中に入れた石炭から発生する揮発物の体積の方が最近仕込んだ炉の体積よりも実質的に小さくなるようにすることを意図する。
煙道ガスを共用させる別の手段は、外部の耐火性内張りダクト100(図5)を隣接する炉12の炉床煙道室34の間に設けるか或は隣接する炉の室18の上方部分の中の気体空間部41をつなげる耐火物内張りジャンパーパイプ(jumper pipes)96とジャンパーパイプ連結具98[屋根20または炉壁16を貫く](図4B)を設けることである。現存するコークス化炉12の場合、特に、揮発物を1番目の炉12の気体空間部41から隣接する炉12の気体空間部41に流す目的で炉屋根20を貫くジャンパーパイプを設けるのが好適である。新しい炉12では、炉と炉の間の共通炉壁16の中に開口部または開口を持つ炉を構築することもでき、それによって、これらの炉の気体空間部41をつなげて互いに気体流動伝達状態にする。
コークス炉12の煙道ガス通路94またはジャンパーパイプ96の断面流れ面積(cross−sectional flow area)は好適にはこのコークス炉に仕込む石炭100トン当たり約1.5から約1.8平方フィートの範囲である。ジャンパーパイプのその計画した流量に関して、気体流量1000scfm当たり約0.55から約0.62平方フィートの範囲の断面流れ面積にするのが好適である。新しいコークス炉12の場合、この上に記述した装置から選択した適切な煙道ガス共用装置有するコークス炉12を最初から構築し得ることは認識されるであろう。その装置は少なくとも2基の炉12の間の煙道ガス共用に適合し得るが、3基の炉、4基の炉またはコークス一式14の中のあらゆる炉の間の煙道ガス共用でも使用可能である。操作上の観点から、コークス炉一式14の中の2基、3基または4基の炉12の間で煙道ガスを共用させるのが好適である。
気体流量が充分なようにジャンパーパイプを適切に設計すると、好適には、ジャンパーパイプ内の気体流れを制限する必要がなくなる。しかしながら、望まれるならば、炉と炉の間で共用される煙道ガス流れを更に調節する目的で適切な流れ制御装置を用いることも可能である。その上、共通導管(common conduit)[これはコークス装置一式14の中のあらゆる炉の気体空間部41と気体シャットオフ弁(gas shut off valve)(前記共通導管と炉12の各々の間に位置する)をつなげている]を用いることで、最近仕込んだ炉と他の任意の炉の間で煙道ガスを共用する装置をコークス装置一式14に設けることも可能である。炉と炉の間で共用させる煙道ガスの量を、また、この上に記述した如き耐火性弁72を調節して気体空間部41の中に入り込む燃焼用空気の速度および炉12の炉床煙道室34の中に入り込む燃焼用空気の速度を変えることで調節することも可能である。
本発明の1つ以上の利点を説明する目的で下記の実施例を与える。下記の表に示す炉番号2は揮発物含有量が28重量%で水分含有量が6重量%の石炭を45トン最近仕込んだ炉である。炉番号2の中に入る全路頂空気(total crown air)は1分当たり280標準立方フィート(scfm)であると仮定する。炉番号1および3を24時間の時にコークス化サイクルに加入させる。炉番号1および3の中に入る路頂空気は325scfmであると仮定する。
Figure 0004143410
前記表に示した煙道ガス流量を比較することで分かるように、炉番号2と炉番号1および3の間で煙道ガスを共用すると炉番号2の炉床煙道の中の気体流量が有意に約25パーセント以上低下し、従って、炉床煙道および炉床がその示した空気流および燃料条件にさらされる時の温度が低下する。従って、初期コークス化サイクル中に炉番号2から出る揮発性気体を隣接する1つ以上の炉を用いて転換させることは最近仕込んだコークス炉から発生する揮発物の気体流量を低くするに有効であり、その結果として、炉床煙道ガス装置の温度および気体流量に関して設計容量を超えることがなくなる。さもなければ、初期コークス化操作中の煙道ガスの高い燃料値を補う目的で燃焼用空気を追加する必要があり、それによって、煙道ガス装置の中のその設計した気体流量を超え、そして/または炉の圧力を高くする必要があり、それによって、その炉への気流が低下する。
本発明の他の非限定利点には、仕込みを受ける炉の中の気流が高くなることが理由で放出される排気物の量が少なくなること、炉床煙道の温度が低くなることが理由で炉の寿命が長くなること、隣接するコークス炉の中に侵入する空気の量が少なくなることが理由で炉の収率が高くなること、ピーク揮発物流量が低くなることが理由で炉の操作がより容易になること、そして炉の燃焼条件がより良好になることで空気を汚染する排気物の量が少なくなることが含まれる。
この上に記述した構成に関していろいろな修正を本発明の精神および範囲から逸脱することなく成され得ることは明らかであると考える。従って、本発明の好適な態様を具体的に開示してきたが、本発明をそれのみに限定することを意図するものでなく、むしろ、本分野の技術者に明らかになると思われかつ本発明の精神および範囲内に入るそれのあらゆる態様を包含させることを意図することは理解されるであろう。
本発明の好適な実施の態様は次のとおりである。
1.少なくとも1番目のコークス炉と少なくとも2番目のコークス炉を含んで成っていて前記1番目および2番目のコークス炉の各々が室側壁と室屋根と室床で限定されているコークス化室を含んでおり、ここで、各コークス化室がコークス床の上に気体空間部を含んでいて、前記1番目のコークス炉のコークス床の下方に位置する室床が1番目の炉床煙道ガス装置で加熱され、前記2番目のコークス炉の室床が2番目の炉床煙道ガス装置で加熱され、そして前記1番目のコークス炉と2番目のコークス炉の間に位置する室側壁の少なくとも1つが、煙道ガスを前記1番目のコークス化室の気体空間部から前記1番目の炉床煙道ガス装置に向かわせるための少なくとも1つの下降管を前記1番目のコークス化室の気体空間部と前記1番目の炉床煙道ガス装置の間に流動伝達状態で含有しているコークス炉一式であって、前記1番目のコークス化室の気体空間部からの煙道ガスの少なくとも一部を前記2番目のコークス炉に向けるための連結用気体導管を前記1番目のコークス化室の気体空間部と少なくとも前記2番目のコークス化室の気体空間部または少なくとも前記2番目のコークス炉の炉床煙道ガス装置の間に気体流動伝達状態で含有することにより、前記気体導管が存在しない時の1番目のコークス炉に関して前記1番目の炉床煙道ガス装置の中の煙道ガス流量が低下しているコークス炉一式。
2.前記1番目および2番目のコークス炉の各々が個々別々の1番目および2番目の炉床煙道ガスセクションを有する炉床煙道ガス装置および前記個々別々の炉のコークス化室から前記1番目および2番目の炉床煙道ガスセクションの各々に至る下降管を少なくとも1つ含有する上記1記載のコークス炉一式。
3.各下降管が前記コークス化室と流動伝達状態にある入り口および前記炉床煙道ガス装置と流動伝達状態にある出口を有する上記2記載のコークス炉一式。
4.各下降管が前記コークス化室と流動伝達状態にある入り口および前記炉床煙道ガス装置と流動伝達状態にある出口を有する上記1記載のコークス炉一式。
5.前記1番目のコークス炉と2番目のコークス炉の間に位置する室側壁が前記1番目のコークス炉と2番目のコークス炉により共有されている室側壁である上記1記載のコークス炉一式。
6.前記1番目のコークス炉と2番目のコークス炉の間に位置する室側壁が耐火性れんがを含有する耐火性室側壁である上記5記載のコークス炉一式。
7.前記気体導管が前記1番目のコークス化室と2番目のコークス化室または前記2番目の炉床煙道ガス装置の下降管の間の気体流動伝達を与える開口を前記室側壁の中に含んで成り、前記開口が前記室側壁から耐火性れんがを取り除くことにより得られた開口である上記6記載のコークス炉一式。
8.前記1番目のコークス炉と2番目のコークス炉の間に位置する室側壁が耐火性れんがを含有する耐火性室側壁である上記1記載のコークス炉一式。
9.前記気体導管が前記1番目のコークス化室と2番目のコークス化室または前記2番目の炉床煙道ガス装置の下降管の間の気体流動伝達を与える開口を前記室側壁の中に含んで成り、前記開口が前記室側壁から耐火性れんがを取り除くことにより得られた開口である上記8記載のコークス炉一式。
10.気体導管が前記1番目の気体空間部と少なくとも前記2番目のコークス炉の気体空間部の間にクロスオーバーダクトを含んで成る上記1記載のコークス炉一式。
11.前記気体導管が前記1番目のコークス炉の気体空間部と少なくとも前記2番目のコークス炉の気体空間部または前記2番目のコークス炉の下降管の間に連結用ダクトを含んで成る上記1記載のコークス炉一式。
12.少なくとも1番目のコークス炉と2番目のコークス炉を含有していて前記1番目のコークス炉が1番目の炉床煙道ガス装置、1番目のコークス化室および前記1番目のコークス化室の中のコークス床の上に存在する1番目の気体空間部を有しそして前記2番目のコークス炉が2番目の炉床煙道ガス装置、2番目のコークス化室および前記2番目のコークス化室の中のコークス床の上に存在する2番目の気体空間部を有するコークス炉一式用の煙道ガス共用装置であって、前記1番目の気体空間部と少なくとも前記2番目の空間部または前記2番目の炉床煙道ガス装置の間に気体流動伝達状態の耐火性内張りダクトを含んで成り、それにより前記1番目の炉床煙道ガス装置の中の煙道ガス流量が前記耐火性内張りダクトが存在しない時の前記1番目の炉床煙道ガス装置の中の煙道ガス流量に比べて低下している煙道ガス共用装置。
13.前記1番目および2番目のコークス炉の各々が個々別々の1番目および2番目の炉床煙道ガスセクションを有する炉床煙道ガス装置を含有しかつ前記コークス化室から前記1番目および2番目の炉床煙道ガスセクションの各々に至る下降管を少なくとも1つ含有する上記12記載の煙道ガス共用装置。
14.各下降管が前記コークス化室と流動伝達状態にある入り口および前記炉床煙道ガス装置と流動伝達状態にある出口を有する上記13記載の煙道ガス共用装置。
15.各コークス炉が前記コークス化室と流動伝達状態にある入り口および前記炉床煙道ガス装置と流動伝達状態にある出口を有する下降管を含有する上記12記載の煙道ガス共用装置。
16.少なくとも1番目のコークス炉と2番目のコークス炉を含有していて前記1番目のコークス炉が1番目の炉床煙道ガス装置および1番目のコークス化室を有しそして前記2番目のコークス炉が2番目の炉床煙道ガス装置および2番目のコークス化室を有するコークス炉一式用の煙道ガス共用装置であって、前記1番目のコークス化室と前記2番目のコークス化室の間に気体流動伝達状態の耐火性内張りダクトを含んで成り、それにより前記1番目の炉床煙道ガス装置の中の煙道ガス流量が前記耐火性内張りダクトが存在しない時の前記1番目の炉床煙道ガス装置の中の煙道ガス流量に比べて低下している煙道ガス共用装置。
17.前記1番目および2番目のコークス炉の各々が個々別々の1番目および2番目の炉床煙道ガスセクションを有する炉床煙道ガス装置を含有しかつ前記コークス化室から前記1番目および2番目の炉床煙道ガスセクションの各々に至る下降管を少なくとも1つ含有する上記16記載の煙道ガス共用装置。
18.各下降管が前記コークス化室と流動伝達状態にある入り口および前記炉床煙道ガス装置と流動伝達状態にある出口を有する上記17記載の煙道ガス共用装置。
19.各コークス炉が前記コークス化室と流動伝達状態にある入り口および前記炉床煙道ガス装置と流動伝達状態にある出口を有する下降管を含有する上記16記載の煙道ガス共用装置。
20.少なくとも1番目のコークス炉と2番目のコークス炉を含有していて前記1番目のコークス炉が1番目の炉床煙道ガス装置および1番目のコークス化室を有しそして前記2番目のコークス炉が2番目の炉床煙道ガス装置および2番目のコークス化室を有するコークス炉一式用の煙道ガス共用装置であって、前記1番目の炉床煙道ガス装置と前記2番目の炉床煙道ガス装置の間に気体流動伝達状態の耐火性内張りダクトを含んで成り、それにより前記1番目の炉床煙道ガス装置の中の煙道ガス流量が前記耐火性内張りダクトが存在しない時の前記1番目の炉床煙道ガス装置の中の煙道ガス流量に比べて低下している煙道ガス共用装置。
21.前記1番目および2番目のコークス炉の各々が個々別々の1番目および2番目の炉床煙道ガスセクションを有する炉床煙道ガス装置を含有しかつ前記コークス化室から前記1番目および2番目の炉床煙道ガスセクションの各々に至る下降管を少なくとも1つ含有する上記20記載の煙道ガス共用装置。
22.各下降管が前記コークス化室と流動伝達状態にある入り口および前記炉床煙道ガス装置と流動伝達状態にある出口を有する上記21記載の煙道ガス共用装置。
23.各コークス炉が前記コークス化室と流動伝達状態にある入り口および前記炉床煙道ガス装置と流動伝達状態にある出口を有する下降管を含有する上記20記載の煙道ガス共用装置。
24.コークス化炉に石炭を仕込んだ後の少なくとも初期コークス化操作中にコークス炉用炉床煙道ガス装置の中の気体流量を低下させる方法であって、前記1番目の気体空間部の中に入っている気体の少なくとも一部を少なくとも前記2番目の気体空間部または前記2番目のコークス炉用の前記2番目の炉床煙道ガス装置に向けるためのダクト装置を1番目のコークス化室、コークス床の上に存在する1番目の気体空間部および1番目の炉床煙道ガス装置を有する1番目のコークス炉と2番目のコークス化室、2番目のコークス床の上に存在する2番目の気体空間部および2番目の炉床煙道ガス装置を有する2番目のコークス炉の間に与えることを含んでなり、それにより前記1番目のコークス炉の前記1番目の炉床煙道ガス装置の中の気体流量を低下させる方法。
25.ダクト装置が前記1番目の気体空間部と気体流動伝達状態にある入り口および前記1番目のコークス炉用の前記1番目の炉床煙道ガス装置と気体流動伝達状態にある出口を有する下降管を耐火性れんがで出来ていて前記1番目のコークス炉と2番目のコークス炉が共有する室側壁の中に含有しており、この方法が、更に、前記室側壁から1個以上の耐火性れんがを取り除くことにより気体流動伝達用の開口を前記1番目の気体空間部と前記2番目の気体空間部または前記2番目の炉床煙道ガス装置の間に与えることを含んで成る上記24記載の方法。
26.前記1番目の炉床煙道ガス装置と前記2番目の炉床煙道ガス装置の間を前記ダクト装置でつなげることにより、煙道ガスを前記1番目のコークス炉と2番目のコークス炉の間で共用させる上記24記載の方法。
27.前記1番目の気体空間部と前記2番目の炉床煙道ガス装置の間を前記ダクト装置でつなげることにより、煙道ガスを前記1番目のコークス炉と2番目のコークス炉の間で共用させる上記24記載の方法。
28.前記1番目の気体空間部と前記2番目の気体空間部の間を前記ダクト装置でつなげることにより、煙道ガスを前記1番目のコークス炉と2番目のコークス炉の間で共用させる上記22記載の方法。
好適な態様を詳細な説明に引用することにより本図と協力させて考慮することで本発明のさらなる利点および利益が明らかになると思われ、本図は一定の比率に応じておらず、ここで、同様な引用文字は以下に示す如きいくつかの図全体に亘って同様または類似構成要素を表す。
図1は、一式のコークス炉の一部を示す等角投影図(isometric view)である。 図2は、前記一式のコークス炉の中のコークス炉を貫く縦方向断面図である。 図3は、図2の線3−−3に沿って取った拡大断片断面図であり、これは、コークス炉の内部、燃焼用ガス隧道および炉床煙道装置を示している。 図4Aおよび4Bは、図2の線4−−4に沿って取った拡大断片断面図であり、これは、コークス炉の内部および炉床煙道装置を示している。 図5は、本発明に従うコークス炉用炉床煙道装置の平面図である。

Claims (5)

  1. 少なくとも1番目のコークス炉と少なくとも2番目のコークス炉を含んで成っていて前記1番目および2番目のコークス炉の各々が室側壁と室屋根と室床で限定されているコークス化室を含んでおり、ここで、各コークス化室がコークス床の上に気体空間部を含んでいて、前記1番目のコークス炉のコークス床の下方に位置する室床が1番目の炉床煙道ガス装置で加熱され、前記2番目のコークス炉の室床が2番目の炉床煙道ガス装置で加熱され、そして前記1番目のコークス炉と2番目のコークス炉の間に位置する室側壁の少なくとも1つが、煙道ガスを前記1番目のコークス化室の気体空間部から前記1番目の炉床煙道ガス装置に向かわせるための少なくとも1つの下降管を前記1番目のコークス化室の気体空間部と前記1番目の炉床煙道ガス装置の間に流動伝達状態で含有しているコークス炉一式用の煙道ガス共用装置であって前記コークス炉一式が前記1番目の炉床煙道ガス装置の中の煙道ガス流量を低下させるために、前記1番目のコークス化室の気体空間部からの煙道ガスの少なくとも一部を前記2番目のコークス炉に向けるための連結用気体導管を前記1番目のコークス化室の気体空間部と少なくとも前記2番目のコークス化室の気体空間部または少なくとも前記2番目のコークス炉の炉床煙道ガス装置の間に気体流動伝達状態で含有することを特徴とする煙道ガス共用装置。
  2. 少なくとも1番目のコークス炉と少なくとも2番目のコークス炉を含んで成っていて前記1番目および2番目のコークス炉の各々が室側壁と室屋根と室床で限定されているコークス化室を含んでおり、ここで、各コークス化室がコークス床の上に気体空間部を含んでいて、前記1番目のコークス炉のコークス床の下方に位置する室床が1番目の炉床煙道ガス装置で加熱され、前記2番目のコークス炉の室床が2番目の炉床煙道ガス装置で加熱され、そして前記1番目のコークス炉と2番目のコークス炉の間に位置する室側壁の少なくとも1つが、煙道ガスを前記1番目のコークス化室の気体空間部から前記1番目の炉床煙道ガス装置に向かわせるための少なくとも1つの下降管を前記1番目のコークス化室の気体空間部と前記1番目の炉床煙道ガス装置の間に流動伝達状態で含有しているコークス炉一式用の煙道ガス共用装置であって、前記コークス炉一式が、前記1番目のコークス化室の気体空間部からの煙道ガスの一部を前記2番目のコークス炉に向け直すための、それにより前記1番目の炉床煙道ガス装置の中の煙道ガス流量が低下する、前記1番目の気体空間部と少なくとも前記2番目の気体空間部または前記2番目の炉床煙道ガス装置の間に気体流動伝達状態の耐火性内張りダクトを含有することを特徴とする煙道ガス共用装置。
  3. 少なくとも1番目のコークス炉と少なくとも2番目のコークス炉を含んで成っていて前記1番目および2番目のコークス炉の各々が室側壁と室屋根と室床で限定されているコークス化室を含んでおり、ここで、各コークス化室がコークス床の上に気体空間部を含んでいて、前記1番目のコークス炉のコークス床の下方に位置する室床が1番目の炉床煙道ガス装置で加熱され、前記2番目のコークス炉の室床が2番目の炉床煙道ガス装置で加熱され、そして前記1番目のコークス炉と2番目のコークス炉の間に位置する室側壁の少なくとも1つが、煙道ガスを前記1番目のコークス化室の気体空間部から前記1番目の炉床煙道ガス装置に向かわせるための少なくとも1つの下降管を前記1番目のコークス化室の気体空間部と前記1番目の炉床煙道ガス装置の間に流動伝達状態で含有しているコークス炉一式用の煙道ガス共用装置であって、前記コークス炉一式が、前記1番目のコークス化室からの煙道ガスの一部を前記2番目のコークス化室に向け直すための、それにより前記1番目の炉床煙道ガス装置の中の煙道ガス流量が低下する、前記1番目のコークス化室と前記2番目のコークス化室の間に気体流動伝達状態の耐火性内張りダクトを含有することを特徴とする煙道ガス共用装置。
  4. 少なくとも1番目のコークス炉と少なくとも2番目のコークス炉を含んで成っていて前記1番目および2番目のコークス炉の各々が室側壁と室屋根と室床で限定されているコークス化室を含んでおり、ここで、各コークス化室がコークス床の上に気体空間部を含んでいて、前記1番目のコークス炉のコークス床の下方に位置する室床が1番目の炉床煙道ガス装置で加熱され、前記2番目のコークス炉の室床が2番目の炉床煙道ガス 装置で加熱され、そして前記1番目のコークス炉と2番目のコークス炉の間に位置する室側壁の少なくとも1つが、煙道ガスを前記1番目のコークス化室の気体空間部から前記1番目の炉床煙道ガス装置に向かわせるための少なくとも1つの下降管を前記1番目のコークス化室の気体空間部と前記1番目の炉床煙道ガス装置の間に流動伝達状態で含有しているコークス炉一式用の煙道ガス共用装置であって、前記コークス炉一式が、前記1番目の炉床煙道ガス装置からの煙道ガスの一部を前記2番目の炉床煙道ガス装置に向け直すための、それにより前記1番目の炉床煙道ガス装置の中の煙道ガス流量が低下する、前記1番目の炉床煙道ガス装置と前記2番目の炉床煙道ガス装置の間に気体流動伝達状態の耐火性内張りダクトを含有することを特徴とする煙道ガス共用装置。
  5. コークス化炉に石炭を仕込んだ後の少なくとも初期コークス化操作中にコークス炉用炉床煙道ガス装置の中の気体流量を低下させるための煙道ガスを共用する方法で、前記コークス炉が、少なくとも1番目のコークス炉と少なくとも2番目のコークス炉を含んで成っていて前記1番目および2番目のコークス炉の各々が室側壁と室屋根と室床で限定されているコークス化室を含んでおり、ここで、各コークス化室がコークス床の上に気体空間部を含んでいて、前記1番目のコークス炉のコークス床の下方に位置する室床が1番目の炉床煙道ガス装置で加熱され、前記2番目のコークス炉の室床が2番目の炉床煙道ガス装置で加熱され、そして前記1番目のコークス炉と2番目のコークス炉の間に位置する室側壁の少なくとも1つが、煙道ガスを前記1番目のコークス化室の気体空間部から前記1番目の炉床煙道ガス装置に向かわせるための少なくとも1つの下降管を前記1番目のコークス化室の気体空間部と前記1番目の炉床煙道ガス装置の間に流動伝達状態で含有しているコークス炉一式であって、前記1番目のコークス炉と前記2番目のコークス炉の間にダクト装置を与え、そして前記1番目のコークス炉の前記1番目の炉床煙道ガス装置の中の気体流量を低下させるために、前記1番目の気体空間部の中に入っている気体の少なくとも一部を少なくとも前記2番目の気体空間部または前記2番目のコークス炉用の前記2番目の炉床煙道ガス装置に向けることを含む方法。
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