JP4143344B2 - ヘアカラーシミュレーション方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パーソナルコンピュータ等のコンピュータ機器において行われる処理操作のヘルプ表示を伴うヘアカラーシミュレーション方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のヘルプガイダンス方法は、特開昭62−90756「文書作成装置」に記載されているように、操作援助キーが押されると、その時点での作業過程に基づき操作援助の内容を決定し、それに基づいて必要な操作ガイド情報に対応したプロパティシートデータを表示するもの、あるいは、特開平1−37613「電子機器のヘルプ方式」に記載されているように、入力ワードとヘルプキーの入力に基づいて、ヘルプ用単語辞書から所望の機能説明文を読み出し表示するもの、特開平1−99122「用語解説メッセージ方式」に記載されているように、ヘルプ上で説明を受けたい用語をポインティングすると、説明情報を出力するもの等の方式があった。
【0003】
このように、従来技術では、ヘルプを呼び出した時点でユーザに提示されるヘルプメッセージは、テキスト情報となっており、ユーザは、該テキストヘルプメッセージをつぶさに読み理解しなければならないために、煩わしく、作業の長時間中断を余儀なくされるという問題があった。また、図形編集、画像編集等に関するヘルプメッセージは、テキストでは表現しにくく、逆にテキストによるヘルプメッセージでは、ユーザも理解しにくいという問題もあった。
【0004】
このような問題を解決するために、特開平2002−41196号公報には、ユーザーがヘルプを呼び出した時点でヘルプガイダンスを動画を用いて行うようにした動画ヘルプガイダンス方法が開示されている。これは、テキストヘルプメッセージによることなく直感的に理解できるヘルプガイダンスを提供することを目的とするものである。
【0005】
しかし、上記ヘルプガイダンス方法においては、ある独立した1つの処理について、一度に動画によるヘルプガイダンスがなされるため、処理の途中で操作が分からなくなるような場合もあり、処理の操作が困難な場合もあった。具体的に説明すると、同公報図9に示すように、「図形を移動する」、「図形を複写する」等のそれぞれ独立した処理に対し、図11に示すようなヘルプウインドウが連続した動画で示されるようになっている。したがって、1つの処理において、マウスやキーボードの処理がヘルプガイダンスに追いつかないような場合、それより先の当該処理がわからなくなるというような問題が生じていた。
【0006】
また、ユーザーは、どのような処理にヘルプガイダンスが設けられているのかが分からないため、実際に処理を行っている途中にヘルプを必要とした場合でも、その処理におけるヘルプガイダンスの存在を知ることなく、あるいはヘルプガイダンスをみつけることができずに、当該ヘルプを利用できないような場合もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明が解決しようとする技術的課題は、ユーザーが視覚的により理解しやすくまた利用しやすいヘルプガイダンスを行うことができる使い勝手のよいヘルプガイダンス方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用・効果】
本発明は、上記技術的課題を解決するために、以下のヘルプガイダンス方法を提供する。
【0009】
本発明にかかる方法は、操作者の操作によってデータを入力するデータ入力手段と、データ又はプログラムを記憶する記憶手段と、前記データ入力手段から入力されたデータ又は記憶手段に格納されているデータを画面表示する表示手段とを有し、前記プログラムは、メイン処理プログラムのほかに前記メイン処理を進めるためのヘルプ処理を行うヘルププログラムを備える装置において使用されるヘアカラーシミュレーション方法であって、
前記表示手段は、メイン処理手順を表示するメイン処理画面とヘルプガイダンス処理手順を表示するヘルプ画面を両者が重ならないように常時表示すると共に、メイン処理画面にシミュレーションに用いられる画像を表示する一方、ヘルプ画面にヘルプガイダンスを表示し、
メイン処理は、複数の画面表示を順次切り替えて、シミュレーションの対象である顔画像をメイン処理画面に表示して、頭髪領域の選択を受付け、
前記表示された顔画像から規準色の選択を受付け、前記選択された基準色の色情報に基づき前記規準色の濃度が所定濃度内であるかを判断し、
前記規準色が所定濃度内にある場合はシミュレーションするヘアカラー商品の選択を促す一方、前記規準色が所定濃度にない場合は警告処理を行った後、前記頭髪領域を脱色後の頭髪色に変更して表示した状態で、前記ヘアカラー商品の選択を促し、
前記選択されたヘアカラー商品の色情報と前記規準色又は脱色後の頭髪色の情報に基づいて、前記頭髪領域を前記ヘアカラー商品施行後の頭髪色に変更する単位処理を連続して行うように要求する画面表示を行い、
前記ヘルプ処理は、ある特定のメイン処理の画面について、当該メイン処理画面で現在要求されている任意の1つの単位処理の単位処理操作時におけるメイン処理画面の表示例を表示してヘルプガイダンスを行うことを特徴とする。
【0010】
上記方法において、前記ヘルプ処理は、動画とテキストとを併用して行われることが好ましく、また、前記ヘルプ処理は、ある特定のメイン処理の画面について、データ入力手段による1つの単位処理の操作が終了した場合に、前記表示例が切り替わるようにすることが好ましい。また、前記ヘルプ処理は、ある特定のメイン処理の画面について、データ入力手段による1つの単位処理の操作が終了するまで、当該単位処理にかかる動画を繰り返し表示することが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態に係るヘルプガイダンス方法について、図面を参照しながら説明する。
【0012】
本ヘルプガイダンス方法は、例えば、ヘアカラーシミュレーションをメイン処理とする処理において用いられる。ヘアカラーシミュレーションは、例えば、特開平2002−150307号公報に記載された処理であり、具体的には、自己の画像を読み込んで、その頭髪部分に特定のヘアカラー商品を施術した場合の染色後の頭髪の色を自分の顔画像を用いて行うことができるようにしたものである。
【0013】
このとき、自分の画像を読み込む処理、顔画像の一部を指定し所定の大きさに拡大する処理、頭髪部分を選択する処理、染色に用いるヘアカラー商品の選択に関する処理などを連続して行う。本ヘルプガイダンス方法は、これらのそれぞれの処理に関するヘルプを理解しやすいようにガイダンスするものである。
【0014】
図1は、本実施形態のヘルプガイダンス方法に使用するヘアカラーシミュレーションのためのワークステーションのシステム構成を示す図である。本ワークステーション1は、本発明のヘルプガイダンス方法を説明するための一例にすぎず、本発明のヘルプガイダンス方法は、他のシステムにおいても使用することができる。
【0015】
本ワークステーション1は、キーボード4やマウス5等の入力装置から入力された信号やデータに基づいて制御演算部3が記憶装置2に格納されているシステムプログラム10、シミュレーションプログラム11、ヘルプ制御プログラム12などを起動させて、制御演算部3で演算処理を行い、表示制御装置6を介してディスプレイ7に結果を表示させたり、デジタルアナログコンバータ(DAC)8を介してスピーカから音声を出力したりする。なお、図1には明示されていないが、本ワークステーションには、シミュレーションに用いるための顔写真データなどを記憶している保存場所が存在しており、これは通常ワークステーションの上記記憶装置2又はCD−ROMドライブなどの外部記憶装置(図示なし)が該当する。
【0016】
このワークステーション1における作業例として、ヘアカラーシミュレーションにおいて、1.自己の写真データを読み出し、2.所定の大きさに編集(トリミング)し、3.当該頭髪部分の基準色を決定し、4.頭髪部分の領域を区分し、5.当該頭髪部分の色情報を所定のヘアカラー商品を施術した場合の髪色と予想される色に変更して表示する一連の作業を例として取り上げ説明する。
【0017】
図2及び図3は、上記作業例のシミュレーション処理において行われる処理の流れを示す図である。ワークステーションのディスプレイ7には、例えば図4に示すように、シミュレーション処理を表示するメイン処理画面21とヘルプガイダンス処理を表示するヘルプ画面31が左右に分割され、両者が重ならないように常時表示されている。メイン処理画面21は、上述したヘアカラーシミュレーションにおける一連の作業を行うための作業画面であり、ヘルプ画面31は当該メイン処理画面において処理を進めるために、現在表示されているメイン処理画面の操作手順を逐次示すための画面である。
【0018】
上記シミュレーション処理において、メイン処理画面21では、複数の画面が順次切り替えられて一連の処理が進んでいく。そして、メイン処理画面21(以下、本実施形態においてシミュレーション画面と略記する)のそれぞれの画面は、キーボード及びマウスを操作して、ユーザーが複数の単位処理をするように要求する画面表示がなされている。
【0019】
ヘルプ画面31は、同時に表示されているシミュレーション画面の任意の1つの画面表示において要求されている単位処理についての操作を動画及びテキスト表示して説明する。表示される説明は、シミュレーション画面21で現在要求されている単位処理よりも1つ先の単位処理におけるシミュレーション画面21で表示されるであろう表示サンプル及びその表示サンプルの説明である。これらのシミュレーション画面とヘルプ画面との表示の連動制御は、記憶装置2に格納されているヘルプ制御プログラム12により実行され、ヘルプ画面に実際に表示される画面のデータは、ヘルプデータプログラム13に格納されている。
【0020】
以下、本ワークステーションにおける処理の流れを図2および3を用いて具体的に説明する。まず、シミュレーション処理がスタートすると、シミュレーション画面21にヘアカラーシミュレーションに用いる顔写真データを読み込むように要求する画面が表示される(#10)。この画面では、読み込みの対象となる顔写真データファイルの保存場所を選択し、次に当該保存場所に格納されている顔写真データファイルを選択し、顔写真データファイルが選択終了後に決定するような連続したステップの複数の処理を必要とする。
【0021】
ヘルプ画面31では、これに対応してシミュレーション画面21に表示されている顔写真データを読み込むように要求する画面において必要とされる上記各ステップについて動画によりヘルプ画像及びテキストデータが表示される。
【0022】
具体的には、まず、上記シミュレーション画面21が表示された直後、すなわち、ユーザーが何も操作していない場合は、シミュレーション画面には、写真画像の保存場所を指定する説明のための表示がなされている。すなわち、ヘルプ画面21には、シミュレーション画面の一部を抜き出したサンプル画像であって、写真データファイルの保存場所を選択するためのウィンドウを開く「参照」ボタン上にマウスポインタが移動し該ボタンが押されている動画、及び「参照ボタンをクリックすると画像を読み込むためのウィンドウが開きますので、ファイルを選択して「開く」をクリックしてください。」という文字情報による説明が表示される。
【0023】
ユーザーがこのヘルプ画面31を参照して、シミュレーション画面21の「参照」ボタンを選択し、ワークステーションのシミュレーションボタンに保存場所ウィンドウが開く(S1)と、ヘルプ画面31に表示されている動画データが切り替わる。
【0024】
なお、ヘルプ画面31に用いられる動画の再生時間が終了するまでにユーザーが要求される単位処理についての操作が終了しない場合は、ユーザが操作を行うまでヘルプ画面31には同じ動画が繰り返し表示される。
【0025】
切り替わったヘルプ画面は、サンプルである保存場所ウィンドウの中の1つのファイルをマウスでクリックして選択し、引き続いて読み込みのための決定ボタンをマウスでクリックする状態を動画で示している(H2)。さらにユーザーが当該ヘルプ画面に表示されているように、ファイルを選択し、決定ボタンを操作する(S1)とシミュレーション画面が切り替わる。
【0026】
切り替わったシミュレーション画面には、選択した顔写真データの画像が表示されている。この画面(以下、このシミュレーション画面をトリミング処理画面と略記する。)では当該表示されている顔写真データを所定の大きさに表示するためのトリミングを行う。具体的には、被写体の顔近傍を含む切り取り位置を指定した後、切り取り位置を確認・決定する。
【0027】
当該トリミング処理画面が表示された直後のヘルプ画面31は、サンプル画像について切り取り位置を指定するための動作である切り取り領域を決定するための動画及びその説明に関するテキストが表示されている。図4はこの状態におけるディスプレイの表示例である。
【0028】
図4に示すように、シミュレーション画像21は上下2つの区画に区分され、上区画22には、先に選択した顔写真データ23が表示されている。下区画24は、このトリミング処理画面においてマウスポインタ25を使って操作する処理を決定するボタンが複数表示されている。
【0029】
ヘルプ画面31はサンプル顔画像32について切り取り領域を決定するために、マウスポインタがサンプル顔画像32の顔近傍領域を四角い枠で囲っている動画が表示される(H3)と共に、現在表示されているトリミング処理画面21ではどのような処理を行うのかの全体操作の説明33及び、当該全体操作を構成するそれぞれのステップの単位処理34乃至36の説明が表示される。
【0030】
ユーザーがこのトリミング処理画面におけるどのステップの単位処理も行っていない場合はまず最初のステップ1(34)の状態であることを示すために、当該領域34は色を変えて表示されている。ステップ1の単位処理の説明34には、たとえば、「表示された画像で必要な部分を左上から右下までドラッグしてください。」と表示される。
【0031】
ユーザーがサンプル顔画像32の動画及び単位処理の説明34を参照して、自己の顔画像23について切り取り領域を指定する(S2)と、ヘルプ画面31は、次の単位処理を説明するための画面に切り替わる。具体的には、シミュレーション画面の下区画の3つの操作ボタンの画像が表示され、決定ボタンをクリックするような動画が表示される(H4)。また、ステップ2の単位処理の説明35には、「これでよければ決定ボタンを選択してください。」というテキスト表示がされる。
【0032】
当該ヘルプ画面を参照して、ユーザーが指定領域を確認後、シミュレーション画面の「決定ボタン」をクリックする(S2)と、シミュレーション画面21がトリミング処理画面から次の画面に切り替わる。
【0033】
切り替わったシミュレーション画面21には、上区画22に先の処理で選択された指定領域のみの写真画像が拡大して表示される(#12)。このシミュレーション画面では、拡大された写真画像の頭髪部分の基準色を決定する処理が行われる(S3)。ユーザーは拡大表示された写真画像の頭髪部分のうち、光が反射して明るくなった部分又は影の部分以外の部分で、自分の現在の髪色に最も近い部分の領域をマウスでクリックする。すると、クリックした部分の写真画像のピクセルのRGB値が確認され(#13)、この値が基準濃度内に存在するかどうかを判断する(#14)。基準濃度内に存在した場合は、シミュレーション画面21が切り替わる。
【0034】
基準濃度内に存在しない場合は、ヘアカラー商品を用いて染色したとしても、それほど頭髪の色が変わらないため、ブリーチにより脱色することを勧める警告表示がシミュレーション画面に表示され(#15)、その後シミュレーション画面が切り替わる。
【0035】
切り替わった直後のディスプレイの表示例を図5に示す。シミュレーション画面21に次に表示される画面は、拡大表示された写真画像23aの頭髪部分を指定し、確認・決定する処理をユーザーに要求するための画面である(当該シミュレーション画面をプロット処理画面と略記する。)。プロット処理画面においては、ユーザは、マウスポインタ25を操作して頭髪と背景及び顔面の境界をクリックしてプロット領域を指定し決定する処理を行う。
【0036】
プロット処理画面は、上区画22は、先の処理で選択された領域のみが拡大表示された写真画像23a、下区画にはマウスポインタ25を用いて決定する処理のボタンが表示されている。一方、ヘルプ画面31はユーザーがプロット処理画面で操作すべき動作状態にあるプロット処理画面の表示例32aを表示すると共に、プロット処理画面で行うべき全体操作の説明33及び、全体操作を構成する単位処理の説明34〜36が表示されている。
【0037】
シミュレーション画面がプロット処理画面に切り替わった直後のヘルプ画面31は、サンプル画像の頭髪領域をマウスでプロットしながら区画線37を追加している状態を動画及びテキストで表示する。ステップ1のテキスト表示領域34は、色が反転して強調されており、「マウスをクリックすると白い点が表示されますので、髪の毛と背景の境目をクリックしてください。」と表示される。
【0038】
ユーザーがヘルプ画面を参照して、マウスのプロットを開始(S4)すると、ステップ2のテキスト表示領域35の部分が反転し、現状の単位処理の状態がステップ2の部分であることを表示する。ステップ2のテキスト表示領域35には、例えば、「少し離れた部分でもう一度クリックすると線で結ばれますので、何度か繰り返して線で髪の毛の部分を囲んでください。」と表示される。
【0039】
マウスのプロット点が3つ以上になると、ステップ3のテキスト表示領域36の部分が反転し、現状の単位処理の状態を表示する。ステップ3のテキスト表示領域36には、例えば、「髪の毛の範囲指定を最初からやり直したい場合には「パスのクリア」ボタンをクリックしてください。囲むことができましたら「決定」ボタンをクリックしてください。」と表示される。なお、この一連のプロット領域の指定を表示した(H7)後、「決定」又は「再プロット」を選択する画面(H7’)へと切り替わる。
【0040】
シミュレーション画面において、先の処理においてプロット領域を決定すると、シミュレーション画面が切り替わり、拡大画像表示の先の操作で囲まれた領域であって、かつ#13で認識された基準色との比較により頭髪部分であると判断された部分の色が変色し(#17)、プロット領域を視覚的に確認しやすくする。ヘルプ画面もサンプル画像の頭髪部分の色を変化させるともに、テキスト表示領域の情報を切り替える。ユーザーはヘルプ画面の表示を参考にプロット領域を確認し(H8)、マウスでシミュレーション画面21の決定ボタンをクリックし、プロット領域を決定する(H9)。
【0041】
上記の処理においてプロット領域を決定すると、ヘアカラーシミュレーションが開始(S5)される。ヘアカラーシミュレーション開始時におけるディスプレイの表示例を図6に示す。
【0042】
この画面ではシミュレーション画面21の上区画22に拡大写真画像23bが表示され、下区画24bに変色したい頭髪の色サンプル27が表示される。マウスで色サンプル27aをクリックすると拡大写真画像23bのプロット領域部分の色を色サンプル27aの色に基づいて変色させる。ただし、この変色の処理においては、変色前の頭髪の濃度によって、変色の程度を変化させるように処理することが好ましい。
【0043】
このディスプレイ表示におけるヘルプ画面31は、上区画に変色前の拡大写真画像32bが表示されると共に、下区画38にヘアカラー商品のパッケージ表示39及び商品の説明40が表示される。
【0044】
ユーザーが色サンプル27を選択しなおすと、拡大写真のプロット領域部分について変色処理をしなおすと共に、ヘルプ画面31の表示を更新する。また、この変色処理の前に、例えば、弱・中・強と設定されたブリーチ処理により脱色を施すようにしてもよい。具体的には特定のブリーチ処理を行った場合は、頭髪部分をそれぞれに設定された頭髪色に変化させる。この場合より頭髪の濃度が処理前よりも薄くなるため、その後に続く変色処理の効果が大きく、頭髪の変色が顕著になされる
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明にかかるヘルプガイダンス方法によれば、順次切り替わるメイン処理画面に含まれる単位処理ごとに動画を用いて実際に行われるメイン処理画面の表示サンプルがヘルプ画面に表示されるため、ユーザーは、一連した複数の処理について一度にヘルプ画面による参照ではなく、逐次的にヘルプ画面を進めることができる。
【0046】
また、ヘルプ画面とメイン処理画面は重ならないように常時表示されているため、ヘルプ画面がメイン処理画面の処理の邪魔になることもなく、ヘルプ機能が設けられているか否かの判断をユーザーに頼ることなく行うことができる。すなわち、ヘルプ画像が用意されていないような画像データに関しては、ヘルプ画面の画面表示は切り替わることがなく、当該所定の処理が終了するまで連続してヘルプを表示させ、準備されている画像データに関する処理が行われるとヘルプ画面の表示を自動的に切り替える。
【0047】
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施可能である。例えば、本実施形態では、ワークステーション内にシミュレーション及びヘルプのプログラムとデータを格納するように構成されているが、例えば、Java(登録商標)、Flashなどのプログラムをワークステーションにインストールし、ワークステーションからインターネットを介してプログラムを起動させてシミュレーション処理を行うようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態のヘルプガイダンス方法に使用するヘアカラーシミュレーションのためのワークステーションのシステム構成を示す図である。
【図2】 シミュレーション処理において行われる処理の流れを示す図である。
【図3】 シミュレーション処理において行われる処理の流れを示す図である。
【図4】 図1のワークステーションのディスプレイに表示される切り取り処理時における画面表示例を示す図である。
【図5】 図1のワークステーションのディスプレイに表示されるプロット領域指定時における画面表示例を示す図である。
【図6】 図1のワークステーションのディスプレイに表示されるシミュレーション実行時における画面表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 ワークステーション
2 記憶装置
3 制御演算部
4 キーボード
5 マウス
6 表示制御部
7 ディスプレイ
8 DAコンバータ
9 スピーカ
10 システムプログラム
11 シミュレーションプログラム
12 ヘルプ制御プログラム
13 ヘルプデータプログラム
21 メイン画像
31 ヘルプ画像

Claims (4)

  1. 操作者の操作によってデータを入力するデータ入力手段と、データ又はプログラムを記憶する記憶手段と、前記データ入力手段から入力されたデータ又は記憶手段に格納されているデータを画面表示する表示手段とを有し、前記プログラムは、メイン処理プログラムのほかに前記メイン処理を進めるためのヘルプ処理を行うヘルププログラムを備える装置において使用されるヘアカラーシミュレーション方法であって、
    前記表示手段は、メイン処理手順を表示するメイン処理画面とヘルプガイダンス処理手順を表示するヘルプ画面を両者が重ならないように常時表示すると共に、メイン処理画面にシミュレーションに用いられる画像を表示する一方、ヘルプ画面にヘルプガイダンスを表示し、
    メイン処理は、複数の画面表示を順次切り替えて、シミュレーションの対象である顔画像をメイン処理画面に表示して、頭髪領域の選択を受付け、
    前記表示された顔画像から規準色の選択を受付け、前記選択された基準色の色情報に基づき前記規準色の濃度が所定濃度内であるかを判断し、
    前記規準色が所定濃度内にある場合はシミュレーションするヘアカラー商品の選択を促す一方、前記規準色が所定濃度にない場合は警告処理を行った後、前記頭髪領域を脱色後の頭髪色に変更して表示した状態で、前記ヘアカラー商品の選択を促し、
    前記選択されたヘアカラー商品の色情報と前記規準色又は脱色後の頭髪色の情報に基づいて、前記頭髪領域を前記ヘアカラー商品施行後の頭髪色に変更する単位処理を連続して行うように要求する画面表示を行い、
    前記ヘルプ処理は、ある特定のメイン処理の画面について、当該メイン処理画面で現在要求されている任意の1つの単位処理の単位処理操作時におけるメイン処理画面の表示例を表示してヘルプガイダンスを行うことを特徴とするヘアカラーシミュレーション方法。
  2. 前記ヘルプ処理は、動画とテキストとを併用して行われることを特徴とする請求項1記載のヘアカラーシミュレーション方法。
  3. 前記ヘルプ処理は、ある特定のメイン処理の画面について、データ入力手段による1つの単位処理の操作が終了するまで、当該単位処理にかかる動画を繰り返し表示することを特徴とする請求項2記載のヘアカラーシミュレーション方法。
  4. 前記ヘルプ処理は、ある特定のメイン処理の画面について、データ入力手段による1つの単位処理の操作が終了した場合に、前記表示例が切り替わることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか1つに記載のヘアカラーシミュレーション方法。
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