JPH09319555A - アイコン起動におけるパラメータの指定方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】様々なパラメータを簡単に指定できることによ
り、アプリケーションを効率的に使用すること。また、
バッチ処理を行うグループ化アイコンの作成が、マウス
を用いて簡単に指定し、合成することで作成できるよう
にする。 【解決手段】起動したいアプリケーションに対して、指
定するパラメータ要素アイコンを任意の回数だけ重ねて
指定する。アイコンに起動モードを設定するので、パラ
メータ指定中は起動せず、一連のパラメータ指定が終了
した後ダブルクリックなどで指定されたパラメータを持
ったアプリケーションが起動する。また、アイコンの登
録時には入力ボックスを表示させマウスなどを用いたア
イコンの指定でバッチ処理などを行うグループ化アイコ
ンを作成できる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、例えばＷｉｎｄｏ
ｗｓのようなマウスを用いてアプリケーションを起動す
る場合のパラメータ指定方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、アイコンで表示されるアプリケー
ション起動のパラメータ指定方法として、アプリケーシ
ョンを起動する場合に、文書ファイルのような指定した
いパラメータとなるアイコンをアプリケーション用アイ
コンの上にマウスを用いてドラッグアンドドロップする
ことにより指定する方法がある。

【０００３】上記従来技術に関する文献としては、特開
平６−１６８０９２号公報、特開平６−２４２８８６号
公報がある。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、文書ファイルなどをパラメータとして指定すること
はできるが、ドライブ名や起動したいアプリケーション
のコマンドオプションのようなものは指定することがで
きないという問題点がある。

【０００５】また、上記従来技術は、アイコンの起動に
よってある決まった一連の処理を行いたい場合には、エ
ディタなどでバッチファイルを作成した後、そのバッチ
ファイルのアイコンを登録するという方法であった。

【０００６】本発明の目的は、上記従来技術の問題点を
解決し、アプリケーションをアイコン起動する時にどの
ようなパラメータでも指定できるパラメータの指定方法
を提供することにある。

【０００７】

【課題を解決するための手段】上記目的は、アプリケー
ションの起動を、ダブルクリックでのみ起動し、ドラッ
グアンドドロップではパラメータを指定し、ドラッグア
ンドドロップの動作ではアプリケーションに対するパラ
メータの指定を行い、の後アプリケーションを起動する
ことで達成される。さらに、上記ドラッグアンドドロッ
プの動作を繰り返すことにより、複数個のパラメータが
指定できる。

【０００８】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照して詳細に説明する。

【０００９】図１は本発明の一実施例としてのパラメー
タ指定方法の手順を示すフローチャートである。図２、
図３、図４はパラメータ指定方法を、図５、図６はグル
ープ化アイコン作成方法を示す図である。

【００１０】図２に従って、本実施例のパラメータ指定
方法について、以下に説明する。

【００１１】まず、アイコンの起動モードをパラメータ
を記憶するモードに設定する。Ａドライブのパラメータ
要素アイコン２２をアプリケーション用アイコン２１に
ドラッグアンドドロップすることにより、Ａ：というパ
ラメータを指定する。次に、Ｂドライブのパラメータ要
素アイコン２３をアプリケーション用アイコン２１にド
ラッグアンドドロップする。これにより、Ｂ：というパ
ラメータを指定する。このアプリケーション用アイコン
２１を起動するとコマンドラインの ＤＩＳＫＣＯＰＹ
Ａ： Ｂ： に相当するパラメータを持って実行され
る。

【００１２】次に、図２のパラメータ指定と順序を変え
る指定方法について、図３を参照して説明をする。

【００１３】最初に、Ｂドライブのパラメータ要素アイ
コン３３をアプリケーション用アイコン３１にドラッグ
アンドドロップする。次に、Ａドライブのパラメータ要
素アイコン３２をアプリケーション用アイコン３１にド
ラッグアンドドロップする。このアプリケーション用ア
イコン３１を起動するとコマンドラインの、ＤＩＳＫＣ
ＯＰＹ Ｂ： Ａ： に相当するパラメータを持って実
行される。図２とはパラメータを指定する順序が変わっ
ている。

【００１４】次に、図４を参照して他の指定方法につい
て説明をする。

【００１５】Ｂドライブのパラメータ要素アイコン４２
をアプリケーション用アイコン４１にドラッグアンドド
ロップする。これにより、Ｂ： というパラメータを指
定する。／Ｕのパラメータ要素アイコン４３をアプリケ
ーション用アイコン４１にドラッグアンドドロップす
る。これにより、／Ｆ というパラメータを指定する。
このアプリケーション用アイコン４１を起動するとコマ
ンドラインの、ＦＯＲＭＡＴ Ｂ： ／Ｕ に相当する
パラメータを持って実行される。

【００１６】次に、図５を参照してアイコンの合成によ
るグループ化アイコンの作成方法について説明をする。

【００１７】アイコンの登録時に入力ボックス５５が表
示される。この入力ボックス５５に合成したいアイコン
を選択し登録する。例えば、アプリケーション用アイコ
ン５１、パラメータ要素アイコン５２、５３を登録す
る。ここで新しいアイコンの作成を行うとグループ化ア
イコン５４が作成される。

【００１８】次に、図６を参照してアイコンの合成によ
るグループ化アイコンの他の作成方法について説明をす
る。

【００１９】アイコンの登録時に入力ボックス６５が表
示される。この入力ボックス６５に合成したいグループ
化アイコンを選択し登録する。例えば、グループ化アイ
コン６１、６２、６３を登録する。ここで新しいアイコ
ンの作成を行うとグループ化アイコン６４が作成され
る。

【００２０】以上のとおり、それぞれのアプリケーショ
ン用アイコンがパラメータ要素アイコンをドラッグアン
ドドロップされたときに起動するか、そのパラメータを
記憶するかというようなアイコンの起動モードを設け
る。アイコンが前記パラメータを記憶するモードに設定
されていると、パラメータ要素アイコンのドラッグアン
ドドロップにより、そのパラメータを記憶する。パラメ
ータが複数指定された場合には、指定された順番に記憶
される。パラメータの指定後、マウスのクリックなどに
よりアプリケーションが起動されると、指定されたパラ
メータを順番に読み込んで起動する。

【００２１】本発明の方法によれば、アプリケーション
の起動時にどのようなパラメータでも指定できる。

【００２２】

【発明の効果】本発明の方法によれば、アイコンのモー
ド設定によりアプリケーションの起動時にどのようなパ
ラメータでも指定でき、アプリケーションを有効に使用
することができる。

【００２３】また、バッチ処理を行うグループ化アイコ
ンを作成するときには、アイコンの登録時に指定したい
アイコンをマウスなどで簡単に合成することで作成でき
るので、アプリケーション用アイコンの登録が簡単に行
える。

【図面の簡単な説明】

【図１】アプリケーション用アイコンとパラメータ要素
アイコンを示す図である。

【図２】本発明の一実施例としてのアプリケーション指
定方法を示す図である。

【図３】本発明の一実施例としてのアプリケーション指
定方法を示す図である。

【図４】本発明の一実施例としてのアプリケーション指
定方法を示す図である。

【図５】本発明の一実施例としてのグループ化アイコン
作成方法を示す図である。

【図６】本発明の一実施例としてのグループ化アイコン
作成方法を示す図である。

【符号の説明】

２１、３１、４１、５１…アプリケーション用アイコ
ン、２２、２３、３２、３３、４２、４３、５２、５３
…パラメータ要素アイコン、５４、６１、６２、６３、
６４…グループ化アイコン、５５、６５…入力ボック
ス。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】Ｗｉｎｄｏｗｓなどのアイコンで表示され
   るようなマウスを用いて実行するアプリケーションに対
   して、キーボードを使用せずにマウスの使用だけで行う
   アプリケーション起動におけるパラメータの指定方法。
2. 【請求項２】Ｗｉｎｄｏｗｓなどで表示されるアイコン
   を合成することにより、バッチ処理を行うグループ化ア
   イコンの作成方法。