JP4142867B2 - 電動パンチ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、書類等のシート束にファイル用の穴を穿孔する電動パンチに関し、特に、孔と孔の間隔を同一部品の設置位置を変更するだけで選択的に70mmまたは80mmに設定することができる小型の電動パンチに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、書類等のシート束をファイルするために書類に穴を穿孔する穿孔装置としてパンチが多く使用されている。手動のパンチが多いが、シート束が厚いと力が要る上に、書類の中心を出す為に、各束毎に綴じる方向に中心の折り目を付ける必要があった。これに比較して、電動パンチは電気の駆動力で自動的に穿孔が可能であるため便利である。典型的な電動パンチ装置の例としては、特許第1967332号が特許されている。
【0003】
開示されている電動パンチは、左右部に打抜孔及びこの左右の打抜孔の下部に屑収納室を設けた本体フレームと、この本体フレームの左右部に設けられ前記左右の打抜孔に連通する案内孔を有し、かつこの左右の案内孔と前記打抜孔との間に紙葉を挿入する挿入凹部を形成した左右の支持体と、この左右の支持体の前記案内孔内に昇降自在に設けられ下端部に穿孔刃を有する左右の穿孔体と、前記左右の支持体の上部に上下方向に回動自在に軸支され前端部に前記左右の穿孔体の上端部を回動自在に軸支した前後方向の左右の作動アームと、前記本体フレームに左右方向に向かって軸架され電動機からの出力によって回動駆動されるとともに前記左右の作動アームを上下方向に回動させる回転軸とを具備し、前記左右の作動アームは、その後側部に前後方向に長い案内長溝をそれぞれ形成し、この一方側の作動アームに形成された案内長溝の前端上部にこの案内長溝に連通した案内凹部を形成し、前記回転軸は、その両端左右部に回転円盤をそれぞれ固着し、この左右の回転円盤の偏心位置には回転円盤の回転方向に位相をずらして前記案内長溝内に回動自在に挿通する作動ピンをそれぞれ軸方向に突設し、前記一方の作動ピンを前記一方側の作動アームの案内長溝に連通した案内凹部に係合して前記一方の穿孔体の穿孔刃を前記挿入凹部の上方位置に待機させ、前記他方の作動ピンを前記他方側の作動アームの案内長溝内の途中位置に挿通して前記他方の穿孔体の穿孔刃を前記挿入凹部の上方位置に待機させた構成である。
【0004】
従前の電動パンチの欠点は装置自体が大きくなってしまうため、重量が重く簡単に持ち運びができない点にある。また、穿孔する孔の間隔は、70mmと80mmとが選択可能であるが、設定を変更するには回転軸に別部材であるスペーサを嵌着させて幅を調節しなければならないため、本体を細部まで分解しなければならなかった。
そこで小型、軽量であり、かつ簡単に穿孔する孔の間隔を変更選択することのできる電動パンチ装置の開発が待たれていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記問題を解決するため、本発明に係る電動パンチは、穿孔体の作動アームを屈曲させ、同一部品でありながら左右の作動アームを交換することにより穿孔する孔の間隔を70mmまたは80mmに設定することのできる選択可能な薄型でかつ小型な軽量電動パンチを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
駆動部と、駆動部の両脇に設けられた穿孔刃と作動アームとからなる左右の穿孔体と、穿孔体の貫通する打抜孔と、穿孔体が打ち抜く打抜屑を入れる屑収納室とからなり、穿孔体と打抜孔との間に挿入されたシート束に2つの穴を穿孔する電動式のパンチにおいて、左の穿孔体と右の穿孔体とを交換することにより2穴のパンチ孔の間隔を選択的に70mmまたは80mmのどちらかに設定できるように、穿孔体の作動アームを長手方向に沿って屈曲させて中心を並行移動させたクランク形状にするとともに支持体および作動アームを左右入れ替えることにより穿孔する孔の幅を変更可能にする2つの大きさの異なる支持片で挟持した構造である。
【0007】
作動アームは、装置本体の長さと同一に形成した構成でもある。
左右の穿孔体は、駆動体を挟んで左右の穿孔体の位置を交換することにより左右の穿孔体の打抜孔の間隔が芯々で70mmまたは80mmの設定とすることができる構成である。また、左右の穿孔体は、左右の孔が同時に穿設されるように、作動アームの長孔の係合する係合部を左右の回転円盤上の同一位相位置に突設することにより同時に穿孔動作を開始させる構成である。
【0008】
【作用】
本発明に係る電動パンチは、左右の作動アームおよびその支持体を相互に交換することが可能であるため、他の部材を使用せずに穿孔する孔の間隔を70mm(アメリカ式)と80mm(日本、欧州式)に変換することが可能となる。駆動部を中央部に設置し、作動アームの長さを最大限に延長して回転円盤の径を小さくすることにより、薄型小型であり、軽量な電動パンチを提供することが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に本発明に係る電動パンチを図面に示す実施例により詳細に説明する。図1は本発明の電動パンチの平面図であり、図2は本発明の電動パンチの正面図であり、図3は本発明の電動パンチの側面図であり、図4は80mmの設置図である。
本発明にかかる電動パンチ10は、図1および図2で示すとおり本体フレーム20と、支持体30a、30bと、穿孔体40と、駆動部90とからなる。
【0010】
本体フレーム20は、電池収納室(図示しない)と、屑収納室(図示しない)と、モータ92を含む駆動部90とからなる。電池収納室(図示しない)は、駆動源である電池を収納する箱体であり、蓋体(図示しない)が開閉自在に取り付けられている。
屑収納室24は、書類等を穿孔する際に出る屑を収納する箱体で、シート束12に空けられた穴の形状の屑が収納される。後述する穿孔刃42は上方からシート束に打抜孔35を穿孔し、フレームに空けられた孔25を通過してシート束に打抜孔を穿孔し、その際に生じた屑を屑収納室24に運ぶ。
モータ92は、駆動部90に設置されており、電池やコンセントからの電力供給により駆動する。
駆動部90は、モータ92や各種歯車(図示しない)で構成しており、モータ92からの動力を回転軸60に伝える。
【0011】
本発明に係る電動パンチは、駆動部90と、駆動部90の両脇に設けられた穿孔刃42と作動アーム45a、45bとからなる左右の穿孔体40と、穿孔体40の貫通する打抜孔35と、穿孔体40が打ち抜く打抜屑を入れる屑収納室24とからなり、穿孔体40と打抜孔35との間に挿入されたシート束に2つの穴を穿孔する電動式のパンチであって、左の穿孔体40と右の穿孔体40とを交換することにより2穴のパンチ孔の間隔を選択的に70mm(アメリカ方式)または80mm(欧州、日本形式)に設定できるように、穿孔体40の作動アーム45a、45bを長手方向に沿って長手方向と直交する方向に平行移動するように屈曲させたクランク形状にするとともに作動アーム45a、45bの両側を2つの幅の異なる支持片33a、33bで挟持した構成である。
【0012】
作動アーム45a、45bは、長手方向に一旦屈曲してからまた同程度に反対に屈曲して元の長手方向と平行する方向に伸延したクランク形状の構成である。作動アーム45a、45bは、図面に示した実施例ではクランク状に屈曲されている構成であるが、クランクの角度を滑らかにすることも可能である。図1に示す作動アーム45aは、後端から先端に向かい長手方向に沿って長手方向と直交する右方向(内側)に並行移動するように屈曲させた形状であり、作動アーム45bは、作動アーム45aとは対象的に後端から先端に向かい長手方向に沿って長手方向と直交する左方向(内側)に並行移動するように屈曲させた形状である。さらに、図1と図4に示すように駆動部90を挟んで左右の穿孔体40の位置を交換することにより作動アーム45a、bは外側に屈曲した状態で設置されるため、左右の穿孔体40の打抜孔35の間隔が芯々で70mm(アメリカ方式)または80mm(欧州、日本形式)の設定とすることができる構成である。
【0013】
支持体30a,30bは、書類等を挿入する挿入凹部31と、係合溝32と、支持片33a,33bと、案内孔34と、打抜孔35とからなる構成である。また、支持体30a、30bを作動アーム45a,bが装着された状態で作動アームごと左右入れ替えることにより、アメリカ方式(70mm)と欧州、日本方式(80mm)を選択できる構成である。
係合溝32は、作動アーム45a、45bを係合させるための溝であり、支持片33a、33bに囲まれている。支持片33a、33bは穿孔する孔の幅を変更可能にするように、それぞれ支持片33a、33b共に大きさが異なっている。また、支持片33a、33b共にネジ孔36が穿孔されており、作動アーム45a、45bと支持体30a、30bがこのネジ孔36によりネジ38で係合されるため、作動アーム45a、45bはこのネジ孔を軸にして動作するようになっている。
【0014】
穿孔体40は、先端に装着された穿孔刃42と細長板体からなる作動アーム45a、45bとからなり、穿孔刃42が上下動することによりシート束12に書類を綴じる為のパンチ穴を穿設する。穿孔体40の作動アーム45a、45bは支持体30a、30bの係合溝32に係合し、穿孔刃は支持体の打抜孔35に上下動自在に嵌合されている。
穿孔刃42は、円形の刃体であり、挿入凹部に挿入されたシート束12の上からシートを貫通して、シート束にパンチ穴を穿設する。また、書類等を穿孔した際に出るパンチ穴の切片屑はそのまま本体フレーム20の孔の下部まで穿孔刃42により押し下げられ、切片屑は打抜孔35と孔25を通過して本体フレーム20の屑収納室24に収納される。
【0015】
作動アーム45a、45bは、図3に示すように回転円盤70と支持体30a、30bとに係合される細長板体からなり、先端には穿孔刃42が上下動自在に装着されており、後端付近には回転円盤70の直径と同じ程度の長孔46が穿設され、回転円盤70に突設された凸部からなる係合部74に係合された構成である。
回転円盤70に突設されている係合部74の突起が作動アームの長孔46に係合した状態で回転円盤70が回転すると、回転運動は上下運動に変換され作動アームの先端に装着されている穿孔刃を上下運動させる。作動アーム45a、45bは支持体30a、30bとネジ48により係合しているので、上下運動をする際にネジ48を軸にテコの原理で動作し、作動アーム45a、45bの後端部が持ち上げられたとき先端に装着された穿孔体40を押し下げ、書類に穿孔を穿設する。また、作動アームの長さを装置本体の長さと略同一の長さに最大限延長して設定した事により従来より軽度の回転駆動力でシート束に左右同時に穿孔を穿設することができる。かつ、テコの原理で動くので回転円盤の直径を小さくする事が出来たので、装置本体の全高(高さ)を低く押さえることが可能となった。
【0016】
回転軸60は、駆動部90の回転運動を回転円盤70に伝達する軸体であり、回転円盤70の中心軸として回転円盤70を回転させる。
【0017】
回転円盤70は、駆動部90の回転運動を外部に伝達する回転体であり、回転軸60と作動アーム45a、45bとを係合しており、作動アームの長孔と回転円盤の突起を係合させて回転軸60の回転運動を作動アーム45a、45bに上下運動として伝達する。回転円盤の径は小さいが、作動アームが長いので、テコの原理で穿孔する圧力は充分にでる構造である。また、回転円盤の径が小さいので装置全体の全高(高さ)を低く制限できるので、機器全体を薄くすることが出来る。従って、従来の嵩高な装置に比べて小型で薄い形状であり、事務机の引き出しに収納することも可能となる。
回転円盤70が回転すると、回転運動は上下運動に変換されて作動アーム45a、45bの先端を上下運動させる。
【0018】
スイッチ基板80は、この実施例では駆動部90の前面に設けられており、挿入凹部作動スイッチ82と、復帰スイッチ86とからなるトランジスタおよびコンデンサ等で形成されている。挿入凹部31にシート束12が挿入されて作動スイッチ82がシート束で押されると、スイッチがONになり電池から電流が流れ、駆動部90のモータ92が回転する。駆動部90によって伝達されたモータ92による回転力はそのまま回転円盤70に伝達され、穿孔作動が開始される。通常は、回転円盤が1回転することにより穿孔刃42は1回転だけして穿孔刃42を一回上下させてスイッチはOFFの状態となる。
シート束が厚くて穿孔動作が途中で停止してしまった場合は負荷がかかったままの状態でトラブルとなる。この場合は、作動スイッチ82はONになったままとなる。このようなトラブル時に穿孔刃42を元の状態に戻す為の復帰スイッチ86が装備されている。穿孔動作が途中で停止してしまった際に、復帰スイッチ86を押す事により、モータ92は逆回転を開始し、回転円盤70も逆回転して、作動アーム45a、45bを穿孔途中の状態から穿孔作業前の元の位置に戻す。
【0019】
駆動部90は、直流または交流の電気で作動する回転体であり、この実施例では電池で作動するモータ92が装備されている。駆動部はモータ92とモータの回転運動を連続的に伝達する各種ギア(図示しない)が装備されており、モータの駆動力をギアにより前述の回転軸60に伝達している。この実施例では、駆動部を電動パンチ10の中央にコンパクトに配置したために、従来に比べて高さが低くなり、電動パンチ10の全体のサイズが非常にコンパクトな作りとなった。そのため、従来は実現できなかった机の引き出しにも充分に収納する事が出来るようになった。
【0020】
本体フレーム20の上には回転円盤70と、作動アーム45a、45bを係合する係合部が一回転し停止するように、定位置スイッチ100が備えられている。また、本体フレーム20の背面には、AC電源も接続できるように、AC端子接続部102が装備されている。さらに、穿孔する書類やシート束のサイズにより穿孔を補助するセンターガイド104が備わっている構成である。
【0021】
定位置スイッチ100は、作動アーム45aもしくは45bに設置されている係合凸部105により押されるものである。作動スイッチ82により作動を始めた回転円盤70および、作動アーム45a、45bは1回転することにより作動アーム45aもしくは45bに設置された係合凸部105で定位置スイッチ100が押されて元の位置に戻る構成である。また、定位置スイッチ100の設置場所および作動アーム45aもしくは45bに設置された係合凸部105の設置場所は、回転円盤が1回転を完了する場所であれば任意の場所が選択できる。
【0022】
本発明の電動パンチは、まず穿孔したいシート束(紙葉)を挿入凹部31に挿入する。シート束の挿入により、シート束の先端で作動スイッチ82を押すことによりONとなり電動パンチが作動を開始する。モータ92が動作することにより、駆動部90の駆動体がギア(図示しない)に係合して回転軸60を動作させる。回転軸60の回転により回転円盤70が回転する。回転円盤70には係合部74が設置されており、回転円盤70の回転とともに凸部も円運動をする。係合部74は作動アーム45a、45bの長孔46と係合しており、係合部74の円運動は作動アーム45a、45bの上下運動となる。
【0023】
作動アーム45a、45bはネジ38により支持体30a、30bと係合しており、ネジ38を中心としてテコの原理で動作する。さらに作動アーム45a、45bの先端には穿孔刃42が設けられており作動アーム45a、45bの後端が上下すると穿孔刃42も上下してシート束にパンチ孔を穿設する。
【0024】
穿孔するパンチ孔の間隔は、アメリカ式では70mmを採用し、日本または欧州では80mmを採用している。そこで、アメリカ向けの電動パンチを製造する場合は、図1に示すように作動アーム45a、45bの屈曲が駆動部90の近くに寄るように設置する。また、80mmの設定の電動パンチを製造する際は、左右の支持体30aと30bの位置を交換して支持体30aを左側に、支持30bを右側に設置する。従来は方式が異なると別の部品を用意してそれぞれの国向けの電動パンチを作成していたが、この実施例では、同一の部品を使用場所を交換することにより、同一機能の異なる型式の電動パンチを容易に作成することができる。
左右の支持体30a、30b及び作動アーム45a、45bをそれぞれ交換して組み立てることにより2つの孔の間隔を変更することが可能となる。
【0025】
【発明の効果】
以上詳述した通り、本発明に係る電動パンチは、電動式なので自動に穿孔でき、さらに孔の間隔を70mmと80mmで選択することが可能である構成であり、
1.左右の支持体を相互に交換するだけで孔の間隔を変換する事が可能となるので、部品数を増やす事なく世界の何処にでも輸出することのできる2種類の電動パンチを組み立てることが可能である。
2.作動アームがクランク状であるので、容易に左右の交換ができる構造であり、かつ同一形状の部品でありながら左右を交換しても使用することができるので、部品の数が少なくて済むという利点がある。
3.作動アームを長くしたことにより、テコの原理が作用するので電気による軽度の回転力でも左右同時にかつ充分なシート束の紙葉であっても孔を穿孔することが可能となる。
駆動部を電動パンチ内部の中央に集中させたため、従来のこの種電動パンチと比較して薄型で非常にコンパクトである。
4.同一の部品を単に交換することにより、間隔を70mm(アメリカ方式)でも80mm(欧州、日本形式)でも自由に選定することができる。
5.穿孔体が左右の孔を同時に穿設できるので小型でありながら穿孔作動が安定しているという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の電動パンチの平面図
【図2】 本発明の電動パンチの正面図
【図3】 本発明の電動パンチの側面図
【図4】 本発明の電動パンチの80mmの平面図
【符号の説明】
10 電動パンチ
12 シート束(紙葉)
20 本体フレーム
24 屑収納室
25 孔
30a,30b 支持体
31 挿入凹部
32 係合溝
33a,33b 支持片
34 案内孔
35 打抜孔
36 ネジ孔
38 ネジ
40 穿孔体
42 穿孔刃
45a、45b 作動アーム
46 長孔
48 ネジ
60 回転軸
70 回転円盤
74 係合部
80 スイッチ基板
82 作動スイッチ
86 復帰スイッチ
90 駆動部
92 モータ
100 定位置スイッチ
102 端子接続部
104 センターガイド
105 係合凸部

Claims (4)

  1. 駆動部と、駆動部の両脇に設けられた穿孔刃と作動アームとからなる左右の穿孔体と、穿孔体の貫通する打抜孔と、穿孔体が打ち抜く打抜屑を入れる屑収納室とからなり、穿孔体と打抜孔との間に挿入されたシート束に2つの穴を穿孔する電動式のパンチにおいて、左の穿孔体と右の穿孔体とを交換することにより2穴のパンチ孔の間隔を選択的に70mmまたは80mmのどちらかに設定できるように、穿孔体の作動アームを長手方向に沿って屈曲させて中心を並行移動させたクランク形状にするとともに支持体および作動アームを左右入れ替えることにより穿孔する孔の幅を変更可能にする2つの大きさの異なる支持片で挟持したことを特徴とする電動パンチ。
  2. 前記作動アームは、装置本体の長さと同一に形成したことを特徴とする請求項1記載の電動パンチ。
  3. 前記左右の穿孔体は、駆動体を挟んで左右の穿孔体の位置を交換することにより左右の穿孔体の打抜孔の間隔が芯々で70mmまたは80mmの設定となることを特徴とする前記請求項1〜2記載の電動パンチ。
  4. 前記左右の穿孔体は、左右の孔が同時に穿設されるように、作動アームの長孔の係合する係合部を左右の回転円盤上の同一位相位置に突設することにより同時に穿孔動作を開始させる事を特徴とする請求項1および3記載の電動パンチ。
JP2001367418A 2001-11-30 2001-11-30 電動パンチ Expired - Fee Related JP4142867B2 (ja)

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