JP4142321B2 - 凝集沈殿装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、沈殿槽内で被処理液中の懸濁物質等を凝集・沈殿させて被処理液を清澄化する凝集沈殿装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
凝集沈殿装置は、沈降分離方式の水処理装置の一種であり、原廃水等の被処理液に含まれている懸濁物質等を適当な添加剤により凝集しフロック化し、被処理液から懸濁物質等を沈殿除去しようとするものである。
【0003】
従来一般の凝集沈殿装置としては、例えば特開2001-286704号公報によって開示されたものが知られている。この公報に記載された凝集沈殿装置においては、添加剤を添加することで懸濁物質等の凝集を行う筒状のミキシングチャンバが沈殿槽内の中心に直立状態で設けられており、ミキシングチャンバ内の凝集フロックを有する被処理液は、ディストリビュータにより沈殿槽内に分配供給されるようになっている。
【0004】
ミキシングチャンバ内には、被処理液中の懸濁物質等の凝集を促進するために、被処理液と添加剤とを混合し撹拌するためのミキサ装置が設けられている。ミキサ装置は、ミキシングチャンバと同軸に配置されたミキサ筒体と、ミキサ筒体の外周面に取り付けられた複数枚の羽根(バッフル板ともいう)と、ミキサ筒体を回転駆動するミキサ駆動装置とから構成されている。
【0005】
また、ディストリビュータは、ミキサ筒体を貫通して延びるセンタシャフトの下端部分に設けられており、前記ミキサ装置の駆動装置とは別個の駆動装置によって、回転駆動されるようになっている。ディストリビュータが回転駆動されると、ディストリビュータの吐出孔からフロック含有被処理液が吐出され、沈殿槽内に均等に分配供給される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述したような従来の凝集沈殿装置においては、ディストリビュータのセンタシャフトがミキサ装置のミキサ筒体の内部を通っているため、ミキサ筒体の径を小さくするには限界があり、凝集沈殿装置自体の小型化にも限界があった。
【0007】
また、ミキサ装置とディストリビュータが別個独立に駆動されるため、駆動装置が2台必要であり、ランニングコストが高価となるという問題もあった。
【0008】
一方、ミキサ筒体とディストリビュータとを一体化することも考えられるが、かかる場合、それぞれに適した速度を選ぶことが困難となる。例えば、ディストリビュータの回転速度は比較的低速であるが、そのような低速でミキサ筒体を回転駆動しても、十分な攪拌効果が得られないという問題点がある。
【0009】
本発明は、上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、小型化が可能でありランニングコストの低廉化が可能である凝集沈殿装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、沈殿槽内で被処理液中の懸濁物質や凝集フロック等を沈降分離させて被処理液を清澄化する凝集沈殿装置において、沈殿槽内に直立状態で固定されており、被処理液が導入される略円筒形状のミキシングチャンバと、ミキシングチャンバ内に同軸に配置され回転可能に支持されたセンタシャフトと、センタシャフトの外周面に取り付けられた、動翼として機能する第1のバッフル板と、センタシャフトに固定され、ミキシングチャンバ内の被処理液を沈殿槽内に分配供給するディストリビュータと、センタシャフトを回転駆動する駆動装置とを備え、ディストリビュータが、センタシャフトに固定され、ミキシングチャンバの下端に配置された回転支持体と、回転支持体の内部と連通し且つ回転支持体の外周面から径方向外方に延び、複数の吐出孔が形成されている吐出管とから構成されていることを特徴としている。また、本発明の凝集沈殿装置は、ミキシングチャンバの内周面に取り付けられた外側バッフル板を更に備えていることが好ましい。
【0011】
この構成によれば、1本のセンタシャフトに、攪拌・混合用のバッフル板と、ディストリビュータとが設けられるので、ミキシングチャンバの径を小さくすることができ、よって凝集沈殿装置の小型化を図ることができる。また、攪拌とデストリビュータによる被処理液の分配とが1台の駆動装置により可能となり、省力となる。更に、ミキシングチャンバの内周面にも、静翼として機能する第2のバッフル板が設けられた場合には、センタシャフトの第1のバッフル板と協働して十分な攪拌・混合効果が得られる。
【0012】
また、本願発明者は、ミキシングチャンバを小型化することでミキシングチャンバ内に泡が発生しやすいことを見出した。そこで、ミキシングチャンバ内に発生する泡を消去すべく、水等の消泡剤をミキシングチャンバ内に供給する消泡剤供給手段を更に設けることが好ましい。
【0013】
更に、凝集沈殿装置では、ゾーンの状態を確認するために、サイトガラスを沈殿槽の側壁に設けることが好ましい。しかしながら、沈殿槽の内側のサイトガラスの面は汚れやすい。そこで、サイトガラスの形状を垂直方向に延びる細長い形状とし、サイトガラスの内面に接して上下動可能となっているスクレ−パと、スクレーパの上下動を外部から操作可能とするために一端がスクレ−パに接続され他端が前記沈殿槽の外部に配置された紐体とを設けることが有効である。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明による凝集沈殿装置の好適な実施形態について詳細に説明する。
【0015】
図1は、本発明による凝集沈殿装置を概略的に示す断面図である。同図に示す凝集沈殿装置10は、原廃水等の被処理液から懸濁物質や凝集フロックを沈降分離し、清澄化された上澄液を処理済み液として取り出すことのできる沈殿槽12と、その内側に配置され、被処理液中の懸濁物質等を予め凝集しフロック化するためのミキシングチャンバ14とを備えるタイプのものである。このタイプの凝集沈殿装置10は、処理対象となる被処理液の特性に応じて、いわゆるスラッジブランケット型運転やスラリー循環型運転が可能で、排水処理、製紙白水回収、DIP排水回収、苛性化緑液清澄、用水処理、無機物沈殿洗浄処理等の各種用途に適用することができる。
【0016】
図示の凝集沈殿装置10における沈殿槽12は、鋼鉄製の底板16と、鋼板製の側壁18とから構成されたものである。側壁18の上縁部には架台20が架け渡されている。架台20は、主として、各種メンテナンス作業時に作業員の作業スペースとされるものである。この架台20の下方にはミキシングチャンバ14が配設されている。ミキシングチャンバ14は細長い略円筒形状であり、例えば、沈殿槽12の槽深のおよそ3分の2程度の全長を有する。ミキシングチャンバ14は、その中心軸線を沈殿槽12の中心軸線と一致させた状態でブラケットを介して沈殿槽12の側壁18に固定されれている。これにより、ミキシングチャンバ14は、沈殿槽12内に直立状態で固定されると共に、ミキシングチャンバ14の下端と沈殿槽12の底面との間に所定の間隔(空間)が形成される。
【0017】
ミキシングチャンバ14の上部には、原廃水等の被処理液が導入される導入管24が接続されている。すなわち、この凝集沈殿装置10では、被処理液が先ず導入管24を介してミキシングチャンバ14内に導入されることになる。
【0018】
また、ミキシングチャンバ14内には、被処理液中の懸濁物質等を凝集させフロックを形成する各種添加剤を注入するための注入ノズル26が配置されている。ミキシングチャンバ14内に導入する添加剤としては高分子凝集剤等が用いられるが、被処理液及びその含有物質によって適宜選定されることは勿論である。
【0019】
ミキシングチャンバ14内には、センタシャフト30が配置されている。このセンタシャフト30は、ミキシングチャンバ14内に同軸に配置されており、の上端部は架台20において回転可能に支持されている。また、このセンタシャフト30は、架台20上に載置された駆動装置32により凝集沈殿装置10の運転時に回転駆動されるようになっている。
【0020】
本実施形態では、ミキシングチャンバ14内にはセンタシャフト30が配置されるのみであり、従来構成におけるミキサ筒体の如きものはない。そのため、ミキシングチャンバ14の径を所望の大きさにまで小さくすることができる。よって、ミキシングチャンバ14を囲んでいる沈殿槽12の側壁18の径も所望の大きさにまで小さくすることができ、側壁18の内径は従来構成の最小寸法である3500mm以下、好ましくは2500mm以下とすることができる。
【0021】
センタシャフト30の外周面には複数枚の内側バッフル板(動翼)34が固着されている。また、ミキシングチャンバ14の内周面にも複数枚の外側バッフル板(静翼)36が固着されている。これにより、センタシャフト30が回転駆動されると、ミキシングチャンバ14内の被処理液は添加剤と効率的に攪拌・混合される。なお、バッフル板34,36の傾斜の向きは、所望の攪拌・混合効果が得られるよう、適宜決定される。
【0022】
また、センタシャフト30の下部部分はミキシングチャンバ14の下端よりも下方に延び、その下端部は底板16の中央部に設けられた汚泥引抜き用凹部38に達し、凹部38内に配置された軸受によって回転可能に支持されている。
【0023】
センタシャフト30の下部部分であって、ミキシングチャンバ14の下端の直下の部分には、ディストリビュータ40が固定されている。ディストリビュータ40は、基本的には、センタシャフト30に同軸に固定されミキシングチャンバ14の下端部を閉じるよう配置されたカップ状の回転支持体42と、回転支持体42の内部と連通し且つ回転支持体42の外周面から径方向外方に水平に延びる複数本の吐出管44とから構成されている。各吐出管44には、その長手方向に沿って一列に複数の吐出孔が穿設されている。凝集沈殿装置10の運転時には、ディストリビュータ40が駆動装置32によってセンタシャフト30と共に回転され、ミキシングチャンバ14内の凝集フロックを含む被処理液は吐出管44の吐出孔から円を描きながら沈殿槽12内に吐出され分配供給される。
【0024】
ディストリビュータ40よりも下方のセンタシャフト30には、ディストリビュータ40と共に回転するレーキ46が取り付けられている。レーキ46は、吐出管44から吐出された被処理液中の凝集フロックが沈降して形成する汚泥を槽底板16中央の汚泥引抜き用凹部38に掻き寄せるためのものである。これにより、沈殿槽12内のディストリビュータ40よりも下方の領域に濃縮汚泥層が形成される。汚泥引抜き用凹部38に集められた汚泥は、汚泥引抜管48を通して系外に排出される。なお、符号50は凹部38の内面に付着した汚泥を掻き出すためのスクレーパである。
【0025】
また、ミキシングチャンバ14の上部には消泡剤供給管(消泡剤供給手段)52が配設されており、その噴出口がミキシングチャンバ14内に配置されている。この消泡剤供給管52の他端は図示しない消泡剤供給源に接続されており、ミキシングチャンバ14内に泡が発生した時、或いは、定期的に、消泡剤が消泡剤供給管52を通してミキシングチャンバ14内に供給されるようになっている。なお、消泡剤としては水を使用することができる。
【0026】
沈殿槽12の側壁18には縦長の矩形形状の開口が形成されており、そこにサイトガラス54が液密に取り付けられている。このサイトガラス54は、沈殿槽12内の状態を視覚により観察するものである。また、沈殿槽12の内部であって、サイトガラス54の内面に隣接する位置には、スクレーパ56が配置されている。スクレーパ56は、棒体58と、棒体58の下端に取り付けられたスクレーパラバー60とから構成されている。棒体58は、側壁18の内面に固定されたガイド部材62により上下方向に移動可能に案内されるようになっており、棒体58の移動によりスクレーパラバー60はサイドガラス54の下端から上端まで、サイドガラス54の内面に接して移動することができる。
【0027】
また、棒体58の上端には紐体68の一端が接続されている。この紐体68は、沈殿槽12の内部を上方に延び、沈殿槽12の側壁18上縁に設置されたプーリ69,70を経て、沈殿槽12の外部にまで延びている。沈殿槽12の外側に延びた紐体68の部分は側壁18の外面に沿って下方に延び、その他端は側壁18の下部に設けられた取付部材72に取り付けられている。紐体68はスクレーパ56の重量により緊張状態となっており、その状態ではスクレーパラバー60はサイトガラス54の下端に位置する。そして、沈殿槽12の外部の紐体68を下方に引っ張ると、スクレーパ56が上方に移動してサイトガラス54の内面から付着物がスクレーパラバー60によって除去される。
【0028】
次に、上述した凝集沈殿装置10を用いて被処理液を清澄化する手順について簡単に説明する。
【0029】
先ず、導入管24から、被処理液をミキシングチャンバ14内に供給する。ミキシングチャンバ14内に供給された被処理液に対しては、注入ノズル26の何れか又は全てから添加剤が注入される。これにより、添加剤による効果が長時間持続すると共に、沈降性の良好な凝集フロックが形成されることになる。そして、ミキシングチャンバ14内の被処理液と添加剤とは駆動装置32によってセンタシャフト30と共に回転される内側バッフル板34によって撹拌され、更に外側バッフル板36の存在により効率的に攪拌・混合が進む。従って、ディストリビュータ40に合わせてセンタシャフト30の回転速度を低速としても、十分に被処理液を攪拌することができる。
【0030】
なお、ミキシングチャンバ14が小型化されることで、ミキシングチャンバ14内の液面に泡が発生しやすくなるが、前述した消泡剤供給管52から消泡剤を供給できるので、泡の発生による不具合は未然に回避することができる。
【0031】
凝集フロックを含む被処理液は、ミキシングチャンバ14の下端部に配置されたディストリビュータ40における回転支持体42から吐出管44の吐出孔を通って沈殿槽12内に供給される。これにより、沈殿槽12内には均等な上昇流が発生し、ディストリビュータ40の上方に、良好なスラッジブランケット層が形成される。
【0032】
また、被処理液中の凝集フロックのうち、沈殿槽12内で沈降分離したものは、沈殿槽12の底部で汚泥層を形成する。沈殿槽12の底板16上ではレーキ46によって汚泥が汚泥引抜き用凹部38に掻き寄せられるので、汚泥層は濃縮された均質なものとなる。汚泥引抜き用凹部38からは汚泥が随時引抜かれる。
【0033】
一方、上昇流中には微細フロックその他の微細粒子も含まれるが、これらの微細フロック等はスラッジブランケット層の大きなフロックによって確実に捕捉され、上昇流から除去される。このようにして、上昇流からフロックその他の粒子類が沈降除去され、極めて清澄な上澄液が沈殿槽12内を上昇し、清澄層が形成される。そして、上澄液は処理済み液として沈殿槽12の上部の流出口74から流出する。
【0034】
以上、本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。
【0035】
例えば、上記実施形態では、ミキシングチャンバ14内に添加剤を注入するための注入ノズル26を備えているが、このような注入ノズルを有しない凝集沈殿装置に対しても本発明は適用可能である。
【0036】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明による凝集沈殿装置では、従来のものと同等の性能を維持しつつ小型化が可能であるため、狭いスペースしかない場所でも設置することができる。
【0037】
また、小型化により液体から受ける負荷自体が少なくなるという理由に加えて、ディストリビュータと被処理液の攪拌とを1台の駆動装置により行うことができるので、ランニングコストが少なくてすむ、という効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による凝集沈殿装置の一実施形態を概略的に示す断面図である。
【符号の説明】
10…凝集沈殿装置、12…沈殿槽、14…ミキシングチャンバ、18…側壁、30…センタシャフト、32…駆動装置、34…内側バッフル板、36…外側バッフル板、40…ディストリビュータ、42…回転支持体、44…吐出管、52…消泡剤供給管、54…サイトガラス、56…スクレーパ、68…紐体。
Claims (4)
- 沈殿槽内で被処理液中の懸濁物質や凝集フロック等を沈降分離させて被処理液を清澄化する凝集沈殿装置において、
前記沈殿槽内に直立状態で固定されており、被処理液が導入される略円筒形状のミキシングチャンバと、
前記ミキシングチャンバ内に同軸に配置され回転可能に支持されたセンタシャフトと、
前記センタシャフトの外周面に取り付けられた、動翼として機能する第1のバッフル板と、
前記センタシャフトに取り付けられ、前記ミキシングチャンバ内の前記被処理液を前記沈殿槽内に分配供給するディストリビュータと、
前記センタシャフトを回転駆動する駆動装置と
を備え、
前記ディストリビュータが、前記センタシャフトに固定され、前記ミキシングチャンバの下端に配置された回転支持体と、前記回転支持体の内部と連通し且つ前記回転支持体の外周面から径方向外方に延び、複数の吐出孔が形成されている吐出管とから構成されていることを特徴とする凝集沈殿装置。 - 前記ミキシングチャンバの内周面に取り付けられた、静翼として機能する第2のバッフル板を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の凝集沈殿装置。
- 前記ミキシングチャンバ内に発生する泡を消去すべく消泡剤を前記ミキシングチャンバ内に供給する消泡剤供給手段を更に備える請求項1又は2に記載の凝集沈殿装置。
- 前記沈殿槽の内部を視覚により観察するために前記沈殿槽の側壁に設けられた、垂直方向に延びるサイトガラスと、前記サイトガラスの内面に接して上下動可能となっているスクレ−パと、前記スクレーパの上下動を外部から操作可能とするために一端が前記スクレ−パに接続され他端が前記沈殿槽の外部に配置された紐体と、を更に備える請求項1〜3のいずれか1項に記載の凝集沈殿装置。
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