JP4141399B2 - オーガ式製氷機 - Google Patents

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Description

本発明は、氷片(チップアイス)を連続的に製造するオーガ式製氷機に関するものである。
従来よりこの種オーガ式製氷機は、冷媒が通る通路(冷却器)を外面に設けた冷却円筒内にオーガを回転可能に挿入し、冷却円筒内には給水管から製氷用の水を供給すると共に、モータによってオーガを回転駆動して前記冷却円筒の内壁に生成した氷を削取しつつ上方に移送し、圧縮することによって連続的に氷片を生成するよう構成されている(例えば特許文献1参照。)。
特公平3−4827号公報
従来のオーガ式製氷機における貯氷動作では、制御手段は貯氷センサが満氷を検知すると、30秒経過後にコンプレッサ及びファンモータを停止し、その90秒後に、オーガモータを停止し、製氷工程を停止して、貯氷工程に移行する。また、貯氷工程では、制御手段は、貯氷センサが満氷検知しなくなってから150秒後に製氷開始と判断し、オーガモータを始動、ファンモータを始動し、20秒の始動性向上遅延時間の経過後に、コンプレッサを始動して、製氷を再開していた。ここで、オーガモータの始動時からコンプレッサの始動までに始動性向上遅延時間を設けているのは、オーガモータとコンプレッサが同時に始動されることによる誤作動などの不具合を回避するためである。
他方、制御手段は、一旦コンプレッサが停止してから次回始動するまでに、冷媒回路内の冷媒を安定させるため、例えば300秒のコンプレッサ始動遅延時間を設けている。そのため、上述した如き貯氷工程から製氷工程に移行する過程で、オーガモータが始動したタイミングが、上記コンプレッサ始動遅延時間の経過中であった場合、例えばコンプレッサの停止から290秒経過のときであった場合、必ずコンプレッサ始動遅延時間が全て経過した後、即ち、300秒経過後に、前記始動性向上遅延時間の20秒の経過を待ってからコンプレッサの再始動を行っていた。
しかしながら、実際にコンプレッサが再始動するのは、オーガモータの始動時から300秒が経過しているため、始動性向上遅延時間としての20秒よりも更に280秒間遅延時間の経過を待つこととなる。そのため、かかる280秒分だけコンプレッサの再始動が遅れることとなり、このコンプレッサの再始動の遅れは、製氷能力の低下を招いていた。
本発明のオーガ式製氷機は、外壁に冷却器が設けられた冷却円筒と、該冷却円筒内に同心的且つ回転可能に挿入されたオーガと、該オーガを回転駆動するオーガモータと、冷却器と共に冷媒回路を構成するコンプレッサを備え、冷却円筒の内壁に生成した氷をオーガにより削取し、上方に移送して圧縮することにより、連続的に氷片を生成して貯氷庫に貯留するものであって、オーガモータ及びコンプレッサの運転を制御する制御装置を備え、該制御装置はコンプレッサ停止後の再始動を許容するまでの所定のコンプレッサ始動遅延時間と、オーガモータの始動後に遅延してコンプレッサを始動するための所定の始動性向上遅延時間を有し、貯氷庫内の満氷に基づき、コンプレッサとオーガモータを停止すると共に、貯氷庫内の氷の減少に基づき、オーガモータを始動し、当該オーガモータの始動時に、コンプレッサの停止からコンプレッサ始動遅延時間より始動性向上遅延時間分短い時間が経過している場合は、オーガモータの始動から始動性向上遅延時間経過後にコンプレッサを始動し、オーガモータの始動時に、コンプレッサの停止からコンプレッサ始動遅延時間より始動性向上遅延時間分短い時間が経過していない場合は、当該コンプレッサの停止からコンプレッサ始動遅延時間経過後に当該コンプレッサを始動するものである。
請求項2の発明のオーガ式製氷機は、上記発明において、制御装置は、貯氷庫内の満氷に基づき、コンプレッサを停止し、当該コンプレッサの停止後、所定のオーガモータ停止遅延時間経過後にオーガモータを停止するものである。
請求項3の発明のオーガ式製氷機は、上記発明において、制御装置は、貯氷庫内の満氷を検出するためのセンサを備え、該センサが満氷を検出してから所定時間後にコンプレッサを停止するものである。
請求項4の発明のオーガ式製氷機は、上記発明において、制御装置は、センサが貯氷庫内の満氷を検出しなくなってから所定時間後にオーガモータを始動するものである。
本発明では、外壁に冷却器が設けられた冷却円筒と、この冷却円筒内に同心的且つ回転可能に挿入されたオーガと、このオーガを回転駆動するオーガモータと、冷却器と共に冷媒回路を構成するコンプレッサを備え、冷却円筒の内壁に生成した氷をオーガにより削取し、上方に移送して圧縮することにより、連続的に氷片を生成して貯氷庫に貯留するオーガ式製氷機において、オーガモータ及びコンプレッサの運転を制御する制御装置を備え、この制御装置はコンプレッサ停止後の再始動を許容するまでの所定のコンプレッサ始動遅延時間と、オーガモータの始動後に遅延してコンプレッサを始動するための所定の始動性向上遅延時間を有し、貯氷庫内の満氷に基づき、コンプレッサとオーガモータを停止すると共に、貯氷庫内の氷の減少に基づき、オーガモータを始動し、当該オーガモータの始動時に、コンプレッサの停止からコンプレッサ始動遅延時間より始動性向上遅延時間分短い時間が経過している場合は、オーガモータの始動から始動性向上遅延時間経過後にコンプレッサを始動し、オーガモータの始動時に、コンプレッサの停止からコンプレッサ始動遅延時間より始動性向上遅延時間分短い時間が経過していない場合は、当該コンプレッサの停止からコンプレッサ始動遅延時間経過後に当該コンプレッサを始動するので、コンプレッサの再始動までの時間を確保するためのコンプレッサ始動遅延時間と、オーガモータ及びコンプレッサの始動性を向上させるための始動性向上遅延時間の双方を確保しながら、最短ではコンプレッサの停止からコンプレッサ始動遅延時間の経過後に当該コンプレッサを始動することが可能となり、製氷能力の向上を図ることができるようになる。
請求項2の発明では、上記に加えて制御装置は、貯氷庫内の満氷に基づき、コンプレッサを停止し、当該コンプレッサの停止後、所定のオーガモータ停止遅延時間経過後にオーガモータを停止するので、冷却円筒の内壁に生成した氷を残り無く貯氷庫内に送り込み、再始動時に冷却円筒内が凍結してオーガが回転不能に陥る不都合を回避することができるようになる。
請求項3の発明では、上記に加えて制御装置は、貯氷庫内の満氷を検出するためのセンサを備え、このセンサが満氷を検出してから所定時間後にコンプレッサを停止するようにしたので、一時的なセンサの誤動作による製氷停止を防止することができるようになる。
請求項4の発明では、上記に加えて制御装置は、センサが貯氷庫内の満氷を検出しなくなってから所定時間後にオーガモータを始動するようにしたので、一時的なセンサの誤動作による製氷開始を防止することができるようになる。
本発明は、係る従来の技術的課題を解決するために成されたものであり、機器の始動性を確保することができると共に、製氷能力の向上を図ることができるオーガ式製氷機を提供するものである。以下、本発明の実施形態を本発明のオーガ式製氷機IMを搭載した氷ディスペンサIDを参照して図面に基づき詳述する。図1は氷ディスペンサIDの正面図、図2はオーガ式製氷機IMの縦断側面図、図3は氷ディスペンサIDの部分拡大断面図、図4は氷ディスペンサIDの電気回路図を示している。
本実施例の氷ディスペンサIDは、前面に氷を抽出する氷抽出ノズル24を備えた本体25により構成されており、本体25内には図示しない飲料水供給手段を備えているものとする。そしてこの氷抽出ノズル24の下方には、抽出された氷を受容するカップCなどを載置するカップ支持台26が設けられている。また、本体25の前面上部には、コントロールパネル27が設けられている。このコントロールパネル27には、複数の、本実施例では3種類の抽出量にて氷の定量抽出を指示するためのLスイッチ60、Mスイッチ61、Sスイッチ62が設けられている。また、コントロールパネル27には、氷と飲料水の両方の抽出を指示する氷水抽出スイッチ63と、飲料水のみの抽出を指示する水抽出スイッチ64と、氷の連続抽出を指示する連続スイッチ65が設けられている。これら各スイッチ60、61、62、63、64、65は、操作スイッチ48として詳細は後述する操作基板35に接続される。
この氷ディスペンサIDは、本発明のオーガ式製氷機IMを搭載しており、該オーガ式製氷機IMは、本体25内に製氷用水から氷を生成するための冷却器2を備えた製氷部1と、この製氷部1の冷却器2と共に冷凍サイクルを構成するコンデンサ3、コンプレッサ4、及び、膨張弁5、デハイドレータ6とを冷媒配管にて順次接続して冷却装置を構成している。尚、7は前記コンデンサ3を空冷するためのコンデンシングファンである。
また、前記製氷部1に製氷用水(水道水)を供給するために、水道管8に給水弁WV2を介して接続され、水道水を貯溜するシスターン9が設けられており、このシスターン9には、オーバーフロー管10が接続されている。更に、このシスターン9内にはその満水位を検出するためのフロートスイッチから成る満水位スイッチ22と低水位スイッチ23がそれぞれ設けられている。
また、シスターン9に貯溜された水は、給水管12にて前記製氷部1に導入され、不要な水は排水管13にて排水される。この排水管13は前記オーバーフロー管10に排水弁WV1を介して接続されている。
一方、前記製氷部1は、内壁を平滑な円筒状内面とされたステンレス製の冷却円筒15内にオーガ(回転刃)16を同心的且つ回転可能に挿入し、前記冷却円筒15の外壁にはパイプ状の前記冷却器2を螺旋状に密着巻付して構成されている。尚、これら冷却円筒15と冷却器2との隙間には両者の結合と熱伝達性能の向上を目的としてハンダが注入される。
また、前記オーガ16は、下部を下部軸受け17にて、上部を氷圧縮経路を構成する上部軸受け18にて軸支されている。また、この上部軸受け18にて圧縮された氷は、その上部に設けられている貯氷庫19に導出される。
貯氷庫19は、上面に開口を有する断熱箱体により構成されており、この上面開口には、蓋部材19Aが開閉自在に設けられている。また、この蓋部材19Aには、貯氷庫19内の満氷を検出する図示しないスイッチを備えた貯氷センサ33が設けられている。更に、この貯氷庫19の正面下部には、前記氷抽出ノズル24が設けられていると共に、この氷抽出ノズル24には、ソレノイド28により開閉制御されるシャッタ(扉)29が設けられている。
前記給水管12と排水管13は冷却円筒15の下部においてその内部にそれぞれ連通すると共に、これらの下方における冷却円筒15の下部には、更にオーガ16を回転駆動するためオーガモータ45(後述)を備える駆動装置20が減速装置21を介して接続されている。
次に、図4を参照して氷ディスペンサIDの電気回路を説明する。図4において、Kはリミットセンサ30、コンデンサ3の温度を検知するコンデンサセンサ31、冷却器2の温度を検知する冷却器センサ32、前記貯氷庫19内の満氷を検知する貯氷センサ33が接続されたコントロール基板であり、汎用のマイクロコンピュータ(制御手段)から構成され、基板用トランス34から電源を得ている。
また、前記コントロール基板Kには、各センサ30、31、32、33の他、操作基板35、表示基板36、高圧スイッチ37、及び、前記満水位スイッチ22、低水位スイッチ23が接続されている。
38は運転操作スイッチで、氷ディスペンサIDの動作を開始するものである。そして、運転操作スイッチ38には、前記コンプレッサ4のコンプレッサモータ39をON−OFFするコンプレッサ用リレー接点40、始動コンデンサ41、及び、運転コンデンサ42、コンプレッサモータ始動リレー43、コンプレッサモータ用オーバーロードリレー44が直列に接続されている。
更に、コンプレッサモータ始動リレー43とコンプレッサモータ用オーバーロードリレー44との間から前記コントロール基板Kに接続している。
また、前記コントロール基板Kには、前記シャッタ29のソレノイド28に接続されたリレーR5と、前記オーガモータ45及び運転コンデンサ46に接続されたリレーR4と、コンデンシングファンモータ56及びコンプレッサ用リレーRLに接続されたリレーR3と、排水弁WV1に接続されたリレーR2と、給水弁WV2に接続されたリレーR1とを備えている。尚、コンプレッサ用リレーRLは、コンプレッサ用リレー接点40をON−OFFさせるもので、47は前記オーガモータ45のオーバーロードリレーである。
また、前記操作基板35には、コントロールパネル27に設けられる操作スイッチ48、リセットスイッチ49、送りスイッチ50、排水スイッチ51、排水ランプ52がそれぞれ設けられている。更に、55はオーガモータ45の通電電流値を検出する電流検出手段としてのカレントトランスであり、コントロール基板Kに設けられ、接続されている。尚、コントロール基板Kのマイクロコンピュータはその機能として後述する運転時間タイマを備えている。
更に、表示基板36は、点検ランプ53、停止ランプ54を備えると共に、7セグメントの表示構造となっている。尚、点検ランプ53は他にブザー等で構成しても良い。
また、コントロール基板Kには、上述した如き図示しない飲料水供給手段が接続されているものとする。
上述した構造において、本発明のオーガ式製氷機IMの基本動作を説明する。最初の初回洗浄工程では、低水位スイッチ23がONとなっており、コントロール基板Kのマイクロコンピュータは給水弁WV2及び排水弁WV1を開き、冷却円筒15内に給水すると共に排水を行う。
尚、初回洗浄工程と製氷工程においては、マイクロコンピュータは初期設定状態で排水弁WV1を1時間毎(定時排水間隔)に30秒間(定時排水時間)開く排水動作を実行する。それによって、冷却円筒15内の製氷水を廃棄し、冷却円筒15内の洗浄を行う。従って、この初回洗浄工程においても排水弁WV1を30秒開く。
また、給水弁WV2は排水弁WV1が閉じた後も開としており、この初回洗浄工程で満水位スイッチ22がONされるまで給水される。尚、この給水管12からの給水量は、排水管13による排水量より水量が多くなるよう設定されており、そのため、排水弁WV1が開であっても、給水弁WV2を開いていると、所定時間経過後、低水位スイッチ23はOFFとなる。
係る初回洗浄工程開始と同時に、オーガモータ45へ通電され、オーガ16が回転駆動される。
また、満水位スイッチ22がONすると、続いて製氷工程に入り、給水弁WV2をOFFし、コンプレッサ4(コンプレッサモータ39)及びファンモータ56をONして製氷を行う。
この製氷工程においては、オーガ16により冷却円筒15の内壁に生成した氷を削取しつつ上方に移送し、上部軸受け18の氷圧縮経路にて圧縮することによって、連続的に氷片を生成する。生成された氷片はその上部に設けられている貯氷庫19に導出され、蓄えられる。
係る製氷工程で、シスターン9内の製氷用水が無くなると、低水位スイッチ23がONし、コントロール基板Kのマイクロコンピュータにより給水弁WV2が開放されて給水が開始され、満水位スイッチ22がONすると給水弁WV2が閉じられる。
ここで、図5のフローチャート図を参照してオーガ式製氷機IMの製氷工程から貯氷工程への移行動作及び貯氷工程から製氷工程への移行動作について説明する。上述した如き製氷、給水の動作を繰り返すことで貯氷センサ33が満氷を検知すると(ステップS1)、コントロール基板Kのマイクロコンピュータは、当該貯氷センサ33の満氷検知時間(T0)が30秒経過したか否かを判断し(ステップS2)、満氷検知時間(T0)が30秒経過した後、コンプレッサ4及びファンモータ56をOFFする(ステップS3)。
これにより、貯氷センサ33が満氷を検知してから所定時間、本実施例では30秒経過後にコンプレッサ4を停止するため、一時的なセンサ33の誤動作による製氷停止を防止することができる。
また、ステップS3では、コントロール基板Kのマイクロコンピュータはオーガモータ停止遅延時間(T1)及びコンプレッサ始動遅延時間(T3)のカウントを開始する。コントロール基板Kのマイクロコンピュータは、ステップS4において、コンプレッサ4がOFFしてから前記オーガモータ停止遅延時間(T1)が90秒経過したか否かを判断し、その90秒が経過した後、オーガモータ45をOFFし、製氷工程(製氷動作)を停止する(ステップS5)。
これにより、コンプレッサ4の停止後、所定のオーガモータ停止遅延時間(T1)、本実施例では90秒経過後にオーガモータ45を停止するので、冷却円筒15の内壁に生成した氷を残り無く貯氷庫19内に送り込み、オーガモータ45の再始動時に冷却円筒15内が凍結してオーガ16が回転不能に陥る不都合を回避することができる。
次いで貯氷工程に入り、コントロール基板Kのマイクロコンピュータは、貯氷センサ33が満氷を検知しているか否かを判断し(ステップS6)、貯氷センサ33が満氷を検知しなくなった時点でステップS7に移行し、貯氷センサ33が満氷を検知しなくなってからの時間、即ち貯氷センサ満氷解除検知時間(T2)のカウントを開始する。そして、コントロール基板Kのマイクロコンピュータは、ステップS8において、貯氷センサ満氷解除検知時間(T2)が30秒経過したか否かを判断し、その30秒が経過した後、製氷開始と判断し、オーガモータ45をON、ファンモータ56をONとする(ステップS9)。
これにより、貯氷センサ33が満氷を検知しなくなってから所定時間、本実施例では30秒経過後にオーガモータ45を始動するため、一時的なセンサ33の誤動作による製氷開始を防止することができる。
また、ステップS9では、コントロール基板Kのマイクロコンピュータはコンプレッサ始動遅延時間(T3)のカウントを終了すると共に、始動性向上遅延時間(T4)のカウントを開始する。そして、コントロール基板Kのマイクロコンピュータは、ステップS10において、ステップS3からステップS9までにカウントしていたコンプレッサ始動遅延時間(T3)が280秒以上か否かを判断し、280秒以上である場合はステップS11に進み、280秒未満である場合は、ステップS12に進む。
コンプレッサ始動遅延時間(T3)が280秒以上である場合は、ステップS11において、始動性向上遅延時間(T4)がオーガモータ45のON時から20秒以上経過したか否かを判断し、その20秒が経過した後、再び製氷工程に移行し、コンプレッサ4(コンプレッサモータ39)をONとして製氷を再開する(ステップS13)。
他方、コンプレッサ始動遅延時間(T3)が280秒未満である場合は、ステップS12において、コンプレッサ始動遅延時間(T3)と始動性向上遅延時間(T4)の和がコンプレッサ4のOFF時から300秒以上経過したか否かを判断し、その300秒が経過した後、再び製氷工程に移行し、コンプレッサ4(コンプレッサモータ39)をONとして製氷を再開する(ステップS13)。
これにより、コンプレッサ4の停止からコンプレッサ始動遅延時間(T3)の300秒より始動性向上遅延時間(T4)の20秒分だけ短い時間が経過している場合、即ちコンプレッサ始動遅延時間(T3)が280秒以上である場合は、オーガモータ45の始動から始動性向上遅延時間(T4)経過後にコンプレッサ4を始動し、コンプレッサ4の停止からコンプレッサ始動遅延時間(T3)の300秒より始動性向上遅延時間(T4)分の20秒分短い時間が経過していない場合、即ちコンプレッサ始動遅延時間(T3)が280秒未満である場合は、コンプレッサ4の停止からコンプレッサ始動遅延時間(T3)経過後にコンプレッサ4を始動する。
そのため、コンプレッサ4の再始動までの時間を確保するためのコンプレッサ始動遅延時間(T3)と、オーガモータ45及びコンプレッサ4の始動性を向上させるための始動性向上遅延時間(T4)の双方を確保することができる。また、従来の如くコンプレッサ始動遅延時間(T3)が全て経過した後、即ち、300秒経過後に、始動性向上遅延時間(T4)の20秒の経過を待ってからコンプレッサ4の再始動を行う場合に比して、両遅延時間(T3、T4)が重複する分だけ早くコンプレッサ4の再始動を行うことができ、最短ではコンプレッサ4の停止からコンプレッサ始動遅延時間(T3)の経過後に当該コンプレッサ4を始動することが可能となり、製氷能力の向上を図ることができる。
尚、上述の如く貯氷庫19内に蓄えられた氷は、コントロールパネル27に設けられる各スイッチ60、61、62、63、64、65(操作スイッチ48)の操作に基づき、シャッタ29の開閉制御がなされ、定量抽出が行われる。
本実施例の氷ディスペンサの正面図である。 本発明のオーガ式製氷機の縦断側面図である。 氷ディスペンサの部分拡大断面図である。 氷ディスペンサの電気回路図である。 オーガ式製氷機の貯氷動作及び製氷復帰動作のフローチャート図である。
符号の説明
ID 氷ディスペンサ
IM オーガ式製氷機
K コントロール基板
1 製氷部
2 冷却器
4 コンプレッサ
15 冷却円筒
16 オーガ
19 貯氷庫
27 コントロールパネル
33 貯氷センサ
45 オーガモータ

Claims (4)

  1. 外壁に冷却器が設けられた冷却円筒と、該冷却円筒内に同心的且つ回転可能に挿入されたオーガと、該オーガを回転駆動するオーガモータと、前記冷却器と共に冷媒回路を構成するコンプレッサを備え、前記冷却円筒の内壁に生成した氷を前記オーガにより削取し、上方に移送して圧縮することにより、連続的に氷片を生成して貯氷庫に貯留するオーガ式製氷機において、
    前記オーガモータ及びコンプレッサの運転を制御する制御装置を備え、該制御装置は前記コンプレッサ停止後の再始動を許容するまでの所定のコンプレッサ始動遅延時間と、前記オーガモータの始動後に遅延して前記コンプレッサを始動するための所定の始動性向上遅延時間を有し、
    前記貯氷庫内の満氷に基づき、前記コンプレッサとオーガモータを停止すると共に、
    前記貯氷庫内の氷の減少に基づき、前記オーガモータを始動し、当該オーガモータの始動時に、前記コンプレッサの停止から前記コンプレッサ始動遅延時間より前記始動性向上遅延時間分短い時間が経過している場合は、前記オーガモータの始動から前記始動性向上遅延時間経過後に前記コンプレッサを始動し、前記オーガモータの始動時に、前記コンプレッサの停止から前記コンプレッサ始動遅延時間より前記始動性向上遅延時間分短い時間が経過していない場合は、当該コンプレッサの停止から前記コンプレッサ始動遅延時間経過後に当該コンプレッサを始動することを特徴とするオーガ式製氷機。
  2. 前記制御装置は、前記貯氷庫内の満氷に基づき、前記コンプレッサを停止し、当該コンプレッサの停止後、所定のオーガモータ停止遅延時間経過後に前記オーガモータを停止することを特徴とする請求項1のオーガ式製氷機。
  3. 前記制御装置は、前記貯氷庫内の満氷を検出するためのセンサを備え、該センサが満氷を検出してから所定時間後に前記コンプレッサを停止することを特徴とする請求項2のオーガ式製氷機。
  4. 前記制御装置は、前記センサが前記貯氷庫内の満氷を検出しなくなってから所定時間後に前記オーガモータを始動することを特徴とする請求項3のオーガ式製氷機。
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