JP2004324897A - 製氷機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】給水中の時刻t1にフロートスイッチが製氷水タンク内で引っ掛かって動作不良が発生すると、フロートスイッチが上水位を検知できなくなる。ここで、給水バルブを開いてから所定時間ΔT1が経過した時刻t2になってもフロートスイッチが上水位を検知できないと、制御部は給水バルブを5分間閉じて5分間開くという開閉動作を行う。これによりフロートスイッチの動作不良が復帰されれば製氷運転を再開する。但し、時刻t2から設定時間Tが経過した時刻t3まで開閉動作を繰り返してもまだ復帰されないと、制御部は時刻t4に排水バルブを開いて製氷水タンク内の水を排出した後、時刻t5に排水バルブを閉じると共に再び給水バルブを開いて給水を開始する。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、製氷機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、製氷水タンクを備えた製氷機では、製氷水タンクに取り付けられたフロートスイッチが下水位を検知すると給水バルブを開いて製氷水タンクへ給水を行うと共に上水位を検知すると給水バルブを閉じて製氷水タンクへの給水を停止するなど、フロートスイッチの検知状態に対応して給水バルブを開閉することにより製氷水タンク内の水量制御を行っている。ここで、例えば特許文献1には、何らかの原因でフロートスイッチが上水位及び下水位を検知できなくなると、故障が生じたと判断して警報を発するオーガ式製氷機が開示されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−269170号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に記載の製氷機では警報を発するのみであり、作業者が点検及び修理をしなければ、フロートスイッチの動作不良を復帰させることはできなかった。
この発明はこのような問題点を解消するためになされたもので、水位検知手段の動作不良を自動的に復帰させることができる製氷機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る製氷機は、水位検知手段が製氷水タンクの下水位を検知すると給水バルブを開いて製氷水タンクへ給水を行うと共に上水位を検知すると給水バルブを閉じて製氷水タンクへの給水を停止する製氷機において、給水バルブを開いてから所定時間経過しても水位検知手段により上水位が検知されないときに給水バルブの開閉を繰り返す制御部を備えるものである。
また、製氷水タンク内の水を排出するための排水バルブを備え、設定時間に亙って給水バルブの開閉を繰り返してもまだ水位検知手段により上水位が検知されない場合には、制御部は排水バルブを開いて製氷水タンク内の水を排出した後に再び給水バルブを開くことが好ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1にオーガ式製氷機に適用された、この発明の実施の形態に係る製氷機の全体構造を示す。このオーガ式製氷機は、冷凍ケーシング1を有しており、その外周面に蒸発パイプ2が巻装されると共に、冷凍ケーシング1の内部には螺旋刃を有する削氷用のオーガ3が回転自在に支持され、このオーガ3の下端にオーガ3を回転するためのギヤードモータ4が連結されている。なお、冷凍ケーシング1の蒸発パイプ2は、蒸発器として、圧縮機5、凝縮器、ドライヤ及び膨張弁と共に冷凍回路6を構成している。
【0007】
また、製氷水を貯留する製氷水タンク7は、給水管8により冷凍ケーシング1の下部に連結されている。この製氷水タンク7の上部には、給水バルブ9が取り付けられている。また、製氷水タンク7には水位検知手段としてフロートスイッチ10が取り付けられると共にオーバーフロー管11が接続されている。
【0008】
さらに、冷凍ケーシング1の下部には排水管12が接続されており、排水管12の途中に排水バルブ13が取り付けられている。ギヤードモータ4、冷凍回路6の圧縮機5、給水バルブ9、フロートスイッチ10及び排水バルブ13が、制御部14に電気的に接続されている。
【0009】
次に、この実施の形態に係るオーガ式製氷機の動作について説明する。まず、オーガ式製氷機の電源が投入されると、給水バルブ9が開かれて製氷水タンク7への給水が行われると共に冷凍回路6が駆動され、さらにギヤードモータ4が駆動されて製氷運転を開始する。製氷水タンク7へ給水された製氷水は給水管8を介して冷凍ケーシング1内に供給されると共に、蒸発パイプ2により冷却され、これにより冷凍ケーシング1の内周面に氷が成長する。この氷は、オーガ3の回転によって掻き取られ、フレーク状の氷となって螺旋作用により上方へ搬送され、冷凍ケーシングの1の上方から排出される。
【0010】
ここで、製氷運転により製氷水が消費されて、製氷水タンク7内の水位が図2(a)に示されるような水位にまで下がると、フロートスイッチ10が下水位を検知すると共にこのフロートスイッチ10からの信号を受けて制御部14は製氷水タンク7内の水位が下水位であることを認識し、給水バルブ9を開いて製氷水タンク7への給水を行う。その結果、製氷水タンク7内の水位が徐々に上昇していく。そして、製氷水タンク内の水位が図2(b)に示されるような水位に到達すると、フロートスイッチ10が上水位を検知すると共にこのフロートスイッチ10からの信号を受けて制御部14は製氷水タンク7内の水位が上水位であることを認識し、給水バルブ9を閉じて製氷水タンク7への給水を停止する。
【0011】
ここで、図3に示されるように、給水バルブ9を開いて製氷水タンク7へ給水を行っている際の時刻t1にフロートスイッチ10が製氷水タンク7内で引っ掛かって動作不良が発生すると、製氷水タンク7内の水位が上水位を超えてもフロートスイッチ10が上水位を検知できず、図2(c)に示されるように所定量を超えた水がオーバーフロー管11から溢れ出す。このとき、給水バルブ9を開いてから所定時間ΔT1が経過した時刻t2になってもフロートスイッチ10により上水位が検知されないと、制御部14は圧縮機5及びギヤードモータ4を停止させた上で給水バルブ9を5分間閉じて5分間開くという開閉動作を繰り返すことによりフロートスイッチ10の動作不良を復帰させようとする。このような開閉動作の繰り返しが製氷水タンク7内におけるフロートスイッチ10の引っ掛かりを解消するきっかけとなり、これによりフロートスイッチ10の動作不良が復帰しやすくなる。その結果、この開閉動作の途中でフロートスイッチ10が復帰して上水位を検知すると、製氷運転に戻る。
また、給水バルブ9がずっと開いたままにされずに5分間隔で閉じられるので、長寿命の給水バルブ9を実現することができる。
【0012】
但し、上述のような状態で時刻t2から設定時間Tが経過した時刻t3になってもまだフロートスイッチ10の動作不良が復帰されないと、すなわち、時刻t2から設定時間Tに亙って給水バルブ9の開閉を繰り返してもまだフロートスイッチ10により上水位が検知されないと、制御部14は時刻t4までギヤードモータ4を回転した後、排水バルブ13を開いて製氷水タンク7内の水を排出する。その後、製氷水タンク7内から十分に排水がなされた時刻t5に、制御部14は排水バルブ13を閉じると共に再び給水バルブ9を開き、製氷水タンク7への給水を開始する。
【0013】
このように一旦排水した状態の製氷水タンク7に給水が行われるため、それが製氷水タンク7内におけるフロートスイッチ10の引っ掛かりを解消するきっかけとなり、これによりフロートスイッチ10の動作不良がさらに復帰しやすくなる。その結果、フロートスイッチ10が正常に機能して製氷水タンク7内の水位が上水位になるとこれを検知する。さらに、この状態でギヤードモータ4を駆動した後、冷凍回路6の圧縮機5を駆動して再び製氷運転を開始する。
すなわち、フロートスイッチ10の動作不良を短時間で自動的に復帰させて通常運転を再開することができ、これにより作業者による点検及び修理などの手間が軽減される。
【0014】
また、長期間の断水が発生した場合にもフロートスイッチ10の動作不良が発生した場合と同様に、フロートスイッチ10により上水位を検知することができなくなり、設定時間Tに亙って給水バルブ9の開閉を繰り返しても上水位が検知されないため、排水バルブ13を開いて製氷水タンク7内の水が全て排出される。その後も断水が続くと、給水バルブ9が開かれても製氷水タンク7内に水が供給されないので、製氷水タンク7内は乾燥して雑菌が繁殖しにくい状態に保たれることとなる。
その結果、断水が復帰された後には、製氷水タンク7内に新たに供給された衛生的な水を用いて製氷を行うことができる。なお、排水バルブ13を開くと冷凍ケーシング1内の水も排出されるため、長期間の断水の間、製氷水タンク7内だけでなく冷凍ケーシング1内の衛生状態も良好に保つことができる。
【0015】
なお、上述の実施の形態では、給水バルブ9を5分間開いて5分間閉じるという開閉動作を繰り返すようにしていたが、給水バルブ9を開く時間は5分間に限定されるものではなく、また給水バルブ9の開時間と閉時間が同じでなくてもよい。
上述のように、給水バルブ9を開いてから所定時間ΔT1が経過した時刻t2になってもフロートスイッチ10により上水位が検知されない場合に上水位を検知することができるようになるまで圧縮機5及びギヤードモータ4を停止させるので、無駄な電力の消費を防止することができる。
【0016】
また、本発明は、オーガ式製氷機だけでなく、製氷水タンクを備えるその他の製氷機にも適用される。
【0017】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、給水バルブを開いてから所定時間経過しても水位検知手段により上水位が検知されないときに、制御部は給水バルブの開閉を繰り返すので、水位検知手段の動作不良を自動的に復帰させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係るオーガ式製氷機を示す断面図である。
【図2】実施の形態における製氷水タンク内の状態を示し、(a)は下水位の場合、(b)は上水位の場合、(c)は上水位を超えた場合をそれぞれ示す図である。
【図3】実施の形態の動作を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 冷凍ケーシング、2 蒸発パイプ、3 オーガ、4 ギヤードモータ、5圧縮機、6 冷凍回路、7 製氷水タンク、8 給水管、9 給水バルブ、10 フロートスイッチ、11 オーバーフロー管、12 排水管、13 排水バルブ、14 制御部、T 設定時間、ΔT1 所定時間。
Claims (2)
- 水位検知手段が製氷水タンクの下水位を検知すると給水バルブを開いて製氷水タンクへ給水を行うと共に上水位を検知すると給水バルブを閉じて製氷水タンクへの給水を停止する製氷機において、
給水バルブを開いてから所定時間経過しても水位検知手段により上水位が検知されないときに給水バルブの開閉を繰り返す制御部を備えることを特徴とする製氷機。 - 製氷水タンク内の水を排出するための排水バルブを備え、設定時間に亙って給水バルブの開閉を繰り返してもまだ水位検知手段により上水位が検知されない場合には、前記制御部は前記排水バルブを開いて製氷水タンク内の水を排出した後に再び給水バルブを開くことを特徴とする請求項1に記載の製氷機。
Priority Applications (1)
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JP2003115525A JP4313601B2 (ja) | 2003-04-21 | 2003-04-21 | 製氷機 |
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JP2019219095A (ja) * | 2018-06-19 | 2019-12-26 | ホシザキ株式会社 | 製氷機 |
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- 2003-04-21 JP JP2003115525A patent/JP4313601B2/ja not_active Expired - Fee Related
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