JP4139275B2 - 農作業機の操作機構 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は農作業機を運転する際の走行速度の選択と土を耕すロータリ耕耘装置の回転の入り切りの選択を1本の操作レバーで行う農作業機の操作機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の農作業機の操作機構は、1本の操作レバーで走行速度の選択やロータリ耕耘装置の始動・停止の選択を行う(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開昭62−234736号公報 (第2頁、第5図)
【0004】
特許文献1を、図面を参照の上、詳しく説明する。
図11(a),(b)は従来の耕うん機における変速操作装置の説明図であり、(a)は特許文献1の第2図、(b)は特許文献1の第5図である。
従来の変速操作装置は、1本の変速レバー1をシフタ連動軸2にピン3により連結し、ガイド板9のガイド溝10に通し、ガイド溝10の左右方向に走行変速として、前進1速F1,作業中立N´,後進R,中立N,前進2速F2を設定し、ガイド溝10の上下方向にロータリ回転方向切換えとして、正転S,中立NR(ロータリ停止),逆転Cを設定したもので、1本の変速レバー1にて走行用変速及びロータリ回転の切換えの両操作を行うことができるというものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記図11に示す特許文献1の変速操作装置では、旋回すときに前進1速F1での走行速度にて旋回すると、走行速度が遅く、効率が悪い。
前進1速F1より速度の速い前進2速F2を選択することで、より速く旋回することもできるし、都合よくロータリを停止させることも同時にできるが、変速レバー1の移動距離が長く、さらに、ガイド溝10の形状が複雑で変速レバー1を移動させる際の経路が煩雑になり、変速レバー1を移動(シフト)させる際の操作性は悪い。
【0006】
また、特許文献1の変速操作装置では、ロータリの回転数と走行速度は一定であり、効率が悪い。つまり、正転Sでの走行速度では遅いことがある。例えば、土を浅く耕したり、除草する場合は、走行速度を速くしてもよい。
【0007】
そこで、本発明の目的は、1本の操作レバーの1回の動作で走行速度の変更とロータリ耕耘装置の入り切りを同時に行う農作業機の操作機構を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1では、駆動源に接続した1速・2速手段を備えた走行用変速機構と作業用減速機構を備えた動力伝達装置と、この動力伝達装置を1本の操作レバーで遠隔操作する操作機構と、を備えた農作業機において操作機構は、操作レバーを複数のポジションへ移動可能に操作レバーの基部側を支持するレバー支持機構と、このレバー支持機構をカバーする操作パネルと、この操作パネルに操作レバーが貫通する開口をFの字状に開けるとともに、開口を耕耘ポジションから旋回ポジションへ一直線に形成し、これらのポジションの隣に並行に除草ポジションから非作業ポジションへ一直線に形成したシフトゲートと、を備えたとを特徴とする。
【0009】
耕耘の中途で農作業機を旋回させる場合、耕耘ポジションから旋回ポジションへ一直線に、一方向に1本の操作レバーを移動させるだけで耕耘の際の低速走行から旋回する際の高速走行に変えることができる。その際の旋回ポジションの選択の力によって作業用減速機構はロータリ耕耘装置への動力の伝達を断つ。従って、1本の操作レバーの1回の動作で走行速度の変更とロータリ耕耘装置の切りを同時に行える。
【0010】
除草ポジションを選択することで、耕耘ポジションの走行速度より高速の走行速度を得ることができ、除草する場合や土を浅く耕す場合の作業効率の向上を図れる。
【0011】
耕耘や除草を行わずに走行する非作業の場合は、除草ポジションから非作業ポジションへ一直線に、一方向に1本の操作レバーを移動させるだけで、除草の際の走行速度からより高速な非作業の際の走行速度に変えることができる。その際の非作業ポジションの選択によって作業用減速機構はロータリ耕耘装置への動力の伝達を断つ。従って、1本の操作レバーの1回の動作で走行速度の変更とロータリ耕耘装置の切りを同時に行える。
【0012】
請求項2は、走行用変速機構は、駆動源に接続するとともに1速・2速手段の上流に接続し且つ、操作機構に引き部材を連結した高速・低速手段を備えたことを特徴とする。
【0013】
操作機構の旋回ポジションを選択するときの力を引き部材で高速・低速手段に伝えることで、高速・低速手段のうちから高速手段を選択する。その結果、予め1速手段へ伝える回転数を低速から高速に変えることができる。同様に、非作業ポジションを選択するときの力に基づいて予め2速手段へ伝える回転数を低速から高速に変えることができる。このように、旋回ポジションでは、耕耘用走行速度より速い旋回用走行速度に設定して、旋回のときには旋回時の走行速度を速くすることができる。従って、旋回性の向上を図ることができる。同様に、非作業の際の走行速度を速くすることができる。
【0014】
請求項3は、作業用減速機構は、駆動源に一方を接続し、他方を耕耘爪側に接続するとともに、操作機構に引き部材を連結した作業クラッチを備えたとを特徴とする。
【0015】
操作機構の旋回ポジション若しくは非作業ポジションを選択するときの力を引き部材で作業クラッチに伝えることで、作業クラッチを切る。その結果、農作業機を旋回させる際にロータリ耕耘装置の耕耘爪の回転を停止させることができる。同様に、農作業機を移動させる際にもロータリ耕耘装置の耕耘爪の回転を停止させることができる。
【0016】
請求項4は、操作機構は、レバー支持機構の近傍に取り付けるとともに、作業クラッチの引き部材及び高速・低速手段の引き部材を連結した揺動部材を備えたことを特徴とする。
【0017】
操作機構の操作レバーをFの字状に開けたシフトゲートに沿って耕耘ポジションと旋回ポジションとの間を移動させると、操作レバーの支点となるレバー支持機構は揺動する。レバー支持機構の揺動に伴い、揺動部材は揺動すると同時に、揺動で発生した力を作業クラッチ用の引き部材で作業クラッチに伝達(断続の2操作)すると同時に、高速・低速手段用の引き部材で高速・低速手段に伝達(選択の2操作)することができる。このように、1つの揺動部材で合計4つの遠隔操作を行うことができ、部品点数を削減することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」は作業者から見た方向をいう。
【0019】
図1は本発明に係る農作業機の側面図である。
農作業機10は、駆動源としてのエンジン11の動力を動力伝達装置12で左右の車輪13,14(図2参照)へ伝達するとともに、車輪13,14の前方に配置したロータリ耕耘装置15へ伝達し、動力伝達装置12の後部から延ばしたハンドル16の操作機構17を操作して、ロータリ耕耘装置15の耕耘爪18で土を耕す。19はロータリ耕耘装置15の上方を覆うフェンダを示す。
【0020】
動力伝達装置12は、走行用変速機構21と、作業用減速機構22とからなる。23はミッションケースを示す。
走行用変速機構21は、最上流に位置するエンジン11から最下流に位置する車輪13に向けて配置したクラッチ25と、分岐手段26と、副変速機27と、主変速機31と、差動装置32とからなる。34は差動装置32の左の駆動軸、35(図2参照)は右の駆動軸を示す。
【0021】
操作機構17は、操作レバー36と、レバー支持機構37と、操作パネル38と、揺動部材39と、回動軸41と、クラッチレバー42と、を備える。43は作業用減速機構22の作業クラッチ105(図5参照)の引き部材としてのワイヤ、44は副変速機27の低速手段108(図6参照)の引き部材としてのワイヤ、45は副変速機27の高速手段107(図6参照)の引き部材としてのワイヤ、46(図2参照)は主変速機31のワイヤ、47は差動装置32のワイヤを示す。
【0022】
図2は本発明に係る農作業機の平面図であり、ロータリ耕耘装置15上方のフェンダ19を省略した状態で、農作業機10の動力伝達装置12と、動力伝達装置12の後部に左の駆動軸34と右の駆動軸35を介して回転可能に取り付けた車輪13,14と、ロータリ耕耘装置15を取り付けた作業用減速機構22と、ハンドル16に取り付けた操作機構17と、作業クラッチのワイヤ43と、高速・低速手段のワイヤ44,45と、主変速機のワイヤ46と、差動装置のワイヤ47を示す。
【0023】
図3は本発明に係る操作機構の平面図であり、操作機構17の操作レバー36と操作パネル38を示すとともに、ハンドル16の右に取り付け、エンジン11(図1参照)の出力を調整するスロットルレバー49と、ハンドル16の左に取り付け、エンジン11を停止させるエンジンスイッチ51を示す。
【0024】
操作レバー36は、6ポジションへ移動可能で、予め決められた走行条件から所望の走行条件を選択し、設定するもので、操作レバー36を手で握り、走行条件を表示したポジションへ移動させる。
走行条件をそれぞれ「R」、「N」の略語で表示するとともに、「耕耘」、「旋回」、「除草」、「非作業」で表示し且つ、これらを並べた6ポジションとした。
【0025】
Rは、リバース(後退)レンジで、バックギヤ118(図5参照)で走行するレンジである。
Nは、ニュートラル(中立)レンジで、エンジンと駆動系との間で動力を切るレンジである。
【0026】
「耕耘」は、耕耘時に使用するレンジである。
「旋回」は、特に旋回時に使用するレンジである。
除草とは、雑草を取り除く作業や土を浅く耕す作業などロータリ耕耘装置の耕耘爪18(図2参照)の回転数を耕耘の際の回転数より速く設定して行う作業である。
「除草」は、特に除草時に使用するレンジである。
「非作業」は、耕耘などの作業をせずに移動のための走行など非作業のときに使用するレンジである。
【0027】
操作パネル38は、レバー支持機構37をカバーするとともに、操作レバー36を操作するために平板本体53にシフトゲート54を開けたものである。
シフトゲート54は、操作レバー36が貫通する開口55をFの字状に開けたもので、開口55は、耕耘ポジションから旋回ポジションへ一直線に形成した第1開口56と、第1開口56の隣に並行に除草ポジションから非作業ポジションへ一直線に形成した第2開口57とを有する。
【0028】
次に、操作レバー36のシフト操作を説明する。
ここでは、一般的に表現される「レンジのシフト」を「ポジションの移動」と表現する。
NポジションとRポジションとの間の移動操作は、矢印aの如く行う。
耕耘ポジションと旋回ポジションとの間の移動操作は、矢印bの如く行う。
除草ポジションと非作業ポジションとの間の移動操作は、矢印cの如く行う。
【0029】
図4は本発明に係る操作機構の斜視図である。
操作機構17は、既に説明したように、ハンドル16に取り付けた操作パネル38と、操作パネル38の両端に成形したラグ58に取り付けた回動軸41と、回動軸41に取り付けた揺動部材39及びレバー支持機構37と、レバー支持機構37に嵌合した操作レバー36と、を備える。
【0030】
操作レバー36はまた、一端に手で握るグリップ61を形成し、他端に基部62を形成した部材である。
回動軸41は、ラグ58に固定軸63を固定し、固定軸63に回動管64を回動可能に嵌めたものである。
【0031】
レバー支持機構37は、回動管64に箱状の前後回動部材66を取り付け、この前後回動部材66内にコ字状の左右回動部材67をボルト部材68で左右に回動可能に取り付けたもので、6ポジションへ移動可能に操作レバー36の基部62側を支持するとともに、動力伝達装置12(図1参照)に作業者の力を伝えて操作する。
左右回動部材67は第1辺71に操作レバー36を嵌める嵌合部72を形成し、第2辺73に主変速機31(図1参照)のワイヤ46を掛止する掛止部74を形成したものである。75は回動管64の中央に取り付け、レバー支持機構37とともに前後に回動しながら主変速機のワイヤ46を保持するラグを示す。
【0032】
揺動部材39は、レバー支持機構37の近傍で且つ回動管64に中央を取り付け、一端76に低速手段のワイヤ44を掛止し、他端77に高速手段のワイヤ45を掛止するアーム部材78と、作業クラッチのワイヤ43を掛止するリンク手段81とからなる。
リンク手段81は、回動管64に溶接で一端を固定した固定部82と、この固定部82の他端に揺動可能に取り付けた揺動部83とからなる。84はリンク手段81に取り付けて差動装置32のワイヤ47を掛止する掛止部材、85は引張ばねを示す。
【0033】
揺動部材39はこのように、作業クラッチのワイヤ43、高速・低速手段のワイヤ44,45、主変速機のワイヤ46及び差動装置32のワイヤ47を掛止し、これらの5本のワイヤを1回の揺動で同時に押し引きして、動力伝達装置の各部を同時に作動させる。 次に動力伝達装置を説明する。
【0034】
図5は本発明に係る操作機構で操作する動力伝達装置の断面図(その1)である。
動力伝達装置12は、前述したように、エンジン11から順に車輪側下流に向けて配置した分岐手段26と、副変速機27と、主変速機31と、差動装置32と、分岐手段26に接続した作業用減速機構22と、を備えるとともに、順に第1メインシャフト91、第2メインシャフト92、第3メインシャフト93、ドライブシャフト94を配置し、これらのシャフトに嵌合した各ギヤで動力を第1メインシャフト91から左・右の駆動軸34,35(図6参照)へ伝える。
【0035】
分岐手段26は、第2メインシャフト92と、第2メインシャフト92に嵌合した傘歯車97、ローギヤ98(図6参照)、ハイギヤ101(図6参照)を備える。
作業用減速機構22は、分岐手段26に傘歯車を介して接続した第1軸103と、ロータリ耕耘装置15側に配置した第2軸104と、第1軸103に一方を接続し、第2軸104に他方を接続した作業クラッチ105とを備え、ロータリ耕耘装置15を回転若しくは停止させる。作業クラッチ105を図7で説明する。
【0036】
副変速機27は、第3メインシャフト93と、第3メインシャフト93に嵌合した高速手段107(図6参照)と、低速手段108(図6参照)と、高速手段107若しくは低速手段108を第3メインシャフト93に固定する副変速用シフト機構111と、第3メインシャフト93に加工した第1副ドライブギヤ112と、第3メインシャフト93に嵌合した第2副ドライブギヤ113と、副変速用シフト機構111に掛止したワイヤ44,45(図2参照)とを備える。副変速用シフト機構111を図8で説明する。
【0037】
主変速機31は、ドライブシャフト94と、ドライブシャフト94に嵌合した1速手段としての1速ドリブンギヤ116と、2速手段としての2速ドリブンギヤ117(図6参照)と、図に示していないギヤを介して逆回転するバックギヤ118と、ニュートラル部119(図6参照)と、ドライブギヤ121(図6参照)と、これらの1速・2速ドリブンギヤ116,117、バックギヤ118のうち1つをドライブシャフト94に固定するシフト機構122とを備える。シフト機構122を図9で説明する。
【0038】
差動装置32は、エンジンにより回転する回転部材としての従動ギヤ124が受けた動力をボール125・・・(・・・は複数を示す。以下同様。)を介して左の駆動軸34と右の駆動軸に伝え、必要に応じてロック解除部材126で車輪の差動を可能とする。
従動ギヤ124は、例えば、平歯車である。
【0039】
図6は本発明に係る操作機構で操作する動力伝達装置の断面図(その2)であり、第2メインシャフト92、第3メインシャフト93、ドライブシャフト94の配置を展開して示すとともに、分岐手段26、副変速機27、主変速機31、差動装置32、分岐手段26に接続した作業用減速機構22を示す。
【0040】
図6はまた、駆動源側の分岐手段26と主変速機31の間に副変速機27を配置した状態を示すとともに、駆動源に走行用変速機構21の主変速機31を接続した状態を示す。言い換えると、高速手段107と低速手段108を、駆動源側の分岐手段26に接続するとともに1速手段(1速ドリブンギヤ)116、2速手段(2速ドリブンギヤ)117の上流に接続したことを示すととともに、駆動源側に接続した1速・2速手段116,117を示す。
【0041】
高速手段107は、高速用のハイギヤで、例えば、平歯車を用い、平歯車の側面に副変速用シフト機構111と嵌合する凹部を形成した。
低速手段108は、低速用のローギヤであり、例えば、平歯車を用い、平歯車の側面に副変速用シフト機構111と嵌合する凹部を形成した。
【0042】
次に動力伝達装置12と操作機構17(図3参照)の関係を簡単に説明する。
「耕耘」では、低速手段(ローギヤ)108と1速手段(1速ドリブンギヤ)116で走行すると同時に、作業クラッチ105を接続し、一方、差動装置32を非差動にする。
「旋回」では、高速手段(ハイギヤ)107と1速手段(1速ドリブンギヤ(ローギヤ))116で走行するとともに、差動装置32を差動可能にする。
【0043】
「除草」では、低速手段(ローギヤ)108と2速手段(2速ドリブンギヤ)117で走行すると同時に、作業クラッチ105を接続し、一方、差動装置32を非差動にする。
「非作業」では、高速手段(ハイギヤ)107と2速手段(2速ドリブンギヤ(セカンドギヤ))117で走行するとともに、差動装置32を差動可能にする。
【0044】
差動装置32は、前述したが、エンジンにより回転する従動ギヤ124と左の駆動軸34の軸端127と右の駆動軸35の軸端128との3つの駆動要素間にボール125・・・を介在させ、従動ギヤ124により左右の駆動軸34,35を回転させつつ、必要なときに左右の駆動軸間34,35に差動を発生させる。
【0045】
図7は図5の7部詳細図であり、作業クラッチ105を切り、動力の伝達を断った状態を示す。
作業クラッチ105は、第1軸103のスプラインに移動可能に嵌合する第1断続リング131と、第2軸104のスプラインに一体的に嵌合した第2断続リング132と、第1断続リング131を移動させるスライド手段133(回転押し軸134、移動軸135、圧縮ばね136を有する。)と、ワイヤ43とを備え、ワイヤ43の力(矢印d方向)で回転押し軸134が角度βだけ回動すると、移動軸135は距離Lpだけ移動して第1断続リング131の凸部137と第2断続リング132の凹部138を掛合し、動力を伝達する。なお、動力の伝達を切る場合は、操作レバーの操作及び圧縮ばね136による逆の機構で図7の実線で示す状態となるので、作業クラッチ105は切れる。
【0046】
図8は本発明に係る高速・低速手段を選択する副変速用シフト機構の平面図であり、副変速機27と、副変速用シフト機構111で低速手段108を選択した状態を示す。
【0047】
副変速用シフト機構111は、第3メインシャフト93にシフトリング139を移動可能(矢印eの方向)に嵌め、ミッションケース23外に天秤状の第1回動アーム141を配置し、第1回動アーム141の中心に管材142(図5参照)の一端を取り付けるとともに、ミッションケース23に管材142を回動可能に通し、通した管材142の他端にL字形の第2回動アーム143の一方を一体的に固定し、第2回動アーム143の中央にロッド144の一端を連結し、第2回動アーム143の他方に圧縮ばね145を取り付け部材146を介して揺動可能に取り付け、ロッド144の他端にくの字状の第3回動アーム147(図5参照)の一端を連結し、第3回動アーム147の他端に軸材148を一体的に固定するとともに、軸材148(図5参照)の両端をミッションケース23の内面に回動可能に嵌合し、軸材148の中央にC字状のシフトアーム151の中央を一体的に固定し、シフトアーム151の両先端にシフトリング139の外周凹部を掛けたものであり、シフトリング139をワイヤ44,45の力(矢印f,gの方向)で作動させる。
【0048】
次に副変速用シフト機構111の機構を図4も用いて説明する。
副変速用シフト機構111では、ワイヤ44,45の力(矢印f,gの方向)で第1回動アーム141が角度θ1だけ回動すると、ミッションケース23内の第2回動アーム143が角度θ2だけ回動すると同時に、ロッド144を介して第3回動アーム147が角度θ3だけ回動するので、シフトアーム151は角度θ4だけ回動してシフトリング139を二点鎖線のように距離Lhだけシフトさせる。その結果、第3メインシャフト93は高速手段(ハイギヤ)107によって、低速手段(ローギヤ)108より速い回転数をドライブシャフト94に伝える。
【0049】
図8はまた、作業クラッチ105のスライド手段133を示す。
スライド手段133は、回転押し軸134の中央に凹部153を形成し、ミッションケース23に回転押し軸134を回動可能に嵌めるとともに、凹部153を移動軸135の端に配置し、ミッションケース23の外に回転押し軸134の一端を配置し、この一端にワイヤ43を掛けるための掛止部材154を取り付けたもので、ワイヤ43の力(矢印d方向)で回転押し軸134を回し、移動軸135を移動させ作業クラッチ105を接続状態にする。
その際、操作機構17(図3参照)によって、同時に副変速機27の副変速用シフト機構111のシフトアーム151も作動し低速手段(ローギヤ)108が自動的に選択される。一方、主変速機31のシフト機構122で1速又は2速を選択する。
次に走行用変速機構21の1速手段又は2速手段を選択するシフト機構122について説明する
【0050】
図9は本発明に係る1速・2速手段を選択するシフト機構の平面図であり、走行用変速機構21の主変速機31と、その1速・2速手段(1速・2速ドリブンギヤ)116,117及びシフト機構122を示す。
【0051】
シフト機構122は、ドライブシャフト94に第1・第2ガイド管材155,156を嵌め、これら第1・第2ガイド管材155,156に長手方向に形成した溝にスライドキー材157を移動可能(矢印hの方向)に嵌め、第1ガイド管材155の外周面に断面H形のH形リング158をスライド可能(矢印hの方向)に嵌め、一方、ミッションケース23外に小判状の連結板161を配置し、連結板161の基部に連結軸162(図5参照)の一端を取り付けるとともに、ミッションケース23内に連結軸162を管材142(図5参照)を介して回動可能に通し、通した連結軸162の他端にレバー163を一体的に固定し、レバー163の先端の凹部にシフトフォーク164の凸を連結し、シフトフォーク164の先端側にH形リング158の環状溝を嵌めたものであり、シフトフォーク164をワイヤ46の力(矢印jの方向)で作動させる。
【0052】
シフトフォーク164は、ミッションケース23に取り付けたガイドピン165(4個からなるシフト凹部166を有する。)を備えるとともに、自身の内部にシフトボール167と、このシフトボール167をシフト凹部166に押すばね171と、を備える。
シフト凹部166には、順にR部、N部、1速部、2速部を設定した。図9ではR部にシフトボール167が嵌合し、スライドキー材157がバックギヤ118に嵌合した状態を示す。
【0053】
次に、Rポジションから2速(非作業ポジション)を選択する場合の機構を図4、図6及び図9で説明する。
シフト機構122では、ワイヤ46の力(矢印jの方向)で連結板161が角度α1だけ回動すると、ミッションケース23内のレバー163が角度α2だけ回動するので、シフトフォーク164は二点鎖線のように距離LmだけシフトしてH形リング158を距離Lr(Lr=Lm)だけ二点鎖線で示すようにシフトさせる。それに伴い、H形リング158の内周環状溝に嵌合したスライドキー材157は移動し、スライドキー材157のカムは2速ドリブンギヤ117の内周の凹部に嵌合し、2速ドリブンギヤ117をドライブシャフト94に固定する。その結果、ドライブシャフト94は2速ドリブンギヤ117によって速い回転数を得るとともに、ドライブギヤ121を介して差動装置32の従動ギヤ124に動力を伝える。
【0054】
以上に述べた農作業機の操作機構の作用を次に説明する。
図10(a),(b)は本発明に係る操作機構の作用図である。
(a)において、土を耕す場合、操作機構17の耕耘ポジションに操作レバー36を移動させる。耕耘ポジションでは、耕耘に適した低速の走行速度が選択されると同時に、耕耘爪18(図1参照)を回転させるので、耕耘することができる。
【0055】
(b)において、耕耘の中途で農作業機を右回り若しくは左回りに旋回させる場合、現在の耕耘ポジションから旋回ポジションへ操作レバー36を移動させる。旋回ポジションでは、走行速度は耕耘ポジションの走行速度より速くなり、同時に、耕耘爪18(図1参照)を停止させるので、旋回時の走行速度を高めることができる。従って、旋回時の操作は容易である。
【0056】
つまり、開口55を耕耘ポジションから旋回ポジションへ一直線に形成したので、一方向(矢印▲1▼の方向)に1本の操作レバー36を移動させるだけで耕耘の際の走行条件(例えば、低速走行、差動装置の非差動確保)から旋回する際の走行条件(例えば、高速走行、差動装置の差動)に変えることができる。従って、1本の操作レバー36の1回の動作(ワンアクション)で走行速度の変更とロータリ耕耘装置15(図1参照)の入り切りを同時に行うことができる。
【0057】
逆の操作も、一方向に1本の操作レバー36を移動させるだけでよく、1本の操作レバー36の1回の動作で走行速度の変更とロータリ耕耘装置15(図1参照)の入り切りを同時に行うことができる。
【0058】
また、操作機構17では、開口55をFの字状に開けるとともに、除草ポジションから非作業ポジションへ一直線に形成したシフトゲート54設けたので、除草ポジションを選択することで、耕耘ポジションの走行速度より高速の走行速度を得ることができ、除草する場合や土を浅く耕す場合の作業効率の向上を図ることができる。
【0059】
耕耘や除草を行わずに走行する非作業の場合は、除草ポジションから非作業ポジションへ操作レバー36を移動させると、走行速度は除草ポジションより速くなり且つロータリ耕耘装置15(図1参照)の耕耘爪を停止させることができる。つまり、一方向(矢印▲2▼の方向)に操作レバー36を移動させるだけで、除草の際の走行条件から非作業の際の走行条件(高速化)に変えることができる。従って、1本の操作レバー36の1回の動作(ワンアクション)で走行速度の変更とロータリ耕耘装置15(図1参照)の入り切りを同時に行うことができる。
【0060】
図6の走行用変速機構21は、高速手段107、低速手段108を備えた。高速手段107、低速手段108は、駆動源(エンジン)側に接続するとともに1速手段(1速ドリブンギヤ)116、2速手段(2速ドリブンギヤ)117の上流に接続し、操作機構17(図4参照)に引き部材(ワイヤ)44,45を連結した構成なので、操作機構17のポジションを選択するときの力に基づいて予め1速・2速手段116,117へ伝える回転数を高速又は低速に変えることができる。その結果、旋回ポジションでは、耕耘用走行速度より速い旋回用走行速度に設定して、旋回のときには旋回時の走行速度を速くすることができる。従って、旋回性の向上を図ることができる。
【0061】
一方、除草ポジションと非作業ポジションでは、除草用走行速度より速い非作業用走行速度に設定して、非作業のときには走行速度を速くすることができる。従って、作業効率の向上を図ることができる。
【0062】
図5の作業用減速機構22は、作業クラッチ105を備えた。作業クラッチ105は、駆動源(エンジン)11側の第1軸103に一方を接続し、耕耘爪18側の第2軸104に他方を接続するとともに、操作機構17(図4参照)に引き部材(ワイヤ)43を連結した構成なので、操作機構17のポジションを選択するときの力に基づいて駆動源の動力を断続することができる。その結果、操作レバーを旋回ポジション若しくは非作業ポジションへ移動させることで、作業クラッチ105を切り、ロータリ耕耘装置15の耕耘爪18の回転を停止させることができる。
【0063】
図4の操作機構17は、揺動部材39を備えた。揺動部材39は、レバー支持機構37の近傍に取り付けるとともに、作業クラッチ105の引き部材(ワイヤ)43、高速・低速手段107,108の引き部材(ワイヤ)44,45、差動装置のワイヤ47を連結した構成なので、操作レバー36の移動に伴う操作レバー36の支点となるレバー支持機構37の揺動(矢印▲3▼,▲4▼)で発生した力をワイヤ43で作業クラッチ105に伝達(断続の2操作)すると同時に、ワイヤ44,45で高速・低速手段107,108に伝達(選択の2操作)することができる。このように、1つの揺動部材39で合計4つの遠隔操作を行うことができ、部品点数を削減することができる。
【0064】
尚、本発明の実施の形態に示した図3の操作パネル38に走行条件を「耕耘」、「旋回」、「除草」、「非作業」で表示したが、表示の文字は任意であり、例えば、「旋回」を「1」に変更し、「非作業」を「2」に変更してもよい。
Fの字状のシフトゲートの向きは任意であり、回転させることも可能である。具体的には、耕耘ポジションと旋回ポジションとの間の開口を前後の方向に開けたが、90°回転させ左右の方向に一直線に形成することも可能である。
引き部材を用いたが、逆に押し部材でもよい。押し部材は押し力を伝達できるものであればよく、例えば、線材、棒を挙げることができる。
引き部材としてワイヤを用いたが、ワイヤ以外に例えば、線材、棒、鎖など引き力を伝達することができるものでもよい。
【0065】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1では、操作機構は、操作レバーを複数のポジションへ移動可能に操作レバーの基部側を支持するレバー支持機構と、このレバー支持機構をカバーする操作パネルと、この操作パネルに操作レバーが貫通する開口をFの字状に開けるとともに、開口を耕耘ポジションから旋回ポジションへ一直線に形成し、これらのポジションの隣に並行に除草ポジションから非作業ポジションへ一直線に形成したシフトゲートと、を備えたので、耕耘の中途で農作業機を旋回させる場合、耕耘ポジションから旋回ポジションへ一直線に、一方向に1本の操作レバーを移動させるだけで耕耘の際の低速走行から旋回する際の高速走行に変えることができる。従って、1本の操作レバーの1回の動作で走行速度の変更とロータリ耕耘装置の入り切りを同時に行うことができる。
【0066】
除草ポジションを選択することで、耕耘ポジションの走行速度より高速の走行速度を得ることができ、除草する場合や土を浅く耕す場合の作業効率の向上を図ることができる。
【0067】
耕耘や除草を行わずに走行する非作業の場合は、除草ポジションから非作業ポジションへ一直線に、一方向に1本の操作レバーを移動させるだけで、除草の際の走行速度からより高速な非作業の際の走行速度に変えることができる。従って、1本の操作レバーの1回の動作で走行速度の変更とロータリ耕耘装置の入り切りを同時に行うことができる。
【0068】
請求項2では、走行用変速機構は、駆動源に接続するとともに1速・2速手段の上流に接続し且つ、操作機構に引き部材を連結した高速・低速手段を備えたので、操作機構のポジションを選択するときの力に基づいて予め1速・2速手段へ伝える回転数を高速又は低速に変えることができる。その結果、旋回ポジションでは、耕耘用走行速度より速い旋回用走行速度に設定して、旋回のときには旋回時の走行速度を速くすることができる。従って、旋回性の向上を図ることができる。
【0069】
一方、非作業ポジションでは、除草用走行速度より速い非作業用走行速度に設定して、非作業のときには走行速度を速くすることができる。従って、作業効率の向上を図ることができる。
【0070】
請求項3では、作業用減速機構は、駆動源に一方を接続し、他方を耕耘爪側に接続するとともに、操作機構に引き部材を連結した作業クラッチを備えたので、操作機構の操作レバーを旋回ポジション若しくは非作業ポジションへ移動させることで、作業クラッチを切り、ロータリ耕耘装置の回転を停止させることができる。
【0071】
請求項4では、操作機構は、レバー支持機構の近傍に取り付けるとともに、作業クラッチの引き部材及び高速・低速手段の引き部材を連結した揺動部材を備えたので、操作レバーの支点となるレバー支持機構の揺動で発生した力を作業クラッチ用引き部材で作業クラッチに伝達(断続の2操作)すると同時に、高速・低速手段用引き部材で高速・低速手段に伝達(選択の2操作)することができる。このように、1つの揺動部材で合計4つの遠隔操作を行うことができ、部品点数を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る農作業機の側面図
【図2】本発明に係る農作業機の平面図
【図3】本発明に係る操作機構の平面図
【図4】本発明に係る操作機構の斜視図
【図5】本発明に係る操作機構で操作する動力伝達装置の断面図(その1)
【図6】本発明に係る操作機構で操作する動力伝達装置の断面図(その2)
【図7】図5の7部詳細図
【図8】本発明に係る高速・低速手段を選択する副変速用シフト機構の平面図
【図9】本発明に係る1速・2速手段を選択するシフト機構の平面図
【図10】本発明に係る操作機構の作用図
【図11】従来の耕うん機における変速操作装置の説明図
【符号の説明】
10…農作業機、11…駆動源(エンジン)、12…動力伝達装置、17…操作機構、18…耕耘爪、21…走行用変速機構、22…作業用減速機構、36…操作レバー、37…レバー支持機構、38…操作パネル、39…揺動部材、43…作業クラッチの引き部材(ワイヤ)、44…低速手段の引き部材(ワイヤ)、45…高速手段の引き部材(ワイヤ)、55…開口、56…一直線に形成した開口(第1開口)、57…隣に一直線に形成した開口(第2開口)、62…操作レバーの基部、105…作業クラッチ、107…高速手段、108…低速手段、116…1速手段(1速ドリブンギヤ)、117…2速手段(2速ドリブンギヤ)。
Claims (4)
- 駆動源に接続した1速・2速手段を備えた走行用変速機構と作業用減速機構を備えた動力伝達装置と、この動力伝達装置を1本の操作レバーで遠隔操作する操作機構と、を備えた農作業機において、
前記操作機構は、操作レバーを複数のポジションへ移動可能に操作レバーの基部側を支持するレバー支持機構と、このレバー支持機構をカバーする操作パネルと、この操作パネルに前記操作レバーが貫通する開口をFの字状に開けるとともに、開口を耕耘ポジションから旋回ポジションへ一直線に形成し、これらのポジションの隣に並行に除草ポジションから非作業ポジションへ一直線に形成したシフトゲートと、を備えたとを特徴とする農作業機の操作機構。 - 前記走行用変速機構は、駆動源に接続するとともに前記1速・2速手段の上流に接続し且つ、前記操作機構に引き部材を連結した高速・低速手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の農作業機の操作機構。
- 前記作業用減速機構は、駆動源に一方を接続し、他方を耕耘爪側に接続するとともに、前記操作機構に引き部材を連結した作業クラッチを備えたとを特徴とする請求項1記載の農作業機の操作機構。
- 前記操作機構は、レバー支持機構の近傍に取り付けるとともに、前記作業クラッチの引き部材及び前記高速・低速手段の引き部材を連結した揺動部材を備えたことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載の農作業機の操作機構。
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