JP4138717B2 - 展延性を有する防水気密用粘着シートによる3面交差構造物の防水施工方法 - Google Patents
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Description
(A):基材の片面に、剥離ライナーにより保護されている粘着剤層が形成された形態の展延性を有する防水気密用粘着シートを、背面どうしが対向して内面側に位置し且つ粘着面が外面側に位置するような形態で、2つ折り状態となるように折り曲げた後、さらに、一方の外面側の粘着面が剥離ライナーにより保護された状態で対向して内面側に位置し且つ他方の外面側の粘着面が外面側に位置するような形態で、4つ折り状態となるように折り曲げる工程
(B):工程(A)において、2つ折り状態となるように折り曲げる前、2つ折り状態となるように折り曲げてから、4つ折り状態となるように折り曲げるまでの間、または4つ折り状態となるように折り曲げた後のいずれかの段階で、4つ折り状態となるように折り曲げた際に外面側に位置する粘着面を保護している剥離ライナーを剥離させる工程
(C):工程(A)および(B)の後、4つ折り状態となるように折り曲げられた展延性を有する防水気密用粘着シートにおける外面側で露出している粘着面を、2つ折り状態となるように折り曲げた際の線状の折り曲げ部と、4つ折り状態となるように折り曲げた際の線状の折り曲げ部とが交差している点状の2回折り曲げ角部が、3面交差構造物の3面が接触している点状隅部に一致又はほぼ一致するとともに、4つ折り状態となるように折り曲げた際の線状の折り曲げ部が、3面交差構造物におけるいずれかの2面どうしが接触している線状隅部に一致又はほぼ一致し、且つ2つ折り状態となるように折り曲げた際の線状の折り曲げ部が、3面交差構造物における他の2つの線状隅部に一致又はほぼ一致するような形態で、3面交差構造物の3面交差周辺部において、4つ折り状態となるように折り曲げた際の線状の折り曲げ部が一致又はほぼ一致している線状隅部を形成している2面に、密接に貼り合わせる工程
(D):工程(C)の後、展延性を有する防水気密用粘着シートにおける未貼着状態の粘着面を保護している剥離ライナーを剥離させる工程
(E):工程(D)の後、展延性を有する防水気密用粘着シートにおける未貼着状態で露出している粘着面を、3面交差構造物の3面交差周辺部における他の2つの線状隅部から他の1面の方向に展延させながら、3面交差構造物の3面交差周辺部における他の1面に、密接に貼り合わせる工程
(A):基材の片面に、剥離ライナーにより保護されている粘着剤層が形成された形態の展延性を有する防水気密用粘着シートを、背面どうしが対向して内面側に位置し且つ粘着面が外面側に位置するような形態で、2つ折り状態となるように折り曲げた後、さらに、一方の外面側の粘着面が剥離ライナーにより保護された状態で対向して内面側に位置し且つ他方の外面側の粘着面が外面側に位置するような形態で、4つ折り状態となるように折り曲げる工程
(B):工程(A)において、2つ折り状態となるように折り曲げる前、2つ折り状態となるように折り曲げてから、4つ折り状態となるように折り曲げるまでの間、または4つ折り状態となるように折り曲げた後のいずれかの段階で、4つ折り状態となるように折り曲げた際に外面側に位置する粘着面を保護している剥離ライナーを剥離させる工程
(C):工程(A)および(B)の後、4つ折り状態となるように折り曲げられた展延性を有する防水気密用粘着シートにおける外面側で露出している粘着面を、2つ折り状態となるように折り曲げた際の線状の折り曲げ部と、4つ折り状態となるように折り曲げた際の線状の折り曲げ部とが交差している点状の2回折り曲げ角部が、3面交差構造物の3面が接触している点状隅部に一致又はほぼ一致するとともに、4つ折り状態となるように折り曲げた際の線状の折り曲げ部が、3面交差構造物におけるいずれかの2面どうしが接触している線状隅部に一致又はほぼ一致し、且つ2つ折り状態となるように折り曲げた際の線状の折り曲げ部が、3面交差構造物における他の2つの線状隅部に一致又はほぼ一致するような形態で、3面交差構造物の3面交差周辺部において、4つ折り状態となるように折り曲げた際の線状の折り曲げ部が一致又はほぼ一致している線状隅部を形成している2面に、密接に貼り合わせる工程
(D):工程(C)の後、展延性を有する防水気密用粘着シートにおける未貼着状態の粘着面を保護している剥離ライナーを剥離させる工程
(E):工程(D)の後、展延性を有する防水気密用粘着シートにおける未貼着状態で露出している粘着面を、3面交差構造物の3面交差周辺部における他の2つの線状隅部から他の1面の方向に展延させながら、3面交差構造物の3面交差周辺部における他の1面に、密接に貼り合わせる工程
工程(A)では、展延性を有する防水気密用粘着シート(「展延性防水気密用粘着シート」と称する場合がある)として、基材の片面に、剥離ライナーにより保護されている粘着剤層が形成された形態の展延性防水気密用粘着シートを用いており、このような展延性防水気密用粘着シートを、図1で示されるように、背面(すなわち、基材の粘着剤層に対して反対側に位置している面)どうしが対向して内面側に位置し且つ粘着面(粘着剤層の表面)が外面側に位置するような形態で、2つ折り状態となるように折り曲げた後、さらに、一方の外面側の粘着面が剥離ライナーにより保護された状態で対向して内面側に位置し且つ他方の外面側の粘着面が外面側に位置するような形態で、4つ折り状態となるように折り曲げている。
工程(B)では、展延性防水気密用粘着シートにおいて、図2で示されるように、4つ折り状態となるように折り曲げた際に外面側に位置する粘着面を保護している剥離ライナーを剥離させている。図2は、本発明の3面交差構造物の防水施工方法における工程(B)において、展延性防水気密用粘着シートを4つ折り状態となるように折り曲げた際に外面側に位置する粘着面を保護している剥離ライナーが剥離された状態を示す概略図である。図2において、他の符号(1、2、3、4、5a、5b1、5b2、5c、5d、5d1、5d2、6a、6a1、6a2、6b、6c等の各符号)は前記に同じである。
工程(C)では、4つ折り状態となるように折り曲げられた展延性防水気密用粘着シートについて、図3で示されるように、外面側で露出している粘着面を、所定の形態で、3面が接触し且つ3面の各面どうしも互いに接触している3面を有する3面交差構造物におけるいずれかの2面に密接に貼り合わせている。図3は、本発明の3面交差構造物の防水施工方法における工程(C)において、4つ折り状態となるように折り曲げられた展延性防水気密用粘着シートを、3面交差構造物におけるいずれかの2面に貼り合わせた状態を示す概略図であり、3面交差構造物の要部を示している。図3において、Wは3面が接触し且つ3面の各面どうしも互いに接触している3面を有する構造物(3面交差構造物)であり、X、Y、Zは、それぞれ、3面交差構造物Wにおける各面を示している。また、Aは面Xと面Yとの2面が接触している線状隅部、Bは面Xと面Zとの2面が接触している線状隅部、Cは面Yと面Zとの2面が接触している線状隅部、Dは面Xと面Yと面Zとの3面が接触している点状隅部、Waは点状隅部D及びその周辺部を含む部分(3面交差周辺部)を示している。図3において、他の符号(1、2、3、4、5a、5c、5d1、5d2、6a1、6a2、6b、6c等の各符号)は前記に同じである。
工程(D)では、3面交差構造物の3面交差周辺部における所定の2面に所定の形態で貼り合わせた展延性防水気密用粘着シートにおいて、図4で示されるように、未貼着状態の粘着面を保護している剥離ライナーを剥離させている。図4は、本発明の3面交差構造物の防水施工方法における工程(D)において、3面交差構造物の3面交差周辺部における所定の2面に貼り合わせた展延性防水気密用粘着シートにおいて、未貼着状態の粘着面を保護している剥離ライナーが剥離された状態を示す概略図である。図4において、各符号は前記に同じである。
工程(E)では、3面交差構造物の3面交差周辺部における所定の2面に貼り合わせた展延性防水気密用粘着シートにおいて、図5で示されるように、未貼着状態で露出している粘着面を、所定の形態で、3面交差構造物の3面交差周辺部における他の1面に密接に貼り合わせている。図5は、本発明の3面交差構造物の防水施工方法における工程(E)において、3面交差構造物の3面交差周辺部における所定の2面に貼り合わせた展延性防水気密用粘着シートを、他の1面に貼り合わせた状態を示す概略図である。図5において、各符号は前記に同じである。
本発明において、3面交差構造物としては、3面が接触し且つ3面の各面どうしも互いに接触している3面を有する構造物であれば、特に制限されない。
展延性防水気密用粘着シートとしては、基材と、該基材の片面に形成された粘着剤層と、該粘着剤層の表面(粘着面)を保護している剥離ライナーとを有し、且つ展延性を有しており、さらに、貼着後には、防水性及び気密性を付与することができる粘着シートであれば特に制限されない。展延性防水気密用粘着シートとしては、展延性を有していることが重要であり、特に、優れた展延性を有しているとともに、展延後には収縮しにくくなっている特性を有していることが好ましい。具体的には、展延性防水気密用粘着シートとしては、例えば、破断時における伸び(標線間距離:40mm、引張速度:300mm/min)が、長手方向および幅方向ともに、200〜1200%であり、且つ100%伸長下における応力(標線間距離:40mm、引張速度:50mm/min)が、長手方向および幅方向ともに、10〜100N/cm2である特性を有していることが好ましい。
展延性防水気密用粘着シートにおける基材としては、展延性を有する防水気密用粘着シートを作製することが可能な基材であれば特に制限されないが、ゴム製シートを好適に用いることができる。ゴム製シートの素材又は材料としては、特に制限されず、各種ゴム組成物(例えば、合成ゴムや天然ゴムを含有するゴム組成物など)を用いることができる。ゴム製シートとしては、合成ゴムを主成分とするゴム組成物により構成されていることが好ましい。このような合成ゴムとしては、特に制限されず、例えば、ブチルゴム、ポリイソプレンゴム、ポリイソブチレンゴム、クロロプレンゴム、ニトリルブチルゴム、エチレン−プロピレンゴム(EPT)、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)、ポリブテンゴム、塩素化ポリエチレンゴム、スチレン−ブタジエン(SB)ゴム、スチレン−イソプレン(SI)ゴム、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(SIS)ゴム、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体(SBS)ゴム、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体(SEBS)ゴム、スチレン−エチレン−プロピレン−スチレンブロック共重合体(SEPS)ゴム、スチレン−エチレン−プロピレンブロック共重合体(SEP)ゴムなどが挙げられる。合成ゴムは単独で又は2種以上組み合わせて使用することができる。
展延性防水気密用粘着シートにおける粘着剤層を構成する粘着剤としては、特に制限されず、例えば、ゴム系粘着剤、アクリル系粘着剤、ポリエステル系粘着剤、ウレタン系粘着剤、ポリアミド系粘着剤、エポキシ系粘着剤、ビニルアルキルエーテル系粘着剤、シリコーン系粘着剤、フッ素系粘着剤などの公知の粘着剤を用いることができる。また、粘着剤は、ホットメルト型粘着剤であってもよい。粘着剤は、単独で又は2種以上組み合わせて使用することができる。粘着剤は、エマルジョン系粘着剤、溶剤系粘着剤、オリゴマー系粘着剤、固系粘着剤などのいずれの形態の粘着剤であってもよい。
展延性防水気密用粘着シートにおける剥離ライナー(セパレータ)としては、特に制限されず、公知の剥離ライナーを適宜選択して用いることができる。具体的には、剥離ライナーとしては、例えば、基材の少なくとも一方の表面に剥離処理剤(剥離処理剤)による剥離処理層を有する剥離ライナーの他、フッ素系ポリマー(例えば、ポリテトラフルオロエチレン、ポリクロロトリフルオロエチレン、ポリフッ化ビニル、ポリフッ化ビニリデン、テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン共重合体、クロロフルオロエチレン・フッ化ビニリデン共重合体等)からなる低接着性基材や、無極性ポリマー(例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のオレフィン系樹脂など)からなる低接着性基材等による剥離ライナーなどを用いることができる。剥離ライナーとしては、例えば、基材の少なくとも一方の面に剥離処理層が形成されている形態の剥離ライナーを好適に用いることができる。このような剥離ライナーにおいて、剥離処理層を形成する基材としては、ポリエステルフィルム(ポリエチレンテレフタレートフィルム等)、オレフィン系樹脂フィルム(ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム等)、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリイミドフィルム、ポリアミドフィルム(ナイロンフィルム)、フッ素系フィルム(ポリテトラフルオロエチレンフィルムなど)、レーヨンフィルムなどのプラスチック系基材フィルム(合成樹脂フィルム)や、紙類(上質紙、和紙、クラフト紙、グラシン紙、合成紙、トップコート紙など)の他、これらを、ラミネートや共押し出しなどにより、複層化したもの(2〜3層の複合体)などが挙げられる。
本発明では、展延性防水気密用粘着シートは、背面どうしが対向して内面側に位置し且つ粘着面が外面側に位置するような形態で、2つ折り状態となるように折り曲げて用いられるので、背面どうしが接触しても、自着しない特性(非自着性)を有していることが好ましい。特に、展延性防水気密用粘着シートにおける基材としてゴム製シートが用いられている場合、展延性防水気密用粘着シートの背面(すなわち、ゴム製シートの表面)は、非自着性を有していることが重要である。
下記の(基材の作製例1)により得られた厚みが0.45mmのゴム製シートの一方の面に、下記の(被膜形成組成物の調製例1)により得られた被膜形成組成物を、所定量塗布して、100℃で0.5分間乾燥して、厚さが約3μmの被膜層を形成した。その後、ゴム製シートの他方の面(被膜層に対して反対側の面)に、下記の(粘着剤層の作製例1)により得られたシート状の粘着剤層(厚み:1.0mm)貼り合わせ、さらに、該粘着剤層上に、片面にシリコーン離型処理が施されている剥離ライナーを貼り合わせて、展延性防水気密用粘着シートを得た。
ブチルゴム:50重量部、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM):50重量部、重質炭酸カルシウム:120重量部、プロセスオイル:15重量部、およびカーボンブラック:10重量部を、混合機(バンバリーミキサー)に投入して、8分間混練りした後、カレンダーロールで、ロール温度:110℃の条件で、シート状に成型して、各厚みのゴム製シート(厚みが0.45mmのゴム製シート、厚みが0.55mmのゴム製シート、厚みが2.0mmのゴム製シート)を、それぞれ、作製した。
アクリロニトリルと、オクタデシルメタクリレートとをトルエン溶液中で重合して、共重合体[アクリロニトリル/オクタデシルメタクリレート(重量モル比)=30/70;重量平均分子量:4万]を得た。この共重合体をトルエンで濃度調整を行って、固形分が1重量%の溶液を調製し、該溶液を被膜形成組成物とした。
押出機に、ブチルゴム:100重量部、粘着付与剤:50重量部、重質炭酸カルシウム:100重量部、カーボンブラック:30重量部、および軟化剤:100重量部の混合物を導入し、押出成型を行って、厚みが1.0mmのシート状の粘着剤層を作製した。
展延性防水気密用粘着シートを、長手方向(MD方向)および幅方向(TD方向)のそれぞれの方向で、JIS K 6251に規定するダンベル形状1号の試験片に打ち抜いて試験片(試験幅:10mm、標線間距離:40mm)を作製し、引張り試験機を使用し、試験片の標線間距離:40mm、試験片の幅:10mmとして、300mm/minの速度で、クロスヘッド側を引張り、試験片が切断した時点の伸び(%)を測定する。
展延性防水気密用粘着シートを、長手方向(MD方向)および幅方向(TD方向)のそれぞれの方向で、JIS K 6251に規定するダンベル形状1号の試験片に打ち抜いて試験片(試験幅:10mm、標線間距離:40mm)を作製し、JIS K 6254に準じて、引張り試験機を使用し、試験片の標線間距離:40mm、試験片の幅:10mmとして、50mm/minの速度で、クロスヘッド側を引張り、試験片が100%伸びた時点で引張りを停止し、このときの荷重(N)を測定し、この荷重の値を引張り前の試験片の断面積(試験片の厚さ×試験片の幅)で割ることにより、単位断面積当たりの荷重(N/cm2)を算出し、この算出された値を100%伸長下における応力とする。
また、前記の展延性防水気密用粘着シートの作製例1により作製された展延性防水気密用粘着シートを幅25mmに切断した後、基材の背面(被膜形成組成物の調製例1により得られた被膜形成組成物による被膜層側の面)を、指触して、粘着性を確認し、また、背面(被膜層側の面)どうしを貼り合わせて、2kgのローラー1往復にて貼着させて、30分間放置した後、剥がして、背面どうしの接着性を官能的に確認し、さらにまた、この剥離の際の180°ピール粘着力(接着力)を測定したところ(幅:25mm、引張速度:300mm/min、温度:23±2℃、湿度:50±5%RH)、指触では粘着感が感じられず、また、背面どうしを貼り合わせた後に剥離する際の180°ピール粘着力は0N/25mmであり、背面どうしは互いに接着することがなく、貼り合わせ施工作業を阻害することがないことが確認された。
さらに、展延性防水気密用粘着シートの作製例1により作製された展延性防水気密用粘着シートを幅25mmに切断し、2つの試験片を作製した後、一方の試験片における粘着剤層を、他方の試験片における基材の表面(被膜形成組成物の調製例1により得られた被膜形成組成物による被膜層側の面)に、2kgのローラー1往復にて貼着させた後、所定時間(30分間、24時間)放置した後、引張試験機(装置製品名「オートグラフ」島津製作所社製)を用いて、180°ピール粘着力(幅:25mm、引張速度:300mm/min、温度:23±2℃、湿度:50±5%RH、基材の背面側が粘着剤層に貼着されている側の試験片を剥離する)を測定したところ、30分放置後の180°ピール粘着力(引張速度:300mm/min)は9N/25mmであり、24時間放置後の180°ピール粘着力(引張速度:300mm/min)は13N/25mmであった。
さらにまた、展延性防水気密用粘着シートの作製例1により作製された展延性防水気密用粘着シートを幅100mmに切断し、2つの試験片を作製した後、一方の試験片における粘着剤層を、他方の試験片における基材の表面(被膜形成組成物の調製例1により得られた被膜形成組成物による被膜層側の面)に、図12で示されるように、長さ25mm重ね合わせて、2kgのローラー1往復にて貼着させた後、70mm径の筒を重ね合わせ部分上に立て、粘着テープとの境界部をシーリング材で漏水防止の処理をする。その後、筒の中に水を50mmの高さになるように注入し、24時間後に重ね合わせ部での漏水の有無を目視により観察したところ、漏水は確認されず、防水性・気密性が良好であることが確認された。
展延性防水気密用粘着シートの作製例1により作製された展延性防水気密用粘着シートを、幅:100mm、長さ:100mmに切断して、展延性防水気密用粘着シートの貼付試験片を作製した。この貼付試験片を、温度:23±2℃、湿度:50±5%RHの条件下で、図1〜5で示されるようにして、3面が接触し且つ3面の各面どうしも互いに接触しているとともに、各面間の角度がすべて約90°となっている3面を有する3面交差構造物における3面交差周辺部(3面が接触している点状隅部及びその周辺部を含む部位)に貼着させた。
1a 展延性防水気密用粘着シート1の背面側
1b 展延性防水気密用粘着シート1の粘着面側
2 基材
3 粘着剤層
4 剥離ライナー
5a 展延性防水気密用粘着シート1を2つ折り状態となるように折り曲げた際の内面側(2つ折り内面側)
5b 展延性防水気密用粘着シート1を2つ折り状態となるように折り曲げた際の外面側(2つ折り外面側)
5b1 2つ折り外面側5bのうちの一方の2つ折り外面側
5b2 2つ折り外面側5bのうちの他方の2つ折り外面側
5c 展延性防水気密用粘着シート1を4つ折り状態となるように折り曲げた際の内面側(4つ折り内面側)
5d 展延性防水気密用粘着シート1を4つ折り状態となるように折り曲げた際の外面側(4つ折り外面側)
5d1 4つ折り外面側5dのうちの一方の4つ折り外面側
5d2 4つ折り外面側5dのうちの他方の4つ折り外面側
6a 展延性防水気密用粘着シート1を2つ折り状態となるように折り曲げた際の線状の折り曲げ部(2つ折り折曲部)
6a1 2つ折り折曲部6aのうちの一方の端部側の2つ折り折曲部
6a2 2つ折り折曲部6aのうちの他方の端部側の2つ折り折曲部
6b 展延性防水気密用粘着シート1を4つ折り状態となるように折り曲げた際の線状の折り曲げ部(4つ折り折曲部)
6c 2つ折り折曲部6aと4つ折り折曲部6bとが交差している点状の2回折り曲げ角部(折曲角部)
A 面Xと面Yとの2面が接触している線状隅部
A1〜A4 各面(X1〜X4)と各面(Y1〜Y4)との2面が接触している線状隅部
B 面Xと面Zとの2面が接触している線状隅部
B1〜B4 各面(X1〜X4)と各面(Z1〜Z4)との2面が接触している線状隅部
C 面Yと面Zとの2面が接触している線状隅部
C1〜C4 各面(Y1〜Y4)と各面(Z1〜Z4)との2面が接触している線状隅部
D 面Xと面Yと面Zとの3面が接触している点状隅部
D1〜D4 各面(X1〜X4)と各面(Y1〜Y4)と各面(Z1〜Z4)との3面が接触している点状隅部
W 3面が接触し且つ3面の各面どうしも互いに接触している3面を有する構造物(3面交差構造物)
W1〜W4 それぞれ、3面交差構造物
Wa 点状隅部D及びその周辺部を含む部分(3面交差周辺部)
X 3面交差構造物Wにおける各面
X1〜X4 各3面交差構造物(W1〜W4)における各面
Y 3面交差構造物Wにおける各面
Y1〜Y4 各3面交差構造物(W1〜W4)における各面
Z 3面交差構造物Wにおける各面
Z1〜Z4 各3面交差構造物(W1〜W4)における各面
11 展延性防水気密用粘着シート
21 基材
31 粘着剤層
41 剥離ライナー
41a 剥離ライナー41における一方の端部側の剥離ライナー部
41b 剥離ライナー41における他方の端部側の剥離ライナー部
41c 剥離ライナー41に設けられた背割り線
12 展延性防水気密用粘着シート
22 ゴム製シート
32 粘着剤層
42 剥離ライナー
7 非自着性且つ粘着剤層接着性を有する被膜層(非自着・非離型性被膜層)
81 住宅外装下地構造物におけるサッシ枠
81a サッシ枠81における3面が接触している点状隅部及びその周辺部を含む3面交差周辺部
81b 外壁部
81c サッシ挿入部、
91 3面交差周辺部81aに貼着された展延性防水気密用粘着シート
82 住宅外装下地構造物における換気扇枠
82a 換気扇枠82における3面が接触している点状隅部及びその周辺部を含む3面交差周辺部
82b 外壁部
82c 換気扇挿入部、
92 3面交差周辺部82aに貼着された展延性防水気密用粘着シート
83 住宅外装下地構造物における手摺壁部と壁部との接合部
83a 手摺壁部と壁部との接合部83における3面が接触している点状隅部及びその周辺部を含む3面交差周辺部
83b 手摺壁部
83c 壁部
84 住宅外装下地構造物における階段状の手摺壁部の段差部
84a 階段状の手摺壁部の段差部84における3面が接触している点状隅部及びその周辺部を含む3面交差周辺部
93 3面交差周辺部83aに貼着された展延性防水気密用粘着シート
94 3面交差周辺部84aに貼着された展延性防水気密用粘着シート
10a 一方の試験片(幅100mm)
10b 他方の試験片(幅100mm)
10c 筒(外径70mm、プラスチック製)
10d 水
Claims (8)
- 3面が接触し且つ3面の各面どうしも互いに接触している3面を有する3面交差構造物における3面が接触している点状隅部及びその周辺部を含む3面交差周辺部に、展延性を有する防水気密用粘着シートを貼着させて、前記3面交差構造物に防水施工を施す方法であって、下記の工程(A)〜(E)を具備することを特徴とする展延性を有する防水気密用粘着シートによる3面交差構造物の防水施工方法。
(A):基材の片面に、剥離ライナーにより保護されている粘着剤層が形成された形態の展延性を有する防水気密用粘着シートを、背面どうしが対向して内面側に位置し且つ粘着面が外面側に位置するような形態で、2つ折り状態となるように折り曲げた後、さらに、一方の外面側の粘着面が剥離ライナーにより保護された状態で対向して内面側に位置し且つ他方の外面側の粘着面が外面側に位置するような形態で、4つ折り状態となるように折り曲げる工程
(B):工程(A)において、2つ折り状態となるように折り曲げる前、2つ折り状態となるように折り曲げてから、4つ折り状態となるように折り曲げるまでの間、または4つ折り状態となるように折り曲げた後のいずれかの段階で、4つ折り状態となるように折り曲げた際に外面側に位置する粘着面を保護している剥離ライナーを剥離させる工程
(C):工程(A)および(B)の後、4つ折り状態となるように折り曲げられた展延性を有する防水気密用粘着シートにおける外面側で露出している粘着面を、2つ折り状態となるように折り曲げた際の線状の折り曲げ部と、4つ折り状態となるように折り曲げた際の線状の折り曲げ部とが交差している点状の2回折り曲げ角部が、3面交差構造物の3面が接触している点状隅部に一致又はほぼ一致するとともに、4つ折り状態となるように折り曲げた際の線状の折り曲げ部が、3面交差構造物におけるいずれかの2面どうしが接触している線状隅部に一致又はほぼ一致し、且つ2つ折り状態となるように折り曲げた際の線状の折り曲げ部が、3面交差構造物における他の2つの線状隅部に一致又はほぼ一致するような形態で、3面交差構造物の3面交差周辺部において、4つ折り状態となるように折り曲げた際の線状の折り曲げ部が一致又はほぼ一致している線状隅部を形成している2面に、密接に貼り合わせる工程
(D):工程(C)の後、展延性を有する防水気密用粘着シートにおける未貼着状態の粘着面を保護している剥離ライナーを剥離させる工程
(E):工程(D)の後、展延性を有する防水気密用粘着シートにおける未貼着状態で露出している粘着面を、3面交差構造物の3面交差周辺部における他の2つの線状隅部から他の1面の方向に展延させながら、3面交差構造物の3面交差周辺部における他の1面に、密接に貼り合わせる工程 - 3面交差構造物が、(1)3面が接触し且つ3面の各面どうしも互いに接触しているとともに、各面間の角度がすべて180°未満となっている3面を有する3面交差構造物、(2)3面が接触し且つ3面の各面どうしも互いに接触しているとともに、各面間の角度が180°未満であるものが2つとなり且つ180°を超えているものが1つとなっている3面を有する3面交差構造物、(3)3面が接触し且つ3面の各面どうしも互いに接触しているとともに、各面間の角度が180°未満であるものが1つとなり且つ180°を超えているものが2つとなっている3面を有する3面交差構造物、または(4)3面が接触し且つ3面の各面どうしも互いに接触しているとともに、各面間の角度がすべて180°を超えている3面を有する3面交差構造物のいずれかである請求項1記載の展延性を有する防水気密用粘着シートによる3面交差構造物の防水施工方法。
- 展延性を有する防水気密用粘着シートが、4つ折り状態となるように折り曲げた際に外面側に位置する粘着面を保護している剥離ライナーを剥離させることができるように、2つ折り状態となるように折り曲げた際の線状の折り曲げ部に対応する剥離ライナーの部位に、背割りが設けられている請求項1又は2記載の展延性を有する防水気密用粘着シートによる3面交差構造物の防水施工方法。
- 展延性を有する防水気密用粘着シートが、破断時における伸び(標線間距離:40mm、引張速度:300mm/min)が、長手方向および幅方向ともに、200〜1200%であり、且つ100%伸長下における応力(標線間距離:40mm、引張速度:50mm/min)が、長手方向および幅方向ともに、10〜100N/cm2である特性を有している請求項1〜3の何れかの項に記載の展延性を有する防水気密用粘着シートによる3面交差構造物の防水施工方法。
- 展延性を有する防水気密用粘着シートが、ゴム製シートを基材としており、且つ基材の粘着剤層に対して反対側の面に非自着性且つ粘着剤層接着性を有する被膜層が形成されている請求項4記載の展延性を有する防水気密用粘着シートによる3面交差構造物の防水施工方法。
- ゴム製シートが、合成ゴムを主成分とするゴム組成物により構成されている請求項5記載の展延性を有する防水気密用粘着シートによる3面交差構造物の防水施工方法。
- ゴム製シートの合成ゴムが、ブチルゴム、エチレン−プロピレンゴム、およびエチレン−プロピレン−ジエンゴムから選択された少なくとも1種の合成ゴムである請求項6記載の展延性を有する防水気密用粘着シートによる3面交差構造物の防水施工方法。
- 非自着性且つ粘着剤層接着性を有する被膜層が、アクリル系重合体または長鎖アルキル系化合物を含有する被膜形成組成物により形成されている請求項5記載の展延性を有する防水気密用粘着シートによる3面交差構造物の防水施工方法。
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