JP4136100B2 - プラットホームドア - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、“新交通システム”等におけるプラットホームドアに関し、特にその挟み込みの際のドアの再開閉に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、所謂“新交通システム”(コンピュータで運行を集中自動制御する無人運転の都市型電気鉄道システム)や、新規開業地下鉄路線等の乗客乗降用プラットホームに、プラットホームドア(以降“ホームドア”と略称することもある)が設備されている。
【0003】
この種のホームドアを設備した路線は車両ドアとホームドアとの位置が一致する必要性から、自動列車運転(ATO)を行うが、その停止位置精度上の問題から、一般的にホームドアの開口幅は車両ドアのそれよりも若干広く設計されており、このためホームドアも車両ドアに合わせて両開き式となっている。
【0004】
これらホームドアも、乗客のいわゆる“挟み込み”が発生した場合に、車両ドアにおけると同様に、ホームドアの再開閉を行うが、従来は、両開きドアの全開/全閉を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記のように、ホームドア自体の開口幅が、車両ドアのそれよりも広いため、乗客の挟み込みを自動的に検知した場合に行う所定速度のドア開閉時間はその分だけ余計な時間を要すると共に、車両ドアの場合においてもよく見受けられるように、全開時に、乗り遅れた新たな乗客の“駆け込み”による再開閉動作を誘発し、所定の車両運転時間の遅延等を生ずる可能性があった。
【0006】
本発明は、以上のような局面にかんがみてなされたもので、前記“駆け込み”乗車を防止して、安全の確保や、時間遅れを防止することのできるプラットホームドアの提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明では、プラットホームドアを次の(1)のとおりに構成する。
(1)左右のドアを左右に直線状に開閉する両開き式のプラットホームドアであって、
前記左右のドアによる挟み込みを検知する挟み込み検知手段と、
地上ATO装置からの入力信号によって作動する、通常時に前記左右のドアを左右同時に開閉する第1の開閉手段と、
前記挟み込み検知手段で挟み込みを検知した場合に、前記左右のドアの一方のみを一時 的に開閉する第2の開閉手段と、
を備えたプラットホームドア。
【0008】
【0009】
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を、一実施例に基づき、図面を用いて詳細に説明する。
【0011】
【実施例1】
図1は、実施例1である“プラットホームドア”の構成を示す図である。
図2は、実施例1と対比するための、従来のプラットホームドアの構成を示す図である。
【0012】
まず、従来例の回路構成を示す図2において、1はホームドア部で、互に対向的に両開き式に開閉する一対の左ドア2L及び、右ドア2Rより成り、それぞれ左ドア駆動エアシリンダ3L、右ドア駆動エアシリンダ3Rによって開閉される。4は、両ドア2L、2R間の乗客の“挟み込み”現象の検知(センサ)部を示す。
【0013】
一方、5は、以上のホームドア1の制御装置で、不図示の地上ATO装置からの入力信号によって作動する通常時(正規)のドア開閉回路6及び、ホームドア1部の挟み込み検知部4からの検知入力信号により、ホームドア開閉回路6に代って作動するホームドア再開閉回路7より成る。8は圧力エア配管を示す。
【0014】
再開閉回路7からの圧力エア配管は、図示の如く、左右各ドア用の各ドア駆動シリンダ3L、3Rにそれぞれ接続されていて、通常時と同様に両ドアが再開閉するよう構成されている。
【0015】
以上のような従来方式に対比して、本実施例を示す図1においては、図2におけると同一(相当)構成要素は同一符号で示しており、従来例を示す図2との相異は、図2の再開閉回路7からの圧力エア配管8aを欠如させてあり、挟み込み検知部4からの検知入力信号により作動するのは、左ドア駆動シリンダ3Lのみであり、従って、左ドア2Lのみが再開閉を行うように構成したことを特徴としている。
【0016】
このため、“挟み込み”状態を検知した時は、左ドア2Lのみが一時的に再開閉し、従来例の両開き式に比して、その最大開口幅が1/2となり、また従来例に比して、従来の1/2以上の大幅開口の乗降時間が無くなるため、乗客の新たな“駆け込み乗車”の誘発を防止し、安全性を確保し得ると共に、運転時間の遅延を防止し得る。
【0017】
なお、本実施例においては、再開閉動作ドアを左ドア2Lとしたが、右ドア2Rとしても差支えないことはもちろんである。
【0018】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明によれば、プラットホームドアの乗客“挟み込み”状態の検知時に一時的に再開閉するドアをいずれかの片側ドアに限定したため、“挟み込み”状態を解放するには充分であり、またドア開放時の最大幅が従来の1/2となると共に、全開放時間は従来同様であっても、従来の1/2以上の大幅開口乗降時間が無くなるため、新たな“駆け込み”乗車の誘発がなくなり、安全性が向上し、運転時間の遅延を防止し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1のホームドアの構成を示す図
【図2】 従来のホームドアの構成を示す図
【符号の説明】
1 ホームドア部
2L、2R 左、右ドア
3L、3R 左、右ドア駆動シリンダ
4 挟み込み検知部
5 ホームドア制御装置
6 通常時の開閉回路
7 再開閉回路
8 圧力エア配管
Claims (1)
- 左右のドアを左右に直線状に開閉する両開き式のプラットホームドアであって、
前記左右のドアによる挟み込みを検知する挟み込み検知手段と、
地上ATO装置からの入力信号によって作動する、通常時に前記左右のドアを左右同時に開閉する第1の開閉手段と、
前記挟み込み検知手段で挟み込みを検知した場合に、前記左右のドアの一方のみを一時的に開閉する第2の開閉手段と、
を備えたことを特徴とするプラットホームドア。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP23173198A JP4136100B2 (ja) | 1998-08-18 | 1998-08-18 | プラットホームドア |
Applications Claiming Priority (1)
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JP23173198A JP4136100B2 (ja) | 1998-08-18 | 1998-08-18 | プラットホームドア |
Publications (3)
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JP4136100B2 true JP4136100B2 (ja) | 2008-08-20 |
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Family Applications (1)
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JP23173198A Expired - Fee Related JP4136100B2 (ja) | 1998-08-18 | 1998-08-18 | プラットホームドア |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP4136100B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN113591377B (zh) * | 2021-07-23 | 2023-01-03 | 广州新科佳都科技有限公司 | 一种基于机理分析的站台门异常检测方法及装置 |
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1998
- 1998-08-18 JP JP23173198A patent/JP4136100B2/ja not_active Expired - Fee Related
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