JP4641802B2 - エレベータードアの乗降客検出装置 - Google Patents
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Description
この発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、比較的簡単な手段によりエレべ−ターサービスの効率、安全性を損なうことのないエレベータードアの乗降客検出装置を提供することを目的とする。
上記複数のセンサーからの情報を比較し、所定時間を越えて設定情報と異なる不一致情報を出力している少数のセンサーがある場合に、この不一致情報をセンサーの異常情報とみなし、この少数のセンサー以外の多数のセンサー情報を正常情報として採用する故障判定部を備え、上記多数のセンサー情報に基づき上記扉制御装置を制御し通常のドア開閉を行うものである。
なお、各図間において、同一符号は同一あるいは相当部分を示す。
図1は、この発明の実施の形態1であるエレベータードアの乗降客検出装置の構成を示すブロック図、図2は、その動作を説明する動作フローチヤート、図3は、この発明の実施の形態1であるエレベーター乗降口の正面図である。
また、センサーSは、エレべ−ター乗降口6の左右に複数個設置され、投光部1からの光が乗客等により遮断されたことを受光部2により検出させることにより障害物などを検出する。
故障判定部3は、受光部2からの信号を受ける入力部3a、センサーの情報を判定する判定部3b、この判定部からの情報を記憶するメモリー部3c、エレべ−ター制御装置4への出力部3dなどで構成されている。
また、このエレベータードアの乗降客検出装置は、センサーSの不一致情報を判別するとともに同一のセンサーが所定の繰り返し数を超えて不一致情報を出力している場合、当該センサーは故障しているものと判断する。
また、このエレベータードアの乗降客検出装置は、一つのセンサーSが所定の繰り返し数を超えて不一致情報を出力している場合に、当該センサーを無効とし、外部(保守センター)に保守を指示する保守情報を発信し、残された多数のセンサーからの情報を基に、すなわち多数決方式で扉制御装置を制御し通常のドア開閉を継続するものである。
また、このエレベータードアの乗降客検出装置は、例えば3個の内、残された有効なセンサーが2個である時、2個のセンサー検出結果が不一致となった場合に、通常時より遅い速度でドア開閉を実施するものである。
また、このエレベータードアの乗降客検出装置は、同じく残された有効なセンサーが2個である時、2個のセンサーの検出結果が不一致となった場合に、ドア開閉速度を常時低速とし、外部(保守センター)に故障情報を発信するものである。
すなわち、2個のセンサーからの情報を比較し、所定時間を越えて設定情報と異なる不一致情報を出力するセンサーがある場合に、この不一致情報をセンサーの異常情報とみなし、当該センサーが不一致情報を出力した場合に、故障判定部3から保守センターにセンサーの故障情報を発信すると共に扉制御装置により通常時より遅い低速度でドア開閉を行うものである。
(1)ドアが開いた状態において、センサーの3本の光軸が遮断されずに受光されているか確認する(ステップ101〜103)。
(2)ステップ103でYESの場合は、通常速で戸閉めしエレベーターは通常運転を行う。
(3)ステップ103でNOの場合、すなわち例えば3本の光軸の内、1本が他と異なる検出結果(不一致情報)を出している場合は、他と異なる検出結果が所定時間T1(例えば30秒間)を経過して示しているかどうか判定する(ステップ105)。
(4)ステップ105で、所定時間T1(例えば30秒間)が時間内の場合(YESの場合)は、ステップ102に戻る。
(5)ステップ105で、所定時間T1(例えば30秒間)が経過している場合(NOの場合)、つまり、1本の光軸のみ遮断されている時には多数決方式により、異なる1本が何らかの理由により不一致情報を出していると見なし、残る2本の検出結果に基づきドアを閉め(ステップ106)、故障判定部3で本動作の繰り返し数がN1回(例えば5回)を超えたかどうか判定する。尚、図中では通常速でドアを閉めるとしているが、低速でドアを閉めてもよい(ステップ106)。
(6)本動作の繰り返し数がN1回(例えば5回)以内(ステップ107でYESの場合)であれば、故障判定部3のメモリー部3cに本動作の繰り返し数を記憶し(ステップ108)、ステップ101へ戻る。
(7)同一受光部における上記現象の繰り返し数がN1回(例えば5回)を超えた場合(ステップ107でNOの場合)は、当該受光部は故障したものと見なして無効化し(109)、保守センターに保守情報を発信する(ステップ110)。
(8)残る2本の光軸を利用し、通常のエレべ−ター運行を継続する(ステップ111)。
(9)ドアが開いた状態において、2本の光軸が遮断されずに受光されているか確認する(ステップ113)。
(10)ステップ113でYESの場合は、通常速で戸閉めし2本でエレベーターは通常運転を行う(ステップ111)。
(11)ステップ113でNOの場合、すなわち2本の光軸において、異なる状態が発生した場合は、その異なる状態が所定時間T2(例えば30秒)を経過して継続しているかどうか判定する。
(11)所定時間T2(例えば30秒間)が時間内の場合(YESの場合)は、ステップ112に戻る。
(12)2本の光軸において、異なる状態が所定時間T2(例えば30秒)を経過して継続している時(NOの場合)は、どちらか1本が何らかの理由により不一致情報を出しているとみなし、ドアを低速で閉め(ステップ116〉、故障判定部3で本動作の繰り返し数がN2回(例えば10回)を超えたかどうか判定する。
(13)次に、本動作の繰り返し数がN2回(例えば10回)以内であれば、メモリー部3cに本動作の繰り返し数を記憶し(ステップ118)、ステップ111へ戻る。
(14)上記現象の繰り返し数がN2回(例えば10回)を超えたとき(ステップ117でNOの場合)は、当該受光部が故障したものと見なし、ドアの開閉を常時低速モードに切り換え(ステップ119)、保守センターに故障情報を発信する(ステップ120)。
なお、上記説明においては、3個のセンサーを有する装置を例にとり説明したが、4個以上にしても良い実施可能である。
また、上記説明においては、透過形の検出装置を例に説明したが、当然ながら反射形等の検出装置で構成しても良い。
図4はこの発明の実施の形態2であるエレベーター乗降口の正面図である。
図4におけるエレベータードアの乗降客検出装置は、実施の形態1で構成された複数のセンサーを1つのブロック(単位ブロック1Aa、1Ab、1Ac)とし、この単位ブロックを1つのエレべ−ター乗降口に複数配置することで検出範囲を広げた実施の形態である。なお、この実施の形態2の動作は、それぞれのブロック1Aa、1Ab、1Acにおいて個別に、図3に示すフローと同様の動作をするので、その説明は省略する。
この発明の実施の形態2では、検出範囲の拡大により、エレべ−ターのサービス、安全性の更なる向上が期待できる。
S センサー 3 故障判定部
4 エレべ−ター制御回路 5 情報受信装置
6 エレべ−ター乗降口。
Claims (3)
- エレベーターの乗降口に複数のセンサーを設置することによりエレベーターの乗降客を検出して扉制御装置に扉の開閉状態を制御させるエレベータードアの乗降客検出装置において、
上記複数のセンサーからの情報を比較し、所定時間を越えて設定情報と異なる不一致情報を出力している少数のセンサーがある場合に、この不一致情報をセンサーの異常情報とみなし、この少数のセンサー以外の多数のセンサー情報を正常情報として採用する故障判定部を備え、上記多数のセンサー情報に基づき上記扉制御装置を制御し通常のドア開閉を行うことを特徴とするエレベータードアの乗降客検出装置。 - 上記故障判定部は、少数のセンサーが上記不一致情報を所定の繰り返し数を超えて出力した場合、当該センサーが故障しているものと判断し、当該センサーを無効とすると共に保守センターに上記センサーの保守を指示する保守情報を発信することを特徴とする請求項1記載のエレベータードアの乗降客検出装置。
- 上記故障判定部は、有効なセンサーが2個の状態になったとき、両センサーからの情報を比較し、いずれか一方のセンサーが所定時間を越えて設定情報と異なる不一致情報を出力した場合に、保守センターに上記センサーの故障情報を発信すると共に、上記扉制御装置により通常時より遅い低速度でドア開閉を行うことを特徴とする請求項1記載のエレベータードアの乗降客検出装置。
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