JP4136074B2 - レンズ駆動制御装置及び方法 - Google Patents

レンズ駆動制御装置及び方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ステッピングモータにより移動レンズ群を駆動するレンズ駆動制御装置及び方法及びそれを用いた光学機器に関し、ビデオカメラなどの撮像装置に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、カムコーダや監視用カメラなどの撮像装置においては、パルスモータによってズームレンズやフォーカスレンズの駆動を行うレンズシステムが一般的に用いられている。
【0003】
この種のレンズシステムとして広く用いられているインナーフォーカスレンズでは、任意の被写体距離の対象をズーミングしながら撮像する場合、ズームレンズの移動に伴う焦点面の変化を補正する為のフォーカスレンズの合焦軌跡が被写体距離によって異なるため、ズームレンズ位置及びフォーカスレンズ位置を正確に制御する必要がある。
【0004】
そこで、ズームレンズ若しくはフォーカスレンズなどのレンズ駆動用のモータとしてパルスモータを使用すれば、歩進パルス数に対する回転角度が一定なため、上記レンズの初期位置を決めれば、その後は歩進パルスをそのままインクリメントあるいはデクリメントしてパルス数をカウントすることでレンズの位置検出を正確に行うことができる。従って、エンコーダを用いる必要がなく、又、レンズ制御が容易である。なお、パルスモータの駆動は、モータに電圧(または電流)を印加することによって行うが、低騒音で駆動を行うために正弦波形を用いる場合が多い。
【0005】
次に、パルスモータの駆動方法の一例を説明する。
【0006】
図2はパルスモータの構成図である。1及び2はモータドライバ回路、3及び4は2相パルスモータ5のモータ巻線、6は2相パルスモータのマグネット、7はモータ制御を行うマイクロコンピュータ(以下マイコンと称す)であり、周波数とデューティ比を設定可能なパルス信号(E,F)を出力するPWMユニットと、プログラム可能なタイマユニットと、High(”H”)及びLow(”L”)の信号出力可能なポート(A,B)と、モータの駆動速度やPWMデューティ比などのデータを格納するROMを内蔵している。
【0007】
図3は前記のモータドライバ回路1,2の内部構成図である。8及び9はPNPトランジスタ、10及び11はNPNトランジスタ、12,13,14及び15はダイオード、16,17,18及び19は抵抗、20及び21はANDゲート、22はNOTゲートである。
【0008】
図3において、入力EN1が”H”レベルで入力IN1が”H”レベルのとき、トランジスタ(Tr)8及びTr11はON状態となり、Tr9及びTr10はOFF状態となる。従って、モータ巻線3にはOUT1からOUT2の方向に電流が流れる。入力EN1が”H”レベルで入力IN1が”L”レベルのときは、Tr9及びTr10がON状態となり、Tr8及びTr11がOFF状態となる。従って、モータ巻線3にはOUT2からOUT1の方向に電流が流れる。又、入力EN1が”L”レベルとのときは入力IN1の入力レベルに関わらずTr8,Tr9,Tr10及びTr11はOFF状態となり出力OUT1からOUT2はハイインピーダンス状態となる。図4に、これらの場合の入力と出力との関係を示す。なお、IN2、EN2、OUT3及びOUT4についても同様である。また、マイコン7からモータドライバ回路1及び2に対して、PWM出力EがIN1に、PWM出力FがIN2に入力される。また、EN1,EN2は図2に示すようにマイコン出力ポートに接続して”H”,”L”をコントロールしてもよいが、マイコンに接続せずに”H”レベルに固定しても良い。
【0009】
次に、PWMによるモータ巻線電流の制御方法を説明する。マイコン7はPWM出力(E,F)を一定の周波数fpでモータドライバ回路1,2に入力する(図5の(a)参照)。このPWMの”H”,”L”により上述した論理でモータ巻線3,4に電流が流れるが、周波数fpが高いためモータの巻線のインダクタンスの影響でモータ巻線には図5の(b)に示すようなデューティ比に応じた電流が流れる。従って、振動や騒音が小さくなるように正弦波駆動を行うためには、このPWMデューティ比を略正弦波的に変化させればよい。またさらに効率よくモータ駆動を行うためには、前記正弦波の振幅を回転速度に応じて変化するようにPWMデューティ比の変化を調整すればよい。
【0010】
このデューティ比の操作方法を次に述べる。まず、図6に示すような最大値FFh、最小値00h(ここで、hは16進数を意味する)とした基本デューティ比データ(Dn)をROMに格納しておく。このデューティ比データは、例えば一周期の正弦波信号を64分割したものである。上列の0から63は便宜的に付けたROMのアドレスを意味する。
【0011】
図7は図6に基づいて正弦波形を示したグラフで、縦軸がデューティ比(Dn)、横軸AがROMのアドレスで、ここではパルスモータを駆動する駆動電流の正弦波形の位相位置を決定する。Dはパルス位相位置であり、エンコーダの代わりに、このパルス位相位置すなわちパルス数をカウントすることによって、モータの位置検出を行うことができる。ここでは、正弦波駆動電流の一周期を8パルス駆動している状態を示している。図6のデューティ比データ(Dn)をマイコン7のタイマ割込みによって順次読み出しPWMのデューティ比とする。このタイマ割込みの時間を操作することにより、モータの回転速度を制御することができる。なお、PWM(E)とPWM(F)は、読み出しROMアドレスを16ずらして90度位相のずれた関係とする。
【0012】
次に、インナーフォーカスタイプのレンズシステムについて説明する。図8はインナーフォーカスタイプのレンズシステムの簡単な構成図である。図8において101は固定されている第1のレンズ群、102は変倍を行う第2のレンズ群(以下ズームレンズと称す)、103は絞り、104は固定されている第3のレンズ群、105は焦点調節機能及び変倍による焦点面の移動を補正するコンペンセータレンズの機能とを兼ね備えた第4のレンズ群(以下フォーカスレンズと称す)、106はCCD等の撮像素子の撮像面である。公知のとおり、図8のように構成されたレンズシステムでは、フォーカスレンズ105がコンペンセータレンズの機能と焦点調節機能を兼ね備えているため、被写体距離が等しくても、撮像面106に合焦させるためのフォーカスレンズ105の位置は焦点距離によって異なってしまう。
【0013】
焦点距離を変化させたとき、すなわちズームレンズ102を変化させたときに、任意の被写体距離において合焦させるためのフォーカスレンズ105の位置は、図9に示すような曲線で表わされる。図9に示す曲線は、一番下の曲線が無限の被写体距離に合焦する位置に対応するもので、上に行くにしたがって、撮像面に近い被写体距離に合焦する位置に対応するものである。従って、任意の被写体距離の対象を撮像しながらズームを行う場合、図9に示した被写体距離に対応する曲線の軌跡にしたがってフォーカスレンズ105を駆動させれば合焦させた状態でズーミングを行うことができる。
【0014】
そこで、インナーフォーカスレンズを備えた撮像システムにおいては一般的に、図9に示す複数の軌跡情報(カム軌跡データ)を何らかの形でレンズ制御用のマイクロコンピュータなどに記憶させておき、ズームレンズ102の駆動に対してその軌跡情報に従ってフォーカスレンズ105を駆動するような制御方法が行われている。
【0015】
なお、図9において、フォーカスレンズ105の移動軌跡の傾斜が急峻になっているのは速度変化境界Aよりテレ側で、この部分ではズームレンズ102の移動量に対してフォーカスレンズ105の移動量が大きくなっている。従って、ズームレンズ102の移動速度が一定の場合、速度変化境界Aよりテレ側ではフォーカスレンズのパルスモータを高速で駆動しなければならない。逆に説明すれば、この移動軌跡をトレースするフォーカスレンズ105の駆動速度は、ズームレンズ102の移動速度に依存しているので、速度変化境界Aよりテレ側ではズームレンズ102の駆動速度を低減することによって、フォーカスレンズ105の移動速度を低く抑えることができるということになる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、パルスモータに正弦波を入力し、パルスモータのネジ部と該ネジ部に噛合する鏡枠のラック部とで構成される駆動伝達機構を介して、レンズ駆動を行う場合、低温状態において駆動伝達機構のネジ部と鏡枠のラック部との摺擦抵抗が大きくなってパルスモータのトルクが低下し、パルスモータを高速駆動したときに駆動伝達機構が脱調(歯飛びなど)してしまうことがある。このように駆動伝達機構が脱調してしまうと、レンズ位置をリセットしなければレンズ位置制御を正確に行うことができなくなる。
【0017】
監視用カメラなどは、温度変化の激しい場所に設置されたり、暖房の切られた夜間なども稼動することが多く、低温時にパルスモータの出力トルクの低下が原因となって駆動伝達機構が脱調する場合がある。また、監視用カメラなどが備えているプリセット機能においては、予め記憶させた位置にズームレンズ及びフォーカスレンズを駆動して目標とする被写体に合焦させるが、駆動伝達機構が脱調していると、目標レンズ位置までの移動パルス数をカウントしてもレンズ位置がずれてしまうために合焦できない。
【0018】
また、レンズ駆動の際にパルスモータに正弦波を入力しているが、低温時に高速駆動を行う場合に、正弦波によるモータ駆動ではレンズ駆動に必要なトルクを得られないことがある。これは正弦波によるモータ駆動では急速な変化に応答し難いことによる。
【0019】
本発明は、上述の事情に鑑みて為されたものであり、移動レンズ群を駆動するレンズ駆動手段の出力トルクが低下する低温時においても移動レンズ群の駆動に必要となるトルクを出力することのできるレンズ駆動制御装置及び方法及びそれを用いた光学機器を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明のレンズ駆動制御装置は、
光軸方向に移動可能な移動レンズ群と、
該移動レンズ群を駆動するレンズ駆動手段と、
少なくともズーム情報又はフォーカス駆動命令情報のいずれか一方に基づいた速度であり、前記移動レンズ群を駆動する際の速度が前記移動レンズ群の駆動可能な限界の速度である制限速度を超えないように前記レンズ駆動手段を制御する駆動制御手段と、
環境温度を検出する温度検出手段とを備え、
前記駆動制御手段は前記温度検出手段から得られる温度データが予め設定されている設定温度よりも低温であるときであり所定の速度より高速に前記移動レンズを駆動するときに、前記移動レンズ群を駆動する際の前記制限速度を下げて再設定することを特徴としている。
【0021】
請求項2の発明のレンズ駆動制御装置は、
光軸方向に移動可能な移動レンズ群と、
該移動レンズ群を駆動するレンズ駆動手段であるステッピングモータと、
少なくともズーム情報又はフォーカス駆動命令情報のいずれか一方に基づいた速度で前記移動レンズ群を駆動するよう前記ステッピングモータを制御する駆動制御手段と、
環境温度を検出する温度検出手段とを備え、
前記駆動制御手段は前記温度検出手段から得られる温度データが予め設定されている設定温度よりも低温であるときに、前記移動レンズ群を駆動するための前記ステッピングモータへの駆動波形を正弦波から矩形波に変更することを特徴としている。
【0022】
請求項3の発明は請求項1又は2の発明において、
前記レンズ駆動手段として、ステッピングモータを用いていることを特徴としている。
【0023】
請求項4の発明は請求項1乃至3のいずれか1項の発明において、
前記温度検出手段は、前記レンズ駆動手段の周囲温度を検出していることを特徴としている。
【0024】
請求項5の発明の光学機器は、
請求項1乃至の何れか一項に記載のレンズ駆動制御装置を用いていることを特徴としている。
【0025】
請求項6の発明のレンズ駆動制御装置は、
移動レンズ群を光軸方向に少なくともズーム情報又はフォーカス駆動命令情報のいずれか一方に基づいた速度であり、前記移動レンズ群を駆動する際の速度が前記移動レンズ群の駆動可能な限界の速度である制限速度を超えないようにレンズ駆動手段を駆動制御するレンズ駆動制御方法であって、環境温度を検出する温度検出ステップと、
該温度検出ステップで得られる温度データが予め設定されている温度データよりも低温であるときであり所定の速度より高速に前記移動レンズを駆動するときに少なくとも前記移動レンズ群を駆動するために設定されている前記制限速度を下げて再設定すること、もしくは、前記移動レンズ群を駆動するための前記レンズ駆動手段への駆動波形を正弦波から矩形波に変更することのいずれか一方を実施する駆動制御ステップとを有することを特徴としている。
【0026】
請求項7の発明の光学機器は、請求項6のレンズ駆動制御方法を用いていることを特徴としている。
【0028】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態例)
図1はテレビカメラなどの撮像装置に用いられる第1の実施形態例のレンズシステムの概略構成図である。なお図1は、本実施形態例に限るものではなく、本発明のすべての実施形態例に関わるものである。
【0029】
図1において、101,102,103,104,105はそれぞれインナーフォーカスタイプのレンズシステムを構成する要素であり、101は固定の前玉レンズ群、102は変倍を行うための移動レンズ群としての第2のレンズ群(以下ズームレンズと称す)、103は絞り、104は固定の第3のレンズ群、105はコンペ機能とフォーカシングの機能を兼ね備えた移動レンズ群としての第4のレンズ群(以下フォーカスレンズと称す)である。
【0030】
ズームレンズ102とフォーカスレンズ105はそれぞれ鏡枠(図示せず)に保持され、不図示のガイド軸で光軸方向に沿って移動可能にガイドされている。そして、上記鏡枠に設けられたラック部と後述するレンズ駆動用のモータ118,120の出力軸(図示せず)のネジ部とが付勢手段によりガタなく噛み合わされており、モータ118,120が正逆転することにより、ズームレンズ102とフォーカスレンズ105は光軸に沿って進退作動する。即ち、ズームレンズ102及びフォーカスレンズ105の鏡枠のラック部とモータ118,120のネジ部とで駆動伝達機構を構成し、鏡枠のラック部がモータ118,120のネジ部の回転運動をズームレンズ102とフォーカスレンズ105を夫々光軸方向へ移動させる直線運動に変換する。
【0031】
123と125はそれぞれズームレンズ102及びフォーカスレンズ105が基準位置にあることを検出するためのスイッチである。124と126はフォトセンサである。スイッチ123と125及びフォトセンサ124と126は、それぞれズームレンズ102とフォーカスレンズ105に組み込まれている。
【0032】
なお、ここではインナーフォーカスタイプのレンズシステムを用いた説明を行うが、これに限らず、ズームレンズより前方に位置する前玉レンズを駆動して焦点調整を行う前玉フォーカスレンズのレンズシステムを用いても良い。
【0033】
このレンズシステムを透過した映像光はCCDなどの撮像素子106面上で結像され、光電変換により映像信号に変換される。107は増幅器またはインピーダンス変換器、108はカメラ信号処理回路であり、ここで処理された映像信号は増幅器109で規定レベルまで増幅され、LCD表示回路110で処理された後、LCDなどの表示装置131で撮影画像を表示する。一方、増幅器またはインピーダンス変換器107で増幅された映像信号は、絞り制御回路112、AF評価値処理回路111に送られる。絞り制御回路112では、映像信号入力レベルに応じて、IGドライバ113、IGメータ114を駆動して、絞り103を制御し、光量調節を行う。AF評価値処理回路111では測距枠生成回路116からのゲート信号に応じて、測距枠内の映像信号の高周波成分のみを抽出し、処理を行っている。
【0034】
115は後述のシステムコントロール用マイクロコンピュータ(以下シスコンと称す)121と共に駆動制御手段を構成するAF用マイクロコンピュータ(AFマイコンと称す)であり、AF評価信号強度に応じて、レンズの駆動制御、及び測距エリアを変更するための測距枠制御を行う。また、AFマイコン115はシステムコントロール用マイクロコンピュータ(以下シスコンと称す)121と通信をしており、シスコン121がA/D変換等により読み込むズームスイッチ122(ユニット化されたズームSWで、操作部材の回転角度に応じた電圧が出力される。この出力電圧に応じて可変速ズームが為される)の情報や、AFマイコン115内のROMに記憶されている図9に示すカム軌跡データを基に該AFマイコン115が制御するズーム時のズーム方向や焦点距離などの変倍動作情報等を互いにやりとりしている。
【0035】
117と119はそれぞれAFマイコン115から出力されるズームレンズ102及びフォーカスレンズ105の駆動命令に従って駆動エネルギーをレンズ駆動用モータに出力するための電流波形変更可能なドライバ、118と120はそれぞれズームレンズ102及びフォーカスレンズ105を駆動するためのレンズ駆動手段としてのモータである。
【0036】
130は温度検出手段としての温度検出器であり、検出した温度情報(温度データ)をAFマイコン115に送る。AFマイコン115では、温度検出器130から得た温度情報に基づいて低温状態と判断した場合には、レンズ駆動における最高速度を常温時よりも低い値に設定する。
【0037】
ここで、レンズ駆動用のモータ118,120がステッピングモータであるとして、該モータの駆動方法を次に説明する。これらのステッピングモータ118,120は図2乃至図7に示すパルスモータの動作原理を用いて構成してある。AFマイコン115は、前記ズームスイッチ122からの情報や、ズーム時のズーム方向や焦点距離などの変倍動作情報のプログラム処理によりズームモータ118及びフォーカスモータ120の駆動速度を決定し、各ステッピングモータの回転周波数信号として、ズームモータ118の駆動用ドライバ117及びフォーカスモータ120の駆動用ドライバ119に送る。また上記モータ118,120の駆動/停止命令、及び各モータ118,120の回転方向命令をドライバ117,119に送っている。その駆動/停止信号、及び回転方向信号は、ズームモータ118に関しては主として、ズームスイッチ122の状態に応じて、フォーカスモータ120に関しては、AF時及びズーム時にAFマイコン115内の処理で決定する駆動命令に応じている。モータ117,118の駆動用ドライバ117及び119は、回転方向信号に応じて、4相のモータ励磁相の位相を順回転及び逆回転の位相に設定し、且つ受信した回転周波数信号に応じて、4つのモータ励磁相の印加電圧(または電流)を変化させながら、出力することにより、モータの回転方向と回転周波数とを制御しつつ、駆動/停止命令に応じて、モータへの出力をON/OFFしている。
【0038】
図10は、上記のレンズシステムを用いて処理されるズームレンズのズームモータの制御方法を示すフローチャートである。
【0039】
図10において、ステップS1001でまずAFマイコン115はシスコン121が読み込んだズームスイッチ122の情報を受信して、ズーム駆動命令が発せられていればステップS1002に進む。
【0040】
次にステップS1002において、温度検出器130がモータ118,120周辺の温度を検知し、その情報(温度データ)をAFマイコン115に送る。
【0041】
ステップS1003では、AFマイコン115が温度検出器130から得た情報をもとに、低温状態であるかどうかを判定する。低温状態と判定されたならばステップS1004に進み、低温状態ではないと判定されたならばステップS1005に進む。
【0042】
ステップS1004においては、ステップS1001で読み出したズーム駆動命令が高速駆動命令であるかどうかを判断する。高速駆動命令であればステップS1006に進み、高速駆動命令でなければステップS1005に進む。
【0043】
ステップS1005では、AFマイコン115がステップS1001で受信したズームスイッチ122の情報に基づいた駆動速度に従ってズームモータ駆動用ドライバ117にPWMを入力してズームモータ118の駆動を行う。
【0044】
ステップS1006においては、AFマイコン115のメモリ内に予め設定して記憶されている速度レベルのテーブルの中から、中位の速度レベルをモータ駆動可能な最高速度として設定する。
【0045】
次に、ステップS1007において、ステップS1005と同様に、AFマイコン115がS1001で受信したズームスイッチ122の情報に基づいた駆動速度に従ってズームモータ駆動用ドライバ117にPWMを入力してズームモータ118の駆動を行う。なおこのときは、ステップS1006で設定した最高速度を限界とする。
【0046】
ここで、ステップS1003における低温状態の判定方法について説明する。予めズームモータ118の駆動特性、すなわち速度及び温度に対するモータの出力トルクの関係がわかっているものとし、またレンズ駆動に必要となるトルクもわかっているものとする。そして、これらの情報に基づいて、低温時にレンズ駆動のために必要となるトルクを出せるモータ速度のデータを所定の設定温度に対応させて予めAFマイコン115内のROMに記憶させておく。ステップS1003においては、温度検出器130から得られた温度状態において、温度検出器130からの温度情報が所定の設定温度よりも低い場合に、すなわち常温時に設定されている最高速度でズームモータ118を駆動した場合に、レンズ駆動に必要なトルクが得られないと判断したとき低温状態と判断する。
【0047】
なお、ステップS1005は従来通りのモータ駆動動作であり、図6に示すデューティ比データをもとに図5のような正弦波電流をモータ巻線に流してモータ駆動を行う。
【0048】
このように本実施形態例では、AFマイコン115が温度検出器130から得られる温度情報に基づいて低温状態と判断したときに、ズームレンズ102の駆動速度を可変とする速度レベルのテーブルの中から例えば中位の速度レベルをズームモータ118の最高速度として設定することで、ズームモータ118によるズームレンズ102の駆動条件を変更している。これによりズームモータ118は変更後の速度レベルを最高速度としてこの限界の速度である制限速度を超えないようにAFマイコン115により駆動制御されるので、低温状態における駆動伝達機構のネジ部と鏡枠のラック部との摺擦抵抗を低減できて、駆動伝達機構が脱調(歯飛びなど)するような事態を回避でき、よって、ズームモータ118の出力トルクが低下する低温時においてもズームレンズ102のレンズ駆動に必要となるトルクを出力することができる。
【0049】
(第2の実施形態例)
本実施形態例は、温度情報に基づいてズームモータの駆動波形を変えるモータ制御方法の例である。図11は、本実施形態例におけるモータ制御方法を示すフローチャートである。なお、本実施形態例においても、図1に示したレンズシステムを用いて実行される。
【0050】
図11において、ステップS1101でまずAFマイコン115はシスコン121が読み込んだズームスイッチ122の情報を受信して、ズーム駆動命令が発せられていればステップS1102に進む。
【0051】
次にステップS1102において、温度検出器130がモータ118,120周辺の温度を検知し、その情報(温度データ)をAFマイコン115に送る。
【0052】
ステップS1103では、AFマイコン115が温度検出器130から得た情報をもとに、低温状態であるかどうかを判定する。低温状態と判定されたならばステップS1104に進み、低温状態ではないと判定されたならばステップS1105に進む。
【0053】
ステップS1104においては、ステップS1101で読み出したズームスイッチ122の情報が高速駆動命令であるかどうかを判断する。高速駆動命令であればステップS1106に進み、高速駆動命令でなければステップS1105に進む。
【0054】
ステップS1105では、AFマイコン115がステップS1101で受信したズームスイッチ122の情報に基づいた駆動速度に従ってズームモータ駆動用ドライバ117にPWMを入力してズームモータ118の駆動を行う。
【0055】
ステップS1106では、AFマイコン115は、PWMの出力波形を正弦波形から矩形波形に切り替えて、ステップS1101で受信したズームスイッチ122の情報に基づいた駆動速度に従ってズームモータ駆動用ドライバ117にPWMを入力してズームモータ118の駆動を行う。
【0056】
なお、ステップS1103における低温状態の判定方法については、前述第1の実施形態例におけるステップS1003と同様であるため、詳細な説明は省略する。
【0057】
ここで、ステップS1106における処理について説明する。通常のモータ駆動すなわちステップS1105では、図6に示すデューティ比データをもとに図5のような正弦波電流をモータ巻線に流してズームモータ118の駆動を行う。これに対して、低温時に高速駆動を行う場合には、従来通りの正弦波によるモータ駆動ではレンズ駆動に必要なトルクを得られないことがある。そこで、モータ駆動のための出力波形を矩形波にする。矩形波を出力するには、デューティ比をFFhあるいは00hに設定すれば良い。また、駆動速度を変化させるには従来のモータと同様にタイマ割込みにより読み出し速度を変化させれば良い。
【0058】
このように本実施形態例では、AFマイコン115が温度検出器130から得られる温度情報に基づいて低温状態と判断したときに、ズームモータ118への駆動波形を正弦波から矩形波に変更することで、ズームモータ118によるズームレンズ102の駆動条件を変更している。これによりズームモータ118はAFマイコン115で矩形波により駆動制御されるので、高速駆動などの急速な変化に十分に応答できて、ズームモータ118の出力トルクが低下する低温時においてもズームレンズ102のレンズ駆動、特に高速駆動に必要となるトルクを出力することができる。
【0059】
(第3の実施形態例)
前述第1の実施形態例では、ズームレンズのモータ制御において低温時に最高速度を下げる方法について説明したが、これはズームレンズ102に限らずフォーカスレンズ105の駆動に対しても同様に行うことができる。
【0060】
図12は、本実施形態例におけるフォーカスレンズモータの制御方法を示すフローチャートである。なお、本実施形態例においても、図1に示したレンズシステムを用いて実行される。
【0061】
図12において、ステップS1201でまずAFマイコン115はフォーカス駆動命令が発せられていればステップS1202に進む。
【0062】
次にステップS1202において、温度検出器130がモータ118,120周辺の温度を検知し、その情報(温度データ)をAFマイコン115に送る。
【0063】
ステップS1203では、AFマイコン115が温度検出器130から得た情報をもとに、低温状態であるかどうかを判定する。低温状態と判定されたならばステップS1204に進み、低温状態ではないと判定されたならばステップS1205に進む。
【0064】
ステップS1204においては、ステップS1201で読み出したフォーカス駆動命令が高速駆動命令であるかどうかを判断する。高速駆動命令であればステップS1206に進み、高速駆動命令でなければステップS1205に進む。
【0065】
ステップS1205では、AFマイコン115がステップS1201におけるフォーカスレンズ駆動命令に基づいた駆動速度に従ってフォーカスモータ駆動用ドライバ119にPWMを入力してフォーカスモータ120の駆動を行う。
【0066】
ステップS1206においては、AFマイコン115のメモリ内に予め設定して記憶されている速度レベルのテーブルの中から、中位の速度レベルをモータ駆動可能な最高速度として設定する。
【0067】
次に、ステップS1207において、ステップS1205と同様に、AFマイコン115がステップS1201におけるフォーカスレンズ駆動命令に基づいた駆動速度に従ってフォーカスモータ駆動用ドライバ119にPWMを入力してフォーカスモータ120の駆動を行う。なおこのときは、ステップS1206で設定した最高速度を限界とする。
【0068】
ここで、ステップS1201における処理について説明する。まず、AFマイコン115はシスコン121からフォーカスのモード状態がAF(オートフォーカス)モードであるかMF(マニュアルフォーカス)モードであるかを受信する。AFモードであれば、AF評価値処理回路111から出力される映像信号の高周波成分の値をもとに合焦状態であるかどうかを判断する。合焦状態でなければ合焦するようにフォーカスレンズ105を駆動する必要があるのでステップS1202に進む。MFモードであれば、手動によるフォーカスレンズ駆動を示す命令が発せられているかどうかを判断する。駆動命令が発せられていればステップS1202に進む。
【0069】
このように本実施形態例では、AFマイコン115が温度検出器130から得られる温度情報に基づいて低温状態と判断したときに、フォーカスレンズ105の駆動速度を可変とする速度レベルのテーブルの中から例えば中位の速度レベルをフォーカスレンズ105の最高速度として設定することで、フォーカスモータ120によるフォーカスレンズ105の駆動条件を変更している。これによりフォーカスモータ120は変更後の速度レベルを最高速度としてAFマイコン115により駆動制御されるので、低温状態における駆動伝達機構のネジ部と鏡枠のラック部との摺擦抵抗を低減できて、駆動伝達機構が脱調(歯飛びなど)するような事態を回避でき、よって、フォーカスモータ120の出力トルクが低下する低温時においてもフォーカスレンズ105のレンズ駆動に必要となるトルクを出力することができる。
【0070】
(第4の実施形態例)
前述第2の実施形態例では、ズームレンズのモータ制御において低温時に駆動波形を矩形波にしてズームモータを駆動する方法について説明したが、これはズームレンズ102に限らずフォーカスレンズ105の駆動に対しても同様に行うことができる。
【0071】
図13は、本実施形態におけるフォーカスレンズモータの制御方法を示すフローチャートである。なお、本実施形態例においても、図1に示したレンズシステムを用いて実行される。
【0072】
図13において、ステップS1301でまずAFマイコン115はフォーカス駆動命令が発せられていればステップS1302に進む。
【0073】
次にステップS1302において、温度検出器130がモータ118,120周辺の温度を検知し、その情報(温度データ)をAFマイコン115に送る。
【0074】
ステップS1303では、AFマイコン115が温度検出器130から得た情報をもとに、低温状態であるかどうかを判定する。低温状態と判定されたならばステップS1304に進み、低温状態ではないと判定されたならばステップS1305に進む。
【0075】
ステップS1304においては、ステップS1301で読み出したフォーカス駆動命令の情報が高速駆動命令であるかどうかを判断する。高速駆動命令であればステップS1306に進み、高速駆動命令でなければステップS1305に進む。
【0076】
ステップS1305では、AFマイコン115がステップS1301におけるフォーカスレンズ駆動命令に基づいた駆動速度に従ってフォーカスモータ駆動用ドライバ119にPWMを入力してフォーカスモータ120の駆動を行う。
【0077】
ステップS1306では、AFマイコン115は、PWMの出力波形を正弦波形から矩形波形に切り替えて、ステップS1301におけるフォーカスレンズ駆動命令に基づいた駆動速度に従ってフォーカスモータ駆動用ドライバ119にPWMを入力してフォーカスモータ120の駆動を行う。なお、ステップS1306における矩形波によるモータ駆動処理については前述第2の実施形態例のステップS1106と同様であるため、詳細な説明は省略する。
【0078】
このように本実施形態例では、AFマイコン115が温度検出器130から得られる温度情報に基づいて低温状態と判断したときに、フォーカスモータ120への駆動波形を正弦波から矩形波に変更することで、フォーカスモータ120によるフォーカスレンズ105の駆動条件を変更している。これによりフォーカスモータ120はAFマイコン115で矩形波により駆動制御されるので、高速駆動などの急速な変化に十分に応答できて、フォーカスモータ120の出力トルクが低下する低温時においてもフォーカスレンズ105のレンズ駆動、特に高速駆動に必要となるトルクを出力することができる。
【0079】
なお、前述各実施形態例において、温度検出器130はモータ118,120周辺の温度を検知しているが、撮影装置の環境温度を検知してもよい。
【0080】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のレンズ駆動制御装置によれば、光軸方向に移動可能な移動レンズ群と、該移動レンズ群を所定の速度で駆動するレンズ駆動手段と、環境温度を検出する温度検出手段と、該温度検出手段から得られる温度データに基づいて該レンズ駆動手段を駆動制御する駆動制御手段とを備え、該駆動制御手段は該温度検出手段から得られる温度データに基づいて該レンズ駆動手段による該移動レンズ群の駆動条件を変更するので、レンズ駆動手段の出力トルクが低下する低温時においても移動レンズ群の駆動に必要となるトルクを出力することができ、駆動伝達機構の脱調を未然に防止できる他、移動レンズ群の高速駆動に必要となるトルクを得ることができる。
【0081】
また、本発明のレンズ駆動制御方法によれば、移動レンズ群を光軸方向に所定の速度で駆動するレンズ駆動手段を駆動制御するレンズ駆動制御方法であって、環境温度を検出する温度検出ステップと、該温度検出ステップで得られる温度データに基づいて該レンズ駆動手段による該移動レンズ群の駆動条件を変更する駆動制御ステップとを有するので、レンズ駆動手段の出力トルクが低下する低温時においても移動レンズ群の駆動に必要となるトルクを出力することができ、駆動伝達機構の脱調を未然に防止できる他、移動レンズ群の高速駆動に必要となるトルクを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るレンズ駆動制御装置の概略構成図
【図2】 パルスモータの構成図
【図3】 モータドライバ回路の内部構成図
【図4】 モータドライバ回路の入出力関係を示す図
【図5】 PWMデューティ比と電流の関係を示す図
【図6】 デューティ比データを示す図
【図7】 図6のデューティ比データの正弦波形を示す図
【図8】 インナーフォーカスタイプのレンズシステムの構成図
【図9】 カム軌跡データの概念図
【図10】 第1の実施形態例の処理を示すフローチャート
【図11】 第2の実施形態例の処理を示すフローチャート
【図12】 第3の実施形態例の処理を示すフローチャート
【図13】 第4の実施形態例の処理を示すフローチャート
【符号の説明】
102 ズームレンズ(移動レンズ群)
105 フォーカスレンズ(移動レンズ群)
118 ズームレンズモータ(レンズ駆動手段)
120 フォーカスレンズモータ(レンズ駆動手段)
115 AFマイクロコンピュータ(駆動制御手段)
121 システムコントロール用マイクロコンピュータ(駆動制御手段)
130 温度検知器(温度検出手段)

Claims (7)

  1. 光軸方向に移動可能な移動レンズ群と、
    該移動レンズ群を駆動するレンズ駆動手段と、
    少なくともズーム情報又はフォーカス駆動命令情報のいずれか一方に基づいた速度であり、前記移動レンズ群を駆動する際の速度が前記移動レンズ群の駆動可能な限界の速度である制限速度を超えないように前記レンズ駆動手段を制御する駆動制御手段と、
    環境温度を検出する温度検出手段とを備え、
    前記駆動制御手段は前記温度検出手段から得られる温度データが予め設定されている設定温度よりも低温であるときであり所定の速度より高速に前記移動レンズを駆動するときに、前記移動レンズ群を駆動する際の前記制限速度を下げて再設定することを特徴とするレンズ駆動制御装置。
  2. 光軸方向に移動可能な移動レンズ群と、
    該移動レンズ群を駆動するレンズ駆動手段であるステッピングモータと、
    少なくともズーム情報又はフォーカス駆動命令情報のいずれか一方に基づいた速度で前記移動レンズ群を駆動するよう前記ステッピングモータを制御する駆動制御手段と、
    環境温度を検出する温度検出手段とを備え、
    前記駆動制御手段は前記温度検出手段から得られる温度データが予め設定されている設定温度よりも低温であるときに、前記移動レンズ群を駆動するための前記ステッピングモータへの駆動波形を正弦波から矩形波に変更することを特徴とするレンズ駆動制御装置。
  3. 前記レンズ駆動手段として、ステッピングモータを用いていることを特徴とする請求項1に記載のレンズ駆動制御装置。
  4. 前記温度検出手段は、前記レンズ駆動手段の周囲温度を検出していることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のレンズ駆動制御装置。
  5. 請求項1乃至4の何れか一項に記載のレンズ駆動制御装置を用いていることを特徴とする光学機器。
  6. 移動レンズ群を光軸方向に少なくともズーム情報又はフォーカス駆動命令情報のいずれか一方に基づいた速度であり、前記移動レンズ群を駆動する際の速度が前記移動レンズ群の駆動可能な限界の速度である制限速度を超えないようにレンズ駆動手段を駆動制御するレンズ駆動制御方法であって、環境温度を検出する温度検出ステップと、
    該温度検出ステップで得られる温度データが予め設定されている温度データよりも低温であるときであり所定の速度より高速に前記移動レンズを駆動するときに少なくとも前記移動レンズ群を駆動するために設定されている前記制限速度を下げて再設定すること、もしくは、前記移動レンズ群を駆動するための前記レンズ駆動手段への駆動波形を正弦波から矩形波に変更することのいずれか一方を実施する駆動制御ステップとを有することを特徴とするレンズ駆動制御方法。
  7. 請求項6のレンズ駆動制御方法を用いていることを特徴とする光学機器。
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