JP2011102951A - 撮影用照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】静音に適し、かつ十分なトルクを得ることができる駆動部を有する撮影用照明装置を提供する。
【解決手段】本発明の撮影用照明装置は、撮影用照明装置10であって、照明光を発光する発光部20と、前記発光部20を前記撮影用照明装置10内部で進退させる移動機構30と、前記移動機構30を駆動する駆動部33と、を備え、前記駆動部33は、駆動開始から駆動停止までの間において、2相励磁駆動とマイクロステップ駆動との2種類の駆動制御方式で前記移動機構30を駆動すること、を特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、撮影時の際に、被写体に照明光を発光する発光部を有する撮影用照明装置に関する。
撮影用照明装置内部において、焦点距離によって発光部を移動させるためにモータが使用されている。従来、モータを駆動する方式として、2相励磁駆動やマイクロステップ駆動が知られている。2相励磁駆動は駆動時における駆動音が大きいため、静音が望まれる装置においては、マイクロステップ駆動によりモータが駆動されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平3−273896号公報
しかし、マイクロステップ駆動は、2相励磁駆動に比べてトルクが低下する。このため、特に小型のモータにおいて、起動時や停止時等のトルクが必要な状況において十分なトルクを得ることが困難である。
本発明の課題は、静音に適し、かつ十分なトルクを得ることができる駆動部を有する撮影用照明装置を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1に記載の発明は、撮影用照明装置(10)であって、照明光を発光する発光部(20)と、前記発光部(20)を前記撮影用照明装置(10)内部で進退させる移動機構(30)と、前記移動機構(30)を駆動する駆動部(33)と、を備え、前記駆動部(33)は、駆動開始から駆動停止までの間において、2相励磁駆動とマイクロステップ駆動との2種類の駆動制御方式で前記移動機構(30)を駆動すること、を特徴とする撮影用照明装置(10)である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の撮影用照明装置(10)であって、前記駆動部(33)は、駆動開始時と駆動停止時において前記2相励磁駆動を行うこと、を特徴とする撮影用照明装置(10)である。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の撮影用照明装置(10)であって、前記駆動部(33)は、前記移動機構(30)が前記発光部(20)の移動方向を転換する際に、前記2相励磁駆動を行うこと、を特徴とする撮影用照明装置(10)である。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の撮影用照明装置(10)であって、前記駆動部(33)は、前記2相励磁駆動において周期を漸次短縮した後、前記マイクロステップ駆動へ移行し、又は、前記マイクロステップ駆動から前記2相励磁駆動へ移行した後、前記2相励磁駆動の周期を漸次拡大すること、を特徴とする撮影用照明装置(10)である。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の撮影用照明装置(10)であって、前記移動機構(30)を駆動する際における前記2相励磁駆動と前記マイクロステップ駆動との時間比率を、前記撮影用照明装置(10)が使用される環境に応じて変更すること、を特徴とする撮影用照明装置(10)である。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の撮影用照明装置(10)であって、前記移動機構(30)を駆動する際における前記2相励磁駆動と前記マイクロステップ駆動との時間比率を、前記撮影用照明装置(10)が使用される環境温度に応じて変更すること、を特徴とする撮影用照明装置(10)である。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の撮影用照明装置(10)であって、前記環境温度は温度センサにより測定されるものであり、測定された温度が所定温度範囲を超えた場合に、前記マイクロステップ駆動に対する前記2相励磁駆動の時間比率を大きくすること、を特徴とする撮影用照明装置(10)である。
請求項8に記載の発明は、請求項6に記載の撮影用照明装置(10)であって、前記環境温度は前記撮影用照明装置(10)の発光量を基に予測されるものであり、予測された温度が所定温度範囲を超えた場合に、前記マイクロステップ駆動に対する前記2相励磁駆動の時間比率を大きくすること、を特徴とする撮影用照明装置(10)である。
請求項9に記載の発明は、請求項5に記載の撮影用照明装置(10)であって、前記撮影用照明装置(10)の発光量が所定量を超えた場合に、前記マイクロステップ駆動に対する前記2相励磁駆動の時間比率を大きくすること、を特徴とする撮影用照明装置(10)である。
請求項10に記載の発明は、請求項5に記載の撮影用照明装置(10)であって、前記撮影用照明装置(10)において求められる静音の度合いが高いほど、前記マイクロステップ駆動に対する前記2相励磁駆動の時間比率を大きくすること、を特徴とする撮影用照明装置(10)である。
なお、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
本発明によれば、静音に適し、かつ十分なトルクを得ることができる駆動部を有する撮影用照明装置を提供することができる。
本発明の一実施形態を適用した照明装置の構成を概念的に示す側面図である。 駆動モータを駆動する駆動電流を示す図であって、(a)は起動時、(b)は逆転時、(c)は停止時を示す。 駆動モータの駆動説明図である。
以下、図面等を参照して、本発明における撮影用照明装置の一実施形態について説明する。本実施形態における撮影用照明装置は、例えば一眼レフカメラに着脱可能に取り付けられる外付け用照明装置である。
図1は、本発明における撮影用照明装置の一実施形態である照明装置10の構成を概念的に示す側面図である。
なお、以下の説明において、照明装置10を光が照射される被写体側から(正面側から向かって)見た場合において右側方向をX軸プラス方向、照明装置の上側方向をY軸プラス方向、X軸およびY軸と直交する光を照射する方向をZ軸プラス方向とする。また、Z軸プラス側を前面側、Z軸マイナス側を背面側という。
照明装置10は、照明光を照射する照明部11が、本体部12の上部に装着されて構成されている。本体部12の下端部には、図示しないカメラまたは三脚等に装着される脚部13を備えている。
照明部11は、照明部筐体11Aの内部に、閃光を発生する発光部20と、発光部20を移動駆動する移動機構30と、移動機構30を駆動する駆動モータ33と、発光部20に発光用の電力を供給するコンデンサ11Cと、を備えている。照明部筐体11Aの前面側(発光部20の前側)には、フレネルレンズ11Fが設けられている。
発光部20は、軸方向をX軸と平行に配設されたキセノン管21と、キセノン管21の背面側に配設されたリフレクタ22と、を備えている。
移動機構30は、発光部20の下部に設けられた駆動メネジ31と、駆動メネジ31に螺合する駆動スクリュー32とを備え、駆動スクリュー32は駆動モータ33により回転駆動される。
駆動スクリュー32は、Z軸と平行に配設されており、回転によって駆動メネジ31(すなわち発光部20)を、その軸方向(すなわちZ軸方向)に移動駆動する。本実施形態では、駆動スクリュー32は右ネジとして形成されており、駆動モータ33側(背面側)から見て時計回りの回転(以下、正回転と称する)によって発光部20をZ軸マイナス方向(背面側:図中右側)に移動駆動し、反時計回りの回転(以下、逆回転)によって発光部20をZ軸プラス方向(前面側:図中左側)に移動駆動するようになっている。
駆動モータ33は、本実施形態では2相のステッピングモータである。駆動モータ33の回転軸は、駆動スクリュー32に連結されている。駆動モータ33は、後述する制御部40によって制御される駆動回路42から供給される駆動電流によって駆動され、駆動スクリュー32を回転駆動する。
本体部12は、照明部11の各部の動作を制御する制御部40と、当該照明装置10の各部への電力供給を行う電源41と、駆動モータ33に駆動電流を供給する駆動回路42と、を備えている。また、本体部12は、他に、コンデンサ11Cへ充電エネルギーを供給するために電源電圧を昇圧する図示しない昇圧部を備えている。さらに、本体部12の背面には、当該照明装置10の電源スイッチ及び充電完了時に点灯する充電完了ランプ等を有する操作部50が設けられている。
制御部40は、マイクロコンピュータ等によって構成され、当該照明装置10を統括的に制御する。すなわち、制御部40は、発光部20の発光動作、移動機構30による発光部20の移動動作、およびコンデンサ10の充電等の制御を行う。
脚部13は、制御部40に接続された端子部43を備えており、図示しないカメラのアクセサリーシューに装着されると端子部43がカメラの端子部と接続され、カメラの制御と照明装置10の制御とが連動可能となるようになっている。
上記のように構成された照明装置10は、接続された図示しないカメラまたは操作部50を介した指令に基づいて制御部40によって制御され、コンデンサ11Cへの充電および発光部20の発光を行う。また、制御部40は、カメラにおけるレンズの焦点距離に応じて発光部20の発光(照明光)の照射角を変更する。すなわち、制御部40は、端子部43を介して入力されるカメラにおけるレンズの焦点距離情報に基づいて、駆動回路42を介して移動機構30を制御駆動し、発光部20をフレネルレンズ11Fとの距離が写角に応じた照射角で照明光を出射する位置に移動させる。これにより、レンズが焦点距離可変のズームレンズである場合でも、そのズーミング操作による焦点距離(写角)の変化に応じて照明光の照射角を変化させることができる。
つぎに、制御部40による、発光部20を移動する際における移動機構30の駆動制御について、図2および図3を参照して説明する。
図2は、駆動モータ33を駆動する駆動電流を示す図であって、(a)は起動時、(b)は逆転時、(c)は停止時を示す。図3は、駆動モータ33の駆動説明図である。
制御部40は、駆動回路42を制御して駆動モータ33に供給される駆動電流を制御し、駆動モータ33(すなわち移動機構30)を駆動する。
駆動回路42は、制御部40の指令により、ステッピングモータである駆動モータ33を駆動する周期電流を形成して駆動モータ33に供給する。駆動回路42は、駆動モータ33を2相励磁駆動する矩形波の駆動電流と、駆動モータ33をマイクロステップ駆動する正弦波の駆動電流とを形成することができる。これにより、制御部40は、駆動モータ33を2相励磁駆動またはマイクロステップ駆動の何れによっても駆動させることができるようになっている。また、それらの駆動電流の周期も可変となっている。
そして、図2に示すように、制御部40は、駆動回路42を介して、駆動モータ33を、起動時、停止時および逆転時における所定期間は2相励磁駆動し、それ以外の駆動時にはマイクロステップ駆動するように制御する。さらに、2相励磁駆動時における駆動電流の周期を、漸次変化させる。
なお、図2(a)は、発光部20を停止状態から起動して図1中右方向(Z軸マイナス方向)に移動させ、(b)は発光部20の移動方向をZ軸マイナス方向からZ軸プラス方向へと逆転させ、(c)は発光部20のZ軸プラス方向への移動を停止させる例である。
図2(a)に示すように、起動時においては矩形波の駆動電流による2相励磁駆動とすると共にその駆動電流の周期を、5ms,3msと漸次短くし、最終的には1ms周期で正弦波状に変化する駆動電流によるマイクロステップ駆動に移行する。
これにより、起動時において移動機構30に作用する静摩擦抵抗(駆動メネジ31と駆動スクリュー32の摺動抵抗等)に抗して発光部20の移動を円滑に開始することができる。つまり、ステッピングモータは、回転数と出力トルクとが反比例の関係にあり、低回転において大きな出力トルクが得られる。このため、被駆動抵抗が大きい起動時には、低回転の大きなトルクを利用して運動を開始する。そして、発光部20が移動を開始すると徐々に回転を上げ、摩擦抵抗が動摩擦となって軽減されると円滑で静粛な駆動が可能なマイクロステップ駆動に移行する。
ここで、図3を参照してステッピングモータ(駆動モータ33)の駆動作用を説明する。
図3(a)は通電されない静止状態における駆動モータ33を概念的に示したものである。ロータ33Rには、磁極の異なる永久磁石が周方向に等間隔で交互(90°間隔の4極)に配設されている。ロータ33Rの外側周囲には、8組の電磁コイル33Cが等角度間隔(45°間隔)でそれぞれロータ33Rとは非接触に配設されている。
8組の電磁コイル33Cには、交互にA相とB相の駆動電流が入力されるように配線されている。A,B各相の電磁コイル33Cは、それぞれ交互に巻線方向が逆に形成されており、通電によって同相の電磁コイル33Cが交互に逆磁極に励磁されるようになっている。
電磁コイル33Cに通電する入力端子は、A相はA,Aバー、B相はB,Bバーから構成されており、Aバー,Bバーには、それぞれA,Bの反転信号が入力される。なお、図2には、A,Bの入力電流のみ示し、Aバー,Bバーは省略してある。
そして、このような駆動モータ33における電磁コイル33CのA相およびB相に加える電流を、図3(f)における図中右向きの矢印が示す方向に変化させる((b)→(e))ことで、励磁された電磁コイル33Cの磁力でロータ33R(すなわち駆動スクリュー32)を正回転駆動する。また、電磁コイル33CのA相およびB相に加える電流を、図3(f)における図中左向きの矢印が示す方向に変化させる((b)←(e))ことで、ロータ33R(すなわち駆動スクリュー32)を逆回転駆動するようになっている。
図2(a)に示す起動時には、A相の電圧がHI,B相の電圧がHIである図3(b)に示す状態から、A相:HI,B相:LOWとなって図3(c)に示す状態となり、その5ms後にA相およびB相共にLOWとなって図3(d)に示す状態となる。さらに、3ms後、A相:LOW,B相:HIとなって図3(e)に示す状態となる。このように、A相およびB相に加える電流を図3(f)における図中右向きの矢印が示す方向に変化させることによって、駆動スクリュー32を正回転駆動する。これにより、発光部20が図1中右方向(Z軸マイナス方向)に移動駆動される。
図2(b)に示す逆転時は、マイクロステップ駆動から2相励磁駆動に切り換えてその駆動電流の周期を漸次長くして低速化した、2相励磁駆動の駆動電流を逆回転に切り換えてその周期を漸次短くする。
すなわち、マイクロステップ駆動から2相励磁駆動とし、3msのA相:LOW,B相:LOW、5msのA相:LOW,B相:HIからA相:HI,B相:HIへの駆動電流の周期変化によって正回転の回転速度を徐々に低下させる。
そして、10ms後、パルス変化を図3(f)における図中左向きの矢印が示す方向に切り換えて逆回転駆動とし、その周期を、5ms,3msと漸次短くする。すなわち、5msのA相:LOW,B相:HIから、3msのA相:LOW,B相:LOWへの駆動電流の周期変化によって、駆動スクリュー32を逆回転駆動して徐々に回転を上げ、1ms周期のマイクロステップ駆動に移行する。
つまり、2相励磁駆動で且つ低回転による大きなトルクを利用して発光部20の移動質量の慣性による抵抗に抗して駆動スクリュー32の回転を徐々に減速させ、その後、2相励磁駆動による逆回転駆動で前述した起動時と同様に徐々に回転を上げて、マイクロステップ駆動に移行する。これにより、移動方向の転換を円滑に行うことができる。
停止時においては、図2(c)に示すように、マイクロステップ駆動から2相励磁駆動とすると共に、逆回転の駆動電流の周期を、3ms,5msと漸次長くして停止させる。
すなわち、3msのA相:HI,B相:LOWから、5msのA相:HI,B相:HIの後、A相:LOW,B相:HIとする。
これにより、2相励磁駆動の低回転による大きなトルクを利用して発光部20の移動質量の慣性による抵抗に抗して駆動スクリュー32の回転を徐々に減速させて、発光部20を円滑に、且つ、精度良く停止させることができる。
以上、本実施形態によると、以下の効果を有する。
(1)本実施形態では、発光部20を移動駆動する駆動モータ33を、起動時、停止時および逆転時においては2相励磁駆動とし、中間移動時においてはマイクロステップ駆動としている。これにより、駆動抵抗が大きい起動時、停止時および逆転時には2相励磁駆動による大きな出力トルクによって駆動モータ33を安定的に駆動することができると共に、駆動抵抗が相対的に小さい中間移動時においてはマイクロステップ駆動によって駆動モータ33を円滑且つ静粛に駆動することができる。つまり、必要な駆動力に応じた合理的な駆動が可能となる。その結果、駆動範囲全域をマイクロステップ駆動とする場合に比較して、出力の小さな駆動モータを用いることが可能となり、装置全体を小型化できる。
(2)2相励磁駆動を行う起動時、停止時および逆転時においては、駆動電流の周期を漸次変化させている。これにより、駆動モータ33の回転速度を漸次変化させて発光部20を円滑に速度変化させることができると共に、低速時における相対的に大きなトルクの作用によって確実な起動、停止または逆転駆動が可能となる。
(変形形態)
以上、説明した実施形態に限定されることなく、以下に示すような種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の範囲内である。
(1)本実施形態では、5msおよび3msの2ステップの2相励磁駆動の後、1ms周期のマイクロステップ駆動に移行する例を示した。しかし、2相励磁駆動におけるステップ数や周期は、この例に限るものではなく、駆動対象の駆動抵抗を勘案して適宜設定可能である。
(2)また、2相励磁駆動の期間は、作動状態や周囲環境等の使用状況に応じて変更するように構成しても良い。
たとえば、常温時に比較して駆動モータ33のトルクが低下する高温または低温時には、2相励磁駆動を行う期間を長くする。高温または低温の判断は、移動機構30の近傍に温度センサ等を配設してその温度検知情報に基づいて行うように構成することができる。また、高温については、発光部20における発光状況(特に温度上昇の著しい連続発光の場合等)から温度上昇を推定し、その推定温度に基づいてトルク低下を来す高温状態であるか否かを判定するように構成しても良い。
逆に、静音が望ましい室内で使用される場合等には、マイクロステップ駆動の期間を長くする。これは、本実施形態のような通常の駆動制御を行う標準モードと、通常モードよりマイクロステップ駆動の期間が長い駆動制御を行う静音モードとを設け、これら、標準モードと静音モードとを操作部50を介して切り替え可能に構成することで実現できる。
(3)上記実施形態は、本発明をキセノン管21が発光する照明装置10に適用した例である。しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えばLEDが発光する照明装置等に用いても良い。
なお、実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は以上説明した実施形態によって限定されることはない。
10:照明装置、20:発光部、30:移動機構、32:駆動部、40:制御部

Claims (10)

  1. 撮影用照明装置であって、
    照明光を発光する発光部と、
    前記発光部を前記撮影用照明装置内部で進退させる移動機構と、
    前記移動機構を駆動する駆動部と、を備え、
    前記駆動部は、駆動開始から駆動停止までの間において、2相励磁駆動とマイクロステップ駆動との2種類の駆動制御方式で前記移動機構を駆動すること、
    を特徴とする撮影用照明装置。
  2. 請求項1に記載の撮影用照明装置であって、
    前記駆動部は、駆動開始時と駆動停止時において前記2相励磁駆動を行うこと、
    を特徴とする撮影用照明装置。
  3. 請求項2に記載の撮影用照明装置であって、
    前記駆動部は、前記移動機構が前記発光部の移動方向を転換する際に、前記2相励磁駆動を行うこと、
    を特徴とする撮影用照明装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の撮影用照明装置であって、
    前記駆動部は、前記2相励磁駆動において周期を漸次短縮した後、前記マイクロステップ駆動へ移行し、又は、前記マイクロステップ駆動から前記2相励磁駆動へ移行した後、前記2相励磁駆動の周期を漸次拡大すること、
    を特徴とする撮影用照明装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の撮影用照明装置であって、
    前記移動機構を駆動する際における前記2相励磁駆動と前記マイクロステップ駆動との時間比率を、前記撮影用照明装置が使用される環境に応じて変更すること、
    を特徴とする撮影用照明装置。
  6. 請求項5に記載の撮影用照明装置であって、
    前記移動機構を駆動する際における前記2相励磁駆動と前記マイクロステップ駆動との時間比率を、前記撮影用照明装置が使用される環境温度に応じて変更すること、
    を特徴とする撮影用照明装置。
  7. 請求項6に記載の撮影用照明装置であって、
    前記環境温度は温度センサにより測定されるものであり、
    測定された温度が所定温度範囲を超えた場合に、前記マイクロステップ駆動に対する前記2相励磁駆動の時間比率を大きくすること、
    を特徴とする撮影用照明装置。
  8. 請求項6に記載の撮影用照明装置であって、
    前記環境温度は前記撮影用照明装置の発光量を基に予測されるものであり、
    予測された温度が所定温度範囲を超えた場合に、前記マイクロステップ駆動に対する前記2相励磁駆動の時間比率を大きくすること、
    を特徴とする撮影用照明装置。
  9. 請求項5に記載の撮影用照明装置であって、
    前記撮影用照明装置の発光量が所定量を超えた場合に、前記マイクロステップ駆動に対する前記2相励磁駆動の時間比率を大きくすること、
    を特徴とする撮影用照明装置。
  10. 請求項5に記載の撮影用照明装置であって、
    前記撮影用照明装置において求められる静音の度合いが高いほど、前記マイクロステップ駆動に対する前記2相励磁駆動の時間比率を大きくすること、
    を特徴とする撮影用照明装置。
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