JP4135067B2 - ドアウエザストリップのシール構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はドアフレームを備えた自動車ドアの外周に取付けられるドアウエザストリップのシール構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ドアフレームを備えた自動車ドアは、ドアインナパネルとドアアウタパネルからなるドアパネルにドアフレームの下部を溶接してドアパネルとドアフレームを一体化し、これにドアガラスやドアガラス昇降機構を組付け、最後にドアパネルおよびドアフレームの外周にドアウエザストリップ(以下、ウエザストリップという)を取付けていた。ウエザストリップとしては、図5に示すように、複数の押出成形材51,52.53を型成形接続部54,55,56で一連に接続して環状としたウエザストリップ5を用い、ドアフレームにはその外周に沿って設けたリテーナに嵌着し、ドアパネルにはその外周に所定の間隔をおいてクリップ止めしている。
【0003】
ところが、このような従来の製造工程は、必ずしも作業効率がよくないことから、近時、ドアの構成部材を部分的にアッセンブリー化しておき、これらアッセンブリー化されたものを最終的に組付けて作業効率の向上を図ることが提案されている(例えば特開平3−125627号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように、予めアッセンブリー化された構成部材を組付けてドアを完成させる場合において、フロントドアを例にとると図1(A)に示すように、ドアインナパネル1Aとドアアウタパネル1Bとを一体化したドアパネル1にドアガラスやドアガラス昇降機構等を組付けてアッセンブリー化し、これと別にドアフレーム2にドアミラーブラケットベース20を取付けるとともにドアフレーム2の前側の縦枠2Aから後側の縦枠2Bに至る部分の内周に図略のガラスランを取付けてアッセンブリー化したものを準備し、ウエザストリップは図1(B)に示すようにドアフレーム2用のウエザストリップ6Aとドアパネル1用のウエザストリップ6Bとを別体としてそれぞれドアフレーム2およびドアパネル1に取付けておき、ドアガラスの昇降を案内するドアフレーム2の前後の縦枠2A,2Bの下部を、ドアパネル1の上縁に形成したドアガラス昇降用の開口3からドアパネル1内に挿入してドアインナパネル1Aに予め決められた所定の高さ位置でボルト締め固定する取付構造とするのが、作業効率において最も良好であると考えられる。
【0005】
このようにしてドアフレーム2の縦枠2A,2Bの下部をドアパネル1内に挿入してボルト締め固定したとき、車体のフロントピラーに沿うドアフレーム2の傾斜枠2Cの下端末は、図6に示すように、ドアインナパネル1Aの上縁前端の平坦面11に衝き合される。図において4はウエザストリップ6を嵌着するリテーナである。
【0006】
以上、フロントドアについて説明したが、リヤドアの場合も同様に組付けられ、車体のリヤピラーに沿うドアフレームの傾斜枠の下端末は、ドアインナパネルの上縁後端の平坦面に衝き合される。
【0007】
ところで、上記のドア組付け構造では組付けの効率化は達成されるものの、ドアフレーム2のドアパネル1への組付けには不可避的なバラツキがあり、このバラツキでドアフレーム2の傾斜枠2Cの下端末と、ドアインナパネル1Aの上縁の上記平坦面11とが干渉して組付け不能となる事態が生じないように、両者の間には若干の隙間が設定される。ところが、バラツキで上記隙間が大きくなるように偏ると、ドアアウタパネル1Bの上端縁の内側に入った水が、上記隙間を通って車室側に漏れるおそれがある。
【0008】
そこで本発明は、ドアフレームの傾斜枠の下端末がドアパネルの上縁に衝き合される自動車ドアにおいて、ドアの組付け作業性を低下させることなく、上記隙間から水が車室側に侵入するのを確実に防止するウエザストリップのシール構造を実現することを課題としてなされたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ドアインナパネルとドアアウタパネルとからなるドアパネルと、ドアパネルに取付けられるドアフレームを備え、ドアフレームは、ドアガラスの昇降を案内する縦枠の下部がドアパネル内に挿入固定され、車体のフロントピラーまたはリヤピラーに沿う傾斜枠の下端末がドアパネルの上縁の端部に衝き合され、ドアフレームの外周にはこれに沿ってウエザストリップが取付けられる自動車ドアにおいて、ウエザストリップは、ドアフレームに取付けられる第1のウエザストリップと、第1のウエザストリップと別体でドアパネルに取付けられる第2のウエザストリップとから形成され、第1のウエザストリップの基部がドアフレームの外周面に設けられたリテーナに取付けられ、基部の背面から傾斜枠の下端末と対応する位置にほぼ水平方向に張り出して下端末をその下から受ける板状のシール片を形成し、シール片は、ウエザストリップの取付方向に沿うように上方に突出する突出部を形成し、突出部をドアフレームの内周面に形成したチャンネル部に嵌合せしめて、シール片の上面をドアフレームの傾斜枠の下端末に圧接せしめ、シール片の下面はドアパネルの上縁の端部に圧接したことを特徴とする(請求項1)。
【0010】
上記ドアウエザストリップから張り出すシール片は、シール片のドアフレーム外壁側の側壁にドアフレーム外壁の外面に沿うように起立する起立部を形成せしめた構造とした(請求項2)。
【0011】
本発明によれば、上記シール片を介してドアフレームの上記傾斜枠の下端末がドアパネルの上縁に圧接するので、両者間は上記シール片により完全にシールされる。
【0012】
また、上記シール片に上記突出部を形成したことで、シール片はドアフレームの下端末に対して確実に位置決めされる。シール片は、正規位置で、かつ安定に下端末を受け、かつドアフレーム組付け作業中にシール片がずれることがない。従って、下端末と、これと衝き合されるドアパネルの上縁とのシール性能は更に安定となる。また、第1のウエザストリップの取付け作業性もよくなる。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1(A)に示すように、フロントドアのドアパネル1はドアインナパネル1Aとドアアウタパネル1Bからなり、両者の周縁を折り重ねて溶接することで一体化されている。ドアパネル1の上縁にはドアガラス昇降用の開口3が形成してある。なおドアパネル1には、図略のドアガラス、ドアガラス昇降機構、ドア開閉機構等が組付けられて、アッセンブリー化されている。
【0014】
ドアフレーム2は車体のフロントピラーからルーフサイドに至る部分に沿う上枠の後端に縦枠2Bを接合し、上枠のうち車体のフロントピラーに沿う傾斜枠2Cの中間部に縦枠2Aを接合して構成されている。縦枠2A,2Bは傾斜枠Cの下端末よりも下方へ延出している。また、傾斜枠2Cと前側の縦枠2Aとの間にはドアミラーブラケットベース20が取付けられている。
【0015】
ドアフレーム2は、延出した縦枠2A,2Bの下部をドアパネル1の上縁開口3からドアパネル1内に挿入し、所定の高さ位置でドアインナパネル1Aにボルト締め固定される。そして、このようにしてドアフレーム2が組付けられたとき、傾斜枠2Cの下端末がドアインナパネル1Aの上縁前端の平坦面11に衝き合されるようになっている。ただし、両者が完全に密着衝合するように設定すると、ドアフレーム2の不可避的な上下方向の組付けバラツキで上記両者が干渉して組付け不可能となる場合が生じるので、上記両者間に若干の隙間ができるように設定してある。
【0016】
ドアの外周に取付けるウエザストリップは、図1(B)に示すように、ドアフレーム2に取付ける第1のウエザストリップ6Aと、これとは別体でドアパネル1に取付ける第2のウエザストリップ6Bとからなり、第1のウエザストリップ6Aが予め取付けられたドアフレーム2を、第2のウエザストリップが予め取付けられたドアパネル1に組付ける。両ウエザストリップ6A,6Bはいずれもスポンジゴムなどの軟質のゴム弾性体からなり、第1のウエザストリップ6Aは、押出成形部材61a,61bを型成形接続部61cでコーナ状に接続し、押出成形部材61a,61bの下端を型成形端末部61d,61eで形成したものである。一方、第2のウエザストリップ6Bは,両端に型成形端末部62b,62cを形成した押出成形部材62aをU字形に曲成したものである。第1のウエザストリップ6Aの前後の型成形端末部61d,61eと、第2のウエザストリップ6Bの前後の型成形端末部62b,62cとは斜め方向とした端末面で衝合するようにしてある。
【0017】
ドアフレーム2の傾斜枠2Cから、後側の縦枠2Bの上半(ドアパネル1の上縁よりも上方の部分)にかけては、図2に示すようにチャンネル部21の車外側の側面に突縁22を備え、その外周面には一連にリテーナ4が設けられており、リテーナ4に第1のウエザストリップ6Aが嵌着される。
【0018】
第1のウエザストリップ6Aは、基部63と、上記突縁22の内面に当接するリップ64と、ドア閉時に車体のドア開口縁に圧接する中空シール部65を備えている。第1のウエザストリップ6Aの型成形端末部61dの先端は、上記中空シール部65から、ドアフレーム傾斜枠2Cの下端末よりも下方へチューブ状に延びており、その端末は傾斜面としてある。
【0019】
型成形端末部61dには、基部63の背面からほぼ水平方向に張り出してドアフレーム傾斜枠2Cの下端末をその下から受ける板状のシール片7が一体に成形してある。シール片7の平面形状は上記下端末の端面の外周形状とほぼ同一で、その面積は、上記下端末の端面の外周がはみ出さないように該端面よりも若干大きくしてある。シール片7のドアフレーム外壁側の側縁にはドアフレーム外壁の外面に沿うように起立する起立部71が形成してある。起立部71を有するシール片は型成形端末部61dの成形時に一体に成形される。
【0020】
第1のウエザストリップ6Aは、上記シール片7をドアフレーム傾斜枠2Cの下端末にその下から当てがうとともに上記起立部71を上記傾斜枠2Cの外壁の外面に当接させて型成形端末部61dを位置決めし、基部63をリテーナ4に、傾斜枠2Cから後側の縦枠2B側へと順次嵌着することによりドアフレーム2に取付けられる。なお同時に、ドアフレーム2の内周には、前側の縦枠2Aから後側の縦枠2Bにかけて一連に図略のガラスランが取付けられる。
【0021】
一方、ドアインナパネル1Aと、ドアアウタパネル1Bとを一体化したドアパネル1の外周端面には、チューブ状の第2のウエザストリップ6Bが所定の間隔をおいてクリップにより一連に取付けられる。
【0022】
第2のウエザストリップ6Bを取付けたドアパネル1に、第1のウエザストリップ6Aを取付けたドアフレーム2を組付けるには、ドアフレーム2の前後の縦枠2A,2Bの下部を、ドアパネル2のドアガラス昇降用の開口3からドアパネル1内に挿入し、所定の高さ位置でドアインナパネル1Aにボルト締め固定する。このとき、ドアフレーム傾斜枠2Cの下端末は、これを受けるシール片7を介してドアパネル1の上縁前端の平坦面11に圧接される。またドアフレーム2側の第1のウエザストリップ6Aと、ドアパネル1側の第2のウエザストリップ6Bの前後の傾斜端末が衝合して連続的に接続される。
【0023】
上記シール片7の厚さは5mm程度が適当である。5mm程度とすることで、ドアフレーム組付け時の傾斜枠2Cの下端末と、これと対向するドアパネル1の上記平坦面11との隙間を2mm程度に設定することができ、この程度の余裕があれば、たとえドアフレーム2の組付高さのバラツキで上記隙間が小さくなっても上記干渉が生じることはない。またシール片7は適度に挟圧され良好なシール性が発揮される。
【0024】
シール片7の下面にはその周縁に沿って断面ほぼ三角形のシールビードを形成してもよい。シールビートの尖った先端が上記平坦面11に押しつぶされるように圧接し、更に良好なシール性が得られる。
【0025】
なお、ドアフレーム傾斜枠2Cの下端末の外側面にはシール片7の起立部71が露出するが、ドアインナパネル1Aの上端平坦面11よりも高く形成されるドアアウタパネル1Aの上縁に装着されるドアベルトラインモールによって隠されるから、外観を損ねることはない。なおまた、ドアフレーム2側の第1のウエザストリップ6Aとドアパネル1側の第2のウエザストリップ6Bの衝合端は斜めに形成して重なり合っているから、両者間の対向間隔に若干のバラツキがあっても、ドア閉時に衝合部は車体のドア開口縁により上方から、即ち衝合面と交差する方向から押付けられるから、シール性能に支障が生じることはない。ドアフレーム縦枠2A,2Bがボルト締め固定されたドアインナパネル1Aの車内面はドアトリムボードにより被覆される。
【0026】
図3は本発明の他の実施形態を示すものである。ドアフレーム傾斜枠2Cの下端末を受ける第1のウエザストリップ6Aのシール片7には上方へ突出する筒状の突出部72が形成してある。突出部72の外径はドアフレーム傾斜枠2Cのチャンネル部21の内幅とほぼ同じとしてある。また突出部72は、その外周面と、これと第1のウエザストリップ6Aの型成形端末部61cの基部63背面との間隔が、リテーナ4が形成されたドアフレーム傾斜枠2Cのウエザストリップ取付け面(チャンルネ部21の底面部)の厚さとほぼ同じになる位置で基部63の背面に沿う方向に突出形成してある。第1のウエザストリップ6Aの他の構造は先の実施形態と同じである。
【0027】
第1のウエザストリップ6Aの型成形端末部61dは、上記突出部72をドアフレーム縦枠2Cの下端末の下からチャンネル部21内に嵌め込み、突出部72と上記型成形端末部61dの基部63とで上記下端末のウエザストリップ取付け面を挟むことにより、上記下端末に取付けられる。
【0028】
第1のウエザストリップ6Aの基部63は、リテーナ4に対して完全には密嵌されないから、型成形端末部61dで若干ねじれが生じることがあり、それに伴ってシール片7がドアフレーム傾斜枠2Cの下端末に対して若干位置ずれすることが起り得る。上記突出部72を設けたことで、シール片7は、正規位置で、かつ安定に上記下端末を受け、かつドアフレーム組付け作業中にシール片7がずれることがない。従って、上記下端末と、これと衝き合されるドアパネル2の上縁とのシール性能は更に安定となる。また、第1のウエザストリップ6Aの取付け作業性もよくなる。
【0029】
上記シール片7の突出部72はこれを円筒状に形成したが、円筒状に限らず、ドアフレーム2のチャンネル部21内に嵌合される構造であればよい。例えば、図4の突出部73のように板状に形成してもよい。また、突出部74のようにチャンネル部21の中空部に嵌合する構造としてもよい。
【0030】
以上は、自動車のフロントドアについて説明したが、本発明は、リヤドアについても適用され得る。この場合は、ドアフレームに取付けられるウエザストリップには、車体のリヤピラーに沿うドアフレーム傾斜枠の下端末を受けるシール片を設け、このシール片を介して、上記下端末をドアパネルの上縁の後端面に圧接させる。
【0031】
【発明の効果】
本発明はドアフレームを、その傾斜枠の下端末をドアパネルの上縁に衝き合せるようにしてドアパネルに組付ける自動車ドアにおいて、衝き合せ面の間にウエザストリップに一体に形成したシール片を介在させることで、衝き合せ面間のシール性を良好にすることができる。また、上記シール片を介在させることで、ドアフレームとドアパネルの組付構造の設計自由度が大きくなるとともに、ドアフレーム側とドアパネル側でそれぞれアッセンブリー化が可能となり、ドア組付けの効率化が達成される。また、上記シール片に、該シール片をドアフレームの下端末に位置決めする突出部を形成することで、ウエザストリップのドアフレームへの取付け作業性が向上するとともに、上記衝き合せ面間のシール性をより安定かつ確実なものとすることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はドアフレームとドアパネルの組付け構造を説明する図、(B)はドアフレームおよびドアパネルに取付けられる本発明のドアウエザストリップの概略図である。
【図2】本発明のウエザストリップの要部を示すもので、(A)は要部斜視図、(B)は要部水平断面図、(C)は要部縦断面図である。
【図3】本発明の他のドアウエザストリップの要部を示すもので、(A),(B),(C)はそれぞれ図2(A),(B),(C)に対応する図である。
【図4】本発明の更に他のドアウエザストリップの要部を示すもので、図3(B)に対応する図である。
【図5】従来のドアウエザストリップの概略図である。
【図6】ドアパネルの上縁とドアフレームの下端末との衝き合せ部を示す図である。
【符号の説明】
1 ドアパネル
1A ドアインアパネル
1B ドアアウタパネル
11 ドアパネル上縁の平坦面
2 ドアフレーム
2A,2B 縦枠
2C 傾斜枠
4 リテーナ
6A 第1のウエザストリップ
6B 第2のウエザストリップ
61d,61e,62b,62c 型成形端末部
7 シール片
72,73,74 突出部
Claims (2)
- ドアインナパネルとドアアウタパネルとからなるドアパネルと、ドアパネルに取付けられるドアフレームを備え、ドアフレームは、ドアガラスの昇降を案内する縦枠の下部がドアパネル内に挿入固定され、車体のフロントピラーまたはリヤピラーに沿う傾斜枠の下端末がドアパネルの上縁の端部に衝き合され、ドアフレームの外周にはこれに沿ってドアウエザストリップが取付けられる自動車ドアにおいて、上記ドアウエザストリップは、上記ドアフレームに取付けられる第1のウエザストリップと、該第1のウエザストリップと別体で上記ドアパネルに取付けられる第2のウエザストリップとから形成され、上記第1のウエザストリップの基部が上記ドアフレームの外周面に設けられたリテーナに取付けられ、上記基部の背面から上記傾斜枠の下端末と対応する位置にほぼ水平方向に張り出して上記下端末をその下から受ける板状のシール片を形成し、該シール片は、上記ドアウエザストリップの取付方向に沿うように上方に突出する突出部を形成し、該突出部を上記ドアフレームの内周面に形成したチャンネル部に嵌合せしめて、シール片の上面を上記ドアフレームの傾斜枠の下端末に圧接せしめ、上記シール片の下面は上記ドアパネルの上縁の端部に圧接したことを特徴とするドアウエザストリップのシール構造。
- 上記ドアウエザストリップから張り出す上記シール片は、上記シール片の上記ドアフレーム外壁側の側壁にドアフレーム外壁の外面に沿うように起立する起立部を形成せしめた請求項1記載のドアウエザストリップのシール構造。
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