JPH0891144A - センタピラーのシール構造 - Google Patents

センタピラーのシール構造

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Publication number
JPH0891144A
JPH0891144A JP6258734A JP25873494A JPH0891144A JP H0891144 A JPH0891144 A JP H0891144A JP 6258734 A JP6258734 A JP 6258734A JP 25873494 A JP25873494 A JP 25873494A JP H0891144 A JPH0891144 A JP H0891144A
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JP
Japan
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pillar
molding
center
center pillar
locking
Prior art date
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Pending
Application number
JP6258734A
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English (en)
Inventor
Masahiro Nozaki
政博 野崎
Hisayuki Kisanuki
久幸 木佐貫
Kazuo Ogawa
一夫 尾川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication of JPH0891144A publication Critical patent/JPH0891144A/ja
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車のセンタピラーの中央に取付けるピラ
ーモールと、その前後に取付ける2本のウエザストリッ
プを備えたセンタピラーのシール構造において、組付け
作業性がよく、かつピラーモールと2本のウエザストリ
ップとの密着が完全な構造とすること。 【構成】 ウエザストリップ3A、3Bをそれぞれセン
タピラー1に取付けるリテーナ5A、5Bのセンタピラ
ー中央側の端部に係止溝52を有する断面U字形の係止
部51を形成する一方、ピラーモール4の両端部の裏面
側に脚部41を突設し、かつ両ウエザストリップ3A、
3Bのセンタピラー中央側の端部にそれぞれ突起34を
形成し、ピラーモール4の上記脚部41をリテーナ5
A、5Bの係止溝52に嵌込むことにより、ウエザスト
リップ3A、3Bの突起34がピラーモール4の端縁4
2とリテーナ5A,5Bの係止部51先端との間に挟ま
れ、上記突起34、脚部41および係止部51が互に密
着結合する構造とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のセンタピラ
ー、特にその前部および後部に沿ってそれぞれウエザス
トリップが取付けられ、両ウエザストリップ間にピラー
モールを備えたセンタピラーのシール構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図3に示すように、サッシュレスドア車
においては、センタピラー1にはピラーウエザストリッ
プ(以下、単にウエザストリップという)3が取付けら
れ、ルーフサイドにはこれに沿ってルーフサイドウエザ
ストリップ7が取付けられ、これ等により前後のドアガ
ラス2A,2Bまわりをシールするようになっている。
【0003】センタピラーのウエザストリップとして
は、図4に示すように、センタピラー1の前縁および後
縁沿いに、それぞれフロントウインドガラス2Aの後端
縁およびリヤドアガラス2Bの前端縁をシールする独立
の第1のウエザストリップ3Aおよび第2のウエザスト
リップ3Bをリテーナ5を介して取付け、両ウエザスト
リップ3A,3Bの間にセンタピラー1の中央部を覆う
とともにセンタピラー1に意匠性を与えるためにピラー
モール4を設けたものがある。ピラーモール4は一般に
クリップ45等によりリテーナ5に係止される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなセンタピラ
ーにおいて、両ウエザストリップ3A,3Bとドアガラ
ス2A,2Bとのシール性は勿論重要であるが、両ウエ
ザストリップ3A,3Bとピラーモール4との間のシー
ル性もまた重要である。両ウエザストリップ3A,3B
およびピラーモール4の取付けバラツキで両者間に隙間
が生じてシール性が不完全であると、水がピラーモール
4の内側に侵入し、更にリテーナ5とこれに嵌合された
ウエザストリップ3A,3Bの基底部の間を経て車室側
に侵入するおそれがある。
【0005】特に、センタピラー1の幅が広く、前後の
ウエザストリップ3A,3B間の間隔が広くなるに伴っ
てピラーモール4の幅を広くした構造においては、ピラ
ーモール4と両ウエザストリップ3A,3Bとの密着性
が不完全となりやすい。
【0006】そこで本発明は、ピラーモールとその前後
のウエザストリップとの密着性が良好で、かつピラーモ
ールの取付作業性が容易なセンタピラーのシール構造を
提供することを課題としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は図1に示すよう
に、センタピラー1の前縁および後縁に沿って独立のリ
テーナ5A,5Bを設けて、第1のウエザストリップ3
Aおよび第2のウエザストリップ3Bを嵌着するように
なし、両リテーナ5A,5Bにはそれぞれセンタピラー
中央側の端部に係止溝52を有する係止部51を形成す
る一方、ピラーモール4の幅方向両端部には裏面側へ突
出し、上記係止溝52に嵌入される脚部41を形成し、
かつ、両ウエザストリップ3A,3Bのセンタピラー中
央側の端部には上記係止溝52が開口する係止部51の
先端へ向けて突出する突起34を形成し、脚部41の係
止溝52への嵌入により同時に上記突起34がピラーモ
ール4の端縁42とリテーナ5A、5Bの係止部51と
で挟まれる構造とする。
【0008】上記リテーナ5A,5Bは、組付けバラツ
キがあってもこれを変形性により吸収して係止溝52へ
のピラーモール脚部41の挿入を容易にするために、合
成樹脂製とすることが望ましい。ウエザストリップ3
A,3Bとしてはその製造作業性から押出成形のウエザ
ストリップが好適に用いられ、ピラーモール4として
は、表面光沢のよい合成樹脂の型成形体が好適に用いら
れる。
【0009】
【作用】ピラーモール4の脚部41をリテーナ5A,5
Bの係止溝52に嵌め込むことで両者が密着し、同時に
ウエザストリップ3A,3Bの突起34がピラーモール
4の端縁42とリテーナ5A,5Bの係止部51で挟ま
れ、ピラーモール4の端部においてモール4、リテーナ
5A,5Bおよびウエザストリップ3A,3Bは相互に
密着し合って良好なシール性が確保される。またこの良
好なシール性能はピラーモール4の脚部41を単にリテ
ーナ5A,5Bの係止溝52に嵌め込むワンタッチの作
業で達成される。
【0010】
【実施例】図1は本発明の実施例を示すもので、図1
(A)に示すように、センタピラー1は外板11および
内板12よりなる閉断面構造で、前後のフランジ接合部
にはトリム6A,6Bが取付けてある。外板11は山形
の断面形状で、中央に幅広の平面状の頂面110が形成
してある。前後の傾斜面には合成樹脂のリテーナ5A,
5Bが取付けてある。各リテーナ5A,5Bは同一構造
で、裏面側につり針形状のクリップ53が突設してあ
り、これをセンタピラー外板11の傾斜面に設けたクリ
ップ孔に押込み挿通させることで係止される。
【0011】前後のリテーナ5A,5Bにはそれぞれ、
フロントドアガラス2Aの後縁をシールする第1のウエ
ザストリップ3Aおよびリヤドアガラス2Bの前縁をシ
ールする第2のウエザストリップ3Bが嵌着してある。
両ウエザストリップ3A,3Bはスポンジゴムからなる
同一構造の押出成形中空体で、取付基部31、シール部
32および中空内を仕切るブリッジ33よりなる。
【0012】両リテーナ5A,5Bにはそれぞれピラー
中央側の端部に車外方向に開口する係止溝52を有する
U字形の係止部51が形成してある。また両ウエザスト
リップ3A,3Bのセンタピラー中央側の端部には、上
記係止溝52の開口の直前へ突出する突起34が形成し
てある。
【0013】センタピラー外板11の頂面110にはこ
れを覆うようにピラーモール4が取付けてある。ピラー
モール4は合成樹脂を金型成形したもので、幅方向両端
部の裏面側には脚部41が突設してある。また幅方向中
央部には裏面側にクリップ取付部43が形成してある。
脚部41は上記係止部51の係止溝52に嵌込まれるも
ので先端に係合突出部が形成してあり、これに対応して
係止溝52は開口がやや狭く、底部は上記係合突出部に
嵌合する形状としてある。U字形の上記係止部51の開
口端は、センタピラー中央側の端部の方が若干高くなっ
ており、これにウエザストリップ3A、3Bの突起34
の先端が対向するようになっている。
【0014】上記ピラーモール4の組付けは、各クリッ
プ取付部43にクリップ45を取付けておき、各クリッ
プ45をセンタピラー外板11の頂面110のクリップ
孔に押し込み、両端の脚部41をそれぞれ前後のリテー
ナ5A、5Bの係止部51の係止溝52に押込むことに
よりなされる。この押込みにより同時に各ウエザストリ
ップ3A、3Bの突起34はピラーモール4の端縁42
と、係止部51の開口端の外側部分との間で挟圧され
る。これにより、ピラーモール4とリテーナ5A、5B
とは脚部41と係止溝52とで密着し、ウエザストリッ
プ3A、3Bはその突起34によりピラーモール4の脚
部41およびリテーナ5A、5Bと係止部51と密着す
る。従ってピラーモール4の両端部では、ピラーモール
4、リテーナ5A、5Bおよびウエザストリップ3A、
3Bが互いに密着し合う構造となり、完全なシール性が
得られる。このシール性は単にピラーモール4の脚部4
1をリテーナ5A、5Bの係止溝52に押込み嵌め合わ
せするのみで構成される。
【0015】上記のシール構造は、両ウエザストリップ
3A、3B同士およびこれ等とルーフウエザストリップ
7(図3)とを予め一体化した部品を用いることで作業
性よく組付けることてができる。即ち、図2に示すよう
に押出成形された第1および第2のウエザストリップ3
A、3Bを、ピラーモール4を設けるための所定の間隔
をおいて並列させ、これ等の上端を、分割したルーフウ
エザストリップ7A、7Bの対向端に型成形接続31で
一体に接合し、下端に型成形端末32を形成した部品を
用いる。更に型成形した合成樹脂のピラーモール4を準
備するとともに、前後のリテーナ5A、5B(図1)を
準備する。そして図1に示すようにリテーナ5A、5B
をセンタピラー外板11にクリップ53で取付け、ルー
フウエザストリップ7A、7Bをルーフサイド沿いの車
体のドア開口縁に取付けるとともに、ウエザストリップ
3A、3Bをそれぞれ上記各リテーナ5A、5Bに取付
ける。そしてピラーモール4をそのクリップ45により
センタピラー外板11に取付けるとともに、脚部41を
各ウエザストリップ3A、3Bの係止部51の係止溝5
2に押込むことでシール構造の組付け作業性よく完了す
る。
【0016】なお、ピラーモール4を下方へ幅が広がる
形状としたのは、ピラー部の意匠性から、車体のドア開
口全体が下方へ広がる台形となっているのに対してモー
ル形状をマッチさせるためであって、本発明は勿論、両
ウエザストリップ3A,3Bの対向間隔およびピラーモ
ール4の幅は上下均一としたものにも適用できる。
【0017】
【発明の効果】自動車のセンタピラーの中央部に設ける
ピラーモールと、その前後に設ける2本のウエザストリ
ップとの間の密着シール性を完全にすることができる。
かつピラーモールをセンタピラーへワンタッチで取付け
ることで、ピラーモールとその前後のウエザストリップ
との完全な密着が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のセンタピラーのシール構造の、図3の
A−A線に沿う位置での断面図である。
【図2】上記シール構造を構成する主要部品を示す図で
ある。
【図3】本発明が適用される自動車の側面図である。
【図4】従来のセンタピラーのシール構造の、図3のA
−A線に沿う位置での断面図である。
【符号の説明】
1 センタピラー 2A、2B ドアガラス 3A、3B センタピラー用ウエザストリップ 34 突起 4 ピラーモール 41 脚部 42 端縁 45 クリップ 5A、5B リテーナ 51 係止部 52 係止溝 53 クリップ 7、7A、7B ルーフウエザストリップ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のセンタピラーの前部および後部
    に沿って第1のウエザストリップおよび第2のウエザス
    トリップを並設するとともに、両ウエザストリップ間に
    センタピラーの中央部を覆うピラーモールを設けたセン
    タピラーのシール構造において、センタピラーの前部お
    よび後部に沿って設けられて、それぞれ第1および第2
    のウエザストリップを保持する各リテーナのセンタピラ
    ー中央側の端部に係止溝を有する係合部を形成する一
    方、ピラーモールの幅方向両端部には裏面側へ突出して
    上記係止溝へ嵌入される脚部を形成し、かつ第1および
    第2のウエザストリップのセンタピラー中央側の端部に
    はそれぞれリテーナの上記係止部の先端方向へ突出する
    突起を形成し、上記脚部の上記係止溝への嵌入により上
    記突起がピラーモールの端縁と上記係止部の先端との間
    に挟まれて、ピラーモールの端部、リテーナの端部およ
    び第1、第2のウエザストリップの端部が相互に密着す
    る構造としたセンタピラーのシール構造。
  2. 【請求項2】 上記両リテーナを合成樹脂で構成すると
    ともに上記係止部を車外方向へ開口する断面U字形に形
    成し、上記係止部と、その係止溝に嵌入されたピラーモ
    ールの脚部と、ピラーモールの端縁と上記係合部の先端
    とで挟まれた上記突起とが相互に密着する構造とした請
    求項1記載のセンタピラーのシール構造。
JP6258734A 1994-09-28 1994-09-28 センタピラーのシール構造 Pending JPH0891144A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2421268A (en) * 2004-12-17 2006-06-21 Gdx North America Inc Sealing, trimming and finishing strips and vehicle doors incorporating such strips

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2421268A (en) * 2004-12-17 2006-06-21 Gdx North America Inc Sealing, trimming and finishing strips and vehicle doors incorporating such strips

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