JP4134717B2 - 上部保持装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はタンデム方式を用いたカラーの画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、プリンタのカラー印刷化が進み、それに伴い、カラー印刷を行うための複数色のトナーをそれぞれ収容したユニット(以下、トナーセットと呼ぶ)をプリンタ内に保持させておく必要がある。そして、これらトナーセット等は、消耗品であるので、これらの交換のため容易に取り外しができるプリンタが開示されている(例えば、特許文献1。)。
【0003】
図3は、特許文献1にかかる画像形成装置であり、いわゆるタンデム方式のカラープリンタの例である。また、この画像形成装置は両面印刷用のプリンタでもある。同図において、プリンタ装置31は、不図示のケーブルによってパーソナルコンピュータ等のホスト機器に接続されている。
【0004】
プリンタ装置31は装置本体上部32と装置本体下部33によって構成され、装置本体上部32にはオペレーションパネル34が配設され、またその上面には印字用紙の排紙部35も形成されている。オペレーションパネル34は複数のキーが配設されたキー操作部34aと、不図示のCPUから出力される表示情報に基づき表示を行う液晶ディスプレイ34bで構成されている。また、排紙部35には、排紙ロール36の回動によって後述する画像形成ユニットにより作成された印刷出力が排出され、排紙部35上に順次積載される。
【0005】
また、装置本体下部33には、後述する両面印刷用搬送ユニットや給紙カセット38がセットされ、例えばプリンタ装置31の側面に設けられた不図示の蓋を開放することによって、後述する両面印刷用搬送ユニットを着脱できる構成である。また、装置本体下部33には、その前面に開閉可能なフロントカバー37及び装置本体下部33より着脱自在な給紙カセット38が設けられ、例えばフロントカバー37はジャム処理やメンテナンス等において開放される。
【0006】
また、装置本体下部33の右側面には、MPF(マルチペーパーフィーダー)トレイの装着部39、及びカバー40が設けられている。但し、図3において上記装着部39にMPFトレイは装着されていない状態である。また、カバー40は後述する用紙搬送路確認用のカバーであり、本形態ではこのカバー40を開放して、用紙詰まり等のメンテナンスを行う。
【0007】
なお、図4は上記フロントカバー37及びカバー40を開放した状態を示すプリンタ装置31の外観図である。また、プリンタ装置31の最下段には前述のように給紙カセット38が収納され、給紙カセット38に用紙を補給する際、例えば取手38aを手前に引くことによって、給紙カセット38を矢印X方向に引き出すことができる。
【0008】
図5は上記外観を有するプリンタ装置31の内部構成を説明する断面図である。同図において、プリンタ装置31は画像形成部41、両面印刷用搬送ユニット42、及び給紙部43等で構成されている。ここで、画像形成部41は4個の画像形成ユニット44〜47を矢印方向に並設した構成であり、同図の紙面右側から左側に向かってマゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック(K)の順に配設されている。また、この中のマゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)の画像形成ユニット44〜46は減法混色によりカラー印刷を行う構成であり、ブラック(K)の画像形成ユニット47はモノクロ印刷に使用する。
【0009】
ここで、上記各画像形成ユニット44〜47はそれぞれドラムセットC1とトナーセットC2で構成され、トナーセットC2に収納された現像剤(の色)を除き同じ構成である。したがって、イエロー(Y)用の画像形成ユニット46を例にして構成を説明する。ドラムセットC1には感光体ドラム、帯電器、クリーナが収納され、トナーセットC2には現像ロールやトナーが収納されている。
【0010】
感光体ドラム50は、その周面が例えば有機光導電性材料で構成され、感光体ドラム50の周面近傍には、帯電器51a、印字ヘッド51b、現像ロール51c、転写器51d、クリーナ51eが順次配設されている。感光体ドラム50は矢印方向(図において時計回り方向)に回動し、先ず帯電器51aからの電荷付与により、感光体ドラム50の周面を一様に帯電する。
【0011】
そして、印字ヘッド51bからの印字情報に基づく光書き込みにより、感光体ドラム50の周面に静電潜像を形成し、現像ロール51cによる現像処理によりトナー像を形成する。この時、感光体ドラム50の周面に形成されるトナー像は、トナーセットC2に収納したイエロー(Y)色のトナーによる。
【0012】
このようにして感光体ドラム50の周面に形成されるトナー像は、感光体ドラム50の矢印方向の回動に伴って転写器51dの位置に達し、感光体ドラム50の直下を矢印方向に移動する用紙に転写される。
一方、用紙の搬送は、前述の給紙部43を構成する給紙カセット38、待機ロール52、搬送ベルト53、駆動ロール54、従動ロール54a等で構成され、給紙コロ55の回動によって給紙カセット38から搬出された用紙は、待機ロール52まで送られ、更にトナー像に一致するタイミングで搬送ベルト53上に送られ、転写器51dの位置に達する。そして、転写器51dにおいてトナー像が転写され、トナー像が転写された用紙は搬送ベルト53の移動に従って、搬送ベルト53上を矢印方向に移動し、定着ユニット56において熱定着処理が施される。
【0013】
また、用紙の上面には、上記イエロー(Y)のトナー像のみならず、他の色のドラムセットC1及びトナーセットC2によって転写されたマゼンタ(M)や、シアン(C)のトナー像も転写され、前述の減法混色に従った色の印刷が行われる。
【0014】
なお、上述の用紙は給紙カセット38から搬出される用紙のみならず、MPFトレイ39bから供給される用紙も含まれ、この場合には用紙は給紙コロ39aによって搬入され、前述の経路によって印刷処理が行われる。また、上記定着ユニット56は熱ロール56a、プレスロール56b、及びクリーニングロール56cで構成され、用紙Pが上述の熱ロール56aとプレスロール56b間を挟持搬送される間、用紙に転写された例えば複数色のトナー像は溶融して用紙Pに熱定着する。
【0015】
また、クリーニングロール56cは熱ロール56aにオイルを塗布すると共に熱ロール56aに残るトナーを除去する機能を有する。なお、定着ユニット56によってトナー像が定着された用紙は切換板61を介して上方、又は紙面左方向に搬送される。
【0016】
一方、両面印刷用搬送ユニット42は装置本体に対して着脱自在に構成され、プリンタ装置31によって両面印刷を行う際装着するユニットであり、内部に複数の搬送ロール60a〜60eが配設されている。両面印刷の場合には、上記切換板61によって一旦上方に用紙が送られ、例えば用紙の後端が搬送ロール62に達した時、用紙の搬送を停止し、更に用紙を逆方向に搬送する。
【0017】
この制御によって、用紙は点線で示す位置に設定された切換板61の左側を下方に搬送され、両面印刷用搬送ユニット42の用紙搬送路に搬入され、搬送ロール60a〜60eによって用紙が送られ、待機ロール52に達し、前述と同様トナー像と一致するタイミングで転写部に送られ、トナー像が用紙の裏面に転写される。
【0018】
図6は上記構成のプリンタ装置31において、後述するリンク機構を除く主要部の部品構成を説明する図である。同図において、両面印刷用搬送ユニット42は装置本体に対して着脱可能であり、例えば同図に示す矢印Y方向から装置本体に対して両面印刷用搬送ユニット42を装着する。
【0019】
また、ドラムセットC1とトナーセットC2は各色毎に設けられ、それぞれマゼンタ用のドラムセットC1(M)とトナーセットC2(M)、シアン用のドラムセットC1(C)とトナーセットC2(C)、イエロー用のドラムセットC1(Y)とトナーセットC2(Y)、ブラック用のドラムセットC1(B)とトナーセットC2(B)で構成されている。
【0020】
また、前述のように画像形成ユニットの下方(ドラムセットC1とトナーセットC2の下方)に設けられ、用紙の搬送を行う用紙搬送ベルト53の近傍にはクリーナボトル82が設けられ、不図示のクリーナで除去された用紙搬送ベルト53上のトナー等を回収する。また、前述の定着ユニット56もユニット化され、装置本体に対して着脱自在に構成されている。
【0021】
一方、プリンタ装置31の開閉機構は、装置本体上部32を装置本体下部33に対し略水平に開閉するための機構であり、図5には、その一部であるFRフレーム65(65a、65b)の位置のみを示している。これらFRフレーム65(65a、65b)はカラープリンタ31の左右にそれぞれ設けられ、その一方であるFRフレーム65aは熱源となる上記定着ユニット56の近傍に設けられている。プリンタ装置31においては、装置本体上部32を装置本体下部33に対し略水平に開成して、メンテナンス作業等を行う。
【0022】
なお、図7は、開成機構により装置本体上部32を開成するときのプリンタ装置31の外観斜視図である。同図に示すように、装置本体上部32は、プリンタ装置31に設けられた開閉機構64により装置本体下部33に対し略水平を保ったまま開成される。
【0023】
開閉機構64は、プリンタ装置31の正面から見てその両側にそれぞれ、リンクフレーム66、Fアーム67、Rアーム68、ステー69、及びFRフレーム65等を備える構成である。また、各部材の連結関係は、装置本体上部32に設けられたリンクフレーム66に対しFアーム67及びRアーム68の一端をそれぞれ回動自在に支持するように構成し、また、Fアーム67の他端を装置本体下部33に設けられたFRフレーム65に回動自在に支持するように構成し、さらに、Rアーム68の他端をFRフレーム65に固定されたステー69に回動自在に支持するように構成する。このような構成により、装置本体上部32は装置本体下部33に対し略水平に開成され、開成に伴い装置本体下部33に対し徐々に後退して移動する。
【0024】
なお、上記図7においては、説明の便宜のため、プリンタ装置31を正面から見てその右側部分にのみ番号を付して示している。なお、以後の説明において、プリンタ装置31の左側のリンク機構の各部材番号にaを付し、右側のリンク機構の各部材番号にbを付して説明する。したがって、上記図7に示すリンク機構の各部材番号はリンクフレームが66b、Fアームが67b、Rアームが68b、ステーが69b、FRフレームが65bで示す。
【0025】
次に、図8及び図9は上記開閉機構の概略図であり、図8は左側面から見た左側の開閉機構の概略図を示し、図9は右側面から見た右側の開閉機構の概略図を示す。また、図10はその斜視図である。図8乃至図10において、リンクフレーム66(66a、66b)、Fアーム67(67a、67b)、Rアーム68(68a、68b)、ステー69(69a、69b)、及びFRフレーム65(65a、65b)は、開閉機構の主要部である。なお、図10にはリンクフレーム66(66a、66b)は示していない。
【0026】
また、図8及び図9において、実線に示すFアーム67(67a、67b)、及びRアーム68(68a、68b)の位置は装置本体上部32を開成させたときの開成位置を示し、装置本体上部32は装置本体下部33に対し略水平に保たれる。一方、点線に示すFアーム67(67a、67b)、及びRアーム68(68a、68b)の位置は装置本体上部32を装置本体下部33に対し閉成させたときの閉成位置を示すものである。
【0027】
さらに、支持部71(71a、71b)は、Fアーム67(67a、67b)とFRフレーム65(65a、65b)を回動自在に支持し、支持部72(72a、72b)は、Rアーム68(68a、68b)とステー69(69a、69b)を回動自在に支持する。また、支持部77(77a、77b)は、Fアーム67(67a、67b)とリンクフレーム66(66a、66b)を回動自在に支持し、支持部78(78a、78b)は、Rアーム68(68a、68b)とリンクフレーム66(66a、66b)を回動自在に支持する。2点鎖線は各アームの回動軌跡を示している。
【0028】
なお、図8に示すように、定着ユニット56側(紙面奥側)のFRフレーム65aには四角形状の4つの孔81が設けられ、これらは、開閉機構としての強度を維持する程度に設けられた孔であるが、FRフレーム65aは、この孔81を利用し、装置本体上部32を開閉する機能以外にも、定着ユニット56の発熱を装置外に逃がす放熱機能も有する。
【0029】
図11は上記リンク構造の駆動機構を説明する図である。なお、上記のようにリンク機構は左右対称であり、図11においては特に図8に対応するリンク構造の駆動機構を説明する。したがって、図11においては紙面右側がプリンタ装置31の正面である。前述のように、Fアーム67aは支持部71aに回動自在に設けられ、Fアーム67aは回転ギヤ71a−1に固設されている。またRアーム68aは支持部72aに回動自在に設けられ、Rアーム68aは回転ギヤ72a−1に固設されている。したがって、Fアーム67aと回転ギヤ71a−1は一体として回転し、Rアーム68aと回転ギヤ72a−1も一体として回転する。
【0030】
また、上記回転ギヤ71a−1と72a−1間には中間プーリ73が介装され、中間プーリ73を介して回転ギヤ71a−1と72a−1間にはギアベルト74が掛け渡されている。なお、中間プーリ73はギアベルト74に所定の張力を与えるものである。
【0031】
また、回転ギヤ72a−1にはダンパ機構を内蔵する回転体75が設けられている。この回転体75にはオイルダンパが内蔵され、装置本体上部32を下降させる際の重力による急激な落下を押さえ、滑らかに下降させる機能を有する。一方、装置本体上部32を開放する際の上方への上昇力はバネ76によって付与される。このバネ76は、その一端が装置本体下部33の筐体33aに取り付けられ、回転ギヤ71a−1内において所定回巻装され、その先端(他端)は筐体33aに形成された不図示の穴に止着されている。したがって、バネ76の付勢力は回転ギヤ71a−1を矢印a−1方向に回転させるように働き、装置本体上部32の上昇力となる。
【0032】
すなわち、回転ギヤ71a−1が上記矢印a−1方向に回転すると、Fアーム67aを同じ方向に回動し、また同時にギアベルト74を矢印a方向に回し、回転ギヤ72a−1を矢印a−2方向に回転し、Rアーム68aを同方向に回動する。したがって、上記駆動によってリンク機構が働き、Fアーム67a及びRアーム68aを同図に示す2点鎖線の経路に従って回動し、装置本体上部32を上方に移動する。
【0033】
図12は上記構成のリンク機構を正面から視た場合の構成図であり、FRフレーム65(65a、65b)、及びバネ76等の部品構成は省略するものである。また、Rアーム68a、68b間には連結部材83が設けられている。以上の構成において、以下にプリンタ装置31の装置本体上部32の開閉処理について説明する。
【0034】
通常、プリンタ装置31は図3に示す状態で使用される。そして、用紙が欠乏した場合にはオペレーションパネル34の液晶ディスプレイ34bに用紙供給指示が表示され、給紙カセット38への用紙補給が行われる。一方、用紙詰まりがある場合には、その位置が液晶ディスプレイ34bに表示され、例えばカバー40を開放してジャム処理を行う。
【0035】
一方、用紙詰まりがプリンタ装置31の内部である場合(カバー40に対応する位置ではない場合)、又はドラムセットC1やトナーセットC2を交換する場合、更にはその他のメンテナンスを行う場合、フロントカバー37を開放する。なお、フロントカバー37を開放した状態は前述の図4に示す通りである。
【0036】
次に、この状態において装置本体上部32を開成すべく、不図示のロック機構のロックを解除する。ロックを解除すると、前述のバネ76の付勢力が働き、Fアーム67aを矢印a−1方向に回動し、また同時にギアベルト74を矢印a方向に回し、Rアーム68aを同方向に回動する。したがって、上記駆動によって装置本体上部32を上方に移動する。
【0037】
図13は上記リンク機構が働き、装置本体上部32が上方に少し移動した状態を示す。なお、同図において、リンク機構の主要部のみを示し、またMPFトレイ39bやカバー40の構成は省略している。その後、更に装置本体上部32が上方に移動し、装置本体上部32は所定位置まで開成する。
【0038】
図14は装置本体上部32が完全に開成した状態を示す図である。なお、同図においても、リンク機構の主要部のみを示し、またMPFトレイ39bやカバー40の構成は省略している。この状態において、装置本体上部32は装置本体下部33に対して略水平に開成され、所定の間隔を保持する。この間隔は、例えば以下のメンテナンス処理の作業性等を考慮するものである。
【0039】
この状態において前述のトナーセットC2(例えば、C2(M))を交換する場合には、図15に示すようにトナーセットC2(M)を手前に引き出し、新たなトナーセットC2(M)を装着する。一方、ドラムセットC1(例えば、C1(M)〜C1(B))を交換する場合には図16に示すようにドラムセットC1(M)〜C1(B)を手前に引き出し、新たなドラムセットC1(M)〜C1(B)を装着する。
【0040】
【特許文献1】
特開2001−242763号(第4−7頁、第1−14図)
【0041】
【発明が解決しようとする課題】
図17は、プリンタの上部保持機構概要図であり、上記の図11のギアベルト74をなくし、簡略化したものである。この図17における機構の主要部は、開/閉可能な上部ユニット1(図11における装置本体上部32に相当)、フロント側開閉アーム2(図11におけるFアーム67に相当)、リヤ側開閉アーム3(図11におけるRアーム68に相当)、上部重量バランスバネ4(図11におけるバネ76に相当)、F/R連結ロッド5(図11におけるFアーム67とRアーム68とを同方向に回動するためのギアベルト74等よりなるリンク機構に相当)、急激開閉防止用のオイルダンパ6(図11における回転体75に内蔵されているオイルダンパに相当)より構成されている。F/R連結ロッド5は、左右端がフロント側開閉アーム2とリヤ側開閉アーム3の回動軸回りのフランジ部分にそれぞれ軸支されていて、リンク機構を構成している。
【0042】
図11と同様に、図17の上部保持機構では、上部ユニット1の重量を相殺させるために、上部重量バランスバネ4が常時保持アーム(フロント側開閉アーム2,リヤ側開閉アーム3)を引っ張っている。また、上部ユニット1の開閉動作を緩やかにするため、オイルダンパ6によってその開閉速度を制御している。
【0043】
ところが、上部ユニット1に設置されている消耗品であるトナーセットやドラムセットなどのキットは着脱可能であり(図15、図16参照)、これらのキットを取り外してしまうと、キット設置を前提の上部ユニット1の重量と上部重量バランスバネ4とオイルダンパ6との間の均衡が崩れ、上部ユニット1の重量を相殺するはずの上部重量バランスバネ4の力が大きくなってしまい、上部ユニット1を開放側へすばやく動かすこととなってしまう。
【0044】
そこで、上記のキットを取り付けた状態か否かに関わらず両方のケースを満足させるように上部重量バランスバネ4の荷重の調整を試みたが、それらの条件に合う上部重量バランスバネ4の荷重を合わせるポイントを見つけることはできなかった。また、ダンパ6を強化すると、キットが上部ユニット1に設置されているときの上部ユニット1の開閉動作におけるハンドリングが著しく悪くなってしまった。
【0045】
そこで、本発明ではキットの有無で差が生じる上部開閉時の動作速度を制御するプリンタ装置を提供する。
【0046】
【課題を解決するための手段】
上記課題は請求項1記載の発明によれば、上部機体と下部機体とに分割し、画像形成要素のいくつかをー体化してなる画像形成ユニットを前記上部機体に着脱自在に配設し、前記上部機体と前記下部機体とを連結具によって接続し、前記上部機体を前記下部機体に対して開閉自在にした画像形成装置において、前記上部機体を前記下部機体に対して開成する方向へ付勢する付勢手段と、該付勢手段とは別体であって、前記上部機体の前記下部機体に対する急激な開閉を防止すべく設けられ、前記画像形成ユニットが前記上部機体に装着されている際の上部機体重量と前記付勢手段による開成方向への付勢力とに対応して、前記上部機体の前記下部機体に対する開成方向への速度を所定速度に制御すべく設定されたダンパー手段と、前記画像形成ユニットが前記上部機体に装着されていない場合に、前記画像形成ユニットの重量分の減少により前記上部機体の前記下部機体に対する前記開成方向への速度が前記所定速度よりも上昇するのを相殺すべく前記ダンパー手段の急激開閉防止機能を補助可能に設けられた補助ダンパー手段と、該補助ダンパー手段と前記画像形成ユニットとに係合可能に設けられ、前記画像形成ユニットが前記上部機体に装着されている場合には前記補助ダンパーを不作動とし、前記画像形成ユニットが前記上部機体に装着されていない場合に前記補助ダンパーを作動させる閉成速度調整手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置を提供することによって達成できる。
【0048】
このように構成することによって、キットが装着されている場合には、従来の機構を用い、キットが装着されていない場合には、従来の機構を補完する機構を用いて、上部ユニットの開閉動作速度を制御することができる。
【0052】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態は、キットの有無に関わらず、上部ユニット1の開閉速度を一定にするように、開閉速度を制御するものである。図17において、上部ユニット1にキットがセットされている場合は、上部ユニット1の重量と上部重量バランスバネ4による付勢力と急激開閉防止のためのオイルダンパ6による付勢力とが釣り合っているので上部ユニット1をゆっくりと開成することができる。しかし、上部ユニット1にキットがセットされていない場合は、上部ユニット1の重量が減少するので、この均衡が崩れて上部ユニット1の開成速度を制御することができない。
【0053】
ここで、この均衡の概念を次のように捉えてみることができる。キットがセットされている場合は、上部ユニット1の重量F1とオイルダンパ6による付勢力F2とは、上部重量バランスバネ4による付勢力を相殺することで均衡している。
【0054】
ところが、キットがセットされていない場合は、上部ユニット1の重量F1a(F1aはキットの重量分だけF1より小さい)とオイルダンパ6による付勢力F2とは、上部重量バランスバネ4による付勢力を相殺することができない。そこで、上部重量バランスバネ4による付勢力を相殺するのに不足している力を新たに追加する必要がある。
【0055】
そこで、本実施の形態では、キットがセットされている場合には従来の機構を用い、キットがセットされていない場合には上記の均衡を保つために必要な付勢力を発生させる機構を追加した機構を用いて、上部ユニット1の開成速度を制御する。それでは、以下に本実施の形態にかかる実施例を示す。
【0056】
(実施例)
図1は、図17で示した上部保持機構にオイルダンパである補助ダンパ10を追加したものである。Fアーム固定ギヤ7はフロント側開閉アーム2に固定されている半月ギヤであり、アイドラーギヤ8,9は上部ユニット1に設けられた回転可能なギヤであり、補助ダンパ10はギヤを備えるロータリーダンパである。また、アイドラーギヤ8は軸方向にスライド可能な可動ギヤである。
【0057】
フロント側開閉アーム2は右端を回動軸として下部機体に回動自在となっている。そして、Fアーム固定ギヤ7が、フロント側開閉アーム2の左端に固着されている。一方、Fアーム固定ギヤ7は、上部ユニット1側に設けられている可動ギヤ8と係合している。
【0058】
また、可動ギヤ8はアイドラーギヤ9と係合し、アイドラーギヤ9は補助ダンパ10のギヤと係合している。
図1の実線で示されている位置から二点鎖線で示されている位置へ上部ユニット1が移動すると、フロント側開閉アーム2が実線位置から二点鎖線位置へ移動するが、この時、図示されていないがフロント側開閉アーム2が約60度開くことになる。
【0059】
Fアーム固定ギヤ7はフロント側開閉アーム2に固着されているので、上部ユニット1が開成すると、フロント側開閉アーム2が0度から約60度開くのに応じて、Fアーム固定ギヤ7のギヤ部と可動ギヤ8のギヤ部の係合位置関係が変わり、可動ギヤ8が反時計方向に回転することになる。そして、この回転がアイドラーギヤ9を介して補助ダンパ10のギヤを回転させることになる。すなわち、補助ダンパ10は、上部保持アームの開閉時の角度差を利用するものである。
【0060】
図2は、補助ダンパを使用するか否かの切り替えを行うための切り替え機構を示す。ギヤカム11は、カム山部11a、返し部11b、ギヤカム軸11cから構成される。可動ギヤ8はギヤカム軸11cにはめ込まれており、ギヤカム軸11cに対して回転可能である。ギヤカム11のカム山部11aは、同図に示すように傾斜しており、カム山部11aの左方と上部フレーム15との間には段差は無い。また、ギヤカム11は、回転不可能になっており、カム山部11aの傾斜面の向きは常に一方向、つまり後述するようにキット12が挿入される方向を向いている。
【0061】
また、ギヤカム軸11cは、リターンバネ14を螺旋軸方向に挿通しており、そのリターンバネ14の付勢力をギヤカム軸11cに伝えるための返し部11bが備わっている。さらに返し部11bとリターンバネ14を覆うようにカムフレーム13が取り付けられており、返し部11bがカムフレーム13に当たることによって、ギヤカム11の上方軸方向への移動範囲を制限している。
【0062】
また、ギヤカム11は、ギヤカム軸11cに入れられたリターンバネ14によって、常に可動ギヤ8が他のギヤ7,9に噛み合う方向に押されている(実線で描写されているギヤカム11の状態)。
このカム山部11aにキット12が左方向から挿入されると、キット12はカム山部11aの傾斜面に接しながら右方向へ挿入され、それに伴って、カム山部11aは押され、ギヤカム11は下方軸方向へ逃げていく。すると、可動ギヤ8はギヤ列から外れる方向に動く(点線で描写されているギヤカム11の状態)。その結果、上部ユニット1の開成がされても、可動ギヤ8はFアーム固定ギヤ7と係合していないので、可動ギヤ8の回転が生じず、またアイドラーギヤ9とも係合していないのでアイドラーギヤ9を介して補助ダンパ10のギヤを回転も生じない。補助ダンパ10側からみれば、補助ダンパ10に補助ダンパ10のギヤの回転に伴う付勢力が発生しない。
【0063】
次に、挿入したキット12を抜き出すとカム山部11aにかかる負荷がなくなるので、収縮していたリターンバネ14が伸張し、ギヤカム11が上方軸方向へ移動する(実線で描写されているギヤカム11の状態)。これにより、可動ギヤ8は再びFアーム固定ギヤ7及びアイドラーギヤ9と噛み合うことになる。その結果、上部ユニット1の開成動作に伴い可動ギヤ8の回転が発生し、その回転によってアイドラーギヤ9が回転する。アイドラーギヤ9の回転は、さらに補助ダンパ10のギヤを回転させる。補助ダンパ10では、補助ダンパ10のギヤの回転に伴って付勢力が発生し、この発生した付勢力は、アイドラーギヤ9、可動ギヤ8を介してFアーム固定ギア7に伝わる。
【0064】
以上より、上部重量バランスバネ4の動きを抑制するオイルダンパ6に加え、さらに補助ダンパ10を設け、かつ、キット12の有無によって補助ダンパ10の使用/不使用を切り替えることにより、上部重量バランスバネ4による動きを制御することができる。それにより、キット12の有無に関わらず、上部ユニット1の開閉動作速度を制御することができる。
【0065】
【発明の効果】
本発明は、上部重量バランスバネの動きを抑制するオイルダンパに加え、さらに補助ダンパを設け、かつ、キットの有無によって補助ダンパの使用/不使用を切り替えることにより、上部重量バランスバネによる動きを制御することができる。それにより、キットの有無に関わらず、上部ユニットの開閉動作速度を制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる、補助ダンパを設けた上部保持機構を示す図である。
【図2】本発明にかかる、補助ダンパを使用するか否かの切り替えを行うための切り替え機構を示す図である。
【図3】従来例による、画像形成装置であり、いわゆるタンデム方式のカラープリンタの例である。
【図4】従来例による、フロントカバー等を開放した状態を示すプリンタ装置の外観図である。
【図5】従来例による、プリンタ装置の内部構成を説明する断面図である。
【図6】従来例による、プリンタ装置の各種ユニット部品を説明する図である。
【図7】従来例による、開成機構により装置本体上部を開成するときのプリンタ装置の外観斜視図である。
【図8】従来例による、開閉機構の概略図であり、左側面から見た左側の開閉機構の概略図を示す図である。
【図9】従来例による、開閉機構の概略図であり、右側面から見た右側の開閉機構の概略図を示す図である。
【図10】従来例による、開閉機構の概略図であり、その斜視図である。
【図11】従来例による、リンク構造の駆動機構を説明する図である。
【図12】従来例による、連結部材によって連結されたリンク機構を説明する図である。
【図13】従来例による、リンク機構が働き、装置本体上部が上方に少し移動した状態を示す図である。
【図14】従来例による、装置本体上部が完全に開成した状態を示す図である。
【図15】従来例による、装置本体上部が完全に開成した状態で、トナーセットの交換を説明する図である。
【図16】従来例による、装置本体上部が完全に開成した状態で、ドラムセットの交換を説明する図である。
【図17】従来例による、簡略化されたリンク構造の駆動機構を説明する図である。
【符号の説明】
1 上部ユニット
2 フロント側開閉アーム
3 リヤ側開閉アーム
4 上部重量バランスバネ
5 F/R連結ロッド
6 オイルダンパ6
7 Fアーム固定ギヤ
8 可動ギヤ
9 アイドラーギヤ
10 補助ダンパ
11 ギヤカム
11a カム山部
11b 返し部
11c ギヤカム部
12 キット
13 カムフレーム
14 リターンバネ
15 上部フレーム
31 プリンタ装置
32 装置本体上部
33 装置本体下部
34 オペレーションパネル
34a キー操作部
34b 液晶ディスプレイ
35 排紙部
36 排紙ロール
37 フロントカバー
38 給紙カセット
39 装着部
40 カバー
41 画像形成部
42 両面印刷用搬送ユニット
43 給紙部
44〜47 画像形成ユニット
50 感光体ドラム
51a 帯電器
51b 印字ヘッド
51c 現像ロール
51d 転写器
51e クリーナ
52 待機ロール
53 搬送ベルト
54 駆動ロール
55 給紙コロ
56 定着ユニット
56a 熱ロール
56b プレスロール
56c クリーニングロール
60a〜60e 搬送ロール
61 切換板
62 搬送ロール
65(65a、65b、65−1) FRフレーム
66(66a、66b、66−1) リンクフレーム
67(67a、67b) Fアーム
68(68a、68b) Rアーム
69(69a、69b) ステー
71(71a、71b)、72(72a、72b) 支持部
71a−1、71b−1、72a−1、72b−1 回転ギヤ
73 中間プーリ
74 ギアベルト
75 回転体
76 バネ
77、78 支持部

Claims (1)

  1. 上部機体と下部機体とに分割し、画像形成要素のいくつかをー体化してなる画像形成ユニットを前記上部機体に着脱自在に配設し、前記上部機体と前記下部機体とを連結具によって接続し、前記上部機体を前記下部機体に対して開閉自在にした画像形成装置において、
    前記上部機体を前記下部機体に対して開成する方向へ付勢する付勢手段と、
    該付勢手段とは別体であって、前記上部機体の前記下部機体に対する急激な開閉を防止すべく設けられ、前記画像形成ユニットが前記上部機体に装着されている際の上部機体重量と前記付勢手段による開成方向への付勢力とに対応して、前記上部機体の前記下部機体に対する開成方向への速度を所定速度に制御すべく設定されたダンパー手段と、
    前記画像形成ユニットが前記上部機体に装着されていない場合に、前記画像形成ユニットの重量分の減少により前記上部機体の前記下部機体に対する前記開成方向への速度が前記所定速度よりも上昇するのを相殺すべく前記ダンパー手段の急激開閉防止機能を補助可能に設けられた補助ダンパー手段と、
    該補助ダンパー手段と前記画像形成ユニットとに係合可能に設けられ、前記画像形成ユニットが前記上部機体に装着されている場合には前記補助ダンパーを不作動とし、前記画像形成ユニットが前記上部機体に装着されていない場合に前記補助ダンパーを作動させる閉成速度調整手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
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