JP2002014501A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002014501A
JP2002014501A JP2000194637A JP2000194637A JP2002014501A JP 2002014501 A JP2002014501 A JP 2002014501A JP 2000194637 A JP2000194637 A JP 2000194637A JP 2000194637 A JP2000194637 A JP 2000194637A JP 2002014501 A JP2002014501 A JP 2002014501A
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JP
Japan
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gear
drive
developing
transmission gear
drive transmission
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JP2000194637A
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English (en)
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Toshio Shimazaki
俊男 島崎
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像ユニットを用いる画像形成装置におい
て、レイアウトの選択肢を増やすとともに、部品点数を
削減することにある。 【解決手段】 駆動ギヤ46を定位置に設けるととも
に、駆動伝達ギヤ41を回転伝達位置と退避位置とに移
動自在に設け、現像時に現像器を現像位置へと移動する
一方、駆動伝達ギヤ41を回転伝達位置へと移動し、駆
動ギヤ46と、現像器の駆動入力ギヤ45とに噛合わ
せ、それらのギヤの噛合いを介して駆動源の回転を現像
器へと伝達する画像形成装置において、駆動伝達ギヤ4
1を回転伝達位置としたとき、その駆動伝達ギヤ41の
支持部分42を駆動ギヤ46の支持部分47に当接し、
その駆動ギヤ46および駆動入力ギヤ45に対する駆動
伝達ギヤ41の噛合い量を規制するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ、またはそれらの複合機などの、用紙
やカード等の記録媒体に記録を行う画像形成装置に関
し、特に、駆動ギヤを定位置に設けるとともに、駆動伝
達ギヤを回転伝達位置と退避位置とに移動自在に設け、
現像時に現像器を現像位置へと移動する一方、駆動伝達
ギヤを回転伝達位置へと移動し、駆動ギヤと、現像器の
駆動入力ギヤとに噛合わせ、それらのギヤの噛合いを介
して駆動源の回転を現像器へと伝達する画像形成装置に
適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置としては、
例えばリボルバ式現像ユニットを有し、その現像ユニッ
トに、複数の現像器を備える。また、その現像ユニット
には、例えば各現像器の現像ローラ軸上等に、その駆動
系へと回転を入力する駆動入力ギヤ等を備えてなるもの
が知られている。
【0003】このような画像形成装置では、現像時に制
御信号に基づき複数の現像器のうちの1の現像器を選択
して現像位置へと移動する一方、画像形成装置本体内の
定位置に設ける駆動ギヤを回転させる。
【0004】そして、回転伝達位置と退避位置とに移動
自在に設けた駆動伝達ギヤを、その回転伝達位置へと移
動させ、駆動ギヤと連結するとともに、現像位置に移動
した現像器の駆動入力ギヤとこの駆動伝達ギヤとも連結
することにより、駆動源の回転を駆動伝達ギヤを介して
現像器へと伝達し、現像ローラ上に形成した静電潜像を
現像していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
画像形成装置では、選択した1の現像器を像担持体と対
向するたびごとに、駆動伝達ギヤの歯が対応する駆動入
力ギヤの歯と干渉し、摩耗を生じたり、歯欠け等の破損
を生じる場合があり、ギヤ寿命を短くする問題があっ
た。
【0006】また、駆動入力ギヤや駆動伝達ギヤの歯同
士の干渉による衝撃で振動を発生し、画像不良を生ずる
場合もあった。
【0007】このような問題点を解決するため、従来、
例えば図4に示すように、駆動伝達ギヤ41をブラケッ
ト43で回転自在に支持し、そのブラケット43をスタ
ッド44を中心として揺動自在に設け、不図示のスプリ
ングで付勢してストッパピンPに当てて止めるようにし
た画像形成装置が提案されている。
【0008】そして、かかる画像形成装置では、スタッ
ド44を中心として回転自在に駆動ギヤ46を設けてそ
の駆動ギヤ46を常時、駆動伝達ギヤ41と噛み合わ
せ、不図示の駆動源(例えば駆動モータ)からの回転を
この駆動ギヤ46を介して駆動伝達ギヤ41へと伝達
し、駆動入力ギヤ45を回転していた。
【0009】これにより、選択した現像器を現像位置へ
と移動したとき、その駆動入力ギヤ45と駆動伝達ギヤ
41とが噛合う。このとき、駆動入力ギヤ45の歯が駆
動伝達ギヤ41の歯に強く衝突したときには、スプリン
グの付勢力に抗してブラケット43が揺動して退避し、
駆動入力ギヤ45が逃げて歯の破損等を防止するように
していた。
【0010】また、ブラケット43をストッパピンPに
当てて止めることから、駆動入力ギヤ45に対する駆動
伝達ギヤ41の噛み合い量を規制し、両ギヤが強く噛み
合って両ギヤの摩耗が増進することを防止していた。
【0011】因みに、図中破線で示すYは、現像器が現
像位置に移動する際の駆動入力ギヤ45の軌跡を表すも
のである。
【0012】しかしながら、かかる画像形成装置では、
駆動伝達ギヤ41を設ける位置に規制があるから、部品
レイアウトの多様性が阻害され、設計の自由度を欠く問
題があった。また、新たにストッパピンPを設けなけれ
ばならないから、部品点数が増加し、コストアップとな
る問題があり、未だ不十分であった。
【0013】そこで、この発明の第1の課題は、現像ユ
ニットを用いる画像形成装置において、ギヤ寿命を長く
する上で、そのような問題点を解消し、設計の自由度を
増すとともに、部品点数を削減してコストダウンするこ
とにある。
【0014】第2の課題は、カラー画像を形成するカラ
ー画像形成装置に対応することにある。
【0015】第3の課題は、リボルバ式現像ユニットに
対応することにある。
【0016】第4の課題は、簡易な構成で駆動伝達する
ことにある。
【0017】第5の課題は、歯の破損を防止することに
ある。
【0018】第6の課題は、駆動伝達ギヤと駆動入力ギ
ヤとの噛合いの位置決めを最適にすることにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1に記
載の発明は、駆動ギヤを定位置に設けるとともに、駆動
伝達ギヤを回転伝達位置と退避位置とに移動自在に設
け、現像時に現像器を現像位置へと移動する一方、駆動
伝達ギヤを回転伝達位置へと移動し、駆動ギヤと、現像
器の駆動入力ギヤとに噛合わせ、それらのギヤの噛合い
を介して駆動源の回転を現像器へと伝達する画像形成装
置において、駆動伝達ギヤを回転伝達位置としたとき、
その駆動伝達ギヤの支持部分を駆動ギヤの支持部分に当
接し、その駆動ギヤおよび駆動入力ギヤに対する駆動伝
達ギヤの噛合い量を規制してなる、ことを特徴とする。
【0020】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、現像器を複数備え、現像時には、その
うちの1の現像器を現像位置へと移動してなる、ことを
特徴とする。
【0021】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、複数の現像器のうちの1の現像器を回
転することにより選択して現像位置へと移動してなる、
ことを特徴とする。
【0022】請求項4に記載の発明は、請求項1、2ま
たは3に記載の発明において、駆動伝達ギヤをブラケッ
トで支持し、そのブラケットの揺動により回転伝達位置
へ移動してなる、ことを特徴とする。
【0023】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の発明において、駆動伝達ギヤが回転伝達位置へと移動
する方向に、ブラケットを付勢する一方、現像時、現像
位置へと移動した駆動入力ギヤと駆動伝達ギヤとが噛合
い、この駆動入力ギヤの歯が駆動伝達ギヤの歯に強く衝
突すると、その付勢力に抗してブラケットを揺動して駆
動伝達ギヤを退避位置へと移動してなる、ことを特徴と
する。
【0024】請求項6に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、駆動伝達ギヤおよび駆動ギヤを各々軸
受を介して支持し、それら互いの軸受を当接して駆動ギ
ヤおよび駆動入力ギヤに対する駆動伝達ギヤの噛合い量
を規制してなる、ことを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、この発
明の実施の形態を説明する。図1は、この発明によるカ
ラーレーザプリンタ装置を示す概略構成図である。
【0026】図中符号10は、プリンタ装置本体であ
る。プリンタ装置本体10には、その中央やや前側(正
面側)に、感光体11を備える。感光体11は、駆動ロ
ーラ11aと第1従動ローラ11bと細径な第2従動ロ
ーラ11c間に、エンドレスの感光体ベルト11dを掛
け渡してなる。
【0027】そして、感光体11の周辺には、その下に
設ける帯電装置13から感光体ベルト11dの搬送方向
(図中矢印a方向)に順に、リボルバ式の多色現像ユニ
ット14、黒色現像ユニット15、中間転写装置16、
感光体クリーニング装置17、除電装置18を備える。
また、多色現像ユニット14の下側にレーザ書込みユニ
ット19を備える。
【0028】多色現像ユニット14は、円筒ケース14
aの中心軸14bの周りに、それぞれイエロ、マゼンタ
およびシアンのトナーを収納した3つの現像器14dを
支持フレーム14cに取り付け、支持フレーム14cを
回動自在に支持する。そして、中心軸14bを中心とし
て支持フレーム14cを回動して各現像器14dの現像
ローラを、順次感光体ベルト11dに対向する現像位置
へと移動可能とする。
【0029】また、各現像器14dは、この感光体ベル
ト11dに対向する現像ローラと隣接して供給ローラを
配設し、これら現像ローラおよび供給ローラの上方にス
クリュー状の第1の現像剤搬送部材を配設するととも
に、この第1の現像剤搬送部材に隣接して第2の現像剤
搬送部材を配設する。そして、これらはそれぞれ平行に
配設してなる。
【0030】黒色現像ユニット15は、常時その背後に
設けるカム15aに向けてばね付勢する一方、そのカム
15aを回転して感光体ベルト11dに対向する現像位
置へと現像ローラ15bを移動可能に設ける。
【0031】中間転写装置16は、駆動ローラ16aと
従動ローラ16b間にエンドレスの転写ベルト16cを
掛け渡すとともに、その一部を感光体ベルト11dに接
触して、その接触位置の内側に、ベルト転写チャージャ
16dを設けてなる。
【0032】そして、駆動ローラ16aの右横に転写ロ
ーラ21を備え、左横にベルトクリーニング装置20を
備える。ベルトクリーニング装置20は、図示しない接
離機構で移動可能に設け、ブレード20aを転写ベルト
16cに対し接離自在としてなる。
【0033】また、プリンタ装置本体10には、黒色現
像ユニット15の上側に定着ユニット22を備え、その
定着ユニット22の後側に排紙ローラ対23を備え、さ
らにその後側に排紙スタック部24を設けてなる。
【0034】さらに、多色現像ユニット14の後側には
電装・制御装置25を備え、その上側に換気用のファン
26を備える。そして、プリンタ装置本体10の底部に
は、記録媒体である用紙Pを収納した給紙カセット27
を、前側から把手27aを持って出し入れ自在に取り付
けてなる。
【0035】そうして、図示プリンタ装置では、画像記
録時に、感光体ベルト11dを図1中a方向に搬送し、
転写ベルト16cをb方向に搬送するとともに、給紙カ
セット27内の用紙Pを給紙ローラ29を回転して繰り
出す。さらに、その用紙Pを搬送ローラ対30で給紙路
31を通して搬送し、レジストローラ対32に突き当て
て止める。
【0036】一方、カラー記録の場合、感光体ベルト1
1dの搬送にともない、まずその表面を帯電装置13で
一様に帯電する。次いで、第1色の書込み情報に基づき
レーザ書込みユニット19でレーザ光Lを照射して感光
体ベルト11d上に第1色の静電潜像を形成する。
【0037】そして、多色現像ユニット14位置で、制
御信号に基づき感光体ベルト11dと対向する現像位置
に移動した第1色の現像器14dで第1色のトナーを付
着して静電潜像を現像し、その可視像をベルト転写チャ
ージャ16dで転写ベルト16c上にいったん転写す
る。
【0038】その画像転写後、感光体ベルト11d上に
残った第1色のトナーを、感光体クリーニング装置17
のブレード17aでクリーニングして回収する。
【0039】この後、第2色および第3色の画像を形成
するときは、各々の書込み情報に基づき、同様に、レー
ザ書込みを行って各々の静電潜像を形成し、第2および
第3色の現像器14dを制御信号に基づき各々現像位置
に移動して静電潜像を現像し、それら可視像を各々転写
ベルト16c上に転写し、画像転写後に感光体ベルト1
1d上をクリーニングする。
【0040】また、黒色トナーを用いて画像を形成する
ときは、同様に、その書込み情報に基づきレーザ書込み
を行って静電潜像を形成し、黒色現像ユニット15の現
像ローラ15bを感光体ベルト11dに接触して静電潜
像を現像し、その可視像を転写ベルト16c上に転写
し、画像転写後に感光体ベルト11d上をクリーニング
する。なお、感光体ベルト11dのクリーニング後は、
その表面を除電装置18で除電する。
【0041】上述のようにして転写ベルト16c上に単
色または複数色の転写画像を形成した後に、レジストロ
ーラ対32でタイミングをとって用紙Pを転写ローラ2
1と転写ベルト16cとの間へ搬送する。
【0042】そして、転写ベルト16c上の転写画像を
転写ローラ21で用紙Pの下面に転写した後、この用紙
Pを定着ユニット22に搬送し、その定着ユニット22
で画像を定着する。このようにして、定着ユニット22
を出た用紙Pを排紙ローラ対23で排紙スタック部24
へ排出する。
【0043】一方、転写ベルト16c上の転写画像を用
紙Pへ転写した後は、ベルトクリーニング装置20を移
動してブレード20aを転写ベルト16cに接触し、こ
のブレード20aで転写ベルト16c上に残ったトナー
をクリーニングして回収する。
【0044】ところで、上述した図示プリンタ装置は、
図1との対応部分に同一符号を付した図2に示すよう
に、プリンタ装置本体10の前側に、本体カバー39を
支軸39aを中心として開閉自在に設けてなる。
【0045】本体カバー39は、その内側に、上述した
転写ローラ21・搬送ローラ対30の一方・レジストロ
ーラ32対の一方などを取り付けて保持し、外側に、オ
ペレーションパネル37や手差し給紙装置38等を設け
てなる。
【0046】一方、本体カバー39の内側では、上述し
た感光体11・帯電装置13・中間転写装置16・感光
体クリーニング装置17・ベルトクリーニング装置20
を、フレーム35aで一体化して支持し、1つのプロセ
スカートリッジ35を構成する。そして、このプロセス
カートリッジ35を、プリンタ装置本体10内で左右に
対向して設けるモ−ルド側板間に着脱自在に取り付け、
そのプロセスカートリッジ35ごと交換可能とする。
【0047】そして、例えば給紙路31で用紙Pがジャ
ムしたときは、本体カバー39をあけ、給紙路31を開
放してジャム処理を行う。また、プロセスカートリッジ
35を交換するときは、同様に本体カバー39をあけ
て、プロセスカートリッジ35を上方に取り出して新し
いものと取り替える。
【0048】さらに、図示プリンタ装置では、多色現像
ユニット14も、プロセスカートリッジ35と同様、上
述した左右のモ−ルド側板間に着脱可能に取り付けて交
換可能とする。
【0049】そして、例えば多色現像ユニット14を交
換するときは、上述のように本体カバー39をあけ、先
に手前の上述したプロセスカートリッジ35を取り出し
てから、多色現像ユニット14をプリンタ装置本体10
の手前側に取り出して新しいものと取り替える。
【0050】さて、かかるプリンタ装置における多色現
像ユニット14の各現像器14d側近傍には、それぞれ
図3に示すように、例えば各現像ローラを回転駆動させ
るための駆動入力ギヤ45を、当該各現像ローラの回転
軸を中心に嵌合して配設する。
【0051】一方、プリンタ装置本体側の駆動入力ギヤ
45に対応する位置には、図示しない所定の駆動源であ
る駆動モータの駆動軸と同軸上に駆動ギヤ46を設け、
この駆動ギヤ46は、ベアリング47によって回転自在
に支持してなる。
【0052】また、駆動モータの駆動力、すなわち駆動
ギヤ46の回転力を、駆動入力ギヤ45に伝達するため
の駆動伝達ギヤ41を、ブラケット43の一端側に設
け、この駆動伝達ギヤ41は、回転軸40を中心にベア
リング42によって回転自在に支持してなる。
【0053】さらに、このブラケット43は、他端側の
スタッド44を回転中心として、装置本体内の固定板上
に揺動自在に設けてなる。因みに、駆動伝達ギヤ41
は、軸方向に所定の長さを有してなる。
【0054】なお、この場合、ブラケット43は、スタ
ッド44を中心として例えば所定のワッシャ等を介し
て、プリンタ装置本体10内における多色現像ユニット
14近傍の固定板(不図示)に図示矢印X方向に揺動自
在に設けられており、不図示のばね等によって、駆動伝
達ギヤ41が回転伝達位置へと移動する方向に付勢され
てなる。
【0055】また、プリンタ装置本体10側の駆動ギヤ
46の配設位置は、ブラケット43が、駆動伝達ギヤ4
1を回転伝達位置へと移動する方向に揺動した際、駆動
ギヤ46のベアリング47に駆動伝達ギヤ41のベアリ
ング42が当接して、両ギヤの歯の噛合う位置決めが最
適となるように設定されてなる。
【0056】因みに、図中破線Yは、現像時、多色現像
ユニット14において、支持フレーム14cを中心軸1
4bを中心として回転する際、現像器14dの駆動入力
ギヤ45が移動する軌跡を示したものである。
【0057】そして、このプリンタ装置では、現像時、
多色現像ユニット14位置において、第1色の現像器1
4dの駆動入力ギヤ45が軌跡Y上を通って感光体ベル
ト11dと対向する現像位置に移動する際、この駆動入
力ギヤ45と駆動伝達ギヤ41とが接触する。
【0058】このとき、駆動伝達ギヤ41は、スタッド
44を中心としてブラケット43ごと矢印Xの逃げ方向
に揺動することにより、駆動入力ギヤ45と干渉して破
損するのを防ぎ、この後、ばねの付勢力によって再び駆
動入力ギヤ45側へ引き寄せられる。
【0059】そして、駆動伝達ギヤ41は、この駆動入
力ギヤ45と噛合うと同時に駆動ギヤ46とも噛合い、
当該駆動ギヤ46から駆動モータの駆動力に基づく回転
力を得、これを駆動入力ギヤ45に伝達して当該駆動入
力ギヤ45を回転させる。
【0060】このとき、ブラケット43は、回転軸40
に図中矢印fで示す反力を与えられることによって、矢
印Xにおける駆動伝達ギヤ41の回転伝達位置へと移動
する方向に引き付けられることにより、駆動伝達ギヤ4
1と駆動入力ギヤ45とを確実に噛合わせる。
【0061】また、ブラケット43は、駆動ギヤ46の
ベアリング47と駆動伝達ギヤ41のベアリング42と
が当接することにより、揺動が規制され、駆動伝達ギヤ
41と駆動入力ギヤ45との噛合いにおける最適な位置
決めが確保される。
【0062】従って、駆動ギヤ46の回転力は、駆動伝
達ギヤ41を介して、駆動入力ギヤ45に確実に伝達さ
れ、現像位置に移動した各現像器14dの現像ローラを
駆動する。
【0063】なお、この実施例においては、現像器14
dの現像ローラ軸上に駆動入力ギヤ45を設け、駆動伝
達ギヤ41を介して駆動源の回転を伝達するようにした
場合について述べたが、本発明は、これに限らず、同様
にして例えば現像器14dの供給ローラ、第1の現像剤
搬送部材および、第2の現像剤搬送部材等の回転軸上ま
たは近傍に、駆動入力ギヤを設け、所定の駆動伝達ギヤ
等を介して、駆動ギヤ46の回転力または、供給ロー
ラ、第1の現像剤搬送部材および、第2の現像剤搬送部
材等が各々専用に設ける駆動モータの回転力を伝達する
ようにしてもよい。
【0064】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明によれ
ば、駆動ギヤおよび駆動入力ギヤに対する駆動伝達ギヤ
の噛合い量を規制してなる位置に、駆動ギヤおよびその
支持部分を配置したことにより、駆動伝達ギヤを設ける
位置に規制をなくし、部品レイアウトの多様性を増すた
め、設計の自由度を広げることができる。
【0065】また、駆動伝達ギヤの支持部分と、駆動入
力ギヤの支持部分とを当接することにより、ストッパピ
ンの役割を果たすため、新たにストッパピンを設ける必
要がない分、部品点数を削減し、コストダウンすること
ができる。
【0066】さらに、1の現像器が現像位置に移動し、
現像器側の駆動入力ギヤと、駆動伝達ギヤとが接触する
際、この駆動伝達ギヤが退避位置に移動した後、再び回
転伝達位置に移動するようにして、これら駆動入力ギヤ
と駆動伝達ギヤとが干渉し破損するのを未然に防止する
とともに、駆動伝達ギヤの支持部分と、駆動入力ギヤの
支持部分とを当接することによって駆動伝達ギヤの移動
範囲を制限するため、駆動入力ギヤと駆動伝達ギヤとの
噛合いの位置決めを最適にすることができ、かくしてギ
ヤ寿命を長くすることができる。
【0067】さらに、請求項2に係る発明によれば、複
数の現像器のうち、1の現像器を選択的に現像位置へと
移動するため、複数色の画像、すなわちカラー画像を形
成する画像形成装置に対応することができる。
【0068】さらに、請求項3に係る発明によれば、複
数の現像器を回転して現像位置へと移動するため、リボ
ルバ式現像ユニットに対応することができる。
【0069】さらに、請求項4に係る発明によれば、駆
動伝達ギヤを支持するブラケットを駆動伝達位置と退避
位置とに揺動することにより、当該駆動伝達ギヤと現像
器側の駆動入力ギヤとを噛合わせるため、簡易な構成で
駆動伝達することができる。
【0070】さらに、請求項5に係る発明によれば、現
像器側の駆動入力ギヤと、駆動伝達ギヤとが接触する
際、この駆動伝達ギヤが退避位置に移動した後、再び回
転伝達位置に移動するようにブラケットを揺動して、こ
れら駆動入力ギヤと駆動伝達ギヤとが干渉し破損するの
を未然に防止することができる。
【0071】さらに、請求項6に係る発明によれば、駆
動伝達ギヤの軸受と、駆動入力ギヤの軸受とを当接する
ことによって、駆動ギヤおよび駆動入力ギヤに対する駆
動伝達ギヤの噛合い量を規制するため、駆動入力ギヤと
駆動伝達ギヤとの噛合いの位置決めを最適にすることが
できことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るカラーレーザプリンタ装置にお
ける内部機構の全体概略構成図である。
【図2】そのカラーレーザプリンタ装置を前カバーを開
いた状態で示す全体概略構成図である。
【図3】そのプリンタ装置本体内に備える現像ユニット
の回転伝達構成図である。
【図4】従来の現像ユニットの回転伝達構成図である。
【符号の説明】
40 回転軸 41 駆動伝達ギヤ 42 ベアリング(軸受) 43 ブラケット 44 スタッド 45 駆動入力ギヤ 46 駆動ギヤ 47 ベアリング(軸受)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/08 507 G03G 15/08 507Z Fターム(参考) 2H030 AA07 BB23 BB24 BB33 2H071 BA05 BA16 BA27 BA29 CA01 CA05 DA08 DA26 2H077 AD14 BA01 BA03 BA10 DB14 DB25 EA24 GA13 3J009 DA18 EA04 EA05 EA11 EA21 EA34 ED05 ED14 FA17 FA18

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動ギヤを定位置に設けるとともに、駆
    動伝達ギヤを回転伝達位置と退避位置とに移動自在に設
    け、現像時に現像器を現像位置へと移動する一方、上記
    駆動伝達ギヤを回転伝達位置へと移動し、上記駆動ギヤ
    と、上記現像器の駆動入力ギヤとに噛合わせ、それらの
    ギヤの噛合いを介して駆動源の回転を上記現像器へと伝
    達する画像形成装置において、 上記駆動伝達ギヤを回転伝達位置としたとき、その駆動
    伝達ギヤの支持部分を上記駆動ギヤの支持部分に当接
    し、その駆動ギヤおよび上記駆動入力ギヤに対する上記
    駆動伝達ギヤの噛合い量を規制してなる、画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 上記現像器を複数備え、上記現像時に
    は、そのうちの1の現像器を上記現像位置へと移動して
    なる、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 上記複数の現像器のうちの1の現像器を
    回転することにより選択して上記現像位置へと移動して
    なる、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 上記駆動伝達ギヤをブラケットで支持
    し、そのブラケットの揺動により回転伝達位置へ移動し
    てなる、請求項1、2または3に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 上記駆動伝達ギヤが回転伝達位置へと移
    動する方向に、上記ブラケットを付勢する一方、現像
    時、上記現像位置へと移動した駆動入力ギヤと上記駆動
    伝達ギヤとが噛合い、この駆動入力ギヤの歯が上記駆動
    伝達ギヤの歯に強く衝突すると、その付勢力に抗して上
    記ブラケットを揺動して上記駆動伝達ギヤを退避位置へ
    と移動してなる、請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 上記駆動伝達ギヤおよび上記駆動ギヤを
    各々軸受を介して支持し、それら互いの軸受を当接して
    上記駆動ギヤおよび上記駆動入力ギヤに対する上記駆動
    伝達ギヤの噛合い量を規制してなる、請求項2に記載の
    画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007025274A (ja) * 2005-07-15 2007-02-01 Sharp Corp 駆動力伝達ギア装置及び画像形成装置
US11835918B2 (en) 2021-07-13 2023-12-05 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

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