JP4134419B2 - スピーカ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は各種音響機器、主としてノートブック型パーソナルコンピュータに使用される長円形構造のスピーカに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、各種音響機器、ノートブック型パーソナルコンピュータ等の小型化に伴いスピーカを取り付けるスペースはますます狭くなり、スピーカの小型化が必要とされるとともに、CDROM、DVDROM等の高品位ソースの普及により高音質なスピーカであることが必要不可欠となってきている。
【0003】
それに伴い機器の中に使用されるスピーカにおいても、小型化、薄型化と同時に高耐入力に耐え、振幅時の直線性に優れた高音質なものが要求されてきている。
【0004】
ここで、従来の細長形スピーカの構成を長円形スピーカにより説明する。図4(a)は従来の長円形スピーカの断面図であり、中心線より左側は短径側を、右側を長径側を示し、図4(b)は同要部であるダンパーの斜視図である。
【0005】
同図によると、7は空気振動を発生する長円形状の振動板であり、この振動板7の外周部はフレーム2に保持されている。この振動板7の略中央部分にはボイスコイル6が固着されている。
【0006】
5は円形又は楕円形のダンパーであり、外周をフレーム2に接着して上記ボイスコイル6を支持しているが、この従来のスピーカ用ダンパー5は、木綿、絹あるいは化学繊維等の織布を基材とし、それにフェノール樹脂等の熱硬化樹脂を含浸させたものを加熱成形して構成している。
【0007】
一方、上記フレーム2の中央部にはヨーク1、マグネット3、トッププレート4からなる磁気回路部10が設けられ、この磁気回路部10の磁気ギャップ内にボイスコイル6が保持され、ボイスコイル6に印加された駆動電流によりボイスコイル6が上下運動し、振動板7が振動し音波が放射されるものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構成では、大入力を印加しつづけるとダンパー5の繊維どうしの熱硬化樹脂により固着されていた部分が振幅により伸縮を繰り返し、目ずれが発生し、振動系のスティフネスが小さくなって最適共振周波数が下降し、振幅の増大によるローリング現象、ダンパー5やボイスコイル6の底当たり音等の異常音が発生する等の課題を有していた。
【0009】
また、ダンパー5を成形したときの温度のばらつきにより、未硬化の樹脂が残るため、繊維どうしの密着性が確保できず、振幅時の直線性が悪いという課題を有していた。
【0010】
本発明は上記従来の課題を解決し、高耐入力かつ高音質を可能にするスピーカを提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明のスピーカは、磁気ギャップを設けた磁気回路部と、この磁気回路部に結合されたフレームと、外周が上記フレームに結合され略中央で上記磁気ギャップにはまり込むボイスコイルに結合された細長形の振動板と、内周が上記ボイスコイルに結合されるとともに長径方向の外周近傍に立ち上がり部とその外周にフレームまたは磁気回路部との接着部を設けた細長形のダンパーとで構成すると共に、前記ダンパーを長径方向に断面形状が半円状で短径方向の両側に縁部を残すように複数のリブを形成するものであり、大入力を印加し続けた場合においても、振幅に対して優れた直線性が得られ、非直線歪が低減されることにより、音質の向上が図れるものであるとともにダンパーの強度を向上させてローリング現象を抑制するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、磁気ギャップを設けた磁気回路部と、この磁気回路部に結合されたフレームと、外周が上記フレームに結合され略中央で上記磁気ギャップにはまり込むボイスコイルに結合された細長形の振動板と、内周が上記ボイスコイルに結合されるとともに長径方向の外周近傍に立ち上がり部とその外周にフレーム又は磁気回路部との接着部を設けた細長形のダンパーとで構成したことにより、十分な振幅がとれる構造とすることでスピーカに大入力を印加し続けた場合においても、振幅に対して優れた直線性が得られ、非直線歪が低減し、音質の向上を図れるものである。
【0013】
また更に、ダンパーの短径方向両側に縁部を設け、長径方向に半円状の複数のリブを設けることで、ダンパーの強度を向上させてローリング現象を抑制して、さらなる直線性、寿命特性の改善を図ったスピーカの提供を可能とするものである。
【0014】
以下、本発明のスピーカの一実施の形態について図1から図3により説明する。
【0015】
なお、説明にあたっては従来技術と同一部分は同一番号を付して説明する。
【0016】
図1は、本発明の細長形スピーカの一実施の形態である長円形のスピーカの分解斜視図であり、図2(a)は同要部であるダンパーの上面図であり、図2(b)は同斜視図であり、図3は同要部であるダンパーの力・変位特性図である。同図によると、7は長円形状の振動板であり、この振動板7の外周部はフレーム2に保持され、略中央部分にはボイスコイル6が固着されている。
【0017】
5aは長円形状のダンパーであり、長径方向外周部はヨーク1に接着結合し、内周を上記ボイスコイル6に接着結合してこのボイスコイル6を保持している。
【0018】
一方、上記フレーム2の中央部にはヨーク1およびマグネット3、トッププレート4からなる磁気回路部10が設けられ、この磁気回路部10の磁気ギャップ内に上述のごとくボイスコイル6が保持されている。
【0019】
8はガスケットで上記振動板7及び上記フレーム2に固着されており、9は上記ボイスコイル6の上端に接着されたダストキャップである。
【0020】
なお、ダンパー5aについて詳述すると、樹脂製フィルムシートを加熱加圧して長径方向の断面形状が半円形状であり、長径方向の中心部分が最も高く、円周方向に沿ってダンパー短径方向の端部に近づくに従って断面の半円形状の半径の大きさと共に、高さが徐変して小さくなるようにして、短径方向の縁部14を残して形成されたリブ12と、長径方向の外周のヨーク1との接着部11および立ち上がり部13を形成したものであり、上述の縁部14によってリブ12の強度の向上を図るとともに、このダンパー5aを一つの樹脂フィルムシートから複数個得る場合には、この縁部14を切断することでダンパー5aを変形させることなく形成することができる。
【0021】
力・変位特性を示す図3によると、Bは本実施の形態のダンパー5aの特性を示し、同Cは従来のダンパーの特性を示し、明らかなように本実施の形態のダンパー5aの力・変位特性は従来のものと比べて直線性が改善されていることが確認できた。
【0022】
従って、立ち上がり部13を設けたことによって振幅に対して優れた直線性が得られ、非直線歪が低減し、音質の向上を図れるものである。
【0023】
また、リブ12や縁部14によってダンパー5aのローリングの抑制が行え、更に音質やダンパー5aの振幅に対する強度が向上し、寿命特性をも大幅に向上させることが可能となるものである。
【0024】
なお、上記実施の形態ではダンパー5aを長円形に形成したが、楕円形、矩形等の細長形の他の形状でも良いものである。
【0025】
さらに、本実施の形態のダンパー5aに設けられたリブ12はその長径方向の断面形状が半円形状であり、長径方向中心部分が最も高く、円周方向に沿ってダンパー5aの短径方向の端部に近づくに従ってRの大きさと共に、高さが徐変して小さくなる構造としたが、その断面形状が、矩形、三角形、2次曲線のいずれの形状に成形しても同様の効果を得ることができるものである。
【0026】
【発明の効果】
以上のように本発明のスピーカは、内周がボイスコイルに結合されるとともに、長径方向の外周近傍に立ち上がり部とその外周にフレームまたは磁気回路部との接着部を設けた細長形のダンパーとで構成したものであり、大入力を印加し続けた場合においても、振幅に対して優れた直線性が得られ、非直線歪が低減されることにより、音質の向上が図れるものである。特に、ダンパーは長径方向に断面形状が半円状で短径方向の両側に縁部を残すように形成された複数のリブを有する構成としたことで、ローリングの抑制が行え、音質やダンパー5aの振幅に対する強度が向上し、寿命特性をも大幅に向上させることが可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスピーカの一実施の形態の分解斜視図
【図2】(a)同要部であるダンパーの上面図
(b)同斜視図
【図3】同要部であるダンパーの力・変位特性図
【図4】(a)従来のスピーカの短径および長径方向の断面図
(b)同要部であるダンパーの斜視図
【符号の説明】
2 フレーム
5a ダンパー
6 ボイスコイル
7 振動板
10 磁気回路部
11 接着部
12 リブ
13 立ち上がり部
14 縁部
Claims (1)
- 磁気ギャップを設けた磁気回路部と、この磁気回路部に結合されたフレームと、外周が上記フレームに結合され略中央で上記磁気ギャップにはまり込むボイスコイルに結合された細長形の振動板と、内周が上記ボイスコイルに結合されるとともに長径方向の外周近傍に立ち上がり部とその外周にフレームまたは磁気回路部との接着部を設けた細長形のダンパーとで構成したスピーカであって、前記ダンパーは長径方向に断面形状が半円状で短径方向の両側に縁部を残すように形成された複数のリブを有するものであるスピーカ。
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