JP4133924B2 - 電源装置 - Google Patents

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Description

この発明は、電源装置に係り、太陽電池から発生した電力が一時的に電気二重層キャパシタに貯蔵され、この貯蔵された電力を基に充電される二次電池を有し、たとえば、電力インフラ(infrastructure)の整っていない場所などで用いて好適な電源装置に関する。
太陽光エネルギーを基に電力を発生する太陽電池によって充電される二次電池を備えた電源装置は、電力インフラの整っていない場所や地域で電子機器などの電源として用いられるが、日照強度や周囲温度などの周囲の環境の変化により、同太陽電池の発生電力が安定しないという問題点がある。このため、このような問題点を改善した電源装置が提案されている。
従来、この種の技術としては、たとえば、次のような文献に記載されるものがあった。
特許文献1に記載された電源装置では、太陽電池と電気二重層キャパシタとが並列接続され、同太陽電池の動作点を決めるための基準電圧を発生するダイオードアレイが同太陽電池に密着させることにより熱結合され、基準電圧値と太陽電池との温度特性が一致するようになっている。そして、太陽電池の動作点が最大効率が得られる最適動作点となり、同太陽電池の温度変化による最適動作点の変化に対して、動作点が逐次修正されながらスイッチ手段及び定電流DC(直流)/DCコンバータを介してバッテリーの充電が行われる。
特開2002−238182号公報(第1頁、図1)
しかしながら、上記従来の電源装置では、次のような問題点があった。
たとえば、太陽電池を電源装置から離れた場所に設置する場合、基準電圧を発生する回路は電源装置から分離されるため、同基準電圧を発生する回路と同電源装置との間の電気配線が長くなり、ノイズ混入や、配線抵抗による電圧降下などが発生し、基準電圧の精度が劣化して太陽電池の動作点が最適値にならないという問題点がある。また、太陽電池を電源装置と一体化してバッテリーを屋外に設置する場合、たとえば、真夏の無風状態などの高温環境下では、同バッテリーの使用温度範囲の上限を超過することにより、同バッテリーが発熱や破裂するなどの危険な状態になるという問題点がある。また、低温環境下での定電流充電では、バッテリーの内部インピーダンスの増加による充電効率の低下が予想される。また、バッテリーのみを屋内設置して温度環境を整える場合でも、バッテリーと電源装置を接続する配線抵抗の増加により、定電流充電において充電効率の低下が予想される。
また、朝夕や曇天時などの日照強度が弱い状態のために太陽電池の発生電力が小さいとき、電気二重層キャパシタの漏れ電流や電源装置の内部回路の静的状態における消費電力により、最適な動作点までの充電電圧の上昇に長時間が必要となり、スイッチ手段をオン状態とするまでの周期が長くなるため、充電効率が低下するという問題点がある。
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、太陽電池と、該太陽電池の起電力により充電されて電力を貯蔵する電力貯蔵部と、DC−DCコンバータと、前記電力貯蔵部に貯蔵されている電力により、前記DC−DCコンバータを介して充電される二次電池と、前記電力貯蔵部の電圧を検出し、該電圧が高レベル閾値電圧以上になったとき、前記二次電池を充電するための充電制御信号をアクティブモードに保持して充電開始動作を行い、この後、前記電力貯蔵部の電圧が低レベル閾値電圧になったとき、前記充電制御信号をノンアクティブモードに保持して充電停止動作を行う電圧検出部と、前記DC−DCコンバータと前記二次電池との間に介挿され、前記充電制御信号がアクティブモードのとき、前記電力貯蔵部に貯蔵されている電力を基に前記二次電池を充電する充電制御部とを備えてなる電源装置に係り、前記DC−DCコンバータは、前記電圧検出部及び前記充電制御部の動作用電源として、その出力電圧を前記電圧検出部及び前記充電制御部に供給する構成になされていることを特徴としている。
また、請求項2記載の発明は、太陽電池と、逆流電流を防止して前記太陽電池を保護する逆流防止素子と、該太陽電池の起電力により充電されて電力を貯蔵する電力貯蔵部と、該電力貯蔵部に印加される電圧を所定の定電圧に制限する過電圧保護素子と、DC−DCコンバータと、前記電力貯蔵部に貯蔵されている電力により、前記DC−DCコンバータを介して充電される二次電池と、前記電力貯蔵部の電圧を検出し、該電圧が高レベル閾値電圧以上になったとき、前記二次電池を充電するための充電制御信号をアクティブモードに保持して充電開始動作を行い、この後、前記電力貯蔵部の電圧が低レベル閾値電圧になったとき、前記充電制御信号をノンアクティブモードに保持して充電停止動作を行う電圧検出部と、前記DC−DCコンバータと前記二次電池との間に介挿され、前記充電制御信号がアクティブモードのとき、前記電力貯蔵部に貯蔵されている電力を基に前記二次電池を充電する充電制御部とを備えてなる電源装置に係り、前記電力貯蔵部と前記太陽電池の間には、前記電力貯蔵部又は後段の各部に対する突入電流を制限するための電流制限素子が付加されていると共に、前記DC−DCコンバータは、前記電圧検出部及び前記充電制御部の動作用電源として、その出力電圧を前記電圧検出部及び前記充電制御部に供給する構成になされていることを特徴としている。
請求項記載の発明は、請求項1又は2記載の電源装置に係り、前記電圧検出部が、前記電力貯蔵部の電圧を前記高レベル閾値電圧と比較して第1の比較結果を出力する第1の比較回路と、前記電力貯蔵部の電圧を前記低レベル閾値電圧と比較して第2の比較結果を出力する第2の比較回路と、前記第1の比較結果又は前記第2の比較結果に基づいて前記充電制御信号を前記アクティブモード又は前記ノンアクティブモードに保持する保持回路とを備えてなることを特徴としている。
また、請求項記載の発明は、請求項1又は2記載の電源装置に係り、前記充電制御部が、前記充電制御信号が前記アクティブモードのときにオン状態となって前記電力貯蔵部に貯蔵されている電力を基に前記二次電池を充電するスイッチ手段と、前記二次電池の電圧が所定の閾値よりも小さいとき、所定の定電流で前記二次電池を充電する定電流充電制御手段と、前記二次電池の電圧が前記所定の閾値以上になったとき、所定の定電圧で前記二次電池を充電する定電圧充電制御手段とを備えてなることを特徴としている。
請求項記載の発明は、請求項1又は2記載の電源装置に係り、前記電力貯蔵部は、電気二重層キャパシタで構成され、該電気二重層キャパシタが、前記太陽電池よりも内部インピーダンスが低く設定されていることを特徴としている。
請求項記載の発明は、請求項1又は2記載の電源装置に係り、補助電力貯蔵部と、前記充電制御信号が前記アクティブモードのとき、前記太陽電池の起電力により前記補助電力貯蔵部を充電し、該補助電力貯蔵部の電圧が前記高レベル閾値電圧よりも高くなったとき、前記電圧検出部に対して、前記電力貯蔵部の電圧に代えて前記補助電力貯蔵部の電圧を供給して検出させる補助電圧検出部とが付加されていることを特徴としている。
請求項記載の発明は、請求項記載の電源装置に係り、前記補助電力貯蔵部は、電気二重層キャパシタで構成され、該電気二重層キャパシタが、前記太陽電池よりも内部インピーダンスが低く設定されていることを特徴としている。
この発明の構成によれば、電圧検出部が、電力貯蔵部の電圧を検出し、同電圧が高レベル閾値電圧以上になったとき、二次電池を充電するための充電制御信号をアクティブモードに保持して充電開始動作を行い、この後、同電力貯蔵部の電圧が低レベル閾値電圧になったとき、同充電制御信号をノンアクティブモードに保持して充電停止動作を行い、充電制御部が、同充電制御信号がアクティブモードのとき、同電力貯蔵部に貯蔵されている電力を基に同二次電池を充電するので、日照強度の変化や周囲温度の変化により太陽電池の発生電力が変動する状況下でも、同二次電池を安定して充電することができる。また、電圧検出部の第1及び第2の比較回路は太陽電池に近接させる必要がないため、同太陽電池の周囲温度の影響を受けることなく、高精度の高レベル閾値電圧及び低レベル閾値電圧の発生により高精度の電圧検出が可能となる。また、二次電池の電圧が所定の閾値よりも小さいとき、定電流充電制御手段が所定の定電流で同二次電池を充電し、同二次電池の電圧が同所定の閾値以上になったとき、定電圧充電制御手段が所定の定電圧で同二次電池を充電するので、同二次電池及び線路のインピーダンスの影響を受けずに同二次電池を高効率で充電できる。また、充電制御信号がアクティブモードのとき、補助電圧検出部が太陽電池の起電力により補助電力貯蔵部を充電し、同補助電力貯蔵部の電圧が高レベル閾値電圧よりも高くなったとき、電圧検出部に対して、電力貯蔵部の電圧に代えて同補助電力貯蔵部の電圧を供給して検出させるので、さらに高効率で二次電池を充電できる。
太陽電池の起電力により充電される電気二重層キャパシタの電圧を検出し、この電圧が高レベル閾値電圧以上になったとき、二次電池を充電するための充電制御信号をアクティブモードに保持して充電開始動作を行い、この後、同電気二重層キャパシタの電圧が低レベル閾値電圧になったとき、同充電制御信号をノンアクティブモードに保持して充電停止動作を行い、同充電制御信号がアクティブモードのとき、同電気二重層キャパシタに貯蔵されている電力を基に同二次電池を充電する電源装置を提供する。
図1は、この発明の第1の実施例である電源装置の電気的構成を示す回路図である。
この例の電源装置は、同図に示すように、太陽電池モジュール1と、第1逆流防止素子2と、電流制限素子3と、過電圧保護素子4と、電気二重層キャパシタ5と、昇圧型DC−DCコンバータ6と、充電オン/オフ制御回路7と、二次電池充電制御回路8と、二次電池パック9とから構成されている。太陽電池モジュール1は、複数の太陽電池が直並列接続されて構成され、太陽の光エネルギーを電気エネルギーに直接変換する。特に、この実施例では、太陽電池モジュール1は、シリコン半導体や化合物半導体の基板上に形成された太陽電池セルを組み合わせたものであり、平面状に形成され、図2に示す出力特性、図3に示す出力インピーダンス特性、及び図4に示す温度特性を有している。
すなわち、太陽電池モジュール1は、図2に示すように、太陽光が太陽電池セルを照射する強度により、出力電流が変化し、特に日照強度が強いほど出力電流が大きくなり、日照強度が強くなるにつれて出力電圧が飽和する。また、太陽電池モジュール1は、図3に示すように、図2に示す出力特性から導出される日照強度と相関のある出力インピーダンス特性を有している。たとえば、0.8W級の太陽電池モジュールの出力インピーダンスは、日照強度が強い場合でも、最小で5Ω程度の出力インピーダンスを有し、更に日照強度が弱い場合には、100Ω以上の出力インピーダンスの変動を示し、実用的な出力電圧においては数十Ωのオーダとなる。また、太陽電池モジュール1は、図4に示すように、太陽電池セルの周囲温度の変化に対応して出力電圧が変化し、特に同一の日照強度の条件下では、高温になるほど出力電圧が低く、また、低温になるほど出力電圧が高くなる。また、平面形状の太陽電池モジュール1が一方向に固定されて地面や建物などに設置された場合、図5に示すように、地球の自転による太陽の位置変化により、太陽光が太陽電池セルを照射する強度が時間経過と共に変化するため、図2に示す出力特性に基づき、太陽電池モジュール1の発電量も時間経過と共に変化する。
第1逆流防止素子2は、たとえば順方向電圧の低いショットキーダイオードなどで構成され、暗い場所や夜間などで太陽電池モジュール1の出力電圧が低下したときに後段回路(電気二重層キャパシタ5)からの逆流電流による同太陽電池モジュール1の破壊を防止する。電流制限素子3は、たとえば数Ω程度の抵抗器などで構成され、太陽電池モジュール1として非常に高い発電能力を有する太陽電池モジュールや一時的に直流安定化電源などを電源とした場合に、電気二重層キャパシタ5及び後段回路に対する突入電流を制限する。過電圧保護素子4は、たとえば定電圧ダイオードなどで構成され、太陽電池モジュール1の出力電圧が電気二重層キャパシタ5の耐電圧以上となる場合に、同電気二重層キャパシタ5に印加される電圧を所定の定電圧に制限し、過電圧ストレスによる同電気二重層キャパシタ5のESR(等価直列抵抗)の増加や体積膨張などのような特性劣化や素子破壊に対して保護する。
電気二重層キャパシタ5は、電解液として希硫酸を使用した水系タイプ、又は有機電解液を使用した有機系タイプで構成することにより、ESRを低くしたものであり、同ESR5bが抵抗値Rx、及び静電容量5aが容量値Cxとすると、素子面積がたとえば20mm×30mm程度のとき、耐電圧が5V程度、抵抗値Rxが200mΩ以下、及び容量値Cxが30mF以上の特性を有している。これにより、太陽電池モジュール1の実用的な出力電圧において数十Ωオーダーとなる高い出力インピーダンスは、1Ω以下となるミリΩオーダーの低インピーダンスに変換され、かつ、容量値Cxと電気二重層キャパシタ5の充電電圧との積に相当する電気量が蓄電されることにより、太陽電池モジュール1から発生した電気エネルギーが低インピーダンス電源として変換される。
昇圧型DC−DCコンバータ6は、スイッチングレギュレータで構成され、リチウムイオン二次電池92を充電するための二次電池充電制御回路8の電源及び充電オン/オフ制御回路7のLDO(Low Drop Out)レギュレータ71の電源として使用される。電気二重層キャパシタ5の充電エネルギーを高効率で放電させるためには、昇圧型DC−DCコンバータ6には高い昇圧比が要求され、具体的には、入力電圧に対する3倍以上の昇圧比でも高効率となるように、パルス幅変調(Pulse Width Modulation、PWM)、パルス周波数変調(Pulse Frequency Modulation、PFM)、これらの組合わせ方式、又は同期整流方式などによる昇圧動作が行われる。
充電オン/オフ制御回路7は、LDOレギュレータ71と、キャパシタ電圧検出回路72と、ゲートスイッチ制御回路73とから構成されている。LDOレギュレータ71は、キャパシタ電圧検出回路72及びゲートスイッチ制御回路73へ電源を供給するための降圧型の電源回路である。キャパシタ電圧検出回路72は、低圧検出器721と、高圧検出器722と、基準電圧源723と、基準電圧源724とから構成されている。低圧検出器721は、基準電圧源723により閾値電圧VL(低レベル閾値電圧)が設定され、図6に示すように、電気二重層キャパシタ5の充電電圧が閾値電圧VLより低い場合、出力側(VDL出力)からLow(低レベル)の信号を出力し、高い場合にVDL出力からHigh(高レベル)の信号を出力する。このとき、閾値電圧VLは、VL−からVL+のヒステリシス幅を有している。また、高圧検出器722は、基準電圧源724により閾値電圧VH(高レベル閾値電圧)(VL<VH)が設定され、電気二重層キャパシタ5の充電電圧が閾値電圧VHより低い場合に出力側(VDH出力)からLowの信号を出力し、高い場合にVDH出力からHighの信号を出力する。このとき、閾値電圧VHは、VH−からVH+のヒステリシス幅を有している。VDL出力及びVDH出力の信号は、ゲートスイッチ制御回路73に伝達される。
ゲートスイッチ制御回路73は、インバータ(INV)回路731と、NOR型RS−FF回路732とから構成されている。VDL出力信号は、INV回路731により反転され、フリップフロップ回路動作を行うNOR型RS−FF回路732の端子R(リセット端子)に信号伝達され、VDH出力信号は、直接NOR型RS−FF回路732の端子S(セット端子)に伝達される。この回路構成により、端子Rには、閾値電圧VLを基準とするコンパレータ動作を反転した信号伝達が行われ、具体的には、電気二重層キャパシタ5の充電電圧が閾値電圧VLよりも低いとき、Highの信号が伝達され、閾値電圧VL以上のとき、Lowの信号が伝達される。また、端子Sには、閾値電圧VHを基準とするコンパレータ動作による信号伝達が行われ、具体的には、電気二重層キャパシタ5の充電電圧が閾値電圧VHよりも低いとき、Lowの信号が伝達され、閾値電圧VH以上のとき、Highの信号が伝達される。
NOR型RS−FF回路732は、NORゲート型のリセット・セット−フリップフロップ回路動作を行い、端子Qに接続されたゲートスイッチ82の制御端子を介して伝達される同端子Qの出力信号により、ゲートスイッチ82の接点1と接点2との開閉制御を行う。この場合、初期状態として電気二重層キャパシタ5の充電電圧が閾値電圧VLと閾値電圧VHの中間電圧であり、接点1と接点2とが接続状態であるとき、電気二重層キャパシタ5の充電電圧が低下して閾値電圧VLに到達すると、端子Qの出力信号がL(低レベル)となり、図7に示すように、ゲートスイッチ82の接点1と接点2とが開放(OFF)される。続いて、ゲートスイッチ82のオフ状態が保持されたまま電気二重層キャパシタ5の充電電圧が電圧上昇を開始し、閾値電圧VHに到達すると、端子Qの出力信号がH(高レベル)となり、再び接点1と接点2とが接続(ON)され、ゲートスイッチ82のオン状態を保持したまま電気二重層キャパシタ5の充電電圧が再度低下を開始し、閾値電圧VLに到達すると、再び接点1と接点2とが開放(OFF)され、再び閾値電圧VHに電圧上昇するまでゲートスイッチ82のオフ状態が保持される。このように、電気二重層キャパシタ5の充電電圧を2種類の閾値電圧で制御することにより、ゲートスイッチ82のオン状態又はオフ状態の保持動作が行われる。
二次電池充電制御回路8は、充電制御スイッチ81と、ゲートスイッチ82と、充電方式選択スイッチ83と、定電流充電制御回路(CC、Constant Current)84と、定電圧充電制御回路(CV、Constant Voltage)85と、第2逆流防止素子86と、充電電流検出素子87と、充電電圧検出素子88とから構成されている。充電制御スイッチ81は、pMOS(pチャネル型MOSトランジスタ)で構成されている。ゲートスイッチ82は、NOR型RS−FF回路732の端子Qが接続された制御端子と、充電制御スイッチ81のゲートが接続された接点1と、充電方式選択スイッチ83が接続された接点2とを有している。充電方式選択スイッチ83は、ゲートスイッチ82の接点2が接続された接点zと、定電流充電制御回路(CC)84が接続された接点xと、定電圧充電制御回路(CV)85が接続された接点yとを有している。また、充電方式選択スイッチ83は、充電電圧が所定値よりも小さいとき、接点zと接点xとを接続し、同充電電圧が所定値以上のとき、接点zと接点yとを接続する図示しない充電電圧検出手段を有している。
定電流充電制御回路(CC)84は、充電電流検出素子87で検出される充電電流が所定の定電流となるように充電制御スイッチ81のゲートのレベルを制御する。定電圧充電制御回路(CV)85は、充電電圧検出素子88で検出される充電電圧が所定の定電圧となるように充電制御スイッチ81のゲートのレベルを制御する。第2逆流防止素子86は、たとえば順方向電圧の低いショットキーダイオードなどで構成され、二次電池パック9からの逆流電流による充電制御スイッチ81の破壊を防止する。充電電流検出素子87は、抵抗器で構成され、充電電流を検出する。充電電圧検出素子88は、直列接続された抵抗器88a,88bで構成され、充電電圧を同抵抗器88a,88bで分圧して検出する。
ゲートスイッチ82は、接点1と接点2とが開放又は接続のいずれかの状態となり、充電方式選択スイッチ83は、接点zをコモン接点として接点x又は接点yと常に接続している状態となるため、二次電池充電制御回路8は、同ゲートスイッチ82及び同充電方式選択スイッチ83の各スイッチの状態により、3種類の動作状態となる。すなわち、第1のスイッチ動作として、ゲートスイッチ82の接点1と接点2とがオフ状態のとき、充電制御スイッチ81のゲート・ソース間は同電位となるため、ソース・ドレイン間がオフ状態となり、二次電池パック9は充電されない。
また、第2のスイッチ動作として、ゲートスイッチ82の接点1と接点2とがオン状態で、かつ充電方式選択スイッチ83の接点zと接点xとがオン状態のとき、充電制御スイッチ81のゲート電極が定電流充電制御回路(CC)84と接続され、充電電流検出素子87に一定電流が流れるように予め設定された定電流で二次電池パック9が充電される。また、第3のスイッチ動作として、ゲートスイッチ82の接点1と接点2とがオン状態で、かつ充電方式選択スイッチ83の接点zと接点yとがオン状態のとき、充電制御スイッチ81のゲート電極が定電圧充電制御回路(CV)85と接続され、充電電圧検出素子88に一定電圧が発生するように、予め設定された定電圧で二次電池パック9が充電される。
二次電池パック9は、充放電保護回路91と、リチウムイオン二次電池92とから構成されている。充放電保護回路91は、二次電池充電制御回路8からの過充電、負荷への過剰な電力供給による過放電、及び負荷短絡や制御回路の短絡不具合などによる過電流などに対する保護を行い、リチウムイオン二次電池92の正極側の接続を遮断することで、同リチウムイオン二次電池92を二次電池充電制御回路8や負荷から分離して保護する。
図8は、図1の電源装置におけるリチウムイオン二次電池92の充電時の動作を説明するタイムチャート、図9は、リチウムイオン二次電池92の充電特性を示す図、及び図10が電気二重層キャパシタ5の充電特性を示す図である。
これらの図を参照して、この例の電源装置に用いられる制御方法について説明する。
太陽電池モジュール1に太陽光が照射されると、たとえば図2に示す日照強度に対する出力特性に基づく同太陽電池モジュール1の発電動作により、第1逆流防止素子2及び電流制限素子3を介して電気二重層キャパシタ5に対して蓄電が開始される。図8に示すように、電気二重層キャパシタ5の充電電圧Vedlcが閾値電圧VLのとき、ゲートスイッチ82の接点がオフ(OFF)状態であることから、リチウムイオン二次電池92への充電動作が停止しているため、電気二重層キャパシタ5よりも後段の回路は、充電オン/オフ制御回路7の待機消費電力を除くと無負荷状態なので、同電気二重層キャパシタ5は、充電モードとなり、充電電圧Vedlcが閾値電圧VLから閾値電圧VHへ上昇していく。この間、図7に示す保持動作により、ゲートスイッチ82のオフ状態が保持されている。
時刻t1において、電気二重層キャパシタ5の充電電圧Vedlcが閾値電圧VHに到達すると、充電オン/オフ制御回路7のキャパシタ電圧検出回路72により、低圧検出器721の出力側はHigh(高レベル)、及び高圧検出器722の出力側がHighとなることから、図6及び図7に示す制御動作により、ゲートスイッチ制御回路73の出力はHighとなり、ゲートスイッチ82の接点1,2がオン(ON)状態となる。これにより、ゲートスイッチ82がオン状態となってリチウムイオン二次電池92に対する充電動作が開始する。
このとき、リチウムイオン二次電池92の充電電圧に基づいて、充電方式選択スイッチ83の図示しない充電電圧検出手段により定電流又は定電圧の充電モードが選択される。たとえば、充電モードが定電流充電モードの場合、充電方式選択スイッチ83は、接点zと接点xとが接続され、予め設定された電流値Iccでリチウムイオン二次電池92が充電される。このとき、リチウムイオン二次電池92への充電電流Ichgは、太陽電池モジュール1の出力インピーダンスでは供給できないほどの大きい電流値なので、電気二重層キャパシタ5が放電モードとなり、放電時間Ton1において、同電気二重層キャパシタ5の充電電圧Vedlcが閾値電圧VHから閾値電圧VLへ降下していく。この間、図7に示す保持動作によりゲートスイッチ82のオン状態が保持されている。
時刻t2において、電気二重層キャパシタ5の充電電圧Vedlcが再び閾値電圧VLに到達すると、充電オン/オフ制御回路7のキャパシタ電圧検出回路72により、低圧検出器721の出力側はLow(低レベル)、高圧検出器722の出力側がLowとなることから、図6及び図7に示す制御動作により、ゲートスイッチ制御回路73の出力がLowとなり、ゲートスイッチ82がオフ状態となる。これにより、リチウムイオン二次電池92への充電動作が停止し、電気二重層キャパシタ5よりも後段の回路は、充電オン/オフ制御回路7の待機消費電力を除くと無負荷状態なので、同電気二重層キャパシタ5は、再び充電モードとなり、充電電圧Vedlcが閾値電圧VLから閾値電圧VHへ上昇していく。この間、図7に示す保持動作により、ゲートスイッチ82のオフ状態は保持されている。
以上の動作が繰り返されることにより、リチウムイオン二次電池92が周期的に充電される。リチウムイオン二次電池92の満充電が近くなり、予め決められた充電電圧に到達すると、充電方式選択スイッチ83の図示しない充電電圧検出手段により定電圧充電モードが選択される。このとき、充電方式選択スイッチ83は、接点zと接点yとが接続され、予め設定された電圧値でリチウムイオン二次電池92が充電されるので、同リチウムイオン二次電池92の充電電流Ichgは、時刻t3において、設定された電流値Iccより小さい値(例えば、Icv)となり、時刻t4までの放電時間Ton2において、電気二重層キャパシタ5が放電し、同放電時間Ton2が放電時間Ton1よりも長くなる。
リチウムイオン二次電池92が周期的に充電されることにより、図9に示すように、初期電圧3V程度の充電容量のほとんど入っていない1セルのリチウムイオン二次電池92は、最初は定電流モードにより周期的に充電され、同リチウムイオン二次電池92の電圧が除々に上昇し、予め設定された電圧値(たとえば、4.2V)に到達すると、定電圧モードにより周期的に充電される。そして、定電流モード時におけるリチウムイオン二次電池92の電圧は、周期的な充電動作に同期して、同リチウムイオン二次電池92の内部インピーダンスにより電圧が上昇し、また、定電圧モード時の周期的な充電電流は、リチウムイオン二次電池92の満充電が近づくにつれて、電気二重層キャパシタ5の放電時間の長期化により通電時間が長くなっていく。
太陽電池モジュール1が図2の出力特性を示すことから、電気二重層キャパシタ5は、図10に示すように、日照強度が強いとき(たとえば、時間T3)には、充電電圧Vedlcが急激な上昇を示すが、日照が弱いとき(たとえば、時間T1,T5)には充電電圧Vedlcの上昇が緩やかになり、また、夜間などで日照が無いとき(たとえば、時間T2,T4)は、無負荷状態であっても、同電気二重層キャパシタ5の漏れ電流や充電オン/オフ制御回路7の待機消費電力により、充電電圧Vedlcが緩やかに降下する。このようにして充電電圧Vedlcが上昇や降下を経た後、時刻tnで閾値電圧VHに達すると、リチウムイオン二次電池92に対する充電が開始され、同充電電圧Vedlcが急激に降下する。この場合、リチウムイオン二次電池92へ充電を開始するための閾値電圧VHとして、太陽電池モジュール1の最大出力動作電圧や開放電圧を設定すると、実際には、天候変化、充電オン/オフ制御回路7の待機消費電力などにより、充電電圧Vedlcが閾値電圧VHに到達する頻度が少なくなり、太陽電池モジュール1の発生する電気エネルギーが、電気二重層キャパシタ5に充電されているだけの状態で長時間保持され、この結果として、リチウムイオン二次電池92への充電動作の周期が長くなり、エネルギー転送が効率的とならない。このため、電気二重層キャパシタ5の充電エネルギーを逐次リチウムイオン二次電池92へエネルギー転送するための電圧閾値VH,VLの最適設定、及び電気二重層キャパシタ5のESR5b(Rx)と静電容量5a(Cx)の最適設定が充電効率の向上となる。
また、図5に示すように、1日における発電量の時間推移が日照条件と共に変動するため、1日におけるリチウムイオン二次電池92への充電動作の占有時間を長くするための閾値電圧VHの最適設定及び電気二重層キャパシタ5のESR5b(Rx)と静電容量5a(Cx)の最適設定が充電効率の向上となる。また、リチウムイオン二次電池92への充電を停止するための閾値電圧VLは、電気二重層キャパシタ5の充電エネルギーをより多く取り出すために、可能な限り低い電圧値を設定することで、充電効率の向上につながる。
これらより、天候の変化や太陽の位置又は太陽電池モジュール1の設置方法による日照条件の変動に対して、効率的にリチウムイオン二次電池92を充電するためには、同リチウムイオン二次電池92への充電動作を開始する閾値電圧VHの設定として、太陽電池モジュール1の最大出力動作電圧より低い電圧値とすることにより、比較的弱い日照条件下や太陽電池モジュール1の出力電圧の低下する高温環境下でも、充電動作を開始できる。具体的には、閾値電圧VHの設定は、太陽電池モジュール1の最大出力動作電圧の90%以下である。一方、リチウムイオン二次電池92への充電動作を停止する閾値電圧VLの設定として、昇圧型DC−DCコンバータ6の入力電圧の下限値とすることにより、電気二重層キャパシタ5の充電エネルギーをより多く取り出すことができる。具体的には、VL設定は、2V以下である。また、リチウムイオン二次電池92への1日における充電動作比率の向上のために、刻一刻と変化する荒れた天候下での充電や、日の出直後の充電、日没直前までの充電を行うために、充電周期は、日照強度の変化よりも短い周期、具体的には、数秒から数分の間とすることにより、変化の激しい日照条件下でも、リチウムイオン二次電池92に対して充電動作が行われる。
たとえば、以下の条件設定を(1)式から(5)式に適用することにより、この実施例における代表的な充電周期が試算される。
条件;
電気二重層キャパシタ5のESR5b;Rx=100(mΩ)
電気二重層キャパシタ5の静電容量5a;Cx=40(mF)
充電開始閾値電圧;VH=5(V)
充電停止閾値電圧;VL=2(V)
リチウムイオン二次電池92の充電電流;定電流(CC)モードIcc
=0.1(A)
太陽電池モジュール1の発電電流Ip=0.05(A)
[ESR損失]
Loss=0.1(A)×0.1(Ω)=0.01(V) ・・・(1)
[電気二重層キャパシタ5の充電期間]
Toff
=0.04(F)×|2(V)+0.01(V)−5(V)|/0.05(A)
=2.4(sec) ・・・(2)
[電気二重層キャパシタ5放電期間(=リチウムイオン二次電池92への充電期間)]
Ton
=0.04(F)×|5(V)−0.01(V)−2(V)|/0.1(A)
=1.2(sec) ・・・(3)
[充電周期]
T=Ton+Toff=1.2+2.4=3.6(sec) ・・・(4)
[充電デューティ]
D=Ton/T=1.2/3.6=33% ・・・(5)
上記(1)式乃至(5)式の計算結果により、電気二重層キャパシタ5は、ESR5bとして100mΩ、静電容量5aとして40mFを適用すると、発電電流Ipが0.05Aの太陽電池モジュール1を適用した場合、約3.6秒の充電周期となる。このとき、リチウムイオン二次電池92の充電デューティ比は、約33%である。
なお、太陽電池モジュール1と電気二重層キャパシタ5とは並列接続されているが、同太陽電池モジュール1のインピーダンスは10Ω以上であることを想定しており、電気二重層キャパシタ5のESR5bと比較して100倍以上あるので、同太陽電池モジュール1からの出力は1%以下となり、ほぼ無視できる値であるため、電気二重層キャパシタ5の放電期間の計算では、等価的に太陽電池モジュール1が無いものとして計算を行った。
以上のように、この第1の実施例では、充電オン/オフ制御回路7が、電気二重層キャパシタ5の電圧を検出し、同電圧が閾値電圧VH以上になったとき、二次電池パック9を充電するための充電制御信号(端子Qの出力信号)をアクティブモード(高レベル)に保持して充電開始動作を行い、この後、同電気二重層キャパシタ5の電圧が閾値電圧VLになったとき、同充電制御信号をノンアクティブモード(低レベル)に保持して充電停止動作を行い、二次電池充電制御回路8が、同充電制御信号がアクティブモードのとき、同電気二重層キャパシタ5に貯蔵されている電力を基に同二次電池パック9を充電するので、日照強度の変化や周囲温度の変化により太陽電池の発生電力が変動する状況下でも、同二次電池パック9を安定して充電することができる。また、キャパシタ電圧検出回路72は太陽電池モジュール1に近接させる必要がないため、同太陽電池モジュール1の周囲温度の影響を受けることなく、高精度の閾値電圧VH及び閾値電圧VLの発生により高精度の電圧検出が可能となる。また、二次電池パック9の電圧が所定の閾値よりも小さいとき、定電流充電制御回路84が所定の定電流で同二次電池パック9を充電し、同二次電池パック9の電圧が同所定の閾値以上になったとき、定電圧充電制御回路85が所定の定電圧で同二次電池パック9を充電するので、同二次電池パック9及び線路のインピーダンスの影響を受けずに同二次電池パック9を高効率で充電できる。
図11は、この発明の第2の実施例である電源装置の電気的構成を示す回路図であり、第1の実施例を示す図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
この例の電源装置では、図1中の二次電池パック9の後段に出力コンバータ10が設けられている。出力コンバータ10は、DC−DCコンバータ101と、DC−DCコンバータ102とから構成されている。DC−DCコンバータ101及びDC−DCコンバータ102の入力側は、二次電池パック9の正極に共通に接続されている。DC−DCコンバータ101の出力Aには負荷L1が接続され、DC−DCコンバータ102の出力Bには負荷L2が接続されている。他は、図1と同様の構成である。
この電源装置では、第1の実施例と同様に、太陽光により太陽電池モジュール1から発生する電気エネルギーが電気二重層キャパシタ5の充電エネルギーとして蓄積され、周期的にリチウムイオン二次電池92の充電が行われる。そして、リチウムイオン二次電池92の充電電圧を電源として、DC−DCコンバータ101,102から負荷L1,L2に安定化された電源がそれぞれ供給される。
図12は、この発明の第3の実施例である電源装置の電気的構成を示す回路図であり、図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
この例の電源装置は、太陽電池モジュール1と、第1逆流防止素子2と、電流制限素子3と、昇圧型DC−DCコンバータ6と、充電オン/オフ制御回路7と、二次電池充電制御回路8と、二次電池パック9と、メインキャパシタ11と、サブキャパシタ12と、メインキャパシタ過電圧保護素子13と、サブキャパシタ過電圧保護素子14と、メインキャパシタ逆流防止素子15と、サブキャパシタ逆流防止素子16と、充電キャパシタ選択回路17と、キャパシタ充電電圧比較回路18と、サブキャパシタ放電制御回路19とから構成されている。メインキャパシタ11は、ESR11bと、静電容量11aとから構成され、サブキャパシタ12は、ESR12bと、静電容量12aとから構成されている。メインキャパシタ11及びサブキャパシタ12は、電解液として希硫酸を使用した水系タイプ、又は有機電解液を使用した有機系タイプが用いられることにより、低ESRの電気二重層キャパシタで構成され、太陽電池モジュール1の数十Ωオーダーとなる高い出力インピーダンスは、1Ω以下となるミリΩオーダーの低インピーダンスに変換され、かつ、静電容量と電気二重層キャパシタの充電電圧との積に相当する電気量が蓄電されることにより、太陽電池モジュール1の発電エネルギーが低インピーダンス電源として変換される。
充電キャパシタ選択回路17は、選択スイッチ制御回路171と、選択スイッチ172とから構成されている。選択スイッチ制御回路171は、選択スイッチ制御信号w(ゲートスイッチ制御回路73の出力)に基づいて選択スイッチ172を制御する。選択スイッチ172は、接点c、接点a、及び接点bを有している。キャパシタ充電電圧比較回路18は、メインキャパシタ11の電圧とサブキャパシタ12の電圧とを比較してスイッチ制御信号VCMPを出力する比較器(CMP)で構成されている。
サブキャパシタ放電制御回路19は、放電スイッチ191と、サブキャパシタ電圧検出回路192と、放電スイッチ制御回路193とから構成されている。放電スイッチ191は、制御端子、接点3及び接点4を有している。サブキャパシタ電圧検出回路192は、サブキャパシタ12の電圧を基準電圧源194の閾値電圧VSと比較してスイッチ制御信号VDSを出力するVsub検出器を有している。同Vsub検出器は、ヒステリシス特性を有している。放電スイッチ制御回路193は、スイッチ制御信号VDS又はスイッチ制御信号VCMPに基づいて放電スイッチ191を制御する。
図13は、図12の電源装置におけるリチウムイオン二次電池92の充電時の動作を説明するタイムチャートである。
この図を参照して、この例の電源装置に用いられる制御方法について説明する。
初期条件として、充電キャパシタ選択スイッチ17を構成する選択スイッチ172の接点cが接点aと接続されている場合、太陽電池モジュール1に太陽光が照射されると、日照強度により図2に示す出力特性に基づく同太陽電池モジュール1の発電動作により、第1逆流防止素子2及び電流制限素子3を介してメインキャパシタ11が蓄電を開始する。
図13に示すように、メインキャパシタ11の充電電圧Vmainが閾値電圧VLのとき、ゲートスイッチ82がオフ状態であるため、リチウムイオン二次電池92への充電動作は停止しているので、メインキャパシタ11の後段は充電オン/オフ制御回路7制御回路の待機消費電力を除くと無負荷状態なので、同メインキャパシタ11は充電モードとなり、充電電圧Vmainが閾値電圧VLから閾値電圧VHへと上昇していく。この間、図7に示す保持動作によりゲートスイッチ82のオフ状態は保持されている。このとき、サブキャパシタ12の充電電圧Vsubは、サブキャパシタ放電制御回路19の放電スイッチ191がオフ状態であることから、同サブキャパシタ12に付随する制御回路(キャパシタ充電電圧比較回路18及びサブキャパシタ放電制御回路19)の待機消費電力により初期充電電圧値から徐々に電圧降下を示す波形となる。
時刻t1において、メインキャパシタ11の充電電圧Vmainが閾値電圧VHに到達すると、充電オン/オフ制御回路7のキャパシタ電圧検出回路72により、低圧検出器721の出力側はHigh、及び高圧検出器722の出力側がHighとなることから、図6及び図7に示す制御動作により、ゲートスイッチ制御回路73の出力はHighとなり、ゲートスイッチ82がオン状態となる。これにより、リチウムイオン二次電池92への充電動作が開始する。この場合、第1の実施例と同様に、リチウムイオン二次電池92の充電電圧により、定電流又は定電圧の充電モードが選択される。たとえば、充電モードが定電流充電モードの場合、充電方式選択スイッチ83はz接点とx接点が接続され、予め設定された電流値Iccでリチウムイオン二次電池92が充電される。このとき、リチウムイオン二次電池92への充電電流Ichgは、太陽電池モジュール1の出力インピーダンスでは供給できないほどの大きい電流値なので、メインキャパシタ11は放電モードとなり、充電電圧Vmainが閾値電圧VHから閾値電圧VLへと電圧降下していく。この間、図7に示す保持動作によりゲートスイッチ82のオン状態は保持されている。
リチウムイオン二次電池92への充電動作が開始すると、充電オン/オフ制御回路7の出力側からの選択スイッチ制御信号wにより、充電キャパシタ選択回路17の選択スイッチ制御回路171は、選択スイッチ172の接点cが接点bと接続されるように制御する。接点cと接点bとが接続されることにより、サブキャパシタ12が充電を開始し、充電電圧Vsubが上昇を開始する。この接点状態は、リチウムイオン二次電池92への充電動作の期間中保持される。
時刻t2において、メインキャパシタ11の充電電圧Vmainが再び閾値電圧VLに到達すると、充電オン/オフ制御回路7のキャパシタ電圧検出回路72により、低圧検出器721の出力側はLow、高圧検出器722の出力側がLowとなることから、図6及び図7に示す制御動作により、ゲートスイッチ制御回路73の出力はLowとなり、ゲートスイッチ82がオフ状態となる。これにより、リチウムイオン二次電池92への充電動作は停止する。すると、充電オン/オフ制御回路7の出力部からの選択スイッチ制御信号wにより、充電キャパシタ選択回路17の選択スイッチ制御回路171は、選択スイッチ172の接点cが接点aと接続されるように制御する。接点cと接点aとが接続されることにより、メインキャパシタ11が充電を開始し、充電電圧Vmainが電圧上昇を開始する。このとき、サブキャパシタ12の充電電圧Vsubは、サブキャパシタ放電制御回路19の放電スイッチ191がオフ状態であることから、同サブキャパシタ12に付随するキャパシタ充電電圧比較回路18及びサブキャパシタ放電制御回路19の待機消費電力により初期充電電圧値から徐々に電圧降下を示す波形となる。
時刻t3において、メインキャパシタ11の充電電圧Vmainが再び閾値電圧VHに到達すると、充電オン/オフ制御回路7のキャパシタ電圧検出回路72により、低圧検出器721の出力側はHigh、及び高圧検出器722の出力側がHighとなることから、図6及び図7に示す制御動作により、ゲートスイッチ制御回路73の出力はHighとなりゲートスイッチ82がオン状態となる。これにより、リチウムイオン二次電池92への充電動作が再び開始する。このとき、リチウムイオン二次電池92の充電電圧により、定電流又は定電圧の充電モードが選択される。たとえば、充電モードが定電流充電モードの場合、充電方式選択スイッチ83は接点zと接点xとが接続され、予め設定された電流値Iccでリチウムイオン二次電池92が充電される。このとき、リチウムイオン二次電池92への充電電流Ichgは、太陽電池モジュール1の出力インピーダンスでは供給できないほどの大きい電流値なので、メインキャパシタ11は放電モードとなり、充電電圧Vmainが閾値電圧VHから閾値電圧VLへと電圧降下していく。この間、図7に示す保持動作によりゲートスイッチ82のオン状態は保持されている。
リチウムイオン二次電池92への充電動作が再び開始すると、充電オン/オフ制御回路7の出力側からの選択スイッチ制御信号wにより、充電キャパシタ選択回路17の選択スイッチ制御回路171は、選択スイッチ172の接点cが接点bと接続されるように制御する。接点cと接点bとが接続されることにより、サブキャパシタ12の充電が開始され、充電電圧Vsubが電圧上昇を開始する。時刻t4において、充電電圧Vsubが閾値電圧VHよりも高い予め決められた閾値電圧VSに到達すると、サブキャパシタ放電制御回路19を構成するサブキャパシタ電圧検出回路192が放電スイッチ制御回路193にスイッチ制御信号VDSを送出し、放電スイッチ191をオン状態とする。これにより、充電オン/オフ制御回路7に対して、メインキャパシタ11の電圧に代えてサブキャパシタ12の電圧が供給される。このため、リチウムイオン二次電池92は、メインキャパシタ11からの充電動作が停止し、続いてサブキャパシタ12からの充電動作を開始する。このとき、メインキャパシタ11の充電電圧がサブキャパシタ12の充電電圧より低い状態となるが、メインキャパシタ逆流防止素子15により、サブキャパシタ12の放電電流がメインキャパシタ11へ流れ込むことはなく、リチウムイオン二次電池92が充電される。
太陽電池モジュール1の発電によるメインキャパシタ11の充電電圧Vmainの上昇と、リチウムイオン二次電池92への充電によるサブキャパシタ12の充電電圧Vsubの降下とにより、時刻t5において、これらの充電電圧Vmain,Vsubが電圧平衡となる電圧値Vxに到達すると、キャパシタ充電電圧比較回路18が放電スイッチ制御回路193にスイッチ制御信号VCMPを送出し、放電スイッチ191をオフ状態とする。サブキャパシタ12の充電電圧VsubがVSからVxへ降下する放電動作により、リチウムイオン二次電池92が充電され、期間Tsubにおける補助充電が可能になる。このため、リチウムイオン二次電池92が、より効率的に充電される。
以上の動作を繰り返すことにより、リチウムイオン二次電池92は、メインキャパシタ11の放電周期とサブキャパシタ12の放電周期の2つの周期により、周期的に充電されていく。リチウムイオン二次電池92の満充電が近くなり、予め決められた充電電圧に到達すると、定電圧充電モードが選択される。このとき、充電方式選択スイッチ83は、接点zと接点yとが接続され、予め設定された電圧値でリチウムイオン二次電池92が充電されるので、充電電流はIccより小さい値となり、メインキャパシタ11及びサブキャパシタ12の放電時間が長くなっていく。
以上のように、この第3の実施例では、サブキャパシタ12の充電電圧VsubがVSからVxへ降下した放電動作により、リチウムイオン二次電池92が充電されるので、期間Tsubにおける補助充電が可能になり、リチウムイオン二次電池92が第1の実施例よりも更に効率的に充電される。
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、具体的な構成は同実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更などがあっても、この発明に含まれる。
たとえば、充電オン/オフ制御回路7の回路構成は、同一の機能を有するものであれば、他の構成でも良い。また、充電制御スイッチ81は、pMOSの他、バイポーラトランジスタやリレーなどで構成し、それぞれに対応した駆動回路を付加しても良い。
この発明の電源装置は、半永久的に供給される太陽光エネルギーにより、情報端末機器などに用いられているリチウムイオン二次電池などの二次電池を充電できるため、電力インフラ(infrastructure)の整っていない場所や地域においても、情報端末機器を動作させることができる。このため、たとえば、無線ネットワークシステム、ユビキタス端末、無人監視システムなどの電源に適用できる。
この発明の第1の実施例である電源装置の電気的構成を示す回路図である。 太陽電池の日照強度に対応した出力特性を示す図である。 太陽電池の日照強度に対応した出力インピーダンス特性を示す図である。 太陽電池の温度特性を示す図である。 固定設置した太陽電池における1日の発電量の推移を示す図である。 充電オン/オフ制御回路7の動作を説明する図である。 NOR型RS−FF回路732の真理値を示す図である。 図1の電源装置におけるリチウムイオン二次電池92の充電時の動作を説明するタイムチャートである。 リチウムイオン二次電池92の充電特性を示す図である。 電気二重層キャパシタ5の充電特性を示す図である。 この発明の第2の実施例である電源装置の電気的構成を示す回路図である。 この発明の第3の実施例である電源装置の電気的構成を示す回路図である。 図12の電源装置におけるリチウムイオン二次電池92の充電時の動作を説明するタイムチャートである。
符号の説明
1 太陽電池モジュール(太陽電池)
2 第1逆流防止素子(電源装置の一部)
3 電流制限素子(電源装置の一部)
4 過電圧保護素子(電源装置の一部)
5 電気二重層キャパシタ(電力貯蔵部)
6 昇圧型DC−DCコンバータ(電源装置の一部)
7 充電オン/オフ制御回路(電圧検出部の一部)
71 LDOレギュレータ(電圧検出部の一部)
72 キャパシタ電圧検出回路(電圧検出部の一部)
721 低圧検出器(第2の比較回路、電圧検出部の一部)
722 高圧検出器(第1の比較回路、電圧検出部の一部)
723,724 基準電圧源(電圧検出部の一部)
73 ゲートスイッチ制御回路(電圧検出部の一部)
731 インバータ(INV)回路(電圧検出部の一部)
732 NOR型RS−FF回路(保持回路、電圧検出部の一部)
8 二次電池充電制御回路(充電制御部)
81 充電制御スイッチ(充電制御部の一部)
82 ゲートスイッチ(スイッチ手段、充電制御部の一部)
83 充電方式選択スイッチ(充電制御部の一部)
84 定電流充電制御回路(定電流充電制御手段の一部)
85 定電圧充電制御回路(定電圧充電制御手段の一部)
86 第2逆流防止素子(充電制御部の一部)
87 充電電流検出素子(定電流充電制御手段の一部)
88 充電電圧検出素子(定電圧充電制御手段の一部)
9 二次電池パック(二次電池)
91 充放電保護回路(二次電池の一部)
92 リチウムイオン二次電池
11 メインキャパシタ(電力貯蔵部)
12 サブキャパシタ(補助電力貯蔵部)
13 メインキャパシタ過電圧保護素子(電源装置の一部)
14 サブキャパシタ過電圧保護素子(電源装置の一部)
15 メインキャパシタ逆流防止素子(電源装置の一部)
16 サブキャパシタ逆流防止素子(電源装置の一部)
17 充電キャパシタ選択回路(補助電圧検出部の一部)
171 選択スイッチ制御回路(補助電圧検出部の一部)
172 選択スイッチ(補助電圧検出部の一部)
18 キャパシタ充電電圧比較回路(補助電圧検出部の一部)
19 サブキャパシタ放電制御回路(補助電圧検出部の一部)
191 放電スイッチ(補助電圧検出部の一部)
192 サブキャパシタ電圧検出回路(補助電圧検出部の一部)
193 放電スイッチ制御回路(補助電圧検出部の一部)

Claims (7)

  1. 太陽電池と、
    該太陽電池の起電力により充電されて電力を貯蔵する電力貯蔵部と、
    DC−DCコンバータと、
    前記電力貯蔵部に貯蔵されている電力により、前記DC−DCコンバータを介して充電される二次電池と、
    前記電力貯蔵部の電圧を検出し、該電圧が高レベル閾値電圧以上になったとき、前記二次電池を充電するための充電制御信号をアクティブモードに保持して充電開始動作を行い、この後、前記電力貯蔵部の電圧が低レベル閾値電圧になったとき、前記充電制御信号をノンアクティブモードに保持して充電停止動作を行う電圧検出部と、
    前記DC−DCコンバータと前記二次電池との間に介挿され、前記充電制御信号がアクティブモードのとき、前記電力貯蔵部に貯蔵されている電力を基に前記二次電池を充電する充電制御部とを備えてなる電源装置であって、
    前記DC−DCコンバータは、前記電圧検出部及び前記充電制御部の動作用電源として、その出力電圧を前記電圧検出部及び前記充電制御部に供給する構成になされていることを特徴とする電源装置。
  2. 太陽電池と、
    逆流電流を防止して前記太陽電池を保護する逆流防止素子と、
    該太陽電池の起電力により充電されて電力を貯蔵する電力貯蔵部と、
    該電力貯蔵部に印加される電圧を所定の定電圧に制限する過電圧保護素子と、
    DC−DCコンバータと、
    前記電力貯蔵部に貯蔵されている電力により、前記DC−DCコンバータを介して充電される二次電池と、
    前記電力貯蔵部の電圧を検出し、該電圧が高レベル閾値電圧以上になったとき、前記二次電池を充電するための充電制御信号をアクティブモードに保持して充電開始動作を行い、この後、前記電力貯蔵部の電圧が低レベル閾値電圧になったとき、前記充電制御信号をノンアクティブモードに保持して充電停止動作を行う電圧検出部と、
    前記DC−DCコンバータと前記二次電池との間に介挿され、前記充電制御信号がアクティブモードのとき、前記電力貯蔵部に貯蔵されている電力を基に前記二次電池を充電する充電制御部とを備えてなる電源装置であって、
    前記電力貯蔵部と前記太陽電池の間には、前記電力貯蔵部又は後段の各部に対する突入電流を制限するための電流制限素子が付加されていると共に、
    前記DC−DCコンバータは、前記電圧検出部及び前記充電制御部の動作用電源として、その出力電圧を前記電圧検出部及び前記充電制御部に供給する構成になされていることを特徴とする電源装置。
  3. 前記電圧検出部は、
    前記電力貯蔵部の電圧を前記高レベル閾値電圧と比較して第1の比較結果を出力する第1の比較回路と、
    前記電力貯蔵部の電圧を前記低レベル閾値電圧と比較して第2の比較結果を出力する第2の比較回路と、
    前記第1の比較結果又は前記第2の比較結果に基づいて前記充電制御信号を前記アクティブモード又は前記ノンアクティブモードに保持する保持回路とを備えてなることを特徴とする請求項1又は2記載の電源装置。
  4. 前記充電制御部は、
    前記充電制御信号が前記アクティブモードのときにオン状態となって前記電力貯蔵部に貯蔵されている電力を基に前記二次電池を充電するスイッチ手段と、
    前記二次電池の電圧が所定の閾値よりも小さいとき、所定の定電流で前記二次電池を充電する定電流充電制御手段と、
    前記二次電池の電圧が前記所定の閾値以上になったとき、所定の定電圧で前記二次電池を充電する定電圧充電制御手段とを備えてなることを特徴とする請求項1又は2記載の電源装置。
  5. 前記電力貯蔵部は、電気二重層キャパシタで構成され、
    該電気二重層キャパシタは、
    前記太陽電池よりも内部インピーダンスが低く設定されていることを特徴とする請求項1又は2記載の電源装置。
  6. 補助電力貯蔵部と、
    前記充電制御信号が前記アクティブモードのとき、前記太陽電池の起電力により前記補助電力貯蔵部を充電し、該補助電力貯蔵部の電圧が前記高レベル閾値電圧よりも高くなったとき、前記電圧検出部に対して、前記電力貯蔵部の電圧に代えて前記補助電力貯蔵部の電圧を供給して検出させる補助電圧検出部とが付加されていることを特徴とする請求項1又は2記載の電源装置。
  7. 前記補助電力貯蔵部は、電気二重層キャパシタで構成され、
    該電気二重層キャパシタは、
    前記太陽電池よりも内部インピーダンスが低く設定されていることを特徴とする請求項記載の電源装置。
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