JP4131632B2 - ポリッシング装置及び研磨パッド - Google Patents

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    • H01L21/302Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26 to change their surface-physical characteristics or shape, e.g. etching, polishing, cutting
    • H01L21/306Chemical or electrical treatment, e.g. electrolytic etching
    • H01L21/30625With simultaneous mechanical treatment, e.g. mechanico-chemical polishing

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、研磨パッド、特に半導体基板等の被研磨物を平坦且つ鏡面状に研磨するための研磨パッドに関するものである。また、本発明は、かかる研磨パッドを備えたポリッシング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年の半導体デバイスの高集積化に伴う配線の微細化、及び多層化の要求によって、半導体基板の表面の平坦度が要求されている。即ち、配線の微細化によって、光リソグラフィに用いる光の波長としてより短いものを使用するようになり、このような短波長の光は基板上の焦点位置での許容される高低差がより小さくなる。従って、焦点位置での高低差が小さいこと、即ち基板表面の高い平坦度が必要となってくる。このため、化学機械研磨(CMP)により半導体基板の表面の凹凸を除去してその表面を平坦化することが行われている。
【0003】
上記化学機械研磨においては、所定時間の研磨を行なった後に所望の位置で研磨を終了する必要がある。例えば、CuやAlなどの金属配線の上部にSiO等の絶縁層(この後の工程で絶縁層の上に更に金属などの層を形成するため、このような絶縁層は層間膜と呼ばれる。)を残したい場合がある。このような場合、研磨を必要以上に行なうと下層の金属膜が表面に露出してしまうので、層間膜を所定の膜厚だけ残すように研磨を終了する必要がある。
【0004】
また、半導体基板上に予め所定パターンの配線用の溝を形成しておき、その中にCu(銅)又はその合金を充填した後に、表面の不要部分を化学機械研磨(CMP)により除去する場合がある。Cu層をCMPプロセスにより研磨する場合、配線用溝の内部に形成されたCu層のみを残して半導体基板からCu層を選択的に除去することが必要とされる。即ち、配線用の溝部以外の箇所では、(SiOなどからなる)絶縁膜が露出するまでCu層を除去することが求められる。
【0005】
この場合において、過剰研磨となって、配線用の溝内のCu層を絶縁膜と共に研磨してしまうと、回路抵抗が上昇し、半導体基板全体を廃棄しなければならず、多大な損害となる。逆に、研磨が不十分で、Cu層が絶縁膜上に残ると、回路の分離がうまくいかず、短絡が起こり、その結果、再研磨が必要となり、製造コストが増大する。このような事情は、Cu層に限らず、Al層等の他の金属膜を形成し、この金属膜をCMPプロセスで研磨する場合も同様である。
【0006】
このため、光学式センサを用いてCMPプロセスの加工終点を検出することがなされている。即ち、投光素子と受光素子とを備えた光学式センサを設置し、この光学式センサから半導体基板の被研磨面に光を照射する。そして、被研磨面における光の反射率の変化を検知して被研磨面上の絶縁膜や金属膜の膜厚を測定し、CMPプロセスの加工終点を検出している。
【0007】
研磨テーブルの上面に貼設される研磨パッドは、通常、光の透過率が低い。従って、研磨パッドの下方から半導体基板の被研磨面に光を照射する場合には、光を透過させるために透過率の高い透光窓部材を研磨パッドに設置し、この透光窓部材を介して光学式センサからの光が半導体基板の被研磨面に照射される。
【0008】
図14は、上述した透光窓部材を含む従来の2層研磨パッドの部分拡大断面図である。研磨パッド310は上層パッド311と下層パッド312とから構成されており、上層パッド311には、透光窓部材341を配置するための窓孔311aが形成されている。また、下層パッド312には、この窓孔311aよりも小さな径の通光孔312aが形成されている。これら径の異なる孔311a,312aによって段部313が形成されている。
【0009】
このような研磨パッド310を製作する場合には、上層パッド311の下面と下層パッド312の上面にそれぞれ接着剤を塗布し、上層パッド311と下層パッド312とを上下方向に押圧してこれらを接着する。そして、窓孔311aに透光窓部材341を嵌め込む。この透光窓部材341は段部313の上面に塗布された接着剤によって下層パッド312に接着される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、研磨時の研磨圧力により透光窓部材が撓んでしまうと、光が十分に透光窓部材を透過しなかったり、透光窓部材内で散乱してしまったりして、正確且つ安定的な膜厚測定ができない場合がある。
【0013】
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、光学式センサによる膜厚の測定を正確に且つ安定して行なうことができる研磨パッドを提供することを目的とする。また、本発明は、かかる研磨パッドを備えたポリッシング装置を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】
このような従来技術による問題点を解決するため、本発明の第1の態様は、光を透過させる透光窓部材を配置するための窓孔が形成された研磨パッドであって、前記透光窓部材と該透光窓部材の下面を支持する透光支持部材との間に、前記透光窓部材及び前記透光支持部材と共に光学系を形成し、変形後に元の形状に回復する形状記憶性を有するジェル状のポリエステル系エラストマーからなる補強部材を介在させたことを特徴とする研磨パッドである。
【0024】
研磨時の研磨圧力により透光窓部材が撓んでしまうと、光が十分に透光窓部材を透過しなかったり、透光窓部材内で散乱してしまったりして、正確且つ安定的な膜厚測定ができない場合がある。上述のように、透光窓部材と透光支持部材との間に柔軟性に優れた補強部材を介在させることで、透光窓部材の支持が補強され、これにより研磨時の研磨圧力により透光窓部材が撓んでしまうことが防止される。従って、光学式センサによる膜厚の測定を正確に且つ安定して行なうことが可能となる。また、上記補強部材は密着性に優れているため、光学式センサのための光学系を維持して正確且つ安定的な膜厚測定を行なうことができる。
【0026】
また、本発明の第の態様は、上記研磨パッドを貼設した研磨テーブルと、被研磨物を保持して上記研磨テーブルの研磨パッドに押圧するトップリングとを備えたことを特徴とするポリッシング装置である。
【0029】
【発明の実施の形態】
磨パッドを備えたポリッシング装置の一例について図1乃至図7を参照して詳細に説明する。
図1は、ポリッシング装置の全体構成を示す概略図である。図1に示すように、ポリッシング装置は、上面に研磨パッド10が貼設された研磨テーブル20と、被研磨物である半導体基板Wを保持して研磨パッド10の上面に押圧するトップリング30とを備えている。研磨パッド10の上面は、被研磨物である半導体基板Wと摺接する研磨面を構成している。なお、微細な砥粒(CeO等からなる)を樹脂等のバインダで固めた固定砥粒板の上面を研磨面として構成することもできる。
【0030】
研磨テーブル20は、その下方に配置されるモータ21に連結されており、矢印で示すようにその軸心回りに回転可能になっている。また、研磨テーブル20の上方には研磨液供給ノズル22が設置されており、この研磨液供給ノズル22から研磨パッド10上に研磨液Qが供給されるようになっている。
【0031】
トップリング30は、トップリングシャフト31に連結されており、このトップリングシャフト31を介してモータ及び昇降シリンダ(図示せず)に連結されている。これによりトップリング30は、矢印で示すように昇降可能且つトップリングシャフト31回りに回転可能となっている。また、トップリング30はその下面にポリウレタン等の弾性マット32を備えており、この弾性マット32の下面に、被研磨物である半導体基板Wが真空等によって吸着、保持される。このような構成により、トップリング30は自転しながら、その下面に保持した半導体基板Wを研磨パッド10に対して任意の圧力で押圧することができるようになっている。なお、トップリング30の下部外周部には、半導体基板Wの外れ止めを行なうガイドリング33が設けられている。
【0032】
図1に示すように、研磨テーブル20の内部には、半導体基板Wの被研磨面に形成された絶縁膜や金属膜の膜厚を測定する光学式センサ40が設置されている。この光学式センサ40は、投光素子と受光素子を備えており、投光素子から半導体基板Wの被研磨面に光を照射し、被研磨面からの反射光を受光素子で受光するように構成されている。この場合、投光素子から発せられる光は、レーザー光又はLEDによる光であり、場合によっては白色光も考えられる。
【0033】
ここで、研磨パッド10には、光学式センサ40の光を透過させるための円柱状の透光窓部材41(例えば外径18mm)が取付けられている。図2は、透光窓部材41を含む研磨パッド10の部分拡大断面図である。この研磨パッド10は、上層パッド11と下層パッド12とを有しており、2層構造の研磨パッドとなっている。例えば、上層パッド11としてロデール社製のIC−1000などの発泡ポリウレタン、下層パッド12としてロデール社製のSUBA400などの不織布などを用いることができる。また、透光窓部材41は、透過率の高い材質で形成されており、例えば、無発泡ポリウレタンなどにより形成される。通常、上層パッドとしては硬質なものが使用され、下層パッドとしては上層パッドに比べて軟質なものが使用される。
【0034】
図2に示すように、透光窓部材41は、上層パッド11に形成された窓孔11a内に配置されている。下層パッド12には、上記窓孔11aと略同径の通光孔12aが形成されている。そして、上層パッド11と下層パッド12との間には、上下面に接着剤を塗布した透明接着フィルム13が配置されており、この透明接着フィルム13によって上層パッド11と下層パッド12とが互いに接着されている。この透明接着フィルム13としては、例えば、厚さ50μmのPET(ポリエチレンテレフタレート)芯体の上下面にアクリルゴム系粘着剤を塗布したものを用いることができる。
【0035】
このとき、透光窓部材41の下面は全面に亘って透明接着フィルム13に接触しており、透光窓部材41の下面全面が透明接着フィルム13に接着される。このため、透光窓部材41の接着面積が従来のものに比べて大きくなるので、接着強度を高めることができ、透光窓部材41が研磨パッド10から剥がれることを防止することができる。従って、研磨液Qの透光窓部材41の下面へのリークがなくなるので、高品質の研磨を実現すると共に、光学式センサ40による膜厚の測定を正確に且つ安定して行なうことが可能となる。
【0036】
また、透光窓部材41と下層パッド12とは透明接着フィルム13によって完全に分離された構造となり、透光窓部材41と光学式センサ40との間に透過率の低い研磨液が入り込むことを防止することができるので、光学式センサ40による膜厚の測定を正確に且つ安定して行なうことが可能となる。
【0037】
ところで、光学式センサ40の配線42は、研磨テーブル20及び研磨テーブル支持軸20a内を通り、研磨テーブル支持軸20aの軸端に設けられたロータリコネクタ43を経由してコントローラ44に接続されている。このコントローラ44は表示装置(ディスプレイ)45に接続されている。あるいは、図示しない無線信号伝達手段によりセンサ40からコントローラ44に膜厚測定信号を伝えることとしてもよい。
【0038】
図3は、図1に示すポリッシング装置の研磨テーブル20の平面図である。図3において、符号Cは研磨テーブル20の回転中心であり、符号Cはトップリング30に保持された半導体基板Wの中心である。図3に示すように、研磨テーブル20内の光学式センサ40は、トップリング30に保持された研磨中の半導体基板Wの中心Cを通過する位置に配置されている。光学式センサ40は、半導体基板Wの下方を通過している間、通過軌跡上で連続的に半導体基板Wの被研磨面の膜厚を検出できるようになっている。なお、検出時間の間隔を短くするため、図3の仮想線で示すように光学式センサ40を追加してテーブル上に2ヶ以上の光学式センサを設けてもよい。
【0039】
研磨テーブル20が一回転する毎に、光学式センサ40の投光素子からの光が透光窓部材41を通過して半導体基板Wの被研磨面に投光され、被研磨面からの反射光が光学式センサ40の受光素子で受光される。そして、受光素子で受光された光は、コントローラ44により処理され、被研磨面上の膜厚が測定される。
【0040】
ここで、光学式センサを用いてSiO等の絶縁膜やCu,Al等の金属膜の膜厚を検出する原理を簡単に説明する。光学式センサにおける膜厚測定の原理は、膜とその隣接媒体によって引き起こされる光の干渉を利用している。基板上の薄膜に光を入射すると、まず一部の光は膜の表面で反射され、残りは透過していく。この透過した光の一部は更に基板面で反射され、残りは透過していくが、基板が金属の場合には吸収されてしまう。干渉はこの膜の表面反射光と基板面反射光の位相差によって発生し、位相が一致した場合は互いに強め合い、逆になった場合は弱め合う。つまり入射光の波長、膜厚、膜の屈折率に応じて反射強度が変化する。基板で反射した光を回折格子等で分光し、各波長における反射光の強度をプロットしたプロファイルを解析して基板上に形成された膜の厚みを測定することができる。
【0041】
また、別の光学式センサの方式として、基板上の薄膜に単色光(単一波長光)もしくは白色光を入射し、その際、薄膜表面の反射率と基板表面の反射率とを重ね合わせた反射率を反射光によって測定することとしてもよい。反射率は研磨される膜の膜厚や膜種により変化するので、その反射率の変化点を監視することで加工終点を検出することができる。
【0042】
次に、上述の研磨パッド10の製造工程について説明する。
▲1▼発泡ポリウレタンからなる上層パッド11を用意し、所定の位置に窓孔11aを形成する(図4)。
▲2▼上層パッド11の窓孔11aに無発泡ポリウレタン14を流し込み、この無発泡ポリウレタン14と上層パッド11とを溶着(接着)させる(図5)。これによって、窓孔11a内に無発泡ポリウレタンからなる透光窓部材41が形成される。なお、窓孔11aに対応した形状の透光窓部材41を別途製作しておいて、これを上記窓孔11aに嵌め込むこととしてもよい。
▲3▼このようにしてできた上層パッド11及び透光窓部材41を所定の厚さ(例えば1.9mm)にスライスする(図6)。
▲4▼下層パッド12に上層パッド11の窓孔11aと同径の通光孔12aを形成し、この下層パッド12と上記スライスされた上層パッド11との間に、上下面に接着剤を塗布した透明接着フィルム13を配置する(図7)。
▲5▼上層パッド11と下層パッド12とを上下方向に押圧することによって、上層パッド11と下層パッド12とが接着され、図2に示すような研磨パッド10が完成する。
【0043】
ここで、上層パッド11の窓孔11aに無発泡ポリウレタン14を流し込んで透光窓部材41を形成した場合には、透光窓部材41と上層パッド11との間に隙間が生じないように研磨パッド10を形成することが可能となる。従って、透光窓部材41と上層パッド11との間の隙間に研磨液が固着することがなく、研磨液の固着に起因する半導体基板Wのスクラッチを防止することが可能となる。
【0044】
次に、上記構成のポリッシング装置の研磨動作について説明する。
トップリング30の下面に保持された半導体基板Wは、回転している研磨テーブル20の上面の研磨パッド10に押圧される。このとき、研磨液供給ノズル22から研磨パッド10上に研磨液Qを供給する。これによって、半導体基板Wの被研磨面(下面)と研磨パッド10の間に研磨液Qが存在した状態でポリッシングが行われる。
【0045】
この研磨中に、研磨テーブル20が一回転する毎に、光学式センサ40が半導体基板Wの被研磨面の直下を通過する。光学式センサ40は、半導体基板Wの中心Cを通る軌道上に設置されているため、光学式センサ40の移動に伴って半導体基板Wの被研磨面の円弧状の軌道上で連続的に膜厚検出が可能である。即ち、光学式センサ40の投光素子からの光が研磨パッド10の下層パッド12の通光孔12a及び透光窓部材41を通って半導体基板Wの被研磨面に到達する。被研磨面における反射光は光学式センサ40の受光素子で受光され、被研磨面の膜厚が測定される。光学式センサ40の信号を処理し、モニタすることにより所定厚の薄膜に研磨されたことが検出され、CMPプロセスの加工終点を決定することができる。
【0046】
上述のでは、2層研磨パッドを例として説明したが、研磨パッドはこれに限られず、3層以上の多層研磨パッドを用いることができる。この場合には、透光窓部材の下面に接触する位置に透明接着フィルムを配置すればよい。
【0047】
また、上述のでは、研磨テーブル上に貼設された研磨パッドを使用する例について説明したが、これに限られるものではない。例えば、図8に示すように、研磨面としてベルト状の研磨パッド51を備えたポリッシング装置であってもよい。図8に示すポリッシング装置においては、表面に砥粒を有するベルト(研磨パッド)51が2つの回転ドラム52,53間に張設されており、この回転ドラム52,53が回転することにより、ベルト51が矢印54方向に循環回転運動又は往復直線運動を行なう。上下のベルト間には支持台55が配置されており、トップリング56に保持された半導体基板Wがベルト51及び支持台55に対して押圧され、その表面が研磨される。支持台55には図示しない光学式センサが埋設され、この光学式センサによってトップリング56に保持された半導体基板Wに光を入射してその反射光を測定して半導体基板Wの被研磨面に形成された絶縁膜や金属膜の膜厚が測定される。このようなポリッシング装置においても、研磨パッド51の上記光学式センサに対応する位置に透光窓部材41を取付けることができる。
【0048】
次に、研磨パッドの他の例について図9及び図10を参照して詳細に説明する。図9は研磨パッドを示す部分拡大断面図、図10は図9に示す研磨パッドの底面図である。なお、上述のにおける部材又は要素と同一の作用又は機能を有する部材又は要素には同一の符号を付し、特に説明しない部分については上述と同様である。
【0049】
上述したにおける透光窓部材41は、上層パッド11(IC−1000)と同質の硬質なポリウレタンなどにより形成されているので、ドレッサにより研磨パッド10の表面を再生(ドレッシング)した場合には、透光窓部材41の表面にスクラッチが入ることがある。このようなスクラッチは、研磨時に半導体基板にスクラッチが入る原因となり得る。
【0050】
また、上述したにおいては、透光窓部材41の下部は薄膜の透明接着フィルム13によって支持されるだけである(図2参照)。従って、研磨パッド10のドレッシング時においては、透明接着フィルム13の弾性により透光窓部材41が下方に押し下げられた状態で、研磨パッド10の表面がドレッサにより削られる。ドレッシング終了後は、透明接着フィルム13の弾性により透光窓部材41が元の位置に押し上げられるため、ドレッシングにより削られた分だけ透光窓部材41が研磨パッド10の表面から突出してしまう。上述したように、透光窓部材41は硬質の材料から形成されているため、透光窓部材41が研磨パッド10の表面から突出した状態で半導体基板の研磨を行なうと、半導体基板を傷つけてしまうおそれがある。
【0051】
これらの観点から、この例においては、透光窓部材141を上層パッド11(IC−1000)よりも軟質な材料、より好ましくは、上層パッド11よりも軟質であり且つ下層パッド12よりも硬質な材料から形成し、このような軟質の透光窓部材141を上層パッド11の窓孔11aに配置している。上層パッド11よりも軟質な透光窓部材141を用いることにより、研磨パッド110のドレッシング時に透光窓部材141の表面にスクラッチが入りにくくなるので、研磨時に半導体基板にスクラッチが入ることを防止することができる。また、透光窓部材141が軟質であるので、ドレッシング終了後に透光窓部材141が研磨パッド110の表面から突出することとなっても、研磨時に半導体基板が傷つきにくくなる。
【0052】
また、この例では、図9に示すように、透光窓部材141の下方に、シール性及び弾力性に優れた支持シール材120が配置されている。この支持シール材120は、図10に示すように環状をなしており、下層パッド12の通光孔12aの内周面に設けられている。この例における支持シール材120は、シール性及び弾力性に優れた接着剤から構成されている。
【0053】
このように、透光窓部材141は、シール性に優れた支持シール材120によって支持されるので、透光窓部材141の下面への研磨液のリークが少なくなり、高品質の研磨を実現すると共に、光学式センサによる膜厚の測定を正確に且つ安定して行なうことが可能となる。また、支持シール材120により透光窓部材141と光学式センサとの間に透過率の低い研磨液が入り込むことが防止されるため、光学式センサによる膜厚の測定を正確に且つ安定して行なうことが可能となる。更に、透光窓部材141は、弾力性に優れた支持シール材120によって強固に支持されるので、研磨パッド110のドレッシング時に透光窓部材141が下方に押し下げられにくくなり、ドレッシング終了後における透光窓部材141の突出を防止することができる。従って、上述した透光窓部材141を軟質の材料で形成することと相俟って、半導体基板のスクラッチをより効果的に防止することが可能となる。
【0054】
なお、この例においては、透光窓部材141と上層パッド11及び下層パッド12とは、シール性に優れた接着剤130により接着されており、透光窓部材141と上層パッド11及び下層パッド12との間に隙間が生じないようにしている。従って、透光窓部材141と上層パッド11及び下層パッド12との間の隙間に研磨液が固着することがなく、研磨液の固着に起因する半導体基板のスクラッチが防止される。
【0055】
次に、本発明に係る研磨パッドの実施形態について図11を参照して詳細に説明する。図11は、本発明の実施形態における研磨パッドを示す部分拡大断面図である。なお、上述のにおける部材又は要素と同一の作用又は機能を有する部材又は要素には同一の符号を付し、特に説明しない部分については上述と同様である。
【0056】
図11に示すように、本実施形態における透光窓部材241は、アクリル樹脂などからなる透光支持部材220によって支持されている。ここで、透光窓部材241と透光支持部材220との間には、柔軟性及び密着性に優れた補強部材230(例えば、屈折率1〜2程度)が配置されている。この補強部材230としては、例えば厚さ1.27mm(50mil)のジェル状のエラストマーを用いることができる。これらの透光窓部材241、補強部材230、及び透光支持部材220により、図11に示すような光学系(例えば、屈折率1.4)が形成されており、例えば、波長800nmのレーザー光源から鉛直方向に対して6°〜48°の角度でレーザー光を半導体基板に入射することにより基板の膜厚が測定される。
【0057】
ここで、研磨時の研磨圧力により透光窓部材が撓んでしまうと、光が十分に透光窓部材を透過しなかったり、透光窓部材内で散乱してしまったりして、正確且つ安定的な膜厚測定ができない場合がある。例えば平均粒子径が約0.2μmと大きいセリアスラリー(CeO)を砥粒として用いた場合には、通常でも半導体基板に光が届きにくいので、なおさらである。本実施形態では、上述したように、透光窓部材241と透光支持部材220との間に柔軟性に優れた補強部材230を介在させることで、透光窓部材241の支持が補強され、これにより研磨時の研磨圧力により透光窓部材241が撓んでしまうことが防止される。なお、補強部材230は、下層パッド12(SUBA400)と同程度の柔軟性を有することが好ましい。
【0058】
また、上記補強部材230は密着性に優れているため、上述した光学系を維持して正確且つ安定的な膜厚測定を行なうことができる。補強部材230の内部に気泡が発生すると光の散乱を招くので、補強部材230は気泡を発生しないものが好ましい。また、補強部材230は、変形後に元の形状に回復する性質(形状記憶性)を有することが好ましく、例えばポリエステル系エラストマーなどの形状記憶性を有するエラストマーを補強部材230として用いることが好ましい。
【0059】
図11においては、透光支持部材220の上部に設けられた凸部220aにより補強部材230を支持した例を説明したが、透光支持部材220に凸部220aを設けずに例えば図12のような構成としてもよい。また、補強部材230の外径も図11及び図12に示したものに限られるものではなく、例えば図13に示すように、透光支持部材220、透光窓部材241、及び補強部材230の外径を同一に構成してもよい。なお、光の散乱を少なくして、より正確な膜厚測定を行なうためには、図11及び図12に示すように、Xe(キセノン)やハロゲンなどの光源からほぼ鉛直に光を半導体基板に入射して基板の膜厚を測定することが好ましい。
【0060】
上述した実施形態では、2層研磨パッドを例として説明したが、研磨パッドはこれに限られず、3層以上の多層研磨パッド、あるいは単層研磨パッドであってもよい。
【0061】
これまで本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施されてよいことは言うまでもない。
【0066】
【発明の効果】
研磨時の研磨圧力により透光窓部材が撓んでしまうと、光が十分に透光窓部材を透過しなかったり、透光窓部材内で散乱してしまったりして、正確且つ安定的な膜厚測定ができない場合がある。上述のように、透光窓部材と透光支持部材との間に柔軟性に優れた補強部材を介在させることで、透光窓部材の支持が補強され、これにより研磨時の研磨圧力により透光窓部材が撓んでしまうことが防止される。従って、光学式センサによる膜厚の測定を正確に且つ安定して行なうことが可能となる。また、上記補強部材は密着性に優れているため、光学式センサのための光学系を維持して正確且つ安定的な膜厚測定を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 リッシング装置の全体構成を示す概略図である。
【図2】 磨パッドを示す部分拡大断面図である。
【図3】図1に示すポリッシング装置の研磨テーブルの平面図である。
【図4】図2に示す研磨パッドの製造過程を示す縦断面図である。
【図5】図2に示す研磨パッドの製造過程を示す縦断面図である。
【図6】図2に示す研磨パッドの製造過程を示す縦断面図である。
【図7】図2に示す研磨パッドの製造過程を示す縦断面図である。
【図8】 他のポリッシング装置を示す斜視図である。
【図9】 他の研磨パッドを示す部分拡大断面図である。
【図10】図9に示す研磨パッドの底面図である。
【図11】 本発明の実施形態における研磨パッドを示す部分拡大断面図である。
【図12】 本発明の実施形態における研磨パッドの変形例を示す部分拡大断面図である。
【図13】 本発明の実施形態における研磨パッドの変形例を示す部分拡大断面図である。
【図14】従来の研磨パッドを示す部分拡大断面図である。
【符号の説明】
10 研磨パッド
11 上層パッド
11a 窓孔
12 下層パッド
12a 通光孔
13 透明接着フィルム
20 研磨テーブル
20a 研磨テーブル支持軸
21 モータ
22 研磨液供給ノズル
30 トップリング
31 トップリングシャフト
32 弾性マット
33 ガイドリング
40 光学式センサ
41,141,241 透光窓部材
42 配線
43 ロータリコネクタ
44 コントローラ
45 表示装置
120 支持シール材
130 接着剤
220 透光支持部材
230 補強部材

Claims (2)

  1. 光を透過させる透光窓部材を配置するための窓孔が形成された研磨パッドであって、
    前記透光窓部材と該透光窓部材の下面を支持する透光支持部材との間に、前記透光窓部材及び前記透光支持部材と共に光学系を形成し、変形後に元の形状に回復する形状記憶性を有するジェル状のポリエステル系エラストマーからなる補強部材を介在させたことを特徴とする研磨パッド。
  2. 前記請求項に記載の研磨パッドを貼設した研磨テーブルと、
    被研磨物を保持して前記研磨テーブルの研磨パッドに押圧するトップリングとを備えたことを特徴とするポリッシング装置。
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