JP4131597B2 - 抜取具 - Google Patents
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F04D29/62—Mounting; Assembling; Disassembling of radial or helico-centrifugal pumps
- F04D29/628—Mounting; Assembling; Disassembling of radial or helico-centrifugal pumps especially adapted for liquid pumps
-
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- F04D1/00—Radial-flow pumps, e.g. centrifugal pumps; Helico-centrifugal pumps
- F04D1/06—Multi-stage pumps
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、輪切バレル形遠心ポンプの主軸に焼き嵌め固定した羽根車を当該主軸から抜き取る抜取具に関する。
【0002】
【従来の技術】
輪切バレル形遠心ポンプの一例の要部の概略構造を図6に示す。
【0003】
図6に示すように、回転駆動可能に支持された主軸1には、羽根車2が当該主軸1の軸心方向に沿って複数段焼き嵌め固定されている。これら羽根車2は、輪切形の内部ケーシング4で各段ごとに包囲されている。これら内部ケーシング4と羽根車2との間には、案内羽根3がそれぞれ設けられている。これら内部ケーシング4は、吸込口5aおよび吐出口5bを有する外部ケーシング5で包囲されている。なお、6はケーシングカバーである。
【0004】
このような遠心ポンプでは、主軸1を回転させて羽根車2を回転させることにより、水が吸込口5aから吸い込まれて内部ケーシング4内に流入し、案内羽根3で案内されながら羽根車2の回転によって遠心力を与えられ、吐出口5bから圧力エネルギを増加されながら吐出される。
【0005】
このような輪切バレル形遠心ポンプにおいて、保守点検等により分解する場合には、ケーシングカバー6を外して、主軸1と共に羽根車2、案内羽根3、内部ケーシング4を外部ケーシング5から一体的に取り外した後、吐出側の段から案内羽根3、羽根車2、内部ケーシング4の順で主軸1から抜き取るようにする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、羽根車2を主軸1から抜き取る場合には、羽根車2が主軸1に対して焼き嵌め固定されているため、羽根車2をバーナ等で加熱しながらハンマ等で叩き出す必要がある。しかしながら、羽根車2の叩き出し側には内部ケーシング4が位置しているため、羽根車2に打力を加えるのが容易ではなく、多大な労力と時間を要してしまっていた。
【0007】
このため、前述したような輪切バレル形遠心ポンプにおいて、主軸1に焼き嵌め固定した羽根車2を容易に抜き取れるようにすることが強く望まれていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前述した課題を解決するための、本発明は、輪切バレル形遠心ポンプの羽根車の抜取具であって、ガイドロッドと、前記ガイドロッドにスライド移動可能に取り付けられたカウンタと、前記ガイドロッドの一端側に設けられ、前記カウンタのスライド移動を規制するストッパと、前記ガイドロッドを輪切バレル形遠心ポンプの主軸の軸心方向に沿わせるように当該ガイドロッドの他端側を当該輪切バレル形遠心ポンプの内部ケーシングに着脱可能に連結させる連結手段とを備え、前記連結手段が、前記ガイドロッドの他端に形成されたおねじ部と、前記内部ケーシングに形成されて前記ガイドロッドの前記おねじ部と螺合するめねじ部とを備えてなり、前記ガイドロッドを複数有すると共に、これらガイドロッドに前記カウンタおよび前記ストッパが各々設けられ、前記めねじ部が前記内部ケーシングの周方向に沿って所定の間隔で複数形成されると共に、各前記カウンタが互いに一体的に連結し、さらに、前記カウンタが、前記ガイドロッドにスライド移動可能に取り付けられた本体と、前記本体の両端側に設けられたフランジとからなり、前記ガイドロッドと同軸をなして前記ストッパの当該ガイドロッド他端側面上に取り付けられて、前記カウンタの前記ガイドロッド他端側の前記フランジの外径と同一の内径の円筒状をなすと共に、当該カウンタの前記ガイドロッド一端側を突出させるように当該カウンタが内部に配設され、前記ガイドロッド一端寄りの外周面に内部と外部とを連通する連通孔が形成されたシリンダと、前記シリンダの前記ガイドロッド一端側端部に取り付けられて、前記カウンタの本体の外径と同一の内径をなす環型の蓋板と、前記シリンダの前記ガイドロッド他端側の内部に高圧縮した空気をショット的に送給するエアコンプレッサとを設けたことを特徴とする抜取具である。
【0013】
また、本発明は、輪切バレル形遠心ポンプの羽根車の抜取具であって、ガイドロッドと、前記ガイドロッドにスライド移動可能に取り付けられたカウンタと、前記ガイドロッドの一端側に設けられ、前記カウンタのスライド移動を規制するストッパと、前記ガイドロッドを輪切バレル形遠心ポンプの主軸の軸心方向に沿わせるように当該ガイドロッドの他端側を当該輪切バレル形遠心ポンプの内部ケーシングに着脱可能に連結させる連結手段とを備え、前記連結手段が、前記内部ケーシングに着脱可能に巻き付けられるバンドと、前記バンドに一体的に設けられ、前記ガイドロッドの前記おねじ部と螺合するめねじ部を有する連結ブロックとを備えてなり、前記ガイドロッドを複数有すると共に、これらガイドロッドに前記カウンタおよび前記ストッパが各々設けられ、前記連結ブロックが前記バンドの長手方向に沿って所定の間隔で複数設けられ、さらに、前記カウンタが、前記ガイドロッドにスライド移動可能に取り付けられた本体と、前記本体の両端側に設けられたフランジとからなり、前記ガイドロッドと同軸をなして前記ストッパの当該ガイドロッド他端側面上に取り付けられて、前記カウンタの前記ガイドロッド他端側の前記フランジの外径と同一の内径の円筒状をなすと共に、当該カウンタの前記ガイドロッド一端側を突出させるように当該カウンタが内部に配設され、前記ガイドロッド一端寄りの外周面に内部と外部とを連通する連通孔が形成されたシリンダと、前記シリンダの前記ガイドロッド一端側端部に取り付けられて、前記カウンタの本体の外径と同一の内径をなす環型の蓋板と、前記シリンダの前記ガイドロッド他端側の内部に高圧縮した空気をショット的に送給するエアコンプレッサとを設けたことを特徴とする抜取具である。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明による抜取具の第一番目の実施の形態を図1を用いて説明する。なお、図1は、その概略説明図である。ただし、輪切バレル形遠心ポンプについては、前述した従来の技術の説明で用いた符号と同様な符号を用いることにより、その説明を省略する。
【0016】
図1に示すように、複数(本実施の形態では二本)のガイドロッド11には、当該ガイドロッド11の外径と同一の内径をなす円筒型のカウンタ12が当該ガイドロッド11の軸心方向に沿ってスライド移動できるようにそれぞれ嵌合している。これらガイドロッド11の一端および他端寄りには、上記カウンタ12のスライド移動を規制するフランジ型のストッパ13,14がそれぞれ取り付けられている。これらガイドロッド11の他端には、おねじ部11aがそれぞれ形成されている。
【0017】
一方、輪切バレル形遠心ポンプの各内部ケーシング4の吐出側端面には、ガイドロッド11の上記おねじ部11aと螺合するめねじ部4aが当該内部ケーシング4の周方向に所定の間隔で複数(本実施の形態では等間隔で二箇所)それぞれ形成されている。
【0018】
つまり、ガイドロッド11のおねじ部11aを内部ケーシング4のめねじ部4aに螺合すると、当該ガイドロッド11を主軸1の軸心方向に沿わせるように内部ケーシング4に着脱可能に連結することができるのである。このような上記おねじ部11a、上記めねじ部4aなどにより、本実施の形態では連結手段を構成している。
【0019】
このような抜取具を用いて、主軸1に焼き嵌め固定された羽根車2を当該主軸1から抜き取る場合には、最も吐出側寄りの段の内部ケーシング4の上記めねじ部4aにガイドロッド11のおねじ部11aを各々螺合して内部ケーシング4にガイドロッド11を一体的に連結した後、最も吐出側寄りの段の羽根車2をバーナ等で必要十分に加熱したら、各カウンタ12をガイドロッド11の一端側から他端側へ向けてそれぞれスライド移動させてストッパ14に同時に衝突させる。これにより、上記衝撃力がガイドロッド11および内部ケーシング4を介して羽根車2に伝達し、当該羽根車2に吐出側方向への力が加わるので、当該羽根車2が主軸1から外れる。
【0020】
このようにして最も吐出側寄りの段の羽根車2を主軸1から抜き取ったら、上記内部ケーシング4から上記ガイドロッド11を取り外し、以下、上述と同様な手順を各段ごとに順次繰り返すことにより、主軸1からすべての羽根車2を抜き取ることが容易にできる。
【0021】
したがって、このような抜取具を用いれば、輪切バレル形遠心ポンプにおいて、主軸1に焼き嵌め固定した羽根車2を容易に抜き取ることができる。
【0022】
本発明による抜取具の第二番目の実施の形態を図2,3を用いて説明する。なお、図2は、その概略構造図、図3は、図2の III−III 線断面矢視図である。ただし、輪切バレル形遠心ポンプおよび前述した実施の形態で説明した部材と同様な部材については、前述した従来の技術および実施の形態の説明で用いた符号と同様な符号を用いることにより、その説明を省略する。
【0023】
図2,3に示すように、各ガイドロッド11にスライド移動可能に嵌合する各カウンタ12は、主軸1の外径よりも大きな内径をなして当該主軸1を内側に介在させる環状の連結体25で互いに一体的に連結されている。
【0024】
つまり、これらカウンタ12のうちのいずれかのカウンタ12がスライド移動すれば、他のカウンタ12も同時にスライド移動できるようになっているのである。
【0025】
このため、複数のカウンタ12を同時にスライド移動させることが容易にできる。
【0026】
したがって、本実施の形態によれば、前述した実施の形態の場合と同様な効果を得ることができるのはもちろんのこと、複数のカウンタ12を同時にスライド移動させることが容易にできるので、前述した実施の形態の場合よりも、効率よく作業を行うことができる。
【0027】
本発明による抜取具の第三番目の実施の形態を図4を用いて説明する。なお、図4は、その概略構造図である。ただし、輪切バレル形遠心ポンプおよび前述した実施の形態で説明した部材と同様な部材については、前述した従来の技術および実施の形態の説明で用いた符号と同様な符号を用いることにより、その説明を省略する。
【0028】
図4に示すように、ストッパ14のガイドロッド11他端側面上には、カウンタ12のガイドロッド11他端側のフランジ12aの外径と同一の内径の円筒状をなすシリンダ36がガイドロッド12と同軸をなして取り付けられている。シリンダ36の内部には、カウンタ12がガイドロッド11の一端側を突出させるようにして配設されている。シリンダ36のガイドロッド11一端側端部には、カウンタ12の本体12cの外径と同一の内径をなす環型の蓋板36bが取り付けられている。
【0029】
ストッパ14には、シリンダ36の内部と連通する連通孔14aが形成されている。シリンダ36の外周面のガイドロッド11一端寄りには、当該シリンダ36の内部と外部とを連通する連通孔36aが形成されている。ストッパ14の連通孔14aには、高圧縮した空気100をショット的に送給する図示しないエアコンプレッサが接続されている。シリンダ36の連通孔36aには、空気100を送給する図示しない空気送給装置が接続されている。
【0030】
なお、本実施の形態では、ストッパ14、シリンダ36、前記エアコンプレッサ等により打撃力付与手段を構成している。
【0031】
このような抜取具においては、前記エアコンプレッサを作動してシリンダ36内に高圧縮の空気100をショット的に供給すると、カウンタ12にガイドロッド11の他端側から一端側へ向かう方向の打撃力が加えられるので、カウンタ12がガイドロッド11の他端側から一端側へ向かう方向へ衝撃的にスライド移動し、ストッパ14に衝突する。これにより、前述した第一番目の実施の形態の場合と同様に、ガイドロッド11および内部ケーシング4を介して羽根車2に衝撃力が伝達され、当該羽根車2に吐出側方向への力を加えることができるので、当該羽根車2を主軸1から抜き取ることができる。そして、前記空気送給装置を作動してシリンダ36内に空気を送給すれば、カウンタ12をガイドロッド11の一端側から他端側へ向けてスライド移動させて、当初の位置に復帰させることができる。
【0032】
したがって、本実施の形態によれば、前述した実施の形態の場合と同様な効果を得ることができるのはもちろんのこと、カウンタ12に高圧縮の空気100で打撃力を加えるようにしたので、前述した実施の形態の場合よりも、作業にかかる労力を大幅に減らすことができる。
【0033】
本発明による抜取具の第四番目の実施の形態を図5を用いて説明する。なお、図5は、その要部部材の概略構造図である。ただし、輪切バレル形遠心ポンプおよび前述した実施の形態で説明した部材と同様な部材については、前述した従来の技術および実施の形態の説明で用いた符号と同様な符号を用いることにより、その説明を省略する。
【0034】
図5に示すように、前記内部ケーシング4の外周面に巻き付け可能なバンド47には、ガイドロッド11のおねじ部11aと螺合するめねじ部48aを形成された連結ブロック48が当該バンド47の長手方向に沿って所定の間隔で複数(本実施の形態では等間隔で二箇所)設けられている。バンド47の両端側のフランジ47a,47b間は、締結ボルト49でその距離を調整できるように連結されている。
【0035】
つまり、上記バンド47を内部ケーシング4の外周面に巻き付け、締結ボルト49を締め付けてバンド47のフランジ47a,47b間距離を縮めることにより、当該バンド47を内部ケーシング4の外周面に密着させて連結ブロック48を内部ケーシング4に一体的に取り付けることができ、当該連結ブロック48を介してガイドロッド11を内部ケーシング4に一体的に取り付けることができるようにしたのである。このようなバンド47、連結ブロック48、締結ボルト49などにより、本実施の形態では連結手段を構成している。
【0036】
このため、ガイドロッド11のおねじ部11aと螺合するめねじ部4a等のない内部ケーシング4であったとしても、当該内部ケーシング4にガイドロッド11を連結することができる。
【0037】
したがって、本実施の形態によれば、前述した実施の形態の場合と同様な効果を得ることができるのはもちろんのこと、内部ケーシング4に特別に加工を施す必要がないので、低コストで簡単に実施することができると共に、既設の輪切バレル形遠心ポンプであっても適用することができる。さらに、内部ケーシング4の外径サイズに左右されることなく連結ブロック48を内部ケーシング4に一体的に取り付けることができるので、低コストで簡単に実施することができる。
【0038】
なお、前述した各実施の形態において、内部ケーシング4を抜き取る方向は、横方向であっても縦方向であってもどちらでもよい。しかしながら、横方向で内部ケーシング4を抜き取るようにすれば、カウンタ12および内部ケーシング4に作用する重力による負荷を大幅に小さくすることができ、衝撃エネルギを効率よく利用することができるようになる。
【0039】
【発明の効果】
本発明による抜取具は、ガイドロッドと、前記ガイドロッドにスライド移動可能に取り付けられたカウンタと、前記ガイドロッドの一端側に設けられ、前記カウンタのスライド移動を規制するストッパと、前記ガイドロッドを輪切バレル形遠心ポンプの主軸の軸心方向に沿わせるように当該ガイドロッドの他端側を当該輪切バレル形遠心ポンプの内部ケーシングに着脱可能に連結させる連結手段とを備えてなることから、連結手段でガイドロッドを内部ケーシングに主軸の軸心方向に沿わせるように連結し、カウンタをガイドロッドの一端側へ向けてスライド移動させ、ストッパにガイドロッドの一端側へ向かう方向の衝撃力を加えれば、ガイドロッドおよび連結手段を介して内部ケーシングにガイドロッドの一端側へ向かう方向の衝撃力を加えることができる。このため、内部ケーシングのガイドロッドの一端側に位置する羽根車に上記方向の衝撃力を加えることが容易にできるので、主軸に焼き嵌め固定された羽根車を容易に抜き取ることができる。
【0040】
また、前記連結手段が前記ガイドロッドの他端に形成されたおねじ部と、前記内部ケーシングに形成されて前記ガイドロッドの前記おねじ部と螺合するめねじ部とを備えてなれば、内部ケーシングにガイドロッドを連結ことが簡単にできる。
【0041】
また、前記ガイドロッドを複数有すると共に、これらガイドロッドに前記カウンタおよび前記ストッパが各々設けられ、前記めねじ部が前記内部ケーシングの周方向に沿って所定の間隔で複数形成されていれば、内部ケーシングにガイドロッドの一端側へ向かう方向の衝撃力を周方向に均等に加えることができるので、主軸の軸心に沿った均一の衝撃力を羽根車に加えることができ、主軸への羽根車の噛み込みを防ぐことができる。
【0042】
また、各前記カウンタが互いに一体的に連結していれば、各カウンタが内部ケーシングに衝撃力を同時に加えるようになるので、当該衝撃力を周方向に均等に加えることが容易にできる。
【0043】
また、前記連結手段が前記内部ケーシングに着脱可能に巻き付けられるバンドと、前記バンドに一体的に設けられ、前記ガイドロッドの前記おねじ部と螺合するめねじ部を有する連結ブロックとを備えてなれば、どのような内部ケーシングであっても、ガイドロッドを連結することができる。
【0044】
また、前記ガイドロッドを複数有すると共に、これらガイドロッドに前記カウンタおよび前記ストッパが各々設けられ、前記連結ブロックが前記バンドの長手方向に沿って所定の間隔で複数設けられていれば、内部ケーシングにガイドロッドの一端側へ向かう方向の衝撃力を周方向に均等に加えることができるので、主軸の軸心に沿った均一の衝撃力を羽根車に加えることができ、主軸への羽根車の噛み込みを防ぐことができる。
【0045】
また、前記カウンタに打撃力を加えて当該カウンタを前記ガイドロッドの一端側へスライド移動させる打撃力付与手段を設ければ、カウンタをスライド移動させることが容易にできるので、作業にかかる労力を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による抜取具の第一番目の実施の形態の概略説明図である
【図2】本発明による抜取具の第二番目の実施の形態の概略構造図である。
【図3】図2の III−III 線断面矢視図である。
【図4】本発明による抜取具の第三番目の実施の形態の概略構造図である。
【図5】本発明による抜取具の第四番目の実施の形態の要部部材の概略構造図である。
【図6】輪切バレル形遠心ポンプの一例の要部の概略構造図である。
【符号の説明】
1 主軸
2 羽根車
3 案内羽根
4 内部ケーシング
4a めねじ部
5 外部ケーシング
5a 吸込口
5b 吐出口
6 ケーシングカバー
11 ガイドロッド
11a おねじ部
12 カウンタ
12a,12b フランジ
12c 本体
13,14 ストッパ
14a 連通孔
25 連結体
36 シリンダ
36a 連通孔
36b 蓋
47 バンド
48 連結ブロック
48a めねじ部
49 締結ボルト
100 空気
Claims (2)
- 輪切バレル形遠心ポンプの羽根車の抜取具であって、
ガイドロッドと、
前記ガイドロッドにスライド移動可能に取り付けられたカウンタと、
前記ガイドロッドの一端側に設けられ、前記カウンタのスライド移動を規制するストッパと、
前記ガイドロッドを輪切バレル形遠心ポンプの主軸の軸心方向に沿わせるように当該ガイドロッドの他端側を当該輪切バレル形遠心ポンプの内部ケーシングに着脱可能に連結させる連結手段と
を備え、
前記連結手段が、
前記ガイドロッドの他端に形成されたおねじ部と、
前記内部ケーシングに形成されて前記ガイドロッドの前記おねじ部と螺合するめねじ部と
を備えてなり、
前記ガイドロッドを複数有すると共に、これらガイドロッドに前記カウンタおよび前記ストッパが各々設けられ、前記めねじ部が前記内部ケーシングの周方向に沿って所定の間隔で複数形成されると共に、各前記カウンタが互いに一体的に連結し、
さらに、前記カウンタが、
前記ガイドロッドにスライド移動可能に取り付けられた本体と、
前記本体の両端側に設けられたフランジと
からなり、
前記ガイドロッドと同軸をなして前記ストッパの当該ガイドロッド他端側面上に取り付けられて、前記カウンタの前記ガイドロッド他端側の前記フランジの外径と同一の内径の円筒状をなすと共に、当該カウンタの前記ガイドロッド一端側を突出させるように当該カウンタが内部に配設され、前記ガイドロッド一端寄りの外周面に内部と外部とを連通する連通孔が形成されたシリンダと、
前記シリンダの前記ガイドロッド一端側端部に取り付けられて、前記カウンタの本体の外径と同一の内径をなす環型の蓋板と、
前記シリンダの前記ガイドロッド他端側の内部に高圧縮した空気をショット的に送給するエアコンプレッサと
を設けたことを特徴とする抜取具。 - 輪切バレル形遠心ポンプの羽根車の抜取具であって、
ガイドロッドと、
前記ガイドロッドにスライド移動可能に取り付けられたカウンタと、
前記ガイドロッドの一端側に設けられ、前記カウンタのスライド移動を規制するストッパと、
前記ガイドロッドを輪切バレル形遠心ポンプの主軸の軸心方向に沿わせるように当該ガイドロッドの他端側を当該輪切バレル形遠心ポンプの内部ケーシングに着脱可能に連結させる連結手段と
を備え、
前記連結手段が、
前記内部ケーシングに着脱可能に巻き付けられるバンドと、
前記バンドに一体的に設けられ、前記ガイドロッドの前記おねじ部と螺合するめねじ部を有する連結ブロックと
を備えてなり、
前記ガイドロッドを複数有すると共に、これらガイドロッドに前記カウンタおよび前記ストッパが各々設けられ、前記連結ブロックが前記バンドの長手方向に沿って所定の間隔で複数設けられ、
さらに、前記カウンタが、
前記ガイドロッドにスライド移動可能に取り付けられた本体と、
前記本体の両端側に設けられたフランジと
からなり、
前記ガイドロッドと同軸をなして前記ストッパの当該ガイドロッド他端側面上に取り付けられて、前記カウンタの前記ガイドロッド他端側の前記フランジの外径と同一の内径の円筒状をなすと共に、当該カウンタの前記ガイドロッド一端側を突出させるように当該カウンタが内部に配設され、前記ガイドロッド一端寄りの外周面に内部と外部とを連通する連通孔が形成されたシリンダと、
前記シリンダの前記ガイドロッド一端側端部に取り付けられて、前記カウンタの本体の外径と同一の内径をなす環型の蓋板と、
前記シリンダの前記ガイドロッド他端側の内部に高圧縮した空気をショット的に送給するエアコンプレッサと
を設けたことを特徴とする抜取具。
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JP14262699A JP4131597B2 (ja) | 1999-05-24 | 1999-05-24 | 抜取具 |
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JP14262699A Expired - Lifetime JP4131597B2 (ja) | 1999-05-24 | 1999-05-24 | 抜取具 |
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