JP2000337298A - 抜取具 - Google Patents

抜取具

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JP2000337298A
JP2000337298A JP11142626A JP14262699A JP2000337298A JP 2000337298 A JP2000337298 A JP 2000337298A JP 11142626 A JP11142626 A JP 11142626A JP 14262699 A JP14262699 A JP 14262699A JP 2000337298 A JP2000337298 A JP 2000337298A
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剛 大久保
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    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/60Mounting; Assembling; Disassembling
    • F04D29/62Mounting; Assembling; Disassembling of radial or helico-centrifugal pumps
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 輪切バレル形遠心ポンプにおいて、主軸に焼
き嵌め固定した羽根車を容易に抜き取れるようにするこ
とが強く望まれていた。 【解決手段】 ガイドロッド11と、ガイドロッド11
にスライド移動可能に取り付けられたカウンタ12と、
ガイドロッド11の一端側に設けられてカウンタ12の
スライド移動を規制するストッパ13と、ガイドロッド
11の他端に形成されたおねじ部11aと、輪切バレル
形遠心ポンプの内部ケーシング4の吐出側端面に形成さ
れためねじ部4aとを備えてなり、内部ケーシング4の
めねじ部4aにガイドロッド11のおねじ部11aを螺
合連結し、羽根車2を加熱したら、カウンタ12をガイ
ドロッド11の他端側から一端側へ向けてスライド移動
させてストッパ13に衝突させることにより、羽根車2
に抜取方向の衝撃力を加えるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、輪切バレル形遠心
ポンプの主軸に焼き嵌め固定した羽根車を当該主軸から
抜き取る抜取具に関する。
【0002】
【従来の技術】輪切バレル形遠心ポンプの一例の要部の
概略構造を図6に示す。
【0003】図6に示すように、回転駆動可能に支持さ
れた主軸1には、羽根車2が当該主軸1の軸心方向に沿
って複数段焼き嵌め固定されている。これら羽根車2
は、輪切形の内部ケーシング4で各段ごとに包囲されて
いる。これら内部ケーシング4と羽根車2との間には、
案内羽根3がそれぞれ設けられている。これら内部ケー
シング4は、吸込口5aおよび吐出口5bを有する外部
ケーシング5で包囲されている。なお、6はケーシング
カバーである。
【0004】このような遠心ポンプでは、主軸1を回転
させて羽根車2を回転させることにより、水が吸込口5
aから吸い込まれて内部ケーシング4内に流入し、案内
羽根3で案内されながら羽根車2の回転によって遠心力
を与えられ、吐出口5bから圧力エネルギを増加されな
がら吐出される。
【0005】このような輪切バレル形遠心ポンプにおい
て、保守点検等により分解する場合には、ケーシングカ
バー6を外して、主軸1と共に羽根車2、案内羽根3、
内部ケーシング4を外部ケーシング5から一体的に取り
外した後、吐出側の段から案内羽根3、羽根車2、内部
ケーシング4の順で主軸1から抜き取るようにする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、羽根車2を
主軸1から抜き取る場合には、羽根車2が主軸1に対し
て焼き嵌め固定されているため、羽根車2をバーナ等で
加熱しながらハンマ等で叩き出す必要がある。しかしな
がら、羽根車2の叩き出し側には内部ケーシング4が位
置しているため、羽根車2に打力を加えるのが容易では
なく、多大な労力と時間を要してしまっていた。
【0007】このため、前述したような輪切バレル形遠
心ポンプにおいて、主軸1に焼き嵌め固定した羽根車2
を容易に抜き取れるようにすることが強く望まれてい
た。
【0008】
【課題を解決するための手段】このようなことから、本
発明は、ガイドロッドと、前記ガイドロッドにスライド
移動可能に取り付けられたカウンタと、前記ガイドロッ
ドの一端側に設けられ、前記カウンタのスライド移動を
規制するストッパと、前記ガイドロッドを輪切バレル形
遠心ポンプの主軸の軸心方向に沿わせるように当該ガイ
ドロッドの他端側を当該輪切バレル形遠心ポンプの内部
ケーシングに着脱可能に連結させる連結手段とを備えて
なる抜取具により、前述した課題を解決するようにした
のである。
【0009】また、上述した抜取具において、前記連結
手段が前記ガイドロッドの他端に形成されたおねじ部
と、前記内部ケーシングに形成されて前記ガイドロッド
の前記おねじ部と螺合するめねじ部とを備えてなること
を特徴とする。
【0010】また、上述した抜取具において、前記ガイ
ドロッドを複数有すると共に、これらガイドロッドに前
記カウンタおよび前記ストッパが各々設けられ、前記め
ねじ部が前記内部ケーシングの周方向に沿って所定の間
隔で複数形成されていることを特徴とする。
【0011】また、上述した抜取具において、各前記カ
ウンタが互いに一体的に連結していることを特徴とす
る。
【0012】また、上述した抜取具において、前記連結
手段が前記内部ケーシングに着脱可能に巻き付けられる
バンドと、前記バンドに一体的に設けられ、前記ガイド
ロッドの前記おねじ部と螺合するめねじ部を有する連結
ブロックとを備えてなることを特徴とする。
【0013】また、上述した抜取具において、前記ガイ
ドロッドを複数有すると共に、これらガイドロッドに前
記カウンタおよび前記ストッパが各々設けられ、前記連
結ブロックが前記バンドの長手方向に沿って所定の間隔
で複数設けられていることを特徴とする。
【0014】また、上述した抜取具において、前記カウ
ンタに打撃力を加えて当該カウンタを前記ガイドロッド
の一端側へスライド移動させる打撃力付与手段を設けた
ことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明による抜取具の第一番目の
実施の形態を図1を用いて説明する。なお、図1は、そ
の概略説明図である。ただし、輪切バレル形遠心ポンプ
については、前述した従来の技術の説明で用いた符号と
同様な符号を用いることにより、その説明を省略する。
【0016】図1に示すように、複数(本実施の形態で
は二本)のガイドロッド11には、当該ガイドロッド1
1の外径と同一の内径をなす円筒型のカウンタ12が当
該ガイドロッド11の軸心方向に沿ってスライド移動で
きるようにそれぞれ嵌合している。これらガイドロッド
11の一端および他端寄りには、上記カウンタ12のス
ライド移動を規制するフランジ型のストッパ13,14
がそれぞれ取り付けられている。これらガイドロッド1
1の他端には、おねじ部11aがそれぞれ形成されてい
る。
【0017】一方、輪切バレル形遠心ポンプの各内部ケ
ーシング4の吐出側端面には、ガイドロッド11の上記
おねじ部11aと螺合するめねじ部4aが当該内部ケー
シング4の周方向に所定の間隔で複数(本実施の形態で
は等間隔で二箇所)それぞれ形成されている。
【0018】つまり、ガイドロッド11のおねじ部11
aを内部ケーシング4のめねじ部4aに螺合すると、当
該ガイドロッド11を主軸1の軸心方向に沿わせるよう
に内部ケーシング4に着脱可能に連結することができる
のである。このような上記おねじ部11a、上記めねじ
部4aなどにより、本実施の形態では連結手段を構成し
ている。
【0019】このような抜取具を用いて、主軸1に焼き
嵌め固定された羽根車2を当該主軸1から抜き取る場合
には、最も吐出側寄りの段の内部ケーシング4の上記め
ねじ部4aにガイドロッド11のおねじ部11aを各々
螺合して内部ケーシング4にガイドロッド11を一体的
に連結した後、最も吐出側寄りの段の羽根車2をバーナ
等で必要十分に加熱したら、各カウンタ12をガイドロ
ッド11の一端側から他端側へ向けてそれぞれスライド
移動させてストッパ14に同時に衝突させる。これによ
り、上記衝撃力がガイドロッド11および内部ケーシン
グ4を介して羽根車2に伝達し、当該羽根車2に吐出側
方向への力が加わるので、当該羽根車2が主軸1から外
れる。
【0020】このようにして最も吐出側寄りの段の羽根
車2を主軸1から抜き取ったら、上記内部ケーシング4
から上記ガイドロッド11を取り外し、以下、上述と同
様な手順を各段ごとに順次繰り返すことにより、主軸1
からすべての羽根車2を抜き取ることが容易にできる。
【0021】したがって、このような抜取具を用いれ
ば、輪切バレル形遠心ポンプにおいて、主軸1に焼き嵌
め固定した羽根車2を容易に抜き取ることができる。
【0022】本発明による抜取具の第二番目の実施の形
態を図2,3を用いて説明する。なお、図2は、その概
略構造図、図3は、図2の III−III 線断面矢視図であ
る。ただし、輪切バレル形遠心ポンプおよび前述した実
施の形態で説明した部材と同様な部材については、前述
した従来の技術および実施の形態の説明で用いた符号と
同様な符号を用いることにより、その説明を省略する。
【0023】図2,3に示すように、各ガイドロッド1
1にスライド移動可能に嵌合する各カウンタ12は、主
軸1の外径よりも大きな内径をなして当該主軸1を内側
に介在させる環状の連結体25で互いに一体的に連結さ
れている。
【0024】つまり、これらカウンタ12のうちのいず
れかのカウンタ12がスライド移動すれば、他のカウン
タ12も同時にスライド移動できるようになっているの
である。
【0025】このため、複数のカウンタ12を同時にス
ライド移動させることが容易にできる。
【0026】したがって、本実施の形態によれば、前述
した実施の形態の場合と同様な効果を得ることができる
のはもちろんのこと、複数のカウンタ12を同時にスラ
イド移動させることが容易にできるので、前述した実施
の形態の場合よりも、効率よく作業を行うことができ
る。
【0027】本発明による抜取具の第三番目の実施の形
態を図4を用いて説明する。なお、図4は、その概略構
造図である。ただし、輪切バレル形遠心ポンプおよび前
述した実施の形態で説明した部材と同様な部材について
は、前述した従来の技術および実施の形態の説明で用い
た符号と同様な符号を用いることにより、その説明を省
略する。
【0028】図4に示すように、ストッパ14のガイド
ロッド11他端側面上には、カウンタ12のガイドロッ
ド11他端側のフランジ12aの外径と同一の内径の円
筒状をなすシリンダ36がガイドロッド12と同軸をな
して取り付けられている。シリンダ36の内部には、カ
ウンタ12がガイドロッド11の一端側を突出させるよ
うにして配設されている。シリンダ36のガイドロッド
11一端側端部には、カウンタ12の本体12cの外径
と同一の内径をなす環型の蓋板36bが取り付けられて
いる。
【0029】ストッパ14には、シリンダ36の内部と
連通する連通孔14aが形成されている。シリンダ36
の外周面のガイドロッド11一端寄りには、当該シリン
ダ36の内部と外部とを連通する連通孔36aが形成さ
れている。ストッパ14の連通孔14aには、高圧縮し
た空気100をショット的に送給する図示しないエアコ
ンプレッサが接続されている。シリンダ36の連通孔3
6aには、空気100を送給する図示しない空気送給装
置が接続されている。
【0030】なお、本実施の形態では、ストッパ14、
シリンダ36、前記エアコンプレッサ等により打撃力付
与手段を構成している。
【0031】このような抜取具においては、前記エアコ
ンプレッサを作動してシリンダ36内に高圧縮の空気1
00をショット的に供給すると、カウンタ12にガイド
ロッド11の他端側から一端側へ向かう方向の打撃力が
加えられるので、カウンタ12がガイドロッド11の他
端側から一端側へ向かう方向へ衝撃的にスライド移動
し、ストッパ14に衝突する。これにより、前述した第
一番目の実施の形態の場合と同様に、ガイドロッド11
および内部ケーシング4を介して羽根車2に衝撃力が伝
達され、当該羽根車2に吐出側方向への力を加えること
ができるので、当該羽根車2を主軸1から抜き取ること
ができる。そして、前記空気送給装置を作動してシリン
ダ36内に空気を送給すれば、カウンタ12をガイドロ
ッド11の一端側から他端側へ向けてスライド移動させ
て、当初の位置に復帰させることができる。
【0032】したがって、本実施の形態によれば、前述
した実施の形態の場合と同様な効果を得ることができる
のはもちろんのこと、カウンタ12に高圧縮の空気10
0で打撃力を加えるようにしたので、前述した実施の形
態の場合よりも、作業にかかる労力を大幅に減らすこと
ができる。
【0033】本発明による抜取具の第四番目の実施の形
態を図5を用いて説明する。なお、図5は、その要部部
材の概略構造図である。ただし、輪切バレル形遠心ポン
プおよび前述した実施の形態で説明した部材と同様な部
材については、前述した従来の技術および実施の形態の
説明で用いた符号と同様な符号を用いることにより、そ
の説明を省略する。
【0034】図5に示すように、前記内部ケーシング4
の外周面に巻き付け可能なバンド47には、ガイドロッ
ド11のおねじ部11aと螺合するめねじ部48aを形
成された連結ブロック48が当該バンド47の長手方向
に沿って所定の間隔で複数(本実施の形態では等間隔で
二箇所)設けられている。バンド47の両端側のフラン
ジ47a,47b間は、締結ボルト49でその距離を調
整できるように連結されている。
【0035】つまり、上記バンド47を内部ケーシング
4の外周面に巻き付け、締結ボルト49を締め付けてバ
ンド47のフランジ47a,47b間距離を縮めること
により、当該バンド47を内部ケーシング4の外周面に
密着させて連結ブロック48を内部ケーシング4に一体
的に取り付けることができ、当該連結ブロック48を介
してガイドロッド11を内部ケーシング4に一体的に取
り付けることができるようにしたのである。このような
バンド47、連結ブロック48、締結ボルト49などに
より、本実施の形態では連結手段を構成している。
【0036】このため、ガイドロッド11のおねじ部1
1aと螺合するめねじ部4a等のない内部ケーシング4
であったとしても、当該内部ケーシング4にガイドロッ
ド11を連結することができる。
【0037】したがって、本実施の形態によれば、前述
した実施の形態の場合と同様な効果を得ることができる
のはもちろんのこと、内部ケーシング4に特別に加工を
施す必要がないので、低コストで簡単に実施することが
できると共に、既設の輪切バレル形遠心ポンプであって
も適用することができる。さらに、内部ケーシング4の
外径サイズに左右されることなく連結ブロック48を内
部ケーシング4に一体的に取り付けることができるの
で、低コストで簡単に実施することができる。
【0038】なお、前述した各実施の形態において、内
部ケーシング4を抜き取る方向は、横方向であっても縦
方向であってもどちらでもよい。しかしながら、横方向
で内部ケーシング4を抜き取るようにすれば、カウンタ
12および内部ケーシング4に作用する重力による負荷
を大幅に小さくすることができ、衝撃エネルギを効率よ
く利用することができるようになる。
【0039】
【発明の効果】本発明による抜取具は、ガイドロッド
と、前記ガイドロッドにスライド移動可能に取り付けら
れたカウンタと、前記ガイドロッドの一端側に設けら
れ、前記カウンタのスライド移動を規制するストッパ
と、前記ガイドロッドを輪切バレル形遠心ポンプの主軸
の軸心方向に沿わせるように当該ガイドロッドの他端側
を当該輪切バレル形遠心ポンプの内部ケーシングに着脱
可能に連結させる連結手段とを備えてなることから、連
結手段でガイドロッドを内部ケーシングに主軸の軸心方
向に沿わせるように連結し、カウンタをガイドロッドの
一端側へ向けてスライド移動させ、ストッパにガイドロ
ッドの一端側へ向かう方向の衝撃力を加えれば、ガイド
ロッドおよび連結手段を介して内部ケーシングにガイド
ロッドの一端側へ向かう方向の衝撃力を加えることがで
きる。このため、内部ケーシングのガイドロッドの一端
側に位置する羽根車に上記方向の衝撃力を加えることが
容易にできるので、主軸に焼き嵌め固定された羽根車を
容易に抜き取ることができる。
【0040】また、前記連結手段が前記ガイドロッドの
他端に形成されたおねじ部と、前記内部ケーシングに形
成されて前記ガイドロッドの前記おねじ部と螺合するめ
ねじ部とを備えてなれば、内部ケーシングにガイドロッ
ドを連結ことが簡単にできる。
【0041】また、前記ガイドロッドを複数有すると共
に、これらガイドロッドに前記カウンタおよび前記スト
ッパが各々設けられ、前記めねじ部が前記内部ケーシン
グの周方向に沿って所定の間隔で複数形成されていれ
ば、内部ケーシングにガイドロッドの一端側へ向かう方
向の衝撃力を周方向に均等に加えることができるので、
主軸の軸心に沿った均一の衝撃力を羽根車に加えること
ができ、主軸への羽根車の噛み込みを防ぐことができ
る。
【0042】また、各前記カウンタが互いに一体的に連
結していれば、各カウンタが内部ケーシングに衝撃力を
同時に加えるようになるので、当該衝撃力を周方向に均
等に加えることが容易にできる。
【0043】また、前記連結手段が前記内部ケーシング
に着脱可能に巻き付けられるバンドと、前記バンドに一
体的に設けられ、前記ガイドロッドの前記おねじ部と螺
合するめねじ部を有する連結ブロックとを備えてなれ
ば、どのような内部ケーシングであっても、ガイドロッ
ドを連結することができる。
【0044】また、前記ガイドロッドを複数有すると共
に、これらガイドロッドに前記カウンタおよび前記スト
ッパが各々設けられ、前記連結ブロックが前記バンドの
長手方向に沿って所定の間隔で複数設けられていれば、
内部ケーシングにガイドロッドの一端側へ向かう方向の
衝撃力を周方向に均等に加えることができるので、主軸
の軸心に沿った均一の衝撃力を羽根車に加えることがで
き、主軸への羽根車の噛み込みを防ぐことができる。
【0045】また、前記カウンタに打撃力を加えて当該
カウンタを前記ガイドロッドの一端側へスライド移動さ
せる打撃力付与手段を設ければ、カウンタをスライド移
動させることが容易にできるので、作業にかかる労力を
削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による抜取具の第一番目の実施の形態の
概略説明図である
【図2】本発明による抜取具の第二番目の実施の形態の
概略構造図である。
【図3】図2の III−III 線断面矢視図である。
【図4】本発明による抜取具の第三番目の実施の形態の
概略構造図である。
【図5】本発明による抜取具の第四番目の実施の形態の
要部部材の概略構造図である。
【図6】輪切バレル形遠心ポンプの一例の要部の概略構
造図である。
【符号の説明】
1 主軸 2 羽根車 3 案内羽根 4 内部ケーシング 4a めねじ部 5 外部ケーシング 5a 吸込口 5b 吐出口 6 ケーシングカバー 11 ガイドロッド 11a おねじ部 12 カウンタ 12a,12b フランジ 12c 本体 13,14 ストッパ 14a 連通孔 25 連結体 36 シリンダ 36a 連通孔 36b 蓋 47 バンド 48 連結ブロック 48a めねじ部 49 締結ボルト 100 空気
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 早田 功司 兵庫県高砂市荒井町新浜二丁目8番19号 高菱エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 3H034 AA01 AA11 BB01 BB06 BB17 CC03 DD01 DD21 DD26 DD28 EE05 EE12

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガイドロッドと、 前記ガイドロッドにスライド移動可能に取り付けられた
    カウンタと、 前記ガイドロッドの一端側に設けられ、前記カウンタの
    スライド移動を規制するストッパと、 前記ガイドロッドを輪切バレル形遠心ポンプの主軸の軸
    心方向に沿わせるように当該ガイドロッドの他端側を当
    該輪切バレル形遠心ポンプの内部ケーシングに着脱可能
    に連結させる連結手段とを備えてなることを特徴とする
    抜取具。
  2. 【請求項2】 前記連結手段が 前記ガイドロッドの他端に形成されたおねじ部と、 前記内部ケーシングに形成されて前記ガイドロッドの前
    記おねじ部と螺合するめねじ部とを備えてなることを特
    徴とする請求項1に記載の抜取具。
  3. 【請求項3】 前記ガイドロッドを複数有すると共に、
    これらガイドロッドに前記カウンタおよび前記ストッパ
    が各々設けられ、前記めねじ部が前記内部ケーシングの
    周方向に沿って所定の間隔で複数形成されていることを
    特徴とする請求項2に記載の抜取具。
  4. 【請求項4】 各前記カウンタが互いに一体的に連結し
    ていることを特徴とする請求項3に記載の抜取具。
  5. 【請求項5】 前記連結手段が前記内部ケーシングに着
    脱可能に巻き付けられるバンドと、 前記バンドに一体的に設けられ、前記ガイドロッドの前
    記おねじ部と螺合するめねじ部を有する連結ブロックと
    を備えてなることを特徴とする請求項1に記載の抜取
    具。
  6. 【請求項6】 前記ガイドロッドを複数有すると共に、
    これらガイドロッドに前記カウンタおよび前記ストッパ
    が各々設けられ、前記連結ブロックが前記バンドの長手
    方向に沿って所定の間隔で複数設けられていることを特
    徴とする請求項5に記載の抜取具。
  7. 【請求項7】 前記カウンタに打撃力を加えて当該カウ
    ンタを前記ガイドロッドの一端側へスライド移動させる
    打撃力付与手段を設けたことを特徴とする請求項1から
    6のいずれかに記載の抜取具。
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