JP4130390B2 - シート送りローラおよびこの製造装置 - Google Patents
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Description
このような従来のシート送りローラ21には、ローラ部22の外周面に例えばコイルバネ(図示せず)等で弾性付勢される圧接ローラ24が配設され、ローラ部22と圧接ローラ24との間に、所定厚さの記録用紙等からなるシート25が圧接狭持されるようになっている。
前記シート25に、例えば所望の画像を印刷する場合には、印刷装置(図示せず)側の印刷部に、シート送りローラ21の回転でシート25を搬送して所望の画像を印刷することができる。
また、突起23を形成する前のシート送りローラ21は、V字状の支持台28に回転可能に支持されている。前記ポンチ27の下端部には、シート送りローラ21に突起23を形成するための刃先27aが、支持台28に載置したシート送りローラ21の水平方向に中心線Lと平行に形成されている。
それぞれのポンチ27で形成された正目突起23aと逆目突起23bとには、中心線Lと平行な立ち上げ面23cがそれぞれ形成されるようになっている。
前記それぞれの立ち上げ面23cのローラ部22の接線(図示せず)に対する角度は、鈍角になっている。
そして、ポンチ27を降下させるパンチング動作と、シート送りローラ21を所定の回転角度で順次回転させる動作とを繰り返すことで、図示右側のポンチ27で、複数の正目突起23aが形成され、図示左側のポンチ27で複数の逆目突起23bが形成される。
同時に、正目突起23aがシート25に所定量喰い込んで、シート25がグリップされる。そして、シート送りローラ21が矢印N方向に回転することで、正目突起23aにグリップされたシート25が矢印P方向に搬送されるようになっている。
そのために、角度fで傾斜した立ち上げ面23cに沿って、搬送中のシート25を上方に押し上げようとする力が働いて、シート25に対する突起23aのグリップ力が小さくなり、シート25を確実に搬送できなくなるおそれがあった。
本発明は前述したような課題を解決して、所定厚さのシートを大きな力でグリップして確実に搬送することができるシート送りローラおよびこの製造装置を提供することを目的とする。
そのために、本発明の製造装置のポンチで製造したシート送りローラを用いることにより、シートを確実に搬送することができる。
前記突起4は、ローラ部2の外周面の一部を、後述する第1、第2ポンチ7、8で立ち上げて、正目突起5と逆目突起6とが形成されている。
また、ローラ部2の外周面には、それぞれの突起5、6の立ち上げ面5a、6aを形成することにより形成された凹状の立ち上げ跡5b、6bが形成され、この立ち上げ跡5b、6bの底面5c、6cと立ち上げ面5a、6aとの角度Eが略160°の鈍角に形成されている。
前記支持台28に載置したシート送りローラ1は、長手方向の一端部がステッピングモータ等の回転駆動源(図示せず)に支持されて、所定の回転角度単位で間欠回転駆動可能になっている。
また、第1、第2ポンチ7、8には、下端部の刃先部分が、ローラ部2の水平方向の中心線Fと平行な第1の刃先7a、8aがそれぞれ形成され、この第1の刃先7a、8aに連接して第2の刃先7b、8bがそれぞれ形成されている。
第2ポンチ8も、図示は省略するが、第1の刃先8aと第2の刃先8bとの間の角度が、第1ポンチ7と同じ角度の鈍角に形成されている。
このような第1、第2ポンチ7、8は、後述する製造方法のパンチング動作で、複数の突起4を形成するとき、第1の刃先7a、8aが摩耗、あるいは欠損するのを防止することができ、第1、第2ポンチ7、8の寿命を長くすることができる。
その後、第1、第2ポンチ7、8を、所定ストローク降下させるパンチング動作で、第1、第2ポンチ7、8の第1の刃先7a、8aで、ローラ部2の外周部の一部を凹状に塑性変形させて、図2に示すように、立ち上げ跡5b、6bを形成する。同時に、第2の刃先7b、8bで、塑性変形させて外側に突出させた部分をプレスして立ち上げ面5a、6aを形成する。
そして、複数の正目突起5と逆目突起6とが、ローラ部2の互いに対向する外周面の軸方向に整列形成される。
前記パンチング動作に同期して、シート送りローラ1を矢印G方向に所定角度、例えば12°間隔で間欠回転させることで、ローラ部2の外周面に複数の正目突起5と逆目突起6とを円周方向と軸方向とに隣り合わせて形成することができる。
そして、矢印J方向に回転するシート送りローラ1にシート11を搬送して圧接ローラ10で狭持すると、例えば正目突起5がシート11に所定量喰い込んで、シート11がグリップされる。
この状態でローラ1を矢印J方向に回転させると、シート11が矢印K方向に搬送可能になっている。
そのために、突起5でシート11を確実にグリップして矢印K方向に搬送することができる。
このようなポンチ7、8で製造したシート送りローラ1は、図示を省略するが、立ち上げ跡部5b、6bの底面5c、6cが、立ち上げ面5a、6aを延長させた傾斜状に形成したものでも良い。
2 ローラ部
3 回転軸
4 突起
5 正目突起
5a 立ち上げ面
5b 立ち上げ跡
5c 底面
6 逆目突起
6a 立ち上げ面
6b 立ち上げ跡
6c 底面
7 第1ポンチ
7a 第1の刃先
7b 第2の刃先
8 第2ポンチ
8a 第1の刃先
8b 第2の刃先
Claims (2)
- 金属製で外形が円柱状のローラ部と、このローラ部の外周面の一部を立ち上げ形成した複数の突起とを備え、この突起を所定量喰い込ませた状態で、前記ローラ部を回転させることにより所定厚さのシートが搬送可能になっており、前記突起には、前記外周面の接線に対して直角あるいは鋭角からなる立ち上げ面が形成され、
前記ローラ部の前記外周面には、前記立ち上げ面を形成することにより凹状の立ち上げ跡が形成され、この立ち上げ跡の底面と前記立ち上げ面との間の角度が鈍角に形成されていることを特徴とするシート送りローラ。 - 金属製で外形が円柱状のローラ部の外周面の一部を立ち上げて複数の突起を形成するためのポンチを備え、前記ポンチは、刃先部分が前記ローラ部の前記外周面の接線に対して直角あるいは鋭角に形成され、
前記ポンチの前記刃先部分は、第1の刃先と、この第1の刃先に連接して第2の刃先が形成され、前記第1の刃先と前記第2の刃先との間の角度が鈍角に形成されていることを特徴とするシート送りローラの製造装置。
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JP2003299723A JP4130390B2 (ja) | 2003-08-25 | 2003-08-25 | シート送りローラおよびこの製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003299723A JP4130390B2 (ja) | 2003-08-25 | 2003-08-25 | シート送りローラおよびこの製造装置 |
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