JP4129071B2 - 半導体部品および半導体実装装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、プリント基板上に実装される半導体チップ間、MCM(マルチチップモジュール)間、あるいはMCMと半導体チップ間の相互接続の構造に関し、特に、プリント基板上においてこれら部品間で光通信を行うにあたって、部品と光導波路との良好な光結合を得るために、基板上の決められた位置に精度よく半導体チップやMCMを実装する構造に関する。
【0002】
信号伝送速度の高速化、配線や部品の高密度化に伴い、プリント基板上の部品間の相互接続技術において、電気的に接続する手法では、部品間の通信の際に、表皮効果による配線抵抗の増加や配線間のクロストークといった問題が生じてしまう。配線抵抗の増加は発熱量の増大を招き、クロストークは信号波形を乱れさせ誤動作を招く。このように、電気的な手法を用いた相互接続では、高速化、高密度化が限界が近づきつつある。
【0003】
【従来技術】
上記問題を解決する手法として、光学的に接続を確保する手法があり、プリント基板上に実装された各部品は光信号を用いて互いに通信し合う。
図18に、プリント基板上に実装された部品間で光通信を行うための構造を示す。
【0004】
図18aにおいて、101はプリント基板、102は導波路、103および104はICパッケージ、105は電気回路チップ、106は光デバイスアレイ、108はリード、109はボールバンプである。
ICパッケージ103および104内には、電気回路チップ105、発光素子や受光素子の集合体である光デバイスアレイが組み込まれてなり、電気回路と光デバイスとが一体化されていることからOEICパッケージとも呼ばれる。また、光デバイスアレイ106は、ボールバンプ109を介して電気回路チップと電気的に接続されている。プリント基板101内には、光デバイスアレイの各素子に対応して複数本の導波路102が埋設され、プリン、基板上に配置された部品間で授受される光信号を伝送する。リード108は、図示しない電源装置から電源を取り込み、ICパッケージ内の電気回路チップ105や光デバイスアレイ106へ供給する。
【0005】
図18bは、ICパッケージ103及び104の下面図である。図18bにおいて、112は光デバイスアレイの発光素子の照射孔、または受光素子の入射孔である。
照射口および入射口112の直径はおよそ20μmであり、約100μ間隔で配列されている。
【0006】
図18cは、プリント基板101の上面図である。図18cにおいて、121はパット、122は導波路の開口である。
パット121は、図示しない電源装置から電源が供給され、電源端子またはGND端子108と接続される。導波路の開口部122は、照射口または入射口112と対向する。開口部122の直径は約50μm〜90μmであり、約100マイクロメートル間隔で配列されている。
【0007】
図18aないし18cを用いて、ICパッケージ103とICパッケージ104との間の光通信を説明する。ここでは、ICパッケージ103からICパッケージ104へ光信号が送られるとする。
ICパッケージ103および104は、図示しない電源装置からパット121およびリード108を介して電源が供給されている。
【0008】
パッケージ103の電気回路チップ105はパッケージ103の電気回路チップ105に対し信号(電気信号)を出力する。電気回路チップ105から出力された信号は光デバイスアレイ106の発光素子において光信号に変換され、照射口112より導波路の開口122に向けて照射される。光信号は開口122から導波路102に取り込まれ、導波路102内を進行し、ICパッケージ104側の開口122からICパッケージ104側のの入射口112に向けて出力される。ICパッケージ104に受信された光信号は、光デバイスアレイ106内の受光素子において電気信号に変換され、電気回路チップ105に出力される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上述のような部品間の相互接続技術を用いると、部品間で光信号の授受が行われるため、電気的な配線は不要であり、配線抵抗の増大やクロストークの問題は解消され、信号伝送の高速化や、部品、配線の高密度化が図れる。
しかし、図18bや図18cに示されるように、導波路の開口部122、照射口および入射口112は口径が微小であり、導波路と光デバイスとの位置合わせには高精度な光結合技術が必要であり、位置合わせの誤差は10μm以下に抑えられなければならない。また、発光素子として用いられるLD(レーザーダイオード)や受光素子として用いられるPD(フォトダイオード)は耐熱性が低いため、パッケージの実装時、半田付けされるときにおける熱ストレスにより破壊される恐れもある。
【0010】
そこで本発明では、上記課題を考慮し、光による部品間の相互接続において、高精度な光結合技術を提供すること、および、光デバイスに対するストレスが小さい実装技術を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、請求項1で述べるように、プリント基板と光通信を行う半導体素子を移動させながら、光信号が感度よく受信される位置を自動的に検索する位置決め装置を提供する。
請求項2では、請求項1の位置決め装置に、半導体部品の光デバイスに電源を供給する電源端子が備えられる。請求項2によると、位置合わせに専用の部品をプリント基板に設ける必要が無く、プリント基板上の配線や部品の密度の低下を防止できる。
【0022】
請求項3では、請求項1の位置決め装置が、位置決め完了をトリガに、半導体部品をプリント基板に固定する接着剤を硬化させる。請求項3によると、半導体部品のプリント基板へ固定も自動化される。
【0023】
請求項4では、プリント基板に搭載された半導体部品とそのプリント基板との間で光通信を行いながら、半導体部品を移動させ、受信感度を確認する。請求項4では、離れた2つの物体間の位置関係が確認でき、半導体部品のプリント基板上における正しい配置位置が検索できる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を説明する。
図1aないし図1cは、OEICパッケージがプリント基板に実装される過程を示す図である。各図面には、プリント基板、およびプリント基板に実装されるOEICパッケージの断面が描かれている。
【0025】
図1aないし図1cにおいて、1はプリント基板、2は導波路、3はコネクタソケット、4は電源端子またはグランド端子、6は接着剤、11はOEICパッケージ、12は光デバイスアレイ、13は電気回路チップ、14はパッケージ側の電源端子またはグランド端子である。
図1aは、実装過程の第1の過程を示す。
【0026】
OEICパッケージ11は、光デバイスアレイ12、電気回路チップ13が封入されてなり、両者はボールバンプ15を介して電気的に接続されている。光デバイスアレイ12には、発光素子としてのLD(レーザーダイオード)受光素子としてのPD(フォトダイオード)が配列されている。電気回路チップ13が出力する電気信号はLDにより光信号に変調され、PDが受信する光信号は電気信号に復調されて電気回路チップ13に与えられる。
【0027】
プリント基板1には、光デバイスアレイの各素子に対応する導波路2が埋設され、OEICパッケージ11とプリント基板1に実装される他の電子部品との間で授受される光信号はこの導波路2内を伝送される。導波路は、ガラス製の光ファイバー等である。
また、コネクタソケット3はプリント基板1に搭載され、OEICパッケージ11を受け入れる。コネクタソケット3には端子4が設けられ、図示しない電源装置から電源電圧やグランド電圧が供給される。一方、OEICパッケージ11にも、電源端子やグランド端子14が設けられ、コネクタソケット側の端子4と接触することにより、電源電圧やグランド電圧が、OEICパッケージ11内の光デバイスアレイ12や電気回路チップ13に供給される。端子4や端子14の本数は特には規定されておらず、それぞれ、電源用とグランド用とが一本ずつ割り当てられていてもよいし、電源用とグランド用の少なくともどちらかが複数本割り当てられていてもよい。
【0028】
図2にコネクタソケットを示す。なお、各コネクタソケットには電源またはグランド端子4が設けられているが、ここでは省略する。
図2aに示されるコネクタソケット3は、四角い枠状の平面と、L字状の断面とを有する部材からなる。
図2bに示されるコネクタソケット3は、コの字状の上面と、L字状の断面とを有する部材が対向配置されてなる。図2bに示されるコネクタソケット3は、OEICパッケージ11の端子14がOEICパッケージ11の向かい合う一対の辺のみに設けられる場合に有用である。
【0029】
図2cに示されるコネクタソケット3は、棒状の上面と、L字状の断面とを有する部材が矩形の各辺に沿って配置されてなる。
図2dに示されるコネクタソケット3は、L字型の上面および断面を有する部材が対向配置されてなる。部材は、四角形の少なくとも1対のコーナに設けられる。図2dに示されるコネクタソケット3に受け入れられるOEICパッケージ11は、コーナーが部材に囲まれた状態でプリント基板1上に実装される。
【0030】
図2eは、図2aから図2dに示されたコネクタソケット3の断面図である。
図2eにおいて、7は外壁、8はベースである。コネクタソケット3内に投入されたOEICパッケージは、外壁7により可動範囲が制限され、端子14がベース8上に搭載される。図2aないし図2dの各々に示されるコネクタソケットは、外壁7の内面から端子4が突出し、ベース8上まで延伸されている。OEIC11の端子14は、ベース8上に位置する端子4と接触する。OEICパッケージの端子14とコネクタソケット3の外壁7との間には、最大で100μm程度の隙間ができる。
【0031】
図2aないし図2dに示されたコネクタソケットを用いると、OEICパッケージ11の端子14はいずれも、コネクタソケット3のベース8上に搭載される。しかし、コネクタソケットのベース8を削除し、端子4をプリント基板1上に配置してもよい。そのようなコネクタソケットは、OEICパッケージの端子14がパッケージの側面からではなく、底面から引き出されているOEICパッケージ11を受け入れるのに有効である。
【0032】
図1bは、実装過程の第2の過程を示す。OEICパッケージ11は、コネクタソケット3に囲まれる領域に投入される。コネクタソケットの外壁7の内側およびベース8上には、端子4を避けるように接着剤6が塗布されている。接着剤としては、熱硬化樹脂や紫外線硬化樹脂が用いられる。
図1cは、実装過程の第3の過程を示す。OEICパッケージ11は、プリント基板1上に搭載され、コネクタソケット3の端子4とOEIC11側の端子15との接触、および導波路2と光デバイスアレイ12の各素子との位置合わせが実行される。
【0033】
以下に、位置合わせの手法を説明する。
図3を用いて、第1の位置合わせの手法を説明する。
図3においては、コネクタソケット上にマーキング9が施され、マーキング9とOEICパッケージ11の縁とが二次元的に重なることにより、OEICパッケージ11の光デバイスアレイ12の各素子と、各素子に対応する導波路2とが対向し、良好な光結合が得られる。図3aから図3dはいずれも、コネクタソケット3に投入されたOEICパッケージ11を上方から見下ろした様子を描写している。ここでは、コネクタソケットは、図2aに示されるコネクタソケットが用いられるが、図2bないし図2dのいずれに示されるコネクタソケットも用いることができる。
【0034】
図3aでは、コネクタソケット3のベース8上の所定の4箇所に、マーキング9が施されている。マーキング31は鉤状である。図3aに示されるマーキングを用いた位置合わせでは、OEICパッケージ11の各々のコーナーとマーキングとが2次元的に重なることにより、OEICパッケージ11は所定の位置に位置づけされる。図3aに示されるOEICパッケージ11を正しい位置に位置づけするには、OEICパッケージ11を左斜上方向に移動させる。
【0035】
なお、図3aにおいては、マーキングは4箇所に設けられているが、いずれか1箇所にだけに設けられてもよい。望ましくは、少なくとも2箇所に設けられるのがよい。
図3bでは、コネクタソケット3のベース8に沿って枠状のマーキングが施される。図3bに示されるマーキングを利用する場合、OEICパッケージ11の周縁とマーキングとが重なり合うよう、OEICパッケージ11の位置を調整する。
【0036】
図3cでは、コネクタソケット3のベース8の各辺上に直線状のマーキングが施される。図3cに示されるマーキングを利用する場合、マーキングとOEICパッケージ11の対応する辺とを重ね合わせることにより、OEICパッケージの位置を調整する。なお、図3cにおいて、マーキングはベース8の4辺に設けられているが、互いに直交する2辺に設けられるだけでもよい。
【0037】
図3dでは、コネクタソケット3のベース8上に点状のマーキングが施される。点状のマーキングは、ベース8の互いに直交する辺の少なくとも一組、あるいは少なくとも2つのコーナー上に設けられる必要がある。図3dに示されるマーキングを利用する場合、全ての点が同時にOEICパッケージ11の縁と重なり合うよう、OEICパッケージの位置を調整する。
【0038】
なお、図3aないし図3dに示されたマーキングは、いずれも、コネクタソケット3のベース8上に施されているが、ベースを持たないコネクタソケットを利用する場合、プリント基板上のコネクタソケットによって囲まれる領域にマーキングが施される。マーキングの形状は、上記図3aないし図3dのいずれに示される形状も適用できる。
【0039】
また、各種形状が組み合せられたマーキングも利用可能である。
図4を用いて、第2の位置合わせの手法を説明する。図4が示すように、プリント基板1のコネクタソケット3に囲まれた領域の所定位置の少なくとも2箇所に貫通孔31が設けられるとともに、OEICパッケージ11の裏面に、各貫通孔に対応する点マーク32が施される。
【0040】
第2の位置合わせの手法においては、プリント基板1を裏側から目視し、全ての点マーク32が、対応する貫通孔31を介して同時に確認できるよう、OEICパッケージ11を移動させる。全ての点マーク32と貫通孔31とが重なった状態では、OEICパッケージ11の光デバイスアレイ12の各素子と、各素子に対応する導波路2とが対向し、良好な光結合が得られる。
【0041】
なお、貫通孔31と点マーク32とのマッチングは、上記例では、目視で直接的に確認したが、他の確認の手法もとれる。例えば、カメラでプリント基板1の裏側を撮影し、このカメラで撮った像をディスプレイ装置に表示しながら、OEICパッケージ11を移動させることにより、貫通孔31と点マーク32とが重なり合う位置を捜索することができる。
【0042】
また、貫通孔は、円形に限らず、三角形、四角形等の多角形、楕円形等でもよい。OEICパッケージ11のマークも点に限らず、貫通孔の形状に合わせて変形可能である。
更に、上述の例では、プリント基板1側に貫通孔31を設け、OEICパッケージ11側にマーク32を施したが、OEICパッケージ11側に貫通孔31を設け、プリント基板1の実装面にマーク32を設けてもよい。
【0043】
図5を用いて、第3の位置合わせの手法を説明する。図5が示すように、プリント基板1の少なくとも2箇所に窪み33が設けられ、OEICパッケージ11のプリント基板と向かい合う面(OEICパッケージ11の裏面)に突起34が設けられている。
第3の位置合わせの手法においては、OEICパッケージ11は、突起34がプリント基板1の対応する窪み33とが重なり合う方向に移動され、全ての突起が各々に対応する窪みに嵌入されることにより、位置合わせが完了する。
【0044】
なお、上述の例では、プリント基板に窪み33が設けられ、OEICパッケージに突起34が設けられているが、プリント基板の実装面に突起34が設けられ、OEICパッケージの裏面に窪み33が設けられてもよい。
また、窪み同士、および突起同士は、互いに離れて設けられるのがよい。特に、四角形の対角に設けられるのがよい。
【0045】
図6を用いて、第4の位置合わせの手法を説明する。第4の位置合わせの手法では、光学的なセンサーを用いてOEICパッケージ11の正確な配置位置を検索する。
図6aにおいて、41a及び41bは位置決め用LD、42aおよび42bはセンス用PD、5は電源装置、43はモニタ装置である。
【0046】
位置決め用LD41a及び41bは、OEICパッケージ11の光デバイスアレイ12内に配置され、位置合わせのための光信号を出力する。センス用PD42aおよび42bはともにプリント基板1内に埋設され、それぞれ、位置決め用LD41a,41bが出力する光信号を受信し、電気信号に変換する。PDの代りにフォトトランジスタを用いてもよい。位置決め用LD41aおよび41bは、電源装置5より、コネクタソケット3に設けられる端子4およびOEICパッケージ11に設けられる端子14を介して電源電圧が供給されている。センス用42a及び42bは、電源装置5より、プリント基板の所定の層を介して電源電圧が供給されている。モニタ装置43は、センス用PD42aおよび42bが出力する電気信号をモニタする。センス用PD42a,42bの出力信号はプリント基板内の所定の層を介してモニタ装置43に受信される。
【0047】
位置決め用LD41aおよび41bは、プリント基板1の実装面に向けて光信号を出力する。OEICパッケージ11が正しい位置に位置づけられていなければ、各位置決め用LDから出力された光信号は、プリント基板1に設けられたセンス用PDに受信されない。なお、端子4と端子14との位置合わせは許容範囲が大きく、OEICパッケージ11が正しい位置に配置されていなくても、OEICパッケージ11がコネクタソケット内にある限り、端子4と端子14との接続は保たれ、各位置決め用LDへの電源の供給が絶たれることはない。
【0048】
OEICパッケージ11を正しい位置へ位置づけするため、まず、位置決め用LD41aとセンス用PD42aとの光結合を得る操作を行う。以下にその要領を述べる。
OEICパッケージ11を、プリント基板上で定義されたX−Y座標の所定位置(X0,Y0)に配置する。プリント基板上の座標はロボットが記憶しており、そのロボットがOEICパッケージ11を点(X0、Y0)に運ぶ。作業者は、OEICパッケージ11を下記1から4で述べられる手順に従って移動させ、センス用PD42aから最大出力が得られる座標位置(Xj,Yj)を検索する。
1:Y座標を一定に保ったまま、OEICパッケージ11をX軸方向に、可動範囲の最遠端まで平行移動させる。最遠端のX座標をXmaxとする。Xmaxまでの移動距離はおよそ100μmである。
2:X座標をXmaxに保ったまま、OEICパッケージ11をY軸方向に微小距離Y1だけ平行移動させる。Y1はおよそ10μmである。
3:Y座標を一定に保ったまま、X軸方向の座標がX0になるまで、OEICパッケージ11をX軸方向に平行移動させる。
4:X座標をX0に保ったまま、OEICパッケージ11をY軸方向に微小距離Y1だけ平行移動させる。
【0049】
上記1〜4に従って移動させると、OEICパッケージは座標(Xmax,Ymax)まで移動する。Ymaxは、Y軸方向の可動範囲の最遠端の座標である。Ymaxまでの距離は約100μmである。
OEICパッケージ11の移動中、センス用PD42aの出力レベルがモニタ装置43でモニタされる。モニタ装置43は、予め設定されたレベル超える信号がセンス用PD42aから出力されていることを検出すると、位置合わせ完了信号を出力し、光や音声等でOEICパッケージ11の移動の停止を指示する。
【0050】
位置決め用LD41aとセンス用PD42aとの位置合わせが完了すると、次に、位置決め用LD41bとセンス用PD42bとの光結合を得る操作を行う。以下にその要領を述べる。
座標(Xj,Yj)に位置するOEICパッケージ11を、下記5及び6で述べられる手順に従って回転させ、センス用PD42bから最大出力が得られる座標を検索する。
5:センス用PD42aの座標位置(Xp,Yp)を回転軸として、OEICパッケージを反時計方向にθ1だけ回転させる。
6:センス用PD42aの座標位置(Xp,Yp)を回転軸として、OEICパッケージ11を時計方向にθ1+θ2だけ回転させる。
【0051】
ここで、θ1,θ2はそれぞれ、各回転方向の最大可動角度であり、約1度〜2度の範囲に収まる値である。
OEICパッケージ11の移動中、センス用PD42bの出力レベルがモニタ装置43でモニタされる。モニタ装置43は、予め設定されたレベル超える信号がセンス用PD42bから出力されていることを検出する、位置合わせ完了信号を出力し、光や音声等でOEICパッケージ11の回転の停止を促す。
【0052】
上記1〜6の手順により、位置決め用LD41aと41bとが、それぞれセンス用LD42aと42bとに位置合わせされ、OEICパッケージ11の姿勢が規定される。同時に、光デバイスアレイ12を構成する各素子は、プリント基板1の対応する導波路2と光学的に結合される。位置合わせ完了後、接着剤6を硬化させることにより、OEICパッケージ11がプリント基板1上に固定される。
【0053】
図6aに示される例では、位置決め用LD41aおよび41bはともに、OEICパッケージ11側に設けれ、センス用PD42aおよび42bはともに、プリント基板1側に設けられているが、図6bが示すように、位置決め用LDのどちらか一方がプリント基板1に設けられ、センス用PDのどちらか一方がOEICパッケージ11に設けられてもよい。また、図6cが示すように、位置決め用LD41aおよび41bがともに、プリント基板1に設けられ、センス用PD42aおよび42bがともに、OEICパッケージ11に設けられてもよい。OEICパッケージ11に設けられるセンス用PDが出力する電気信号は、端子14および端子4を介してモニタ装置43に取り込まれる。
【0054】
図6aないし図6cに示される例では、位置決め用LDとセンス用PDのペアを少なくとも2組必要としているが、1対の位置決め用LDとセンス用PDを用いた位置合わせの手法を以下に説明する。
図6dでは、位置決め用LD41aとセンス用PD42aはともに、OEICパッケージ11内に設けられる。プリント基板1には、位置決め用LD41aから発せられた光信号をセンス用PD42aへ返送する折り返し導波路44が埋設されている。位置決め用LD41aとセンス用PD42aはともに、電源装置5から端子4および端子14を介して電源が供給され、センス用PD42aが出力する電気信号も同じく、端子15および端子4を介してモニタ装置43に出力される。
【0055】
OEICパッケージ11を正しい位置へ配置するため、位置決め用LD41aとセンス用PD42aとを光学的に結合する操作を行う。以下にその要領を述べる。
OEICパッケージ11を、プリント基板上に定義されたX−Y座標の所定位置(X0,Y0)に配置する。プリント基板上の座標はロボットが記憶しており、そのロボットがOEICパッケージ11を点(X0、Y0)に運ぶ。作業者は、OEICパッケージ11を下記7から11で述べられる手順に従って移動させ、センス用PD42aから最大出力が得られる座標を検索する。
7:Y座標を一定に保ったまま、OEICパッケージ11を、X軸方向に微小距離Xsずつずらしながら可動範囲の最遠端まで平行移動させる。最遠端のX座標をXmaxとする。Xmaxまでの移動距離はおよそ100μmである。
8:X座標をXmaxに保ったまま、OEICパッケージ11を、微小距離Ysずつずらしながら距離Y1だけ平行移動させる。Y1はおよそ10μm程度の距離である。
9:Y座標を一定に保ったまま、OEICパッケージ11をX軸方向に微小距離Xsずつずらしながら、X軸方向の座標がX0になるまで平行移動させる。
10:X座標をX0に保ったまま、OEICパッケージ11をY軸方向に微小距離YsずつずらしながらY1だけ平行移動させる。
11:上記7から10の各々において、OEICパッケージ11をXsまたはYsずらす毎に、OEICパッケージ11を折り返し導波路44の出口のX−Y座標および入口のX−Y座標を軸として、±θだけ回転させる。
【0056】
OEICパッケージ11の移動中、センス用PD42aの出力レベルがモニタ装置43でモニタされる。モニタ装置43は、予め設定されたレベル超える信号がセンス用PD42aから出力されていることを検出する、位置合わせ完了信号を出力し、光や音声等でOEICパッケージ11の移動の停止を指示する。
上記手順1〜6および7〜11に述べるようにOEICパッケージ11移動させるための部品を図7から図11に示す。
【0057】
図7は、OEICパッケージを保持する部材と、それを動かす部材とを開示する。
図7において、51はOEICホルダー、52はX−Y座標調整プレート、53は回転調整プレート、54は回転ポール、55は吸入口である。
OEICホルダー51は、凹部を有し、その中にOEICパッケージ11を保持する。X−Y座標調整プレート52は、OEICホルダー51をX方向およびY方向に移動させる。回転調整プレート53は、回転ポール54を軸として、OEICホルダー51を回転させる。吸入口55は、OEICパッケージを吸い上げるダクトが挿入される。吸い上げられたOEICパッケージはOEICホルダー61に吸着され、姿勢が固定される。
【0058】
上述のOEICホルダー51、X−Y座標調整プレート52および回転調整プレート53は、回転ポール54を介して一体化されている。これらの部材のうち、OEICホルダー51と回転調整プレート53は回転ポール54に固定されており、回転調整プレート53の回転に伴い、OEICホルダー51も回転する。なお、X−Y座標調整プレート52は回転ポールに回動自在に取り付けられ、回転調整プレート53の回転に連動しない。X−Y座標調整プレート52がX軸またはY軸方向に移動すると、他の部材(回転ポール54、OEICホルダー51、回転調整プレート53)も同方向に移動する。
【0059】
図8は、図7に示される部材を斜め下から眺める図である。56は吸着口であり、OEICホルダー51内に保持されるOEICパッケージがここに吸着される。
図9は、図7および図8に示される各部材を支持するプレート支持フレーム61を示す。
【0060】
図9において、62は第1ステージ、63は第2ステージ、64は第1ステージ62および第2ステージ63を支える脚部、65はピン穴である。
第1ステージ62は、X−Y座標調整プレート52を搭載する。第2ステージ63は、第1ステージ62の上層に配置され、回転調整プレート53を搭載する。脚部64は、コネクタソケット3を挟持することにより、支持フレーム全体がプリント基板1に固定される。ピン穴65には、X−Y座標調整プレート52および回転調整プレート53を移動させる調整ピンが差し込まれる。ピン穴65は、第1ステージ62の4辺、第2ステージ63の互いに直交する2辺に設けられる。図12に示される支持フレーム61は、各プレートを搭載した状態でプリント基板1に置かれる。また、支持フレーム61が脚部64にコネクタソケット3を挟持する状態でプリント基板1上に置かれるとき、回転ポール54の直下に図6aのセンス用PD42aや図6bおよび図6cの位置決めLD41aが位置し、点(Xp,Yp)を中心としてOEICパッケージ11を回転させることができる。
【0061】
図10は、プレート支持フレーム61に、図7に示される調整プレートが搭載された状態を示す。
図10において、71aはX軸方向調整ピン、71bはX軸方向付勢ピン、72aはY軸方向調整ピン、72bはY軸方向付勢ピン、73は反時計方向調整ピン、74は時計方向調整ピンである。
【0062】
X軸方向調整ピン71aは、回転量に応じた距離だけX軸方向に移動し、X−Y座標調整プレート51をX軸方向に移動させる。X軸方向付勢ピン71bは、X軸方向調整ピン71aと対向配置され、バネ等によりX軸方向調整ピン71aの方向に付勢されている。Y軸方向調整ピン72aは、回転量に応じた距離だけY軸方向に移動し、X−Y座標調整プレート52をY軸方向に移動させる。Y軸方向付勢ピン72bは、Y軸方向調整ピン72aと対向配置され、バネ等によりY軸方向調整ピン72aの方向に付勢される。反時計方向調整ピン73は、回転量に応じた距離だけY軸方向に移動し、回転調整プレート53を反時計方向に回転させる。時計方向調整ピン74は、回転量に応じた距離だけX軸方向に移動し、回転調整プレート53を時計方向に回転させる。
【0063】
図10に示される構成によると、X−Y座標調整プレート52は、調整ピンと付勢ピンとに挟持されることにより、姿勢が固定される。また、回転調整プレート53は、反時計方向調整ピン73と時計方向調整ピンで74とに挟持されることにより、姿勢が固定される。
図11に調整ピンおよび付勢ピンの構造を示す。ここでは、図10に示される調整ピンおよび付勢ピンを代表してX軸方向調整ピン71aおよびX軸方向付勢ピン71bの構造を説明する。図中、75は基準ソケット、76はコイルバネである。
【0064】
基準ソケット75は、第1ステージ62の外枠を貫通し、先端が外枠で囲まれる領域に達する。先端部の表面にはネジ山が掘られている。調整ピン71aは、先端部において、回転軸の周囲に基準ソケット75を受け入れる凹部を有し、基準ソケット75のネジ山と噛み合うネジ山が掘られている。調整ピン71aは、基準ソケット75の周囲を回動することにより、X軸方向に移動する。付勢ピン71bは、第1ステージ71の外枠を貫通し、先端部が外枠で囲まれる領域に達する。付勢ピン71bの先端部の周囲にはバネ76が巻かれ、外枠とピンの頂部との間に挟まれる。バネ76は、X軸に沿って伸縮可能であり、付勢ピン71bを調整ピン71aの方向に付勢する。X−Y座標調整プレート52は、調整ピン71aと付勢ピン71bに挟まれている。調整ピン71aは時計方向に回転することにより付勢ピン71bの方向に移動し、X−Y座標調整プレート52を+X方向に移動させる。また、調整ピン71aは反時計方向に回転することにより、付勢ピン71bと逆方向に移動し、X−Y座標調整プレート52は付勢ピンに押されて−X方向に移動する。OEICホルダー51は、X−Y座標調整プレート52と連動するため、X−Y座標調整プレート52と同方向に移動する。その結果、OEICホルダー51に保持されているOEICパッケージ11も移動する。
【0065】
OEICパッケージ11の位置を自動的に調整する位置決め装置を以下に説明する。
図12は、本実施の形態で用いられる位置決め装置を示す。
図中、81は位置決め装置、82は回転球、83は電源端子またはグランド端子である。
【0066】
位置決め装置81は、コネクタソケット3の上に置かれる。回転球82は、OEICパッケージ11の上面と当接し、回転することにより、OEICパッケージ11を移動させる。端子83は複数本設けられ、コネクタソケット3に挿入される。そして、各々に対応する端子4と接触して、OEICパッケージ11内の位置決め用LDやセンス用PDに電源電圧やグランド電圧を供給する。また、プリント基板に埋設された位置決め用LD41やセンス用PD42に対しても、位置決め装置81の端子83から電源電圧が供給される。また、センス用PDが出力する電気信号も端子83を介して位置決め装置81に取り込まれる。位置決め装置81は、センス用PDの出力を検出し、その強度に応じて回転球82の回動を制御する。位置決め装置81は、OEICパッケージ11が所定位置に配置されたことを検出すると、ホットエアー(接着剤6が熱硬化樹脂の場合)、または紫外線(接着剤6が紫外線硬化樹脂の場合)をプリント基板1に向けて放射し、接着剤6を硬化させる。
【0067】
図13に、図12に示されるコネクタソケット3の構造を示す。
図13a中、86aおよび86bは、端子83の挿入口であり.挿入口86aには、端子83のうち、OEICパッケージ11内の位置決め用LDやセンス用PDと導通をとるものが挿入され、86bには、端子83のうち、プリント基板に埋設された位置決め用LDやセンス用PDと導通をとるものが挿入される。図13bに、端子83とOEICパッケージの端子14との間で導通を得るための構造を、図13cに、端子83とプリント基板1に埋設された素子との間で導通を得るための構造を示す。
【0068】
図14に、位置決め装置内の機能ブロック図を示す。図中、91は電源供給ユニット、92a,92b,92cはモータ、93は制御回路、94は放出部である。
電源供給ユニット91は、端子83を介して、OEICパッケージ11の位置決め用LD、およびセンスPDに電源電圧やグランド電圧を供給する。また、モータ92a,92b,92cはそれぞれ、回転球82をX軸方向、Y軸方向、X−Y平面上を角θ方向に駆動する。制御回路93は、端子83から取り込まれたセンス用PDの出力を検出し、強度に応じて、上記各モータの駆動を制御する。放出部94は、制御回路93が出力する位置決め完了信号に応答して、OEICパッケージ11を固定する接着剤6を硬化するホットエアー(接着剤6が熱硬化樹脂の場合)または紫外線(接着剤6が紫外線硬化樹脂の場合)をプリント基板1に向けて放出する。なお、図14(a)は、図6(a)に示されるOEICパッケージとプリント基板との位置合わせを考慮しており、図14(b)は、図6(d)に示されるOEICパッケージとプリント基板との位置合わせを考慮している。図6(b)または図6(c)に示されるOEICパッケージとプリント基板との位置合わせを考慮する場合は、図14(a)に示される位置決め用LDとセンス用PDの位置が入れ替わる。
【0069】
以下、図12に示される位置決め装置81を用いて、OEICパッケージの配置位置を調整する手法を説明する。
まず、図6aないし図6cに示されるOEICパッケージとプリント基板との位置合わせを説明する。
OEICパッケージ11を、プリント基板上に定義されたX−Y座標の所定位置(X0,Y0)に配置する。プリント基板上の各座標は図示されないロボットが記憶しており、そのロボットがOEICパッケージ11を点(X0,Y0)に運ぶ。OEICパッケージが点(X0,Y0)に置かれると、位置決め装置51がプリント基板1に載せられる。位置決め装置51は、12から18で述べられる手順に従ってOEICパッケージを移動させ、センス用PD42aから最大出力が得られる座標位置(Xj,Yj)を検索する。
【0070】
図15は、位置決め装置81の制御フローチャートであり、図15に示されるステップ12から17を以下に説明する。
12:電源供給ユニット91から位置決め用LDおよびセンス用PD、および位置決め装置81内の各機能ブロックに電力を供給する。
13:制御回路93はモータ92aのみ駆動し、OEICパッケージ11をX軸方向に、可動範囲の最遠端まで平行移動させる。最遠端のX座標をXmaxとする。制御回路93は、OEICパッケージをXmaxまで移動させるに必要なモータの回転数を記憶している。Xmaxまでの距離は、約100μmである。
14:制御回路93はモータ92bのみ駆動し、OEICパッケージ11をY軸方向に微小距離Y1だけ平行移動させる。Y1は約10μmである。制御回路93は、OEICパッケージ11をY1だけ移動させるに必要なモータの回転数を記憶している。
15:制御回路93はモータ82aのみ駆動し、X軸方向の座標がX0になるまで、OEICパッケージ11をX軸方向に平行移動させる。
16:制御回路93はモータ92bのみ駆動し、OEICパッケージ11をY軸方向に微小距離Y1だけ平行移動させる。
【0071】
上記12〜16に従って移動させると、OEICパッケージは座標(Xmax,Ymax)まで移動する。Ymaxは、Y軸方向の可動範囲の最遠端の座標である。Ymaxまでの距離は約100μmである。
17:OEICパッケージ11の移動中、センス用PD42aの出力レベルが制御回路器93でモニタされる。制御回路93は、予め設定されたレベル超える信号がセンス用PD42aから出力されていることを検出すると、駆動中のモータに停止信号を出力する。停止信号を受信したモータは、回転球の駆動を停止する。
18:或いは、OEICパッケージ11を微動させる毎に、その時の座標、或いはそこまでの移動距離(回転させたモータの合計の回転数)をテーブルに記憶しておき、決められた位置(Xmax,Ymax)までOEICパッケージを移動させた後、最大出力が得られる位置にOEICパッケージを戻すことも可能である。
【0072】
位置決め用LD41aとセンス用PD42aとの位置合わせが完了すると、次に、位置決め用LD41bとセンス用PD42bとの光結合を得る操作を行う。以下にその要領を述べる。
座標(Xj,Yj)に位置するOEICパッケージ11を、下記、19から28に述べられる手順に従って回転させ、センス用PD42bから最大出力が得られる座標を検索する。
19:制御回路93は、モータ92cのみ駆動させ、センス用PD42bの座標(Xp,Yp)を回転軸として、OEICパッケージ11を反時計方向にθ1だけ回転させる。なお、ここでは、位置決め装置81は、端子83がコネクタソケット3に挿入された状態でプリント基板1に置かれたとき、回転球82の直下に点(Xp,Yp)が位置づけされるよう設計されている。
20:制御回路93は、モータ92cのみ駆動させ、OEICパッケージ11を、センス用PD42aの座標位置(Xp,Yp)を回転軸として、時計方向にθ1+θ2だけ回転させる。
【0073】
θ1,θ2はそれぞれ、各回転方向の最大可動角度であり、約1度〜2度の範囲に収まる値である。
17’:OEICパッケージ11の移動中、センス用PD42aの出力レベルが制御回路器93でモニタされる。制御回路93は、予め設定されたレベル超える信号がセンス用PD42aから出力されていることを検出すると、駆動中のモータに停止信号を出力する。停止信号を受信したモータは、回転球の駆動を停止する。
18’:或いは、OEICパッケージ11を微動させる毎に、その時の座標、或いはそこまでの移動距離(回転させたモータの合計の回転数)をテーブルに記憶しておき、決められた角度(θ=θ2)までOEICパッケージを回転させた後、最大出力が得られる位置にOEICパッケージを戻すことも可能である。
【0074】
位置決め用LD41aおよび41bがそれぞれ、センス用PD42a,42bに位置合わせされることにより、光デバイスアレイ12を構成する各素子も、対応する折り返し導波路44と位置合わせされるようOEICパッケージおよびプリント基板は設計されている。位置合わせが完了すると、制御回路93は位置決め完了信号を放出機94に出力する。放出機94は、位置決め完了信号に応答して、ホットエアー(接着剤が熱硬化樹脂の場合)あるいは紫外線(接着剤が紫外線効果樹脂の場合)をプリント基板に向けて放出する。
【0075】
次に、位置決め装置81を用いて、図6dに示されるOEICパッケージをプリント基板に位置決めする手法を以下に説明する。なお、ここでは、位置決め装置81は、新たに、OEICパッケージと当接し、回転球82とは異なる回転球84、制御回路93により制御され、回転球84を各θ方向に駆動するモータ95を有するものとする。
【0076】
OEICパッケージ11を、プリント基板上に定義されたX−Y座標の所定位置(X0,Y0)に配置する。プリント基板上の各座標はロボットが記憶しており、そのロボットがOEICパッケージ11を点(X0、Y0)に運ぶ。位置決め装置81は、OEICパッケージ11を下記21から29で述べられる手順に従って移動させ、センス用PD42aから最大出力が得られるときのOEICパッケージの姿勢を検索する。
【0077】
図16は、位置決め装置81の制御フローチャートであり、図16に示されるステップ21から29を以下に説明する。
21:電源供給ユニット91から位置決め用LDやセンス用PD、および位置決め装置81内の各機能ブロックに電力を供給する。
22:制御回路93はモータ92aのみ駆動し、OEICパッケージ11をX軸方向に微小距離Xsずつ、可動範囲の最遠端まで平行移動させる。最遠端のX座標をXmaxとする。制御回路93は、OEICパッケージ11をXmaxまで移動させるに必要なモータの回転数を記憶している。
23:制御回路93はモータ92bのみ駆動し、OEICパッケージ11を、微小距離Ysずつずらしながら距離Y1だけ平行移動させる。制御回路69は、Ysだけ移動させるに必要なモータの回転数を記憶している。
24:制御回路93はモータ92aのみ駆動し、OEICパッケージ11をX軸方向の座標がX0になるまで、OEICパッケージ11をX軸方向に微小距離Xsずつ平行移動させる。
25:制御回路93はモータ92bのみ駆動し、OEICパッケージ11をY軸方向に微小距離YsずつずらしながらY1だけ平行移動させる。
26:上記21から25の各々において、制御回路93は、OEICパッケージ11をXsまたはYsずらす毎に、まず、モータ93cのみ駆動し、折り返し導波路44の放射口の座標(Xo,Yo)を軸として、OEICパッケージ11を±θ1だけ回転させる。制御回路63は、角θ1だけ回転させるに必要なモータの回転数を記憶している。また、ここでは、位置決め装置81は、端子83がコネクタソケット3に挿入された状態でプリント基板1に置かれたとき、回転球82の直下に点(Xo,Yo)が位置づけされるよう設計されている。
【0078】
次に、モータ95のみ駆動し、折り返し導波路44の入射口の座標(Xi,Yi)を軸として、OEICパッケージ11を±θ1だけ回転させる。制御回路93は、角θ1だけ回転させるに必要なモータの回転数を記憶している。また、ここでは、位置決め装置81は、端子83がコネクタソケット3に挿入された状態でプリント基板1に置かれたとき、回転球84の直下に点(Xi,Yi)が位置づけされるよう設計されている。
27:OEICパッケージ11の移動中、センス用PD42aの出力レベルが検出回路器93でモニタされる。検出回路器93は、予め設定されたレベル超える信号がセンス用PD42aから出力されていることを検出すると、駆動中のモータに停止信号を出力する。停止信号を受信したモータは、回転球の回転を止める。
28:或いは、OEICパッケージを微小角または微小距離だけ動かす毎に、その座標、またはOEICパッケージの移動距離(各モータの回転数の合計)とセンス用PD42aの出力をテーブルに記憶しておき、OEICパッケージを決められた範囲まで移動させた後、最大出力が得られる位置にOEICパッケージを戻すことも可能である。
【0079】
位置決め用LD41aおよびセンス用PD42aがそれぞれ、導波路の入射口,導波路の照射口と位置合わせされることにより、光デバイスアレイ12を構成する各素子も、対応する折り返し導波路44の口と位置合わせされるようOEICパッケージおよびプリント基板は設計されている。位置合わせが完了すると、制御回路93は位置決め完了信号を放出機94に出力する。放出機94は、位置決め完了信号に応答して、ホットエアー(接着剤が熱硬化樹脂の場合)あるいは紫外線(接着剤が紫外線効果樹脂の場合)をプリント基板に向けて放出する。
【0080】
図17に、回転球82の構造を説明する。
図17aにおいて、97a,97b,97cはローラである。ローラ97aは、モータ92aにより駆動され、回転球をX軸方向に移動させる。ローラ97bは、モータ92bにより駆動され、回転球をY軸方向に移動させる。ローラ97cは、モータ92cにより駆動され、回転球をθ方向に回転させる。各ローラは、回転球に対して当接と離脱が自在であり、駆動が停止されているモータの配下にあるローラは回転球より離脱され、駆動中のモータの配下にあるローラは回転球に当接するよう設計されている。なお、回転球85については、ローラ97a,97bに対応するものを持たず、モータ95によって駆動され、回転球85を角θ方向に回転するローラ(97cに対応するもの)が設けられている。
【0081】
図17bは、回転球の側面図である。98は位置決め装置の開口部、99は 固定筒である。開口部98は位置決め装置の81の底面に設けられ、直径が回転球82よりも小さい円形の穴である。回転球は開口部98の上にかれ、回転球の一部が位置決め装置の下に露出する。固定筒99は開口部98に置かれる回転82の上に配置され、回転球の一部が固定筒99内に包まれる。開口部98および固定筒99により、回転球が転がるのを防止する。
【0082】
以上に述べた実施の形態においては、プリント基板に実装される半導体部品としてOEICパッケージを対象としたが、複数のチップがセラミック基板内に配置されたマルチチップモジュールに対しても適用可能である。
【0083】
【発明の効果】
本発明では、光電素子を備える半導体部品を受け入れるコネクタソケットがプリント基板上に設置される。コネクタソケット内に半導体素子を配置することにより、半導体部品の正しい配置位置を限定された範囲内で検索できるため、作業効率が向上する。また、プリント基板とそれに実装される半導体部品との間で光通信をさせ、光結合の程度い確認する。これにより、離れた2つの物体間の位置関係を確認でき、半導体部品のプリント基板上における正しい配置位置が検索できる。更に、光デバイスを搭載した半導体部品を接着剤を用いてプリント基板に固定するため、熱ストレスを与える半田付けが不要となり、部品の安全性が確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】OEICパッケージのプリント基板への実装過程を示す図である。
【図2】コネクタソケットを示す図である。
【図3】第1の位置合わせの手法を示す図である。
【図4】第2の位置合わせの手法を示す図である。
【図5】第3の位置合わせの手法を示す図である。
【図6】第4の位置合わせの手法を示す図である。
【図7】調整プレートを示す図である。
【図8】調整プレートの下部を示す図である。
【図9】プレート支持フレームを示す図である。
【図10】調整プレートがプレート支持フレームに格納された様子を示す図である。
【図11】調整ネジの構造を示す図である。
【図12】位置決め装置を示す図である。
【図13】コネクタソケットの構造を示す図である。
【図14】位置決め装置の機能ブロック図である。
【図15】位置合わせのための第1のフローチャートである。
【図16】位置合わせのための第2のフローチャートである
【図17】回転球の構造を示す図である。
【図18】従来技術を示す図である。
【符号の説明】
1・・・プリント基板
2・・・導波路
3・・・コネクタソケット
6・・・接着剤
11・・・OEICパッケージ
41a,41b・・・位置決め用LD
42a,42b・・・センス用PD
44・・・折り返し導波路44
81・・・位置決め装置
Claims (5)
- 二以上の位置決め用の発光素子としてのレーザダイオードが設けられた光通信半導体部品が、前記位置決め用の発光素子としてのレーザダイオードに各々対応する位置決め用の受光素子としてのフォトダイオードが設けられたプリント基板上に配置される際の位置決めを行う光通信半導体部品の位置決め装置において、
電源ユニットと、
前記プリント基板に搭載され、前記光通信半導体部品を受け入れるコネクタソケットと、
前記コネクタソケットに設けられ、前記電源ユニットからの電圧を前記光通信半導体部品に供給する端子と、
前記光通信半導体部品を、プリント基板のX軸、Y軸及びθ軸の各方向に移動させる駆動手段と、
前記位置決め用の受光素子としてのフォトダイオードの出力を検出するモニタ検出回路と、
前記モニタ検出回路で検出された前記出力が予め設定されたレベルを超えるように、前記X軸、Y軸及びθ軸各方向への前記光通信半導体部品の移動を前記駆動手段により制御する制御回路と、
を備えることを特徴とする光通信半導体部品の位置決め装置。 - 位置決め用の第一の受光素子としてのフォトダイオードおよび位置決め用の第一の発光素子としてのレーザダイオードが設けられた光通信半導体部品が、前記位置決め用の第一の受光素子としてのフォトダイオードに対応する位置決め用の第二の発光素子としてのレーザダイオードおよび前記位置決め用の第一の発光素子としてのレーザダイオードに対応する位置決め用の第二の受光素子としてのフォトダイオードが設けられたプリント基板上に配置される際の位置決めを行う光通信半導体部品の位置決め装置において、
電源ユニットと、
前記プリント基板に搭載され、前記光通信半導体部品を受け入れるコネクタソケットと、
前記コネクタソケットに設けられ、前記電源ユニットからの電圧を前記光通信半導体部品に供給する端子と、
前記光通信半導体部品を、プリント基板のX軸、 Y 軸及びθ軸の各方向に移動させる駆動手段と、
前記位置決め用の第一および第二の受光素子としてのフォトダイオードの出力を検出するモニタ検出回路と、
前記モニタ検出回路で検出された前記出力が予め設定されたレベルを超えるように、前記X軸、 Y 軸及びθ軸各方向への前記光通信半導体部品の移動を前記駆動手段により制御する制御回路と、
を備えることを特徴とする光通信半導体部品の位置決め装置。 - 二以上の位置決め用の受光素子としてのフォトダイオードが設けられた光通信半導体部品が、前記位置決め用の受光素子としてのフォトダイオードに各々対応する位置決め用の発光素子としてのレーザダイオードが設けられたプリント基板上に配置される際の位置決めを行う光通信半導体部品の位置決め装置において、
電源ユニットと、
前記プリント基板に搭載され、前記光通信半導体部品を受け入れるコネクタソケットと、
前記コネクタソケットに設けられ、前記電源ユニットからの電圧を前記光通信半導体部品に供給する端子と、
前記光通信半導体部品を、プリント基板のX軸、 Y 軸及びθ軸の各方向に移動させる駆動手段と、
前記位置決め用の受光素子としてのフォトダイオードの出力を検出するモニタ検出回路 と、
前記モニタ検出回路で検出された前記出力が予め設定されたレベルを超えるように、前記X軸、 Y 軸及びθ軸各方向への前記光通信半導体部品の移動を前記駆動手段により制御する制御回路と、
を備えることを特徴とする光通信半導体部品の位置決め装置。 - 位置決め用の受光素子としてのフォトダイオードおよび位置決め用の発光素子としてのレーザダイオードが設けられた光通信半導体部品が、前記位置決め用の発光素子としてのレーザダイオードから発せられた光信号を前記位置決め用の受光素子としてのフォトダイオードへ返送する伝送路を備えたプリント基板上に配置される際の位置決めを行う光通信半導体部品の位置決め装置において、
電源ユニットと、
前記プリント基板に搭載され、前記光通信半導体部品を受け入れるコネクタソケットと、
前記コネクタソケットに設けられ、前記電源ユニットからの電圧を前記光通信半導体部品に供給する端子と、
前記光通信半導体部品を、プリント基板のX軸、 Y 軸及びθ軸の各方向に移動させる駆動手段と、
前記位置決め用の受光素子としてのフォトダイオードの出力を検出するモニタ検出回路と、
前記モニタ検出回路で検出された前記出力が予め設定されたレベルを超えるように、前記X軸、 Y 軸及びθ軸各方向への前記光通信半導体部品の移動を前記駆動手段により制御する制御回路と、
を備えることを特徴とする光通信半導体部品の位置決め装置。 - 前記制御回路からの位置決め完了信号に応答して、前記光通信半導体部品を前記プリント基板に固定する接着剤を硬化させる硬化手段を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項4に記載の光通信半導体部品の位置決め装置。
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