JP4128283B2 - 差動増幅回路 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は差動増幅回路(差動増幅型演算増幅回路)に関するものであり、特に、ダイナミックレンジの大きなバートン型差動増幅回路に関する。
さらに特定的には、本発明は高周波特性を有し、入力オフセット電圧を低減するバートン型差動増幅回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
種々の回路構成の差動増幅回路(差動増幅型演算増幅回路)が知られている。そのような差動増幅回路の中で、ダイナミックレンジの広いバートン型差動増幅回路が知られている。
図4はバートン型差動増幅回路の1回路構成例を図解する。
【0003】
図4に図解したバートン型差動増幅回路1Zは、差動信号増幅部10と、出力増幅回路部12Zと、出力バッファ回路部14とを有する。
【0004】
差動信号増幅部10は、図解のごとく、カレントミラー型の第1の電流源102と、差動対トランジスタ回路部104と、第2の電流源106から構成される。
第1の電流源102は、PNP型バイポーラトランジスタQ1 と、PNP型バイポーラトランジスタQ2 とが図解のごとくカレントミラー型電流源として構成されている。
差動対トランジスタ回路部104は、図解のごとく、NPN型バイポーラトランジスタQ4 と、トランジスタQ5 とが差動対型増幅回路を構成するように接続されている。
第2の電流源106はNPN型バイポーラトランジスタQ3 で構成されている。
【0005】
差動信号増幅部10は、差動増幅回路としての基本回路であり、トランジスタQ4 のベースとトランジスタQ5 のベースの両者に印加された入力信号INの差に応じた増幅をし、トランジスタQ5 のコレクタ、すなわち、トランジスタQ2 とトランジスタQ5 の接続点N1 から増幅結果に応じた信号を出力する。
【0006】
差動信号増幅部10のダイナミックレンジを広げるため、バートン型差動増幅回路には出力増幅回路部12Zが設けられている。
出力増幅回路部12Zは、出力増幅用トランジスタQ6 からなる出力増幅回路122と、トランジスタQ23からなる第3の電流源124Zとを有する。
出力増幅用トランジスタQ6 は、接続点N1 からの差動出力信号を増幅し、ダイナミックレンジを広げる。そのため、出力増幅用トランジスタQ6 は、トランジスタQ4 およびトランジスタQ5 の2倍の電流容量を有している。たとえば、トランジスタQ6 は、トランジスタQ4,5 の寸法の2倍の大きさで形成されている。
【0007】
出力増幅用トランジスタQ6 のコレクタ(接続点N2 )からの出力が、バッファ回路BUFからなる出力バッファ回路部14に接続されており、このバッファ回路BUFを介して、差動対トランジスタ回路部104に入力された入力信号INの差動増幅出力信号が出力される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
図4に図解の差動増幅回路は下記条件が成立することを前提としている。
【0009】
【数1】
Figure 0004128283
ここで、IB (Q1) はトランジスタQ1 のベース電流であり、
B (Q2) はトランジスタQ2 のベース電流であり、
B (Q6) はトランジスタQ6 のベース電流である。
【0010】
出力増幅用トランジスタQ6 は本来、接続点N1 における差動対トランジスタ回路部104の出力信号を増幅する目的で設けられているが、接続点N1 にベース電流IB (Q6) を流す機能をも有している。
その理由は次のとおりである。カレントミラー型の第1の電流源102において、トランジスタQ1 のコレクタがトランジスタQ1,2 のベースに接続されているので、トランジスタQ4 のコレクタに流れる電流IC (Q4)はトランジスタQ1,2 のベース電流(IB (Q1)/IB (Q2))とトランジスタQ1 のコレクタ電流との和になる(IC (Q4)=IC (Q1)+IB (Q1)/IB (Q2))。これに対して、トランジスタQ5 のコレクタに流れる電流IC (Q5)は、トランジスタQ2 のコレクタに流れる電流IC (Q2)だけである(IC (Q5)=IC (Q2))。その結果、トランジスタQ1 のコレクタからトランジスタQ4 のコレクタに流れる電流IC (Q4)が、トランジスタQ2 のコレクタからトランジスタQ5 のコレクタに流れる電流IC (Q5)より大きくなる傾向がある。そこで、トランジスタQ5 のコレクタに流れる電流の不足分をトランジスタQ6 のベースからトランジスタQ5 のコレクタに流す。
【0011】
式1の条件が満足されれば下記式2が成立する。
【0012】
【数2】
Figure 0004128283
ここで、IC (Q4)はトランジスタQ4 のコレクタ電流であり、
C (Q5)はトランジスタQ5 のコレクタ電流である。
【0013】
ところで、PNP型バイポーラトランジスタのトランジスタの電流増幅率hFEが低下するとベース電流が増大する。最近の高周波プロセスによれば、ラテラル(横型)PNP型バイポーラトランジスタを形成するとき、エピタキシャル層が薄くなり、ベース領域の厚さが浅くなり、そのようなトランジスタの電流増幅率hFEは低下する傾向にある。
そのようなラテラルPNP型バイポーラトランジスタをトランジスタQ1 、トランジスタQ2 などに用いると、式2の関係が満足されなくなる。
差動信号増幅部10においては、トランジスタQ4 とトランジスタQ5 とを全く同じ特性のものを用い、式2が満足されることを前提としている。しかしながら、トランジスタQ4 とトランジスタQ5 との特性が一致していたとしても、式2の条件が満足されない場合、動作エラーとなり、オフセット電圧が大きくなり、正確な差動増幅信号が得られない。
因みにオフセット電圧の大きさを考察すると、オフセット電圧は下記式3に依存するから、高周波用差動増幅回路においてPNP型バイポーラトランジスタの電流増幅率hFE=βが低下すればするほど、トランジスタQ1 とトランジスタQ2 のベース電流は大きくなり、動作エラーが増大してオフセット電圧は一層大きくなる。
【0014】
【数3】
Figure 0004128283
【0015】
本発明の目的は、高周波動作においても、オフセットが生じない、ダイナミックレンジの広い差動増幅回路を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、制御端子に差動信号が入力される第1及び第2のトランジスタを含む差動増幅部と、上記第1及び第2のトランジスタにそれぞれ電流を供給する第3及び第4のトランジスタを含むカレントミラー型の第1の電流源と、上記第1及び第2のトランジスタに電流を供給するための第2の電流源と、上記差動増幅部の差動増幅信号を増幅して出力する出力増幅部と、上記出力増幅部に電流を供給するための第5及び第6のトランジスタを含むカレントミラー型の第3の電流源と、上記第3の電流源に電流を供給するための第7及び第8のトランジスタを含むカレントミラー型の第4の電流源と、上記第4の電流源に電流を供給するための第5の電流源と、を有し、
上記第1の電流源と上記差動増幅部と上記第2の電流源とが第1の電源ラインと第2の電源ラインとの間に直列に接続されており
上記第2の電流源が、制御端子に制御電圧が入力される第9のトランジスタを含み、
上記出力増幅部が、制御端子に上記差動増幅信号が入力される第10のトランジスタを含み、
上記第3の電流源が、上記第5のトランジスタの制御端子と上記第6のトランジスタの制御端子との接続中点と上記第1の電源ラインとの間に接続されている第12のトランジスタを含み、
上記第5の電流源が、制御端子に上記制御電圧が入力される第11のトランジスタと、上記第4の電流源と上記第11のトランジスタとの間に接続されている第13のトランジスタと、上記第1の電源ラインと上記第2の電源ラインとの間に直列に接続されており、その接続中点から上記第13のトランジスタの制御端子に電圧を供給する第1及び第2の抵抗素子とを含む、
差動増幅回路が提供される。
【0017】
好ましくは、上記第10のトランジスタの電流駆動能力が上記第1及び第2のトランジスタの約2倍である。
【0020】
好ましくは、上記第1、第2、第5、第6、第9及び第11のトランジスタはNPN型のバイポーラトランジスタであり、上記第3、第4、第7、第8、及び第10のトランジスタはPNP型のバイポーラトランジスタであり、上記第1の電源ラインには電源電圧が供給されており、上記第2の電源ラインには接地電位が供給されている。
【0021】
好ましくは、制御端子に差動信号が入力される第14及び第15のトランジスタを含む第2の差動増幅部と、上記第14及び第15のトランジスタにそれぞれ電流を供給する第16及び第17のトランジスタを含むカレントミラー型の第6の電流源と、上記第14及び第15のトランジスタに電流を供給するための第7の電流源と、上記第2の差動増幅部の差動増幅信号を増幅して出力する第の第2の出力増幅部と、を更に有し、
上記第3の電流源が、上記第2の出力増幅部に電流を供給する第16のトランジスタを更に含み、当該第16のトランジスタと上記第6のトランジスタとでカレントミラー回路が構成される。
【0023】
【発明の実施の形態】
第1の実施の形態
本発明の差動増幅回路の第1の実施の形態を図1を参照して述べる。
図1は本発明の第1の実施形態のバ−トン型差動増幅回路1の回路図である。
図1に図解した差動増幅回路1は、差動信号増幅部10と、出力増幅回路部12と、出力バッファ回路部14とを有する。
【0024】
図1に図解した差動信号増幅部10は、図4を図解した述べた差動信号増幅部10と同じ構成をしている。すなわち、差動信号増幅部10は、第1の電源ラインVccと第2の電源ラインGNDとの間に直列接続された、カレントミラー型の第1の電流源102と、差動対トランジスタ回路部104と、第2の電流源106から構成される。
【0025】
カレントミラー型の第1の電流源102は、PNP型バイポーラトランジスタQ1 とPNP型バイポーラトランジスタQ2 とを有し、トランジスタQ1,2 の両者のエミッタが第1の電源ラインVccに接続され、トランジスタQ1,2 の両者のベースが共通接続され、その共通接続されたベースが、トランジスタQ1 のコレクタに接続されている。
カレントミラー型の第1の電流源102は、理論的には、トランジスタQ1 のコレクタ電流とトランジスタQ2 のコレクタ電流が同じで、正確かつ安定に一定の電流を負荷回路、この例では、差動対トランジスタ回路部104に提供する。したがって、カレントミラー型の第1の電流源102は、差動対トランジスタ回路部104のような差動信号を増幅するために、トランジスタQ4 とトランジスタQ5 の動作条件が完全に一致しなければならない回路の電源としては好ましい。
カレントミラー型の第1の電流源102の考えは、その他のカレントミラー型電流源124、126にも適用できる。
【0026】
差動対トランジスタ回路部104はNPN型バイポーラトランジスタQ4 とNPN型バイポーラトランジスタQ5 とが差動対を構成するように接続されている。すなわち、トランジスタQ4 のエミッタとトランジスタQ5 のエミッタとが共通接続され、トランジスタQ4 のコレクタがカレントミラー型の第1の電流源102のトランジスタQ1 のコレクタに接続され、トランジスタQ5 のコレクタがカレントミラー型の第1の電流源102のトランジスタQ2 のコレクタに接続されている。トランジスタQ4,5 のベースに差動増幅すべき入力信号INが印加される。
【0027】
第2の電流源106はNPN型バイポーラトランジスタQ3 で構成されており、トランジスタQ3 のコレクタはトランジスタQ4,5 のエミッタが共通接続された接続点N3 に接続され、トランジスタQ3 のエミッタは第2の電源ラインGNDに接続されており、トランジスタQ3 のベースには所定の電流制御電圧VCが印加されている。この電流制御電圧VCの電圧によって、トランジスタQ3 を流れる電流、すなわち、負荷回路としてのトランジスタQ4,5 の負荷電流が規定される。
【0028】
本実施の形態においては、第1の電源ラインVccは図1に図解したトランジスタの動作電圧を提供する、たとえば、DC3〜5Vであり、第2の電源ラインGNDは接地電位である。
【0029】
基本差動増幅回路としての差動信号増幅部10のダイナミックレンジを広げるため、図1に図解したバートン型差動増幅回路1には出力増幅回路部12が設けられている。図1に図解した出力増幅回路部12は図4に図解した回路12Zとは異なる。
図1に図解した出力増幅回路部12は、第1の電源ラインVccと第2の電源ラインGNDとの間に設けられた、出力増幅用PNP型バイポーラトランジスタQ6 からなる出力増幅回路122と、カレントミラー型の第3の電流源124と、カレントミラー型の第4の電流源126と、第5の電流源128とを有する。
【0030】
この回路構成の特徴の詳細については後述するが、下記式4がトランジスタの電流増幅率hFEに関係なく成立すれば、上述したオフセット電圧が増大するという問題は解決できる。
【0031】
【数4】
Figure 0004128283
ここで、IC (Q1) はトランジスタQ1 のコレクタ電流であり、
C (Q2) はトランジスタQ2 のコレクタ電流であり、
C (Q6) はトランジスタQ6 のコレクタ電流である。
【0032】
そこで、図1に図解した差動増幅回路1においては、トランジスタQ6 のコレクタ電流IC (Q6)を規定している、トランジスタQ7 のコレクタ電流IC (Q7)を発生する回路として、カレントミラー型の第3の電流源124およびカレントミラー型の第4の電流源126を設けた。また、電流増幅率hFEの高い、NPN型バイポーラトランジスタQ7 およびNPN型バイポーラトランジスタQ8 を用いて出力増幅用トランジスタQ6 の電流源である、カレントミラー型の第3の電流源124を構成している。
【0033】
出力増幅用トランジスタQ6 は、入力信号INを差動増幅した差動対トランジスタ回路部104の出力端子、すなわち、接続点N1 からの差動出力信号を増幅し、差動対トランジスタ回路部104のダイナミックレンジを広げる。
ダイナミックレンジを広げるために、出力増幅用トランジスタQ6 は、トランジスタQ4 およびトランジスタQ5 の2倍の電流容量を有している。より具体的に言えば、出力増幅用トランジスタQ6 の面積はトランジスタQ4,5 それぞれの寸法の2倍の大きさで形成されている。あるいは、トランジスタQ6 としては、トランジスタQ4,5 それぞれと同じ定格(容量)のトランジスタを2個並列に設けてもよい。
【0034】
カレントミラー型の第3の電流源124は、NPN型バイポーラトランジスタQ7 とNPN型バイポーラトランジスタQ8 からなるカレントミラー型電流源である。
トランジスタQ7 のコレクタが接続点N2 を介して出力増幅用トランジスタQ6 のコレクタに接続され、トランジスタQ7 のエミッタが第2の電源ラインGNDに接続されている。トランジスタQ7 のベースとトランジスタQ8 のベースとは共通接続されている。
トランジスタQ8 のエミッタが第2の電源ラインGNDに接続され、さらに共通接続されたトランジスタQ7 のベースとトランジスタQ8 のベースの接続点がトランジスタQ8 のコレクタに接続されている。トランジスタQ8 のコレクタはカレントミラー型の第4の電流源126内のトランジスタQ9 のコレクタに接続されている。
NPN型バイポーラトランジスタQ7,8 の電流増幅率hFEは十分大きい。このことは、式4を参照して述べた条件に合致している。
【0035】
カレントミラー型の第4の電流源126は、PNP型バイポーラトランジスタQ9 とPNP型バイポーラトランジスタQ10からなるカレントミラー型電流源である。
トランジスタQ9 のエミッタが第1の電源ラインVccに接続され、トランジスタQ9 のベースがトランジスタQ10のベースに接続され、トランジスタQ9 のコレクタがカレントミラー型の第3の電流源124内のトランジスタQ8 のコレクタに接続されている。
トランジスタQ10のエミッタが第1の電源ラインVccに接続され、トランジスタQ10のコレクタがトランジスタQ9 のベースと共通接続されたトランジスタQ10のベースに接続されている。トランジスタQ10のコレクタは第5の電流源128のトランジスタQ11のコレクタに接続されている。
【0036】
カレントミラー型の第4の電流源126は、カレントミラー型の第3の電流源124の2倍の電流供給容量を有している。したがって、カレントミラー型の第4の電流源126を構成しているトランジスタQ9,10はそれぞれ、カレントミラー型第3の電流源124を構成しているトランジスタQ7,8 の2倍の電流容量を有している。したがって、トランジスタQ9,10の面積はそれぞれ、トランジスタQ7,8 のそれぞれの面積の2倍の大きさに形成されている。あるいは、トランジスタQ9,10はそれぞれ、トランジスタQ7,8 それぞれを2個並列に設けた構造にしてもよい。
【0037】
第5の電流源128はカレントミラー型の第4の電流源126の電流源として設けられ、NPN型バイポーラトランジスタQ11を有する。トランジスタQ11のコレクタはトランジスタQ10のコレクタに接続され、トランジスタQ11のエミッタが第2の電源ラインGNDに接続されている。トランジスタQ11のベースには、トランジスタQ3 のベースに印加されている制御電圧VCが印加されており、トランジスタQ11に所定の定電流を流すように構成されている。
【0038】
出力増幅用トランジスタQ6 のコレクタに接続されている接続点N2 に出力バッファ回路部14のバッファ回路BUFが接続されており、差動信号増幅部10のトランジスタQ4,5 のベースに印加された入力信号を差動増幅した信号がバッファ回路BUFから出力される。
【0039】
図1に図解した差動増幅回路1と図4に図解した差動増幅回路1Zとを比較する。図1に図解した差動増幅回路1は、出力増幅用トランジスタQ6 の電流源として、図4のトランジスタQ23に代えて、トランジスタQ7,8 からなるカレントミラー型の第3の電流源124と、トランジスタQ9,10からなるカレントミラー型の第4の電流源126と、トランジスタQ11からなる第5の電流源128とを設けた点が異なる。しかしながら、この回路追加は、実質的に4個のトランジスタの追加に過ぎず、取り立てて複雑な回路構成となった訳ではない。
【0040】
図1に図解した差動増幅回路1の動作を述べる。
差動信号増幅部10の動作は図4を参照して述べた動作と実質的に同じである。
すなわち、差動対トランジスタ回路部104を構成するトランジスタQ4 のベースとトランジスタQ5 のベースの両者に入力信号INが印加されると、差動対トランジスタ回路部104においてトランジスタQ4 のベースとトランジスタQ5 のベースに印加された電圧の差を増幅した電流を接続点N1 (トランジスタQ5 のコレクタ)に出力する。
カレントミラー型の第1の電流源102は、トランジスタQ4 のコレクタおよびトランジスタQ5 のコレクタに、等しい一定の電流を提供する。
トランジスタQ3 からなる第2の電流源106は、トランジスタQ4 のエミッタおよびトランジスタQ5 のエミッタに一定の電流を提供する。
【0041】
出力増幅用トランジスタQ6 は接続点N1 の差動増幅信号を出力増幅用トランジスタQ6 の電流増幅率hFEに応じて増幅して、そのコレクタ(接続点N2 )に出力する。
カレントミラー型の第3の電流源124は出力増幅用トランジスタQ6 の定電流源であり、カレントミラー型の第4の電流源126も出力増幅用トランジスタQ6 の定電流源である。第5の電流源128はカレントミラー型の第4の電流源126の定電流源である。特に、出力増幅用トランジスタQ6 の定電流源として、第3の電流源124と第4の電流源126とは、トランジスタQ11だけの第5の電流源128より正確な定電流源としてのカレントミラー型電流源にしている。
【0042】
出力増幅用トランジスタQ6 のコレクタ(接続点N2 )からの出力が、バッファ回路BUFからなる出力バッファ回路部14に供給されており、このバッファ回路BUFを介して、差動対トランジスタ回路部104に入力された入力信号INの差動増幅出力信号が出力される。
【0043】
次いで、カレントミラー型の第3の電流源124およびカレントミラー型の第4の電流源126を設けたことによるオフセット電圧のキャンセル(低減)効果について考察する。
カレントミラー型の第1の電流源102において、トランジスタQ1 のコレクタ電流IC (Q1)とトランジスタQ2 のコレクタ電流IC (Q2)とは等しい。すなわち、下記式5が成立し、下記式5から、下記式6が成り立つ。
【0044】
【数5】
Figure 0004128283
ここで、IC (Q1) はトランジスタQ1 のコレクタ電流であり、
C (Q2) はトランジスタQ2 のコレクタ電流である。
【0045】
【数6】
Figure 0004128283
ここで、IB (Q1) はトランジスタQ1 のベース電流であり、
B (Q2) はトランジスタQ2 のベース電流であり、
B (Q6) はトランジスタQ6 のベース電流である。
【0046】
式6の関係が成立すれば下記式7が成立してオフセット電圧は0となる。
【0047】
【数7】
Figure 0004128283
ここで、IC (Q4) はトランジスタQ4 のコレクタ電流であり、
C (Q5) はトランジスタQ5 のコレクタ電流である。
【0048】
したがって、オフセット電圧を生じさせないためには、上述した条件が満足されればよい。下記にそのための条件を考察する。
この考察において、NPN型バイポーラトランジスタQ3 、Q7,8 、Q11の電流増幅率hFEは便宜的に無限大(∞)と仮定する。
【0049】
差動対トランジスタ回路部104におけるトランジスタQ4 のコレクタ電流IC (Q4)とトランジスタQ5 のコレクタ電流IC (Q5)とが等しいとして、下記条件が成立すると仮定する。
【0050】
【数8】
Figure 0004128283
ここで、IC (Q3) はトランジスタQ3 のコレクタ電流である。
【0051】
もし、下記関係が成立すれば、
【0052】
【数9】
Figure 0004128283
【0053】
式8との関係から式7の関係が成立し、オフセット電圧は発生しない。
そこで、この関係が成立する条件を考察する。
NPN型バイポーラトランジスタの電流増幅率hFEをβとする。
式8から、
【0054】
【数10】
Figure 0004128283
【0055】
上記同様に、カレントミラー型の第4の電流源126においても、カレントミラー型電流源の原理から下記式が成立する。
【0056】
【数11】
Figure 0004128283
【0057】
式11に、下記の関係式を代入する。
【0058】
【数12】
Figure 0004128283
【0059】
【数13】
Figure 0004128283
【0060】
式10式12とから、下記式13が得られる。
【0061】
【数14】
Figure 0004128283
【0062】
したがって、下記式16が成立する。
【0063】
【数15】
Figure 0004128283
【0064】
式16は差動対トランジスタ回路部104が完全に平衡しており、オフセット電圧が発生しないことを示している。すなわち、カレントミラー型の第3の電流源124およびカレントミラー型の第4の電流源126を設けた図1に図解した差動増幅回路1には原理的にオフセットが発生しない。
【0065】
差動増幅回路1の実際的な考察
以上の考察において、便宜的にNPN型バイポーラトランジスタの電流増幅率hFEが無限大と仮定した。その理由は、NPN型バイポーラトランジスタは一般的にみて、その電流増幅率hFEが高くオフセット派生の影響が少ないことに加えて、考察を容易にするためである。
しかしながら、トランジスタの電流増幅率hFEが無限大ということはあり得ない。そこで、NPN型バイポーラトランジスタの電流増幅率hFEを100と仮定し、PNP型バイポーラトランジスタの電流増幅率hFEを種々変えた場合のオフセット発生具合についてシミュレーションを行った結果を下記表1に示す。
【0066】
【表1】
Figure 0004128283
【0067】
図1に図解した差動増幅回路1においても、オフセット電圧は発生しているが、その値は図4に図解した差動増幅回路におけるオフセット電圧より相当低下している。
また、本実施の形態によれば、PNP型バイポーラトランジスタの電流増幅率hFEが変動した場合でも(ばらついた場合でも)オフセット電圧を所定の範囲に制限できる。
【0068】
上述したように、図1を参照して述べた本発明の第1の実施の形態の差動増幅回路1によれば、原理的にはオフセット電圧は発生せず、実際の回路においても、オフセット電圧は発生したとしても、図4に図解した差動増幅回路におけるオフセット電圧より相当低下できる。
オフセット電圧を上述したように低下させた場合でも、図1の差動増幅回路1において、ダイナミックレンジが狭くなったり、高周波特性が低下することはない。
なお、図1に図解した差動増幅回路1は、カレントミラー型の第3の電流源124とカレントミラー型の第4の電流源126を追加するだけであるから、回路構成が特別複雑にはならない。
【0069】
第2の実施の形態
図2を参照して本発明の差動増幅回路の第2実施の形態について述べる。
第2の実施の形態の差動増幅回路1Aは、上述した図1におけるオフセット電圧をさらに低減することを目的とする。
図2に図解した差動増幅回路1Aは、差動信号増幅部10と、出力増幅回路部12Aと、出力バッファ回路部14とを有する。
差動信号増幅部10は図1に図解した差動信号増幅部10と全く同じ回路構成をしている。同様に、出力バッファ回路部14は図1に図解した出力バッファ回路部14と全く同じである。
【0070】
図2に図解した差動増幅回路1Aにおける出力増幅回路部12Aは、図1に図解のカレントミラー型の第3の電流源124にNPN型バイポーラトランジスタQ12を追加したカレントミラー型の第3の電流源124Aと、図1に図解のカレントミラー型の第4の電流源126にNPN型バイポーラトランジスタQ13と、分圧直列抵抗器R1 ,R2 を追加したカレントミラー型の第4の電流源126Aを有する。
【0071】
カレントミラー型の第3の電流源124Aに付加されたトランジスタQ12は、そのベースがNPN型バイポーラトランジスタQ8 のコレクタに接続され、コレクタが第1の電源ラインVccに接続され、エミッタがNPN型バイポーラトランジスタQ8 のベースとトランジスタQ7 のベースの共通接続部に接続されている。すなわち、トランジスタQ12とトランジスタQ8 とは逆並列に接続されており、トランジスタQ12を設けることにより、トランジスタQ7 のコレクタ電流と、トランジスタQ8 のコレクタ電流とを一致させている。その結果、トランジスタQ12を設けることにより、トランジスタQ7 の電流増幅率hFEの影響をキャンセルできる。
【0072】
カレントミラー型の第4の電流源126Aに付加されてトランジスタQ13は、そのコレクタがトランジスタQ10のコレクタに接続され、そのエミッタがトランジスタQ11のコレクタに接続されており、トランジスタQ10のコレクタ電流IC (Q10) を制御する。第1の電源ラインVccと第2の電源ラインGNDとの間に設けられた分圧直列抵抗器R1 ,R2 は、その電圧分割比に応じてトランジスタQ13のベース電圧を規定する。したがって、分圧直列抵抗器R1 ,R2 の電圧分割比を適切に選択することにより、トランジスタQ13は、カレントミラー型の第3の電流源124AにおけるトランジスタQ12と同様の作用により、トランジスタQ10の電流増幅率hFEの影響をキャンセルできる。
【0073】
上述したとおり、図1に図解した差動増幅回路1に、トランジスタQ12とトランジスタQ13を付加することにより、図2に図解した差動増幅回路1Aは、表1に例示したオフセット電圧をさらに低減することができる。
【0074】
第3実施の形態
図3を参照して本発明の差動増幅回路の第3実施の形態について述べる。
図3に図解した差動増幅回路1Bは複数の入力信号を効率よく差動増幅する回路を示す。
【0075】
図3に図解した差動増幅回路1Aは、図2の差動信号増幅部10に対応する差動信号増幅部101 、図2の出力増幅回路部12Aに対応する第1の出力増幅回路部111 と第2の出力増幅回路部13の合成回路、図2の出力バッファ回路部14に対応する出力バッファ回路部141 を有しており、上述した図2に図解した差動増幅回路1Aと全く同じである。図解の関係で、第1の出力増幅回路部111 と第2の出力増幅回路部13とに分離しているが、これらの合成回路は、図2の出力増幅回路部12Aと全く同じである。第2の出力増幅回路部13は、複数の信号増幅に共用する。
【0076】
以上から、差動信号増幅部101 、第1の出力増幅回路部111 と第2の出力増幅回路部13の合成回路、出力バッファ回路部141 は、図2を参照して述べた差動増幅回路1Aと全く同じ動作をし、トランジスタQ4 のベースおよびトランジスタQ5 のベースに入力された第1の入力信号IN1 を差動増幅して出力バッファ回路部141 から出力する。 この回路の動作および特徴は、図2を参照して述べた差動増幅回路1Aの特徴および効果と同様である。
【0077】
図3に図解した差動増幅回路1Bは、2以上の入力信号を差動増幅するための回路であり、第2の入力信号IN2 は、差動信号増幅部101 と全く同じ回路構成の差動信号増幅部102 、出力増幅回路部111 と全く同じ回路構成の出力増幅回路部112 、および、出力バッファ回路部141 と全く同じ構成の出力バッファ回路部142 を有している。したがって、第2の入力信号IN2 も第1の入力信号IN1 と同様に差動増幅されて出力バッファ回路部142 から出力される。
【0078】
図3に図解した差動増幅回路1Bは、第2の出力増幅回路部13が複数の差動信号増幅部10x (Xは1〜n)および第1の出力増幅回路部11x に共用できるので、複数の入力信号を差動増幅する場合、回路構成が実質的に簡単になり、効率がよい。
【0079】
本発明の好適実施の形態について上述したが、本発明の差動増幅回路の実施に際しては上述した回路構成には限定されず、当業者は本発明の技術思想の範囲内で種々改変することができる。
【0080】
【発明の効果】
本発明の差動増幅回路は、広いダイナミックレンジを維持しつつ、かつ、高周波特性を維持しつつ、オフセットの影響を少なくすることができる。
また、本発明の差動増幅回路においては、その差動増幅回路を構成するトランジスタの電流増幅率が変動した場合でも(ばらついた場合でも)オフセット電圧を所定の範囲に制限できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1の実施形態の差動増幅回路の回路図である。
【図2】図2は本発明の第2の実施形態の差動増幅回路の回路図である。
【図3】図3は本発明の第3の実施形態の差動増幅回路の回路図である。
【図4】図4は本発明の背景技術としての差動増幅回路の回路図である。
【符号の説明】
1,1A・・差動増幅回路
10・・差動信号増幅部
102・・カレントミラー型の第1の電流源
1,2 ・・PNP型バイポーラトランジスタ
104・・差動対トランジスタ回路部
4,5 ・・NPN型バイポーラトランジスタ
106・・第2の電流源
3 ・・NPN型バイポーラトランジスタ
12・・出力増幅回路部
122・・出力増幅用トランジスタ(Q6
124・・カレントミラー型の第3の電流源
7,8 ・・NPN型バイポーラトランジスタ
12・・NPN型バイポーラトランジスタ
126・・カレントミラー型の第4の電流源
9,10・・PNP型バイポーラトランジスタ
13・・NPN型バイポーラトランジスタ
1 ,R2 ・・分圧抵抗器
128・・第5の電流源
11・・NPN型バイポーラトランジスタ
14・・出力バッファ回路部
BUF・・バッファ回路

Claims (4)

  1. 制御端子に差動信号が入力される第1及び第2のトランジスタを含む差動増幅部と、
    上記第1及び第2のトランジスタにそれぞれ電流を供給する第3及び第4のトランジスタを含むカレントミラー型の第1の電流源と、
    上記第1及び第2のトランジスタに電流を供給するための第2の電流源と、
    上記差動増幅部の差動増幅信号を増幅して出力する出力増幅部と、
    上記出力増幅部に電流を供給するための第5及び第6のトランジスタを含むカレントミラー型の第3の電流源と、
    上記第3の電流源に電流を供給するための第7及び第8のトランジスタを含むカレントミラー型の第4の電流源と、
    上記第4の電流源に電流を供給するための第5の電流源と、
    を有し、
    上記第1の電流源と上記差動増幅部と上記第2の電流源とが第1の電源ラインと第2の電源ラインとの間に直列に接続されており、
    上記第2の電流源が、制御端子に制御電圧が入力される第9のトランジスタを含み、
    上記出力増幅部が、制御端子に上記差動増幅信号が入力される第10のトランジスタを含み、
    上記第3の電流源が、上記第5のトランジスタの制御端子と上記第6のトランジスタの制御端子との接続中点と上記第1の電源ラインとの間に接続されている第12のトランジスタを含み、
    上記第5の電流源が、制御端子に上記制御電圧が入力される第11のトランジスタと、上記第4の電流源と上記第11のトランジスタとの間に接続されている第13のトランジスタと、上記第1の電源ラインと上記第2の電源ラインとの間に直列に接続されており、その接続中点から上記第13のトランジスタの制御端子に電圧を供給する第1及び第2の抵抗素子とを含む、
    差動増幅回路。
  2. 上記第10のトランジスタの電流駆動能力上記第1及び第2のトランジスタの約2倍である請求項1に記載の差動増幅回路。
  3. 上記第1、第2、第5、第6、第9及び第11のトランジスタNPN型のバイポーラトランジスタであり、
    上記第3、第4、第7、第8、及び第10のトランジスタPNP型のバイポーラトランジスタであり、
    上記第1の電源ラインに電源電圧が供給されており、
    上記第2の電源ラインに接地電位が供給されている、
    請求項1又は2に記載の差動増幅回路。
  4. 制御端子に差動信号が入力される第14及び第15のトランジスタを含む第2の差動増幅部と、
    上記第14及び第15のトランジスタにそれぞれ電流を供給する第16及び第17のトランジスタを含むカレントミラー型の第6の電流源と、
    上記第14及び第15のトランジスタに電流を供給するための第7の電流源と、
    上記第2の差動増幅部の差動増幅信号を増幅して出力する第の第2の出力増幅部と、
    を更に有し、
    上記第3の電流源が、上記第2の出力増幅部に電流を供給する第16のトランジスタを更に含み、当該第16のトランジスタと上記第6のトランジスタとでカレントミラー回路が構成される、
    請求項 1 乃至 3 の何れかに記載の差動増幅回路。
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