JP3441260B2 - 差動増幅回路におけるオフセット調整回路 - Google Patents
差動増幅回路におけるオフセット調整回路Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、差動増幅回路の出
力に生ずるいわゆるオフセットを調整するための回路に
係り、特に、調整の簡易さを向上させた差動増幅回路に
おけるオフセット調整回路に関する。
力に生ずるいわゆるオフセットを調整するための回路に
係り、特に、調整の簡易さを向上させた差動増幅回路に
おけるオフセット調整回路に関する。
【0002】
【従来の技術】いわゆるオペアンプと称されるICの内
部回路は、通常、差動増幅回路を基本的に構成されてい
る。図2には、このようなオペアンプ内で用いられるい
わゆるコンプリメンタリ型の差動増幅回路の一例が示さ
れており、以下、同図を参照しつつこの回路について概
略的に説明する。
部回路は、通常、差動増幅回路を基本的に構成されてい
る。図2には、このようなオペアンプ内で用いられるい
わゆるコンプリメンタリ型の差動増幅回路の一例が示さ
れており、以下、同図を参照しつつこの回路について概
略的に説明する。
【0003】この回路は、npn形トランジスタにより
構成された第1の差動増幅回路30と、pnp形トラン
ジスタにより構成された第2の差動増幅回路31と、加
算回路32と、増幅回路33と、を主たる構成要素とし
てなるもので、第1の差動増幅回路30と第2の増幅回
路31とが、反転入力端子34aと非反転入力端子34
bの間に並列接続されたような構成となっている。
構成された第1の差動増幅回路30と、pnp形トラン
ジスタにより構成された第2の差動増幅回路31と、加
算回路32と、増幅回路33と、を主たる構成要素とし
てなるもので、第1の差動増幅回路30と第2の増幅回
路31とが、反転入力端子34aと非反転入力端子34
bの間に並列接続されたような構成となっている。
【0004】すなわち、第1の差動増幅回路30を構成
する2つのnpn形トランジスタ35a,35bのベー
スが、反転入力端子34a及び非反転入力端子34bに
それぞれ接続されると共に、第2の差動増幅回路31を
構成する2つのpnp形トランジスタ36a,36bの
ベースが反転入力端子34a及び非反転入力端子34b
にそれぞれ接続されており、2つの差動増幅回路30,
31の出力信号が加算回路32に加えられ、さらに増幅
回路33により増幅されて差動出力信号が得られるよう
になっているものである。
する2つのnpn形トランジスタ35a,35bのベー
スが、反転入力端子34a及び非反転入力端子34bに
それぞれ接続されると共に、第2の差動増幅回路31を
構成する2つのpnp形トランジスタ36a,36bの
ベースが反転入力端子34a及び非反転入力端子34b
にそれぞれ接続されており、2つの差動増幅回路30,
31の出力信号が加算回路32に加えられ、さらに増幅
回路33により増幅されて差動出力信号が得られるよう
になっているものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記構成において、出
力信号のいわゆるオフセット調整を行う場合、通常、第
1の差動増幅回路30においては、この第1の差動増幅
回路30のエミッタ側に設けられたいわゆるカレントミ
ラー回路からなる定電流回路37の枝電流I2を、第2
の差動増幅回路31においては、この第2の増幅回路3
1のエミッタ側に設けられたいわゆるカレントミラー回
路からなる定電流回路38の枝電流I1を、外部に設け
た調整用可変抵抗器により調整するようにしている。
力信号のいわゆるオフセット調整を行う場合、通常、第
1の差動増幅回路30においては、この第1の差動増幅
回路30のエミッタ側に設けられたいわゆるカレントミ
ラー回路からなる定電流回路37の枝電流I2を、第2
の差動増幅回路31においては、この第2の増幅回路3
1のエミッタ側に設けられたいわゆるカレントミラー回
路からなる定電流回路38の枝電流I1を、外部に設け
た調整用可変抵抗器により調整するようにしている。
【0006】すなわち、図2において点線で示されたよ
うに、例えば、一方の定電流回路37で言えば、この定
電流回路37を構成する2つのnpn形トランジスタ3
9a,39bのエミッタから外部へ、調整用可変抵抗器
40の両端部を接続できるように端子41a,41bが
引き出され、この端子41a,41bに調整用可変抵抗
器40の両端を接続すると共に、摺動端子40aを所定
の負電源電圧(−V)へ接続し、調整用可変抵抗器40
の摺動端子40aの位置を調整することで、枝電流I2
の調整が行われるようになっていた。これは、他方の定
電流回路38においても基本的に同様であり、調整用可
変抵抗器42を調整することで、枝電流I1の調整がな
されるような構成となっていた。
うに、例えば、一方の定電流回路37で言えば、この定
電流回路37を構成する2つのnpn形トランジスタ3
9a,39bのエミッタから外部へ、調整用可変抵抗器
40の両端部を接続できるように端子41a,41bが
引き出され、この端子41a,41bに調整用可変抵抗
器40の両端を接続すると共に、摺動端子40aを所定
の負電源電圧(−V)へ接続し、調整用可変抵抗器40
の摺動端子40aの位置を調整することで、枝電流I2
の調整が行われるようになっていた。これは、他方の定
電流回路38においても基本的に同様であり、調整用可
変抵抗器42を調整することで、枝電流I1の調整がな
されるような構成となっていた。
【0007】しかしながら、かかる従来のオフセット調
整では、初段の回路電流としての電流I1,I2を、それ
ぞれ調整しなければならないので、調整作業に手間を要
するだけでなく、調整に熟練さが要求され、調整作業が
容易でないという問題があった。
整では、初段の回路電流としての電流I1,I2を、それ
ぞれ調整しなければならないので、調整作業に手間を要
するだけでなく、調整に熟練さが要求され、調整作業が
容易でないという問題があった。
【0008】また、2つの電流I1,I2を同時に変える
ように構成されているために、調整の仕方によっては、
2つの差動増幅回路30,31の動作点を本来の設定点
から大きくずらしてしまい、所望の動作が得られなくな
る虞もあった。
ように構成されているために、調整の仕方によっては、
2つの差動増幅回路30,31の動作点を本来の設定点
から大きくずらしてしまい、所望の動作が得られなくな
る虞もあった。
【0009】本発明は、上記実状に鑑みてなされたもの
で、調整箇所が一つで済み、しかも、調整容易な差動増
幅回路におけるオフセット調整回路を提供するものであ
る。また、本発明の他の目的は、回路の動作点を大きく
違えることなく、オフセット調整が容易にできる差動増
幅回路におけるオフセット調整回路を提供することにあ
る。さらに、本発明の他の目的は、特に、いわゆるオペ
アンプに用いられる差動増幅回路において、調整箇所が
一つで済み、しかも、調整容易なオフセット調整回路を
提供することにある。
で、調整箇所が一つで済み、しかも、調整容易な差動増
幅回路におけるオフセット調整回路を提供するものであ
る。また、本発明の他の目的は、回路の動作点を大きく
違えることなく、オフセット調整が容易にできる差動増
幅回路におけるオフセット調整回路を提供することにあ
る。さらに、本発明の他の目的は、特に、いわゆるオペ
アンプに用いられる差動増幅回路において、調整箇所が
一つで済み、しかも、調整容易なオフセット調整回路を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る差動増幅回
路におけるオフセット調整回路は、それぞれ異なる形の
トランジスタを用いてなり、非反転入力端子と反転入力
端子との間において、並列的に設けられてなる2つの差
動増幅回路のオフセット調整回路であって、一方の差動
増幅回路を構成する2つのトランジスタのエミッタ側に
接続される定電流回路は、カレントミラー回路により構
成され、このカレントミラー回路は、2つのトランジス
タを有してなり、その一方がダイオード接続されると共
に、これら2つのトランジスタは、ベース同士が接続さ
れる一方、各々のエミッタは、それぞれ抵抗器を介して
所定の電源に接続されると共に、エミッタと所定の電源
との間からは、調整用可変抵抗器が接続される接続端子
がそれぞれ外部へ引き出されてなるものである。
路におけるオフセット調整回路は、それぞれ異なる形の
トランジスタを用いてなり、非反転入力端子と反転入力
端子との間において、並列的に設けられてなる2つの差
動増幅回路のオフセット調整回路であって、一方の差動
増幅回路を構成する2つのトランジスタのエミッタ側に
接続される定電流回路は、カレントミラー回路により構
成され、このカレントミラー回路は、2つのトランジス
タを有してなり、その一方がダイオード接続されると共
に、これら2つのトランジスタは、ベース同士が接続さ
れる一方、各々のエミッタは、それぞれ抵抗器を介して
所定の電源に接続されると共に、エミッタと所定の電源
との間からは、調整用可変抵抗器が接続される接続端子
がそれぞれ外部へ引き出されてなるものである。
【0011】かかる構成においては、いわゆる3端子を
有する可変抵抗器が、差動増幅回路の外部で接続される
ようになっている。すなわち、一方の差動増幅回路の定
電流回路としてのカレントミラー回路を構成する2つの
トランジスタのエミッタ側から取り出された2つの端子
に、可変抵抗器の両端が接続されると共に、カレントミ
ラー回路の2つのトランジスタのエミッタの電源と同一
の電源に、摺動端子が接続されるようになっている。
有する可変抵抗器が、差動増幅回路の外部で接続される
ようになっている。すなわち、一方の差動増幅回路の定
電流回路としてのカレントミラー回路を構成する2つの
トランジスタのエミッタ側から取り出された2つの端子
に、可変抵抗器の両端が接続されると共に、カレントミ
ラー回路の2つのトランジスタのエミッタの電源と同一
の電源に、摺動端子が接続されるようになっている。
【0012】そして、この可変抵抗器の摺動端子の位置
を調整することにより、カレントミラー回路の2つの電
流路の電流を同時に、調整することが可能となり、しか
も、他方の差動増幅回路の定電流回路の電流を固定した
状態で、一箇所での調整を行うようにしてあるので、調
整が簡単、容易で、2つの差動増幅回路の動作点を大き
く違えるようなことが防げることとなるものである。
を調整することにより、カレントミラー回路の2つの電
流路の電流を同時に、調整することが可能となり、しか
も、他方の差動増幅回路の定電流回路の電流を固定した
状態で、一箇所での調整を行うようにしてあるので、調
整が簡単、容易で、2つの差動増幅回路の動作点を大き
く違えるようなことが防げることとなるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る差動増幅回路
におけるオフセット調整回路の発明の実施の形態につい
て、図1を参照しつつ説明する。なお、以下に説明する
部材、配置等は本発明を限定するものではなく、本発明
の趣旨の範囲内で種々改変することができるものであ
る。
におけるオフセット調整回路の発明の実施の形態につい
て、図1を参照しつつ説明する。なお、以下に説明する
部材、配置等は本発明を限定するものではなく、本発明
の趣旨の範囲内で種々改変することができるものであ
る。
【0014】まず、この発明の実施の形態における回路
は、いわゆるコンプリメンタリ型の2つの差動増幅回路
1,2を有し、その出力が加算回路3で加算され、後段
の増幅回路4により増幅されて、差動信号出力が得られ
るようになっている点では、図1において示された従来
の回路と基本的に同様なものである。
は、いわゆるコンプリメンタリ型の2つの差動増幅回路
1,2を有し、その出力が加算回路3で加算され、後段
の増幅回路4により増幅されて、差動信号出力が得られ
るようになっている点では、図1において示された従来
の回路と基本的に同様なものである。
【0015】第1の差動増幅回路1は、npn形の第1
及び第2のトランジスタ5,6を主として構成されてお
り、第1のトランジスタ(図1においては「Q1」と表
記)5のベースは、非反転入力端子7に、第2のトラン
ジスタ(図1においては「Q2」と表記)6のベース
は、反転入力端子8に、それぞれ接続されている。ま
た、第1のトランジスタ5のコレクタは、コレクタ抵抗
器9を介して所定の正電源電圧(+V)に接続されると
共に、加算回路3の入力段に接続される一方、第2のト
ランジスタ6のコレクタは、所定の正電源電圧(+V)
に直接接続されるようになっている。
及び第2のトランジスタ5,6を主として構成されてお
り、第1のトランジスタ(図1においては「Q1」と表
記)5のベースは、非反転入力端子7に、第2のトラン
ジスタ(図1においては「Q2」と表記)6のベース
は、反転入力端子8に、それぞれ接続されている。ま
た、第1のトランジスタ5のコレクタは、コレクタ抵抗
器9を介して所定の正電源電圧(+V)に接続されると
共に、加算回路3の入力段に接続される一方、第2のト
ランジスタ6のコレクタは、所定の正電源電圧(+V)
に直接接続されるようになっている。
【0016】さらに、これら第1及び第2のトランジス
タ5,6のエミッタは、共に定電流回路10に接続され
ている。この定電流回路10は、いわゆるカレントミラ
ー回路を用いてなるものである。すなわち、ベースとコ
レクタとが接続され、いわゆるダイオード接続されたn
pn形の第5のトランジスタ(図1においては「Q5」
と表記)11と、npn形の第6トランジスタ(図1に
おいては「Q6」と表記)12とがベース同士で接続さ
れており、第6のトランジスタ12のコレクタが先の2
つのトランジスタ5,6のエミッタに接続される一方、
第5のトランジスタ11のコレクタは、pnp形の第8
のトランジスタ22のコレクタに接続されている。
タ5,6のエミッタは、共に定電流回路10に接続され
ている。この定電流回路10は、いわゆるカレントミラ
ー回路を用いてなるものである。すなわち、ベースとコ
レクタとが接続され、いわゆるダイオード接続されたn
pn形の第5のトランジスタ(図1においては「Q5」
と表記)11と、npn形の第6トランジスタ(図1に
おいては「Q6」と表記)12とがベース同士で接続さ
れており、第6のトランジスタ12のコレクタが先の2
つのトランジスタ5,6のエミッタに接続される一方、
第5のトランジスタ11のコレクタは、pnp形の第8
のトランジスタ22のコレクタに接続されている。
【0017】また、第5のトランジスタ11のエミッタ
は、2つのエミッタ抵抗器13a,13bを介して、第
6のトランジスタ12のエミッタは、2つのエミッタ抵
抗器14a,14bを介して、それぞれ所定の負電源電
圧(−V)に接続されるようになっている。
は、2つのエミッタ抵抗器13a,13bを介して、第
6のトランジスタ12のエミッタは、2つのエミッタ抵
抗器14a,14bを介して、それぞれ所定の負電源電
圧(−V)に接続されるようになっている。
【0018】さらに、エミッタ抵抗器13a,13bの
相互の接続点と、エミッタ抵抗器14a,14bの相互
の接続点からは、外部調整用の端子15a,15bが取
り出されており、後述するように、調整用可変抵抗器1
6を接続することで、初段の増幅回路である第1の差動
増幅回路1のエミッタ電流I2が調整できるようになっ
ている。
相互の接続点と、エミッタ抵抗器14a,14bの相互
の接続点からは、外部調整用の端子15a,15bが取
り出されており、後述するように、調整用可変抵抗器1
6を接続することで、初段の増幅回路である第1の差動
増幅回路1のエミッタ電流I2が調整できるようになっ
ている。
【0019】一方、第2の差動増幅回路2も基本的に
は、略第1の差動増幅回路1と同様な構成であるが、エ
ミッタ側の定電流回路17の構成が上述した第1の差動
増幅回路1のそれとは、異なっている。すなわち、この
第2の差動増幅回路2は、まず、pnp形の第3及び第
4のトランジスタ18,19を主として構成されてお
り、第3のトランジスタ(図1においては「Q3」と表
記)18のベースは、非反転入力端子7に、第4のトラ
ンジスタ(図1においては「Q4」と表記)19のベー
スは、反転入力端子8に、それぞれ接続されている。
は、略第1の差動増幅回路1と同様な構成であるが、エ
ミッタ側の定電流回路17の構成が上述した第1の差動
増幅回路1のそれとは、異なっている。すなわち、この
第2の差動増幅回路2は、まず、pnp形の第3及び第
4のトランジスタ18,19を主として構成されてお
り、第3のトランジスタ(図1においては「Q3」と表
記)18のベースは、非反転入力端子7に、第4のトラ
ンジスタ(図1においては「Q4」と表記)19のベー
スは、反転入力端子8に、それぞれ接続されている。
【0020】また、第3のトランジスタ18のコレクタ
は、コレクタ抵抗器20を介して所定の負電源電圧(−
V)に接続されると共に、加算回路3の入力段に接続さ
れる一方、第4のトランジスタ19のコレクタは、所定
の負電源電圧(−V)に直接接続されるようになってい
る。
は、コレクタ抵抗器20を介して所定の負電源電圧(−
V)に接続されると共に、加算回路3の入力段に接続さ
れる一方、第4のトランジスタ19のコレクタは、所定
の負電源電圧(−V)に直接接続されるようになってい
る。
【0021】さらに、これら第3及び第4のトランジス
タ18,19のエミッタは、共に定電流回路17に接続
されている。この定電流回路17は、いわゆるカレント
ミラー回路を用いてなるもので、ベースとコレクタとが
接続され、いわゆるダイオード接続されたpnp形の第
7のトランジスタ(図1においては「Q7」と表記)2
1と、pnp形の第8及び第9のトランジスタ(図1に
おいては、それぞれ「Q8」,「Q9」と表記)22,2
3が、ベース同士で接続されているものである。
タ18,19のエミッタは、共に定電流回路17に接続
されている。この定電流回路17は、いわゆるカレント
ミラー回路を用いてなるもので、ベースとコレクタとが
接続され、いわゆるダイオード接続されたpnp形の第
7のトランジスタ(図1においては「Q7」と表記)2
1と、pnp形の第8及び第9のトランジスタ(図1に
おいては、それぞれ「Q8」,「Q9」と表記)22,2
3が、ベース同士で接続されているものである。
【0022】第7、第8及び第9のトランジスタ21,
22,23は、エミッタがそれぞれエミッタ抵抗器24
a,24b,24cを介して、正電源電圧(+V)に接
続されるようになっている一方、第7のトランジスタ2
1のコレクタは、コレクタ抵抗器25を介して、負電源
電圧(−V)に接続されている。また、第8のトランジ
スタ22のコレクタは、先に述べたように第5のトラン
ジスタ11のコレクタに接続され、第9のトランジスタ
23のコレクタは、上述した第3及び第4のトランジス
タ18,19のエミッタに接続されており、この第9の
トランジスタ23のコレクタから第3及び第4のトラン
ジスタ18,19のエミッタに対して、定電流I1が流
入するようになっている。
22,23は、エミッタがそれぞれエミッタ抵抗器24
a,24b,24cを介して、正電源電圧(+V)に接
続されるようになっている一方、第7のトランジスタ2
1のコレクタは、コレクタ抵抗器25を介して、負電源
電圧(−V)に接続されている。また、第8のトランジ
スタ22のコレクタは、先に述べたように第5のトラン
ジスタ11のコレクタに接続され、第9のトランジスタ
23のコレクタは、上述した第3及び第4のトランジス
タ18,19のエミッタに接続されており、この第9の
トランジスタ23のコレクタから第3及び第4のトラン
ジスタ18,19のエミッタに対して、定電流I1が流
入するようになっている。
【0023】次に、上記構成におけるオフセット調整に
ついて説明する。上記構成において、出力信号のオフセ
ットの調整は、定電流I2の大きさを変えることにより
行えるようになっている。まず、調整用可変抵抗器16
の両端を、端子15a,15bに接続すると共に、摺動
端子16aを負電源電圧(−V)へ接続する。
ついて説明する。上記構成において、出力信号のオフセ
ットの調整は、定電流I2の大きさを変えることにより
行えるようになっている。まず、調整用可変抵抗器16
の両端を、端子15a,15bに接続すると共に、摺動
端子16aを負電源電圧(−V)へ接続する。
【0024】そして、摺動端子16aの位置を適宜調整
することにより、定電流I2の大きさが変えられる結
果、出力信号のオフセットを無くすることができる。と
ころで、定電流回路10は、いわゆるカレントミラー回
路を用いてなるものであるので、第5及び第6のトラン
ジスタ11,12の特性が同一であり、かつ、各トラン
ジスタ11,12のベース・エミッタ間の電圧が、第5
のトランジスタ11のエミッタ抵抗器13a,13bに
おける電圧降下に比して十分に小さいという条件の下で
は、第5のトランジスタ11のコレクタ側の電流Iref
と、電流I2の比は、第5のトランジスタ11のエミッ
タ側の抵抗と第6のトランジスタ12のエミッタ側の抵
抗との比に比例することとなる。
することにより、定電流I2の大きさが変えられる結
果、出力信号のオフセットを無くすることができる。と
ころで、定電流回路10は、いわゆるカレントミラー回
路を用いてなるものであるので、第5及び第6のトラン
ジスタ11,12の特性が同一であり、かつ、各トラン
ジスタ11,12のベース・エミッタ間の電圧が、第5
のトランジスタ11のエミッタ抵抗器13a,13bに
おける電圧降下に比して十分に小さいという条件の下で
は、第5のトランジスタ11のコレクタ側の電流Iref
と、電流I2の比は、第5のトランジスタ11のエミッ
タ側の抵抗と第6のトランジスタ12のエミッタ側の抵
抗との比に比例することとなる。
【0025】本発明の実施の形態においては、調整用可
変抵抗器16が接続される端子15a,15bが、エミ
ッタ抵抗器13a,13bの間及びエミッタ抵抗器14
a,14bの間から取り出されるように構成されてお
り、上述したようにして調整用可変抵抗器16を調整す
ることで、第5のトランジスタ11のエミッタ側の抵抗
(エミッタ抵抗器13a,13bと調整用可変抵抗器1
6の抵抗値を合成した実質的なエミッタ抵抗の意味)
と、第6のトランジスタ12のエミッタ側の抵抗(エミ
ッタ抵抗器14a,14bと調整用可変抵抗器16の抵
抗値を合成した実質的なエミッタ抵抗の意味)とを、調
整用可変抵抗器16を接続する前の状態から増減させる
こととなるので、そのため、電流I2の増減がなされる
ようになっている。
変抵抗器16が接続される端子15a,15bが、エミ
ッタ抵抗器13a,13bの間及びエミッタ抵抗器14
a,14bの間から取り出されるように構成されてお
り、上述したようにして調整用可変抵抗器16を調整す
ることで、第5のトランジスタ11のエミッタ側の抵抗
(エミッタ抵抗器13a,13bと調整用可変抵抗器1
6の抵抗値を合成した実質的なエミッタ抵抗の意味)
と、第6のトランジスタ12のエミッタ側の抵抗(エミ
ッタ抵抗器14a,14bと調整用可変抵抗器16の抵
抗値を合成した実質的なエミッタ抵抗の意味)とを、調
整用可変抵抗器16を接続する前の状態から増減させる
こととなるので、そのため、電流I2の増減がなされる
ようになっている。
【0026】ところで、図2に示されたような従来の回
路においては、例えば、調整用可変抵抗器40を変化さ
せても、トランジスタ39bのエミッタと負電源電圧と
の間のエミッタ抵抗を、調整用可変抵抗器40を接続す
る前の状態、すなわち、抵抗器43の値から小さくでき
るだけであり、このため、電流I2の値も、調整用可変
抵抗器40接続前の値から増大させることができるにす
ぎないものであった。
路においては、例えば、調整用可変抵抗器40を変化さ
せても、トランジスタ39bのエミッタと負電源電圧と
の間のエミッタ抵抗を、調整用可変抵抗器40を接続す
る前の状態、すなわち、抵抗器43の値から小さくでき
るだけであり、このため、電流I2の値も、調整用可変
抵抗器40接続前の値から増大させることができるにす
ぎないものであった。
【0027】これに対して、本発明の実施の形態におい
ては、上述したように電流I2の増減が可能であるため
に、オフセット調整が従来に比して、格段と容易となる
ものである。しかも、電流I2の調整と同時に、第5の
トランジスタ11のコレクタ側の電流Irefの調整が同
時に行われるようになっているために、カレントーミラ
回路としての電流バランスを崩すことがないものであ
る。
ては、上述したように電流I2の増減が可能であるため
に、オフセット調整が従来に比して、格段と容易となる
ものである。しかも、電流I2の調整と同時に、第5の
トランジスタ11のコレクタ側の電流Irefの調整が同
時に行われるようになっているために、カレントーミラ
回路としての電流バランスを崩すことがないものであ
る。
【0028】さらに、第2の差動増幅回路2のエミッタ
側の定電流I1は、従来と異なり、固定された状態で、
他方の定電流I2を適宜変えることで、オフセット調整
を行うものであるので、従来と異なり、オフセット調整
に起因して第1及び第2の差動増幅回路1,2の動作点
が、設計値から大きくずれて、本来の動作が確保されな
くなるというようなことが回避されることとなるもので
ある。
側の定電流I1は、従来と異なり、固定された状態で、
他方の定電流I2を適宜変えることで、オフセット調整
を行うものであるので、従来と異なり、オフセット調整
に起因して第1及び第2の差動増幅回路1,2の動作点
が、設計値から大きくずれて、本来の動作が確保されな
くなるというようなことが回避されることとなるもので
ある。
【0029】
【発明の効果】以上、述べたように、本発明によれば、
いわゆるコンプリメンタリ型の差動増幅回路によって初
段の増幅回路が形成されたものにあって、一方の差動増
幅回路の定電流回路をカレントミラー回路により構成
し、しかも、カレントミラー回路の2つの電流路の電流
を同時に調整できるように構成することにより、オフセ
ット調整が一箇所となるので、オフセット調整が簡単、
かつ、容易となる。また、従来と異なり、2つの差動増
幅回路の一方の定電流回路の電流のみを調整できるよう
にし、他方の差動増幅回路の定電流回路の電流を固定と
したので、2つの差動増幅回路の動作点を、設計値から
大きく違えてしまうようなことが殆どなくなり、安定し
た回路動作を確保しつつ、オフセット調整ができるとい
う効果を奏するものである。
いわゆるコンプリメンタリ型の差動増幅回路によって初
段の増幅回路が形成されたものにあって、一方の差動増
幅回路の定電流回路をカレントミラー回路により構成
し、しかも、カレントミラー回路の2つの電流路の電流
を同時に調整できるように構成することにより、オフセ
ット調整が一箇所となるので、オフセット調整が簡単、
かつ、容易となる。また、従来と異なり、2つの差動増
幅回路の一方の定電流回路の電流のみを調整できるよう
にし、他方の差動増幅回路の定電流回路の電流を固定と
したので、2つの差動増幅回路の動作点を、設計値から
大きく違えてしまうようなことが殆どなくなり、安定し
た回路動作を確保しつつ、オフセット調整ができるとい
う効果を奏するものである。
【図1】本発明に係る差動増幅回路におけるオフセット
調整回路の発明の実施の形態における回路構成例を示す
回路図である。
調整回路の発明の実施の形態における回路構成例を示す
回路図である。
【図2】従来の差動増幅回路におけるオフセット調整回
路の一例を示す回路図である。
路の一例を示す回路図である。
1…第1の差動増幅回路
2…第2の差動増幅回路
10…定電流回路
11…第5のトランジスタ
12…第6のトランジスタ
13a,13b…エミッタ抵抗器
14a,14b…エミッタ抵抗器
15a,15b…外部調整用端子
16…調整用可変抵抗器
16a…摺動端子
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H03F 1/00 - 3/72
Claims (3)
- 【請求項1】 それぞれ異なる形のトランジスタを用い
てなり、非反転入力端子と反転入力端子との間におい
て、並列的に設けられてなる2つの差動増幅回路のオフ
セット調整回路であって、 一方の差動増幅回路を構成する2つのトランジスタのエ
ミッタ側に接続される定電流回路は、カレントミラー回
路により構成され、 このカレントミラー回路は、2つのトランジスタを有し
てなり、その一方がダイオード接続されると共に、これ
ら2つのトランジスタは、ベース同士が接続される一
方、各々のエミッタは、それぞれ抵抗器を介して所定の
電源に接続されると共に、エミッタと所定の電源との間
からは、調整用可変抵抗器が接続される接続端子がそれ
ぞれ外部へ引き出されてなることを特徴とする差動増幅
回路におけるオフセット調整回路。 - 【請求項2】 各々のエミッタと所定の電源との間に
は、それぞれ2つの抵抗器が直列接続され、その2つの
抵抗器の相互の接続点が調整用可変抵抗器が接続される
接続端子として、それぞれ外部へ引き出されてなること
を特徴とする請求項1記載の差動増幅回路におけるオフ
セット調整回路。 - 【請求項3】 調整用可変抵抗器は、抵抗器の両端に接
続された端子と、摺動端子とを有してなるものであっ
て、前記抵抗器の両端に接続された端子が、外部へ引き
出された調整用可変抵抗器の接続端子に接続される一
方、摺動端子が、カレントミラー回路の2つのトランジ
スタのエミッタが抵抗器を介して接続されると同一の電
源に接続されてなることを特徴とする請求項1又は3記
載の差動増幅回路におけるオフセット調整回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23787995A JP3441260B2 (ja) | 1995-08-24 | 1995-08-24 | 差動増幅回路におけるオフセット調整回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23787995A JP3441260B2 (ja) | 1995-08-24 | 1995-08-24 | 差動増幅回路におけるオフセット調整回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0964658A JPH0964658A (ja) | 1997-03-07 |
| JP3441260B2 true JP3441260B2 (ja) | 2003-08-25 |
Family
ID=17021782
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23787995A Expired - Fee Related JP3441260B2 (ja) | 1995-08-24 | 1995-08-24 | 差動増幅回路におけるオフセット調整回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3441260B2 (ja) |
-
1995
- 1995-08-24 JP JP23787995A patent/JP3441260B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0964658A (ja) | 1997-03-07 |
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