JP4127915B2 - 自動車用摩擦クラッチの調整機構 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は摩擦クラッチの分野に関し、特に、自動調整機構を有する摩擦クラッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
公知の摩擦クラッチは自動車エンジンのフライホイールとこれと組合わせられた変速機との間の切り離し可能なねじれ連結を行う。そのようなクラッチは、クラッチによって駆動される摩擦材料が磨耗し始めた後で、摩擦クラッチの完全な係合を達成できるようにするために、フライホイールに対するクラッチ摩擦板の切り離される位置の調整を要する。いくつかのクラッチには、圧力板と、これと組合された、ダイアフラムばねなどの偏倚部材との間に配置された自動調整機構が設けられている。係合させられた状態で偏倚部材によって供給されるクラッチ係合力は調整機構の調整を妨げる。しかし、クラッチが切られると、クラッチの過大な調整が行われることがあり、特に偏倚部材が圧力板から分離すると過大な調整が行われることがある。調整を制限する要素を圧力板に連結することが知られている。しかし、そのような制限要素を有する調整器は通常、調整を行う前に偏倚部材を圧力板から完全に切り離すことをも必要とする。完全に切り離すというこの要求の結果として、調整は周期的にのみ行われることになる。その時にはクラッチペダルが十分に踏まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、クラッチペダルの各ストロークごとに、自動調整機構の過調整を阻止しながら、自動調整を連続して行えるようにする調整制限装置を備えることが望ましい。部品の数が最少である制限装置を備えることも望ましい。
【0004】
調整機構をリセットすることが困難であるという別のおそれがある。いくつかの種類の調整機構は、調整機構をリセットするために圧力板をカバーから分解することを要することがある。磨耗した被駆動円板を交換する場合は、圧力板をカバーから分解することなく、調整機構を磨耗した位置から新しい位置すなわち磨耗していない位置にリセットすることが極めて望ましい。
【0005】
調整機構を磨耗した位置から新しい位置、すなわち磨耗していない位置にリセットすることを調整機構に可能にする、使用が容易なリセット機構を持つクラッチを得ることが望ましい。
【0006】
【課題を解決するための手段】
開示している自動調整摩擦クラッチは、クラッチペダルの各ストロークごとに、自動調整機構の過調整を阻止しながら、自動調整を連続して行えるようにする調整制限装置を含む。さらに、この自動調整装置に使用される制限装置は最少数の部品を有する。また、圧力板をカバーから分解することなく、調整機構を磨耗した位置から新しい位置すなわち磨耗していない位置にリセットすることを可能にする、使用が容易なリセット機構も開示する。
【0007】
自動車用摩擦クラッチの調整機構は、圧力板と、第1の環状カム部材と、第2の環状カム部材と、カムばねと、カム制御フィンガと、回転防止機構と、制御フィンガ引っ張りばねとを含む。圧力板は回転軸と、この回転軸にほぼ垂直な係合面とを有する。第1の環状カム部材は前記回転軸と同軸であって、複数の第1の傾斜カム面を持つ。第2の環状カム部材は第1の環状カム部材に対して回転でき、第1の傾斜カム面と係合する複数の第2の傾斜カム面を有する。第2の環状カム部材は、第1の環状カム部材と一緒に、実効圧力板厚さを構成する。第2の環状カム部材は外周縁部に係合段も有する。カム部材はカム部材の間に機能的に配置され、カム部材を高くされたカム高さへ向かって回転可能に偏倚する。カム制御フィンガは圧力の開口部内に滑ることができるように配置されている。カム制御フィンガは、圧力の開口部内に配置されて、圧力板に対して軸線方向にすべり可能に変位するために軸線方向に向けられた胴部を有する。カム制御フィンガは、前記胴部から放射状に延びて、第2の環状カム部材と係合する係合部も含む。回転防止機構はカム制御フィンガに係合することによって圧力板に対するカム制御フィンガの回転を阻止する。制御フィンガ引っ張りばね(drag spring)はカム制御フィンガを偏倚して開口部の側面に係合させ、カム制御フィンガの軸線方向変位に抗する摩擦引っ張り力を引き起こす。制御フィンガ引っ張りばねは板ばねで、カム制御フィンガの胴部内のポケット内に配置されている。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0010】
自動車用摩擦クラッチ20が図1に示されている。クラッチ20のより詳しい斜視図が図11に示されている。クラッチ20は軸22を中心として回転する。図2に示されているフライホイール24が自動車のエンジン(図示せず)の出力軸に回転可能に固定されている。軸22を中心とする駆動される円板26が、自動車の変速機(図示せず)の入力軸に係合するハブ(図示せず)を有する。駆動される円板26の摩擦要素28の一方の側が圧力板32の係合面30によって係合され、他の側がフライホイール24の係合面34によって係合されている。
【0011】
図1には部分的に切り欠いて示されているカバー36が圧力板32の上に配置され、かつ図2ないし図5に最も良く示すようにフライホイール24に固定されている。内向きに放射状に延びている複数のフィンガを有するダイアフラムばね38が偏倚部材として機能し、かつ、カバー36と圧力板32との間に配置されている。ばね38は圧力板36を駆動される円板26に対して押す。そうすると円板26は、係合された状態にあるフライホイール係合面34に対して押される。ダイアフラムばね38のフィンガ37の内側先端部が切り離し軸受(図示せず)によって軸線方向に係合させられる。切り離し軸受を軸線方向に変位させることによって、クラッチ20は係合された状態と切り離された状態との間を選択的に動かされる。切り離し軸受が軸線方向に変位させられた結果としてダイアフラムばね38が偏倚させられる。ダイアフラムばね38の考えられる代りの物は、フィンガなしダイアフラムばね、またはレバーを押して圧力板32をフライホイール24へ向かって偏倚させる複数のコイルばねを備えた、カバー36と圧力板32との間に配置される複数のクラッチレバーである。図2ないし図5に概略的に示され、図13に断面で示されている、圧力板32とカバー36を連結板ばね39は、圧力板32をカバー36へ向かって偏倚させる。圧力板32とダイアフラムばね38との間に自動調整機構40が配置されている。
【0012】
ダイアフラムばね38は、第1の、すなわち外部の直径ピボットリング42と第2の、すなわち内部の直径ピボットリング44とにそれぞれ接触することによって、カバー36と自動調整機構40に間接的に係合する。第1のピボットリング42はカバー36の内側に配置され、第2のピボットリング44は自動調整機構40の上に中心が置かれている。
【0013】
自動調整機構40は、圧力板32のカム溝48の内部に配置された第1のすなわち静止環状カム46を含む。静止環状カム46は軸22と同軸である。静止環状カム46はカム溝48とは反対側に第1の傾斜カム面50を有する。あるいは、図12と図19に示すように、第1の傾斜カム面50が圧力板32と共に単一のユニットとして形成されるように、静止環状カム46と第1の傾斜カム面50とが圧力板32と一体に形成されている。溝48の底面からカム46の受け開口部内まで延びている複数の回転防止ピン52によって、図2の静止環状カム46は回転を阻止される。図3と図6に最も良く示すように、第2の、すなわち回転環状カム54が静止環状カム46の上に配置され、かつ、第1のカム面50に係合している複数の第2の傾斜カム面56を有する。第2のピボットリング44が、反対側のカム面56の側の回転環状カム54の溝の中に配置されている。係合面30からカム54の先端部までの実効圧力板厚さHは、図3と図6に示すように、調整機構40によって調整される。あるいは、図12に示すように、ダイアフラムばね38に係合するために、カム面56とは反対側の回転環状カム54の側に一定直径の円を形成する頂部を持つ回転環状カム54を形成できる。頂部を設けることによって第2のピボットリング44が必要でなくなる。
【0014】
回転環状カム54と係合してそのカム54を軸22と同軸に整列させるために、複数のカム整列ピン57が回転環状カム54内に放射状に配置されている。あるいは、図12と図14に示すように、カム54に、カム54を圧力板30に関して同軸に維持するパイロット肩58を設けることができる。
【0015】
図7と図8に最も良く示されている、丸いワイヤで構成されたカムばね60が静止環状カム46と回転環状カム54との間に配置されて、実効圧力板厚さHを、図6に示すように、係合面30から第2のピボットリング44まで増加させる向きにカムを偏倚する。カムばね60は「新しい」クラッチ位置にある様子が仮想線で示され、「磨耗した」クラッチ位置にある様子が実線で示されている。カムばね60の第1の端部59が回転環状カム54と一緒に回転するためにその環状カムの穴の中に配置されている。カムばね60の第2の端部61は静止環状カム46または圧力板32のスロットによって受けられることが好ましい。あるいは、図16ないし図18に示すように、カムばね60は時計のぜんまいに使用される平らなワイヤに類似する平らなワイヤで構成できる。図22に示すように、カムばね60の第1の端部59は約74°の開先角αを持ち、約72°の開先角βを持つ回転環状カム54上のばねフック62に係合する。90°より小さい角度を持つと第1の端部59がフック62の上を滑って外れる傾向が大幅に低下する。フック62と肩58との間を延びる三角形ウエブ部が第1の端部59をカム部材54の一方の側で軸線方向に捕え、圧力板32がそれをカム部材の他の側で捕える。ばね61の第2の端部61が、図19に最も良く示されている圧力板32のリング部の切り込み63の中に配置されている。図16、17、18は自由な位置と、磨耗したクラッチ位置と、新しいクラッチ位置、すなわち完全に巻かれた位置とにそれぞれある平らなワイヤばね60を示している。駆動される円板26が磨耗するにつれて、ばね60がほどけて、カム54を厚さHが厚くなる位置まで押す。
【0016】
調整機構40の調整を制限する機構が、図9と図19に最も良く示されているように、圧力板32の外径から放射状に延びる複数の圧力板延長部65を含む。各延長部65は開口部66を有する。カム制御フィンガ64を開口部66内で軸22に平行に軸線方向に動くように、開口部66はカム制御フィンガ64を滑り可能に保持する。フィンガ64(その第1の実施形態が図10に最も良く示されている)の全長に沿う横断面がほぼ正方形である。フィンガ64は、開口部66内に配置され、軸線方向に延長びる胴部68と、軸線方向内向きに延びて回転環状カム54に係合するアーム部70とを有する。アーム部70は、図2ないし図5に示すように、胴部68から先端部73まである角度で延びている。先端部73はアーム部70および胴部68と比較して厚さが薄くされている。各胴部68は、胴部68の横側のフィンガばねポケット74内に配置された引っ張りばね72を有する。引っ張りばね72は、ポケット74から外側へ曲って、開口部66内の軸線方向運動に抗する開口部内の引っ張り荷重、すなわち保持荷重を生ずる板ばねである。板ばねは、開口部66の面する壁に対してばね荷重を一様に分布させるための広い表面積を有し、かつ最少数の付加部品を導入するから有利である。引っ張りばね72は予め荷重を加え、カムばね60によって加えられる軸線方向荷重に起因するフィンガ64の動きを阻止するために、フィンガの動きに対する十分な軸線方向抵抗を起こすためにばね率が選択され、一方ダイアフラムばね38の力に応答して滑りが圧力板32を駆動される円板26に対して押す。クラッチ20がつながれるとカム制御フィンガ64の第1の端部がフライホイール24の係合面34に接触する。胴部68の端部が係合面に接触して、圧力板ダイアフラムばね38またはそれと均等な偏倚部材が圧力板32を駆動される円板26に対して押す時に、フィンガ64はカム部材66の中で滑らされる。フィンガ64と引っ張りばね72との別の実施形態を図20と図12に示す。引っ張りばね72は胴部68の半径方向内側に配置されている。更に他の実施例では、引っ張りばね72を胴部68の2つ以上の側に配置できる。図12と図20に示す別のフィンガ64のアーム部70が曲げられ、まず胴部68から圧力板32に平行に延び、その後で先端部73まで曲る。
【0017】
板ばね39とカムばね60と、フィンガ予荷重ばね72の最適な組合わせ、すなわちばね率とのバランスと予荷重の釣り合いの決定には、特定のクラッチについてある実験を要することがある。上記のように、引っ張りばね72はフィンガ64がカムばね60の偏倚力に抗すること、およびダイアフラムばね39によって加えられる力に屈することができるようにしなければならない。この釣り合いは、カムばね60に起因する力とダイアフラムばね38に起因する力との間の力の差が大きいため、達成することが比較的に容易である。また、カムばね60は、板ばね39によって加えられる回転カム54の回転に対する抵抗にそれ自身で打ち勝つことができるほど強くてはならず、したがって、フィンガ64はカム54の調整の制限に効力がなくなる。
【0018】
カム制御フィンガ64は、ほぼ正方形の胴部およびカム部材によってばかりでなく、アーム部70の両側に配置されている一対の両側の回り阻止肩位置決めラグ76によっても、圧力板32に対する回転を阻止される。長方形、特にほぼ正方形はフィンガ64の横断面として好適であるが、特に位置決めラグ76が設けられた場合には、他の横断面形状も代わりに用いることができる。その理由は、横断面の形がラグ76によるフィンガ64の回転の阻止にあまり決定的ではないためである。図12と図20に示されている曲げられたアーム部70は、より低い輪郭のラグを使用できるようにするために有利であることを理解すべきである。
【0019】
ストッパ要素を構成する先端部73は、回転環状カム54の外径弧部に形成されている係合段80に係合する。係合段80の第1の端部82と第2の端部84は、薄くされている先端部73に係合する、ダイアフラムばね38の動作を妨害しない低い輪郭の回転移動制限部を提供する役目をする。係合段80の第1の端部82と第2の端部84は、約34°の開先角γだけ隔てられている。開先角γは、駆動される円板26と、カム面50、56の傾斜で変化する、回転することを予測されるカム54の回転の量にほぼ等しい。もちろん、この他の構造もこの回転移動制限を提供することできる。たとえば、係合段80がカム54を完全に囲むことができ、その回転はカム54の放射状に延びる部分と圧力板32から軸線方向に延びる突出部との間の係合によって制限される。
【0020】
図21はリセット機構80を有するクラッチ20の断面を示す。リセット機構80は、パイロットピン90の上に選択的に滑ることができるようにして配置されているリセットドライバ、すなわち駆動ツール88を含む。駆動ツール88は、駆動ツール88がパイロットピン90のパイロット軸94を中心として回転できるようにするパイロット穴92を有する。駆動ツール88のドライバヘッド96が、回転環状カム54のカム歯100に駆動するように係合する4本のドライバ歯98を有する。もちろん、ヘッド96には異なる数の歯98を設けることができる。六角形の棒102がドライバヘッド96とは反対側の端部に駆動ツール88の駆動部を形成して、従来のレンチで駆動ツール88を操作することを可能にする。ダイアフラムばねフィンガ37が弧状の開口部110の中に終端する。開口部110の1つがカバー36の内径上のカバー切り込み106に整列させられている。両方ともパイロットピン90に整列させられている。ダイアフラムばね開口部104と、カバー切り込み106と、パイロットピン90との整列によって駆動ツール88をパイロットピン90の上で選択的に滑らさせて、ドライバ歯98をカム歯100に駆動係合すること、および駆動ツール88をクラッチ22から選択的に外すことを可能にする。
【0021】
フィンガアクセス開口部105が、胴部68に整列しているカム制御フィンガ64のおのおのに整列させられている。開口部105は、回転環状カム54が新しい位置、すなわち磨耗していない位置へ戻された後で、ピンまたはポンチを新しい位置、すなわち磨耗していない位置へ戻すために、それらをフィンガ64に係合させることを可能にするのに十分長い。
【0022】
図23と図24はリセット機構86とは僅かに異なるリセット機構107を示す。リセット機構107は、クラッチ20から外されない駆動ツールを含むことを除いて、リセット機構86とほぼ同じである。駆動ツール88はコイル型ドライバ戻しばね109によってパイロットピン90に沿って偏倚させられて切り離された位置、すなわち非駆動位置まで偏倚させられる。外径がダイアフラムばね開口部104の直径より長い保持ワッシャ110が、ドライバヘッド96とダイアフラムばね38との間でドライバ108の上に配置されている。ドライバ108の胴部が内部六角ソケット、すなわちアレン型ソケットを有する。図23に示すように、カム54は磨耗した位置にある。図24には同じリセット機構107が示されているが、クラッチ組立体20は切られた状態にあり、カム54は新しい位置すなわち磨耗していない位置にリセットされている。
【0023】
図25ないし図40は全てリセット機構の他の代わりの実施形態に関している。
【0024】
図25のリセット機構114は、各端部に星形ドライバヘッド118を有するL形駆動ツール116を含む。星形ドライバヘッド118は6つの点を有するが、より多くの点またはより少ない点を持つこともできる。カム54は、駆動ツール116のドライバ118の1つを受ける駆動スロット120を有する。スロット120は、駆動ツール116を回すことによってカム54をリセットさせる一連の起伏を少なくとも一方の側に有する。
【0025】
図26に示すリセット機構122は、取外し可能なドリルチャックキー124が駆動ツールとして用いられていることを除き、図25のリセット機構とほぼ同じである。カム54内のスロット126がチャックキー124の先端を受け入れている。チャックキー124の歯によって係合されている回転カム54の歯がスロット126の近くでカム54の上に配置されている。
【0026】
図27のリセット機構128は、リセット機構128の駆動ツール130がカムと常に係合されていることを除き、リセット機構122とほぼ同じである。駆動ツール130の先端部がスロット125の中に配置されている。駆動ツール130は、駆動ツール130の胴部の上に滑り可能に配置されているプラスチックブッシング132によって保持され、かつ、ブッシング132から延びて、クラッチカバー36からブッシング132と駆動ツール130とが外されることを阻止する固定タブ134を有する。駆動ツール130はアレンヘッド駆動ソケット(図示せず)を有する。
【0027】
図28のリセット機構136は、駆動ツール138に長い直径の胴部140と短い直径の端部142が設けられ、駆動ツール138がカバー38とカム54との間に配置されていることを除き、リセット機構128とほぼ同じである。
【0028】
図29のリセット機構144は図23と図24とのリセット機構107とほぼ同じである。駆動ツール146が、カバー36とダイアフラムばね38との間の過大な寸法のフランジ148によってクラッチ20の内部に保持されている。また、ドライバヘッド96がカム歯100と常時係合されている。
【0029】
図30のリセット機構150は、リセット機構150の駆動ツール152がクラッチ20に装着されたままであることを除き、リセット機構114にほぼ類似する。駆動ツール152はリセット機構114で使用されているのと同じ駆動ヘッド118を持っていることが示されているが、それはL形ハンドルを持たず、その代りに、ボックスレンチ、端開きレンチまたはラチェットによって係合されるための六角ヘッド駆動部を有する。駆動ツール152は一対のスナップリング156によってクラッチ20内に保持されている。図30に示すように1つのスナップリングがカバー36の各側に置かれている。あるいは、スナップリング156の代りにプッシュロックリングを使用できる。
【0030】
図31のリセット機構158は、偏倚ばね162によって切り離された位置すなわち非駆動位置へ偏倚されている駆動ツール160を有する。駆動ツール160に係合するスナップリング164と過大な寸法の六角ヘッド166とが駆動ツール160をクラッチ20内に軸線方向に保持する。ばね162の向きに六角ヘッド166に対して向けられた力が駆動ツールを押してカム歯100に係合させる。カム歯100とのドライバヘッド96の係合が外れると、さもなければエンジンが作動している時に部品の間の係合によって起きる歯車の歯の間の腐食がなくなる。
【0031】
図32のリセット機構168は図28のリセット機構138にほぼ類似する。駆動ツール170の先端部170がスロット126内に配置されている。駆動ツール170の歯がカム54の歯にかみあっている。駆動ツール170は長い直径の胴部172と、駆動ツール170の先端部170から長い直径の胴部172とは反対側の短い直径の胴部174とを有する。プッシュオンベルビル(belville)ばね176がカバー36の外部で短い直径の胴部174の上に配置されて、駆動ツール170を非係合位置へ偏倚する。図32は、カム54へ向かって押されているかのように係合された位置にあって、ベルビルばね176のばね荷重に勝つ駆動ツール170を示している。図1のリセット機構158のように、駆動ツール170は、クラッチ20が作動している時に係合位置から偏倚され、それによって腐食を無くす。
【0032】
図33のリセット機構178は図27のリセット機構128とほぼ同じである。リセット機構178のプラスチックブッシング132は僅かに短く、偏倚ばね180をブッシング132と、かみあう歯を支持する駆動ツール160のヘッドとの間に配置できるようにする。クラッチ20が動作させられている時でも駆動ツール130がカム54の歯に係合されたままであるように、ばね180が駆動ツール130を係合された位置に偏倚する。この向きに駆動ツール130を偏倚すると、自動車の駆動機列からのよじれパルスによってひき起こされたカム運動を弱める追加の摩擦を系に生じる。図27に示す偏倚させられていない系と比較して、ばね荷重は歯車の歯の間の腐食の量も減少させる。
【0033】
図34のリセット機構182は図30のリセット機構150にほぼ類似する。しかし、リセット機構182の駆動ツール184は、駆動ツール152よりもわずかにさらに離れているスナップリング156のためのスロットを有する。また、カバー36と最も外側のスナップリング156との間に配置されているベルビルばね186が駆動ツール184を非係合位置まで偏倚するが、図34には係合されている位置にあるが駆動ツール184が示されている。リセット機構158と168についての説明で注意したように、駆動ツール184がカム54とそれの歯とから切り離されると、腐食はなくなる。
【0034】
図35のリセット機構188は、駆動ツール190がピン90の上で案内する点で、リセット機構144に多少類似している。駆動ヘッド96はカム歯100に係合されたままである。ねじを切られているブッシング192がカバー36内に固定されている。駆動ツール190のねじを切られている胴部194がブッシング192にねじ合わされてそのブッシング内に配置されている。偏倚ばね190はドライバヘッド96とねじを切られているブッシング192との間に配置されている。先に述べたように、ばね偏倚荷重が、カム54を調整しようとするよじれインパルスを弱くすることを支援する。カバー36を越えて延びている駆動ツール190の露出端部をクラッチの磨耗指示器として使用できることを理解すべきである。その理由は、カバー36を越えて延びている駆動ツール190の量が磨耗量とともに変化するためである。たとえば、クラッチが磨耗すると、アレンヘッド駆動部112が配置される駆動ツール190の端部が、クラッチが磨耗した時に、ブッシング192の外面と同じ高さで配置されるように、リセット機構188を構成できる。
【0035】
図36と図37に示すリセット機構198は、歯付きドラム202が固定されている駆動ツール200を用いている。歯付きドラム202はカム歯204に駆動可能に係合する。駆動ツール200は圧力板32の開口部205内で案内する第1の端部を有し、かつカバー36内に配置されているブッシング206の開口部内で案内する第2の端部を有することによって、それの動作位置に保持される。駆動ツール200は、それを案内する軸94に対して90°の角度で延びるハンドル/指示器部206を有する。歯付きドラム202は回転する環状カム210を駆動し、その環状カム210は圧力板32と、回転しないが軸線方向に変位できる環状カム212との間に配置されている。保持部材214が非回転環状カム212に固定されて、圧力板32に滑り可能に係合する。駆動される円板26が磨耗すると、ハンドル/指示器部206は、図37に実線で示されている「新しい」位置から、図37に仮想線で示されている「交換」位置まで回る。それらの部品の正確な寸法と、図37に示す角度とは特定の用途に応じて変化することを理解すべきである。
【0036】
図38のリセット機構216は一部のみが示されている。回転するカムリング218が関連する非回転カムと圧力板(図示せず)に対して動く。駆動される円板26が磨耗するとカムリング218の回転移動が起きる。クラッチをリセットするという求めに応じて、リング218を回すためにねじ回しその他の回し工具が用いられる。ねじ回し220はカムリング218の切り込み222に係合する。圧力板などの、クラッチの非回転部品に固定されているピン224によってカムリング218の回転は制限される。
【0037】
図39と図40のリセット機構226は、実線で示されている新しい位置すなわち磨耗していない位置と使用された位置、すなわち磨耗した位置との間のカバー36内のレバースロット230内でトグルする戻しレバー228を含む。レバー228は固定されているカム234上のレバーピボット232を中心として回る。リンク部材236が回転カム238からレバー228の下側スロットまで延びている。
【0038】
本発明は次のようにして動作する。図2と図3に示す新しい状態、すなわち磨耗していない状態では、カム制御フィンガ64は圧力板32に対して元の位置にある。クラッチ組立体20がつながれると、カム制御フィンガ64の第1の端部がフライホイール係合面34に接触する。駆動される円板26の厚さがそれが最大であるときに、圧力板26の実効厚さHはその最小となる。先端部73の接触面が係合段80の表面に接触している。係合された状態においてダイアフラムばね38によって調整機構40に加えられる荷重はカム46と54の相対的回転位置を保持する。図3に示すように、クラッチが切られている時の圧力板32の移動中のいかなる時刻にもカム制御フィンガ64はカバー36に接触することはない。ダイアフラムばね38を図3に示すように偏倚させることによってクラッチ組立体20が切られると、板ばね回転防止ストラップ39が圧力板32をフライホイール24から離れてカバー36へ向かって押す。クラッチが完全に切られると、ダイアフラムばね38に加えられている回転カム54の軸線方向力が、圧力板32をカバー36へ向かって押す板ばね39に起因する力に等しくなるまで低下する。カム制御フィンガ64が圧力板32と一体に軸方向に動き、これによって回転環状カム54の回転が阻止される。
【0039】
図4は、クラッチ20が摩擦要素28のいくらかの磨耗を受けたが、調整機構40による実効厚さHの調整をされていない後の、係合された位置にあるクラッチ20を示す。調整機構40の連続的な調整という特徴のために、先端部73と係合段80との間の間隙Dは、多くの場合、単一クラッチの再係合に起因する磨耗の量に多く制限されるため、それが存在しても、常に非常に小さい。間隙Dの大きさはこのことを示すため図4では誇張されている。
【0040】
クラッチペダル(図示せず)が踏まれると、解除軸受(図示せず)がダイアフラムばね38のフィンガ部の先端部をフライホイール24から遠ざけ、軸22に接近させて圧力板32に加えられていた荷重を除く。クラッチ20は、切られると、エンジンの点火パルスによってひき起こされたねじれ振動を用いることによって、静止環状カム46に対する回転環状カム54の回転位置を連続的に調整する。点火パルスはカムばね60が、回転カム54をダイアフラムばね38に対して押す板ばね39によって加えられる調整に対する抵抗に勝つのを助ける。この結果としての磨耗の連続調整、またはクラッチ組立体20の各切り離しによる調整は、公知の調整よりも有利であることを表す。公知の自動調整器は、通常ダイアフラムばねが十分大きく偏倚させられた時のみ調整を行い、ダイアフラムばねを調整器から分離する。完全な切り離しを必要とする機構は、所望の調整を得て、完全な自動よりも少ない調整を行なうために、自動車の運転者がクラッチペダルを定移動距離まで延ばすという、自覚的な努力を必要とすることがある。
【0041】
図5に示す第1の出発間隙Eがフライホイール係合面34とフィンガ64の第1の端部との間に存在する。第2の出発間隙Fが圧力板係合面30と駆動される円板26との間に存在する。出発間隙Eは出発間隙Fより、駆動される円板26に荷重が加えられていない時にその円板が変位する大きさがあれば、その大きさだけ大きい。もちろん、変位の大きさは、駆動される円板26がクッションを加えられている駆動される円板であれば、より大きい。図5はエンジン点火パルスで回転する環状カム54の調整を示している。断面平面に対して環状カム54が回転するために、その環状カムの断面厚さが大きくなったように見える。圧力板係合面30に対する、圧力板延長部65におけるフィンガ64の実際の位置は、クラッチが切られているままである間は変化しない。しかし、クラッチペダルが解放されて圧力板32が駆動される円板26に再び係合すると、その結果としての摩擦要素28の僅かな磨耗がフィンガ64を圧力板係合面30に対して移動させる。クラッチが後で切られると、カム50はフィンガ64によって許容されている大きさまで調整し、それによって厚さHを摩擦要素28の磨耗に等しい量まで厚くする。本発明の有利な連続的調整という特性を可能にするのは、エンジン点火パルスに対する回転環状カム54の応答性に組合わされた、フィンガ64の位置におけるそのような小さい増分移動である。
【0042】
図21のリセット機構86は、駆動される円板26がその耐用寿命の終わりに達し、クラッチ組立体20が自動車から外されて、駆動される円板26の交換が可能にされた後で用いられる。クラッチ20は装着具に取り付けられ、その後で圧力板32および関連する調整機構40から荷重を除くためにダイアフラムばね38は変位させられる。調整機構40から荷重が除去されると、リセット機構86の駆動ツール88はダイアフラムばねの開口部104とカバー切り込み106とを通されて、パイロットピン90の上を滑らされる。駆動ヘッドの駆動歯98がカム歯100と噛み合っている。リセット駆動ツール88にはラチェットレンチ等が当てられて回され、回転環状カム54をその新しい位置、すなわち磨耗していない位置へ戻す。カムばね60に負けないように駆動ツール88には十分なトルクを加えなければならない。駆動ツール88からトルクを除く前に、回転環状カム54の相対回転位置を静止環状カム46に対してセットしなければならない。これは、ダイアフラムばねをゆるめて調整機構40を再び係合することによって、または1つまたは複数のフィンガ64をリセットすることによって行なうことができる。
【0043】
回転環状カム54の位置をリセットしてもフィンガ64の軸線方向位置には何の影響も及ばされない。回転環状カム54の位置をリセットした後で、フィンガ64の先端部73と係合ステップ80との間に間隙が存在するであろう。フィンガアクセス穴105にピンまたはポンチを通してフィンガ64に接触させることによって、フィンガ64は個々にリセットされる。ピンまたはポンチを軽くたたくことによってフィンガ64は力の向きに動かされ、先端部73と係合ステップ80との間の接触を回復する。ここで開示している好適な実施形態は4つのフィンガ64を有する。4つのフィンガのおのおのはクラッチが装着具に取り付けられている間はリセットできる。しかし、回転環状カム54を自動車に装着する前に回転環状カムを過回転しないようにするためにはピンを1本だけリセットすると十分である。好ましくは、リセット具でただ1つのフィンガがリセットされ、クラッチが新しい駆動される円板に組合わせられて自動車に装着された後で、他の3つのフィンガがリセットされる。
【0044】
図23と図24は代わりのリセット機構107を使用することを示す。リセット機構107は、駆動ツール108がクラッチ20に永久的に装着されていることを除き、リセット機構86とほぼ同じである。図23に示すように使用されていない時は、駆動ツール108の歯98がカム歯100にかみ合わないように駆動ツールにはばねによって力が加えられる。保持ワッシャ110がばね109による駆動ツール108の軸方向の移動を制限する。図24に示すように、クラッチが切られた状態にある時に調整が行われる。駆動ツール108は回転させられている間に圧力板32へ向かって下向きに同時に押されて、回転環状カム54の位置をリセットする。回転環状カム54の輪郭の図24から図24への変化は、カム54の磨耗さいた位置から新しい位置へのリセットを反映している。図23と図34では、リセット機構の代りの実施形態に直接関連しない、混乱させる恐れがある細部をなくすために、フィンガ64などのクラッチのある種の細部は省いている。
【0045】
図35と図26は、取り外しできる駆動ツール116と125をそれぞれ用いるリセット機構114と122の代りの実施形態を示す。
【0046】
図27、図28、図29および図30は関連する駆動ツールが永久的に捕らえられているが、ばねによって力が加えられていないリセット機構128、136、144および150の代りの実施形態を全て示す。図31、図32、図33および図34はクラッチ20内に永久的に捕らえられている、ばねで偏倚させられた駆動ツールを全て示す。図35は、上記したように磨耗指示器として駆動ツール190の露出端部を使用できるさらに別の実施形態を示す。
【0047】
図36と図37のリセット機構198が、圧力板とは静止環状カムの反対側に配置されている回転環状カムを有している他の調整機構とは異なって、圧力板32と非回転環状カム212との間に配置されている回転環状カム210に組合わせて示されている。図36のクラッチがリセット具に取り付けられ、ダイアフラムばねの力が除かれると、ハンドル/指示器位置208が新しい位置へ容易に回されて調整機構をリセットする。
【0048】
図38に非常に簡単なリセット機構を示す。一旦クラッチがリセット具で外されると、回転環状カム218は、ねじ回しを用いてそれを回して、または押して元の位置へ戻すために単に押されるだけである。回転カムリング218が回されたり、押されたりすると、カムばね60の力より十分強い力を加えなければならない。
【0049】
図39と図40はリセット機構の更に別の実施形態を示す。リセット機構226は静止環状カム234と、回転環状カム238との半径方向外側に配置されている。クラッチの駆動される円板26が磨耗すると、圧力板係合面30が一層下へ動き、回転環状カム238もそのように動く。レバー228が、実線で示されているその新しい位置から仮想線で示されているその磨耗した位置、すなわち使用された位置へ動く。新しい駆動される円板に使用するためにクラッチ調整機構をリセットするために、レバー228は、ダイアフラムばね38の荷重が除かれた時にその新しい位置へ回して戻すことを必要とするだけである。
【0050】
上記のクラッチ部品の容易に明らかである代り実施形態が存在することを理解すべきである。たとえば、各フィンガに組合わされた、荷重を予め加えたばね72を、フィンガ64ではなくて開口部66の中に保持できる。また、各フィンガ64の2つ以上の側にばね72を置くことができる。さらに、静止環状カム46にダイアフラムばね38が係合されるように、回転環状カム54と静止環状カム46とを交換できる。リセット機構に関しては、ドライバヘッドの任意の構成(5点、6点)を、開示した駆動構成のいずれか(六角ヘッド、アレンソケット)を持つ駆動ツールに使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】調整機構を示すためにカバーとダイアフラムばねとを一部切り欠いて示すクラッチの端部図である。
【図2】クラッチがつながれ、駆動される円板が磨耗していないことを示す図1の矢印2の向きにおける断面図である。
【図3】切られた状態における図2のクラッチの断面図である。
【図4】クラッチがつながれた状態にあり、駆動される円板が磨耗していることを示す図2におけるクラッチの断面図である。
【図5】切られた位置にある、駆動される円板が磨耗していることを示す図4におけるクラッチの断面図である。
【図6】図1の矢印6の向きにおけるカムの切り欠き図である。
【図7】カムばねの環状カムへの係合を示すカムばねと環状カムとの端部図である。
【図8】磨耗した位置と磨耗していない位置とにおけるカムばねの端部図である。
【図9】図1の円9内の拡大切り欠き部である。
【図10】カム制御フィンガとばねとの拡大斜視図である。
【図11】クラッチの拡大斜視図である。
【図12】図11の矢印の向きにおける図11のクラッチの断面図である。
【図13】圧力板とクラッチカバーとの間の連結の切り欠き断面図である。
【図14】回転カム部材の第1の側の斜視図である。
【図15】図14の回転カム部材の第2の側の斜視図である。
【図16】自由位置におけるカムばねの斜視図である。
【図17】磨耗したクラッチ位置における図16のカムばねの斜視図である。
【図18】新しいクラッチ位置における図16のカムばねの斜視図である。
【図19】クラッチ圧力板の斜視図である。
【図20】カム制御フィンガの代りの実施形態の拡大斜視図である。
【図21】リセットドライバを有する図12のクラッチの断面図である。
【図22】図21で矢印22の向きに選択された部品の一部切り欠き断面図である。
【図23】リセット機構が非駆動位置にある係合された位置におけるクラッチの断面図である。
【図24】リセット機構が駆動位置にある切り放された位置における図23のクラッチの断面図である。
【図25】代りのリセット機構を持つ図23のクラッチの断面図である。
【図26】代りのリセット機構を持つ図23のクラッチの断面図である。
【図27】代りのリセット機構を持つ図23のクラッチの断面図である。
【図28】代りのリセット機構を持つ図23のクラッチの断面図である。
【図29】代りのリセット機構を持つ図23のクラッチの断面図である。
【図30】代りのリセット機構を持つ図23のクラッチの断面図である。
【図31】代りのリセット機構を持つ図23のクラッチの断面図である。
【図32】代りのリセット機構を持つ図23のクラッチの断面図である。
【図33】代りのリセット機構を持つ図23のクラッチの断面図である。
【図34】代りのリセット機構を持つ図23のクラッチの断面図である。
【図35】代りのリセット機構を持つ図23のクラッチの断面図である。
【図36】代りのリセット機構を持つ図23のクラッチの断面図である。
【図37】矢印37の向きにおける図36のクラッチの端部図である。
【図38】クラッチのための代りのリセット機構の重要な部品の切り欠き図である。
【図39】代りのリセット機構を有するクラッチの部分端部図である。
【図40】矢印40の向きにおける図39のクラッチの切り欠き断面図である。
【符号の説明】
20 クラッチ
22 軸
24 フライホイール
26 駆動される円板
28 摩擦要素
30 圧力板の係合面
32 圧力板
34 フライホイール係合面
36 カバー
38 ダイアフラムばね
40 自動調整機構
42 ピボットリング
46 静止環状カム
48 カム溝
50、56 傾斜カム面
52 回転防止ピン
54、212 回転環状カム
57 ピン
58 パイロット肩
60 カムばね
62 ばねフック
64 フィンガ
65 圧力板延長部
66、104、110 開口部
68、174、194 胴部
70、78 アーム部
72 引っ張りばね
73 先端部
74 ポケット
76 ラグ
80 係合ステップ
88、116、130、136、170、184、190、200 駆動ツール
90 パイロットピン
92 パイロット穴
94 パイロット軸
96 ドライバヘッド
98 ドライバ歯
100 カム歯
105 フィンガ接近開口部
106 カバー切り込み
107、114、122、128、144、150、158、168、178182、216、226 リセット機構
108 ドライバ
110 保持ワッシャ
118 ドライバヘッド
120、125 スロット
132、192 ブッシング
134 固定タブ
164 スナップリング
166 六角ヘッド
180 ばね
186 ベルビルばね
206 ハンドル/指示器部
218 カムリング
228 レバー
234 レバーピボット

Claims (5)

  1. 回転軸と、この回転軸にほぼ垂直な係合面とを有する圧力板と、
    複数の第1の傾斜カム面を持ち、前記圧力板に回転するように固定され、前記回転軸と同軸の第1の環状カム部材と、
    前記第1の傾斜カム面と係合し、前記第1の環状カム部材とともに、係合面に対する実効圧力板厚さを定める複数の第2の傾斜カム面と、外周縁部における係合段と、前記圧力板に固定されている、第1の位置におけるストッパ要素に係合する所定の場所における回転移動制限とを有し、前記第1の環状カム部材に対して回転できる第2の環状カム部材と、
    前記カム部材間に配置されて、前記両カム部材を増大したカム高さに向って回転偏倚するカムばねと、
    前記圧力板の開口部内に滑り可能に配置されたカム制御フィンガであり、前記圧力板の前記開口部内に配置され、前記圧力板に対して軸方向に滑り可能に変位するように軸方向に向けられた胴部と、前記胴部から放射状に延び、前記第2の環状カム部材と係合する前記ストッパ要素を形成する係合部とを有するカム制御フィンガと、
    前記圧力板の一部を構成し、前記圧力板に対するカム制御フィンガの回転を阻止する、前記カム制御フィンガに係合する回転防止機構と、
    前記カム制御フィンガと前記圧力板との間に配置され、かつ前記開口部内にほぼ配置されて、前記カム制御フィンガの軸方向変位に抗する摩擦引っ張り力をひき起こす、前記開口部の側面に係合するように前記カム制御フィンガを偏倚する制御フィンガ引っ張りばねと、
    を有し、
    前記制御フィンガ引っ張りばねが板ばねで、前記カム制御フィンガの胴部内のポケット内に配置されている
    自動車用摩擦クラッチの調整機構。
  2. 前記圧力板内の前記開口部をほぼ長方形にし、かつ前記開口部によって受け入れられるように、前記胴部の下側部分の横断面を同様に長方形にすることによって前記回転防止機構が少なくとも部分的に構成されている、請求項1に記載の摩擦クラッチの調整機構。
  3. 前記圧力板上に形成されるラグを前記カム制御フィンガの前記係合部の両側に配置することによって少なくとも部分的に構成される、請求項1に記載の摩擦クラッチの調整機構。
  4. 前記係合部が厚さが薄くなった先端部を持ち、その先端部は前記環状カムに係合して組合わされた前記環状カムと前記係合部との高さを低くする、請求項1に記載の摩擦クラッチの調整機構。
  5. 前記係合段が、前記回転移動制限部を構成する第1の端部および第2の端部を有し、前記回転移動制限部に、前記第1の位置で係合されている前記カム制御フィンガの係合部によって形成されたストッパ要素が係合させられている、請求項1に記載の摩擦クラッチの調整機構。
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