JP4126581B2 - スライド機構を持つ洗面化粧台 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は左右に移動する洗面化粧台の鏡等の取り付け構造に係り、鏡を所定の位置で一旦停止させて使用する場合に好適な取り付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、引戸等のガイドレール、ガイドを組み合わせたスライド機構では、引戸等を開口部端で固定したり、あるいは引戸等を強く引いたり押したりした場合の慣性力による衝突を吸収するためにガイドレールの端部にストッパーを設けた構造としていることが知られている。このストッパーは、引戸の戸車または引戸に取り付けられた突起物等を弾性体で挟み込む構造のものが特開平7-197736に開示されている。
また、特許2541895号には、鏡部材を、左右スライド可能に、且つ、適所に位置決め保持できることが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記に開示された引戸や鏡部材のスライド機構では、引戸や鏡等の移動がスムーズに動き、且つ、ガイド溝の中間部でガイドを停止させて洗面化粧台鏡を洗面化粧台の中心で使用することが困難であった。また、洗面化粧台の鏡等はスムーズに移動することを前提にしている為、レールが水平から傾いている場合は扉や鏡などが重力によってレールの端部まで滑る場合があり、扉や鏡を中間部で使用するときに衝撃を和らげて停止させることができなかった。
【0004】
本発明の第一の目的は、洗面化粧台の鏡等がスムーズに移動することが可能であり且つ、洗面化粧台の鏡等を洗面化粧台の中心で停止させて使うことのできるスライド機構を備えた洗面化粧台を提供することにある。また、本発明の第二の目的は、洗面化粧台の鏡等がスムーズに動くことができる為、鏡や引戸を強く引いたり押したりしたときに発生する慣性力をガイドレールの端部や中心部で、簡単な構造で吸収させることのできるスライド機構を備えた洗面化粧台を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は左右にスライドするガイドとガイド溝と、レールとローラーによる吊下げ機構とを備えたスライド機構を持つ洗面化粧台であって、洗面化粧台の鏡等に取り付けられたガイドは、一部が径方向外方へ突出した環状の板バネを有しており、ガイドがガイド溝内をスライドする時には径方向外方へ突出した前記一部が径方向内方へ押し込まれた状態で前記環状の板バネは押し縮められ、径方向内方へ押し込まれた前記一部がガイド溝に設けられた凹部に対峙すると、環状の板バネが復原して前記一部が径方向外方へ突出しガイド溝に設けられた凹部に嵌合して、鏡等を洗面化粧台の中心位置で一旦停止させることを特徴とする。
これにより洗面化粧台の鏡等はスムーズに左右に移動ができ、且つ鏡を使用する際に、鏡の使い勝手が最も優れた洗面化粧台の中心部に停止することを可能にした。
【0006】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明であって、ガイド溝には前記凹部を間に挟んで延在する狭幅部が形成されており、前記狭幅部の両端はテーパーしており、前記テーパー部により環状の板バネのスライド方向前端部に当接して該部を変形させるブレーキ構造が形成されていることを特徴とする。
これにより、洗面化粧台の可動する鏡を左右にスライドして動かす際に、スムーズに左右に動かすことと、洗面化粧台の中心位置で停止して使用する際にガイド溝の段差(テーパー)とガイドの緩衝部分との当接時にガイドにブレーキが効きだし、停止位置状態寸前では、ガイド全体がガイド溝に押しつぶされる事で、ブレーキ効果が増大し、且つスムーズな停止が可能になる。
【0007】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明であって、前記環状の板バネのスライド方向前後端部は、ガイド溝の両端に設けた停止部に接する弾性体を形成していることを特徴とする。
これにより洗面化粧台の可動する鏡が勢いよく引いたり押したりすることで発生する、慣性力による衝突音や衝撃力を簡単な構造で吸収することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明のスライド機構を備えた洗面化粧台の実施形態を詳細に説明する。
図1、図2、図3、図4、図5は第1の実施例である。図1及び図2において、1は洗面化粧台の上部乃至は側面部に載置する所望の大きさを持つキャビネットであり、2はキャビネット1の正面に取付けた左右へスライドする鏡であって、3は鏡2上部のレールである。図3は本発明の全体要部断面図であり、図3に示すように、鏡2をキャビネット1に可動するように取り付ける為、キャビネット1の上部にはレール3を設け、鏡2の上端に取り付けられたローラー4がレール3内を摺動する鏡の吊下げ構造である。また、キャビネット1下部にはガイドレールとなるガイド溝5を設け、鏡2の下部中央部分に取り付けられたガイド6が前記ガイド溝5を移動可能とした構造である。本実施例はガイド6が鏡2の下端の鏡止め具7にガイドピン8で固定されるものである。
前記ガイド溝はキャビネット1の下部に樹脂または金属のレールを取付けてもよく、図3に示すようにキャビネット1に埋設してもよい。
【0009】
以下に示す実施例の基本構成において第1の実施例と同じ形態の部分は同じ符号を付し、その説明を省く。
【0010】
図6に示す実施形態は、ガイド6の凸部6aがガイド溝5の凹部5aに勘合することにより、鏡2が左右にスライドする動作に抵抗を持たせた構造である。本実施形態では、ガイド6の凸部6aを両側に延長することで板バネを形成させ、突起に弾性を持たせる。また、前記の凸部6aをガイド本体支持部分6bまで回り込む構造とし、ガイド6両端の、ガイド溝に設けたガイド停止部分と接する部分に緩衝部分6cを形成する。このためガイド溝5の両端のガイド停止部にガイド6が緩衝して接することで、スライドする鏡2に強い衝撃が加わることなく静止することが可能な構造を実現できた。
【0011】
図7に示す実施形態は、ガイド6の突起部がガイド溝5の凹部5aに勘合することにより、鏡2が左右にスライドする動作に抵抗を持たせた構造である。本実施形態では、ガイド6の突起部であるボタン9をガイド6と別部品とし、ばね10を用いてボタン9が伸縮する構造である。あわせて、ガイド6の両端の、ガイド溝に設けたガイド停止部分と接する部分には板ばね構造とした前記実施形態と同様に緩衝部分6cを形成する。
【0012】
図8に示す実施形態は、ガイド溝5の凹部5aに伸縮するボタン13を設け、ガイド6の凹部6dとボタン9が嵌合することにより鏡2が左右にスライドする動作に抵抗を持たせた構造である。あわせて、ガイド6の両端の、ガイド溝に設けたガイド停止部分と接する部分には前記の実施形態と同様に緩衝部分6cを形成する。
【0013】
図9に示す実施形態は、ガイド6の中央部凹部6eにガイド溝5の凸部5cが嵌合することで鏡2が左右にスライドする動作に抵抗を持たせた構造である。ガイド6の中央部凹部6eでは隣あう両端部6fよりも幅を狭くする。あわせて、ガイド6の両端の、ガイド溝に設けたガイド停止部分と接する部分には前記の実施形態と同様に緩衝部分6cを形成する。
【0014】
図10に示す実施形態は、前記実施形態におけるガイド6を略楕円形とし、停止させたい位置におけるガイド6の両側にガイド溝5へ凸部5cを設けた構造である。ガイド6の両端の、ガイド溝に設けたガイド停止部分と接する部分には前記の実施形態と同様に緩衝部分6cを形成する。
【0015】
図11はガイド6の両端に設けた緩衝部分6cがレール端部に衝突するときに左右にスライドする鏡等を緩衝させる状態を示したものである。
【0016】
図12は図11で示した構造に加え、緩衝を和らげるためにガイド溝5の端部に斜め面5dを設け、端部にガイド6が衝突した際に跳ね返りにくくし、ガイド6の戻りを防止する凸部5eを設けた構造である。
これにより、スライドする鏡の動きをガイドレール端部で確実に止めることが出来る。
【0017】
図13はガイド溝5に段差11(テーパー)を設けたガイドのブレーキ構造を示す。
この段差11(テーパー)と緩衝部分6cとの当接時にブレーキが効きだし、位置決め状態寸前では、ガイド6全体がガイド溝5に押しつぶされることでブレーキ効果が増大する。
【0018】
【発明の効果】
本発明は上記構成により洗面化粧台の上部乃至は側面に設置されるキャビネットの前面に取付けられたスライド鏡や扉等をガイドにより洗面化粧台の中心位置で一旦停止させることができる効果を発揮する。
あわせて簡便な構造でスライド鏡や扉などに慣性力によって発生するガイド停止部での衝撃を吸収する効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体の構成を示す正面図である。
【図2】本発明の全体の構成を示す側面図である。
【図3】本発明の全体要部断面図である。
【図4】本発明のガイド部を下方から示す図である。
【図5】本発明のガイド部の詳細を示す図である。
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】本発明のガイド部とガイド溝の実施形態を示す図である。
【図11】本発明の請求項3の実施形態を示す図である。
【図12】本発明の請求項3の実施形態に緩衝面およびストッパーを設けた構造の概略を示す図である。
【図13】本発明のブレーキ構造を示す図である。
【符号の説明】
1 …キャビネット
2 …鏡
3 …レール
4 …ローラー
5 …ガイド溝
6 …ガイド
6a、5e…凸部
5a…凹部
6b…ガイド本体支持部分
6c…緩衝部分
5c…停止部分
6d…ガイド本体凹部
5b…カイド溝突起
6e…ガイド中央部
6f…ガイド両端部
5d…斜め面
7 …鏡止め具
8 …ガイドピン
9 …ボタン
10…バネ
11…段差

Claims (3)

  1. 左右にスライドするガイドとガイド溝と、レールとローラーによる吊下げ機構とを備えたスライド機構を持つ洗面化粧台であって、洗面化粧台の鏡等に取り付けられたガイドは、一部が径方向外方へ突出した環状の板バネを有しており、ガイドがガイド溝内をスライドする時には径方向外方へ突出した前記一部が径方向内方へ押し込まれた状態で前記環状の板バネは押し縮められ、径方向内方へ押し込まれた前記一部がガイド溝に設けられた凹部に対峙すると、環状の板バネが復原して前記一部が径方向外方へ突出しガイド溝に設けられた凹部に嵌合して、鏡等を洗面化粧台の中心位置で一旦停止させることを特徴とするスライド機構を持つ洗面化粧台。
  2. ガイド溝には前記凹部を間に挟んで延在する狭幅部が形成されており、前記狭幅部の両端はテーパーしており、前記テーパー部により環状の板バネのスライド方向前端部に当接して該部を変形させるブレーキ構造が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のスライド機構を持つ洗面化粧台。
  3. 前記環状の板バネのスライド方向前後端部は、ガイド溝の両端に設けた停止部に接する弾性体を形成していることを特徴とする請求項1又は2に記載のスライド機構を持つ洗面化粧台。
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