JP2000354553A - スライド機構を持つ洗面化粧台 - Google Patents
スライド機構を持つ洗面化粧台Info
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Abstract
ラーによる吊下げ機構とを備えたスライド機構を持つ洗
面化粧台であって、洗面化粧台の鏡等に取り付けられた
ガイドの一部分または全体が、ガイド溝に設けられた凹
部に嵌合することにより、鏡等を洗面化粧台の中心位置
で一旦停止できることを特徴とするスライド機構を持つ
洗面化粧台。 【課題】従来の引戸などのスライド機構では、引戸等の
移動体をガイドレールの中間部で停止させて使用するこ
とが困難であった。また、レールが水平から傾いている
場合は扉や鏡などが重力によってレールの端部まで滑る
場合があり、扉や鏡を中間部で使用することができなか
った。 【解決手段】鏡等の移動体に取り付けられたガイドが、
レールのガイド溝に設けられた凸部に嵌合することによ
り、鏡等をレール上の所定の位置で一旦停止できるスラ
イド機構を備える。これらの発明により、洗面化粧台の
可動する鏡等を左右にスライドして動かす際に所定の位
置で止めることが可能になる。
Description
化粧台の鏡等の取り付け構造に係り、鏡を所定の位置で
一旦停止させて使用する場合に好適な取り付け構造に関
するものである。
組み合わせたスライド機構では、引戸等を開口部端で固
定したり、あるいは引戸等を強く引いたり押したりした
場合の慣性力による衝突を吸収するためにガイドレール
の端部にストッパーを設けた構造としていることが知ら
れている。このストッパーは、引戸の戸車または引戸に
取り付けられた突起物等を弾性体で挟み込む構造のもの
が特開平7-197736に開示されている。また、特許254
1895号には、鏡部材を、左右スライド可能に、且
つ、適所に位置決め保持できることが開示されている。
や鏡部材のスライド機構では、引戸や鏡等の移動がスム
ーズに動き、且つ、ガイド溝の中間部でガイドを停止さ
せて洗面化粧台鏡を洗面化粧台の中心で使用することが
困難であった。また、洗面化粧台の鏡等はスムーズに移
動することを前提にしている為、レールが水平から傾い
ている場合は扉や鏡などが重力によってレールの端部ま
で滑る場合があり、扉や鏡を中間部で使用するときに衝
撃を和らげて停止させることができなかった。
がスムーズに移動することが可能であり且つ、洗面化粧
台の鏡等を洗面化粧台の中心で停止させて使うことので
きるスライド機構を備えた洗面化粧台を提供することに
ある。また、本発明の第二の目的は、洗面化粧台の鏡等
がスムーズに動くことができる為、鏡や引戸を強く引い
たり押したりしたときに発生する慣性力をガイドレール
の端部や中心部で、簡単な構造で吸収させることのでき
るスライド機構を備えた洗面化粧台を提供することにあ
る。
に、請求項1に記載の発明は左右にスライドするガイド
とガイド溝と、レールとローラーによる吊下げ機構とを
備えたスライド機構を持つ洗面化粧台であって、洗面化
粧台の鏡等に取り付けられたガイドの一部分または全体
が、ガイド溝に設けられた凹部に嵌合することにより、
鏡等を洗面化粧台の中心位置で一旦停止できるスライド
機構を持つ洗面化粧台であることを特徴とする。これに
より洗面化粧台の鏡等はスムーズに左右に移動ができ、
且つ鏡を使用する際に、鏡の使い勝手が最も優れた洗面
化粧台の中心部に停止することを可能にした。
ガイドとガイド溝と、レールとローラーによる吊下げ機
構とを備えたスライド機構を持つ洗面化粧台であって、
洗面化粧台の鏡等に取り付けられたガイドの一部分また
は全体が、ガイド溝に設けられた段差(テーパー)と変
形しながら当接し、さらにさらにガイドの一部分または
全体が、ガイド溝に設けられた凹部に嵌合することによ
り、鏡等を洗面化粧台の中心位置で一旦停止できるブレ
ーキ構造を備えるスライド機構を持つ洗面化粧台である
ことを特徴とする。これにより、洗面化粧台の可動する
鏡を左右にスライドして動かす際に、スムーズに左右に
動かすことと、洗面化粧台の中心位置で停止して使用す
る際にガイド溝の段差(テーパー)とガイドの緩衝部分
との当接時にガイドにブレーキが効きだし、停止位置状
態寸前では、ガイド全体がガイド溝に押しつぶされる事
で、ブレーキ効果が増大し、且つスムーズな停止が可能
になる。
ガイドとガイド溝と、レールとローラーによる吊下げ機
構とを備え、洗面化粧台の鏡等に取り付けられたガイド
の片側または両側が、レールのガイド溝に設けた停止部
と接する部分を弾性体としたことを特徴とする請求項1
または請求項2に記載のスライド機構を持つ洗面化粧台
であって、これにより洗面化粧台の可動する鏡が勢いよ
く引いたり押したりすることで発生する、慣性力による
衝突音や衝撃力を簡単な構造で吸収することができる。
備えた洗面化粧台の実施形態を詳細に説明する。図1、
図2、図3、図4、図5は第1の実施例である。図1及
び図2において、1は洗面化粧台の上部乃至は側面部に
載置する所望の大きさを持つキャビネットであり、2は
キャビネット1の正面に取付けた左右へスライドする鏡
であって、3は鏡2上部のレールである。図3は本発明
の全体要部断面図であり、図3に示すように、鏡2をキ
ャビネット1に可動するように取り付ける為、キャビネ
ット1の上部にはレール3を設け、鏡2の上端に取り付
けられたローラー4がレール3内を摺動する鏡の吊下げ
構造である。また、キャビネット1下部にはガイドレー
ルとなるガイド溝5を設け、鏡2の下部中央部分に取り
付けられたガイド6が前記ガイド溝5を移動可能とした
構造である。本実施例はガイド6が鏡2の下端の鏡止め
具7にガイドピン8で固定されるものである。前記ガイ
ド溝はキャビネット1の下部に樹脂または金属のレール
を取付けてもよく、図3に示すようにキャビネット1に
埋設してもよい。
の実施例と同じ形態の部分は同じ符号を付し、その説明
を省く。
aがガイド溝5の凹部5aに勘合することにより、鏡2
が左右にスライドする動作に抵抗を持たせた構造であ
る。本実施形態では、ガイド6の凸部6aを両側に延長
することで板バネを形成させ、突起に弾性を持たせる。
また、前記の凸部6aをガイド本体支持部分6bまで回
り込む構造とし、ガイド6両端の、ガイド溝に設けたガ
イド停止部分と接する部分に緩衝部分6cを形成する。
このためガイド溝5の両端のガイド停止部にガイド6が
緩衝して接することで、スライドする鏡2に強い衝撃が
加わることなく静止することが可能な構造を実現でき
た。
がガイド溝5の凹部5aに勘合することにより、鏡2が
左右にスライドする動作に抵抗を持たせた構造である。
本実施形態では、ガイド6の突起部であるボタン9をガ
イド6と別部品とし、ばね10を用いてボタン9が伸縮
する構造である。あわせて、ガイド6の両端の、ガイド
溝に設けたガイド停止部分と接する部分には板ばね構造
とした前記実施形態と同様に緩衝部分6cを形成する。
5aに伸縮するボタン13を設け、ガイド6の凹部6d
とボタン9が嵌合することにより鏡2が左右にスライド
する動作に抵抗を持たせた構造である。あわせて、ガイ
ド6の両端の、ガイド溝に設けたガイド停止部分と接す
る部分には前記の実施形態と同様に緩衝部分6cを形成
する。
凹部6eにガイド溝5の凸部5cが嵌合することで鏡2
が左右にスライドする動作に抵抗を持たせた構造であ
る。ガイド6の中央部凹部6eでは隣あう両端部6fよ
りも幅を狭くする。あわせて、ガイド6の両端の、ガイ
ド溝に設けたガイド停止部分と接する部分には前記の実
施形態と同様に緩衝部分6cを形成する。
おけるガイド6を略楕円形とし、停止させたい位置にお
けるガイド6の両側にガイド溝5へ凸部5cを設けた構
造である。ガイド6の両端の、ガイド溝に設けたガイド
停止部分と接する部分には前記の実施形態と同様に緩衝
部分6cを形成する。
6cがレール端部に衝突するときに左右にスライドする
鏡等を緩衝させる状態を示したものである。
を和らげるためにガイド溝5の端部に斜め面5dを設
け、端部にガイド6が衝突した際に跳ね返りにくくし、
ガイド6の戻りを防止する凸部5eを設けた構造であ
る。これにより、スライドする鏡の動きをガイドレール
端部で確実に止めることが出来る。
ー)を設けたガイドのブレーキ構造を示す。この段差1
1(テーパー)と緩衝部分6cとの当接時にブレーキが
効きだし、位置決め状態寸前では、ガイド6全体がガイ
ド溝5に押しつぶされることでブレーキ効果が増大す
る。
部乃至は側面に設置されるキャビネットの前面に取付け
られたスライド鏡や扉等をガイドにより洗面化粧台の中
心位置で一旦停止させることができる効果を発揮する。
あわせて簡便な構造でスライド鏡や扉などに慣性力によ
って発生するガイド停止部での衝撃を吸収する効果を発
揮する。
す図である。
る。
ストッパーを設けた構造の概略を示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 左右にスライドするガイドとガイド溝
と、レールとローラーによる吊下げ機構とを備えたスラ
イド機構を持つ洗面化粧台であって、洗面化粧台の鏡等
に取り付けられたガイドの一部分または全体が、ガイド
溝に設けられた凹部に嵌合することにより、鏡等を洗面
化粧台の中心位置で一旦停止できることを特徴とするス
ライド機構を持つ洗面化粧台。 - 【請求項2】 左右にスライドするガイドとガイド溝
と、レールとローラーによる吊下げ機構とを備えたスラ
イド機構を持つ洗面化粧台であって、洗面化粧台の鏡等
に取り付けられたガイドの一部分または全体が、ガイド
溝に設けられたテーパーと変形しながら当接し、さらに
ガイドの一部分または全体が、ガイド溝に設けられた凹
部に嵌合することにより、鏡等を洗面化粧台の中心位置
で一旦停止できるブレーキ構造を備えることを特徴とす
るスライド機構を持つ洗面化粧台。 - 【請求項3】 左右にスライドするガイドとガイド溝
と、レールとローラーによる吊下げ機構とを備えたスラ
イド機構を持つ洗面化粧台であって、洗面化粧台の鏡等
に取り付けられたガイドの片側または両側が、レールの
ガイド溝に設けた停止部と接する部分を弾性体としたこ
とを特徴とする請求項1または請求項2のスライド機構
を持つ洗面化粧台。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP16845399A JP4126581B2 (ja) | 1999-06-15 | 1999-06-15 | スライド機構を持つ洗面化粧台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2000354553A true JP2000354553A (ja) | 2000-12-26 |
JP4126581B2 JP4126581B2 (ja) | 2008-07-30 |
Family
ID=15868398
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP16845399A Expired - Fee Related JP4126581B2 (ja) | 1999-06-15 | 1999-06-15 | スライド機構を持つ洗面化粧台 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP4126581B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002263017A (ja) * | 2001-03-07 | 2002-09-17 | Takara Standard Co Ltd | ミラーキャビネット |
JP2006149487A (ja) * | 2004-11-25 | 2006-06-15 | Matsushita Electric Works Ltd | キャビネット |
JP2006230719A (ja) * | 2005-02-25 | 2006-09-07 | Okamura Corp | 物品収納什器 |
JP2008075376A (ja) * | 2006-09-22 | 2008-04-03 | Saxa Inc | 扉開閉装置 |
JP2014141277A (ja) * | 2013-01-24 | 2014-08-07 | Nikkeikin Aluminium Core Technology Co Ltd | 給水コンテナ |
-
1999
- 1999-06-15 JP JP16845399A patent/JP4126581B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2006230719A (ja) * | 2005-02-25 | 2006-09-07 | Okamura Corp | 物品収納什器 |
JP4602792B2 (ja) * | 2005-02-25 | 2010-12-22 | 株式会社岡村製作所 | 物品収納什器 |
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