JP2007016521A - 緩衝装置、開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置を大型化・高価格化することなく、引戸のような重量の大きな開閉部材の緩衝を確実に行うことができる緩衝装置を提供する。
【解決手段】引戸200が閉じられる際、引戸200に取り付けられたピン101が緩衝部材153に当接する。緩衝部材153は、ピン101に押されてピン101の移動方向と交差する方向に移動し、レール250に固定されたハウジング112の内面に圧接して、ハウジング112との間に摩擦による制動力を発生させる。この制動力によって、レール250に対する引戸200の移動が緩衝される。この制動力は、ピン101が緩衝部材153を押す力によって生じ、引戸200の速度に比例して増大する。したがって、装置を大型化・高価格化することなく、引戸200のような重量の大きな開閉部材の緩衝を確実に行うことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、引戸や抽斗などの開閉部材を固定部材に対して相対移動(摺動または回動)可能に保持してなる開閉装置(引戸装置、開戸装置、抽斗装置、等)において、固定部材に対する開閉部材の閉方向への移動を緩衝する緩衝装置に関する。
従来、この種の緩衝装置として、引戸や抽斗などの開閉部材を案内するレールに固定されるハウジング内に、開閉部材が閉じられる際に開閉部材と共に移動する摺動部材と、摺動部材の動きを緩衝する回転ダンパとを備えたものが知られている(特許文献1、特許文献2、特許文献3、等)。
特開2001−211947号公報 特開2001−193347号公報 米国特許第6,666,306号明細書
しかし、上述した従来の緩衝装置では、専ら回転ダンパによって緩衝効果を得ているため、引戸のような重量の大きな開閉部材の緩衝を確実に行うには、緩衝能力の大きな回転ダンパを使用する必要がある。緩衝能力の大きな回転ダンパは能力の小さいものに比べて寸法が大きく高価格であるため、これを使用することにより緩衝装置が大型化・高価格化するという問題がある。
本発明は、このような問題点に鑑みて創案されたもので、その目的は、装置を大型化・高価格化することなく、引戸のような重量の大きな開閉部材の緩衝を確実に行うことができる緩衝装置を提供することにある。また本発明は、この緩衝装置を備えた開閉装置を提供することを目的とする。
本発明の緩衝装置は、固定部材に対して開閉部材を移動可能に保持してなる開閉装置において、前記固定部材と前記開閉部材のいずれか一方の部材に緩衝機構を設けるとともに他方の部材に緩衝機構作動部を設け、前記開閉部材が閉じられる際、前記緩衝機構作動部を前記緩衝機構に当接させることにより、前記緩衝機構を作動させて前記固定部材に対する前記開閉部材の移動を緩衝するように構成した緩衝装置であって、前記緩衝機構は、前記一方の部材に固定された固定要素と、前記固定要素に対して前記緩衝機構作動部の移動方向に摺動可能に保持された摺動部材と、前記摺動部材と共に前記緩衝機構作動部の移動方向に移動する緩衝部材と、を備え、前記緩衝部材は、前記開閉部材が閉じられる際、前記緩衝機構作動部が当接することにより前記緩衝機構作動部の移動方向と交差する方向に移動し、前記固定要素又は前記固定要素に固定された部材との間に摩擦による制動力を発生させるように構成されていることを特徴とする。
開閉部材が閉じられる際、緩衝機構作動部が緩衝部材に当接する。緩衝部材は、緩衝機構作動部に押されて緩衝機構作動部の移動方向と交差する方向に移動する。その結果、固定要素又は固定要素に固定された部材との間に摩擦による制動力が発生する。この制動力によって、固定部材に対する開閉部材の移動が緩衝される。この制動力は、緩衝機構作動部が緩衝部材を押す力によって生じ、固定部材に対する開閉部材の閉方向への移動速度に比例して増大する。したがって、この緩衝機構を単独使用または回転ダンパと併用することにより、装置を大型化・高価格化することなく、引戸のような重量の大きな開閉部材の緩衝を確実に行うことができる。
本発明の緩衝装置において、前記固定要素に制動板を固定し、前記緩衝部材が当該制動板を押圧することにより摩擦による制動力を発生させることが好ましい。この構成によれば、制動板と緩衝部材との摩擦により、安定した強い制動力を発生させて、開閉部材の移動を緩衝することができる。
前記制動板は、前記緩衝部材と前記摺動部材とにより挟まれた状態で押圧されることが好ましい。この構成によれば、より安定した強い制動力を発生させることができる緩衝機構を単純で小型な構造にて実現できる。
前記一方の部材に捕捉引込機構を設け、前記開閉部材が閉じられる際、前記緩衝機構作動部を当該捕捉引込機構で捕捉して所定の方向に引き寄せることにより前記開閉部材を閉止するように構成することが望ましい。この構成によれば、開閉部材が激しく閉まるのを緩衝機構で防止するとともに、開閉部材の閉まりが不完全になるのを捕捉引込機構で防止することができる。
前記摺動部材と前記緩衝部材のうち少なくとも一方には、前記開閉部材が開かれる際、前記緩衝機構作動部と共に移動し得るように前記緩衝機構作動部と連結する連結部が設けられていることが望ましい。この構成によれば、開閉部材が開かれる際、摺動部材および緩衝部材が緩衝機構作動部から離れて取り残された状態になるのを防止し、次に開閉部材が閉じられる際に確実に緩衝機能を働かせることができる。
本発明の開閉装置は、本発明の緩衝装置と、前記開閉部材を自動的に閉方向に移動させる開閉部材移動機構と、を備えていることを特徴としている。この構成によれば、開閉部材が開いたままの状態になったり不完全な閉まり状態になったりするのを防止するとともに開閉部材が急激に閉まるのを防止できる。
本発明によれば、装置を大型化・高価格化することなく、引戸のような重量の大きな開閉部材の緩衝を確実に行うことができる緩衝装置を提供することができる。また本発明によれば、大型化・高価格化することなく、引戸のような重量の大きな開閉部材の緩衝を確実に行うことができる緩衝装置を備えた開閉装置を提供することができる。
[第1の実施形態]
図1は本発明の緩衝装置を備えた開閉装置(引戸装置)の形態例を示す分解斜視図である。図2〜図5は図1に示す緩衝装置の種々の状態を示した概略平面図である。各図において同一部材あるいは同一部分には同一参照番号が付されている。
緩衝装置100は、引戸(開閉部材)200を荒閉まりや跳ね返りを防止しつつ閉止する装置であり、引戸200に取り付けられたストッパピン(緩衝機構作動部)101と、引戸200をスライド自在に案内する上レール(固定部材)250に取り付けられた引戸クローザ110とを備えている。図示されていないが、引戸200の下には上レール250と対をなす下レールが設けられている。
上レール250は上下2段に構成されている。引戸クローザ110は、上レール250の上段内に取り付けられている。引戸200は、上レール250の下段内を走行する左右一対の4輪台車(走行体)210A、210Bの下に支軸211を介して吊り下げた状態で支持されている。
引戸200に設けられた一対の4輪台車210A、210Bのうち、引戸200の閉方向側(図示右側)の端部に位置する4輪台車210Aには、アダプタ220が装着されている。
アダプタ220は、ストッパピン101を保持したアダプタ本体222を備えている。
ストッパピン101は、引戸クローザ110内の緩衝機構150に当接することにより当該緩衝機構150を作動させる略円柱状の鉄製棒状部材である。
アダプタ本体222は、断面コ字形の板状部材であり、その基端部222aが台車本体210aの上端部に着脱可能に固定されることにより片持ち状態で支持されている。アダプタ本体222の先端部222bは、他方(左側)の4輪台車210Bの近くまで延びている。そして、そのアダプタ本体222の先端部222bにストッパピン101が保持されている。
引戸クローザ110は、細長矩形状のハウジング111と緩衝機構150とを備えている。ハウジング111は、上レール250に固定されたハウジング本体(固定要素)112と、ハウジング本体112の図示上部開口部を閉塞する平板状の裏蓋114とで構成されている。ハウジング本体112の前端部及び後端部には、引戸クローザ110をレールなどの固定部材に固定して取り付けるための取付け孔115、116が設けられている。
緩衝機構150は、第1の緩衝機構150Aと第2の緩衝機構150Bとからなる。
第1の緩衝機構150Aは、固定要素であるハウジング本体112と、ハウジング本体112内に緩衝機構作動部であるストッパピン101の移動方向(ハウジング本体112の長手方向)に摺動可能に設けられた摺動部材151と、ストッパピン101を捕捉すべく摺動部材151に形成された捕捉部152と、ストッパピン101の移動方向と交差する方向(略直交方向)に移動可能に設けられた緩衝部材153とを備えている。ハウジング本体112の内側面112aには、摺動部材151の移動可能範囲を規定するための突起120が形成されている。突起120は、摺動部材151の閉方向(右方向)への移動限界を規制する。一方、摺動部材151の開方向(左方向)への移動限界はハウジング本体112の先端側(左側)の内端面によって規制される。
摺動部材151と緩衝部材153は、どちらも合成樹脂からなる樹脂成型品である。摺動部材151の捕捉部152は、当該合成樹脂の持つ可撓性を利用してストッパピン101を係合離脱可能に掴んで保持し得る構造になっている。すなわち、この捕捉部152は、引戸200が開かれる際、ストッパピン101と共に摺動部材151と緩衝部材153とが移動し得るようにストッパピン101と連結する連結部としても機能する。
摺動部材151には、ストッパピン101の軌道を挟んで一対の貫通孔154が形成されている。緩衝部材153にも、ストッパピン101の軌道を挟んで一対の貫通孔155が形成されている。摺動部材151と緩衝部材153は、両者の貫通孔154、125同士を重ね合わせて連通させた状態で、各貫通孔154、155に連結ピン(ガイド部)156を貫通させた後、連結ピン156を可締めることにより互いに連結されている。摺動部材151の両貫通孔154は、ストッパピン101の移動方向に対して斜めに交差する方向に延びる長孔(傾斜部)になっており、連結ピン156がこの長孔にガイドされて移動することにより、摺動部材151に対して緩衝部材153がストッパピン101の移動方向と斜めに交差する方向に移動できるようになっている。
緩衝部材153の先端部には、摺動部材151の捕捉部152と重ねるようにして、ストッパピン101を受け入れる凹部157が形成されており、引戸200が閉じられる際、ストッパピン101が摺動部材151の捕捉部152に捕捉されるとともにこの凹部157の最奥面157aに当接するようになっている。そして、緩衝部材153が当接したストッパピン101に押されてストッパピン101の移動方向と斜めに交差する方向に移動させられ、緩衝部材153の片側側面153aがハウジング本体112の内側面112aに圧接することにより、摩擦による制動力が発生するようになっている。緩衝部材153の当該側面153aにはハウジング本体112の内側面112aとの摩擦係数を増大させるために、摩擦材から成るブレーキパッド158が貼り付けられている。
第2の緩衝機構150Bは、回転ダンパ160を備えた緩衝機構である。摺動部材151の後端部には支軸161が立設されている。この支軸161に回転ダンパ160のスリーブ状軸受162が装着されている。回転ダンパ160の回転軸にはピニオン163が固定されている。ピニオン163の歯はハウジング本体112の内壁面に形成されたラック164の歯と噛み合うことができるように支軸161を中心に回動可能になっている。
また、回転ダンパ160には摺動摩擦軸165が設けられている。摺動摩擦軸165はハウジング111の裏蓋114の内面と摺接する摩擦部材である。摺動部材151がハウジング111と相対移動するとき、摺動部材151の移動と共に、回転ダンパ160が移動し、回転ダンパ160に設けられた摺動摩擦軸165とハウジング111の裏蓋114の内面との間に摩擦が発生する。この摩擦の力により、摺動部材151をハウジング111の後端側へ移動させている時には、回転ダンパ160は支軸161を中心にそのピニオン163とラック164とが噛み合う方向に回動させられる。一方、摺動部材151をハウジング111の前端側へ移動させている時には、回転ダンパ160は支軸161を中心にそのピニオン163とラック164とが噛み合う方向とは反対の方向に回動させられ、その位置を保ったまま移動することができる。
ハウジング本体112の底板部117には、ストッパピン101を受け入れて摺動部材151の捕捉部152に案内するスリット状のストッパガイド118が形成されている。ハウジング本体112の前端部には、ストッパピン101がストッパガイド118内にスムーズに入るように、前方に拡大した漏斗状のストッパピン出入口119が設けられている。
次に、上記のように構成された緩衝装置100の動作について図2〜図5を参照して説明する。
図2は緩衝機構150が作動する直前の状態すなわち、ストッパピン101が摺動部材151の捕捉部(連結部)152に捕捉される直前の状態を示している。引戸200が開いている時、摺動部材151および緩衝部材153は、図2に示すようにハウジング本体112内の先端部(左側端部)に待機している。このとき緩衝部材153は未だハウジング本体112の内側面112aに圧接していない。
図2の状態からストッパピン101が閉方向(右方向)に移動すると、ストッパピン101が摺動部材151の捕捉部152に捕捉されると同時に、緩衝部材153の凹部157の最奥面157aに当接する。ストッパピン101は、捕捉部152に捕捉された後、引戸200が閉方向に移動している間は、緩衝部材153の凹部157の最奥面157aに当接した状態に保たれる。緩衝部材153は、当接したストッパピン101に押されてストッパピン101の移動方向と斜めに交差する方向に移動させられる。その結果、緩衝部材153の片側側面153aがハウジング本体112の内側面112aに圧接し、摩擦による制動力が発生する。
図3は緩衝機構150が作動している状態すなわち、第1の緩衝機構150Aを構成する摺動部材151および緩衝部材153と第2の緩衝機構150Bの構成要素である回転ダンパ160とがストッパピン101に押されて閉方向(右方向)に移動している状態を示している。このとき、第1および第2の緩衝機構150A、150Bによってストッパピン101とハウジング本体112の相対的移動が緩衝される。これにより、引戸200が激しく閉じられるのを防止できる。
図4は摺動部材151が閉方向(右方向)への移動限界に到達した状態、すなわち摺動部材151がハウジング本体112の内側面112aの突起120に当接して停止した状態を示している。このとき、ストッパピン101はストッパガイド118の終端部(右端部)に位置している。すなわち、引戸200は完全に閉じた状態になっている。
図4の状態から引戸200を開けると、ストッパピン101を捕捉している摺動部材151とこれに連結された緩衝部材153および回転ダンパ160も開方向(左側)に移動する。図5はこのときの状態を示している。
図5のようにストッパピン101が開方向(左方向)に移動しているときには、ストッパピン101が緩衝部材153の凹部157の最奥面157aに当接していないため、第1の緩衝機構150Aは作動しない。また、回転ダンパ160がラック164とピニオン163とが噛み合う方向とは反対の方向に回動しているため、第2の緩衝機構150Bも作動しない。したがって、引戸200を開ける際には、緩衝機構150による緩衝を何ら受けることなく、スムーズに引戸200を移動させることができる。
そして、摺動部材151が開方向(左方向)への移動限界に達したら、すなわちハウジング本体112の先端側(左側)の内端面に当接したら、捕捉部152がストッパピン101により押し開けられることにより、捕捉部152によるストッパピン101の捕捉が解除される。
上記のように、第1の実施形態の緩衝装置100は、引戸200が閉じられる際、引戸200と共に閉方向に移動するストッパピン101が緩衝部材153に当接し、その力によって緩衝部材153がストッパピン101の移動方向と略直角に交差する方向に移動し、緩衝部材153の片側側面153aがハウジング本体112の内側面112aに圧接することにより、摩擦による制動力を発生させる。この第1の緩衝機構150Aによる制動力と、回転ダンパ160による第2の緩衝機構150Bの制動力とによって、ハウジング本体112ひいては上レール250に対する引戸200の移動が緩衝される。その際、第1の緩衝機構150Aの制動力は、ストッパピン101が緩衝部材153を押す力によって生じ、上レール250に対する引戸200の閉方向への移動速度に比例して増大するので、引戸200の速度が速い時は主に第1の緩衝機構150Aを働かせて引戸200の勢いを低下させることができる。そして、引戸200の勢いが十分低下した状態で第2の緩衝機構150Bを働かせることができる。したがって、回転ダンパ160にすべての緩衝機能を持たせる場合と比べて、緩衝能力の大きな回転ダンパを用いる必要がないので、緩衝装置100を大型化・高価格化することなく、引戸200のような重量の大きな開閉部材の緩衝を確実に行うことができる。
なお、上記の例では、摺動部材151の貫通孔154を長孔とし緩衝部材153の貫通孔155を丸孔とすることにより、緩衝部材153が摺動部材151に対し移動可能としたが、反対に緩衝部材153の貫通孔155貫通孔155とし摺動部材151の貫通孔154を丸孔としてもよい。また、上記の例では連結ピンを摺動部材又は緩衝部材と別部材で形成したが、連結ピン(ガイド部)を摺動部材又は緩衝部材と一体形成してもよい。さらに、摺動部材と緩衝部材の上下の位置関係は逆であってもよく、いずれか一方の部材を他方の部材が挟み込んだ形態などであってもよい。
すなわち、第1の実施形態は、摺動部材又は緩衝部材のいずれか一方に摺動部材の移動方向に対して傾斜する傾斜部(長孔)を設け、摺動部材又は緩衝部材のいずれか他方に前記傾斜部に沿って移動するガイド部(連結ピン)を設けたものである。
[第2の実施形態]
図6は本発明の緩衝装置の別の形態例を示す分解斜視図である。図7および図8は図6に示す緩衝装置の種々の状態を示した概略平面図である。各図において同一部材あるいは同一部分には同一参照番号が付されている。また、この緩衝装置が装着される引戸装置の全体的構成は図1に示した第1の実施形態と同様とする。
この形態例の緩衝装置100は、緩衝機構150と捕捉引込機構170とを備えている。
緩衝機構150は、第1の緩衝機構150Aと第2の緩衝機構150Bとからなる。そのうち第2の緩衝機構150Bの構成は第1の実施形態のものと同じであるが、第1の緩衝機構150Aの構成は、摺動部材151がストッパピン101を捕捉するための捕捉部152(図1参照)を有していない点および緩衝部材153がストッパピン101との連結部166を有している点で第1の実施形態のものと異なっている。摺動部材151の先端中央部には、ストッパピン101を受け入れるために緩衝部材153の凹部157と同様の凹部167が形成されている。
連結部166は、緩衝部材153の凹部157の最奥面157aに固定して設けられた磁石168からなり、磁石168による磁気的吸着力によってストッパピン101と連結するようになっている。
捕捉引込機構170は、ハウジング本体112内に主に長手方向に摺動可能に設けられたフック体(捕捉部材)171と、フック体171を引戸200の閉方向(右方向)に付勢するべくフック体(捕捉部材)171のレバー部171cとハウジング本体112の後端壁112cとの間に伸張させた状態で掛け渡して設けられた引張ばね(弾性体)172と、フック体(捕捉部材)171を案内するべくハウジング本体111(裏蓋114)に形成されたスリット状のフック体ガイド173と、を備えている。
フック体171の上面の先端近傍および後端近傍にはそれぞれ被ガイド突起171a、171bが設けられており、両被ガイド突起171a、171bがフックガイド173によって案内されるようになっている。
フック体ガイド173は、ストッパガイド118と平行に延びる直線部173aと、直線部173aの先端側(左側)の端部から直角に折れ曲がった折曲部173bとを有しており、フック体171の先端側の被ガイド突起171aがフック体ガイド173の直線部173aから折曲部173b内に移動することによりフック体171と裏蓋114とが互いに係合した状態となり(図7参照)、被ガイド突起171aがフック体ガイド173の折曲部173bから直線部173aに移動することにより、フック体171と裏蓋114との互いの係合が解かれるようになっている。フック体171と裏蓋114との係合離脱はフック体171の後端側の被ガイド突起171bを軸にしてフック体171が回動することによりなされる。フック体171の係合方向(図7中の矢印Aの向き)への回動は、レバー部171cに常時作用している引張ばね172の力によりなされる。一方、フック体171の離脱方向(図7中の矢印Bの向き)への回動は、引戸200が閉じられる際、引戸200と共に閉方向(右方向)に移動してきたストッパピン101がフック体171の捕捉部(ストッパピン101と係合する凹部)171dの後方側側面171eに当接することによりなされる。
次に、上記のように構成された緩衝装置100の動作について図7および図8を参照して説明する。
図7は捕捉引込機構170が作動する直前の状態すなわち、ストッパピン101がフック体171に捕捉される直前の状態を示している。引戸200が開いている時、摺動部材151および緩衝部材153は、図7に示すようにハウジング本体112内の先端部(左側端部)に待機している。このとき緩衝部材153は未だハウジング本体112の内側面112aに圧接していない。また、このときフック体171の被ガイド突起171aはフック体ガイド173の折曲部173b内にある。すなわち、フック体171は裏蓋114と係合して、引張ばね172の最大伸張位置に保持されている。
図7の状態からストッパピン101が閉方向(右方向)に移動してくると、ストッパピン101の側面がフック体171の側面171eに当接する。そして、ストッパピン101が閉方向にさらに移動することにより、フック体171が矢印B側に回動させられ、フック体171の先端側の被ガイド突起171aがフック体ガイド173の折曲部173bから離脱し直線部173aに入る。これにより、フック体171と裏蓋114との互いの係合が解かれるとともにストッパピン101がフック体171の捕捉部171dに捕捉される。そして、引張ばね172の引っ張り力によるフック体171の引き込みが開始される。
また、ストッパピン101は、フック体171に捕捉されると同時に、摺動部材151の凹部167および緩衝部材153の凹部157内に入り、緩衝部材153の凹部157の最奥面157aに設けられた磁石168に当接する。
ストッパピン101は、フック体171に捕捉された後、引戸200が閉方向に移動している間は、緩衝部材153に当接した状態に保たれる。緩衝部材153は、当接したストッパピン101に押されてストッパピン101の移動方向と斜めに交差する方向に移動させられる。その結果、緩衝部材153の片側側面153aがハウジング本体112の内側面112aに圧接し、摩擦による制動力(第1の緩衝機構150Aによる制動力)が発生する。そして、緩衝部材153と共に摺動部材151が閉方向(右方向)に移動させられることにより、回転ダンパ160による制動力(第2の緩衝機構150Bによる制動力)も発生する。
このように、引戸200が閉じられる際、第1および第2の緩衝機構150A、150Bによってストッパピン101とハウジング本体112の相対的移動が緩衝される。これにより、引戸200が激しく閉じられるのを防止できる。
また、引戸200の勢いが低下しても、ストッパピン101はフック体171に捕捉された状態で、引張ばね172の引っ張り力によって閉方向(右側)に引き込まれる。これにより、引戸200が閉方向(右側)に引き寄せられる。
図8は摺動部材151が閉方向(右方向)への移動限界に到達した状態、すなわち摺動部材151がハウジング本体112の内側面112aの突起120に当接して停止した状態を示している。このとき、ストッパピン101はストッパガイド118の終端部(右端部)に位置している。すなわち、引戸200は完全に閉じた状態になっている。
図8の状態から引戸200を開けると、ストッパピン101を捕捉しているフック体171と、ストッパピン101に磁石168による磁気的吸着力によって連結した緩衝部材153と、緩衝部材153と連結された摺動部材151とが開方向(左側)に移動する。
そして、フック体171の被ガイド突起171aがフック体ガイド173の折曲部173bに入った時点で、フック体171によるストッパピン101の捕捉が解かれる。また、摺動部材151が開方向(左方向)への移動限界に達した時点で、ストッパピン101は緩衝部材153からも離脱する。
上記のように、第2の実施形態の緩衝装置100は、引戸200が閉じられる際、ストッパピン101を捕捉して閉方向(右方向)に引き寄せる捕捉引込機構170を備えているので、引戸200が激しく閉まるのを緩衝機構150で防止するとともに、引戸200の閉まりが不完全になるのを捕捉引込機構170で防止することができる。
また、ストッパピン101と磁気的吸着力により連結する連結部166すなわち磁石168を緩衝部材153に設けたので、引戸200が開かれる際、摺動部材151および緩衝部材153がストッパピン101から離れて取り残された状態になるのを防止し、次に引戸200が閉じられる際に確実に緩衝機構150を働かせることができる。
なお、上記の例では、磁石168を緩衝部材153に設けたが、磁石168は緩衝部材153と摺動部材151の少なくとも一方に設けられていればよい。すなわち、磁石168を摺動部材151のみに設けてもよく、摺動部材151と緩衝部材153の両方に設けてもよい。
また、図9に例示するように、フック体171の緩衝部材153と対向する側の面(図示の例では下面)に係合軸171fを突設するとともに緩衝部材153に摺動部材151が移動する方向と直交する方向に若干長く穿設された係合孔159を設け、フック体171の係合軸171fを緩衝部材153の係合孔159に回動可能に係合させるなどしてフック体171と緩衝部材153とを相互に連結してもよい。また係合孔と係合軸の関係が逆でもよく、また摺動部材を緩衝部材の上部に配置し摺動部材に係合孔または係合軸を設けてもよく、さらに捕捉引込機構を緩衝部材の下部に配置してもよい。すなわち、フック体又は緩衝部材のいずれか一方に係合軸を設け、フック体又は緩衝部材のいずれか他方に係合孔を設けてもよく、若しくはフック体又は摺動部材のいずれか一方に係合軸を設け、フック体又は緩衝部材のいずれか他方に係合孔を設けてもよい。この場合、連結部166(上記の例では磁石168)を摺動部材151や緩衝部材153に設ける必要はない。
[第3の実施形態]
図10は本発明の緩衝装置の更に別の形態例を示す分解斜視図である。図11および図12は図10に示す緩衝装置の種々の状態を示した概略平面図である。各図において同一部材あるいは同一部分には同一参照番号が付されている。また、この緩衝装置が装着される引戸装置の全体的構成は図1に示した第1の実施形態と同様とする。なお、この形態例の緩衝装置100においては、ハウジング本体112と裏蓋114の両方に、ストッパピン101の移動スペースとなるスリット状のストッパガイド118A、118Bが形成されている。
この形態例の緩衝装置100の緩衝機構150は、ブレーキプレート(制動板)181とこれを狭持する第1および第2のブレーキパッド182A、182Bとを備えた第1の緩衝機構150Aと、回転ダンパ160を備えた第2の緩衝機構150Bとで構成されている。第2の緩衝機構150Bの構成は第1の実施形態のものと同じである。
ブレーキプレート181は、一方の端部がL字状に折り曲げられた細長い金属板からなる部材であり、そのL字状の端部181aがハウジング本体112内の前端近傍に形成された嵌合保持部183に嵌合させて固定されている。ブレーキプレート181の他端側はハウジング本体112の後端側に延びている。ブレーキプレート181の長さは摺動部材151のストローク長よりも長く選定されている。
摺動部材151の一方の側部には、摺動部材151の移動方向と平行に延びる板状の側壁部189が摺動部材本体151aから上方に突出させて形成されている。この側壁部189の内面に第1のブレーキパッド182Aが取り付けられている。摺動部材151の他方の側部には、部材本体151aから上方に壁状に突出し且つ外方に折曲して張り出した張出部184が形成されている。摺動部材本体151aの下面、側壁部189の外面および張出部184の外面は、それぞれハウジング本体112の内底部117および両内側面112a、112bと摺接している。張出部184は、摺動部材151が移動する際にラック164と干渉しないように形成されている。
緩衝部材153は、摺動部材151の側壁部189と張出部184の内側面との間に配置されている。そして、摺動部材151の側壁部189と対向する側の緩衝部材153の側面に第2のブレーキパッド182Bが取り付けられている。
そして、摺動部材151に取り付けられた第1のブレーキパッド182Aと緩衝部材153に取り付けられた第2のブレーキパッド182Bとの間にブレーキプレート181が設けられている。
摺動部材本体151aの上面には溝185が形成されており、この溝185に緩衝部材本体153aの後端下縁に下方に突出させて形成された突起189が嵌合することにより、摺動部材151に対するストッパピン101の移動方向への緩衝部材153の移動が規制されている。一方、ストッパピン101の移動方向と直交する方向(矢印C、Dで示す方向)への移動は許容されている。摺動部材151の側壁部189と対向する側の緩衝部材153の側面の下部両端部には、そこから斜め上方に延出させて一対の板ばね部186が形成されている。両板ばね部186の先端部は摺動部材151の側壁部189の下部に接しており、両板ばね部186の弾性力によって緩衝部材本体153aは張出部184側に常時付勢されている。
摺動部材本体151aの先端側中央部には、ストッパピン101を受け入れる凹部187が形成されている。凹部187の最奥面は凹部187の図示手前側が深くなるように傾斜した傾斜面187aになっている。傾斜面187aは、ストッパピン101の移動方向に対して略45度傾いている。
一方、緩衝部材本体153aの先端側片側半分(図示手前側半分)は、ストッパピン101を受け入れる切欠部188になっている。そして、切欠部188の最奥面は、摺動部材151の凹部187の傾斜面187aと同角度に傾斜した傾斜面(傾斜部)188aになっている。傾斜面188aには、ストッパピン101と磁気的吸着力により連結する連結部166すなわち磁石168が固定して設けられている。
緩衝部材153がストッパピン101によって押圧されていないとき、すなわち緩衝部材本体153aが両板ばね部186の弾発力によって張出部184の内側面に圧接しているとき、緩衝部材153の切欠部188の傾斜面188aは摺動部材151の凹部187の傾斜面187aよりも凹部中央側に位置している。このとき緩衝部材153に取り付けられた第2のブレーキパッド182Bは、ブレーキプレート181から離れている。
そして、引戸200が閉じられる際、ストッパピン101が緩衝部材153の傾斜面188aに当接すると、緩衝部材本体153aがストッパピン101に押されて傾斜面を介した分力によりブレーキプレート181側に移動する。その結果、第1のブレーキパッド182Aと第2のブレーキパッド182Bとの間にブレーキプレート181が挟み込まれた状態になる。
次に、上記のように構成された第3の実施形態の緩衝装置100の動作について図11および図12を参照して説明する。
図11は、緩衝機構150が作動する前の状態すなわち、ストッパピン101が緩衝部材153の傾斜面188aに当接する前の状態を示している。引戸200が開いている時、摺動部材151および緩衝部材153は、図11の状態で待機している。このとき緩衝部材153は未だブレーキプレート181に圧接していない。
図11の状態からストッパピン101が閉方向(右方向)に移動し、緩衝部材153の傾斜面188aに設けられた磁石168に当接すると、緩衝部材本体153aがストッパピン101に押されて傾斜面を介した分力によりブレーキプレート181側に移動する。その結果、第1のブレーキパッド182Aと第2のブレーキパッド182Bとの間にブレーキプレート181が挟み込まれた状態になり、ブレーキプレート181と両ブレーキパッド182A、182Bとの摩擦により強い制動力(第1の緩衝機構150Aによる制動力)が発生する。そして、緩衝部材153と共に摺動部材151が閉方向(右方向)に移動させられることにより、回転ダンパ160による制動力(第2の緩衝機構150Bによる制動力)も発生する。これら二つの緩衝機構150A、150Bによってストッパピン101とハウジング本体112の相対的移動が緩衝されることにより、引戸200が激しく閉じられるのが防止される。
図12は摺動部材151が閉方向(右方向)への移動限界に到達した状態、すなわち摺動部材151がハウジング本体112の内側面112aの突起120に当接して停止した状態を示している。このとき、ストッパピン101はストッパガイド118の終端部(右端部)に位置している。すなわち、引戸200は完全に閉じた状態になっている。
図12の状態から引戸200を開けると、ストッパピン101に磁石168による磁気的吸着力によって連結した緩衝部材153と、緩衝部材153と連結された摺動部材151とが開方向(左側)に移動する。
そして、摺動部材151が開方向(左方向)への移動限界に達した時点で、ストッパピン101は緩衝部材153から離脱する(図11参照)。
上記のように、第3の実施形態の緩衝装置100は、引戸200が閉じられる際、引戸200と共に閉方向に移動するストッパピン101が緩衝部材153に当接し、その力によって緩衝部材153がストッパピン101の移動方向と直交する方向に移動し、緩衝部材153に設けられたブレーキパッド182Aと摺動部材151に設けられたブレーキパッド182Bとの間にブレーキプレート181を挟み込むことにより、摩擦による強い制動力を発生させる。この第1の緩衝機構150Aによる制動力と、回転ダンパ160による第2の緩衝機構150Bの制動力とによって、ハウジング本体112ひいては上レール250に対する引戸200の移動が緩衝される。その際、第1の緩衝機構150Aの制動力は、ストッパピン101が緩衝部材153を押す力によって生じ、上レール250に対する引戸200の閉方向への移動速度に比例して増大するので、引戸200の速度が速い時は主に第1の緩衝機構150Aを働かせて引戸200の勢いを低下させることができる。そして、引戸200の勢いが十分低下した状態で第2の緩衝機構150Bを働かせることができる。したがって、回転ダンパ160にすべての緩衝機能を持たせる場合と比べて、緩衝能力の大きな回転ダンパを用いる必要がないので、緩衝装置100を大型化・高価格化することなく、引戸200のような重量の大きな開閉部材の緩衝を確実に行うことができる。
また、ストッパピン101と磁気的吸着力により連結する連結部166すなわち磁石168を緩衝部材153に設けたので、引戸200が開かれる際、摺動部材151および緩衝部材153がストッパピン101から離れて取り残された状態になるのを防止し、次に引戸200が閉じられる際に確実に緩衝機能150を働かせることができる。
なお、上記の例では、磁石168を緩衝部材153に設けたが、磁石168は緩衝部材153と摺動部材151の少なくとも一方に設けられていればよい。すなわち、磁石168を摺動部材151のみに設けてもよく、摺動部材151と緩衝部材153の両方に設けてもよい。さらに、第2の実施形態で用いた捕捉引込機構を併設させてもよい。
すなわち、第3の実施形態は、摺動部材又は緩衝部材のいずれか一方に被ガイド部(突起)を設け、摺動部材又は緩衝部材のいずれか他方に摺動部材の移動方向に対して直交(交差)する方向に前記被ガイド部を案内するガイド部(溝)を設け、緩衝部材は緩衝機構作動部が当接する部分を傾斜部(傾斜面)としたものである。
[第4の実施形態]
図13〜図15は本発明の緩衝装置を備えた開閉装置の更なる形態例を示す正面図である。これらの形態例は、第1または第3の実施形態の緩衝装置100を備えた開閉装置に適用されるものであり、引戸200を自動的に閉方向(右方向)に移動させる開閉部材移動機構300を備えている。
図13に例示する開閉部材移動機構300は、上レール250の引戸クローザ110が設置されている方の端(右端)に、ゼンマイバネ311を内蔵した牽引機構310を備えている。牽引機構310のゼンマイバネ311と4輪台車210Aとの間にはワイヤ312が張設されている。引戸200を閉方向(右方向)に押すと、ゼンマイバネ311が巻き上げられワイヤ312も牽引機構310内に引き込まれるので、引戸200が閉められる。ゼンマイバネ310の張力に抗して引戸200を開方向(左方向)に引っ張ることによって引戸200が開けられる。
図14に例示する開閉部材移動機構300は、図13の牽引機構310に代わって、滑車313と錘314からなる牽引機構310を備えている。この場合、4輪台車210Aと錘314との間に滑車313を経由してワイヤ312が張設されている。引戸200を閉方向(右方向)に押すと、錘314の重さに引かれて引戸200が閉められる。錘314の重さに抗して引戸200を開方向(左方向)に引っ張ることによって引戸200が開けられる。
図15に例示する開閉部材移動機構300は、上レール250を引戸200の閉方向(右方向)に向かって下方に傾斜させて設置することにより、引戸200がその自重によって開方向(左方向)に移動するように構成されている。
図13〜図15に示したいずれの開閉装置においても、引戸200が閉じられる際、引戸200と共に閉方向に移動するストッパピン101が引戸クローザ110内の緩衝部材153に当接する。緩衝部材153はストッパピン101に押されてストッパピン101の移動方向と交差する方向に移動する。その結果、ハウジング112又はハウジング112に固定されたブレーキプレート181と緩衝部材153との間に摩擦による制動力が発生する。この第1の緩衝機構150Aによる制動力と、回転ダンパ160による第2の緩衝機構150Bの制動力とによって、ハウジング本体112ひいては上レール250に対する引戸200の移動が緩衝される。その際、第1の緩衝機構150Aの制動力は、ストッパピン101が緩衝部材153を押す力によって生じ、上レール250に対する引戸200の閉方向への移動速度に比例して増大するので、引戸200の速度が速い時は主に第1の緩衝機構150Aを働かせて引戸200の勢いを低下させることができる。そして、引戸200の勢いが十分低下した状態で第2の緩衝機構150Bを働かせることができる。したがって、回転ダンパ160にすべての緩衝機能を持たせる場合と比べて、緩衝能力の大きな回転ダンパを用いる必要がない。
上記実施形態の開閉装置は、開閉部材移動機構300と緩衝装置100とを備えているので、引戸200が開いたままの状態になったり引戸200の閉まりが不完全になったりすることがなく、引戸200が急激に閉まることもない。
本発明の緩衝装置は、開き戸装置や抽斗装置などその他の開閉装置の緩衝装置としても有効に利用可能である。
本発明の緩衝装置を備えた開閉装置の形態例を示す分解斜視図 図1に示す緩衝装置をその裏蓋を取り外して裏側から見た概略平面図 図1に示す緩衝装置をその裏蓋を取り外して裏側から見た概略平面図 図1に示す緩衝装置をその裏蓋を取り外して裏側から見た概略平面図 図1に示す緩衝装置をその裏蓋を取り外して裏側から見た概略平面図 本発明の緩衝装置の別の形態例を示す分解斜視図 図6に示す緩衝装置をその裏蓋を取り外して裏側から見た概略平面図 図6に示す緩衝装置をその裏蓋を取り外して裏側から見た概略平面図 図6に示す緩衝装置の要部の変更例を示す分解斜視図 本発明の緩衝装置の更に別の形態例を示す分解斜視図 図10に示す緩衝装置をその裏蓋を取り外して裏側から見た概略平面図 図10に示す緩衝装置をその裏蓋を取り外して裏側から見た概略平面図 本発明にかかる開閉装置の別の形態例を示す正面図 本発明にかかる開閉装置の更に別の形態例を示す正面図 本発明にかかる開閉装置の更に別の形態例を示す正面図
符号の説明
100 緩衝装置
101 ストッパピン(緩衝機構作動部)
110 引戸クローザ
112 ハウジング本体(固定要素)
118 ストッパガイド
150A 第1の緩衝機構
150B 第2の緩衝機構
151 摺動部材
151a 摺動部材本体
152 捕捉部(連結部)
153 緩衝部材
153a 緩衝部材本体
154 長孔状の貫通孔(傾斜部)
157 凹部
158 ブレーキパッド
160 回転ダンパ
163 ピニオン
164 ラック
167 凹部
168 磁石
170 捕捉引込機構
171 フック体(捕捉部材)
171a、171b 被ガイド突起
172 引張ばね(弾性体)
173 フック体ガイド
173a 直線部
173b 折曲部
181 ブレーキプレート(制動板)
182A、182B ブレーキパッド
186 両板ばね部
187 凹部
187a 傾斜面
188 切欠部
188a 傾斜面
200 引戸(開閉部材)
250 上レール(固定部材)
300 開閉部材移動機構
310 牽引機構
312 ワイヤ

Claims (6)

  1. 固定部材に対して開閉部材を移動可能に保持してなる開閉装置において、前記固定部材と前記開閉部材のいずれか一方の部材に緩衝機構を設けるとともに他方の部材に緩衝機構作動部を設け、前記開閉部材が閉じられる際、前記緩衝機構作動部を前記緩衝機構に当接させることにより、前記緩衝機構を作動させて前記固定部材に対する前記開閉部材の移動を緩衝するように構成した緩衝装置であって、
    前記緩衝機構は、
    前記一方の部材に固定された固定要素と、
    前記固定要素に対して前記緩衝機構作動部の移動方向に摺動可能に保持された摺動部材と、
    前記摺動部材と共に前記緩衝機構作動部の移動方向に移動する緩衝部材と、を備え、
    前記緩衝部材は、
    前記開閉部材が閉じられる際、前記緩衝機構作動部が当接することにより前記緩衝機構作動部の移動方向と交差する方向に移動し、前記固定要素又は前記固定要素に固定された部材との間に摩擦による制動力を発生させるように構成されていることを特徴とする緩衝装置。
  2. 前記固定要素に制動板が固定されており、
    前記緩衝部材は、当該制動板を押圧することにより摩擦による制動力を発生させることを特徴とする請求項1記載の緩衝装置。
  3. 前記制動板は、前記緩衝部材と前記摺動部材とにより挟まれた状態で押圧されることを特徴とする請求項2記載の緩衝装置。
  4. 前記一方の部材に捕捉引込機構を設け、前記開閉部材が閉じられる際、前記緩衝機構作動部を当該捕捉引込機構で捕捉して所定の方向に引き寄せることにより前記開閉部材を閉止するように構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の緩衝装置。
  5. 前記摺動部材と前記緩衝部材のうち少なくとも一方には、前記開閉部材が開かれる際、前記緩衝機構作動部と共に移動し得るように前記緩衝機構作動部と連結する連結部が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の緩衝装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかの緩衝装置と、
    前記開閉部材を自動的に閉方向に移動させる開閉部材移動機構と、を備えた開閉装置。
JP2005200901A 2005-07-08 2005-07-08 緩衝装置、開閉装置 Active JP4601503B2 (ja)

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