JP4524615B2 - キャビネット - Google Patents

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Description

本願発明は、キャビネットに関するものである。
従来より、内部に中仕切り板が配設され、かつ、前面に開口部を有する箱体よりなるキャビネット本体の開口部に、キャビネット本体のガイドレール部を介して左右に摺動可能なスライド扉が取り付けられたキャビネットが知られている(たとえば、特許文献1)。このキャビネットは、スライド扉が左右に摺動可能に備えられているため、キャビネットの内部の縦横に中仕切り板を設置して構成される収納棚に、書籍や小物類等を簡単に出し入れできて、使い勝手がよいものとされている。
特開2002−180762号公報
しかしながら、上記特許文献1記載のような従来のキャビネットにおいては、スライド扉の開閉の際に、中仕切り板とスライド扉との間に使用者の手指等が挟まった場合、そのときの衝撃をやわらげることができないため、手指等が負傷する可能性が高いという問題があった。
そこで、本願発明は以上の背景から、スライド扉の開閉の際に、中仕切り板とスライド扉との間に手指等が挟まってもその衝撃をやわらげることができる、新しいキャビネットを提供することを課題とする。
本願発明は、上記の課題を解決するものとして以下のことを特徴としている。
第1には、内部に中仕切り板が配設され、かつ、前面に開口部を有する箱体よりなるキャビネット本体の開口部に、キャビネット本体のガイドレール部を介して左右に摺動可能なスライド扉が取り付けられたキャビネットにおいて、ガイドレール部を転動するコマを備えたコマ支持体が、弾性部材を介して固定具でスライド扉に取り付けられており、スライド扉が外側に移動し、スライド扉とコマ支持体との間の隙間が拡大可能である
また、第2には、弾性部材は、バネ体からなり、第3には、スライド扉には、鏡が配設されている。
第1の発明によれば、スライド扉の開閉の際に、中仕切り板とスライド扉との間に手指等が挟まってもその衝撃をやわらげることができる。
また、第2の発明によれば、上記第1の発明の効果に加えて、より効果的に衝撃をやわらげることができる。
そして、第3の発明によれば、上記第1の発明、第2の発明の効果を維持することができるとともに、意匠性や利便性をも向上させることができる。
本願発明は、上記のとおりの特徴をもつものであるが、以下に、添付した図面に沿って、本願発明の実施形態について詳細かつ具体的に説明する。
図1は、本願発明の一実施形態を例示した図であり、(A)は全体斜視図、(B)は断面図である。図2は、スライド扉上部とコマ支持体の取り付け状態を例示した要部拡大断面図であり、(A)は通常のスライド扉の状態、(B)は衝撃をやわらげる際のスライド扉の状態である。
図1(A)(B)に例示したとおり、実施形態としてのキャビネット1は、内部に、中仕切り板21が配設され、かつ、前面に開口部22を有する箱体よりなるキャビネット本体2の開口部22に、このキャビネット本体2の開口部22の上面、下面それぞれに設けられた上レール、下レールよりなるガイドレール部23A、23Bを介して、前記開口部22の一部(たとえば、左または右半面)を覆うことができるように左右に摺動可能に取り付けられたスライド扉3を有している。そして、キャビネット本体2の上面に設けられた上レールのガイドレール部23A上に、上部のコマ31Aが係合して転動するとともに、キャビネット本体2の下面に設けられた下レールのガイドレール部23B側面には、下部のコマ31Bが摺接して転動するようにしている。
すなわち、キャビネット1におけるスライド扉3の取り付けには、スライド扉3の上縁部の近傍、下縁部の近傍それぞれにコマ支持体32を配設し、このコマ支持体32に備えられている車輪状のコマ31A、31Bを、キャビネット本体2の開口部22の上面、下面それぞれに形成されているガイドレール部23A、23Bに係合または摺接して転動させるように取り付けることで、スライド扉3を左右に摺動して開閉する際に、このスライド扉3の動きに合わせてコマ31A、31Bが転動して、スライド扉3をスムーズに開閉することができるようにしている。
そして、上レールのガイドレール部23Aには、凸状部が長手方向にわたって形成されており、この凸状部と係合し得るように、図1および図2に例示したように、略中央部を凹ませた形状の上部のコマ31Aを用いている。もちろん、図には示していないが、上レールのガイドレール部23Aだけでなく、下レールのガイドレール部23Bにも凸状部を形成させ、この凸状部に係合し得るように、下部のコマ31Bについても略中央部を凹ませた形状としてもよい。また、下部のコマ31Bについてさらに説明すると、スライド扉3を安定に摺動可能とするため、図1(B)のように、コマ支持体32を下レールのガイドレール部23Bの垂下部の裏面にまわりこむような形状に形成させることで、下部のコマ31Bをガイドレール部23Bに摺接させて転動可能としている。このような構成とすることで、スライド扉3は、よりスムーズに開閉できるとともに、キャビネット1に安定して取り付けることができる。そして、また、キャビネット本体2の内部には、前記中仕切り板21を縦横に複数配置して、書籍や小物類等が出し入れできる収納棚が形成されている。
このようなキャビネット1において、図2(A)のように、ガイドレール部23A、23Bを転動するコマ31A、31Bを備えたコマ支持体32が、弾性部材33を介してビス等の固定具34でスライド扉3に取り付けられていることで、スライド扉3の開閉の際に、中仕切り板21とスライド扉3との間に手指等が挟まっても、図2(B)のように、弾性部材33による隙間Sの発生での衝撃を吸収することができ、その衝撃をやわらげることができる。
より詳しく説明すると、図2(A)(B)に例示したとおり、スライド扉3とコマ支持体32は、弾性部材33を介してビス等の固定具34で取り付け固定されている。図2(A)に示すスライド扉3の通常の使用状態では、弾性部材33は、その弾性によって伸びた張設状態にある。そして、図2(B)に示すように、スライド扉3の開閉の際に、誤って中仕切り板21とスライド扉3との間に手指等が挟まった場合には、矢印で示したように、スライド扉3が外側に移動するように弾性部材33が縮み、スライド扉3とコマ支持体32との間の隙間Sが拡大し、そして、この隙間Sの存在によって衝撃を吸収し、手指等が隙間Sに入り衝撃をやわらげることができる。
弾性部材33は、弾性を有するものであれば特に限定されないが、たとえば、図1および図2に例示したようにコイル状に形成されたバネ体が使用でき、より効果的に衝撃をやわらげることができる。もちろん、その材質についても、同様に限定されるものではなく、たとえば、鉄やアルミニウム、ステンレス等のような金属類等にて形成すればよい。また、弾性部材33については、コイル状のバネ体だけでなく、板バネ、皿バネ、あるいはプラスチック弾性体、ゴム弾性体等も考慮される。
さらにまた、本願発明のキャビネット1では、意匠性や利便性を高めるために、スライド扉3の表面の一部または全面に、鏡を配設することもできる。従来のキャビネットのスライド扉に鏡を配設して場合、スライド扉3の開閉の際に、中仕切り板21とスライド扉3との間に使用者の手指等が挟まった際の衝撃が、鏡の重さによってより強いものとなっていた。しかしながら、本願発明のキャビネット1では、スライド扉3の表面の一部または全面に鏡を配設しても、中仕切り板21とスライド扉3との間に手指等が挟まった際の衝撃をやわらげる効果を十分に発揮することができ、安全性の向上とともに意匠性や利便性の向上を図ることができる。
なお、一般的にスライド扉には、把手が取り付けられている場合がある。この場合には、把手をつかんでスライド扉を開閉することで、中仕切り板とスライド扉との間に手指を挟む危険性を減らすことができるものの、使用者が必ずしも常にこの把手でスライド扉を開閉することはない。このため、スライド扉に把手が取り付けられている場合であっても、直接スライド扉をつかんで開閉すると、手指を挟む危険性がある。したがって、把手が取り付けられている場合であっても、本願発明のキャビネットの場合には、手指を挟んだ際の衝撃をやわらげることができ、安全性が高く、また使い勝手のよいものとなる。
もちろん、本願発明のキャビネットは、以上の例示によって限定されるものではなく、その細部については、さまざまな態様とすることが可能であることはいうまでもない。
本願発明の一実施形態を例示した図であり、(A)は全体斜視図、(B)は断面図である。 スライド扉上部とコマ支持体の取り付け状態を例示した要部拡大断面図であり、(A)は通常のスライド扉の状態、(B)は衝撃をやわらげる際のスライド扉の状態である。
符号の説明
1 キャビネット
2 キャビネット本体
21 中仕切り板
22 開口部
23A、23B ガイドレール部
3 スライド扉
31A、31B 下部コマ
32 コマ支持体
33 弾性部材
34 固定具
S 隙間

Claims (3)

  1. 内部に中仕切り板が配設され、かつ、前面に開口部を有する箱体よりなるキャビネット本体の開口部に、キャビネット本体のガイドレール部を介して左右に摺動可能なスライド扉が取り付けられたキャビネットにおいて、ガイドレール部を転動するコマを備えたコマ支持体が、弾性部材を介して固定具でスライド扉に取り付けられており、スライド扉が外側に移動し、スライド扉とコマ支持体との間の隙間が拡大可能であることを特徴とするキャビネット。
  2. 弾性部材は、バネ体からなる請求項1記載のキャビネット。
  3. スライド扉には、鏡が配設されている請求項1または2記載のキャビネット。
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