JP3983747B2 - 建具用緩衝装置 - Google Patents

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本発明は、建具と枠体に取り付けて使用するものであって、建具を開放又は閉鎖する際に、その衝撃を緩和して建具の枠体への衝突音の発生やはね返りを極力防止することができる建具用緩衝装置に関するものである。
従来より、特開2003−49579号発明のように、雄体(制動受片)と雌体(制動部材)から構成され、雌体(制動部材)を対の摺動板から構成し、この摺動板の間隔の広がりを調整し得るようにして、制動力を調整可能とした引戸用制動装置は提案されている。
特開2003−49579号公報
上記従来例を引戸の開放側に使用した場合、引戸を開放する際の制動力を大きく調整すると、逆に、閉鎖しようとする時の抵抗も大きくなり、閉めにくくなるという問題があり、本発明は、この問題を解決することを課題としている。
本発明は、上記の課題を解決するために、建具と枠体のいずれか一方に取り付けられる雄体と、建具と枠体のいずれか他方に取り付けられる雌体を有し、雄体に設けた挿入部が雌体に設けた一対の挟持片の間を通る際に建具の開放時又は閉鎖時の衝撃を緩和するよう成した建具用緩衝装置において、雄体と雌体に反発機構を設け、挿入部が挟持片の間を通る際に、反発機構によって反発エネルギーを蓄え得るよう成し、挿入部が挟持片の間を離脱する方向に建具が移動する時に、蓄えられた反発エネルギーによって建具の移動を後押しし得るようにして成るものである。
以上のように本発明によれば、建具を開放(又は閉鎖)する際の衝撃を緩和する作用を大きくしても、その際に反発エネルギーを蓄え得るように構成しているので、逆に建具を閉鎖(又は開放)方向に移動する時に、その蓄えられた反発エネルギーによって建具の移動を後押しすることになり、比較的楽に建具を閉鎖することができるようになっており、緩衝作用を大きくしても、建具を逆方向へ移動する際に抵抗が大きくなりすぎず、閉めにくく(又は開けにくく)なることがないという効果がある。
本発明の第1実施例を図1〜図8を参照して説明する。
本発明の建具用緩衝装置は、枠体Wに取り付ける雄体1と、建具Hに取り付ける雌体2を有している。建具Hの上端面には全長に亘って凹溝が設けられ、その中に上方に突出するよう型材16が設けられ、雌体2は、その型材16に取り付けられる。
雄体1は、弾性を有する合成樹脂で製されて、雌体2に挿入する挿入部3が形成され、挿入部3の一端部に当接部4及び両外側面に接触部5・5を設けてある。この接触部5・5は、2枚の帯状で内側面は上方が狭い斜面部8・8になっており、その間に調整ねじ6を上下できるように設けてある。
この調整ねじ6は、回動すると上下方向に移動するようになっており、その頭部が斜面部8・8を上下することによって、接触部5・5は外側方に突出したり引っ込んだりして、外側面間の寸法を調整することができるようになっている。
そして、挿入部3の反対端部を戸当り面Mに接触させた状態にして、鴨居溝Kの上内面にこの雄体1を、取付ねじ7・7で固定するものである。
雌体2は、金属板を成形した基体12に受片9及び弾性体10を取り付けて成るものである。基体12は、細長い底板部13の前方側部に平行に立ち上げた一対の挟持片14・14を設け、後端部に受板部15を立ち上げて設けてある。この挟持片14・14の間に、雄体1の挿入部3が挿入して接触部5・5の外側面が挟持片14・14の内側面に接触して緩衝するようになっている。
また、挟持片14・14の後端に位置するように受片9を配置し、この受片9と受板部15との間に圧縮ばねの弾性体10を配設してある。そして、受片9及び弾性体10を取り付けられた基体12を、型材16の端部に固定し、さらにその外側に合成樹脂製の端部キャップ11を型材16に固定する。端部キャップ11は、外方に開いた形状になっており、雄体1の挿入部3が雌体2の挟持片14・14間に挿入する時に、左右位置が多少ずれても案内されて挿入され得るようになっている。なお弾性体10は、本実施例のような圧縮ばねの他、空気ばねやゴム等が考えられる。
この第1実施例では、雄体1に設けた当接部4と、雌体2に設けた弾性体10とで反発機構Xを構成し、弾性体10の弾性エネルギーを反発エネルギーとしている。
そして、雌体2が固定された型材16を、建具H上端の凹溝部に固定するものであるが、もちろん雌体2を建具H上端に直接取り付けてもよい。
なお、本実施例においては、雄体1を枠体Wに、雌体2を建具Hに取り付けてあるが、逆に雄体1を建具Hに、雌体2を枠体Wに取り付けてもよいし、また、雄体1に当接部4を、雌体2に弾性体10を設けてあるが、逆に雄体1に弾性体10を、雌体2に当接部4を設けてもよい。
つまり、建具Hと枠体Wのいずれか一方に取り付けられる雄体1と、建具Hと枠体Wのいずれか他方に取り付けられる雌体2を有し、雄体1に設けた挿入部3が雌体2に設けた一対の挟持片14・14の間を通る際に建具Hの開放時又は閉鎖時の衝撃を緩和するよう成した建具用緩衝装置であって、挿入部3が挟持片14・14の間を通る際に、雄体1と雌体2のいずれか一方に設けた当接部4が雄体1と雌体2のいずれか他方に設けた弾性体10に直接又は間接的に当接し、弾性体10が変形され弾性エネルギーを蓄え得るよう成し、挿入部3が挟持片14・14の間を離脱する方向に建具Hが移動する時に、弾性エネルギーが蓄えられた弾性体10が建具Hの移動を後押しし得るようになっていればよい。
次にこの第1実施例を建具Hの開放側に設けた場合の動きを図6〜図8に基づいて説明する。
建具Hを開放していくと、建具Hに間接的に取り付けられている雌体2が、枠体Wに取り付けられた雄体1に近づき(図6の状態)、雄体1の挿入部3が相対的に雌体2の挟持片14・14の間に挿入し、接触部5・5が挟持片14・14の内側面に接触しながら移動して緩衝され、当接部4が受片9に当接する(図7の状態)。さらに建具Hが移動すると、弾性体10が押されて変形しつつ緩衝もして、建具Hは戸当り面Mに当接し、完全に開放される(図8の状態)。弾性体10が押されて変形している状態では、この弾性体10に弾性エネルギーが蓄えられている状態であるが、接触部5・5と挟持片14・14の摩擦力等によって建具Hは静止している。
完全に開放された状態から建具Hを閉鎖方向に移動すると、接触部5・5が挟持片14・14の内側面に接触しているので抵抗となるが、弾性エネルギーが蓄えられた弾性体10が建具Hの移動を後押しすることになり、比較的楽に建具を閉鎖することができる。
なお、この第1実施例では、雄体1の当接部4が弾性体10に受片9を介して間接的に当接するようになっているが、もちろん直接的に当接するようにしてもよい。
図9に示すものが第2実施例であり、第1実施例と同様に、挿入部19を設けた雄体17と、挟持片21・21を設けた雌体18を有し、この挟持片21・21の間に、雄体17の挿入部19が挿入して、挿入部19に設けた接触部20・20の外側面が挟持片21・21の内側面に接触して緩衝するようになっているものである。
そして、反発機構Yとして、雄体17と雌体18にそれぞれ同極が対向するよう磁石22と磁石23を設けたものであり、この場合磁石22と磁石23の斥力が反発エネルギーとなる。
次にこの第2実施例を建具の開放側に設けた場合の動きを説明する。なお、建具と枠体は第1実施例と同様であるので図示していないし、動きを段階的に表わす図面も省略する。
建具を開放していくと、建具に取り付けられている雌体18が、枠体に取り付けられた雄体17に近づき、雄体17の挿入部19が相対的に雌体18の挟持片21・21の間に挿入し、接触部20・20が挟持片21・21の内側面に接触しながら移動して緩衝され、磁石22と磁石23が接近する。磁石22と磁石23が接近すると、斥力が大きくなり緩衝もして、建具は戸当り面に当接し、完全に開放される。完全に開放された状態で、磁石22と磁石23が接触しないような構造にしてもよいし、接触するようにしてもよいが、接触する場合は、磁石22と磁石23の一方又は両方にゴム等のクッション材を設けるとよい。磁石22と磁石23が接近又は接触している状態では、磁石22と磁石23の斥力による反発エネルギーが蓄えられている状態であるが、接触部20・20と挟持片21・21の摩擦力等によって建具は静止している。
完全に開放された状態から建具を閉鎖方向に移動すると、接触部20・20が挟持片21・21の内側面に接触しているので抵抗となるが、磁石22と磁石23の斥力が建具の移動を後押しすることになり、比較的楽に建具を閉鎖することができる。
第1実施例を表わす図面であって、要部の斜視図である。 第1実施例を表わす図面であって、型材に雌体を取り付けて型材を一部切り欠いた状態の斜視図である。 第1実施例を表わす図面であって、雄体の斜視図である。 図3のP−P線断面図である。 第1実施例を表わす図面であって、雌体の分解斜視図である。 第1実施例を表わす図面であって、(A)は縦断面図、(B)は(A)のQ−Q線断面図であり、雄体の当接部が雌体の受片に当接する直前の状態を示している。 第1実施例を表わす図面であって、(A)は縦断面図、(B)は(A)のR−R線断面図であり、雄体の当接部が雌体の受片に当接した状態を示している。 第1実施例を表わす図面であって、(A)は縦断面図、(B)は(A)のS−S線断面図であり、雄体の当接部が雌体の受片に当接して弾性体が押されて変形している状態を示している。 第2実施例を表わす図面であって、要部の斜視図である。
符号の説明
H 建具
W 枠体
X 反発機構
Y 反発機構
1 雄体
2 雌体
3 挿入部
4 当接部
5 接触部
9 受片
10 弾性体
14 挟持片
17 雄体
18 雌体
19 挿入部
20 接触部
21 挟持片
22 磁石
23 磁石

Claims (1)

  1. 建具と枠体のいずれか一方に取り付けられる雄体と、建具と枠体のいずれか他方に取り付けられる雌体を有し、雄体に設けた挿入部が雌体に設けた一対の挟持片の間を通る際に建具の開放時又は閉鎖時の衝撃を緩和するよう成した建具用緩衝装置において、雄体と雌体に反発機構を設け、挿入部が挟持片の間を通る際に、反発機構によって反発エネルギーを蓄え得るよう成し、挿入部が挟持片の間を離脱する方向に建具が移動する時に、蓄えられた反発エネルギーによって建具の移動を後押しし得ることを特徴とする建具用緩衝装置。
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