JP4126172B2 - 円筒型製品の搬送成型装置 - Google Patents

円筒型製品の搬送成型装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、円筒型製品の搬送成型装置、基体管の搬送成型方法および円筒型製品の搬送成膜方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
固体電解質型燃料電池(SOFC)などの円筒型セラミックス製品を製造する際には、図5の符号30に示すように、まず原料31を混合させてスラリー状にしたものを、押出し機32から円筒状に押し出す。押し出された直後の基体管33は、乾燥が終了していないため、変形(特に自重による撓曲)することがある。
特に、押し出された基体管33の長さが長い程、変形する可能性が高くなる。
そのため、基体管33が押し出された後は、成型が行われる。
【0003】
すなわち、図6(a)に示すように、押し出された円筒状の基体管33は、その表面を滑らかにする為に、その円筒の中空部に中子34を挿入後、ローラ成型機100により成型される。
【0004】
ローラ成型機100では、ステンレス鋼(SUS)からなる複数の回転ローラ102のそれぞれが定位置で自転している。図6(b)に示すように、互いに隣接する2つの回転ローラ102の間に、中子34が挿入された基体管33が載置されることで、その中子34が挿入された基体管33も回転する(符号R参照)。これにより、基体管33の断面が極力真円になるように成型される。
【0005】
その成型の後は、基体管33をローラ成型機100から搬出した後に、乾燥させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来は、上記のように、成型、乾燥がそれぞれ別の機器を用いて行われるため、円筒型セラミックス製品33の長さが長い場合、人手によってその製品を運搬する際に複数の作業者が必要となり、また多くの時間を要していた。
【0007】
また、乾燥後の次工程(SOFCの場合、印刷工程。他のセラミックス製品であれば焼成工程)迄の運搬も考慮する必要がある。
【0008】
円筒型製品の搬送・成型を行うに際して、人の介在をより少なくすることが望まれている。
円筒型製品の搬送・成型を行うに際して、タクトタイムの調整を自由に行えることが望まれている。
円筒型製品の搬送・成型・乾燥が同時並行的に一度に行えることが望まれている。
【0009】
固体電解質型燃料電池の基体管となる円筒型セラミックス製品の搬送・成型を行うに際して、人の介在をより少なくすることが望まれている。
固体電解質型燃料電池の基体管となる円筒型セラミックス製品の搬送・成型を行うに際して、タクトタイムの調整を自由に行えることが望まれている。
固体電解質型燃料電池の基体管となる円筒型セラミックス製品の搬送・成型・乾燥が同時並行的に一度に行えることが望まれている。
【0010】
円筒型製品に成膜を行うに際し、成膜された膜の膜厚の均一化・搬送を行うに際して、人の介在をより少なくすることが望まれている。
円筒型製品に成膜を行うに際して、タクトタイムの調整を自由に行えることが望まれている。
円筒型製品の搬送・成膜・乾燥が同時並行的に一度に行えることが望まれている。
【0011】
固体電解質型燃料電池の基体管となる円筒型セラミックス製品の搬送・印刷による成膜を行うに際して、人の介在をより少なくすることが望まれている。
固体電解質型燃料電池の基体管となる円筒型セラミックス製品の搬送・印刷による成膜を行うに際して、タクトタイムの調整を自由に行えることが望まれている。
固体電解質型燃料電池の基体管となる円筒型セラミックス製品の搬送・印刷による成膜が同時並行的に一度に行えることが望まれている。
【0012】
本発明の目的は、円筒型製品の搬送・成型を行うに際して、人の介在をより少なくすることが可能な円筒型製品の搬送成型装置を提供することである。
本発明の他の目的は、円筒型製品の搬送・成型を行うに際して、タクトタイムの調整を自由に行える円筒型製品の搬送成型装置を提供することである。
本発明の更に他の目的は、円筒型製品の搬送・成型・乾燥が同時並行的に一度に行える円筒型製品の搬送成型装置を提供することである。
【0013】
本発明の更に他の目的は、固体電解質型燃料電池の基体管となる円筒型セラミックス製品の搬送・成型を行うに際して、人の介在をより少なくすること可能な基体管の搬送成型方法を提供することである。
本発明の更に他の目的は、固体電解質型燃料電池の基体管となる円筒型セラミックス製品の搬送・成型を行うに際して、タクトタイムの調整を自由に行える基体管の搬送成型方法を提供することである。
本発明の更に他の目的は、固体電解質型燃料電池の基体管となる円筒型セラミックス製品の搬送・成型・乾燥が同時並行的に一度に行える基体管の搬送成型方法を提供することである。
【0014】
本発明の更に他の目的は、円筒型製品に成膜を行うに際し、成膜された膜の膜厚の均一化・搬送を行うに際して、人の介在をより少なくすることが可能な円筒型製品の搬送成膜方法を提供することである。
本発明の更に他の目的は、円筒型製品に成膜を行うに際して、タクトタイムの調整を自由に行える円筒型製品の搬送成膜方法を提供することである。
本発明の更に他の目的は、円筒型製品の搬送・成膜・乾燥が同時並行的に一度に行える円筒型製品の搬送成膜方法を提供することである。
【0015】
本発明の更に他の目的は、固体電解質型燃料電池の基体管となる円筒型セラミックス製品の搬送・印刷による成膜を行うに際して、人の介在をより少なくすることができる基体管の搬送成膜方法を提供することである。
本発明の更に他の目的は、固体電解質型燃料電池の基体管となる円筒型セラミックス製品の搬送・印刷による成膜を行うに際して、タクトタイムの調整を自由に行える基体管の搬送成膜方法を提供することである。
本発明の更に他の目的は、固体電解質型燃料電池の基体管となる円筒型セラミックス製品の搬送・印刷による成膜が同時並行的に一度に行えることができる基体管の搬送成膜方法を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
以下に、[発明の実施の形態]で使用する番号・符号を用いて、[課題を解決するための手段]を説明する。これらの番号・符号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明の実施の形態]の記載との対応関係を明らかにするために付加されたものであるが、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
【0019】
本発明の円筒型製品の搬送成型装置は、円筒型製品(33)の中空部に挿入された支持軸体(34)と接触し前記円筒型製品(33)を回転させるタイミングベルト(12)と、軸部(15a)の外周面に前記支持軸体(34)の少なくとも一部が入る凹部(15c)が螺旋状に形成されてなり、前記軸部(15a)を回転させることにより前記凹部(15c)に入れられた前記支持軸体(34)を前記軸部(15a)の軸線方向に案内移動させる搬送部(15)とを備えている。
【0020】
本発明の円筒型製品の搬送成型装置(10)において、前記搬送部(15)による前記円筒型製品(33)の搬送路には、前記円筒型製品(33)を乾燥させるための乾燥手段(50)が設けられている。
【0021】
本発明の円筒型製品の搬送成型装置(10)において、前記円筒型製品(33)は、押出し機(32)により押出されてなる固体電解質型燃料電池の基体管(33)である。
【0029】
【発明の実施の形態】
添付図面を参照して、本発明による円筒型製品の搬送成型装置の実施の形態を以下に説明する。上述した部材と同一の部材については、同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0030】
(実施の形態1)
本実施形態に係る円筒型製品の搬送成型装置は、円筒型固体電解質型燃料電池の基体管(セラミックスチューブ)に対して適用される。
【0031】
燃料電池セルの構造を図4に示す。図4に示すように、燃料電池セルは基体管33、燃料極51、電解質52、インタコネクタ53、空気極54から構成されている。
【0032】
次に、図5を参照して、図4に示した燃料電池セルの製造方法について述べる。
【0033】
この製造方法は、印刷法によるものである。
まず、基体管押出工程30では、原料31として、酸化カルシウム(CaO)を固溶したカルシウム安定化ジルコニア(CSZ)、有機バイダ−、及び有機溶剤を用いる。これらの原料31は、押出し機32の中で混ぜ合わされ、スラリーとなる。スラリーは、押出し機32から円筒状の基体管33として押し出される。
【0034】
押出し機32から押し出された基体管33の円筒中空部には、中子34が挿入される。中子34は、ステンレス鋼(SUS)からなる中実の円柱状の棒体として形成されている。中子34が中実の円柱状に形成されているのは、中空の円筒状であると、中子34自体が変形してしまい、基体管33の変形(特に自重による撓曲)を防止できないためである。中子34の直径は基体管33の内径より1mm程度短い。
【0035】
中子34の挿入された基体管33は、本実施形態の円筒型製品の搬送成型装置にセットされる。
【0036】
図1は、本実施形態の円筒型製品の搬送成型装置の側面図であり、図2は、同装置の平面図であり、図3は、図2の矢印A方向から見た図である。
【0037】
図1から図3に示すように、搬送成型装置10には、押出し機32から円筒状に押し出された基体管33に中子34が挿入されたものがセットされている。
基体管33の両端部のそれぞれから中子34の一部(以下、突出部という)34aが突出している。
【0038】
図2に示すように、本実施形態の円筒型製品の搬送成型装置10は、1台のベルト駆動用モータ11と、一対のワーク自転用ベルト(タイミングベルト)12、12と、コンベア駆動用モータ(図示略)と、一対のワーク搬送スパイラルコンベア15、15とを備えている。
【0039】
搬送成型装置10において、複数の基体管33は、それらの軸線が互いに概ね平行となるように載置される。ワーク自転用ベルト12、12およびワーク搬送スパイラルコンベア15、15のそれぞれは、基体管33の軸線と概ね直交する方向に延在するように設けられている。
【0040】
ワーク自転用ベルト12、12およびワーク搬送スパイラルコンベア15、15のそれぞれは、中子34のうち基体管33の両端部のそれぞれから突出した突出部34a、34aに接触し、基体管33には接触しない位置に設けられている。
【0041】
基体管33の両端部から突出した一対の突出部34a、34aにそれぞれ接触するように、ワーク自転用ベルト12、12およびワーク搬送スパイラルコンベア15、15はそれぞれ一対ずつ設けられている。
【0042】
ワーク自転用ベルト12は、無端環状のベルトであり、一対のホイール12a、12aによって循環させられる。一対のワーク自転用ベルト12、12の一方側のホイール12a、12a同士は、共通の回転軸12bによって接続され、他方側のホイール12a、12a同士は、共通の回転軸12cによって接続されている。共通軸12bが単一のベルト駆動用モータ11によって回転駆動されることで、一対のワーク自転用ベルト12、12は同期して移動する(図1の矢印R1方向)。
【0043】
ワーク搬送スパイラルコンベア15は、円柱状の軸体15aと、螺旋状凸部15bとを有している。螺旋状凸部15bは、軸体15aの外周面から突出するように設けられ、軸体15aの軸線方向に連続的に螺旋(渦巻き)を描くように延在している。螺旋状凸部15bが螺旋状に形成されている結果、ワーク搬送スパイラルコンベア15のうち螺旋状凸部15bが形成されていない部分(以下、螺旋状凹部という)15cも螺旋状に形成されている。螺旋状凸部15bを雄ねじのねじ山に相当するとしたときに、螺旋状凹部15cは谷底に相当する。
【0044】
このように、概ねコイル状または雄ネジ状に形成されるワーク搬送スパイラルコンベア15は、図1に示すように、螺旋状凹部15cに、突出部34aの少なくとも一部が収まるように、螺旋状凸部15bのピッチの1/2は、突出部34a(中子34)の直径よりも大きく形成されている。ここで、ピッチとは、ネジのピッチと同様に、隣り合う螺旋状凸部15bの部分間の距離である。
【0045】
ワーク搬送スパイラルコンベア15は、その軸線を回転軸として、コンベア駆動用モータによって回転駆動させられる(図1の矢印R2参照)。一対のワーク搬送スパイラルコンベア15、15は、同期して回転する。
【0046】
突出部34aは、ワーク自転用ベルト12および螺旋状凸部15bには接触しているが、軸体15aには接触していない。基体管33は、ワーク自転用ベルト12およびワーク搬送スパイラルコンベア15のいずれにも接触していない。
【0047】
次に、搬送成型装置10の動作について説明する。
【0048】
図1に示すように、ワーク自転用ベルト12、12が矢印R1方向に回転駆動させられると、突出部34aは、それと同じ方向R1に移動しようとするが、螺旋状凸部15bに当接するため、それ以上はR1方向には移動できず、矢印R3方向に自転する。それとともに、ワーク搬送スパイラルコンベア15、15が矢印R2方向に回転駆動させられると、突出部34aは、螺旋状凸部15bに案内されて矢印Y1方向に移動する。
【0049】
上記のように、突出部34aが矢印R3方向に自転することにより、中子34とともに基体管33も自転する。これにより、基体管33に遠心力が作用し、基体管33の断面が概ね真円に成型される。押出し機から押出された直後の基体管33は、搬送成型装置10におけるワーク搬送方向Y1の上流側に置かれ、下流側に搬送される過程で上記の成型工程が同時並行的に行われる。
【0050】
また、図1から図3に示すように、搬送成型装置10の直下位置には、乾燥機50が設けられている。乾燥機50は、赤外線ランプヒータや熱風乾燥機などで構成されている。基体管33と乾燥機50の間には何も障害物が無く、基体管33は、直接的に乾燥させられる。乾燥機50は、ワーク搬送方向Y1の最上流部および最下流部を除く中央部に設置されている。乾燥機50は、基体管33の真下に代えて、基体管33の真上位置に置かれることができる。なお、基体管33の乾燥温度は200℃以下であって、乾燥による基体管33の縮小は殆ど無い。
【0051】
搬送成型装置10による搬送路に乾燥機50が設置されることで、基体管33は、搬送成型装置10によって成型および乾燥されながら搬送される。これにより、基体管33に代表されるセラミックス製品の押出し後の(成型)→(運搬)→(乾燥)→(運搬)までの工程を一連の機器として(単一の工程として)実施することができる。
【0052】
上記のように、基体管33は、搬送成型装置10および乾燥機50により、同時並行的に成型・乾燥・搬送された後、図5に示すように、スクリーン印刷法により燃料極、電解質、インタコネクタがその順で転写される(符号35参照)。スクリーン印刷は、基体管33へ転写する対象となる材料をペースト状にしたものをメッシュ37などの開口部からスキージで押し出し、基体管33に転写することにより行う。
【0053】
さらに、燃料極、電解質、インタコネクタの転写された基体管33を焼成することにより、一体焼結を行う(符号42参照)。
その後、空気極のスクリーン印刷を行い(符号45参照)、さらに焼成することによって空気極焼結を行う(符号47参照)。
【0054】
以上述べたように、本実施形態の搬送成型装置10によれば、以下の効果を奏することができる。
従来に比べ、人の介在が少ない分だけコストダウンとなる。
また、搬送速度(ワーク搬送スパイラルコンベア15の回転速度)の調整(停止を含む)により自由にタクトタイムの調整が可能となる。搬送成型装置10の下流側の次工程での処理能力(処理進捗状況)に応じて、搬送成型装置10の搬送速度を制御し、バッファとしての機能を果たすことができる。この場合、ワーク搬送スパイラルコンベア15の回転速度と独立してワーク自転用ベルト12の回転速度を制御できるため、基体管33の成型工程は搬送工程とは別々に実行することができる。さらに、この場合、乾燥機50の制御も、成型工程または搬送工程とは別々に実行することができる。
【0055】
(参考例)
参考例においては、スクリーン印刷機にて印刷後に、搬送成型装置10にて、ワークを回転(自転)搬送し、その遠心力を利用して、印刷された膜の膜厚を均一にする。この印刷後の膜厚を搬送成型装置10を用いて搬送しつつ均一にする工程は、次の2工程において行うことができる。
【0056】
まず、1つ目は、図5の符号35に示すように、燃料極51、電解質52、インタコネクタ53を基体管33に対してそれぞれ転写する度に、その基体管33に中子34を挿入して搬送成型装置10にセットし、上記と同様に中子34を回転させることにより、転写後の膜厚を均一にする。この膜厚均一化工程は、燃料極51、電解質52、インタコネクタ53の各層を形成する度に行ってもよいし、その粘度等の関係で特に膜厚が均一に成り難い層についてのみ行うこともできる。
その後に、中子34を抜いて、基体管33を一体燒結する(符号42)。
【0057】
2つ目は、図5の符号45に示すように、空気極54をスクリーン印刷した後、その基体管33に中子34を挿入して搬送成型装置10にセットし、上記と同様に中子34を回転させることにより、転写後の膜厚を均一にする。
その後に、中子34を抜いて、空気極燒結を行う(符号47)。
【0058】
なお、本参考例において、固体電解質燃料電池セルは、高温水蒸気電解セルと読み代えることができる。
【0059】
【発明の効果】
本発明の円筒型製品の搬送成型装置によれば、円筒型製品の搬送・成型を行うに際して、人の介在をより少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の円筒型製品の搬送成型装置の一実施形態を示す側面図である。
【図2】図2は、本発明の円筒型製品の搬送成型装置の一実施形態を示す平面図である。
【図3】図3は、本発明の円筒型製品の搬送成型装置の一実施形態を示す図2のA矢視図である。
【図4】図4は、本発明の円筒型製品の搬送成型装置の一実施形態が適用される円筒型固体電解質型燃料電池セルの構造を示す側断面図である。
【図5】図5は、本発明の円筒型製品の搬送成型装置の一実施形態が適用される円筒型固体電解質型燃料電池セルの製造方法である印刷法(焼結型)を説明するための図である。
【図6】図6(a)は、従来の円筒型製品の成型に用いられるローラ成型機を示す斜視図であり、図6(b)は、その要部を拡大して示す側面図である。
【符号の説明】
10 搬送成型装置
11 ベルト駆動用モータ
12 ワーク自転用ベルト
12a ホイール
12b 回転軸
12c 回転軸
15 ワーク搬送スパイラルコンベア
15a 軸体
15b 螺旋状凸部
15c 螺旋状凹部
30 基体管押出工程
31 原料
32 押出し機
33 基体管
34 中子
34a 突出部
35 燃料極、電解質、インタコネクタのスクリーン印刷工程
37 メッシュ
42 一体焼結工程
45 空気極のスクリーン印刷工程
47 空気極の焼結工程
50 乾燥機
51 燃料極
52 電解質
53 インタコネクタ
54 空気極
100 ローラ成型機
102 回転ローラ

Claims (3)

  1. 円筒型製品の中空部に挿入された支持軸体と接触し前記円筒型製品を回転させるタイミングベルトと、
    軸部の外周面に前記支持軸体の少なくとも一部が入る凹部が螺旋状に形成されてなり、前記軸部を回転させることにより前記凹部に入れられた前記支持軸体を前記軸部の軸線方向に案内移動させる搬送部と
    を備えた
    円筒型製品の搬送成型装置。
  2. 請求項1に記載の円筒型製品の搬送成型装置において、
    前記搬送部による前記円筒型製品の搬送路には、前記円筒型製品を乾燥させるための乾燥手段が設けられている
    円筒型製品の搬送成型装置。
  3. 請求項1から2のいずれか1項に記載の円筒型製品の搬送成型装置において、
    前記円筒型製品は、押出し機により押出されてなる固体電解質型燃料電池の基体管である
    円筒型製品の搬送成型装置。
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