JP3211038B2 - シート体の搬送装置 - Google Patents

シート体の搬送装置

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JP3211038B2 JP27769192A JP27769192A JP3211038B2 JP 3211038 B2 JP3211038 B2 JP 3211038B2 JP 27769192 A JP27769192 A JP 27769192A JP 27769192 A JP27769192 A JP 27769192A JP 3211038 B2 JP3211038 B2 JP 3211038B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシート体を送り込み位置
に搬送する搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シート体の搬送装置として、同速
度で同期運転される左右1対の無端状体(チェーン、ベ
ルト等)を対向配置し、各無端状体には、定ピッチにて
複数個の送り体(アタッチメント)を設け、1対の無端
状体の相対向する送り体(送り方向において略同一位置
をなす送り体)にてシート体の後行端を押しながらシー
ト体を送り込み位置に搬送するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来技術
では、左右の各無端状体が伸び等により、両無端状体の
相対向する送り体が送り方向で互いに位置ずれを生じ易
い。このため、相対向する送り体のシート体送り面を結
ぶ直線が送り方向に直交とならずに傾き、これらの送り
体によって押されるシート体の向きが送り方向に斜め状
になり易い。このことは、送り込み位置より下工程での
シート体の加工処理性等を損なう原因となって妥当でな
い。
【0004】本発明は、無端状体を用いる搬送装置にお
いて、シート体の向きを送り方向に対して常に平行とす
る状態で、送り込み位置に搬送することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、同速度で同期
運転される1対の無端状体を対向配置し、各無端状体に
は、定ピッチにて複数個の送り体を設け、1対の無端状
体の相対向する送り体にてシート体の後行端を押しなが
らシート体を送り込み位置に搬送するシート体の搬送装
置において、送り体により搬送されるシート体の先行端
がその送り込み位置に到達する直前の受渡し位置にて、
シート体の後行端を該シート体の送り方向に直交する補
正送り面により無端状体の移動速度より高速にて押圧す
る補正体を有し、この補正体の補正送り面がシート体の
後行端を押圧することにてシート体の後行端を送り体か
ら離隔させながらシート体の向きを送り方向に平行とな
るように補正して該シート体を送り込み位置に送り込む
補正手段を設けてなるようにしたものである。
【0006】
【作用】1対の無端状体の相対向する送り体がシート体
を受渡し位置に搬送してきたとき、補正体の補正送り面
が上記無端状体の移動速度より高速でシート体を押出す
如くとする。このとき、補正体の補正送り面は、シート
体の送り方向に直交するものとなっているから、この補
正送り面によって押出されるシート体はその向きを送り
方向に平行となるように補正された状態で送り込み位置
に搬送される。
【0007】従って、無端状体の伸び等に基づく送り体
の位置ずれに関係なく、シート体の向きを送り方向に対
して常に平行とする状態で、送り込み位置に搬送でき
る。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す側面図、図2
は図1の平面図、図3は本発明の変形例を示す模式図で
ある。
【0009】シート体1の搬送装置10は、図1、図2
に示す如く、同速度で同期運転される左右1対の、チェ
ーン、ベルト等の無端状体11、11を対向配置し、各
無端状体11には定ピッチにて複数個の送り体(アタッ
チメント)12を設けている。各無端状体11は駆動車
13に巻き回されており、駆動車13は不図示の駆動モ
ータにて駆動される。
【0010】これにより、搬送装置10は、搬送ガイド
14上で、両無端状体11、11の相対向する送り体1
2(送り方向において略同一位置に設定されている送り
体12)にて、シート体1の後行端を押しながら、シー
ト体1を送り込み位置に設置されている上下1対の送り
込みローラ15に搬送する。
【0011】然るに、搬送装置10にあっては、送り込
みローラ15に送り込まれるシート体1の向きを補正す
るための補正装置20を有している。
【0012】補正装置20は、搬送装置10の駆動車1
3と連動する従動車21の車軸22の軸方向2位置に 2
枚のブレード23、23を固定し、両ブレード23、2
3にて本発明の補正体24を構成している。この補正体
24を構成する両ブレード23、23の送り面23A、
23Aは、車軸22の周方向にて互いに完全に同一位置
に設定され、シート体1の送り方向に直交する補正送り
面を形成する。
【0013】これにより、補正体24は、送り体12に
より搬送されるシート体1の先行端がその送り込み位置
に到達する直前の受渡し位置にて、シート体1の後行端
を該シート体1の送り方向に直交する補正送り面23
A、23Aにより無端状体11の移動速度V1 より高速
(V2 )にて押圧するようになっている。そして、補正
装置20にあっては、上記受渡し位置にて、補正体24
の補正送り面23A、23Aが無端状体11と一体の送
り体12を追い越して、シート体1の後行端を押圧する
ことにてシート体1の後行端を送り体12から離隔させ
ながらこの後行端を送り方向と垂直となるように成し、
シート体1の向きを送り方向と平行となるように補正し
て該シート体1を送り込みローラ15に送り込むのであ
る。図2において、1Aは補正前のシート体、1Bは補
正後のシート体である。
【0014】尚、補正装置20にあっては、従動車21
を無端状体25によって駆動車13と連動可能に連結し
ており、送り体12が1ピッチ分移動するとき、補正体
24が1回転するようにしている。そして、各送り体1
2が順次上述の受渡し位置に到達するとき、補正体24
も受渡し位置に到達するように周回可能としている。
【0015】そして、駆動車13と従動車21とを同一
角速度で回転させながら、補正体24を構成するブレー
ド23、23の回転半径を駆動車13の回転半径よりも
大とし、結果として、補正体24の移動速度V2 が駆動
車13の周速度と略同一である無端状体11の移動速度
V1 より高速になるようにしている。
【0016】以下、本実施例の作用について説明する。
1対の無端状体11、11の相対向する送り体12がシ
ート体1を受渡し位置に搬送してきたとき、補正体24
の補正送り面23A、23Aが上記無端状体11の移動
速度より高速でシート体1を押出す如くとする。このと
き、補正体24の補正送り面23A、23Aは、シート
体1の送り方向に直交するものとなっているから、この
補正送り面23A、23Aによって押出されるシート体
1はその向きを送り方向に平行となるように補正された
状態で送り込み位置に搬送される。
【0017】従って、無端状体11の伸び等に基づく送
り体12の位置ずれに関係なく、シート体1の向きを送
り方向に対して常に平行とする状態で、送り込み位置に
搬送できる。
【0018】尚、本発明の実施において、1枚のブレー
ドのみにて補正体24を構成するものであっても良く、
この場合には図3に示す如く、広幅のブレード23を用
いるのが好ましい。
【0019】また、本発明の実施において、無端状体と
補正体とは互いに同期運転されるものであれば良く、そ
れらの駆動源は別体とされるものであっても良い。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、無端状体
を用いる搬送装置において、シート体の向きを送り方向
に対して常に平行とする状態で、送り込み位置に搬送す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例を示す側面図である。
【図2】図2は図1の平面図である。
【図3】図3は本発明の変形例を示す模式図である。
【符号の説明】
1 シート体 10 搬送装置 11 無端状体 12 送り体 20 補正装置 23A、23A 補正送り面 24 補正体

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同速度で同期運転される1対の無端状体
    を対向配置し、 各無端状体には、定ピッチにて複数個の送り体を設け、
    1対の無端状体の相対向する送り体にてシート体の後行
    端を押しながらシート体を送り込み位置に搬送するシー
    ト体の搬送装置において、 送り体により搬送されるシート体の先行端がその送り込
    み位置に到達する直前の受渡し位置にて、シート体の後
    行端を該シート体の送り方向に直交する補正送り面によ
    り無端状体の移動速度より高速にて押圧する補正体を有
    し、この補正体の補正送り面がシート体の後行端を押圧
    することにてシート体の後行端を送り体から離隔させな
    がらシート体の向きを送り方向に平行となるように補正
    して該シート体を送り込み位置に送り込む補正手段を設
    けてなることを特徴とするシート体の搬送装置。
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