JP4124466B2 - 運搬車の操作装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のアクチュエータを備えた運搬車に係わり、特に、それら複数のアクチュエータを操作可能な運搬車の操作装置に関する。
貨物運搬車や車両運搬車等の運搬車には、その積載物及び積載方法に対応するように複数の駆動機構や駆動装置を備えている。バン型トラック等の貨物運搬車は、例えば、荷物積込・積卸作業を支援するものとして、荷箱の床部高さと地面高さとの間で荷受台を昇降する荷受台昇降装置を備えている。
荷受台昇降装置は、例えば、荷受台を昇降自在に支持するリンク機構と、荷受台を駆動するための流体圧シリンダと、荷受台を略水平状態に保ちつつ昇降する荷物積卸作動、荷受台を略鉛直状態として荷箱後面部に格納する荷受台格納作動を機械的に切換え可能な切換部材と、コントロールボックスに延長コードを介し設けられ、荷受台の上昇・下降をそれぞれ操作する荷物積込用スイッチ及び荷物積卸用スイッチと、コントローボックスに設けられ、荷受台の格納・張出をそれぞれ操作する荷受台格納用スイッチ及び荷受台張出用スイッチとを備えた構成が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特公昭62−34216号公報
しかしながら、上記従来技術には以下のような課題が存在する。
すなわち、上記従来技術においては、荷受台の動作態様にそれぞれ対応して、荷物積込用スイッチ、荷物積卸用スイッチ、荷受台格納用スイッチ、荷受台張出用スイッチの4つの操作スイッチを設けている。また貨物運搬車等においては、上記荷受台昇降装置以外に、例えば荷箱の左右両側に開閉可能に設けた左右のウイング(扉)を備えたものもあり、それら左右ウイングの開閉動作にそれぞれ対応するスイッチを設けた場合、さらに操作スイッチの部品点数が多くなってしまう。そのため、これらの操作スイッチを備え、複数のアクチュエータを操作可能とする操作装置においては、小型化が困難となっていた。
本発明の目的は、複数のアクチュエータを操作可能としつつ、その操作スイッチの部品点数を減らすことができ、小型化が図れる運搬車の操作装置を提供することにある。
(1)上記目的を達成するために、本発明は、荷受台を昇降するための荷受台昇降装置と、前記荷受台昇降装置を駆動する荷受台昇降装置用アクチュエータ及びそれ以外の用途のアクチュエータを含む複数のアクチュエータとを備えた貨物運搬車に設けられた運搬車の操作装置において、前記複数のアクチュエータのうちいずれかを操作対象とする複数のモードを切換え選択可能な1つのモードスイッチと、前記モードスイッチで選択したモードに対応する前記アクチュエータを操作可能な2つの作動スイッチと、前記モードスイッチの操作入力に応じて選択したモードを記憶する記憶手段と、前記作動スイッチの操作入力に応じて、その操作入力した作動スイッチ及び前記記憶手段で記憶したモードに対応する操作信号を無線信号として出力する信号出力手段と、前記モードスイッチで切換え選択可能なモード数を変更設定するモード設定手段とを備える。
(2)上記目的を達成するために、また本発明は、荷台をスライドする荷台スライド装置と、前記荷台上に設けた車両牽引ウインチと、前記荷台スライド装置及び前記車両牽引ウインチをそれぞれ駆動する荷台スライド装置用アクチュエータ及び車両牽引ウインチ用アクチュエータを含む複数のアクチュエータとを備えた車両運搬車に設けられた運搬車の操作装置において、前記複数のアクチュエータのうちいずれかの動作及び速度を操作対象とする複数のモードを切換え選択可能な1つのモードスイッチと、前記モードスイッチで選択したモードに対応する前記アクチュエータの動作又は速度を操作可能な2つの作動スイッチと、前記モードスイッチの操作入力に応じて選択したモードを記憶する記憶手段と、前記作動スイッチの操作入力に応じて、その操作入力した作動スイッチ及び前記記憶手段で記憶したモードに対応する操作信号を無線信号として出力する信号出力手段と、前記モードスイッチで切換え選択可能なモード数を変更設定するモード設定手段とを備える。
)上記(1)又は(2)において、好ましくは、前記モードスイッチで選択したモードに対応し点灯表示する複数の表示灯を備える。
)上記()において、好ましくは、前記複数の表示灯は、前記モードスイッチ上に設ける。
)上記(1)〜()のいずれか1つにおいて、好ましくは、前記1つのモードスイッチ及び前記2つの作動スイッチのうち少なくとも2つのスイッチが同時に操作入力されたときに、全てのスイッチの入力信号を無効と判定する第1の入力判定手段を備える。
)上記(1)〜()のいずれか1つにおいて、好ましくは、前記1つのモードスイッチ及び前記2つの作動スイッチのうちの1つのスイッチの操作入力から、そのスイッチを含む複数のスイッチの操作入力に切替えられたときに、最初に操作入力したスイッチの入力信号を有効とし、後から操作入力したスイッチの入力信号を無効と判定する第2の入力判定手段を備える。
)上記(1)〜()のいずれか1つにおいて、好ましくは、前記作動スイッチが所定時間継続して操作入力されたときに、前記操作信号の出力を禁止する第1の出力禁止手段を備える。
)上記(1)〜()のいずれか1つにおいて、好ましくは、運搬車の駐車状態を検出する駐車検出手段と、前記駐車検出手段で前記運搬車の駐車状態を検出しないときに前記操作信号の出力を禁止する第2の出力禁止手段とを備える。
)上記(1)〜()のいずれか1つにおいて、好ましくは、前記モードスイッチは、電源ON状態に切換え可能な電源スイッチ機能を有する。
10)上記()において、好ましくは、前記モードスイッチ及び前記作動スイッチが操作入力されず所定時間経過したときに、電源OFF状態に切換える第1の電源切手段を設ける。
11)上記()又は(10)において、好ましくは、前記モードスイッチが所定時間継続して操作入力されたときに、電源OFF状態に切換える第2の電源切手段を設ける。
12)上記()において、好ましくは、前記モードスイッチで切換え選択可能な複数のモードに電源切モードを設け、前記モードスイッチで前記電源切モードを選択したときに、電源OFF状態に切換える第3の電源切手段を設ける。
13)上記()〜(12)のいずれか1つにおいて、好ましくは、電源ON状態に切換えたときに初期設定モードを選択する第1のモード復帰手段を設ける。
14)上記()〜(12)のいずれか1つにおいて、好ましくは、電源OFF状態に切換えたときの前記モードスイッチで選択したモードを記憶し、電源ON状態に切換えたときに前記記憶モードを選択する第2のモード復帰手段を設ける。
15)上記()〜(12)のいずれか1つにおいて、電源OFF状態に切換えたときの前記モードスイッチで選択したモードを記憶し、電源ON状態に切換えたときに、電源OFF状態の継続時間が所定時間未満の場合には前記記憶モードを選択し、電源OFF状態の継続時間が所定時間以上の場合には初期設定モードを選択する第3のモード復帰手段を設ける。
16)上記()〜(12)のいずれか1つにおいて、好ましくは、電源OFF状態に切換えたときの前記モードスイッチで選択したモードを記憶し、電源ON状態に切換えたときに初期設定モードを選択する第1のモード復帰手段と、電源ON状態に切換えたときに前記記憶モードを選択する第2のモード復帰手段と、電源ON状態に切換えたときに、電源OFF状態の時間経過が所定時間未満の場合には前記記憶モードを選択し、電源OFF状態の時間経過が所定時間以上の場合には初期設定モードを選択する第3のモード復帰手段とのうちいずれか1つを選択設定可能なモード復帰設定手段を設ける。
本発明によれば、複数のアクチュエータを操作可能としつつ、その操作スイッチの部品点数を減らすことができ、小型化が図れる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しつつ説明する。
本発明の第1の実施形態を図1〜図8により説明する。
図1は、本発明の運搬車の操作装置の一実施形態が適用された貨物運搬車の全体構造を表す側面図であり、図2は、図1中矢印II方向から見た貨物運搬車の後面図(但し、後述の左・右ウイング(扉)が開いた状態)である。なお、以降、貨物運搬車が図1に示す状態にて運転者が運転室に搭乗した場合における運転者の前側(図1中左側)、後側(図1中右側)、左側(図1中紙面に向かって手前側)、右側(図1中紙面に向かって奥側)を、単に前側、後側、左側、右側と称する。
図1及び図2において、この貨物運搬車は、車体1の前方に設けられた運転室2と、車体1上に設けられた荷箱3と、この荷箱3の後側に設けられた荷受台4と、この荷受台4を昇降するための荷受台昇降装置5とを備えている。
荷箱3は、床部(図示せず)と、床部前側に立設された前面部6と、床部後側に立設され開閉扉7L,7Rを備えた後面部7と、これら前面部6と後面部7の上端側中央に装架された梁部(図示せず)と、この梁部の左右両側にそれぞれ上下方向に回動可能(言い換えれば、開閉可能)に設けられた断面略L字状の左・右のウイング(扉)8L,8Rとで構成されている。これら左・右ウイング8L,8Rは、閉じ状態で、荷箱3の側面側及び上面側を構成するようになっている。そして、左ウイング8Lを駆動する例えば前後一対の左ウイング用シリンダ9L(但し、図2では1つのみ図示)と、右ウイング8Rを駆動する例えば前後一対の右ウイング用シリンダ9R(但し、図2では1つのみ図示)とが設けられている。
荷受台4は、例えば走行運転時には、荷箱3の後面部7に沿うように略鉛直状態(以降、閉じ状態と称す)に配置されるようになっている。そして、例えば荷物積込・積卸作業時には、荷受台昇降装置5により略水平状態(以降、閉じ状態と称す)に回動されて、荷箱3の床部高さと地面高さとの間を昇降するようになっている。
図3は、上記荷受台昇降装置5の詳細構造を表す斜視図である。
この図3において、荷受台昇降装置5は、大別して、車体1の後部に固定された支持部10と、荷受台4を昇降するための昇降機構部11と、荷受台4を開き状態または閉じ状態に回動するための回動機構部12とを備えている。支持部10は、車幅方向(図3中左下・右上方向)に延設された支持部材13と、この支持部材13の中央部後側(図3中右下側)に設けられたセンタバンパ14と、支持部材10におけるセンタバンパ14の外側(図3中左下・右上側)にそれぞれ設けられた左・右のブラケット部15と、支持部材10におけるブラケット部15の外側にそれぞれ設けた左・右のサイドバンパ16とで構成されている。
昇降機構部11は、上端部がブラケット部15に回動可能に連結された第1アーム(チルトアーム)17と、前端部が第1アーム17に回動可能に連結され後端部が後述のリンク部材と共に荷受台4に回動可能に連結された第2アーム(リフトアーム)18と、前端部がブラケット部15に回動可能に連結され後端部が上記リンク部材を介し回動可能に連結された第3アーム(コンプレッションアーム)19と、ロッド側(図3中左上側)が第1アーム17の下端部に軸着されボトム側(図中右下側)が第2アーム18に軸着されたリフトシリンダ20とで構成され、これら第1アーム17、第2アーム18、第3アーム19、及びリフトシリンダ20はそれぞれ左右一対で設けられている。そして、第2アーム18及び第3アーム19が平行リンクを形成し、荷受台4は略水平状態のまま、リフトシリンダ20の伸縮駆動によって昇降するようになっている。
回動機構部12は、荷受台4に内蔵された左右一対のチルトシリンダ21(但し、図3では1つのみを図示)を有し、これらチルトシリンダ21のロッド側が上記リンク部材に軸着され、ボトム側が荷受台4の下面に軸着されている。リンク部材は、詳細は図示しないが、第2アーム18の後端部と荷受台4との間に枢軸された第1回動ピンに軸支されている。そして、チルトシリンダ21の伸縮駆動によって、第1回動ピンを中心として荷受台4が回動するようになっている。
以上のように構成された本実施形態の貨物運搬車は、4種類の油圧アクチュエータ(上記左・右ウイング用シリンダ9L,9R、上記用リフトシリンダ20、及び上記チルトシリンダ21)と、これら油圧アクチュエータを駆動するための電気制御油圧駆動装置(詳細は、後述の図6参照)とを備えている。そして、本実施形態の要部である操作装置22は、4種類の油圧アクチュエータのうちいずれかを操作対象として選択し、その選択した油圧アクチュエータを操作可能としている。
図4は、上記操作装置22の外観を表す概略図である。
この図4において、操作装置22は、上記左・右ウイング用シリンダ9L,9R、上記リフトシリンダ20、及び上記チルトシリンダ21をそれぞれ操作対象とした4つのモードを切換え選択可能な例えば押しボタン式のモードスイッチ23と、このモードスイッチ23で選択されたモードを表示するための4つの表示灯(LED)24A〜24Dと、選択されたモードに対応する油圧アクチュエータを操作可能な例えば押しボタン式の上・下側の作動スイッチ25A,25Bと、運搬車側に設けた受信機26(後述の図6参照)に対し、無線信号を送信する送信機27とを備えている。
操作装置22は、モードスイッチ23の操作入力に応じて、例えばモード1→モード2→モード3→モード4→モード1の順序で切換え選択し、その選択したモードを記憶手段(図示せず、例えばメモリに記憶する制御回路等)で記憶するようになっている。表示灯24A〜24Dは、4つのモードにそれぞれ対応し、表示灯24A〜24Dのうちいずれか1つが点灯することで選択モードを表示するようになっている。また、モードスイッチ23は、操作装置22の電源ON・OFF状態を切換え可能な電源スイッチ機能を有する。
また、操作装置22は、作動スイッチ25A又は25Bの操作入力に応じて、その操作入力した作動スイッチ及び上記記憶手段で記憶したモードに対応する操作信号を生成し、この操作信号を無線信号として送信機27から送信するようになっている。
なお、モードスイッチ23及び作動スイッチ25A,25Bは、それぞれ単独操作入力時のみを有効とする。すなわち、操作装置22は、モードスイッチ23及び作動スイッチ25A,25Bのうち少なくとも2つのスイッチが同時に操作入力されたときに、全てのスイッチの入力信号を無効と判定する入力判定機能(第1の入力判定手段)、あるいは、1つのスイッチの操作入力からそのスイッチを含む複数のスイッチの操作入力に切替えられたときに、最初に操作入力したスイッチの入力信号を有効とし、後から操作入力したスイッチの入力信号を無効と判定する入力判定機能(第2の入力判定手段)を備えている。
次に、上記操作装置22の操作手順の詳細を説明する。図5は、操作装置22の制御処理内容を表すフローチャートである。
この図5において、まずステップ100の初期状態では、操作装置22が電源OFF状態であり、このとき全ての表示灯24A〜24Dが消灯している。そして、ステップ110において、モードスイッチ23の入力があるかどうかを判定する。モードスイッチ23の入力がない場合は、ステップ110の判定が満たされず、このステップの判定が繰り返される。なお、作動スイッチ25A又は25Bが入力されつつモードスイッチ23の入力がある場合は、上述した入力判定機能によりモードスイッチ23の入力信号は無効とされるため、同様にステップ110の判定が満たされず、このステップが繰り返される。一方、モードスイッチ23の単独入力がある場合は、ステップ110の判定が満たされ、ステップ120に移る。ステップ120では、操作装置22が電源ON状態となり、初期設定としてモード1(詳細は後述)が選択され、モード1が記憶手段に記憶され、対応する表示灯24Aが点灯する。
そして、ステップ130に進み、再度、モードスイッチ23の入力があるかどうかを判定する。モードスイッチ23の再入力がある場合は、ステップ130の判定が満たされ、ステップ140に移る。ステップ140では、モードが切換え選択され、その選択したモードが記憶手段に記憶され、対応する表示灯(表示灯24A〜24Dのいずれか1つ)が点灯する。その後、ステップ150に進み、モードスイッチ23の入力が所定時間(例えば5秒程度)以上継続されているかどうかを判定する。モードスイッチ23の入力が所定時間以上継続された場合は、ステップ150の判定が満たされ前述のステップ100に戻って、操作装置22を電源OFF状態とする。一方、モードスイッチ23の入力が所定時間以上継続されない場合は、ステップ150の判定が満たされず、ステップ160に移る。また、ステップ130でモードスイッチ23の再入力がない場合は、判定が満たされず、ステップ160に移る。なお、例えばモードスイッチ23の入力が継続されているときに、後から作動スイッチ25A,25Bを操作入力しても、上述した入力判定機能により作動スイッチ25A,25Bの入力信号は無効とされる。
ステップ160では、作動スイッチ25A又は25Bの入力があるかどうかを判定する。作動スイッチ25A又は25Bの入力がある場合は、ステップ160の判定が満たされ、ステップ170に移る。ステップ170では、上述の操作信号を生成し、無線信号として送信機27から送信する。なお、例えば作動スイッチ25A又は25Bの入力が継続されているときに、後からモードスイッチ23を操作入力しても、上述した入力判定機能によりモードスイッチ23の入力信号は無効とされる。ステップ170が終了すると、前述のステップ130に戻って同様の手順を繰り返す。
一方、作動スイッチ25A,25Bの入力がない場合は、ステップ160の判定が満たされず、ステップ180に移る。ステップ180では、モードスイッチ23及び作動スイッチ25A,25Bのいずれも入力なしの状態の経過時間を計測する。その後、ステップ190では、モードスイッチ23及び作動スイッチ25A,25Bの入力なし状態の経過時間が所定時間(例えば30分程度)以上かどうかを判定する。入力なし状態の経過時間が所定時間未満の場合は、ステップ190の判定が満たされず、前述のステップ130に戻って上記同様の手順を繰り返す。一方、入力なし状態の経過時間が所定時間以上の場合は、前述のステップ100に戻って電源OFF状態とする。
次に、上記油圧アクチュエータの駆動制御について説明する。図6は、リフトシリンダ20、チルトシリンダ21、及び左・右ウイング用シリンダ9L,9Rを駆動するための上記電気制御油圧駆動装置の概略構成を表すブロック図であり、図7は、操作装置22における4つのモードの操作対象を一例として表す図である。この図7において、各モードについて、作動スイッチ25A,25Bの操作対象及びその動作方向を示している。
図6において、操作装置22と、操作装置22の送信機27からの操作信号(無線信号)を受信する受信機26と、リフトシリンダ20、チルトシリンダ21、及び左・右ウイング9L,9Rの4種類の油圧アクチュエータと、リフトシリンダ20及びチルトシリンダ21を駆動するための荷受台用電気制御油圧駆動装置28と、左・右ウイング9L,9Rを駆動するためのウイング用電気制御油圧駆動装置29とが設けられている。
受信機26は、操作装置22の送信機27から受信した操作信号(または操作信号に応じて生成した駆動信号)を、荷受台用電気制御油圧駆動装置28の荷受台昇降油圧回路28a、荷受台開閉油圧回路28b、ウイング用電気制御油圧駆動装置29の左ウイング開閉回路29a、右ウイング開閉回路29bへそれぞれ出力するようになっている。荷受台用電気制御油圧駆動装置28及びウイング用電気制御油圧駆動装置29は、この種のものとして公知のものであり、詳細は図示しないが、油圧アクチュエータに圧油を供給する油圧ポンプと、この油圧ポンプを駆動する原動機(エンジン又は電動モータ等)と、油圧ポンプから油圧アクチュエータの圧油の流れを制御する制御弁等で構成されている。
そして、操作装置22でモード1が選択され上側作動スイッチ25Aが押された場合、送信機27からの操作信号が受信機26を介し荷受台昇降油圧回路28aに入力される。荷受台昇降油圧回路28aは、例えば油圧ポンプを駆動して、リフトシリンダ20を伸長方向に駆動し、荷受台4を上昇させるようになっている。また、操作装置22でモード1が選択され下側作動スイッチ25Bが押された場合、同様に操作信号が入力され、荷受台昇降油圧回路28aは、例えば油圧ポンプを停止し対応する制御弁を切換えて、リフトシリンダ20を縮短方向に駆動し、荷受台4を下降させるようになっている。
操作装置22でモード2が選択され上側作動スイッチ25Aが押された場合、送信機27からの操作信号が受信機26を介し荷受台開閉油圧回路28bに入力される。荷受台開閉油圧回路28bは、チルトシリンダ21を伸長方向に駆動し、荷受台4を閉じ状態へ回動させるようになっている。また、操作装置22でモード2が選択され下側作動スイッチ25Bが押された場合、同様に操作信号が入力され、荷受台開閉油圧回路28bは、チルトシリンダ21を縮短方向に駆動し、荷受台4を開き状態へ回動させるようになっている。
操作装置22でモード3が選択され上側作動スイッチ25Aが押された場合、送信機27からの操作信号が受信機26を介し左ウイング開閉油圧回路29aに入力される。左ウイング開閉油圧回路29aは、左ウイング用シリンダ9Lを伸長方向に駆動し、左ウイング8Lを開き状態へ回動させるようになっている。また、操作装置22でモード3が選択され下側作動スイッチ25Bが押された場合、同様に操作信号が入力され、左ウイング開閉油圧回路29aは、左ウイング用シリンダ9Lを縮短方向に駆動し、左ウイング8Lを閉じ状態へ回動させるようになっている。
操作装置22でモード4が選択され上側作動スイッチ25Aが押された場合、送信機27からの操作信号が受信機26を介し右ウイング開閉油圧回路29bに入力される。右ウイング開閉油圧回路29bは、右ウイング用シリンダ9Rを伸長方向に駆動し、右ウイング8Rを開き状態へ回動させるようになっている。また、操作装置22でモード4が選択され下側作動スイッチ25Bが押された場合、同様に操作信号が入力され、右ウイング開閉油圧回路29bは、右ウイング用シリンダ9Rを縮短方向に駆動し、右ウイング8Rを閉じ状態へ回動させるようになっている。
なお、上記において、リフトシリンダ20及びチルトシリンダ21は、特許請求の範囲記載の荷受台昇降装置用アクチュエータを構成する。また、操作装置22における図5のステップ160及び170は、作動スイッチの操作入力に応じて、その操作入力した作動スイッチ及び記憶手段で記憶したモードに対応する操作信号を無線信号として出力する信号出力手段を構成し、操作装置22における図5のステップ190及び100は、モードスイッチ及び作動スイッチが操作入力されず所定時間経過したときに、電源OFF状態に切換える第1の電源切手段を構成し、操作装置22における図5のステップ150及び100は、モードスイッチが所定時間継続して操作入力されたときに、電源OFF状態に切換える第2の電源切手段を構成し、操作装置22における図5のステップ110及び120は、電源ON状態に切換えたときに初期設定モードを選択する第1のモード復帰手段を構成する。
このような本実施形態の操作装置22においては、モードスイッチ23で4つのモードを切換え、すなわち4種類のアクチュエータ(リフトシリンダ20、チルトシリンダ21、及び左・右ウイング用シリンダ9L,9R)のうちいずれかを操作対象として選択し、この選択したアクチュエータを2つの作動スイッチ25A,25Bで操作することができる。これにより、3つの操作スイッチ23,25A,25Bで、4種類のアクチュエータを操作することができる。したがって、例えば4種類のアクチュエータにそれぞれ対応して操作スイッチを設ける場合に比べ、操作スイッチの部品点数を減少することができ、小型化が図れる。
また、本実施形態の操作装置22では、モードスイッチ23の操作入力に応じて選択したモードを記憶手段で記憶し、作動スイッチ25A又は25Bの操作入力に応じて、その操作入力した作動スイッチ及び記憶手段で記憶したモードに対応する操作信号を生成し、この操作信号(無線信号)を送信機27から送信する。これにより、送信側と受信側とで選択モードの認識が一致した状態で、操作者の意図したアクチュエータを駆動させることができる。
なお、上記一実施形態において、操作装置22は、電源ON状態に切換えたときに初期設定のモード1を選択するような構成(第1のモード復帰手段)を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、例えば電源OFF状態に切換えたときのモードスイッチ23で選択したモードを記憶し、電源ON状態に切換えたときに記憶モードを選択するような構成(第2のモード復帰手段)としてもよい。また、例えば電源OFF状態の経過時間に応じて、初期設定のモード1又は記憶モードのいずれかを選択するような構成(第3のモード復帰手段)としてもよい。図8は、このような変形例における操作装置の制御処理内容を表すフローチャートである。
この図8において、まずステップ200の初期状態では、電源OFF状態であり、その電源OFF状態の経過時間を計測している。また、電源OFF状態に切換えたときのモードスイッチ23で選択したモードを記憶している。そして、ステップ210において、モードスイッチ23の入力があるかどうかを判定する。モードスイッチ23の入力がない場合は、ステップ210の判定が満たされず、このステップの判定が繰り返される。一方、モードスイッチ23の入力がある場合は、ステップ210の判定が満たされ、ステップ220に移る。ステップ220では、操作装置22が電源ON状態となる。その後、ステップ230に進み、電源OFF状態の経過時間が所定時間(例えば1時間)以上であるかどうかを判定する。
電源OFF状態の経過時間が所定時間未満である場合は、ステップ230の判定が満たされず、ステップ240に移る。ステップ240では、上記した記憶モードが選択され、対応する表示灯(表示灯24A〜24Dのいずれか1つ)が点灯する。一方、電源OFF状態の経過時間が所定時間以上である場合は、ステップ230の判定が満たされ、ステップ250に移る。ステップ250では、初期設定のモード1が選択され、対応する表示灯24Aが点灯する。それらステップ240又は250が終了すると、上記一実施形態で説明したステップ130に移り、同様の手順を行う。
このような変形例においても、上記一実施形態同様の効果を得ることができる。また、上述した第1のモード復帰手段、第2のモード復帰手段、及び第3のモード復帰手段のうちいずれか1つを選択設定可能なモード復帰設定手段を設けてもよい。このモード復帰設定手段としては、例えば操作装置22に設けた選択スイッチにより行われるか、また例えば操作装置22の制御処理プログラムの書換え・交換などで行われる。これらの場合には、所望のモード復帰設定を選択することができ、操作性を向上することができる。
また、上記一実施形態において、操作装置22は、モードスイッチ23及び作動スイッチ25A,25Bが操作入力されず所定時間経過したとき、またはモードスイッチ23が所定時間継続して操作入力されたときに、電源OFF状態に切換えるような構成を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、例えばモードスイッチ23で選択可能な上記モード1〜モード4に電源切モード(モード5)を追加設定し、モードスイッチ23の操作入力に応じてモード1→モード2→モード3→モード4→モード5の順序で切換え、このモード5を選択したときに電源OFF状態に切換えるような構成(第3の電源切手段)としてもよい。このような場合にも、上記同様の効果を得ることができる。
また、操作装置22は、作動スイッチ25A,25Bが所定時間継続して操作入力されたときに操作信号の送信を禁止するように制御してもよい(第1の出力禁止手段)。この場合には、電気制御油圧駆動装置を構成する原動機の連続運転による焼損を防止する等の効果を得ることができる。
また、上記一実施形態においては、操作装置22の表示灯24A〜24Dは、前述の図4に示すようにモードスイッチ23及び作動スイッチ25A,25Bと別配置にした構造を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、例えば図9に示すように、表示灯24A’〜24D’はモードスイッチ23上を4分割して設けてもよい。この変形例の操作装置22’においては、上記一実施形態に比べ、さらに小型化を図ることができる。また、例えば表示灯の点灯色は異ならせてもよい。また、上記一実施形態においては、モードスイッチ23は押しボタン式スイッチを例にとって説明したが、これに限られず、例えばダイヤル操作式スイッチとしてもよいことは言うまでもない。
また、操作装置22は、モードスイッチ23で切換え選択可能なモード数を変更設定するモード設定手段を設けてもよい。このモード設定手段としては、例えば操作装置22に設けた複数のディップスイッチの操作により行われるか、また例えば操作装置22の制御処理プログラムの書換え・交換などで行われる。これらの場合には、モード設定手段で所望のモードのみを設定し、操作性を向上することができる。
本発明の第2の実施形態を図10〜図14により説明する。本実施形態は、格納式荷受台昇降装置を備えた貨物運搬車に本発明を適用した実施形態である。
図10は、本実施形態における貨物運搬車の全体構造を表す側面図である。なお、この図10において、上記一実施形態と同等の部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
本実施形態における貨物運搬車は、車体1の後方に設けられた格納式荷受台昇降装置30を備えている。この格納式荷受台昇降装置30は、例えば走行運転時には荷受台31を折り畳んで荷箱3の下側に格納し、例えば荷物積込・積卸作業時には荷受台31を後方にスライドさせて展開し、荷箱3の床部高さと地面高さとの間で昇降するようになっている。
図11は、上記格納式荷受台昇降装置30の詳細構造を表す斜視図で、荷受台31が引き出され展開された状態を表し、図12は、荷受台31が折り畳まれ格納された状態を表す図である。
これら図11及び図12において、格納式荷受台昇降装置30は、大別して、車体1の後部に固定され、荷受台31を前後方向(図11中左上・右下方向)に移動するためのスライド機構部32と、荷受台31を昇降するための昇降機構部33とを備えている。
スライド機構部32は、車体1の後部に前後方向に延設した左右一対のガイドレール34と、これらガイドレール34にそれぞれ係合支持され走行可能な左・右のスライダ35と、これらスライダ35に装架された連結部材36と、この連結部材36におけるスライダ35の外側(図11中左下側・右上側)にそれぞれ設けられた左・右のブラケット部37と、スライダ35の後側(図11中右下側)にそれぞれ設けられ、格納時及び展開時に荷受台31を支持するためのローラ38をそれぞれ備えた左・右の支持フレーム39と、スライダ35をそれぞれ駆動する左・右のスライドシリンダ40とで構成されている。
昇降機構部33は、上端部がブラケット部37に回動可能に連結された第1アーム(チルトアーム)41と、前端部が第1アーム41に回動可能に連結され後端部が荷受台31に回動可能に連結された第2アーム42と、前端部がブラケット部37に回動可能に連結され後端部が荷受台31に回動可能に連結された第3アーム(コンプレッションアーム)43と、ロッド側(図11中左上側)が第1アーム41の下端部に回動可能に連結されボトム側(図11中右下側)が第2アーム42に回動可能に連結されたリフトシリンダ44とで構成され、これら第1アーム41、第2アーム42、第3アーム43、及びリフトシリンダ44はそれぞれ左右一対で設けられている。そして、第2アーム42及び第3アーム43が平行リンクを形成し、荷受台31は略水平状態のまま、リフトシリンダ44の伸縮駆動によって昇降するようになっている。
荷受台31は、上記した昇降機構部33に支持された荷受台基端部45と、この荷受台基端部45にヒンジ46を介し回動可能に連結された荷受台本体部47と、この荷受台本体部47にヒンジ48を介し回動可能に連結された荷受台先端部49とで構成されている。そして、図11に示す展開時には荷受台基端部45、本体部47、先端部49の上面が互いに連続し平滑な面を形成し、この展開状態から荷受台本体部47及び荷受台先端部49が上方に回動し、格納状態に折り畳まれるようになっている。
そして、ローラ38を備えた支持フレーム39には、折り畳まれた荷受台本体部47及び荷受台先端部49がローラ38に当接しているかどうかを検出する格納位置センサ50が設けられている。そして、この格納位置センサ50によって荷受台本体部47及び荷受台先端部49がローラ38に当接していることが検出された場合、図示しない制御装置によってリフトシリンダ44とスライドシリンダ40とが自動的に連動するように制御される。すなわち、リフトシリンダ44が伸長して、折り畳まれた荷受台本体部47及び荷受台先端部49が略水平状態となると、それ以上リフトシリンダ44を伸長させることなくスライドシリンダ40を縮短させ、荷受台31を前方向に引き込んで格納するようになっている。
以上のように構成された本実施形態の貨物運搬車は、4種類のアクチュエータ(上記左・右ウイング用シリンダ9L,9R、上記スライドシリンダ40、及び上記リフトシリンダ44)を備えており、上記一実施形態同様、操作装置22は、それら4種類の油圧アクチュエータを操作対象とした4つのモード(詳細は後述)をモードスイッチ23で切換え選択し、その選択した油圧アクチュエータを作動スイッチ25A,25Bで操作可能としている。なお、リフトシリンダ44及びスライドシリンダ40は、特許請求の範囲記載の荷受台昇降装置用アクチュエータを構成する。
図13は、リフトシリンダ44、スライドシリンダ40、及び左・右ウイング用シリンダ9L,9Rを駆動するための電気制御油圧駆動装置の概略構成を表すブロック図であり、図14は、操作装置22による4つのモードの操作対象を一例として表す図である。この図14において、各モードについて、作動スイッチ25A,25Bの操作対象及びその動作方向を示している。
図13においては、操作装置22と、操作装置22の送信機27からの操作信号(無線信号)を受信する受信機26と、リフトシリンダ44、スライドシリンダ40、及び左・右ウイング9L,9Rの4種類の油圧アクチュエータと、リフトシリンダ44及びスライドシリンダ40を駆動するための荷受台用電気制御油圧駆動装置51と、左・右ウイング9L,9Rを駆動するためのウイング用電気制御油圧駆動装置29とが設けられている。受信機26は、操作装置22の送信機27から受信した操作信号(または操作信号に応じて生成した駆動信号)を、荷受台用電気制御油圧駆動装置51の荷受台昇降油圧回路51a、荷受台出入油圧回路51b、ウイング用電気制御油圧駆動装置29の左ウイング開閉回路29a、右ウイング開閉回路29bへそれぞれ出力するようになっている。
そして、操作装置22でモード1が選択され上側作動スイッチ25Aが押された場合、送信機27からの操作信号が受信機26を介し荷受台昇降油圧回路51aに入力される。荷受台昇降油圧回路51aは、例えば油圧ポンプを駆動し対応する制御弁を切換えて、リフトシリンダ44を伸長方向に駆動し、荷受台31を上昇させるようになっている。また、操作装置22でモード1が選択され下側作動スイッチ25Bが押された場合、同様に操作信号が入力され、荷受台昇降油圧回路51aは、例えば油圧ポンプを停止し対応する制御弁を切換えて、リフトシリンダ44を縮短方向に駆動し、荷受台31を下降させるようになっている。
操作装置22でモード2が選択され上側作動スイッチ25Aが押された場合、送信機27からの操作信号が受信機26を介し荷受台出入油圧回路51bに入力される。荷受台出入油圧回路51bは、荷受台31の所定高さまではリフトシリンダ44を伸張方向に駆動し、それ以降はスライドシリンダ40を縮短方向に駆動し、荷受台4を格納するようになっている。また、操作装置22でモード2が選択され下側作動スイッチ25Bが押された場合、同様に操作信号が入力され、荷受台出入油圧回路51bは、スライドシリンダ40を伸長方向に駆動し、その後リフトシリンダ20を縮短方向に駆動して、荷受台31を引き出すようになっている。なお、操作装置22でモード3またはモード4が選択された場合は、上記一実施形態と同様のため、説明を省略する。
このような本実施形態の操作装置22においては、モードスイッチ23で4つのモードを切換え、すなわち4種類のアクチュエータ(リフトシリンダ44、スライドシリンダ40、及び左・右ウイング用シリンダ9L,9R)のうちいずれかを操作対象として選択し、この選択したアクチュエータを2つの作動スイッチ25A,25Bで操作することができる。なお、本実施形態におけるモード2は、荷受台31の位置に応じて、スライドシリンダ40とリフトシリンダ44が自動的に切換えられる。このようにして、3つの操作スイッチ23,25A,25Bで、4種類のアクチュエータを操作することができる。したがって、上記一実施形態同様、操作スイッチの部品点数を減少することができ、小型化が図れる。
本発明の第3の実施形態を図15〜図17により説明する。本実施形態は、車両運搬車に本発明を適用した実施形態である。
図15は、本実施形態における車両運搬車の全体構造を表す斜視図である(但し、部分的に荷台透視図である)。なお、以降、車両運搬車が図15に示す状態にて運転者が運転席に着座した場合における運転者の前側(図15中左上側)、後側(図15中右下側)、左側(図15中左下側)、右側(図15中右上側)を、単に前側、後側、左側、右側と称する。
本実施形態における車両運搬車は、車体の前方に設けられた運転室52と、車体上に前後方向にスライド可能に設けられ、図示しない運搬車両を積載する荷台53と、荷台53の後端側に車体幅方向(図15中左下・右上方向)を軸芯として回動可能に設けられた歩み板54と、荷台53を前後方向にスライドするための荷台スライド装置55と、荷台53上に設けられ、例えば走行不能な運搬車両を牽引するためにワイヤ巻上げ・巻下げを行う車両牽引ウインチ56と、この車両牽引ウインチ56を駆動するウインチ用モータ57(後述の図16参照)とを備えている。
荷台スライド装置55は、車体に前端側が回動可能に設けられ4つのローラ58(但し、図15では2つのみ図示)を備えた傾動枠59と、荷台53の下側に設けられ、傾動枠58のローラ59を転動自在に嵌入する左右一対のスライドレール60と、傾動枠58と荷台53との間に設けられたスライドシリンダ61とを備えている。そして、スライドシリンダ61の伸縮駆動によって、荷台53は傾動枠59に対し前後方向にスライドするようになっている。また、詳細は図示しないが、荷台53の後側へのスライド移動に伴い、荷台53に設けたローラが車体に傾設した傾動ガイドに案内され、荷台53が傾動枠59とともに傾斜し、荷台53の後端側が地面に到達するようになっている。
歩み板54は、荷台53と地上との間で運搬車両を円滑に積込・積卸するためのものであり、例えば走行運転時には、図15に示すように荷台53に対し略垂直状態(以降、閉じ状態と称す)で固縛され、例えば車両積込・積卸作業時には、荷台53に対し略平行状態(以降、開き状態と称す)に回動されるようになっている。なお、本実施形態では、歩み板54は手動で回動されるものとする。
以上のように構成された本実施形態の車両運搬車は、2種類の油圧アクチュエータ(上記スライドシリンダ61及び上記ウインチ用モータ57)を備えており、操作装置22は、それら2種類の油圧アクチュエータの動作及びそれら速度を操作対象とした3つのモード(詳細は後述)をモードスイッチ23で切換え選択し、その選択した油圧アクチュエータの動作又は速度を作動スイッチ25A,25Bで操作可能としている。なお、スライドシリンダ61は、特許請求の範囲記載の荷台スライド装置用アクチュエータを構成し、ウインチ用モータ57は、特許請求の範囲記載の車両牽引ウインチ用アクチュエータを構成する。
図16は、スライドシリンダ61及びウインチ用モータ57を駆動するための上記電気制御油圧駆動装置の概略構成を表すブロック図であり、図17は、操作装置22における3つのモードの操作対象を一例として表す図である。この図17において、各モードについて、作動スイッチ25A,25Bの操作対象及びその動作方向を示している。
図16において、操作装置22と、操作装置22の送信機27からの操作信号(無線信号)を受信する受信機26と、スライドシリンダ61及びウインチ用モータ57の2種類の油圧アクチュエータと、スライドシリンダ57及びウインチ用モータ61を駆動するための電気制御油圧駆動装置62と、この電気制御油圧駆動装置62を構成する油圧ポンプ(図示せず)を駆動するエンジン(原動機)63と、このエンジン63の回転数を制御するガナバ装置64とが設けられている。受信機26は、操作装置22の送信機27から受信した操作信号(または操作信号に応じて生成した駆動信号)を、電気制御油圧駆動装置62の荷台スライド油圧回路62a、ウインチ駆動油圧回路62b、ガバナ装置64へそれぞれ出力するようになっている。
そして、操作装置22でモード1が選択され上側作動スイッチ25Aが押された場合、送信機27からの操作信号が受信機26を介し荷台スライド油圧回路62aに入力される。荷台スライド油圧回路62aは、スライドシリンダ61を縮短方向に駆動し、荷台53を前方向にスライドさせるようになっている。また、操作装置22でモード1が選択され下側作動スイッチ25Bが押された場合、同様に操作信号が入力され、荷台スライド油圧回路62aは、スライドシリンダ61を伸長方向に駆動し、荷台53を後方向にスライドし傾斜させるようになっている。
操作装置22でモード2が選択され上側作動スイッチ25Aが押された場合、送信機27からの操作信号が受信機26を介しウインチ駆動油圧回路62bに入力される。ウインチ駆動油圧回路62bは、ウインチ用モータ57を駆動し、車両牽引ウインチ56をワイヤ巻上げさせるようになっている。また、操作装置22でモード2が選択され下側作動スイッチ25Bが押された場合、同様に操作信号が入力され、ウインチ駆動油圧回路62bは、ウインチ用モータ57を駆動し、車両牽引ウインチ56をワイヤ巻下げさせるようになっている。
操作装置22でモード3が選択され上側作動スイッチ25Aが押された場合、送信機27からの操作信号が受信機26を介しガバナ装置64に入力される。ガバナ装置64はエンジン63の回転数を所定の高回転数で駆動し、これによって油圧制御装置62の油圧ポンプの吐出流量が増加し、スライドシリンダ61及びウインチ用モータ57の動作速度が速くなる。また、操作装置22でモード3が選択され下側作動スイッチ25Bが押された場合、同様に操作信号が入力され、ガバナ装置64はエンジン63の回転数を所定の低回転数で駆動し、これによって油圧制御装置62の油圧ポンプの吐出流量が減少し、スライドシリンダ61及びウインチ用モータ57の動作速度が遅くなる。
このような本実施形態の操作装置22においては、モードスイッチ23で3つのモードを切換え、すなわち2種類のアクチュエータ(スライドシリンダ61及びウインチ用モータ57)の動作及びそれら速度を操作対象として選択し、この選択したアクチュエータの動作又は速度を2つの作動スイッチ25A,25Bで操作することができる。なお、本実施形態におけるモード3は、スライドシリンダ61及びウイング用モータ57の速度を操作対象としている。このようにして、3つの操作スイッチ23,25A,25Bで、2種類のアクチュエータの動作及び速度を操作することができる。したがって、上記実施形態同様、操作スイッチの部品点数を減少することができ、小型化が図れる。
なお、上記実施形態においては、運搬車の走行・駐車状態に関わらず、操作装置22の操作によりアクチュエータ等を操作可能な構成を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、例えば運搬車側に設けられ運搬車の駐車状態を検出する駐車検出手段と、この駐車検出手段で運搬車の駐車状態を検出しないときに、その検出信号が操作装置22に入力(受信)され、送信機27から受信機26への操作信号(無線信号)の送信を禁止するように制御してもよい(第2の出力禁止手段)。また例えば、駐車検出手段で運搬車の駐車状態を検出しないときに、その検出信号が受信機26側に入力され、受信機26から電気制御油圧駆動装置への操作信号の出力を禁止するように制御してもよい。なお、駐車検出手段は、この種のものとして公知の例えばギアのニュートラル位置又はサイドブレーキのロック位置を検出する検出手段等である。これらの場合には、例えば運搬車走行時において、操作装置22の不本意な操作による荷台53のスライドやエンジン回転数の上昇等を防止することができる。
本発明の第4の実施形態を図18〜図20により説明する。本実施形態は、上記歩み板54を開閉する歩み板開閉装置を備えた車両運搬車に本発明を適用した実施形態である。
図18は、上記歩み板開閉装置の詳細構造を表す側面図である。
この図18において、歩み板開閉装置65は、後端部が歩み板54に連結されたリンクロッド66と、ボトム側が荷台53に連結された歩み板用シリンダ67と、一方側にリンクロッド66の前端部が連結され、他方側に歩み板用シリンダ67のロッド側が連結されたベルクランク68とを備えている。そして、歩み板用シリンダ67の伸縮駆動によって、歩み板54が閉じ状態または開き状態(図18に示す状態)に回動するようになっている。
以上のように構成された本実施形態の車両運搬車は、3種類の油圧アクチュエータ(上記スライドシリンダ61、上記ウインチ用モータ57、上記歩み板用シリンダ67)を備えており、操作装置22は、それら3種類の油圧アクチュエータの動作、及び2種類の油圧アクチュエータ(スライドシリンダ61、ウインチ用モータ57)の速度を操作対象とした4つのモード(詳細は後述)をモードスイッチ23で切換え選択し、その選択した油圧アクチュエータの動作又は速度を作動スイッチ25A,25Bで操作可能としている。
図19は、スライドシリンダ61、ウインチ用モータ57、及び歩み板用シリンダ67を駆動するための電気制御油圧駆動装置の概略構成を表す図であり、図20は、操作装置22における4つのモードの操作対象を一例として表す図である。この図20において、各モードについて、作動スイッチ25A,25Bの操作対象及びその動作方向を示している。なお、上記第3の実施形態と同等の部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
図19において、操作装置22と、操作装置22の送信機27からの操作信号(無線信号)を受信する受信機26と、スライドシリンダ61、ウインチ用モータ57、歩み板用シリンダ67の3種類の油圧アクチュエータと、スライドシリンダ57及びウインチ用モータ61を駆動するための電気制御油圧駆動装置62と、この電気制御油圧駆動装置62を構成する油圧ポンプを駆動するエンジン63と、このエンジン63の回転数を制御するガナバ装置64と、歩み板用シリンダ67を駆動するための電気制御油圧駆動装置69とが設けられている。なお、詳細は図示しないが、電気制御油圧駆動装置69を構成する油圧ポンプは電動モータで駆動されるようになっている。
受信機26は、操作装置22の送信機27から受信した操作信号(または操作信号に応じて生成した駆動信号)を、電気制御油圧駆動装置62の荷台スライド油圧回路62a、ウインチ駆動油圧回路62b、ガバナ装置64、電気制御油圧駆動装置69の歩み板開閉油圧回路69aへそれぞれ出力するようになっている。
そして、操作装置22でモード4が選択され上側作動スイッチ25Aが押された場合、送信機27からの操作信号が受信機26を介し歩み板開閉油圧回路69aに入力される。歩み板開閉油圧回路69aは、歩み板用シリンダ67を伸長方向に駆動し、歩み板54を閉じ状態へ回動させるようになっている。また、操作装置22でモード4が選択され下側作動スイッチ25Bが押された場合、同様に操作信号が入力され、歩み板開閉油圧回路69aは、歩み板用シリンダ67を縮短方向に駆動し、歩み板54を開き状態へ回動させるようになっている。なお、操作装置22でモード1〜モード3のいずれかが選択された場合は、上記一実施形態と同様のため、説明を省略する。
このような本実施形態の操作装置22においては、モードスイッチ23で4つのモードを切換え、すなわち3種類のアクチュエータ(スライドシリンダ61、ウインチ用モータ57、及び歩み板用シリンダ67)の動作、及び2種類の油圧アクチュエータ(スライドシリンダ61、ウインチ用モータ57)の速度を操作対象として選択し、この選択したアクチュエータの動作又は速度を2つの作動スイッチ25A,25Bで操作することができる。このようにして、3つの操作スイッチ23,25A,25Bで、3種類のアクチュエータの動作及び速度を操作することができる。したがって、上記実施形態同様、操作スイッチの部品点数を減少することができ、小型化が図れる。
なお、以上においては、操作装置22は、運搬車側に設けた受信機26に対し、操作信号を無線信号として送信する送信機27を備えた構成を例にとって説明したが、これに限られず、例えば通信用配線等を介し操作信号を出力するような構成としてもよいことは言うまでもない。
本発明の運搬車の操作装置の第1の実施形態が適用された貨物運搬車の全体構造を表す側面図である。 図1中矢印II方向から見た貨物運搬車の後面図である。 本発明の運搬車の操作装置の第1の実施形態に係わる荷受台昇降装置の詳細構造を表す斜視図である。 本発明の運搬車の操作装置の第1の実施形態の外観を表す概略図である。 本発明の運搬車の操作装置の第1の実施形態における制御処理内容を表すフローチャートである。 本発明の運搬車の操作装置の第1の実施形態に係わる電気制御油圧駆動装置の概略構成を表すブロック図である。 本発明の運搬車の操作装置の第1の実施形態におけるモードの操作対象を一例として表す図である。 本発明の運搬車の操作装置の変形例における制御処理内容を表すフローチャートである。 本発明の運搬車の操作装置の変形例における外観を表す概略図である。 本発明の運搬車の操作装置の第2の実施形態が適用された貨物運搬車の全体構造を表す側面図である。 本発明の運搬車の操作装置の第2の実施形態に係わる格納式荷受台昇降装置の詳細構造を表す斜視図であり、荷受台が引き出され展開された状態を表している。 本発明の運搬車の操作装置の第2の実施形態に係わる格納式荷受台昇降装置の詳細構造を表す斜視図であり、荷受台が折り畳まれ格納された状態を表している。 本発明の運搬車の操作装置の第2の実施形態に係わる電気制御油圧駆動装置の概略構成を表すブロック図である。 本発明の運搬車の操作装置の第2の実施形態におけるモードの操作対象を一例として表す図である。 本発明の運搬車の操作装置の第3の実施形態が適用された車両運搬車の全体構造を表す斜視図である。 本発明の運搬車の操作装置の第3の実施形態に係わる電気制御油圧駆動装置の概略構成を表すブロック図である。 本発明の運搬車の操作装置の第3の実施形態におけるモードの操作対象を一例として表す図である。 本発明の運搬車の操作装置の第4の実施形態に係わる歩み板開閉装置の詳細構造を表す側面図である。 本発明の運搬車の操作装置の第4の実施形態に係わる電気制御油圧駆動装置の概略構成を表すブロック図である。 本発明の運搬車の操作装置の第4の実施形態におけるモードの操作対象を一例として表す図である。
符号の説明
4 荷受台
5 荷受台昇降装置
9L 左ウイング(扉)用シリンダ
9R 右ウイング(扉)用シリンダ
20 リフトシリンダ
21 チルトシリンダ
22 操作装置
23 モードスイッチ
24A〜24D 表示灯
25A,25B 作動スイッチ
26 受信機
27 送信機
30 格納式荷受台昇降装置
31 荷受台
40 スライドシリンダ
44 リフトシリンダ
53 荷台
55 荷台スライド装置
56 車両牽引ウインチ
57 ウインチ用モータ
61 スライドシリンダ
67 歩み板用シリンダ

Claims (16)

  1. 荷受台を昇降するための荷受台昇降装置と、前記荷受台昇降装置を駆動する荷受台昇降装置用アクチュエータ及びそれ以外の用途のアクチュエータを含む複数のアクチュエータとを備えた貨物運搬車に設けられた運搬車の操作装置において、
    前記複数のアクチュエータのうちいずれかを操作対象とする複数のモードを切換え選択可能な1つのモードスイッチと、
    前記モードスイッチで選択したモードに対応する前記アクチュエータを操作可能な2つの作動スイッチと、
    前記モードスイッチの操作入力に応じて選択したモードを記憶する記憶手段と、
    前記作動スイッチの操作入力に応じて、その操作入力した作動スイッチ及び前記記憶手段で記憶したモードに対応する操作信号を無線信号として出力する信号出力手段と
    前記モードスイッチで切換え選択可能なモード数を変更設定するモード設定手段とを備えたことを特徴とする運搬車の操作装置。
  2. 荷台をスライドする荷台スライド装置と、前記荷台上に設けた車両牽引ウインチと、前記荷台スライド装置及び前記車両牽引ウインチをそれぞれ駆動する荷台スライド装置用アクチュエータ及び車両牽引ウインチ用アクチュエータを含む複数のアクチュエータとを備えた車両運搬車に設けられた運搬車の操作装置において、
    前記複数のアクチュエータのうちいずれかの動作及び速度を操作対象とする複数のモードを切換え選択可能な1つのモードスイッチと、
    前記モードスイッチで選択したモードに対応する前記アクチュエータの動作又は速度を操作可能な2つの作動スイッチと、
    前記モードスイッチの操作入力に応じて選択したモードを記憶する記憶手段と、
    前記作動スイッチの操作入力に応じて、その操作入力した作動スイッチ及び前記記憶手段で記憶したモードに対応する操作信号を無線信号として出力する信号出力手段と
    前記モードスイッチで切換え選択可能なモード数を変更設定するモード設定手段とを備えたことを特徴とする運搬車の操作装置。
  3. 請求項1又は2記載の運搬車の操作装置において、前記モードスイッチで選択したモードに対応し点灯表示する複数の表示灯を備えたことを特徴とする運搬車の操作装置。
  4. 請求項記載の運搬車の操作装置において、前記複数の表示灯は、前記モードスイッチ上に設けたことを特徴とする運搬車の操作装置。
  5. 請求項1〜のいずれか1項記載の運搬車の操作装置において、前記1つのモードスイッチ及び前記2つの作動スイッチのうち少なくとも2つのスイッチが同時に操作入力されたときに、全てのスイッチの入力信号を無効と判定する第1の入力判定手段を備えたことを特徴とする運搬車の操作装置。
  6. 請求項1〜のいずれか1項記載の運搬車の操作装置において、前記1つのモードスイッチ及び前記2つの作動スイッチのうちの1つのスイッチの操作入力から、そのスイッチを含む複数のスイッチの操作入力に切替えられたときに、最初に操作入力したスイッチの入力信号を有効とし、後から操作入力したスイッチの入力信号を無効と判定する第2の入力判定手段を備えたことを特徴とする運搬車の操作装置。
  7. 請求項1〜のいずれか1項記載の運搬車の操作装置において、前記作動スイッチが所定時間継続して操作入力されたときに、前記操作信号の出力を禁止する第1の出力禁止手段を備えたことを特徴とする運搬車の操作装置。
  8. 請求項1〜のいずれか1項記載の運搬車の操作装置において、運搬車の駐車状態を検出する駐車検出手段と、前記駐車検出手段で前記運搬車の駐車状態を検出しないときに前記操作信号の出力を禁止する第2の出力禁止手段とを備えたことを特徴とする運搬車の操作装置。
  9. 請求項1〜のいずれか1項記載の運搬車の操作装置において、前記モードスイッチは、電源ON状態に切換え可能な電源スイッチ機能を有することを特徴とする運搬車の操作装置。
  10. 請求項記載の運搬車の操作装置において、前記モードスイッチ及び前記作動スイッチが操作入力されず所定時間経過したときに、電源OFF状態に切換える第1の電源切手段を設けたことを特徴とする運搬車の操作装置。
  11. 請求項又は10記載の運搬車の操作装置において、前記モードスイッチが所定時間継続して操作入力されたときに、電源OFF状態に切換える第2の電源切手段を設けたことを特徴とする運搬車の操作装置。
  12. 請求項記載の運搬車の操作装置において、前記モードスイッチで切換え選択可能な複数のモードに電源切モードを設け、前記モードスイッチで前記電源切モードを選択したときに、電源OFF状態に切換える第3の電源切手段を設けたことを特徴とする運搬車の操作装置。
  13. 請求項12のいずれか1項記載の運搬車の操作装置において、電源ON状態に切換えたときに初期設定モードを選択する第1のモード復帰手段を設けたことを特徴とする運搬車の操作装置。
  14. 請求項12のいずれか1項記載の運搬車の操作装置において、電源OFF状態に切換えたときの前記モードスイッチで選択したモードを記憶し、電源ON状態に切換えたときに前記記憶モードを選択する第2のモード復帰手段を設けたことを特徴とする運搬車の操作装置。
  15. 請求項12のいずれか1項記載の運搬車の操作装置において、電源OFF状態に切換えたときの前記モードスイッチで選択したモードを記憶し、電源ON状態に切換えたときに、電源OFF状態の継続時間が所定時間未満の場合には前記記憶モードを選択し、電源OFF状態の継続時間が所定時間以上の場合には初期設定モードを選択する第3のモード復帰手段を設けたことを特徴とする運搬車の操作装置。
  16. 請求項12のいずれか1項記載の運搬車の操作装置において、電源OFF状態に切換えたときの前記モードスイッチで選択したモードを記憶し、電源ON状態に切換えたときに初期設定モードを選択する第1のモード復帰手段と、電源ON状態に切換えたときに前記記憶モードを選択する第2のモード復帰手段と、電源ON状態に切換えたときに、電源OFF状態の時間経過が所定時間未満の場合には前記記憶モードを選択し、電源OFF状態の時間経過が所定時間以上の場合には初期設定モードを選択する第3のモード復帰手段とのうちいずれか1つを選択設定可能なモード復帰設定手段を設けたことを特徴とする運搬車の操作装置。
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