JP2005125983A - 軌陸車の転車台装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
車体支持時、車両の重量バランスが不安定であっても、適正な転車状態を得ることのできる軌陸車の転車台装置の提供
【解決手段】
車体2の前後左右にタイヤ車輪3および鉄輪4を備え、道路走行時はタイヤ車輪3を用いて道路上を走行し、軌道走行時は鉄輪4を用いて軌道上を走行する軌陸車1において、車体2の下部に配設されるアウタポスト81と、アウタポスト81に嵌挿されて下方に摺動自在なインナポスト82と、アウタポスト81に対してインナポスト82を摺動させるセンタシリンダ84と、インナポスト82の下端部に取り付けられた接地板83と、インナポスト82に対して接地板83を旋回させる旋回レース83cとから構成され、センタシリンダ84および旋回レース83cにより車両の持上支持および旋回が可能であり、アウタポスト81が車両10の前後方向に揺動自在に車体2に連結され、アウタポスト81を車体2に対して揺動させて連結角度を調節するバランス調節シリンダ85を有して構成している。
【選択図】 図3

Description

本発明は、道路走行用車輪および軌道走行用車輪を備えて道路走行および軌道走行が可能であり、この道路走行と軌道走行との切替を行うための転車台装置を備えた軌陸車に関する。
軌道上でトロリ線等の鉄道設備の工事・点検を行うため等に用いられる作業車である軌陸車は、トラックをベースとして構成されて車体の前後左右の4ヶ所に道路走行用車輪を備えるとともに、軌道走行用車輪が下方張出作動および上方格納作動自在に取り付けられており、道路上および軌道上の双方で走行可能である。また、車体上には、軌道上で行われる各種作業に応じて荷台あるいは高所作業装置等の架装がなされる。
軌陸車における道路走行と軌道走行との切替は転車台装置を用いた転車作業によって行われる。転車台装置は、車両重心近傍で車体に対して鉛直に固設されるアウタポストと、アウタポストに嵌挿されて上下摺動自在なインナポストと、アウタポストとインナポストに跨設されてインナポストを上下動させるセンタシリンダと、インナポスト下端部に連結される接地板とからなり、接地板には、接地して車体を持上支持した後に車体を旋回するための旋回レースが設けられている。例えば、このような転車台装置を有する道路上を走行する軌陸車が軌道上の作業を行う際には、踏切等の所望転車位置において軌道を跨いで停車し、センタシリンダを伸長駆動してインナポストを下方に張り出し、接地板を接地し車体を持上支持する。次いで、軌道走行用車輪が軌道上に位置するように手動もしくは外部駆動により車体を旋回させ、軌道走行用車輪を格納位置から下方に張り出して軌道走行用車輪を載線し、センタシリンダを縮小駆動させてインナポストを上方に格納する。以上一連の転車作業により、車体が軌道上で支持されて軌陸車が軌道走行可能となる。なお、アウタポストおよびインナポストは、転車作業時の車両全体の持上支持、旋回動を行うに十分耐え得るだけの強度が必要とされる。
ところで、荷台が架装された軌陸車に作業機材、作業資材等の重量物の積載がなされると、積載を含めた車両全体の重心が変位することがある。例えば、重心が車両後方側へ変位すると、転車台装置を張り出しても車輪の地切り(車輪が地面から離れること)が不完全となったり車体が車両後方へ傾動する等により、車体を安定して持上支持できず転車作業を行うに適正な車両状態を確保できない場合がある。このような問題に対して、特許文献1に開示された方法が提案されている。
特許文献1に開示の転車台装置は、アウタポストを車体に固設し、インナポストと接地板とを継手で揺動自在に連結し、従来直角に固定連結されていたインナポストと接地板との連結角度を可変とするとともに、この連結角度の変更を制御するためのバランス調節シリンダを接地板とインナポスト外面に跨設して構成している。例えば、積載によって車両の重心が車両後方に変位して、車体が後方に傾動する虞のある場合においては、バランス調節シリンダの伸長(あるいは縮小)動により接地板とインナポストとの連結角度を車両前方に対して鋭角とすることによって車両の重心位置を前方に、即ち、旋回軸近傍に変位させる。以上の構成および作動により、車両の傾動を抑制することができると示唆される。なお、上述の後方傾動を抑制するための作動によって、車体は水平状態から前方に傾いた状態となって旋回動を行うこととなる。
特開平11−59149号
特許文献1に開示の転車台装置では、バランス調節シリンダのシリンダ部がブラケットを介してインナポストに揺動可能に固設され、インナポストの上下摺動に伴ってシリンダ部の固定ブラケットが上下方向に移動可能に構成される。即ち、インナポストはアウタポスト内に嵌挿されて上下摺動を行うため、アウタポストの一側面をインナポストの上下伸縮長さだけ切り欠いて固定ブラケットをインナポストに取り付ける構成とされる。このような切り欠きを設けることにより、転車作業時に要求される強度不足が生じるおそれがある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、積載によって車両全体の重心が変位して車体のバランスが不安定な状態においても、転車作業に適正な車両状態を確保可能であるとともに、転車作業時の車両全体の持上支持および旋回動を行うに耐え得る強度を有する構成による転車台装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る軌陸車の転車台装置は、車体の前後左右に道路走行用車輪および軌道走行用車輪を備え、道路走行時は道路走行用車輪を用いて道路上を走行し、軌道走行時は軌道走行用車輪を用いて軌道上を走行する軌陸車において、車体の下部に配設されるアウタポストと、アウタポストに嵌挿されて下方に摺動自在なインナポストと、アウタポストに対してインナポストを摺動させるアクチュエータと、インナポストの下端部に取り付けられた接地板と、インナポストに対して接地板を旋回させる旋回手段とから構成され、アクチュエータおよび旋回手段により車両の持上支持および旋回が可能であり、アウタポストが車体の前後方向に揺動自在に車体に連結され、アウタポストを車体に対して揺動させて連結角度を調節するバランス調節シリンダを有して構成している。
なお、アウタポストの上部が車体に枢結されバランス調節シリンダの一端がアウタポストの下部に枢結されるとともに他端が車体に枢結される構成とするのが好ましい。
また、アウタポストの下部が車体に枢結され、バランス調節シリンダの一端がアウタポストの上部に枢結されるとともに他端が車体に枢結される構成とするのが好ましい。
また、接地板がインナポストに枢結され、接地板をインナポストに対して車体の前後方向に揺動させる第2バランス調節シリンダを設け、第2バランス調節シリンダの一端がインナポストに枢結されるとともに他端が接地板に枢結されて構成され、バランス調節シリンダおよび第2バランス調節シリンダの作動を連動して制御し、車体に対する接地板の相対連結角度を一定に保持するシリンダ作動制御手段を有するよう構成するのが好ましい。
以上のように、アウタポストを揺動可能に車体に連結してアウタポストと車体との連結角度を可変とするとともに、この連結角度の変更を制御するバランス調節シリンダを設けることにより、バランス調節シリンダの伸縮動によってアウタポストと車体との連結角度を変更できる。このため、例えば車両の重心が車両後方に変位して車両が後方に傾動する虞がある場合においても、バランス調節シリンダの伸長動(あるいは縮小動)によってアウタポストと車体との連結角度を変更し車体を揺動させることによって、車両の重心を転車台装置の旋回軸近傍に移動させることができ、車両の傾動を抑制して転車作業時に車両を安定して旋回させることができる。
また、バランス調節シリンダをアウタポストと車体に跨設して、転車台装置の部材を切り欠くことなく転車台装置(アウタポスト)と車体との連結角度の変更を制御する構成であるため、転車台装置に要する強度を損なうことがない。
また、アウタポスト下部で車体に枢結して揺動支点の位置を下方にすることにより、バランス調節時の車体の揺動回転角度を小さくできるため、より大きな重心変位に対しても車体の傾動を抑制して適正な転車状態を確保することができる。また、バランス調節シリンダをアウタポストと車体に跨設して、転車台装置の部材を切り欠くことなく転車台装置(アウタポスト)と車体との連結角度の変更を制御する構成であるため、転車台装置に要する強度を損なうことがない。
また、接地板をインナポストに揺動自在に連結し、第2バランス調節シリンダを接地板とインナポストに跨設し、接地板とインナポストとの連結角度およびアウタポストと車体との連結角度の作動を連動制御するシリンダ作動制御手段を設けて構成されるため、車体に対する接地板の相対連結角度が一定に保持されて、より安定して車体の旋回作業を行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態について説明する。
図1に、本発明に係る転車台装置を適用した軌陸車1を示している。軌陸車1はトラック車両をベースとして、車両10前部に運転キャビン21を有するとともに、車体上に作業機材、作業資材等を積載して軌道上の作業現場まで運搬を可能とする荷台5と、積載された作業資材等の吊上作業を行うためのクレーン装置6と、車両10全体の持上支持および旋回を行うための転車台装置8を有して構成される。
車体2の前後左右の4ヵ所には、タイヤ車輪(道路走行用車輪)3が取り付けられており、タイヤ車輪用エンジン(図示せず)により駆動して車体2が道路上を走行可能となっている。また、車体2の前後左右の4ヵ所には鉄輪(鉄道走行用車輪)4が車体2に揺動自在に支持された鉄輪支持部材41に回転自在に取り付けられている。鉄輪支持部材41は、鉄輪張出格納用シリンダ42の伸縮作動により揺動作動を行うように構成され、鉄輪4の下方への張出および車体2への格納が可能となっている。また、前後の各々において、左右の鉄輪4,4間は鉄道用レール(軌道)Rの幅に応じたピッチに可変となるように構成されている。軌陸車1は、鉄輪4を張り出した状態で車体2をレールRに載線する。
荷台5は、車長方向に対して平行に配された2本のサブフレーム(縦根太)22に直行するように数本の横根太がボルトおよびナットで固定されて基本構造が構成される。この基本構造に、床板が組み込まれた床枠51をボルトおよびナットで固定して形成される。囲いとして、車両10前方側には運転キャビン21を保護するための鳥居52が設けられるとともに、両側面および後方側には床枠51とヒンジ機構を介して固定されて起倒自在のアオリ53が設けられている。アオリ53およびフロントパネル51は各々の接する面と掛金と掛金ブラケットによって固定される。このように構成されて、荷台5上には軌道上での作業に際して、作業機材あるいは作業資材等の積載が可能となる。
クレーン装置6は、運転キャビン21と荷台5の間に設置され、旋回モータ(図示せず)により駆動されて水平旋回可能に構成された旋回台61が配設されている。この旋回台61に、ポスト62が枢結されるとともに、ポスト62上端部にはブーム63が取り付けられる。ブーム63は、ポスト62とブーム63に跨設される起伏シリンダ64により起伏動自在であるとともに、内蔵の伸縮シリンダ(図示せず)により伸縮動可能に構成されている。ブーム64の先端部には、荷重を吊り上げるためのワイヤーロープ65とフック66が備えられている。操作レバー67によって、ブームの旋回・伸縮操作を行うとともに、ポスト62に内蔵されたウィンチ(図示せず)の巻上操作を行うことによりワイヤーロープ65の長さを調節して吊上作業を行う。また、ブーム63の先端部はフックイン機構を備え、非作業時は例示するようにワイヤーロープ65およびフック66をコンパクトに格納することができる。
また、車体2の前後左右の4ヵ所には、車体2の幅方向に拡幅自在で上下方向に伸縮自在なアウトリガジャッキ7が設けられ、クレーン装置6の使用時にはジャッキシリンダ(図示せず)によりアウトリガジャッキ7を車体幅方向に張り出させるとともに、下方に伸長させて車体2を持上支持する。
また、車体2の下部中央には、軌陸車1をレールRに載線する際に車両10の持上支持および旋回を行うための転車台装置8が取り付けられている。転車台装置8は、センタシリンダ83の伸縮動により下方張出作動および上方格納作動自在となっている。さらに、手動により、車体2を転車台装置8に対して水平旋回可能な構造となっている。なお、車体旋回用油圧モータを備え、油圧駆動により車体2を転車台装置8に対して水平旋回できるように構成してもよい。また、レールRから路上への移動の際にも転車台装置8を用いて車両10の持上支持を行い、車体2を水平旋回することによって道路走行に復帰する。
車体2には、車両10走行時におけるタイヤ車輪3の駆動源である走行エンジン(図示せず)の出力を取り出して油圧ポンプ102を駆動させるパワーテイクオフ機構PTOが設けられている。パワーテイクオフ機構PTOにより取り出された駆動力を利用して油圧ポンプ102が駆動すると、タンク101からの作動油が油圧ポンプ102により吐出され、この作動油が作動制御弁により制御されて油圧アクチュエータ、すなわち鉄輪4に係る鉄輪張出格納用シリンダ42、クレーン装置6に係る起伏シリンダ64および伸縮シリンダ(図示せず)、アウトリガジャッキ6に係るジャッキシリンダ(図示せず)、転車台装置8に係るセンタシリンダ84等に供給されて各作動が制御されるようになっている。
本発明に係る転車台装置8を、図2〜4を参照して説明する。転車台装置8は、車長方向に平行に延びて構成されるサブフレーム22に連結されるアウタポスト81と、アウタポスト81に嵌挿されるインナポスト82と、アウタポスト81とインナポスト82とに跨設されるセンタシリンダ84と、インナポスト82の下端部に取り付けられる接地板83と、アウタポスト81とサブフレーム22に跨設されるバランス調節シリンダ85とからなる。また、アウタポスト81は2つ備えられて、2本のサブフレーム22の双方において車両10の外側に向けて取り付けられるとともに、インナポスト82およびセンタシリンダ84がそれぞれのアウタポスト81に対して備えられる。また2つのインナポスト82が接地板83に固設される。
アウタポスト81は、サブフレーム22に設けられた揺動ピンP1と固定ブラケットB1,B1を介して揺動自在にサブフレーム22に取り付けられ、サブフレーム22とアウタポスト81との連結角度が可変に構成される。また、センタシリンダ84の伸縮動によってアウタポスト81に嵌挿されるインナポスト82の上下摺動が行われる。
接地板83は、2つのインナポスト82に固設された上板83aと、インナポスト82の下方張出に伴って接地される下板83bと、上板83aと下板83bとの間に介設し、上板83aに係合されて下板83bを上板83aに対して水平方向に回転自在とする旋回レース83cとから構成される。また、旋回レースの旋回中心Oは、車幅方向の中心線C1と左右のアウタポスト81を結ぶ中心線C2との交点にある(図2参照)。
さらに、サブフレーム22とアウタポスト81にバランス調節シリンダ85がそれぞれに対して揺動自在に跨設され、バランス調節シリンダ85の伸縮動および位置固定によって、サブフレーム22とアウタポスト81との連結角度が変更および保持可能となる。サブフレーム22側は、サブフレーム22に固着した揺動ピンP3にバランス調節シリンダ85のシリンダ部が揺動自在に連結される。また、アウタポスト81側は、アウタポスト81外面に固着した固定ブラケットB2,B2に揺動ピンP2が配設されており、この揺動ピンP2にバランス調節シリンダ85のロッド部が揺動自在に連結される。
以上のように構成される本発明に係る転車台装置8を装備する軌陸車1において、レールR上での作業のため、道路走行から軌道走行に移行する場合の作業について説明する。このときには、まず道路走行によって所望転車位置、例えば踏切に進入の後、レールRを跨いで停止する。鉄輪4および転車台装置8の全縮格納状態から、パワーテイクオフ機構PTOを利用して転車台装置8のセンタシリンダ84を伸長駆動させてインナポスト82を下方に張り出す作業を行う。インナポスト82の全縮格納状態において、バランス調節シリンダ85は半伸長状態にあり、アウタポスト81はサブフレーム22に対して鉛直に連結されている。
センタシリンダ84の伸長動が継続されて接地板83の下板83bが接地すると、車両10の持上支持が開始される。ここで、図4に示すように、荷台5上の積載物Wにより、車両10の重心Gが車両10の後方に変位しているとすると、車両10が持ち上げられる際に車両10後方部で下向きにモーメントが働き、車両10が後方に傾動して持上支持が不安定となる。そこで、バランス調節シリンダ85を縮小動させてサブフレーム22とアウタポスト81との連結角度を変更し、揺動ピンP1を支点として車体2を車両10の前方へ揺動させる。車体2の揺動によって、車両10の重心Gが一点鎖線で示す転車台装置8の旋回軸X近傍に移動するため、接地板83が安定して接地するようになる。接地板83の安定接地が確認される位置においてバランス調節シリンダ85を位置固定し、サブフレーム22とアウタポスト81との連結角度を保持することにより、モーメントによる車両10の後方への傾動が抑制される。
また、車両10の重心Gが車両10の前方に変位している場合は、バランス調節シリンダ85を伸長動させ、揺動ピンP1を支点として車体2を車両10の後方へ揺動させて重心Gを旋回軸Xの近傍に移動させることにより、モーメントによる車両10の前方への傾動が抑制される。
以上の作動によりモーメントによる車両10の傾動が抑制された状態において、旋回レース83cのロックを解除し、鉄輪4の位置がレールR上に位置するように車両10を手動により旋回させ、鉄輪4を鉄輪張出格納シリンダ42の伸長動によって下方に張り出してレールRに載線する。次いで、センタシリンダ84を縮小動させるとともに、バランス調節シリンダ85を駆動させてサブフレーム22とアウタポスト81との連結角度が鉛直に戻され、軌陸車1はレールR上を走行可能となる。
以上のように本発明に係る転車台装置8は、アウタポスト81が車体2に対して揺動可能に取り付けられるとともに、車体2とアウタポスト81に跨設されたバランス調節シリンダ85の油圧制御により車体2とアウタポスト81との連結角度を変更および保持可能に構成することによって、積載物W等によって車両10の重心Gが変位して転車作業に適正な車両状態を確保できない場合においても、車体2を揺動させて車両10の重心Gの位置を転車台装置8の旋回軸X近傍に移動させることにより、車両10の傾動を抑制して安定した転車状態を確保することができる。また、バランス調節シリンダ85とアウタポスト81とをアウタポスト81外面に配設された固定ブラケットB2を介して連結し、転車台装置8の部材を切り欠くことなく車両10のバランスを調節可能な構成としているため、転車台装置8に要求される強度を損なうことがない。
次いで、本発明に係る転車台装置のその他の実施例について、図5,6を参照して説明する。なお、実施例1で説明したものと同一の部材に関しては同一の符号を用いて説明するとともに、実施例2において本発明が適用される軌陸車1および転車台装置8の基本構造は図1に示すように実施例1で説明したものと同様のものである。
実施例1において揺動ピンP1はサブフレーム22に直接固着されたが、図5に示すように実施例2においては、アウタポスト81とサブフレーム22との連結をサブフレーム22から下方に伸びる固定ブラケットB3を介して行うことによって、揺動支点の位置を車体2の下方に構成する。また、図示するように、サブフレーム22に直接固着されていた揺動ピンP3を固定ブラケットB4に固定してバランス調節シリンダ85のシリンダ部の連結位置を車体2の下方に位置させるとともに、固定ブラケットB2および揺動ピンP2の固着箇所をアウタポスト81上部に位置させる。
以上のように構成される本発明に係る転車台装置8を装備する軌陸車1において、実施例1と同様にして、レールR上での作業のため、道路走行から軌道走行に移行する場合の作業について説明する。所望転車位置に進入し、レールRを跨いで停車する。インナポスト82の全縮格納状態において、バランス調節シリンダ85は半伸長状態にあり、アウタポスト81はサブフレーム22に対して鉛直に連結されている。
センタシリンダ84を伸長動させて接地板83の下板83bが接地すると、車両10の持上支持が開始される。ここで、図6に示すように、荷台5上の積載物Wにより車両10の重心Gが車両10の後方に変位しているとすると、実施例1と同様に、車両10が後方に傾動して持上支持が不安定となる。そこで、バランス調節シリンダ85を伸長動させ、サブフレーム22とアウタポスト81との連結角度を変更し、揺動ピンP1を支点として車体2を車両10の前方へ揺動させる。車体2の揺動によって、車両10の重心Gが一点鎖線で示す転車台装置8の旋回軸X近傍に移動するため、接地板83が安定して接地するようになる。接地板83の安定接地が確認される位置においてバランス調節シリンダ85を位置固定し、サブフレーム22とアウタポスト81との連結角度を保持することにより、車両10の後方への傾動が抑制される。
また、車両10の重心Gが前方に変位している場合は、バランス調節シリンダ85を縮小動させ、揺動ピンP1を支点として車体2を車両10の後方へ揺動させて重心Gを旋回軸Xの近傍に移動させることにより、車両10の前方への傾動が抑制される。
以上の作動により車両10のモーメントによる傾動が抑制された状態において、旋回レース83cのロックを解除し、鉄輪4の位置がレールR上に位置するように車両10を手動により旋回させ、鉄輪4を鉄輪張出格納シリンダ42の伸長動によって下方に張り出してレールR上に載線する。次いで、センタシリンダを縮小動させるとともに、バランス調節シリンダ85を駆動させてサブフレーム22とアウタポスト81との連結角度が鉛直に戻され、軌陸車1はレールR上を走行可能となる。
実施例2では、実施例1と比較して、車体2の揺動支点の位置が実施例1と比較して下方となるよう構成されている。このため、実施例1と同位置に重心Gが位置している場合、車体2の揺動回転角を小さくすることができる。よって、車両10の重心Gがより大きく変位しても、車両10の傾動を抑制して転車作業に適正な車両状態を確保することができる。また、転車台装置8の部材を切り欠くことなく車両10のバランスを調節可能な構成としているため、転車台装置8に要求される強度を損なうことがない。
なお、実施例1,2のバランス調節シリンダ85の配設は例示しただけではなく、種々の変更が可能である。例えば、シリンダ部を揺動ピンP2に、ロッド部を揺動ピンP3に連結してもよい。また、固定ブラケットB1と固定ブラケットB2は車両10の前後方向において逆側に取り付けられているが、これを同側に配設してもよい。
続いて、本発明に係る転車台装置のその他の実施例について、図7,8を参照して説明する。なお、実施例1,2で説明したものと同一の部材に関しては同一の符号を用いて説明するとともに、実施例3において本発明が適用される軌陸車1および転車台装置8の基本構造は図1に示すように実施例1,2で説明したものと同様のものである。
実施例3において、アウタポスト81は、実施例1と同様にして、2本のサブフレーム22にそれぞれ設けられた揺動ピンP1と固定ブラケットB1,B1を介して揺動自在にサブフレーム22,22に1つずつ取り付けられる。また、接地板83はインナポスト82と固定ブラケットB5および揺動ピンP4を介して揺動自在に連結され、車両10の前後方向に対して揺動自在に構成される。
また、バランス調節シリンダ85が、第1シリンダ85aと第2シリンダ85bの2つから構成される。第1シリンダ85aは、サブフレーム22とアウタポスト81に跨設されており、シリンダ部がアウタポスト81に固設された固定ブラケットB2,B2に揺動ピンP2を介して連結されるとともに、ロッド部がサブフレーム22に揺動ピンP3を介して連結される。第2シリンダ85bは、インナポスト82と接地板83に跨設されており、ロッド部がインナポスト82に対して、固定ブラケットB6およびP5を介して揺動自在に連結されるとともに、シリンダ部が接地板83に対して、固定ブラケットB7および揺動ピンP6を介して揺動自在に連結される。
また、実施例3では第1シリンダ85aと第2シリンダ85bとから構成されるバランス調節シリンダ85は、図9に示すようなバランス調節回路(シリンダ作動制御手段)100内に設けられる。バランス調節回路100には作業装置の油圧アクチュエータと同様にして、タンク101に貯留されて油圧ポンプ102から供給される作動油をバランス調節シリンダ85に給排制御する作動制御弁103と、ポンプライン111から分岐してタンク101に戻る油路116に配設されたリリーフバルブ104と、作動制御弁103およびバランス調節シリンダ85aのシリンダ部間を繋ぐ油路112に配設されたチェックバルブ105aと、作動制御弁103およびバランス調節シリンダ85bのシリンダ部間を繋ぐ油路115に配設されたチェックバルブ105bとを有するとともに、第1シリンダのシリンダ部と作動制御弁103のAポートが油路113で繋がれ、第1シリンダ85aのロッド部と第2シリンダ85bのロッド部とが油路114で繋がれ、第2シリンダのシリンダ部と作動制御弁103のBポートが油路115で繋がれて構成される。
作動制御弁103は例示のようにABT接続タイプの手動4ポート3位置切換弁である。この作動制御弁103はスプール中立位置において、Pポートをブロックするとともにバランス調節シリンダ85と繋がるA,Bポートとタンク101と繋がるTポートを連通させる。スプールを左動させると、ポンプライン111を油路113に連通させるとともに油路115をタンクライン116に連通させて、第1シリンダ85aが伸長動するとともに第2シリンダ85bが縮小動する。また、スプールを右動させるとポンプライン111を油路115に連通させるとともに油路113をタンクライン116に連通させて、第1シリンダ85aが縮小動するとともに、第2シリンダ85bが伸長動する。
チェックバルブ105a,105bは相手方の油路からのパイロット圧を受けて自身の油路を開放するダブルパイロットチェックバルブ105を構成している。これらチェックバルブ105a,105bは、タンク101側からバランス調節シリンダ85b側への作動油の流れをその圧力が予め設定されたクラッキング圧を超える場合に許容するとともに、バランス調節シリンダ85bからタンク101側へ排出される作動油の流れを禁止する。チェックバルブ105a,105bは相手方の油路に圧力が作用していないときには自身の油路を閉じるので、ダブルパイロットチェックバルブ105よりも下方に位置する油路が破断した場合には、即ち、作動制御弁103がスプール中立位置にあるとき、バランス調節シリンダ85はそのときの姿勢に保持される。
以上のように構成される本発明に係る転車台装置8を装備する軌陸車1において、実施例1,2と同様にして、レールR上での作業のため、道路走行から軌道走行に移行する場合の作業について説明する。所望転車位置に進入し、レールRを跨いで停車する。インナポスト82の全縮格納状態において、第1シリンダ85aおよび第2シリンダ85bは半伸長状態にあり、アウタポスト81およびインナポスト82はサブフレーム22および接地板84に対して鉛直に連結されている。
センタシリンダ84を伸長動させて接地板83の下板83bが接地すると、車両10の持上支持が開始される。ここで、図8に示すように、荷台5の積載物Wにより車両10の重心Gが後方に変位しているとすると、実施例1,2と同様に、車両10が後方へ傾動して持上支持が不安定となる。そこで作動制御弁103のスプールを右動し、ポンプ102から供給される圧油を第1シリンダ85aのシリンダ部に供給し、第1シリンダ85aを伸長動させる。これに伴い、作動油が第1シリンダ85aのロッド部から油路104を経由して第2シリンダ85bのシリンダ部に供給され、第2シリンダ85bが縮小動する。この作動により、揺動ピンP1を支点としてサブフレーム22とアウタポスト81との連結角度が変更されるとともに、揺動ピンP5を支点としてインナポスト82と接地板83との連結角度が変更され、サブフレーム22と接地板83とが平行のまま、車体2が車両10の前方に移動する。車体2の移動によって、車両10の重心Gが一点鎖線で示す旋回軸X近傍まで移動するため、接地板83が安定して接地するようになる。接地板83の安定接地が確認される位置でスプールを中立位置とし、サブフレーム22とアウタポスト81と、およびインナポスト82と接地板83との連結角度を固定することにより、車両10の後方への傾動が抑制される。
また、車両10の重心Gが前方に変位している場合は、スプールを左動し、ポンプ102から供給される圧油を第2シリンダ85bのシリンダ部に供給し、第2シリンダ85bを伸長動させるとともに第1シリンダ85aを縮小動させ、車体2と接地板83とを平行に保持したまま車体2を車両10の後方へ移動させる。これにより、車両10の前方に位置していた重心Gが旋回軸X近傍に移動し、車両10の前方への傾動が抑制される。
以上の作動により車両10のモーメントによる傾動が抑制された状態において、旋回レース83cのロックを解除し、鉄輪4の位置がレールR上に位置するように車両10を手動により旋回させ、センタシリンダ84を縮小動するとともに鉄輪張出格納シリンダ42を伸長動させて鉄輪をレールRに載線し、軌陸車1はレールR上を走行可能となる。
以上のように構成される本発明に係る転車台装置8においては、積載物W等により車両10の重心Gが変位して適正な転車状態が得られない虞がある場合においても、アウタポスト81が車体2に対して揺動可能に取り付けられるとともに接地板83がインナポスト82に対して揺動可能に取り付けられるため、車体2と接地板83とが平行のまま車体2を車両10の前後方向に移動させて車両10の重心Gを旋回軸X近傍に移動させることができる。よって、車体2が車両10の前後方向に傾いた状態とならず、より安定した転車状態を得ることができる。また、バランス調節シリンダ85aとアウタポスト81と、およびバランス調節シリンダ85bとインナポスト82とはアウタポスト81およびインナポスト82の外面に配設された固定ブラケットB2,B6を介して連結し、転車台装置8の部材を切り欠くことなく車両10のバランスを調節可能な構成としているため、転車台装置8に要求される強度を損なうことがない。
なお、バランス調節シリンダ85の配設および回路構成は例示しただけではなく、種々の変更が可能である。例えば、シリンダ部とロッド部の連結箇所は逆としてもよい。また、第1シリンダ85aと第2シリンダ85bを車両10の前後方向同側に取り付けているが、第1シリンダ85aと第2シリンダ85bの一方を逆側に取り付ける構成としてもよく、この際は第1シリンダ85aの伸縮動と第2シリンダ85bの伸縮動が同じ作動であるよう回路構成することが好ましい。また、作動制御弁103は手動操作により制御されるように構成しているが、電磁操作型の作動制御弁を適用してもよい。また、この際は、図示しないコントローラによってソレノイドの励磁および消磁を行うともに、接地板あるいは車体(例えば、サブフレーム)に傾度センサを配設し、センサの検出する傾度情報をコントローラに伝送し、この傾度情報に基づいて自動的にスプール操作を行う構成として、適正な転車状態を確保する方法をとってもよい。
なお、実施例1〜3において、道路走行から軌道走行への移行を想定して作動を説明したが、軌道走行から道路走行に移行する際においても以上と同様にして転車作業が行われる。また、実施例1〜3において、接地板83を接地した後バランス調節シリンダ85を駆動させて車両10の重心Gを旋回軸X近傍に移動させるように作動を説明したが、重心Gの変位がある程度予測可能な場合は、センタシリンダ84の伸長動を行う前にバランス調節シリンダ85を駆動させてサブフレーム22とアウタポスト81との連結角度を変更してから転車作業を開始してもよい。
本発明に係る転車台装置を適用した軌陸車の側面図である。 本発明に係る転車台装置の実施例1における平面図である。 本発明に係る転車台装置の実施例1における作用を示す正面図である。 本発明にかかわる軌陸車の実施例1における転車作業時の作用を示す側面図である。 本発明に係る転車台装置の実施例2における作用を示す正面図である。 本発明にかかわる軌陸車の実施例2における転車作業時の作用を示す側面図である。 本発明に係る転車台装置の実施例3における作用を示す正面図である。 本発明に係る軌陸車の実施例3における転車作業時の作用を示す側面図である。 本発明に係る転車台装置の実施例3におけるバランス調節装置の油圧回路である。
符号の説明
1 軌陸車
2 車体
3 タイヤ車輪(道路走行用車輪)
4 鉄輪 (軌道走行用車輪)
5 荷台
6 クレーン装置
8 転車台装置
10 車両
81 アウタポスト
82 インナポスト
83 接地板
83c 旋回レース(旋回手段)
84 センタシリンダ(アクチュエータ)
85 バランス調節シリンダ
85a 第1シリンダ(第3実施例)
85b 第2シリンダ(第3実施例)
100 バランス調節回路(シリンダ作動制御手段)
B1〜B7 固定ブラケット
P1〜P6 揺動ピン
R レール(軌道)

Claims (4)

  1. 車体の前後左右に道路走行用車輪および軌道走行用車輪を備え、道路走行時は前記道路走行用車輪を用いて道路上を走行し、軌道走行時は前記軌道走行用車輪を用いて軌道上を走行する軌陸車において、
    前記車体の下部に配設されるアウタポストと、前記アウタポストに嵌挿されて下方に摺動自在なインナポストと、前記アウタポストに対して前記インナポストを摺動させるアクチュエータと、前記インナポストの下端部に取り付けられた接地板と、前記インナポストに対して前記接地板を旋回させる旋回手段とから構成され、前記アクチュエータおよび前記旋回手段により車両の持上支持および旋回が可能であり、
    前記アウタポストが前記車体の前後方向に揺動自在に前記車体に連結され、前記アウタポストを前記車体に対して揺動させて連結角度を調節するバランス調節シリンダを有することを特徴とする軌陸車の転車台装置。
  2. 前記アウタポストの上部が前記車体に枢結され、前記バランス調節シリンダの一端が前記アウタポストの下部に枢結されるとともに他端が前記車体に枢結されて構成されることを特徴とする請求項1に記載の軌陸車の転車台装置。
  3. 前記アウタポストの下部が前記車体に枢結され、前記バランス調節シリンダの一端が前記アウタポストの上部に枢結されるとともに他端が前記車体に枢結されて構成されることを特徴とする請求項1に記載の軌陸車の転車台装置。
  4. 前記接地板が前記インナポストに枢結され、前記接地板を前記インナポストに対して前記車体の前後方向に揺動させる第2のバランス調節シリンダが設けられており、
    前記第2のバランス調節シリンダの一端が前記インナポストに枢結されるとともに他端が前記接地板に枢結されて構成され、
    前記バランス調節シリンダおよび前記第2のバランス調節シリンダの作動を連動して制御し、前記車体に対する前記接地板の相対連結角度を一定に保持するシリンダ作動制御手段を有することを特徴とする請求項1に記載の軌陸車の転車台装置。
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