JP3793739B2 - 作業車の作動制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、作業車の作動制御装置に関し、更に詳細には、作業装置を駆動させるアクチュエータと、アクチュエータに対する作動油給排制御を行なう作動制御弁と、作動制御弁に作動油を供給する第1油圧ポンプと、作動制御弁に作動油を供給し第1油圧ポンプよりも作動油供給能力が低い第2油圧ポンプとを有し、第1油圧ポンプからの作動油供給が停止状態にあるときに第2油圧ポンプからの作動油供給によりアクチュエータを駆動させる作業車の作動制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
このような作動制御装置を搭載する作業車は、走行可能なトラック車両をベースに構成され、作業装置を搭載して構成されるのが一般的である。作業装置は、車両に搭載されて旋回動可能な旋回台と、旋回台に起伏動自在に枢結されて伸縮動自在なブームと、ブームの先端部に上下に揺動自在に枢結された作業台とを有して構成されているものがある。このブームは起伏シリンダにより起伏動し、ブームに内蔵された伸縮シリンダにより伸縮動する。旋回台は車両に搭載された旋回モータにより旋回動可能であり、起伏シリンダ、伸縮シリンダ及び旋回モータ(以下、これらをまとめて「アクチュエータ」と記す。)は作動制御装置によりその作動が制御される。
【0003】
作動制御装置の一例を図7に示す。なお、図7は起伏シリンダの作動が制御される場合を示している。同図に示すように、作動制御弁60は、起伏シリンダ21のロッド室21bに繋がる第1油路72と起伏シリンダ21のボトム室21aに繋がる第2油路71に繋がり、第1油圧ポンプP1又は第2油圧ポンプP2から吐出する作動油の供給を受けて起伏シリンダ21に作動油を給排制御する。第2油圧ポンプP2は第1油圧ポンプP1が停止して起伏シリンダ21が駆動できない状態にあるときにアクチュエータを必要最低限の流量で駆動させるための非常用ポンプである。このため、第2油圧ポンプP2は第1油圧ポンプP1の容量よりも小さい容量を有したポンプが用いられるのが一般的である。ここで、第1油圧ポンプP1はエンジンEからの駆動力を受けて回転駆動する油圧モータ67に接続され、第2油圧ポンプP2は電動モータ69からの駆動力を受けて回転駆動するように構成されている。
【0004】
作動制御弁60は、これが一方側に切替られると、第1油圧ポンプP1又は第2油圧ポンプP2から供給される作動油を第1油路72に流し、起伏シリンダ21のボトム室21aから流出した作動油を第2油路71に流して起伏シリンダ21を縮小動させ、また作動制御弁60が他方側に切り替えられると、第1油圧ポンプP1又は第2油圧ポンプP2から供給される作動油を第2油路71に流し、起伏シリンダ21のロッド室21bから流出した作動油を第1油路72に流して起伏シリンダ21を伸長動させる。
【0005】
このように起伏シリンダ21を伸縮動させる作動制御弁60は、コントローラ90によりその作動が制御される。コントローラ90にはブームを作動させるためのブーム操作装置33と、電動モータ69を駆動させて第2油圧ポンプP2を回転駆動させるときに操作する非常駆動用スイッチ40とが電気的に接続されている。ブーム操作装置33は起伏シリンダ21の作動を操作する傾動可能な起伏操作レバー33bを有し、起伏操作レバー33bが一方側へ傾動操作されると起伏シリンダ21が縮小動し、他方側へ傾動操作されると起伏シリンダ21が伸長動し、起伏操作レバー33bの傾動量に応じて起伏シリンダ21の伸縮速度が変化するように構成されている。コントローラ90は第1油圧ポンプP1から供給される作動油の流量を考慮した第1流量特性に基づいて起伏操作レバー33bの傾動操作(傾動方向及び傾動量)に応じた作動制御弁60による作動油流量制御を行なわせるように構成されている。その結果、起伏操作レバー33bがいずれかの方向に傾動操作されると、その傾動方向及び傾動量に応じて作動制御弁60が起伏シリンダ21への作動油流量制御を行なって起伏シリンダ21が傾動量に応じた速度で伸縮動する。
【0006】
起伏シリンダ21に繋がる第2油路71にはホールディングバルブ75が設けられている。このホールディングバルブ75は作動制御弁60から起伏シリンダ21のボトム室21a側への作動油の流れを許容するとともに、第1油路72内の油圧が所定圧を越えたときにボトム室21aから作動制御弁60側への作動油の流れを許容する。このホールディングバルブ75はブームを倒伏動させるときに、即ち、起伏シリンダ21を縮小動させるときに第1油路72に繋がる起伏シリンダ21のロッド室21b内の作動油圧が所定圧を越えた状態にあるときだけ起伏シリンダ21を縮小動させて、ブームの急激な倒伏動を防止している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、第1油圧ポンプが何らかの理由で停止して、起伏操作レバーの傾動角度がそのままの状態で第2油圧ポンプを駆動させてブームを倒伏動させる場合、第2油圧ポンプが駆動すれば、第2油圧ポンプから吐出する作動油は作動制御弁を通って第1油路に供給されるが、その供給流量は第1油圧ポンプよりも少ない。また、作動制御弁は第1油圧供給源から供給される作動油の流量を考慮した第1流量特性に基づいて起伏操作レバーの操作に応じた起伏シリンダへの作動油流量制御を行なっている。このため、第2油圧ポンプから供給された作動油圧によりホールディングバルブが開口して起伏シリンダが縮小動した場合、起伏シリンダから吐出して第2油路を流れ作動制御弁から流出する作動油の流出流量は、第1油路に供給される作動油の供給流量よりも多くなる。その結果、第1油路内の油圧の低下量が大きくなってホールディングバルブに作用していたパイロット圧が所定圧よりも小さくなると、開口していたホールディングバルブが閉じてブームの倒伏動が停止する。そして、第1油路の油圧が再び所定圧を越えれば、ホールディングバルブが開放してブームの倒伏動が再開する。即ち、ブームは間欠動作しながら倒伏動するという問題が生じる。なお、ブームを縮小動させる場合も同様の問題が生じる。
【0008】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、作動油供給量の少ない油圧ポンプを用いてブームを作動させる場合、ブームを滑らかに作動させることができる作業車の作動制御装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本発明に係る作業車の作動制御装置は、作業装置(例えば、実施形態におけるブーム20)と、作業装置を駆動させるアクチュエータ(例えば、実施形態における旋回モータ13、起伏シリンダ21、伸縮シリンダ23)と、アクチュエータ毎に1個設けられ、アクチュエータに対する作動油給排制御を行う作動制御弁と、作動制御弁に作動油を供給する第1油圧供給源(例えば、実施形態における第1油圧ポンプP1)と、この第1油圧供給源よりも低い作動油供給能力を有し、作動制御弁に作動油を供給する第2油圧供給源(例えば、実施形態における第2油圧ポンプP2)と、アクチュエータを作動させるために操作される作業操作手段(例えば、実施形態におけるブーム操作装置33)と、第2油圧供給源を駆動させるために操作される油圧駆動操作手段(例えば、実施形態における非常駆動用スイッチ40)と、第2油圧供給源が駆動されているか否かを検出する第2油圧供給源駆動検出手段(例えば、実施形態における圧力スイッチ65)と、作動操作手段の操作量に応じて作動制御弁を制御する作動制御手段(例えば、実施形態におけるコントローラ51)とを有して構成される。そして、作動制御手段が、第2油圧供給源駆動検出手段により第2油圧供給源が駆動されていないと判断されるときには、第1油圧供給源から供給される作動油の流量を考慮した第1流量特性に基づいて作動操作手段の操作量に応じた作動油流量となるように作動制御弁を制御し、第2油圧供給源駆動検出手段により第2油圧供給源が駆動されていると判断されるときには、第2油圧供給源から供給される作動油の流量を考慮した第2流量特性に基づいて作動操作手段の操作量に応じた作動油流量となるように作動制御弁を制御する。
【0010】
上記構成の作動制御装置によれば、油圧駆動操作手段が操作されて第2油圧供給源が駆動状態にあるときには、作動制御弁は、第2油圧供給源から供給される作動油の流量を考慮した第2流量特性に基づいて作業操作手段の操作に応じたアクチュエータへの作動油流量制御を行なうようにすることで、第1油圧ポンプが何らかの理由で停止して、第2油圧ポンプによりブームを作動させる場合、第2油圧ポンプから吐出した作動油によりアクチュエータが作動すると、アクチュエータから吐出して作動制御弁から流出する作動油の流出流量をアクチュエータに供給される作動油の供給流量と略同一量又は供給流量よりも少ない量にすることができる。このため、アクチュエータの作動速度変動が防止され、ブームを滑らかに作動させることができる。
【0011】
上記構成の作動制御装置において、作業操作手段が、アクチュエータを作動させるために操作される第1作業操作手段(例えば、実施形態におけるブーム操作装置33)及び第2作業操作手段(例えば、実施形態における非常倒伏操作装置87)を有し、作動制御手段第2油圧供給源駆動検出手段により第2油圧供給源が駆動されていないと判断されるときに、第1流量特性に基づいて第1作業操作手段の操作量に応じた作動油流量となるように作動制御弁を制御する第1作動制御手段(例えば、実施形態における第1作動制御回路81)と、第2油圧供給源駆動検出手段により第2油圧供給源が駆動されていると判断されるときに、第2流量特性に基づいて第2作業操作手段の操作量に応じた作動油流量となるように作動制御弁を制御する第2作動制御手段(例えば、実施形態における第2作動制御回路82)とを有して構成されても良い。
【0012】
上記構成の作動制御装置によれば、第1作業操作手段の操作に応じて第1作動制御手段が作動制御弁の作動を制御し、第2作業操作手段の操作に応じて第2作動制御手段が作動制御弁を制御するので、第1作動制御手段が故障して作動制御弁の作動制御を行うことができない状態になった場合でも、第2作業操作手段が操作されれば、第2作業操作手段の操作に応じて第2作動制御手段が作動制御弁の作動を制御して作業装置を駆動させることができる。また、第2作業操作手段の操作に応じて第2作動制御手段が作動制御弁の作動を制御するので、作業装置を所望の速度で駆動させることができる。なお、第2油圧供給源駆動検出手段が、第2油圧供給源から吐出される作動油が所定の圧力以上であることを検出する圧力スイッチ、若しくは、油圧駆動操作手段であることが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態を図1から図6に基づいて説明する。本実施の形態は、伸縮動可能に構成されたブームの先端に作業台を備えた高所作業車の態様を示す。
【0014】
【第1の実施の形態】
本発明に係わる作動制御装置の第1の実施の形態を説明する。先ず、作動制御装置を説明する前に、この作動制御装置を搭載した高所作業車を説明する。高所作業車1は、図1に示すように、トラック車両をベースとして構成され、車体3の前後の左右両端部に車輪5を配設して走行可能であり、車体3の前部に運転キャビン7が設けられ、車体3の前後の左右両側部に車体3を持ち上げ支持するジャッキ9が配設されている。車体3の後部には旋回動自在な旋回台11が取り付けられ、車体3に内臓された旋回モータ13により旋回動可能に構成されている。この旋回台11の上部には基部が起伏動自在に枢結されたブーム20が取り付けられている。ブーム20は起伏シリンダ21により起伏動可能である。
【0015】
ブーム20はその基端側から基端ブーム20a、中間ブーム20b、先端ブーム20cを入れ子式に組み合わせれて伸縮動自在であり、内臓された伸縮シリンダ23により伸縮動可能に構成されている。先端ブーム20cの先端部には垂直ポスト27が上下に揺動可能に枢結され、図示しないレベリングシリンダによりブーム20の起伏角度に応じて伸縮作動して垂直ポスト27を垂直状態に保持している。垂直ポスト27の上部には作業台30が水平旋回動自在に取り付けられている。作業台30にはブーム20の駆動を操作するブーム操作装置33と、後述する第2油圧ポンプによりブーム20を駆動させるときに操作する非常駆動用スイッチ40が設けられている。
【0016】
ブーム操作装置33は、旋回台11を旋回動させるときに操作する旋回操作レバー33aと、ブーム20を起伏動させるときに操作する起伏操作レバー33bと、ブーム20を伸縮動させるときに操作する伸縮操作レバー33cとを有している。これらの操作レバー33a、33b、33cは前後方向若しくは左右方向に傾動可能に構成されている。旋回操作レバー33aはこれが一方側に傾動操作されると旋回モータ13が一方側へ回動して旋回台11を一方側へ旋回動させ、旋回操作レバー33aが他方側に傾動操作されると旋回モータ13が他方側へ回動して旋回台11が他方側へ旋回動させることができ、起伏操作レバー33bはこれが一方側に傾動操作されると起伏シリンダ21が伸長動してブーム20を起仰動させ、起伏操作レバー33bが他方側に傾動操作されると起伏シリンダ21が縮小動してブーム20を倒伏動させることができる。また、伸縮操作レバー33cはこれが一方側に傾動操作されると伸縮シリンダ23が伸長動してブーム20を伸長動させ、伸縮操作レバー33cが他方側に傾動操作されると伸縮シリンダ23が縮小動してブーム20を縮小動させることができる。これらの操作レバー33a、33b、33cは傾動角度に応じてブーム20の作動速度を変化させることができ、具体的には、傾動角度が大きくなるほどブーム20の作動速度を速くすることができるように構成されている。
【0017】
非常駆動用スイッチ40は傾動可能に構成され、これが一方側に傾動操作(ON操作)されると後述する第2油圧ポンプが駆動し、これが他方側に傾動操作(OFF操作)されると第2油圧ポンプが停止状態になるように構成されている。
【0018】
次に、本発明に係わる作動制御装置について説明する。作動制御装置は前述したブーム操作装置33の操作に応じて旋回モータ13、起伏シリンダ21及び伸縮シリンダ23(以下、これらをまとめて「アクチュエータ13、21、23」と記す。)の作動を制御するとともに、非常用駆動スイッチ40の操作に応じて第2油圧ポンプの駆動を制御する機能を有している。作動制御装置50は、図2に示すように、ブーム操作装置33と、非常駆動用スイッチ40と、コントローラ51と、アクチュエータ13、21、23に作動油の給排制御を行なう作動制御弁60、61、62と、これらの作動制御弁60、61、62に作動油を供給する第1油圧ポンプP1及び第2油圧ポンプP2と、作動制御弁60、61、62に供給される作動油の油圧を検出する圧力スイッチ65とを有して構成されている。
【0019】
ブーム操作装置33及び非常駆動用スイッチ40は前述したのでその説明は省略する。第1油圧ポンプP1は油圧モータ67に接続され、この油圧モータ67は車両に搭載されたエンジンEの駆動力を受けて回転駆動するように構成されている。なお、エンジンEの駆動力は図示しないパワーテイクオフ機構(以下、「PTO機構」と記す。)により取り出されて油圧モータ67に伝達される。第2油圧ポンプP2は第1油圧ポンプP1が何らかの理由で停止したときに用いられる非常用のポンプであり、第1油圧ポンプP1よりも容量が小さく、電動モータ69により回転駆動する。
【0020】
コントローラ51はブーム操作装置33の旋回操作レバー33a、起伏操作レバー33b及び伸縮操作レバー33cの操作内容(傾動方向及び傾動角度)に応じてアクチュエータ13、21、23の作動を制御する作動制御弁60,61,62の作動をコントロールするとともに、非常駆動用スイッチ40のON・OFF操作に応じて電動モータ69の回転駆動を制御する。
【0021】
ここで、コントローラ51により作動が制御される作動制御弁60,61,62について説明する。図3は起伏シリンダ21に繋がる作動制御弁60の一例を示し、同図に示すように、作動制御弁60は4ポート3位置の電磁式の方向切替弁であり、一方側のソレノイド60aが励磁されると起伏シリンダ21のボトム室21aに繋がる第2油路71に作動油を供給し、起伏シリンダ21のロッド室21bに繋がる第1油路72にロッド室21b内の作動油を流して起伏シリンダ21を伸長動させ、他方側のソレノイド60bが励磁されると第1油路72に作動油を供給し、第2油路71にボトム室21a内の作動油を流して起伏シリンダ21を縮小動させるように構成されている。なお、図2に示す伸縮シリンダ23に繋がる作動制御弁61及び旋回モータ13に繋がる作動制御弁62は前述した起伏シリンダ21に繋がる作動制御弁60と同様の構成であるのでその説明は省略する。
【0022】
図2に示すコントローラ51は、ブーム操作装置33の操作レバー33a、33b、33cの操作内容に応じて、具体的には、操作レバー33a、33b、33cの傾動方向に応じて一方側及び他方側のいずれかのソレノイド60a、60bを選択し、選択したソレノイド60a、60bに操作レバーの傾動角度に応じた電流を流して励磁させて、作動制御弁60、61、62に内蔵された図示しないスプールの移動を制御し、作動制御弁60、61、62から流出する作動油の流量及び方向を制御する。
【0023】
作動制御弁60による作動油流量制御は、第1油圧ポンプP1から供給される作動油の流量を考慮した第1流量特性及び第2油圧ポンプP2から供給される作動油の流量を考慮した第2流量特性に基づいて起伏操作レバー33bの傾動操作(傾動方向及び傾動量)に応じた流量制御を行なっている。更に詳細には、図4は、第1油圧ポンプP1及び第2油圧ポンプP2を駆動させたときの作動制御弁60から流出する作動油の流量特性を示したグラフであり、縦軸が流出流量Qを示し、横軸がソレノイド60a、60bに供給される電流Iを示している。図4中の電流Iは操作レバー33bの傾動角度に対応しており、操作レバー33bの傾動角度が大きくなるほど流出流量Qが増大することを示している。同図に示すように、図3に示す第1油圧ポンプP1が駆動状態にあるときの作動制御弁60による作動油の流量特性は図4中の実線で示されており、この実線が示す流出流量Qと電流I(レバー傾動角度)との関係は、図3を更に追加して説明すると、操作レバー33bがある角度で傾動操作されて、第1油圧ポンプP1から吐出した作動油が作動制御弁60から第1油路72に供給されて起伏シリンダ21を縮小動させたときに、第2油路71を通って作動制御弁60からタンクTに排出される作動油の流出流量が第1油路72に供給された作動油の流入流量よりも少なくなるように操作レバー33bの傾動角度に応じて設定されている。その結果、図3に示す起伏シリンダ21が縮小動したときに伴う第1油路72内の作動油の油圧変動幅は所定値内に収まることになる。なお、起伏シリンダ21の作動については後述する。
【0024】
また、図2に示すコントローラ51は、非常駆動用スイッチ40がON操作されて第2油圧ポンプP2が駆動状態にあるときには、第2油圧ポンプP2から供給される作動油の流量を考慮した第2流量特性に基づいて起伏操作レバー33bの傾動操作(傾動方向及び傾動量)に応じた流量制御を行なう。第2流量特性は、図4中の破線で示されており、この破線が示す流出流量Qと電流I(レバー傾動角度)との関係は、前述した実線で示す流出流量Qと電流I(レバー傾動角度)との関係と同様に、操作レバー33bがある角度で傾動操作されて、第2油圧ポンプP2から吐出した作動油が作動制御弁60から第1油路72に供給されて起伏シリン21ダを縮小動させたときに、第2油路71を通って作動制御弁60からタンクTに排出される作動油の流出流量が第1油路72に供給された作動油の流入流量よりも少なくなるように操作レバー33bの傾動角度に応じて設定されている。その結果、図3に示す起伏シリンダ21が縮小動したときに伴う第1油路72内の作動油の油圧変動幅は所定値内に収まることになる。
【0025】
ここで、操作レバー33bの傾動角度とソレノイド60a、60bに流す電流Iとの関係を説明する。図5はレバー傾動角度に対する電流Iとの関係を示したグラフであり、縦軸がソレノイド60a、60bに流す電流Iを示し、横軸がレバー傾動角度を示している。同図中、実線は図3に示す第1油圧ポンプP1が駆動しているときのレバー傾動角度に対する電流Iとの関係を示し、破線は図3に示す第2油圧ポンプP2が駆動しているときのレバー傾動角度に対する電流Iとの関係を示している。図5に示すように、図2に示すコントローラ51は、非常駆動用スイッチ40がON操作されて第2油圧ポンプP2が駆動状態になると、操作レバー33bの傾動角度に応じて破線で示す電流Iをソレノイド60a、60bに流すように構成されている。その結果、例えば、図2に示す第1油圧ポンプP1が駆動状態にあるときに操作レバー33bが傾動操作されて一定の傾動角度で傾動している状態から図2に示す非常駆動用スイッチ40がON操作されて第2油圧ポンプP2が駆動状態になると、図2に示すコントローラ51は図3に示すソレノイド60a、60bに流す電流をI1からこれよりも小さいI2に変更する。その結果、図3に示す作動制御弁60から流出する作動油の流出流量は、図4に示す場合ではQ1からQ2に減少することになる。
【0026】
図2に示すように、コントローラ51による第2油圧ポンプP2が駆動状態にあるか否かの判断は、第1油圧ポンプP1及び第2油圧ポンプP2と作動制御弁60とを繋ぐポンプ圧油路17に繋がった圧力スイッチ65からのON信号の出力の有無で判断される。圧力スイッチ65は第2油圧ポンプP2から供給される作動油によるポンプ圧油路17内の油圧が所定圧を越えたときにON信号を出力するように構成されている。なお、コントローラ51による第2油圧ポンプP2の駆動状態にあるか否かの判断は、非常駆動用スイッチ40がON操作された状態にあるときに出力される操作信号で代用してもよい。
【0027】
また、コントローラ51にはリレースイッチ53が接続されている。リレースイッチ53の駆動部53aがコントローラ51に電気的に接続され、スイッチ部53bが電源54と電動モータ69とを繋ぐ電力供給ライン55上に配設されている。駆動部53aは励磁状態になるとスイッチ部53bを電力供給ライン55に移動させて電力供給ライン55を連通状態にし、駆動部53aが非励磁状態になるとスイッチ部53bが電力供給ライン55から離反して電力供給ライン55を遮断状態にする。このリレースイッチ53の駆動制御はコントローラ51により行なわれ、コントローラ51は非常駆動用スイッチ40がON操作されて非常駆動用スイッチ40からのON信号を受け取ると、リレースイッチ53の駆動部53aを励磁状態にして電力供給ライン55を連通状態にし、非常駆動用スイッチ40からOFF信号を受けると、リレースイッチ53の駆動部53aを非作動状態にして電力供給ライン55を遮断する。
【0028】
このように作動が制御される作動制御弁60と起伏シリンダ21のボトム室21aとの間を繋ぐ第2油路71には、図3に示すように、ホールディングバルブ75が設けられている。このホールディングバルブ75は作動制御弁60から起伏シリンダ21のボトム室21a側への作動油の流れを許容するとともに、第1油路72内の油圧が所定圧を越えたときにボトム室71から作動制御弁60側への作動油の流れを許容する。このホールディングバルブ75は図1に示すブーム20を倒伏動させるときに、即ち、起伏シリンダ21を縮小動させるときに第1油路72内の作動油圧が所定圧を越えた状態にあるときだけ起伏シリンダ21を縮小動させて、図1に示すブーム20の急激な倒伏動を防止している。
【0029】
次に、本発明に係わる作動制御装置50の作動について説明する。なお、高所作業車1は、図1に示すように、ジャッキ9が張り出されて車体3が持ち上げ支持され、ブーム20は所定起伏角度で起仰した状態にあると想定し、この状態からブーム20を倒伏動させる場合について説明する。また、この状態において図3に示すエンジンEは駆動状態にあり、エンジンEの駆動力は図示しないPTO機構によって取り出されて図3に示す油圧モータ67を回転駆動させた状態にあるものと想定する。先ず、図2に示すように、ブーム操作装置33の起伏操作レバー33bが他方側へ傾動操作された場合には、コントローラ51は操作レバー33bの傾動角度に応じて図5の実線が示すラインに従った電流(図5中において、例えばレバー傾動角度がθ1であるときには電流I1)を作動制御弁60の図3に示すソレノイド60aに流して、図4に示す第1流量特性に基づいて作動制御弁60による作動油流量制御を行なわせ、図3に示すように、第1油圧ポンプP1から吐出する作動油を第1油路72に供給させる。第1油路72に作動油が供給されると、第1油路72の油圧は上昇して第1油路72とホールディングバルブ75間を繋ぐパイロット油路76を通ってホールディングバルブ75に伝わり、第1油路72内の油圧が所定圧を越えると、ホールディングバルブ75が開口して第2油路71における作動制御弁60側への作動油の流れを許容する。その結果、起伏シリンダ21は縮小動し、図1に示すブーム20が倒伏動する。
【0030】
ここで、何らかの理由により第1油圧ポンプP1の回転駆動が停止して、図1に示すブーム20の倒伏動が停止したと想定する。このような停止状態でブーム20を更に倒伏動させる場合には、図2に示す非常駆動用スイッチ40がON操作される。非常駆動用スイッチ40がON操作されると、図2に示すように、コントローラ51はリレースイッチ53を作動させて電源供給ライン55を連通状態にして、電動モータ69に電源54からの電力を供給して電動モータ69を回転駆動させる。電動モータ69が回転駆動すると第2油圧ポンプP2が駆動し、図3に示すように、第2油圧ポンプP2から吐出した作動油はポンプ圧油路17内の油圧を上昇させ、この油圧が所定値を越えると圧力センサ65がON信号を出力する。そして、コントローラ51はON信号を受け取ると第2油圧ポンプP2が駆動していると判断する。なお、コントローラ51は非常駆動用スイッチ40からのON信号を受け取ると第2油圧ポンプP2が駆動されたと判断するように構成してもよい。この場合には、圧力センサ65は不要となる。
【0031】
また、コントローラ51は、起伏操作レバー33bの傾動角度に応じて図3に示すソレノイド60に流す電流Iを図5に示す破線で示すラインに従って変化させる。図5に示すように、例えば、レバー傾動角度がθ1である場合には電流をI2に変化させる。その結果、図3に示すように、第2油圧ポンプP2から吐出した作動油が第1油路72に供給されると、第1油路72の油圧は上昇するとともにパイロット油路76を通ってホールディングバルブ75に伝わり、第1油路72内の油圧が所定圧を越えるとホールディングバルブ75が開口して第2油路71における作動制御弁60側への作動油の流れを許容して、起伏シリンダ21が縮小動して図1に示すブーム20が倒伏動する。なお、第2油圧ポンプP2が駆動して作動制御弁60から吐出する作動油の流出流量は図2に示す非常駆動用スイッチ40がON操作される前の作動制御弁60から吐出する作動油よりも少なくなるのでブーム20の倒伏速度は遅くなる。
【0032】
ここで、非常駆動用スイッチ40がON操作されて第2油圧ポンプP2が駆動状態にあるときに作動制御弁60による第2流量特性に基づく作動油流量制御は、作動制御弁60からタンクTに排出される作動油の流出流量が第1油路72に供給さる流入流量よりも少なくなるよう行なうので、起伏シリンダ21の縮小動に伴う第1油路72内の作動油の油圧変動幅は小さい範囲内に収まる。このため、第1油路72に供給された作動油圧によりホールディングバルブ75が開口した状態になって起伏シリンダ21が縮小動しても、ホールディングバルブ75に作用するパイロット油圧76の変動量を少なくすることができる。その結果、一旦開口したホールディングバルブ75が閉じて起伏シリンダ21の縮小動が規制されることはなく、ブーム20を滑らかに倒伏動させることができる。
【0033】
なお、前述した実施の形態ではブーム20の倒伏動作について説明したが、ブーム20を縮小動させる場合も同様の効果を得ることができる。
【0034】
【第2の実施の形態】
次に、本発明に係わる作動制御装置の第2の実施の形態を説明する。尚、第2の実施の形態においては第1の実施の形態との相違点のみを説明し、第1の実施の形態と同一態様部分については同一符号を附してその説明を省略する。作動制御装置50のコントローラ51は、第1作動制御回路81、第2作動制御回路82及び作動切替回路83を有して構成されている。第1作動制御回路81は、非常駆動用スイッチ40により第2油圧ポンプP2が駆動されていない状態にあるときに、第1流量特性に基づいてブーム操作装置33の操作レバー33a33b33cの操作に応じた作動制御弁60、61、62によるアクチュエータ13、21、23への作動油流量制御を行なわせる機能を有している。第2作動制御回路82は、非常駆動用スイッチ40により第2油圧ポンプP2が駆動されている状態にあるときに、第2流量特性に基づいて後述する非常倒伏操作装置87の操作に応じた作動制御弁60による起伏シリンダ21への作動油流量制御を行なわせる機能を有している。
【0035】
作動切替回路83は、非常駆動用操作装置87により第2油圧ポンプP2を駆動させる操作が行なわた状態にあるときには、第1作動制御回路81から出力される制御信号の作動制御弁60、61、62への伝達を遮断する一方、第2作動制御回路82から出力される制御信号を作動制御弁60に伝達させ、また非常倒伏用操作装置87により第2油圧ポンプP2を駆動させる操作が行なわれていない状態にあるときには、第1作動制御回路81から出力される制御信号を作動制御弁60、61、62に伝達する一方、第2作動制御回路82から出力される制御信号の作動制御弁60への伝達を遮断する機能を有している。第2作動制御回路82には図1に示すブーム20を倒伏動させるときに操作する前述した非常倒伏用操作装置87が電気的に接続されている。
【0036】
非常倒伏用操作装置87は前後若しくは左右方向に傾動可能な非常倒伏操作レバー87aを有し、非常倒伏操作レバー87aが一方側に傾動されると起伏シリンダ21が伸長動し、非常倒伏操作レバー87aが他方側に傾動されると起伏シリンダ21が縮小動するように構成されている。また、非常倒伏操作レバー87aは傾動角度が増加するに従って起伏シリンダ21の伸縮速度が増加するように構成されている。即ち、非常倒伏操作レバー87aの作動内容は前述した図2に示す非常駆動用スイッチ40がON操作されて第2油圧ポンプP2が駆動状態にあるときのブーム操作装置33の起伏操作レバー33bと同様の機能を有している。
【0037】
このような作動制御装置50によれば、第1作動制御回路81が故障して作動制御弁60、61、62の作動制御を行なうことができない状態になった場合でも、非常駆動用スイッチ40がON操作されて、非常倒伏操作レバー87aが倒伏操作されることで、第2作動制御回路82は非常倒伏操作レバー87aの操作に応じて作動制御弁60の作動を制御して起伏シリンダ21を縮小動させてブーム20を倒伏動させることができる。また、非常倒伏操作レバー87aの傾動操作量(傾動角度)に応じて第2作動制御回路82が作動制御弁60の図3に示すソレノイド60a、60bに流す電流を図4の破線で示すラインに従って変化させるので、ブーム20の姿勢に応じて非常倒伏操作レバー87aの傾動操作量を変えることで、ブーム20を所望の速度で倒伏動させることができる。
【0038】
なお、前述した実施の形態における車両には図1に示すブーム20を搭載した例を示したが、車両には図示しない作業台を垂直方向に昇降動させるシザースリンク機構を有した作業装置、橋梁点検が可能な作業装置及びクレーン装置を搭載してもよい。また、前述した第2油圧ポンプP2は非常のときに用いられる態様を示したが、作業現場の環境を考慮した低騒音型のバッテリ駆動用の油圧ポンプとし用いられ、作業現場において積極的に使用される態様でもよい。この場合、第2油圧ポンプP2の容量が前述した第1油圧ポンプP1の容量よりも小さいときには、前述した場合と同様の効果を得ることができる。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明における作業車の作動制御装置によれば、油圧駆動操作手段が操作されて第2油圧供給源が駆動状態にあるときには、作動制御弁は、第2油圧供給源から供給される作動油の流量を考慮した第2流量特性に基づいて作業操作手段の操作に応じたアクチュエータへの作動油流量制御を行なうようにすることで、第1油圧ポンプが何らかの理由で停止して、第2油圧ポンプによりブームを作動させる場合、第2油圧ポンプから吐出した作動油によりアクチュエータが作動すると、アクチュエータから吐出して作動制御弁から流出する作動油の流出流量をアクチュエータに供給される作動油の供給流量と略同一量又は供給流量よりも少ない量にすることができる。このため、アクチュエータの作動速度変動が防止され、ブームを滑らかに作動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における作動制御装置を搭載した高所作業車の左側面図を示す。
【図2】本発明の一実施の形態における作動制御装置の概略構成図を示す。
【図3】本発明の一実施の形態における油圧回路図を示す。
【図4】本発明の一実施の形態における作動制御弁の作動油の流出特性を示すグラフである。
【図5】本発明の一実施の形態における作動制御弁のソレノイドに供給される電流とレバー傾動角度との関係を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態における作動制御装置の概略構成図を示す。
【図7】従来の油圧回路図を示す。
【符号の説明】
1 高所作業車
13 旋回モータ(アクチュエータ)
20 ブーム(作業装置)
21 起伏シリンダ(アクチュエータ)
23 伸縮シリンダ(アクチュエータ)
33 ブーム操作装置(作業操作手段、第1作業操作手段)
40 非常駆動用スイッチ(油圧駆動操作手段)
50 作動制御装置
51 コントローラ(作動制御手段)
60、61、62 作動制御弁
81 第1作動制御回路(第1作動制御手段)
82 第2作動制御回路(第2作動制御手段)
87 非常倒伏操作装置(第2作業操作手段)
P1 第1油圧ポンプ(第1油圧供給源)
P2 第2油圧ポンプ(第2油圧供給源)

Claims (4)

  1. 作業装置と、
    前記作業装置を駆動させるアクチュエータと、
    前記アクチュエータ毎に1個設けられ、前記アクチュエータに対する作動油給排制御を行う作動制御弁と、
    前記作動制御弁に作動油を供給する第1油圧供給源と、
    前記第1油圧供給源よりも低い作動油供給能力を有し、前記作動制御弁に作動油を供給する第2油圧供給源と、
    前記アクチュエータを作動させるために操作される作業操作手段と、
    前記第2油圧供給源を駆動させるために操作される油圧駆動操作手段と、
    前記第2油圧供給源が駆動されているか否かを検出する第2油圧供給源駆動検出手段と、
    前記作動操作手段の操作量に応じて前記作動制御弁を制御する作動制御手段と、を有し、
    前記作動制御手段が、
    前記第2油圧供給源駆動検出手段により前記第2油圧供給源が駆動されていないと判断されるときには、前記第1油圧供給源から供給される作動油の流量を考慮した第1流量特性に基づいて前記作動操作手段の操作量に応じた作動油流量となるように前記作動制御弁を制御し、
    前記第2油圧供給源駆動検出手段により前記第2油圧供給源が駆動されていると判断されるときには、前記第2油圧供給源から供給される作動油の流量を考慮した第2流量特性に基づいて前記作動操作手段の操作量に応じた作動油流量となるように前記作動制御弁を制御するように構成されたことを特徴とする作業車の作動制御装置。
  2. 前記作業操作手段、前記アクチュエータを作動させるために操作される第1作業操作手段及び第2作業操作手段を有し、
    前記作動制御手段
    前記第2油圧供給源駆動検出手段により前記第2油圧供給源が駆動されていないと判断されるときに、前記第1流量特性に基づいて前記1作動操作手段の操作量に応じた作動油流量となるように前記作動制御弁を制御する第1作動制御手段と、
    前記第2油圧供給源駆動検出手段により前記第2油圧供給源が駆動されていると判断されるときに、前記第2流量特性に基づいて前記第2作動操作手段の操作量に応じた作動油流量となるように前記作動制御弁を制御する第2作動制御手段とを有して構成されることを特徴とする請求項1に記載の作業車の作動制御装置。
  3. 前記第2油圧供給源駆動検出手段が、前記第2油圧供給源から吐出される作動油が所定の圧力以上であることを検出する圧力スイッチであることを特徴とする請求項1または2に記載の作業車の作動制御装置。
  4. 前記第2油圧供給源駆動検出手段が、前記油圧駆動操作手段であることを特徴とする請求項1または2に記載の作業車の作動制御装置。
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